山猫アウトドア備忘録

最近は一人寂しく外で遊ぶ男の備忘録です

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降雪直後の平日・かぐら中尾根

吐月工房氏を誘って平日のかぐらスキー場へ行った。
前日50〜60cmの降雪があったらしく、いたるところパウダーである。

すでに第五ロマンスリフトは動いていたが、登行するパーティはなし。しばし相談ののち、シールをつけて一番乗りすることになった。

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ところが、かなり雪が柔らかくてのっけからひざレベルのラッセルである。途中で単独のお兄さんが追いついてきて、3人で交替してラッセル登行することになった。このお兄さん、ぶっといロッカースキーにテックビンディング、ダイナフィットのブーツである。より深くなったひざ上のラッセルも、ものともせず登っていく。すぐ後ろを歩いていても、センター80mmの我がワールドピステではさらに雪に潜ってしまう。革靴ビンソン&細身のベクターグライドの吐月工房氏もかなり潜るので、交替はしたものの、沢の源頭近くからはお兄さんのラッセルに頼るところが大きくなってしまった。

後ろをふり返ると、我々のトレースを利用してかなりの数のボーダーがスノーシューで登ってくる。ずるいぞ。

スプリットボードの2名が中尾根上のピーク直下で代わってくれた。ピークでシールを外しても若干の登り返しがあるのでまだシールを外せない。中尾根の北の沢上地形を滑るらしいスプリットボードと分かれ、スキー3人組は中尾根まで到達。すでに11時20分であり、登りに1時間以上かかってしまった。ラッセルのおかげで右ひざが痛い。

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中尾根ピーク

ロッカースキーのお兄さんに先行してもらい、我々はその後から、尾根に忠実に滑る。最初は木立もなく、スキーも沈まずに顔にスプレーがかかるくらい快適だが、針葉樹が現れる尾根中腹では降りラッセルに限りなく近づく。軽いとはいえ雪は完全にひざ上、もう大汗である。吐月工房氏は革靴なのでさらに苦労しているようだ。何とか尾根の下部にたどり着き、最後は尾根から沢を越えてメインゲレンデ下部に出た。12時チョイ過ぎ。

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ここまではよかった・・

和田小屋で昼食をゆっくりとって、メインゲレンデを3本ほど、みつまたエリアのファミリーゲレンデを何度も練習して、15時過ぎに終了。脚に来てしまって、おまけに右ひざも痛いし、厳しかった・・

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ゴンドラ乗り場にレルヒさんがいました


帰路は三国峠を越えて裏道を走って渋川伊香保から高速に乗った。
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会津高畑再び

連休を利用しての家族での会津高畑ゲレンデ練習。そろそろ練習もいいが、山での実践に移していきたいところである。

土曜日午後に東京を出発するが、いろいろあっていつもの塩原温泉経由でも到着は18時30分だった。今回の宿は奮発して「花木の宿」連泊。スキーパックで高畑のリフト2日券と1,000円の食事券が付いてくる。それが3人で連泊(初日はスキーパックなし)だとちょっと気が遠くなる金額になるが、宿は金額に見合う納得のものだった。館内の温泉も隣の「窓明けの湯」よりもはるかによい。

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花木の宿の離れ

小さな高畑スキー場のゲレンデ内でひたすら練習なので、いままで日帰りでしか来たことがない経験の中では飽きてしまうのではないかと不安だったが、2日間滑っても飽きることはなく、満足であった。天候は二日間とも小雪で、時折吹雪き、オープンなペアリフト上ではちょっと寒かった。

連休とあって、日曜日も祝日の月曜日も駐車場がいっぱいになるくらい盛況であった。月曜日の方が少なかったような気はするが、それでも栃木県の大田原市のスキー大会があって大人からチビッコまで午前中は多くのスキーヤーが訪れていた。それでも、赤倉のホテルCコースのような混戦模様は起こらないのでここは平和なスキーヤーズパラダイスである。

滑りはじめはしばらく3人で一緒に滑るが、次男がゲレンデに慣れたころにそれぞれ勝手に滑ることにする。全コースを一通り滑る中で、ターン前半のズレと後半のキレを混ぜた滑りをアルペンターンとテレマークターンで何度も試してみる。ちょっと光明が見えた気がする。キモは、切りかえ直後の上半身の向きだ。へそビームを出しながら滑ると仮定してみるといい。コース脇の新雪も頂いたが、雪質が軽く、いい感じだった。ブルーラインのコブコブ斜面にも何度も入ってみるが、モーグルラインに引っかかるとそのリズムで滑れないのでまだまだである。

女房はどうしてもシュテム癖があるのでその解消のための練習。次男は春の志賀高原合宿と2級取得のためにいろいろ考えて滑っているようだ。こちらはいろいろ言わず放っておく。スキーの理論について3人の共通の話題になるが、そういう会話ができることが楽しいし、高畑ではレストハウスでもグループごとに技術論が交わされているのがまた刺激になる(内容まではわかりませんが)。

