相模灘を一望

久しぶりに仕事山行へ行ってきた。目指すは箱根・明神ケ岳。

登山口までのアクセスは、小田原までJR、小田原から伊豆箱根鉄道で大雄山へ。この大雄山線というやつは初めて乗った上に、ついこの間までこの路線の存在すら知らなかった。のどかなローカル私鉄である。

大雄山駅

大雄山駅から駅名にもなっている大雄山最乗寺(道了尊)へ。バス代260円。スイカで全て済んでしまうのでキャッシュレスで行かれる。最乗寺の山門前はやや路面が凍っていて、一昨日と昨夜の降雪でこれからの登山が心配される。しかしお寺の境内は立派なもので、今から思うと参拝しておくべきだった。

境内の赤いゲタからハイキングルートが始まる。登山口の標高は300mちょい。雪はだいぶ解けかかっているが、鬱蒼たる杉林の中で泥道にはなっていない。順調に標高を稼ぎ、2本の林道を横切って670mあたりにある見晴し避難小屋へ。ここまで約1時間。小休憩して、少年たちに軽アイゼンを装着させる。トレイルが踏まれていて滑りやすいのと、せっかく持参したのにまだアイゼンを装着して歩いたことがない少年たちが多いため。積雪は次第に増えるが10cmほどなので、アイゼンなしでも登れるくらいではある。

それにしても、雪が降った直後なのに結構登っている人がいたのに驚いた。
展望が開けたところで振り返ると、相模湾が一望である。弓なりの海岸が三浦半島から湘南に続き、伊豆半島へと向かっている。絶景であった。冬型の気圧配置にしては風も弱めだったので、今日はカヤックで海に出るには最高だったかもしれない。

相模灘一望

12時20分ころ山頂着。箱根駒ヶ岳と富士山が眼前だが、残念なことに富士山の手前には雲がかかっていて朝列車から眺めたような全貌は拝めなかった。北側の裾野の向こうには南アルプス北部、少し間を置いて八ケ岳方面も見えた。

広い山頂

富士に雲が・・

貧相なコンビニおにぎりを頬張って下山にかかる。タブレット型のブドウ糖を行動食に補給したのだが、治療中で大穴が開いている左奥歯でうっかりかみ砕いてしまい、その瞬間に奥歯が欠けた。以前に大工事をした場所なので、もう歯の壁面が削られてペラペラになっていたのだ。しかも、先週型をとって明日被せものを付けて無事工事完了という直前のアクシデントだ。また治療は長引き、私の歯はさらに削られるに相違ない。昔と今の歯の治療はずいぶん違っているはずで、昔はむやみやたらに歯を削って穴を空けたので、中年になってそれら治療した歯が弱っている。ウチの子供は歯磨きもロクにしないくせに歯医者に行くと「優秀な歯」ということで帰されてくる。なんてこったい!

稜線から宮城野集落へ降りる分岐でアイゼンを外したが、宮城野集落まで登山道にはしっかり雪がついていた。下山14時30分。路線バスで箱根湯本へ移動するが、観光客でバスは満席、しかも湯本直前で国道1号線が渋滞、箱根湯本駅も観光客でごった返していた。これでは温泉に入ってゆったり帰る気力も失せ、帰路の時間を調べたら18時近くにならないと最寄り駅までたどり着けそうにないので、解散後すかさず列車に乗った。

今回は雪の上を歩いたので脚には大きな負担はなかったのが救いだった。
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