仕事山行・丹沢仏果山

遊びではないが、本当に久しぶりに登山に行った。9月に行った苗場山いらいである。
場所は丹沢の東側の前山のひとつ、仏果山。750m程度の低山で、冬以外はヒルの住み処だ。

本厚木駅からバスに40分近く乗り、半原の撚糸組合前バス停で降りる。おそらく10時40分ころ出発。神社が目の前にあって、神社の脇の沢の脇道を登っていくと、国道の橋をくぐって登山道になる。まず、705mの高取山へ登るべく登山道を歩く。うっすらと前夜降った雪がかぶっていて、1時間30分ほどで高取山山頂だが山頂部では5〜10cmの積雪があった。登山道は踏まれていて滑りやすいが、特に危険な箇所はなく、アイゼンなしでも登れてしまう。
ちょうど12時に着いた高取山山頂には展望台があって、西側には宮ヶ瀬湖が望める。高いところは意外と下界の音が響くもので、改造バイクの爆音がひっきりなしに聞こえてくるので山に入っている気がしない。

関東平野を臨む


30分ほど休憩するが、ドンドン体が冷えてくるので出発。アップダウンのある尾根を歩いて仏果山へ。尾根の降りでやや滑りがちになるので気をつけて歩く。

ベンチも雪をかぶる


仏果山山頂でも若干の積雪があり、ベンチやテーブルは凍っている。ここにも展望台があるが、眺める景色は同じなので、半原方面に向けて下山。標高500mまでは雪がついていたが、次第に雪はなくなり、泥道に変化。小さなエビノシッポが溶けて落下してくるので、上半身は常に濡れた状態になっている。

仏果山頂上の標柱


14時過ぎ、下山。バスの到着時間まで30分以上あったので、さっそく携帯のワンセグで女子モーグル決勝の模様を見る。上村愛子残念ながら4位。

その後路線バスに揺られ、本厚木駅から自宅に戻ったのはちょうど17時だった。