恒例・かぐら霧ノ塔から雁ヶ峰

吐月工房氏たちと恒例のかぐらスキー場周辺の稜線歩きをしてきた。
前日の雨(標高の高いところは雪)のため、今回はステップソールではなく通常の板で。

P4150118雲海が・・

P4150120登る

ドピーカンの中、第5ロマンスリフトで1830mまで機械力を使って上がる。9時20分ころ出発し、いくつかの小ピークを越えて霧ノ塔に到着したのが11時過ぎ。紫外線が強過ぎて、庇のついた帽子も忘れてしまったので、おおきめの手ぬぐいを頭に巻き、その上からヘルメットを被って日差しを遮る。キャディさんのように。日焼け止めはたっぷり塗ったが、暑い。

P4150121
雪が多い!苗場山
P4150128稜線を辿る

P4150135後方に平標

P4150138
霧ノ塔から滑るコースを俯瞰
P4150140イケイケ

P4150144夫婦2ショット

P4150155第2ステージのバーン

P4150165吐月工房氏

P4150166
これ以後は生コン雪に苦しめられ、お見せできるような写真ではありません・・

さて、この時期にしてはよさげな新雪なので、黒岩の平への斜面を一気に滑り、わずかに登り返して再び沢へ滑り降りるところまではテレマークターンをさせてくれる雪質だった。

その後シールを装着してゆっくり目に雁ヶ峰まで登る。そこから先は高度を下げるごとにネトネトの生コン雪に変質。最後の急斜面をスキーでカットしたら、前日の雨をたっぷり吸い込んだ表面の雪がドッと流れていった。結構な量が雪崩れていく上、スピードも速いので、上から雪面をカットされると危ない。居合わせた別のパーティのスキーヤーとも話しあって一人づつ滑る。おおかたの雪は落としたので、事無きを得たが、後からきたボーダーもデブリの多さに驚いていた。

P4150172ケガなく下山

ケガなく無事ゲレンデに降り立ち、吐月工房氏と私で掉尾を飾る「下山コース」へ突入。
実は私、「下山コース」マニアである。特にかぐらの下山コースはつづら折れがつづき、好きなのだが、さすがに4月とあって雪面が割れていて、ショートカットができなかった。かなり脚には来ていたがここも一気に滑って終了。ロープウェイよりも早く到着した。

トップからゲレンデまで標高差が1000m、下山コースも入れれば1400mの大滑走であった。
このコースはゲレンデに近いが、バックカントリーらしさを堪能でき、ステップソールのテレマークスキーにはうってつけのコースである。

12.4.15gif

駐車場を出る時は関越渋滞が軽かったが、関越トンネルを越えて南下するうちに渋滞が激しくなってきた。迷わず北関東道・東北道をめざすが、こちらもかなりの渋滞だそうだ。北関東道を途中で降りて国道122号線を利用して岩槻まで南下し、そこから高速で8時前に無事帰宅。