1月に読んだ本から

・酒井啓子 著「<中東>の考え方」(講談社現代新書)
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いま、一番手軽に中東全体の状況を知るにはうってつけの本ではないだろうか。
著者がかつて中東へ赴く時にアエロフロート便に乗って「強制収容所」のようなホテルに泊まったという感想は、私が86年にソ連経由でトルコへ行った時と全く同じである。その一文を読んだだけで嬉しくなった。