山猫アウトドア備忘録

最近はたまにしか外で遊べない男の備忘録です

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信越スキーヤー、猛吹雪のなか北へ一人旅

12月24日
赤倉観光ホテルゲレンデで合宿メンバーと別れた後、中郷インター近くのガソリンスタンドで給油して上信越道から北陸道を経て新潟から磐越道を使う。日曜日なのでずっと高速で東北に向かった方が高速を降りて山形、秋田を北上するより高速代が安くなる。しかし日本海からの横風が強烈だ。磐越道は片側1車線であまり速度が出せない。ようやく郡山JCTから東北道に乗り、あだたらSAで夕食。その後ぐんぐん北上して仙台をかすめ、鶴巣SAで車中泊。まだこの夜は暖かいから快適だが、翌日からは強烈な冬型になるはずで車中泊はやめておいた方がいいだろう。

12月25日 八幡平リゾート&下倉スキー場(滑走6日目)
朝からSA付設の吉野家牛丼を喰らい、東北道を北上する。それにしても岩手は遠い。道中、安比高原スキー場のリフト運行状況をウェブで確かめたが、強風で下の2本しかリフトが動いていない。安比高原はリフト代が高いので、次善策として八幡平リゾートスキー場に向かう。こちらは50歳以上シニアで一日券3000円。早速動いているリフトを全て乗って、中斜面から緩斜面を独り占めする。寒いのでチビッコのレッスンがわずかに見られるだけだ。
12時、滑り尽くしたのでリフト券が共通の下倉スキー場へ移動。こちらの方が上級者向きのゲレンデのようだ。しかしセンターハウスから見たゲレンデはリフト1本が斜面に向かって右端にあるだけで、一人も滑っていない。皆昼食中なのか?私もまず腹ごしらえをして、地吹雪のゲレンデに繰り出す。下倉スキー場のリフトは3本しかないが、視界が悪い中、手探りでリフトを探し出して最上部まで行ったら、非常に軽い雪がコース脇に溜まっていた。迷わずいただく。安比が本番なのでその前に怪我をしたくない。よって一番の急斜面には挑まず、中斜面を中心に滑る。珍しくテレマークのレッスンをやっていた。生徒は2名だが、イントラは動画で見ている鈴木さんではないだろうか。妙高とは違ったレッスンを少しだけ見ることができた。

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昼時の下倉スキー場センターハウスから(リフトは右手に1本のみ)

あまりに吹雪が激しく、低速のペアリフトにフードはないので、3時に終了。安比高原スキー場下の宿に転がり込む。ナビがあっても深い雪の中なので若干迷った。
一人旅だと宿泊には贅沢しないのが習わしだが、今回は安比高原スキー場で滑ることが第一の目的だし、スキー場のバブリー感に自分なりに近い感覚で奮発した。ゲレンデボトムのタワーホテルには泊まれないが、温泉付きのプチホテルだ。安い価格のプランで申し込んだので、なごみ荘の食事のゴージャスさに比べたら質素だが、普段あんまり食べなくなった自分にとっては快適だった。乾燥室も明るくて、軽くワクシングもできた。
さあ、明日はいよいよ安比デビューだ。風よやんでくれ。

12月26日 安比高原スキー場(滑走7日目)
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安比に来ました

