マイ・スケート靴で初滑り

先日買ったスケート靴を下ろし、初滑りに行ってきた。週末は混んでしまうので平日を選ぶ。リンクは23区内で唯一の公営リンクであるわが区の「スポーツランド」。ことスポーツに関してはわが区は恵まれている。フィギュアスケートブームなのにスケートリンクがドンドン減っている昨今、立派なリンクを維持しているわが区はエライのである。

今回は平日で駐車場も空いているだろうし、帰りに給油と洗車もしてきたかったので車で向かう。

入場券は500円。ちなみに貸靴は300円。リンク脇でこれでもかというほど靴ひもを締め、多分4年ぶりくらいに氷上へ。やはり貸靴よりは格段に滑りやすい。でも最初の30分から1時間はなかなかスケートで滑る感覚が思い出せなくて苦労した。その上土踏まずは痛く、脚の疲労がたまってくるのがわかる。

平日午後なのに、フィギュア少女・少年とそのコーチ(親も)意外なほど多い。滑走者が少ないので、フィギュア少女がバックスケーティングとスピンを交えながら縦横無尽に滑っている。滑り慣れていない初心者の子供がリンクを右回りするのは勘弁して欲しいが、滑っている人の多くが上手い。白髪の初老男性とヒジパッドをした男性がアイスホッケーシューズを履いていて、狭い場所で超絶的な技巧の滑りをしている。思わず教えを請いたくなる。私が最終目標としているのは、これである。別にアイスホッケーのゲームをしたいわけではなく、一般滑走の中できちんと内外エッジに乗って小回りやストップ、バックスケーティングなど細かい技を使って滑りたいのである。初老男性たちはおそらく平日の常連さんだろうから、これから心の師匠と仰ぐことにしたい。

製氷作業後2時間強滑ったらかなり脚に来たので止めて帰る。スケート靴を脱いで普段の靴に履き替えたときの違和感は相当なもので、家に帰ってからも脚の疲労感が抜けなかった。