信越skier春の雪調査(計画とアプローチ)

3月になって急に気温が上昇し、すっかり春めいてきた。個人的にはもう少し長く冬であって欲しいのだが、春には春前期のマゾヒスティックな悪雪滑降という楽しみ?もある。

少し前から練っていた個人的計画に、信越トレイルのステップソールスキー縦走があった。まだ歩いたことのない最東部の野々海池や三方岳・天水山を経て森宮野原まで降りるルートだ。ワンウェイの行ったきり縦走なので、単独では難しいと思っていたが、上越市の菱ヶ岳山麓にあるキューピットバレイスキー場の送迎シャトルバスとゴンドラを有効に活用すれば、車2台は必要なく、飯山線とほくほく線を使って車を回収できそうなことがわかった。

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未踏の地だし、やはり一人では心細いなあと思いつつ、インフィールドの中野さんにルートの現実性を打診してみたら、リクエストツアーとして取り上げてくれた。私の計画に加えて、前日長野県側の鍋倉高原からキューピットバレイまで抜けるルートも浮上し、二日間のステップソールスキーの旅(22日はキューピットバレイのコテージ泊の計画)に昇格した。他の参加者が2名見つかったものの、現実にはそう上手くは行かず、22日、23日ともに雨で中止となった。晴れていたとしても、キューピットバレイのゴンドラが動いていたかどうかは不明である。

上記の計画に加えて25日の日曜日にインフィールドの矢代山地・重倉山ツアーにも申し込んだため、23日と24日の宿泊先も確保した。24日が晴れならば、一人で当初の計画のルートを歩くつもりだ。

ステップソールツアーが中止になったのだが、23日夜の宿泊先は確保しているので、23日午後に東京を出て宿泊先に向かった。上信越道を使うとずっと高速に乗ることになるが、平日で料金も高いので関越で塩沢石打まで行き、国道353号線で清津峡を経由するルートを取った。もう路面に雪はない。

十日町と津南の間で国道117号線に合流してから、森宮野原駅までは10km強なので往復してみることにした。その後国道353号線、253号線でほくほく線の虫川大杉駅に向かい、翌日の駐車スペースを確認して直江津経由で宿泊先のビジネスホテルに向かった。翌日は行動を早くすれば虫川大杉駅8時発のシャトルバス第1便に乗れそうだ。
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森宮野原駅前で昭和20年、この天辺までの積雪があった

信越トレイル単独行の記事と重倉山ツアー参加の記事は別立てとする。