仕事山行・陣馬山〜高尾山

仕事山行で貴重な10月の連休の一日を使ってしまった。

朝6時10分くらいの電車で高尾駅へ。バスで陣馬高原下まで乗り、そこから和田峠に向かって登り始める。サイクリングの集団がバスを下車したところや和田峠への道を走っている。いいなあ。

20分くらい歩くと車道から斜め左方向へ最近できた「新ハイキングルート」が伸びているので、そこから尾根に取りつく。汗だくになって9時40分くらいに陣馬山山頂着。頂上には2軒の茶屋があり、ハイカーでごった返している。富士山は見えない。山頂の人だかりを見て、今日歩くコースは予想通り人だらけだと実感する。若人が選んだコースなので、仕方がない。自分一人ならこんなコースは選ばない。

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陣馬山頂のモニュメント

それにしても「山ガール」が増えたこと。特に入門的な山域だからそうなんだろうと思うが、行きの電車の中でも、それ系の雑誌から飛び出してきたようなファッションの若い女性が隣に座っていたし、ハイキングコースにも多い。ついでに彼女たちにつきあってきたような若い男も多い。若い男向けの登山雑誌もあるからなあ・・

陣馬山からは明瞭な尾根をひたすら高尾山方面に向かう。明王峠、底沢峠、、堂所山、景信山、小仏峠、城山。峠はそうでもないが、山頂はひたすら人、人。そして高尾山に近づくにつれて道はより整備され、普段着の家族連れも多くなってきた。

先日の台風の影響で登山道に倒木があり、跨いだり潜ったり、積雪が多い山にあるような登山道と化している。高尾山は山頂に行くとすごいことになりそうな気配だった(山頂近くの道端で休んでいる人が非常に多かったので)、稲荷山コースを降ったのだが、倒木のおかげで登り、降りとも渋滞になった。降りは比較的速く通過できたのだが、倒木を通過してから登りの渋滞の列が延々と続き、まるで中央高速の週末上り渋滞がそのままここにやってきたような状態。

久しぶりに長く歩いたので、右ヒザが悲鳴を上げた。痛みに耐えて14時過ぎに高尾山口着。午後だというのにケーブルカーに乗る列がまたすごく、参道脇の土産物屋、そば屋などに並ぶ列がまたすごい。そそくさと解散の儀式を行って、まっすぐ帰路につく。どうせなら静かな山歩きを自分のペースでしたいなあ。今日のペースは若人たちのザックが小さかったのでハンディがなく、ハイペースで辛かった。

明日は内房でSUPである。