朝8時50分に安比ゴンドラに乗る。山頂まで一本だ。始めにハヤブサコースのパウダーをいただき、ザイラーゲレンデに移動して急・中斜面のコース脇パウダーを散々滑り尽くす。息が上がってあまり長い距離を一気に滑れない。しかも
どのコースを滑ってももれなく付いて来る緩斜面を滑らないと長いリフトに乗れない構造(つまりボトム近くまで滑らないと途中で乗る中上級者用のリフトがない)になっていて、新雪がスネまで積もった緩斜面では人が滑ったコースに乗らないと減速してしまうし、新雪部分に入ると脚にくる。一人だし、寒いのでリフトが休憩場所になってしまう。適度にトイレ休憩を入れないと身がもたない。
私が今一番ハマっているスキー動画は
10歳の女の子が素晴らしいカービングターンで安比高原スキー場のセカンドコースを一気に滑り降りるものだが、そのセカンドコースのリフトは平日なので動いていない。だがよくコースマップを見ると、セカンドコースの上部をすべってザイラークワッドに流れることはできそうだ。動画の聖地巡礼としてセカンドコースを2本滑り、再びザイラーコースから安比ゴンドラに乗る。今度は逆に西森コースのパウダーをいただくが、こちらは短くて普通のスキー場とスケール感が変わりない。スキー専用・ボード禁止のカケスコースを滑って12時すぎに最下部に降りて昼食とした。
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上記の動画で0:45あたりに見えてくるクワッドリフト降場

偶然とは恐ろしいが、私の次男が所属していた高校スキー同好会の合宿が安比でたまたまあり、食堂で現役高校生とお世話になった女性の顧問の先生とお会いすることができた。これまで一人で滑ってきて寂しかったので、午後は高校生と一緒に滑らせてもらうことにした。
顧問の先生が前後を滑り、高校生18人がザイラーコースを滑る。ビンディングの開放値が低く設定されていてギャップで無理やり抉るからか、高校生の板が外れたりするが、地吹雪の中はぐれず、泣き言を言う奴もおらず、滑りきったのは立派だ。あっという間に16時近くになり、薄暗くなってきた。彼らと別れて吹雪で視界が悪い中宿に戻った。慣れていない地域で地吹雪の中車を走らせるのは恐ろしい。

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夜の宿泊先駐車場から(すでに車が埋もれている)

12月27日 安比高原スキー場(滑走8日目)
やはり朝から地吹雪。車を掘り出すという妙高のような感覚はなく、軽い雪を退けるだけで済むのだが、スノーブラシやスコップを自前で持っていないと駐車場からの発進は厳しい。二輪駆動では駐車場から道路に出るときのギャップを乗り越えられないと思われる。ペンション村の道は除雪はしてあるが、四駆でないと走るのは大変だ。
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朝の駐車場(モコモコした雪で軽いけど、車周りの除雪&脱出は慣れないと大変)

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日は見えるが地吹雪だ

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最下部の緩斜面は広いが何度も滑るところではない

稼働リフトを確認してゲレンデに来たが、風が強くてゴンドラも長いリフトも動いていない。セントラルゲレンデの下部リフトが2本動いているだけなので、もう少し上部のリフトが動き出すまで少し待つ。やっと下から3本目のリフトが動いたのでゲレンデに出てリフトを乗り継いだが、低速ペアリフトで凍えたのちに3本目に乗ろうと思ったら強風で止まってしまった。八幡平に行った時と同じ気象状況だが、すでに安比の2日券を持っているので我慢して下部で滑っていた。12時を回っても状況は変わらないので、リフト券は勿体無いが安比を後にした。北上市まで国道を移動しながら県立博物館を見学することに決めたのだ。車に戻って着替えをしていると日差しが出たりしたのだが、強風は相変わらずなのでそろそろとスキー場を後にする。国道に出るまでの直線道路は地吹雪ホワイトアウト、国道に出てからは路肩に横転した軽自動車とぶつかったと思しきトラックが立ち往生しており、後続車がタイヤを空転させている。
慎重に運転して西根まで来たら、雪がほぼなくなった。盛岡郊外の県立博物館を見学して、16時近くにそこを後にした。やめとけばいいものを、安比のリフト状況を見たら、なんとさらに3本のリフトが動いていた。待っていればセントラルゲレンデの未滑走コースを滑れたのだが、今となっては仕方ない。

