大相撲五月技量審査場所(前半)

中日を過ぎてしまったが、もう国技館に4回も足を運んでいる。4月29日の10時からパソコンの前で2時間粘ってゲットした只チケットを同僚とやりくりしての観戦である。

普段の場所と違うのは、懸賞金がかからないこと、場内でのアルコール自粛、お茶屋がお土産など持ってこないこと(普段私たちはお土産など頼まないが)、くらいか。淡々と取組みが進んでいく。内容は当然ながら普段より濃い(濃くないと困る)。引退させられた力士が十両に多いため、十両土俵入りはとても寂しい限りで、片方から8人しか土俵に上がらない。

それでも普段よりはむしろ客が入っているように見えることもある。当日チケットをゲットするために朝から並んでいる人たちが2階最上段で熱心に見ており、ここが一番人口密度が高い。
あとは只チケットを手に入れても来ない客や、余らせてしまった客がいるため、2階イス席も1階マス席も客は散居状態で俯瞰すると富山の砺波平野のようだ。普段なら土俵に近いところほど人口密度が高い。さらにこれも当然なのかもしれないが外国人が少ない。したがって失礼ながらスットンキョウな声援を送る人もあまり多くはない。

好角家は確実に来ている。しかも毎日来場している人がいる。自分も結構頻繁に来ているのでヒトのことは言えないが・・

何せ只チケットなので、同僚で今まで相撲を観たことがない人も誘って観戦させている。こうやって新たなファンが増えればいいのだが。

あと観戦に行くのは、3回。何と一場所で7回も見に行くなんて贅沢をしている。おそらく13日目あたりに幕内最高優勝は白鵬に決まってしまうだろうが、幕下上位の行方が楽しみである。千秋楽もチケットをゲットしたので行くつもりである。