山猫アウトドア備忘録

最近は一人寂しく外で遊ぶ男の備忘録です

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白浜で波にもまれた…

セタスのBKPツーリングが台風で中止になり、代替プランとしてSUPかウェイブスキーの講習となった。希望して参加したのは先週と同じく私と、台風で四国遠征を断念せざるを得なかったオオタガキ氏の2名。

9時30分に保田に集合するも、内房はすでに波がない。往路のアクアラインでは北風8mだったのだが、打ち消されてしまったようだ。岩井も見たが、若干のサーファーがいるものの波はなく、つまらなそう。ということで先週に引き続き平砂浦へ。しかし平砂浦の道の駅駐車場はサーファー車でいっぱい。状況を見に行ったカサハラ氏によれば、あまりよろしくない状況のようだ。混んでいる中で初心者の私が乗れる波はない。

ということで白浜方面へ移動。ところどころで車を止めて波の状況を見るが、下のような写真で激しすぎて初心者にはムリ。上級者のサーファーもゲティングアウトに相当苦労しているよう。外房のポイントの多くが初中級者には難しい状況なので平砂浦に集まっていたのかもしれない。






肉眼で見ると凄い迫力なのだが・・

野島崎灯台を東に越えて、塩浦海水浴場へ行ったら初心者用の波が入ってきていた。11時過ぎである。他へ移動しても厳しいし、ここで練習することにする。軽く間食にパンを噛って、届いたマイウェットスーツを着込み、ウェイブスキーで海に出る。台風の後でかなりゴミが浮いているが、まあまあいい初心者向けのセットが入ってくる。テトラポッドの向こうは凄い波なのだが・・・

最初は先週よりもうまく乗れなかったが、何度かひっくり返ってロールしているうちにアドバイスをもらい、自分としてはかなり長く乗ることができた。午後には若干だが左右のレールを使って左右に振ってみることもできたのだが、まだまだボトムターンなどは一向にできない。波頭からインサイドへ滑り込むように入っていかないとボトムターンはできないのだそうだ。まだ自分は波に押されて乗っているに過ぎない。

いろいろ試して、波に乗る前にひっくり返ってしまうことも多かったが、トータルとしてはいい練習になった。ますます面白さに嵌まっていくようだ。4時間くらい海の中に入りっぱなしで波を求めていた。

夕方、千倉で軽くラーメンを食べて解散。高速の渋滞もなく、渋滞がないなら料金の安い京葉道路で、と思って走ったら千葉東にも穴川にも幕張にもまったく渋滞なく7時着。快適な帰路であった。
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平砂浦で波にもまれた・・

ウェイブスキーをやってみることにした。3年くらい前にカサハラ氏のご好意で乗せていただいたことがあるが、転覆と再乗艇のオンパレードだけで疲れ果ててしまっていた。

今年はカヤックでロールが確実になったので、ボード長がシーカヤックよりはるかに短いウェイブスキーなら沈脱せずにロールで起こせそうだと思ったことと、カヤック仲間(FC Drifters)のオオタガキ氏がインフレータブルSUPを購入され、毎週のようにエクササイズも兼ねて練習されているのに刺激を受けたのが原因である。

まずはカサハラ氏に講習を申し込む。そしたら絶妙なタイミングで価格3割引のウェットスーツを紹介された。もー買っちゃうしかないでしょ!とフルスーツに飛びつく。が、講習当日は届いていなかった・・・オオタガキ氏も同じフルスーツを買われたとのことなので、講習当日に飛び入りで鴨川から転戦されてきたオオタガキ氏から見せてもらうことができた。長身のオオタガキ氏が着ている姿はカッコいい。私はかわりにsurf8のお着替えポンチョ(グレー。7,000円弱)購入。ウェットを着替えるとなるとクルマの外でないと難しく(カヤックの時はたいてい車内で着替える)、お着替えポンチョがあるとないとでは大違い。ポンチョはカヤックに積んでいけば重宝するので是非とも欲しかった。

で、肝心のウェイブスキーは午後1時すぎからはじめた。初手から以前よりも確実に乗れるようになっていた(もちろん、波は初心者向けの小さいところで)。最初はなんでもないところでひっくり返っていたが、片脚もしくは両足を出して重心を下げれば何とかなる。波を見極めて捕まえるのがなかなか難しいが、ウェイブスキー2度目の超初心者にしては上出来のテイクオフが何度かできた。もちろん、波にもみくちゃにされることも数えきれず・・ロールは最初戸惑ったが、スイープしないロングロールで起こし、上半身はテールに添うように仰向けになり、さらに左脚を外せば何とか起き上がる(パドルリーシュが邪魔)。調子に乗って何度もロールしてしまった。浅瀬でのロールが多かったので半分くらいは地球ロールになってしまったが。ロールの最中にボードのテールに何度も後頭部を打ち付けた。初心者はヘルメットを被るべきだろうか?最近のロール練習のおかげか、何度ロールしても気持ち悪くはならない。それとも三半規管と平衡感覚がマヒしてしまったのかも?