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岩手県立博物館

盛岡市内の路面には大して雪はなかったのだが、花巻あたりから圧雪路になり、雪も降ってきた。国道4号線は片側2車線で直線的だが、信号の変化を手前から見ていないと急にブレーキをかけたら滑る。雪道にはそれなりに慣れてはいるつもりだが、氷点下7度くらいの気温で圧雪アイスバーンになった交通量の多い国道はゲレンデ近くの交通量が少ない道路とは事情が異なる。降雪による交通事故のニュースをここ数日聴きまくっていたし、実際に反対車線の事故を目の当たりにしていたので、緊張気味になる。何とか6時前に4号線沿いのビジネスホテル到着。


12月28日 夏油高原スキー場(滑走9日目)
北上市街から圧雪路を西に向かって走る。25kmくらいだと思うのだが、非常に滑りそうな路面でスピードを殺して走り、9時頃センターハウス前に到着。センターハウスに近い駐車場は500円かかることを知らずに止めてしまった。一段下の駐車場なら無料でエスカレーターで上がることができたのに。
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当日の状況。しかし横に長いゲレンデ構成だ

ゲレンデインフォメーションを見ると、まだ第2ゴンドラしか動いていないようだ。このスキー場はコンパクトながら横長なのでゴンドラが2本あり、第1ゴンドラは2日ほど前に故障して動いていない。その代替として平日は動かさない第2ゴンドラを動かしているようだ。第1ゴンドラの復帰は年明けになるようで、その代替措置を凝らして年末と正月を乗り切ろうとしている努力をしている。センターハウスはなかなか大きくて立派だ。温泉も敷設され、フードコートも巨大である。さすがリフト代が4800円もするだけある(私は前夜泊ったホテルでリフト券パックで宿泊したのでリフト代がいくらなのかよくわからない)。
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広々としてちょっと寒々しい食堂

まず、第2ゴンドラで頂上直下まで上がり、B1、B2コースを滑る。新雪はすでに喰われている。視界も悪い。次いでクワッドリフトが動き始めたので急斜面のB3を滑りC1からC2に合流し、クワッドに乗る。5本あるCコースを滑り、再びB2コースを滑って、センターハウスから見て右側はほぼ滑りきった。このスキー場は中級コースでも結構な急斜面で、上級者コースになると最大36度もあって下が見えない。それでも新雪部分を見出すことができるのでスピードはあまり出ず、コブにもなっていないので比較的滑りやすい。
11時を回って早めに昼食にし、12時からAコースに向かう。第1ゴンドラが動いて入ればAコースも長くて面白くなるのだろうが、リフトだけでは中ほどまでしか上がれない。上級者コースのA3コースを何本か滑って終了。もともと早めに上がるつもりだったが、地吹雪がすごすぎて辛い。
センターハウス付設の温泉で温まって、移動開始。スキー場直下の道路をソロソロ降っていたら吹雪で前が全く見えなくなった。ハザードを点けないと危険だ。高度をだいぶ下げるまで、ハザード点灯でゆっくり走った。雪の壁に突っ込みそうになっている車や、下回りを点検している車を見かけ、今日のような天気だったら下の無料駐車場に止めてシャトルバスで移動した方が賢明かもしれないと思う。夏油高原や安比高原スキー場に来るなら、新幹線とシャトルバスを使った方が荷物は重いがスマートだろう。そんなことを思いながら、とうほくどうにのる。25日に岩手入りした時からずっと真っ白な圧雪路を走って来たが、ようやくアスファルトが見える道路を走りホッとする。が、高速も断続的に激しく雪が降っていて緊張感がほぐれない。水沢・一ノ関あたりで路面にシャーベット雪が残っていた。
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ようやく雪が小やみになったきた。金ヶ崎町の雪に覆われただだっ広い農場

宮城県に入ってからも雪が降り続き、福島あたりでようやくチラチラ舞う程度になった。明日はホームゲレンデの会津高原高畑に顔を出す予定で、南会津町まで行って道の駅で車中泊するか、白河でホテルに泊まるか悩む。南会津町はきっと雪で、暗くなってから甲子トンネルを越えて下郷村に降りていくのは気がすすまない。車中泊も寒そうだ。結局白河のビジネスホテルに泊まった。


