また輪行断念

11月最初の連休で筑波のサイクリングロードへ輪行サイクリングしようと思っていたのだが、いろいろあって断念した。

週末間際に主に電子書籍リーダーとして買い求めたiPad miniが手元に届き、使えそうなアプリやら、電子書籍をダウンロード購入して読み始めてしまった。まず購入したのは、五味康祐の「如月剣士」。こういう絶版本が電子書籍になれば、版元も読者もハッピーだと思うのだが、現実はハードルが高くでなかなかそうもいかないようだ。

このままではインドアのエントリになってしまいそうだが、土曜日は朝曇りがちで風も強そうだったので都内で過ごした。土曜夜に自転車をフォーク抜きで解体しようと思ったら、一番キモの部分のブレーキワイヤー外しがうまくいかず、よくよく見たらブレーキレバー内部のタイコが不自然に嵌まっていた。これではブレーキワイヤーは抜けず、輪行などできない。急遽ショップに行って、直してもらう。嵌まったものは逆手順で外れるはずだが、結局ワイヤー全体を外して付け直すことに。トホホである。

翌日早起きができたら電車で輪行しようと思ったが、早起きできず、玄関前で輪行袋から自転車を出して組み立て、近所を走ることにする。電車に乗っている時間が惜しいのである。ところがトントンと組み上がっていったのだが、最後にブレーキワイヤーをレバーにはめるところと、分割式リヤフェンダーを装着するところで意外と時間を食い、50分ほど組み立てにかかってしまう。慣れの問題だが、カサラノより面倒くさい。

で、いつものコースを北風に押されて葛西臨海公園まで走り、北上ルートに乗ったら風が強く感じる。走っているうちに、今日は幕張のサイクルモードの最終日だということを思い出し、午後出かけてみることに決定。サイクリングはいつもの半分で切り上げ、篠崎から帰ってくる。32kmをノンストップで走った。

帰宅してから10時30分過ぎに電車で幕張に向かう。西船橋経由で乗り換えたら最悪の接続で、当日券販売が終わる12時ギリギリに会場に入る。自分はもう立派な自転車を持っているので、試乗したりすることはないのだが、部品や新しいアイディアに感心した。展示場1週の試乗コースは、昔の天安門広場並の混雑である。ブースを一通りめぐり、書籍1冊とタオル地のストールを買って会場を出た。カタログは、ミヤタとPanasonicとグランボアと東京サンエスのものをもらう。

さて、15時だが、ついでに蘇我まで行ってJ2のジェフ千葉対松本山雅の試合を観戦に行く。先日松本へ帰省した折りにホームスタジアム、アルウィンで初観戦したかったのだが、果たせなかったのでアウェイのフクアリで我慢だ。もちろん山雅側のシートでひとり観戦した。J2の試合観るのって、もう10何年か前のFC東京の江戸川陸上競技場での試合以来だ。

結果、完敗。今年J2デビューのクラブが中位を保っている(この試合後は22チーム中12位)ことがすでに驚きでよくやっていると思うが、さすがに元J1の千葉相手に勝てるわけもない。全体的に支配率は千葉が高く、また足もとの技術や視野の広さも千葉にかなわなかった。しおれつつ、ホイッスルが鳴ると同時にスタジアムをでて帰路についた。