斑尾高原と志賀高原

25日は斑尾高原スキー場へ。ホテル・ペンション群から少し下った第8駐車場から入場。凍った下り道は久しぶりなのでやや緊張する。
一日券をスマートフォンで買えるシステムがあるようで、最新のサービスになかなかついていけないオジサンとしては紙でないリフト券をゲットするのはいつもと勝手が違うが、この「スマリフ」で購入するとかなり安い。斑尾はシニア年齢が55歳以上なので、タングラムとの行き来ができない一日券なら3,500円となる。で、意気揚々とリフト券売り場でスマホ画面を見せるのだが、係の方が認証番号を打ち込んでもリフト券が発券できないトラブルに。内心、だから現金でない決済は厄介なんだよと思いつつ、最終的には発券してもらった。

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快晴!
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妙高山美しい

10時ころゲレンデに出て、正面の第2クワッドに乗ってまず中斜面を大回りで滑り、スーパークワッドで上部へ行くが、上はアイスバーンで硬い上にアイスボールも多く、面白くない。あちこちのコースへ出張ってみるが、結局中斜面以上ではバーンが硬く、雪も薄く、緩斜面の方が練習になる。お昼は「大衆食堂」の看板に引き寄せられ、豚汁定食&モツ煮定食という庶民的なメニューにありついた。「大衆食堂」なので、地酒も振る舞われているが、ゲレンデで酒気帯び滑走はやって欲しくない。たとえビールでも、だ。アルコールが完全に抜けきらないままにハンドルを握ることになる。

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大衆食堂

斑尾高原スキー場での動画(約90秒)

午後は妙高山が奇麗に見えるタングラムよりのコースを流して、2時過ぎに終了。スキー板とブーツだけ片づけて志賀高原に移動する。292号線沿いのオレンジ色の小さな実が生る街路樹は何だろう?標高を上げて行くと雪が見え始め、サンバレー・丸池スキー場からは道路上にも圧雪が出てくる。発哺温泉近くからは路面が真っ白。一ノ瀬あたりではスキーを抱えた子供が路肩を歩いているので慎重に。焼額のプリンスホテルを過ぎて、周りにホテル群が見えなくなった。最終的に奥志賀に暗くなる前にたどり着く。職場の勤続30年でもらった旅行券を使って、自腹では絶対に宿泊しないだろう高級ホテルに2泊してスキー三昧である。しかし、人間がそこまで高級なサービスに慣れていないので、結局落ち着かず、オタオタしてしまう。ホテルの目の前から板を履いて目の前のゲレンデに出られるだけでもう満足。それにしても、奥志賀のベースは標高1,500mもあり、外は寒い。

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岩菅山方面

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屋根がかっこいい

斑尾も奥志賀も、外国人が多い。奥志賀のホテルの暖炉を囲むラウンジなど、まるで北欧の国に来たようだ。アジア・特に中国系の家族連れ旅行者も多い。従業員もさまざまな国籍から構成されているが、彼らはいわゆる「実習生」なのだろうか。

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ラウンジ

26日は奥志賀を出発して滑りつなげるスキー場を渡り歩いて高天ヶ原スキー場のボトムにあるホテルの蕎麦ランチを食べに行くことにした。まずは奥志賀のエキスパートコースで身体を温め、スキーヤー・ボーダー泣かせの奥志賀〜焼額連絡路をたどる。テレマークスキーだと移動は比較的楽であるが、ゲレンデスキーやボードでは苦労するか履いたままでは移動できない。
焼額は比較的客が多いが、まだ積雪量が足りずコースも一部のみの開放だった。昨年の記憶を頼りにスムーズにゴンドラ・リフトをつないで一ノ瀬山の神、一ノ瀬ダイヤモンド、一ノ瀬ファミリーへと移動。一ノ瀬ファミリースキー場は団体・修学旅行生のメッカになっていて、特に帰りの混雑はすごかった。寺小屋・東館山・西館山方面はオープン前なので、一ノ瀬からはなるべく横移動でタンネの森・オコジョ、高天ヶ原スキー場へ。スキーをデポして道路の反対側へ渡って13時過ぎに遅い昼食。前日の晩からコッテリ系の食べ物ばかりだったのでホッとする。帰りは往きと逆にゲレンデをたどる。焼額と奥志賀の連絡路はゴンドラを降りてからなのでスキーを持って徒歩移動。戻ってみると、奥志賀のゲレンデが最も白く雪に覆われていたことがわかった。しばらく滑って16時前に終了。
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蕎麦でランチ
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疲れ果てた & 寒いのでゴンドラで寝る

27日は朝から雪。大きな移動をせず、奥志賀高原スキー場のリフト4本をフルに活用して練習。標高2,000m弱のゲレンデトップは風が強く、あまり長くいられない。連日のスキーで身体もだるく、10時から滑り始め、13時に昼食を摂ってあとは3本ほどで終了。これから日本海側で大雪の予報が出ているので、本格的に降り始める前に退散する。
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最終日の朝

志賀高原での動画(約90秒)

小布施PAでリンゴを買い、上信越・関越・圏央道・東北道・首都高と繋ぐが、年末夕方渋滞があって何か所か滞っていた。その後年末寒波で開放されるゲレンデは広がったようだ。