平砂浦で波にもまれた・・

ウェイブスキーをやってみることにした。3年くらい前にカサハラ氏のご好意で乗せていただいたことがあるが、転覆と再乗艇のオンパレードだけで疲れ果ててしまっていた。

今年はカヤックでロールが確実になったので、ボード長がシーカヤックよりはるかに短いウェイブスキーなら沈脱せずにロールで起こせそうだと思ったことと、カヤック仲間(FC Drifters)のオオタガキ氏がインフレータブルSUPを購入され、毎週のようにエクササイズも兼ねて練習されているのに刺激を受けたのが原因である。

まずはカサハラ氏に講習を申し込む。そしたら絶妙なタイミングで価格3割引のウェットスーツを紹介された。もー買っちゃうしかないでしょ!とフルスーツに飛びつく。が、講習当日は届いていなかった・・・オオタガキ氏も同じフルスーツを買われたとのことなので、講習当日に飛び入りで鴨川から転戦されてきたオオタガキ氏から見せてもらうことができた。長身のオオタガキ氏が着ている姿はカッコいい。私はかわりにsurf8のお着替えポンチョ(グレー。7,000円弱)購入。ウェットを着替えるとなるとクルマの外でないと難しく(カヤックの時はたいてい車内で着替える)、お着替えポンチョがあるとないとでは大違い。ポンチョはカヤックに積んでいけば重宝するので是非とも欲しかった。

で、肝心のウェイブスキーは午後1時すぎからはじめた。初手から以前よりも確実に乗れるようになっていた(もちろん、波は初心者向けの小さいところで)。最初はなんでもないところでひっくり返っていたが、片脚もしくは両足を出して重心を下げれば何とかなる。波を見極めて捕まえるのがなかなか難しいが、ウェイブスキー2度目の超初心者にしては上出来のテイクオフが何度かできた。もちろん、波にもみくちゃにされることも数えきれず・・ロールは最初戸惑ったが、スイープしないロングロールで起こし、上半身はテールに添うように仰向けになり、さらに左脚を外せば何とか起き上がる(パドルリーシュが邪魔)。調子に乗って何度もロールしてしまった。浅瀬でのロールが多かったので半分くらいは地球ロールになってしまったが。ロールの最中にボードのテールに何度も後頭部を打ち付けた。初心者はヘルメットを被るべきだろうか?最近のロール練習のおかげか、何度ロールしても気持ち悪くはならない。それとも三半規管と平衡感覚がマヒしてしまったのかも?

波と遊ぶのが初めて楽しいと思えた。ウェイブスキーはサーフィンのようにボードに立つまでが最大の関門、ということはないし、重心が低いので安定している上、動きが左右対称なのでやりやすい。雪の上でもスキー派の私にとっては、何より正面を向いて進めるのがありがたい。

時計を外して夢中になっていたら、雨がかなり降っているのにも気づかず、午後5時近くになっていた。転戦してきたオオタガキ氏も午前中に加えて午後もSUPを操って満足そうだった。

もう一度くらい今年中に講習を受けてみたいと思いつつ、平砂浦を後にした。
帰りは各高速道すごい渋滞(京葉道路20km以上、アクアラインも袖ケ浦から10km以上渋滞、富津館山道は夕方乗らないほうが賢明)なので、ひたすら下道国道を走る。国道410号、127号、16号とドンドン流れるので、約2時間で千葉市内へ。そこでいくらか渋滞になったが、357号から東関東道を一区間乗って市川塩浜から今井街道で8時40分帰宅。

残念ながら今回写真はありません。