パドリング代は320円

カサラノにスケッグをつけて少し長く漕ぐつもりで6時30分にに家を出た。
京葉道路が瞬く間に渋滞し始め、穴川の渋滞が3kmほど。いい天気だからプレGWで皆さん繰り出しているようだ。と、千葉東ジャンクション近くで事故渋滞。自損とおぼしき事故車に乗っていたおじさんたちのゴルフバッグ4セットがとても虚しかった。

予定より20分遅れで8時30分に保田中央海岸着。カサラノを組み始める。順調に組めて要したのは30分ほど。9時過ぎに組み上がるが、その後着替えたりトイレに行ったりカヤックの3ウェイバッグを積み込んだりSTOWBOARDを積み込んだりしたら結局出艇は9時50分になってしまった。若干北西風が強めか。海上に出たら常に右横から波と風が来る状態で、浮島までその状態が続いた。風速は4〜5mくらいだろう。

風は残念ながら写らない・・

スケッグの調子が非常にいい。このくらいの風でもカサラノは斜め後方からの風でウェザーコッキングしやすいのだが、スケッグをつけるとだいぶ抑えられる。フォワードストロークに専念できるのがいいし、リーンすればそれなりに進路が変わる。この日は終始スケッグのありがたさを実感した。

浮島の沖側には回らずに東側を漕いでいたら、勝山沿岸でカヤックフィッシングのおじさんと普通のリジッドカヤックのおじさんに遭遇。少し会話を交わす。リジッドのおじさんに館山まで行くつもり、と告げたら、今日は館山の開港祭りで「にっぽん丸」が停泊しているという。それは人が多いということかもしれないと思ったが、ぜひ「にっぽん丸」を見てみたい衝動にも駆られる。

浮島

岩井海岸は沖合からまっすぐパスして南無谷海岸のソルティーズ前に11時40分上陸。少しはカヤッカーがいるのかと思いきや、カヤックのカの字もなかった。たぶん南無谷に着く少し前の海岸に上陸していたシットオントップ数艇がそうなのだろう。一人寂しくパンを噛る。

本当は昨年行かれなかった「板倉食堂」へ行ってみたかったのだが、食堂のある湾奥に入ると出てくるのが面倒くさいし、一人抜け駆けせず、ぜひ友人たちと来てみたいのでおあずけとする。

12時15分、再出艇。南無谷から直線的に太房岬先端をかすめ、館山湾に入る。那古船形で止めようかとも思っていたが、遠くに「にっぽん丸」が見えたので斜めに館山湾を縦断する。太房岬をまわる頃から南西風が強く吹き始め、また右横方向からの波と風である。漕いでも漕いでも「にっぽん丸」は近づかず、陸も近づかないのでうんざりしてくる。
「にっぽん丸」に最接近してみようかとも思ったが、海上保安庁の船が激しく航跡を立てて行ったのでその瞬間にやる気が失せた。最接近して保安庁にグダグダ言われるのも癪だし。

それにしても「にっぽん丸」がどのように停泊しているのか、桟橋なんてあったっけ?と思ったのだが、帰って調べたら
新しい桟橋ができたようだ。

ということで北条海岸に14時10分着。およそ20kmくらいで大した距離ではないと思うが、久しぶりに漕いだ距離なので疲れた。それにしてもスケッグを買ったのは正解だった。

片づけている間、
「これはKライト?」と尋ねてきたオジサンがいた。「いいえ、カサラノですが、よくフェザーの艇種をご存じですね」と言ったら、Kライトを2艇持っているという。それならカサラノのシェイプをKライトと間違えるはずはないと思うが・・ちょっと怪しいなと思ったら、案の定「あーあ、カヤック持ってくればよかった」だって。せっかく持っていてそう思うのなら、こんないい日に漕がない手はないではないか。負け惜しみを言っているオジサン、おそらくここ何年も漕いでいないに違いない。そのうちカサラノの内部を見て、キールフレームがベルクロ止めになっているのは私が自作改造したのをフェザークラフトの社長が「これはいい」とアイディアを使ったんだ、などと自慢話。ホーラ来た、はいそうですか、それはエライね。でも漕いでない人にそんな自慢話されても別になんとも思わんよ、と心の中でつぶやく。この手のオジサンは結構いる。また、この手の話をするオジサンに限って普段漕いでいない。悲しいかなフェザークラフトは押入れの肥やしと化しているに違いない。

STOWBOARDにカサラノを乗せて駅に向かう。やはりスケボーに乗せるのは快適である。しかしちょっと予感がしていたのだが、やっぱり列車はすんでのところで乗れなかった。50分待ち。16時03分の千葉行き各停に乗って16時30分保田着。17時近くになって帰路につく。今日の電車賃は320円。300円台になったのは久しぶりかもしれない。でも、約半日のパドリングでの消費カロリーを一般的な食品の値段にしたら、絶対300円以上だろう。

渋滞情報を確認したらものすごい渋滞。アクアラインは全線、京葉道路もいつもの千葉東JCT前後と幕張近辺で渋滞しているが、そのうち2ヶ所の渋滞がつながって20km超の大渋滞に発展した。都心に向かう各高速道路もすごい渋滞だ。やっぱりプレGWなのかも?

そこで、ナビ子の指示通り蘇我で高速を降り、千葉市内を走って東関東道湾岸習志野から湾岸市川まで一区間乗り、市川から今井橋を通って帰宅するルートへ。そこそこの渋滞(稲毛あたり)にはハマるが、大渋滞に巻き込まれることなく、無事19時30分自宅着。
blog comments powered by Disqus