大荒れの会津高畑スキー場

日本海側の天候が大荒れの日、朝から東北道を北上した。
西那須野インターを降りたらチラホラと雪が舞い始め、塩原温泉からは本格的な降りだ。路面は真っ白な圧雪路になり、山越えがかなり手ごわくなった。こんなに手前から路面に雪があるのは高畑通いの中で初めてだ。福島県に入るとさらに激しい降りで、視界も悪い。慎重に運転してさらに山を越え、高畑スキー場に着いたのは11時過ぎ。ゲレンデは猛吹雪でスキーセンター前の斜面もよく見えない。

猛吹雪だろうが何だろうが、4時間近くかけてたどり着いたのだから滑らねば!
とりあえずスキーセンターで昼食を摂り、2,000円の午後券を買って12時きっかりからリフトに乗った。4本のリフトのうち、上部のリフトは乗っているだけで凍えそう。高畑のリフトは全てペアリフトでフードもない。上部リフトは強風で早く停止した。

それでも、東北道方面の比較的首都圏に近いゲレンデでは一番のお気に入りだ。スキーヤーオンリーを貫く姿勢、そこに集まる東北南部、関東一円のスキーヤーのレベルの高さなど、毎シーズン必ず訪れたくなる。

三が日も明け、さらに大荒れの天候だけに、ゲレンデの人口密度は著しく低い。ほとんどプライベートゲレンデの状況。全コース未圧雪だったので、ゲレンデパウダー滑り放題である(ボーダーがいないのでゲレパウを滑れる時間も長い)。パウダーを滑りに来たのではなく、練習するためにこのゲレンデに来たのに、全く練習などする気が湧かない。リフト終了の16時まで滑りまくった。テレマークで滑っていたのは他にスピードコントロールができず暴走している一人がいただけなので目立ったせいか、帰りしなにリフトの係員に挨拶されてしまった。それにしても、10年近くも着続けているスキーウェアが雪で真っ白。撥水性も落ちているのでビショビショ。新しいスキーウェア欲しい。ノルウェーのメーカーでいい色のウェアがあるのだが、個人輸入で買わないと手に入れられない。しかも最近スキー滑走日数が減っているし、SUPボードも近々来るし・・思案のしどころ。

さて、一人寂しく本日の宿、「温泉民宿ももたろう」にたどり着く。大きな風呂に入り、たらふく夕食を食べ、炬燵に入って暖まっていると疲れ果てて沈没。夜に福島県中通り地方で余震が頻繁に起こったが、なぜか南会津町では揺れを全く感じなかった。会津地方は大地震以降、観光客がめっきり減って風評被害に遭っているようだ。

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質素だが美味しかった民宿の膳

翌朝、予報に反して降雪があったが、9時から高畑スキー場で滑り始めたらだんだん雪が止んできた。スキーヤー密度はやはり低いので、午前券で十分だ。12時まで滑りまくる。この日はピステンが入っていたので、未圧雪と圧雪コースをほぼ交互に滑る。圧雪コースではもちろん練習だ。日頃のスケートの成果か、片足滑走がだいぶ滑らかになってきた。上級アルペンスキーヤーの滑りをリフト上から見ていても刺激があり、練習のアイディアが湧いてくる。

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ブルーコース中腹から(ほとんどスキーヤーが見えない)

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つかの間の晴れ間(雲が流れるのが速く、昼過ぎからはまた雪)

4時間みっちり滑って、スキーセンターで昼食を摂り、帰路につく。木賊温泉の共同浴場で体を暖めようとしたが、14時30分から入浴可、の張り紙があり断念、峠を越えて湯ノ花温泉の共同浴場に向かうが、湯ノ花の浴場はチケット制に変わっており、近所の民宿で尋ねるがチケット買えず、集落の別の共同湯に行き、ようやく200円の入浴チケットを購入して一人暖まる。入ることができた「弘法の湯」はぬるめで快適。

雪が解けかかった南会津町、塩原町の国道を快調に走り、そのまま東北道に乗って18時帰着。
やはり会津高畑はいいスキー場だ。80kmの雪の3ケタ山坂国道で2つの山越えをしなければならない面倒さを差し引いても行く価値はある。晴れ間にうっすら見えた会津駒、三つ岩岳、窓明山や燧ケ岳に久しぶりに行って見たくなった。
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