大相撲初場所初日・天覧相撲

2011年、今年も大相撲が始まった。もう昨年のような相撲以外の話題で振り回されないような一年にして欲しい。土俵上での取組内容が話題として先行しますように・・・


この人はだれ?(先日引退して親方になりました)

ということで、正月ご祝儀なので初日に国技館へ。
午後1時過ぎに入ったら、やけにセキュリティが厳しく、持ち物検査までされた。ここのところ毎場所ごとに厳しくなっているので特段変には思わなかったが、あとで天覧相撲だったことがわかる。私たちの席はロイヤルボックスの約10m脇である。いいのか、俺たちで?


聖地

まだ土俵上では幕下の取組なので、館内を眺め回したらすぐそばに現代書館という出版社のブースがあり、「相撲大事典 第3版」が平積みになっていた。ブースの人に、「『相撲大事典』は版が変わったんですよね?」と声をかけたら、この初日に国技館先行販売で5,000円に値びいているという。まだ一般の書店には並んでいませんよ、との甘い言葉に唆されて高額なこの本を買ってしまう。ついでに九重貢(千代の富士)著『綱の力』サイン本も買い求めてしまう。

相撲グッズにはすこぶる弱い私であるが、初場所初日、ご祝儀である。

地下大広間で放駒部屋ちゃんこ(250円)を食べて、2階正面2列目のイス席Aへ。職場同僚と幕下上位の対戦から観戦を始める。またまた相撲について突っ込んだ会話を同僚としていたら、前列や隣の好角家たちから声をかけられてしまった。前列のジイサンは相当な好角家で、うんちく話をありがたく聞く。毎日マス席最前列を確保して派手な装束で目立ちながらも相撲そのものはあまり見ていないどこぞのジイサンよりよほど入れ込んでいる方とみた。

幕下では、唯一のチェコ人ソップ型力士、隆の山(稀勢の里の付き人)が勝利。幕下であれだけ応援される力士はいない。細身の体形で故国にも帰らず頑張っている姿をみて応援したくなるのである。

十両では若手(平成生まれ)の高安が勝利。このまま来場所は入幕か?


協会挨拶

17時、やんごとなき人来場。豊ノ島が把瑠都を破り、魁皇は栃煌山を退け、白鵬は鶴竜を一蹴。とりあえず無事場所が始まった。



18時、無事終了。弓取り式が終わった後、やんごとなき人が退場する中、場内アナウンスがいつになく丁寧に「ゆっくり帰れ」(いままではとにかく早く国技館の外に出よと言っていた)と指示していた。これも協会の態度の変化なのか、それともやんごとなき人の警備上の発言なのか?

同僚と3人で両国のお店に入ったら、しばらくして小野川親方(もと北桜)が後援会の方々とお店にやってきてびっくり。