12月29日 会津高原高畑スキー場(滑走10日目)
朝7時過ぎに白河のビジネスホテルを出発。国道289号で甲子トンネルを抜けて下郷町に出て、南会津町の田島から南郷を抜けて檜枝岐方面に向かう。またお約束の圧雪路面が数十キロ続く。特に甲子道路あたりは交通量が少ないが、標高が高くて気温が低く、あまり頻繁に通る道ではないので好みではない。田島を抜けるとまた豪雪地帯だ。ところどころで除雪作業がおこなわれている。雪の中では白河から2時間はかかってしまう。9時20分ころに高畑スキー場に到着して、準備してゲレンデに出る。このスキー場ならシーズンパスを持っているから、疲れたらいつ止めてもいい。
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いがやゲレンデからセンターハウスを見下ろす。駐車台数だけはやたら多い

まず、非圧雪のスーパーブラックコースを滑ってみる。だいぶ喰われてしまっていて面白くはない。ブラックコースの脇を滑っていたら、K2の太い板にNTNビンディングのテレマーカーを見かけた。他にも数人テレマーカーがいるようだ。内陸なのに安比や夏油よりも雪を重く感じる。確実に雪に含まれる水分は高畑の方が多い。軽い雪を滑ってしまうと次に重い雪を滑る時が面白くない。
オレンジリフトは平日で動いていない。でももう年末なのだから、平日でも動かして欲しい。しかも高畑は18年2月から木曜日を休みにするといっている。シーズンは短いんだからユーザーからすれば定休日なんてつくって欲しくはないが、これも事情があるんだろう。
レッド、ブルーのリフトを使う。ブルーのセンター、イン、アウト各コースの急斜面は圧雪していなくて、最初こそは楽しかったがすぐにギャップが深くなり、滑りにくくなってきた。非圧雪の急斜面部分と圧雪された部分とのつなぎ目を真面目に均して欲しい。あるコースでは溝が深くて、客がケガをし得る状況になっていた。全体的にコース整備がおざなりな感じがする。
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午前中のブルーセンターコース
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午前中でもこんなに空いている

通い詰めてきたので文句も出るが、高畑を愛しているがゆえである。もう一つ言わせてもらえば、食堂のメニューが改悪されてしまった。何とかして欲しい。
午後も少しだけ滑るが、動いているリフトから滑れるコースを一渡り滑ったところで終了。連日一週間も滑ったので体をいたわらないと。
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午後、ブルーリフトから。リフト脇の非圧雪部分はほとんど喰われてしまった

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湯ノ花温泉共同浴場(弘法の湯)
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晴れてきた!南会津の集落

帰路、定番の湯ノ花温泉に浸かる。長い旅だったが、一度も滑ったことのないゲレンデを滑りに行くのは悪くない。信越のゲレンデで育ち、信越の山を中心に滑ってきたスキーヤーとしては、北東北という新たなエリアが開けた。しかし次に北東北に行く時は新幹線がよかろう。

最後に、のべ10日NTNビンディングで滑走した感想を。ありきたりだが、限りなくアルペンに近づいたテレマークがNTNで、ゲレンデでアルペンターンをする分にはかなりイケる。きれいに体を倒しさえすればキレのあるターンもできる。テレマークターンをするには、最初靴が硬くてビンディングにも慣れていなかったのでやりにくかったが、慣れると普通にテレマークターンができる。また、つま先から土踏まずまでビンディングに固定されているので、75ミリノルムのように前転もしにくい。雪質が変化する時にも少し気をつけるだけでいいのはありがたい。その分、体が怠けてしまうかもしれない。
道具の選択幅が広がったというのは、雪原歩きからダウンヒルまで守備範囲とするテレマーカーにとっては悪くないと思っている。何事も試したこともなく批判するというのはフェアではなかろう。
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ちとさみしい妙高合宿

