18東北巡業登山旅行(その2・南蔵王連峰稜線歩き)

8月2日(木) 晴れ
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南蔵王地図(エコーラインの「ー」あたりから屏風岳往復)

朝、普通に食事をして8時に高畠駅を出て上山から蔵王エコーラインを刈田峠まで上がる。蔵王猿倉スキー場と坊平スキー場を横目に、夏用リフトを通り抜けて宮城県側に入り、刈田峠近くの路肩の駐車場に着いたのが9時過ぎ。結構時間がかかった。しかしもうここは標高1600m弱であり、下界が20度台から30度に達しようという中、20度ちょっとで大変涼しい。このままここで昼間読書などして過ごしたい衝動に駆られるが、登山の支度をして歩き始める。だいたい10時過ぎ(メモ取り忘れ)。とりあえず宮城県最高峰の屏風岳までのピストンである。
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肌触りのいいコケ

道路は刈田岳直下なので、本当の刈田峠までは登山道を下る。屏風岳までの縦走路はさほどアップダウンがないので磐梯山のような苦労はなかろう。まず刈田峠避難小屋を外から見学し、1530mの鞍部に下り、そこから1700m弱の前岳に登り、標高差30mほど下ってから1750m弱の杉ヶ峰に登る。1650m程度まで下降すると芝草平である。女房は体調がすぐれず、芝草平で行動食を食べて戻るというので11時30分に別れる。こういうことはあまりしたくないが、同じコースを戻るのだし、視界もよく分岐はないので大丈夫だろう。
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芝草平へ下っていく
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屏風岳山頂には誰もいず
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立派な木道があった

一人で芝草平を過ぎてペースを上げて屏風岳に12時着。山頂の三角点は1816mで、その手前の樹林帯のピークの方が数メートル高いようだ。行動食のパンをかじりながら東を見ると、蔵王町や村田町方面が見える。時間があれば南屏風や不忘山まで脚を伸ばしたいところだが、今回はここで終了し戻る。雲も湧いてきて、暗くもなって来た。芝草平では風が強く、ウインドブレーカーが欲しい。
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刈田岳頂上までジグザグに有料道路が通っている

駐車場に戻ったのは14時頃か(メモ取り忘れ)。先に帰ってきて車内ベッドで寝ていた女房の調子はあまりよくないようで、後部座席で横にさせながら移動開始。
蔵王エコーラインを戻って上山から東北中央自動車道に乗り、13号線と部分供用している自動車専用道を使って秋田県入り、湯沢市内のビジネスホテルに到着。夕方、湯沢駅前をぶらつくが、駅舎が新しいのに駅前商店街は寂れていて悲しくなる。なぜかトヨタのディーラーに付設された書店が意外にも売り場が広く、秋田の山を扱った無明舎出版の本
「ばりこの『秋田の山』無茶修行」をゲット。近くのスーパーで朝食を買い、ホテル内のレストランで夕食。明日はメインイベントの焼石岳である。