ステップソールで母成峠〜船明神山(福島)

ステップソール(G3 FINDR XCD86)を今シーズン初めて履いて緩い尾根を登ってきた。場所は福島県郡山市と猪苗代町の境界にある、母成峠から安達太良山のすぐ西にある船明神山につながる尾根。
母成峠は磐梯熱海温泉と沼尻スキー場を結ぶ県道の峠で、標高は970mほど。

一日晴れの予報だったが、午前中から雲が厚く雪が降り、風が強い状況の中、単独で登ったので、3時間ほど登って標高1330mほどで止めてトレースをたどって戻ってきた。結果だけ見るとしょぼいスキーハイキングだったが、自分なりには楽しいものだった。

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スキートレース。赤(登り)と青(滑り)が完全に重なっている

朝5時30分に自宅を出て、東北道で磐梯熱海インターまで。県道を母成峠にのぼって行くと、標高800mあたりから路面が白くなったが、路肩の積雪量は20cmほどで心もとない。

母成峠のわずかな除雪空間を利用させてもらう。ライブカメラに写る場所で、車上荒し対策も兼ねて敢えて目立つところに停めた(もちろん、荷物は荷室に隠しておく)。車のすぐ背後に閉鎖された旧道があり、そこからステップソールで歩き始めたのが9時20分過ぎ。すぐにピンクテープが右手に見えたので、道を外れて尾根に登って行くが、地形図通り最初は急斜面で、シールなしのステップカットだけではさんざんキックターンをしなくてはならない。何とか急な場所をクリアして、最初からシール貼ればよかったと反省する(反省遅すぎ)。次に少し急な場所が出てきたらシールを貼ることにする。

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歩き始めは除雪されていない旧道

防火帯のような切り欠きが事前に見たGoogleマップでも確認できたので、そこを歩くことにするが、薮が成長していて歩きにくい。夏道としては廃道寸前だそうだが、雪があれば何とか歩ける。どうやら最近スキーで登った人がいるようで、トレースがあちこちで見られ、ピンクテープとともに道を見失うことはほぼない。

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標高1210mあたりにこんな古びた標識が・・

ときどき思い出したように強く雪が降り、風も強い。雪が軽いので風で新雪が竜巻状に吹き上がっている。もともと雪が硬くなる森林限界以上へは行くつもりはなかったし、雪が少な過ぎたり歩きにくければさっさと車に戻って沼尻スキー場へ行くということも考えていた。予報以上に荒れた天気なので、お昼くらいまで登って適当なところで引き返すつもりになっていった。ここはマイナーなルートで他に人の気配が全くなく、それを求めてきたのにだんだん寂しくなってくる。1100mあたりで少し急になったのでシールを貼る。こうなれば薮をかき分ける以外は登ることに専念できる。1200mあたりから等高線の間隔が広くなり、ステップソール向きの尾根になるが、カラマツ林も混んでいるし、防火帯のような切り欠きは枝があちこちに当たるし、どうにも面白くない。1300mで右手の小さな沢を渡って右寄りの尾根へ登ったほうが夏道通りでよいように見えたが、市町境の上を歩いたようだ。

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1300mあたりにりっぱなツインブナがあった。この先で夏道は右手へ

このまま1350mから1400mにかけて急斜面が待っているし、雪・風もあんまりよくならないようなので、1330mで登るのを止めてシールを外し滑走に移った。ちょうど12時30分でゆっくり3時間登った。滑走は早いが、薮の枝を障害物として払いのけながら滑らなければならない。それでも約1時間弱で車に戻った。最後の急斜面がクラストしていて厄介だったし、狭い樹間の中でラインを選択しなくてはならず、雪が悪いと曲がりにくく、一度は細い木に抱きつく始末。なんとか無事滑り降りてきた。

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今日の相棒

峠は携帯の電波が圏外だったので、磐梯熱海駅まで降りて登山届の電子申請で下山届けを出し、家に連絡を入れた。登り始めにも急斜面を登りきったら電波が通じたので登山届けを出した。前もって出しておかないと現地に着いてからではちょっと遅い。

磐梯熱海温泉の元湯で入浴(300円)、行動食しか食べていなく腹が減ったので国道近くで「味噌屋」のラーメンを食べる。そのまま磐越道〜東北道で帰路につき、18時過ぎに帰宅。

母成峠から尾根を登り滑る動画(約2分、300MB)

来週末は電車で中越地方へ行ってステップソールでワンウェイのスキーハイキングをしたいと思っている。
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