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ニューパンツで

本当にこのゲレンデはスキーを愛する人たちのためにある、と思える。昔、基礎スキー流行りだった時期にグループごとにゲレンデで滑ってはお互いにチェックしあっている風景が見られたが、そこまで行かなくても、ゲレンデのあちこちやレストハウスで手を使って両スキーの動きを確認する姿がみられる。女房に言わせると、このスキー場はレストハウスでスマホをいじっている姿がほとんどみられないという。年齢層が高めということもあるが、それだけ休憩の時もスキーのことを考えているか、ボーッとしているかどちらかなんだろう。人間、ボーッとすることは大切で、常にスマホの画面を見ていないと時間がつぶせないようではダメだよ。

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トイレハウス
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立派だ

レストハウスではブーツを脱いで寛ぐのもいいが、ブーツ内のニオイはできるだけ排除しておかないと、周囲の人に納豆臭を振りまいて戦意喪失させてしまうので気をつけよう。いや、これは実際にあったことのまた聞きで、私のことではない。私はここのところ7シーズン目のT2R(RはレンタルのRである)のインナーがヘタって左くるぶしのあたりがものすごく痛くなってきたので、ついに最新のT2ecoをカラファテで買ってしまい、焼いてもらったイントゥイションインナーのタイトなフィット感(アルペンブーツほどではないでしょうが)にだいぶ慣れてきたころだったし、そもそもブーツを脱いでいない。

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T2eco、最初は違和感があったが、半日も滑るうちに元には戻れなくなってしまった。T2Rを買って以来ここのところプラブーツのより一層のガンダム化が進んでいて、バックルもインナーもアルペンブーツにかなり近づいてきた感があり、ちょっと抵抗感があったが、慣れは恐ろしい。よりダイレクトに操作できてしまう。来シーズンは板も新調してしまおうか、ブラストラックのエリキサーなんてよさげだったな、しかしシールは一般的なヤツではダメだな、などと物欲妄想が拡大してしまう。ああ、いかんいかん。

ということで、月曜日の3時に終了、窓明けの湯でゲル化して17時前に帰路につく。吹雪いているし、会津高原駅あたりまでは凍結の峠道なので慎重に走る。高畑の売店で300円で売っているリンゴが売り切れてしまったので、「道の駅たじま」で500円のリンゴをゲットし、やや道も混んできたので塩原温泉でハンタマ方面からの車との合流を避けて川治温泉・鬼怒川温泉経由で大沢インターから乗る。冬の東北道には珍しく途中事故渋滞が14kmあったが、夕飯を食べてのんびり構えていたら渋滞らしい渋滞には嵌まらず21時には帰宅できた。アプローチは遠いが東北道方面のスキーは行き帰りのストレスがなくていい。
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カチカチ練習

休日出勤の代休に練習しに行った。今回は吐月工房氏も一緒。
週末にかなり緩んだのちに冷え込んだので、おそらくどのゲレンデも下が硬い状態だろう。
湯沢まで行けばパウダーにありつけるが、ここはフラットなバーンで練習したくて、メンズデーの設定がある湯の丸スキー場に向かった。

スキー修学旅行のバスの後ろについて地蔵峠まで登ると、駐車場がカチンカチンのアイスバーンになっている。ドピーカンで北アルプスまでバッチリ見えるが、おそらく気温はマイナス10度くらいだろう。イヤ〜な予感がするが、来てしまったので素直にメンズデー半額2,000円の一日券を買い求めて滑り始める。バーンは圧雪車によるコーデュロイ模様になっているが、もちろん硬い硬いアイスバーンである。アイスバーンの滑走は今シーズン初めてだ。のっけからバイブレーションがすごくて閉口する。

スキー修学旅行の中学生の団体を脅かさないように滑るが、彼らもこんな硬いバーンで初めてスキーを履くのは可哀想だ。アルペンボードに乗るボーダーだけがきれいなカービングターンを描いている。ボードは生理的に好きではないが、アルペンボードだけはカッコいいと思う。ハードブーツを不自然な角度で板に固定して滑るのは辛いとは思うが・・

午前中、第6ゲレンデでもっぱら滑り、練習に打ち込む。11時台に早く昼飯とし、12時から1時間半道路の反対側の第1ゲレンデで滑る。平日なので客は少なく回転率は上がるが、いかんせん下が硬過ぎてもう限界である。2人で「もう十分でしょう」と引き上げる。私たちだけが早上がりかと思いきや、アルペンスキーヤーたちも早上がりのようだ。そりゃそうだよね。

午後になって少しだけ駐車場の氷は緩んだようだが、車の回りを歩くだけでも滑って転びそうで恐ろしい。
帰りは佐久経由で内山峠を越え、下仁田から高速で帰路についた。往路も復路も、ゴトウビで混んでいたが、無事18時前に帰宅できた。
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昨年末以来

先月29日だったかな?ほぼ1ヶ月ぶりに定番の60kmコースを走ってきた。
まだスキー疲れが腰回りに若干残っている。
着込み過ぎたのか、上半身の発汗が気になるが、30kmほどはノンストップで走った。サイクリングロードを絡めたルートは本当に信号がなくて、運が良ければかなりノンストップで走ることが可能。

でも、松戸でどうしても甘い飲み物が飲みたくなり、自販機で購入がてら休憩。さらにエネルギー不足に陥り、自宅近くの葛飾区内でコンビニに寄って白玉ぜんざいとシュークリームを購入。

帰宅したら、全身汗だく。すべて着ていた衣類を洗濯した。暖かくなったら距離をまた延ばさないと。
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