12月22日
夜8時、東京出発。首都高で若干混んだが、あとは順調に上信越道へ。千曲川さかきPAで車中泊しようと思ったが、大型トレーラーが小型車の駐車場を占拠していて、コンビニのライトが煌々と明るいのでパスして松代PAで車中泊。
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夕暮れの妙高山

12月23日 池の平温泉スキー場(滑走4日目)
今年の合宿は5名のみ。いつもの宿、なごみ荘を手配してくれた吐月工房氏は一年前の骨折の治癒が完全ではなく、一緒に滑れなかった。残念である。早い回復を祈るのみだ。
ということで男女2名づつの4人で池の平を滑る。残念ながらいつも使う低速ペアリフトが動いていないので、カヤバゲレンデに流れながら滑るしかなかった。天気はとてもよく、連休なのに客の入りが少ない。どうした訳だろう?

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空いているゲレンデ

12月24日 赤倉観光リゾートスキー場(滑走5日目)
今回の合宿は1泊のみなので、アカカンへ移動。まあまあ雪はある方だが、妙高のドカ雪前の試運転状況だろうか。
4人で一緒に動いていると忘れ物などが発覚して行動が遅くなるが、合宿では皆若くないのでゆっくり目の行動が似合っている。
いつものようにゴンドラから降りた人と、リフトを降りてきた人が合流するホテルBコースが一番混む。レストランエートル下の急斜面にはアイスボールがあって滑りにくい。ということでチャンピオンゲレンデに移動して、女子国体コースの素直な中斜面などで滑り、午前中は終了。最下部のカフェプリモスで昼食にしたが、外国人が多くて日本人の方が少数派だ。特に中国か台湾から来ている若者が目立つ。少し前だとスキーやボードに来日する中国系の人は富裕層だと思われていたが、今や普通の人でも平均的な日本人より裕福だ。もう少し音量を落として会話してくれると奥ゆかしくていいのだが、中国語ってなんであんなに大声になるのか(聞こえるのか)、不思議だ。
午後はホテル下のオークラスロープ(もう死語かも?)で滑り、クリスマスイブなので恒例のホテルの喫茶部でケーキセットを頼んでいたら3時を過ぎ、二日間滑れずに欲求不満がたまっていた吐月工房氏がステップ板でスタスタ登ってきて「いつまで待っても降りてこない」と言われて終了とした。
駐車場で皆さんと別れ、私はこれから東北スキー場行脚である。

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ダブルフロマージュ
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会津は吹雪

12月17日(日) 会津高原たかつえスキー場(滑走3日目)

気力のないまま朝6時に出発。東北道を順調に北上し、西那須野塩原インターから例年のコースで会津に向かう。

矢板あたりから細かい雪が降っており、塩原温泉では本格的に降っていた。そうなると尾頭トンネル前後はかなり危ない。慎重に車を走らせて、会津西街道を北上する。

中山峠越えはトンネル前後に消雪区間があるので助かるが、登り始めやトンネルを抜けてスノーシェッドが終わるあたりはかなり滑りやすい。

たかつえスキー場に着いたのが10時ちょっと前。車内でタイツに着替えるのが面倒だが、10時過ぎから滑り始める。雪がずっと降り続いていて、積雪量もそれなりにあり、しかも内陸部で冷え込んでいるので軽い。かなり好条件。駐車場前のロッジはかなり昭和な雰囲気がある。

リフト券はウェブで見つけた500円割引で3700円。シニア料金は60歳から。

しかし、リフトはペアで速度は遅く、吹きっさらしだ。まだシーズン入ったばかりでリフト運行は3本のみ。

いきなり3本目には乗らず、2本目を2回ほど乗って3本目のリフトに乗り継いだ。このリフトがもろに左側から吹雪に晒されて寒く、乗っている間に手がかじかんでくる。雪質はかなりよく、ブッシュも隠れ始め、雪面に土や石などは見られなくなってありがたい。サイドの新雪をいただきながら、ちょうど12時頃に午前中の練習終了。レストハウスで昼食をとってそこそこ休み、12時45分くらいから再開。14時にはすでに脚が売り切れに近づいたので、最後に緩斜面を滑って終了。


