西伊豆・冷たい洗礼

もう4月半ばだ。いろいろ忙しくなってくる中で、震災から早1ヶ月が経ってしまった。

スケートも1回行ったけれど、その他は特にイベントは無し。春スキーのシーズンだがもう今シーズンのスキーは東京の人間にとって終わったも同然で、あと1回行くか行かないかだろう。

この間ちょっと考えることはあって、趣味の消費行動と震災支援を兼ねたことをしようかなと考えている。ちょっとこじつけに近い買い物だけれど、自分なりに少しは考えた結果だ。もう少し明らかにするには時間がかかりそうだ。

なかなかシーカヤックの話に行かないが、クーランマランの鉄人・杉本氏が関東方面へ来る途中の金曜日に西伊豆で日帰りツーリングをするというので、直前に申し込んだ。そしたら水曜日の朝刊に大学の指導教員だった恩師、佐藤次高先生が亡くなったという訃報が載っていた。木曜日通夜で金曜日告別式である。薫陶を受けた一人として参列したいのだが、金曜日のツーリングの申し込みを済ませた直後だったので、通夜だけに参列することにした。芝増上寺での葬儀というのは初めての体験だったが、内容は浄土宗のそれで大きくは変わらない。変な話だが葬儀場にイスラーム史・その他アジア史の学者たちが一堂に会しており、大学の同級生や先輩とそれこそ四半世紀ぶりに会った。68歳で亡くなった先生とお別れをしてからとんぼ返りで家に帰り、喪服からジャージに着替えて西伊豆に向かうため高速に乗る。

渋谷あたりでカメラを忘れたことに気づくが後の祭り。また今回も写真ナシ。許せ。

西伊豆はどうしても3時間半はかかってしまう。深夜に松崎町はずれの道の駅にたどり着いて車中泊。集合場所の海岸で泊まってもいいのだが、津波の可能性はゼロではないので少し内陸にした。

翌朝、集合時間の45分近く前に海岸に行ったら、杉本氏のピックアップがすでに来ていた。今日の参加者は四国・香川から同級会に合わせてはるばるいらした源三郎さんと、杉本氏のフィアンセ。30分で組み立てて用意をし、8時には出艇。源三郎さんはカフナ、杉本カップルはリジッドダブル艇、私はカサラノ。私は冬から左肩が痛い(たぶん50肩)のが不安材料である。予定コースは波勝岬までの往復、約20km。

最初調子よく漕いでいったのだが、間もなく岩場をすり抜ける時に波のセットがたまたま入ってきて不意沈。不意沈なんて何年ぶりだろうか。ロールで起こそうとするが、ちょっと気が動転していたのかちゃんとセットせずにスイープを始めてしまい、右ヒザがしっかり引っかかっていなかったので失敗。沈脱してレスキューしてもらう。普段ロール練習しているのにこういう時に失敗すると落ち込む。

気を取り直して萩谷崎から岩地、雲見を経て千貫門をくぐり、波勝岬手前の野猿公園まで行って、すぐに復路へ。この日の予報は悪くなる一方なので早めの行動である。復路は左肩が痛くなって往生した。雲見で温泉に入って休憩し、松崎帰着はほぼ12時。不意沈が悔しかったので上がる前に右側だけスカリングレストとスタンダードロール、持ち替えロールした。左は肩に負担がかかるので割愛。できるじゃん・・

午後に場所を移動してもう少し漕ぐ予定だったが、肩が痛いのでこの日のカヤックはリタイア宣言。結局皆で浮島で散策することにした。崖上の遊歩道を小一時間散策して、15時ころ終了。源三郎さんは岩地の海遊荘へ、杉本カップルは神奈川方面へ、私は浮島の公共浴場に入って塩を流してから帰路についた。やはり帰路も3時間半。伊豆は遠い・・・
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