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加工して明るくしているが、かなり寒い

体が冷えたので温泉にでも入りたいところだったが、立ち寄り湯まで吹雪の中歩くのがめんどくさくてそそくさと帰路に着いた。

東北道の渋滞は予想されていなかったのだが、館林から羽生の間で事故渋滞があり、30ふん増しで帰宅。日帰りはなかなか忙しい。高畑スキー場早くオープンしてくれい!
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信越スキーヤー、今年は福島から

12月10、11日に初滑りができた。今シーズンの始まりは、なかなか順調なようだ。
マイゲレンデの会津高原高畑スキー場のオープンはまだ先だが、すでにちらほら一部滑走可能なゲレンデがオープンしている。

例年はかぐらスキー場、ないし赤倉観光ホテルスキー場からシーズンインするのだが、今シーズンは高畑スキー場の9,800円シーズン券を前もって郵送してもらったので、これを提示することでリフト券が安くなる福島県内のマックアースが手がけるスキー場に行ってみた。とはいえまだ選択肢はなく、必然的に箕輪スキー場へ向かうことになる。

12月10日(日) 箕輪スキー場(滑走初日)
アクセスルートはいくつかあるが、今回は東北道本宮インターで降りて岳温泉経由で向かってみた。休憩も含め要した時間は約4時間。福島県の北半分に属する地域だから東京からだとそのくらいかかるのは仕方ない。道の駅つちゆを過ぎたら雪が路面に見えはじめた。スキー場には9時30分着。

リゾートホテルに併設されたスキー場で、駐車場は何箇所もあってやたらに広い。県内中通りや浜通り方面から来たと思しき車がすでにかなりの数駐車している。リフト券は高畑シーズン券提示で2,000円に。

ゲレンデに出て、今年買ったNTNビンディング装着のK2ピナクル95を履く。NTNの装着に手間取る。ようやく装着できたと思ってリフト待ちの列に並んだら、並んでいる間に片方が外れるアクシデント。きちんとブーツを踏んで装着しなかったので土踏まずの部分から外れたらしい。

箕輪スキー場のリフトは少なくて3本のみ。そのうち2本が稼働中だが、あちこちに雪が茶色くなった場所やブッシュが見えていて、新しい板で滑るのは失敗だったかも。そういう危険な場所はなるべく避けて滑ったが、日陰のアイスバーン、日なたのブッシュや浮いた小石、開放しているエリアに比して多い人口、あらゆる技量レベルの人が狭いコースに集中するなど、初滑りは総じて気分よくは行かないものだ。頼むから狭い連絡コースの真ん中でグラトリやって失敗し座り込むのだけは止めていただきたい(怒!)。

天気は非常によろしい。吾妻連峰はもちろん、磐梯山や飯豊連峰まで望めた。
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磐梯山

人が殺到する上部を避けて下部の緩斜面で思い出しながら練習するが、ブーツとNTNビンディングの硬さがあって、テレマークターンは極力せず(やると疲れる)、アルペンターンに注力した。早めに昼を食べ、筋肉痛にならないように休み休み滑ってはいたが、14時ころ雪面から判断できないようなところでイヤーな音がしたのでスキーを脱いでみたら、縦にキズが入っていた。すると途端にやる気が失われ、15時までやろうと思っていたのを前倒して14時20分くらいに止めることにした。
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箕輪山(スキーを担いでハイクアップする人もいましたが、まだ滑れはしないでしょう)

日曜日中に帰宅するか、月曜日まで福島に残って滑るか悩んではいたが、せっかくなのでもう少し雪がありそうな裏磐梯のスキー場を半日滑ることにして、雪のない郡山までいったん退却し、郊外のビジネスホテルに投宿。安宿の割に部屋がきれいで、ベッドも大きく、快適だった。

12月11日(月) グランデコスキー場(滑走2日目)
郡山から裏磐梯は1時間ほどあれば着ける。遠い過去に行ったことがある猫魔スキー場か、行ったことがないグランデコの二択。猫魔は雪質もいいのだが、星野リゾートの経営になり、リフト券もスイカのようなICカードになっているらしい。リピーターには便利かもしれないが、そんなに何回も行くスキー場ではないので、初滑りの料金は猫魔が安く勝っていたが、普通に紙のリフト券を発行するグランデコに行くことにした。初めてのスキー場というのも興味をそそるし、西吾妻山へハイクアップするにも利用する可能性がある。

郡山のホテルがある場所から西に向かえば直接猪苗代湖の湖南へ出られる。湖畔道路を走り、裏磐梯へ向かった。これだと高速を使うのと所要時間がさほど変わらない。秋元湖のへりをくねくねと通っていくが、雪が多くなると走りにくい道になるだろう。スキー場には9時着。

グランデコもリゾートホテルに併設されたスキー場なので、駐車場やセンターハウスは立派である。駐車スペースの周囲はみなボードの若者で、ボーダー率が高そうだ。リフト券は欲張らずに4時間券を購入。マスター(シニアだね)が50歳以上で、免許証を見せれば3,500円。ゴンドラ1本とリフト4本だが、リフトは3本稼働中。

9時30分、ゴンドラに乗って中腹へ。係員の人がスキーを受け取って板をホルダーに入れてくれるのはめったにない体験で嬉しくなったが、太い板は差し込みにくい幅だったようだ。パウダーで有名なスキー場なので、太板対応にして欲しい(かぐらゴンドラもそうで、昨シーズンは板を内部に持ち込んだが、今年は太板に対応したようだ)。ゴンドラを降りると一面ガスっていて地形がわかりにくい。一本目は慎重に緩斜面を降りて、ひとまず上部の2本のリフトに乗ってみる。さすがに最上部はほぼ標高1,600mなので雪質はいいのだが、前日緩んで当日気温が下がったので、圧雪されてはいるがアイスバーン状態だ。ブナ林の中を滑っていくのは気持ちがいい。ゲレンデ下部はカラマツ林だが、上部にはブナ林があって、コースの中にも安全対策をしたブナの大木が並んでいる。
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新しい相棒(スカルパTXK2ピナクル95 170cm & ロッテフェラーfreedom
自分としては4台目のK2で、昔のロゴに回帰したことが購入の決定打に。K2縦5つ並びは歴の長いスキーヤーには不滅ですね。
ガスっていたので他に写真はなし。

11時ころから、雪が降ってきた。本格的な寒波が近づいている。オープンしているコースは中腹が緩斜面(デコ平)、上部と下部に中・急斜面があり、急斜面は積雪量が少ないのでほぼクローズ。迂回コースを滑ることになる。でも箕輪に比べれば茶色い雪は目立たないし、平日なので客も少なく、リフト乗り場前でコケたボーダーを先にリフトに乗せてもこちらは余裕、というか筋肉痛で早いリフト回転は無理。

12時にゴンドラ終点駅にあるレストランで奮発して1,500円のピザを食べ、下山する。初滑りにしては十分過ぎるほど滑った。雪が本格化する前に裏磐梯を後にする。

夏の東北登山巡業の帰りにも走った、猪苗代湖畔から天栄村を経て白河に抜ける294号線を使って南下する。猪苗代湖を吹き渡る風が強まってきて、湖面には白波が立ち、湖畔道路にもしぶきが吹き上げてくる。猪苗代湖から離れて南下するにつれ、雪雲はなくなり乾燥してくる。白河中央インターで東北道に乗って、矢板北PAで仮眠、途中で下に降りて4号バイパスで東京まで走ろうかと思っていたが、特に渋滞もないので面倒になり、そのまま東京へ。でも12月なので交通量は多い。平日夕方の首都高渋滞を経て、無事帰宅。

シーズンが始まった。ケガなく交通事故なく終えたいものだ。
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