波と遊ぶのが初めて楽しいと思えた。ウェイブスキーはサーフィンのようにボードに立つまでが最大の関門、ということはないし、重心が低いので安定している上、動きが左右対称なのでやりやすい。雪の上でもスキー派の私にとっては、何より正面を向いて進めるのがありがたい。

時計を外して夢中になっていたら、雨がかなり降っているのにも気づかず、午後5時近くになっていた。転戦してきたオオタガキ氏も午前中に加えて午後もSUPを操って満足そうだった。

もう一度くらい今年中に講習を受けてみたいと思いつつ、平砂浦を後にした。
帰りは各高速道すごい渋滞(京葉道路20km以上、アクアラインも袖ケ浦から10km以上渋滞、富津館山道は夕方乗らないほうが賢明)なので、ひたすら下道国道を走る。国道410号、127号、16号とドンドン流れるので、約2時間で千葉市内へ。そこでいくらか渋滞になったが、357号から東関東道を一区間乗って市川塩浜から今井街道で8時40分帰宅。

残念ながら今回写真はありません。
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曇天北風ロール

また平日カヤックに吐月工房氏と三浦へ行った。

2日ほど前から北東風が強い。予報では波2m。これはチョイ漕ぎは難しく、入り江でロール練習だけになるかと予想して現地に着いてみたら、意外と波が高くない。ただし風力発電のプロペラから推測して北東風は強そう。とりあえず通常通りに時計回りで城ケ島を一周することにして8時出艇。安房崎まで風に押されたが、今月初めの海況ほど荒れてはいない。すましと海岸にいったん上陸するが、北風でゴミはなさそう。カヤックから上がると熱が奪われこころもち寒い。今日のウェアはsurf8のロングジョンといつものプルオーバー。漕いでいると厚くもなく寒くもないのだが・・・

漕ぎだし

すましと海岸近く


荒れた中でも写真が撮れるくらいにはなりました・・

灘ヶ崎あたりから向かい風と格闘。Gパドルは素晴らしい。風の当たらない崖下などを選びながら9時ころ戻ってきた。で、海水温は23度くらいだけど空気よりは暖かいので約1時間ロール練習。いつものように左右スカリングレスト、左右スタンダードロール、右ストームロール、右ハル上で持ち替えのストーム、右持ち替えロングロール。左のストームの練習をしてみるが、上がる時は上半身がレイバックしていて、前屈系になっていない。前屈を意識すると上がらない。右のバランスブレイスをやり、そこからバタフライロールのハーフロールをやろうとするが失敗、吐月工房氏に勧められてフルロールのバタフライをやってみるが、7割〜8割方のところで失敗。勢いだけで腰を返そうとしているところがそもそもの間違いだろう。

水の中は暖かいが起き上がると風に吹きさらされて体温が奪われる。また風で流されるので深めの場所へいちいち戻らなければならない。失敗も多くなってきてバウを拝借すること1度。適当なところで止めにする。もうそろそろロールだけの練習に専念するのは寒くてダメだ。

曇りなので適当なところまで乾かして撤収する。完全なロール鼻になってしまい、ひょんなことから鼻水がダダ漏れする。

ところで今日の収穫は、新クラトワを入れるパドルケース。下の写真のものだが、ちょっと前に思いついて、昨日近くの取扱店(普通は近所にこんなものの取扱店はないが、なぜか私の家のそばにはある)で買い求め、クラトワを入れてみたらまさにピッタリ!まるで誂えたよう。ちゃんと先端部は補強されているし、江戸小紋風の柄がまたよい。使わない時はたいへんコンパクトになる。さて、この袋はもともと何でしょう?って、答える人もほとんどいない拙ブログで問うたところであまり意味はないが・・・
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カフナでロール、は難しい…

連休最終日、スカッと晴れたので内房へ出かけた。今まで蓄積してきたロール技術がカフナで使えるか試してみたかったのである。

6時30分に出てアクアライン経由で8時前に到着。カフナを久しぶりに組み立てるが、目の前の海はうねりと昨日までの雨のために波打ち際に葉っぱや枝のゴミが散乱、水も濁っている。あんまり進んで出ようとは思わない状況だが、波を越えてしまえば波長の長いうねりだけで風も弱そうだ。8時40分過ぎに出艇。大きなセットをかわして出るが、やはりデッキの上にゴミが。後でひっくり返るのでどうせ落ちるゴミだが、少し気になる。

ゴミだらけ&波の飛沫あり

今日のパドルはニンバスグリーンランド。カフナなのでちょっと長めのパドルをチョイスしたのだが、ルームの長さが新クラトワよりもかなり長く、最初違和感を感じながらゆっくり漕いだ。まっすぐ浮島へ向かい、9時20分ころ浮島の北から西へ回り込む。やや波があるが、どうということはない。南側の洞窟前も濁っていたので写真を一枚撮るにとどめた。アルカディア近くの磯場で水深を確かめて左右スカリング。浅場へ引き寄せられたのでロールはしなかった。

浮島へ。海水濁る。



浮島の洞窟前。ここも濁。

再び漕ぎ始めたら、右のスポンソンの空気が抜けていた。バルブをきちんと締めずに右スカリングをやったためだろうと思い、傾城島脇で北東風を避けながらシーソックをあけ、空気を入れ直す。スポンソンに穴が空いているわけではなさそうだった。

浮島と大ボッケの間に富士

いつもの亀ケ崎近くの海水はまあまあだったのでロールする。左右スタンダードロール、右ストームロールは難なく成功したのだが、調子に乗ってボトムでパドルを持ち替えるストームロールを試みたら失敗した。すかさずバックアップの持ち替えロングロールをやろうとしたが上がらず、スタンダードロールに切り替えたがなぜか失敗した。息が続かなくなってきたのでスプレースカートを外して沈脱。デッキラインに腕を通してフロートに空気を片方入れ、リエントリーロールで何とか上がった。やはりビーム長が長くスポンソンも張っているカフナは起こしにくく、パドルのスイープで助走の揚力をつけないと上手くは上がらないようだ。最初からスタンダードロールに決め打ちするか、もっとストームロールの精度を高めておかないとまずい。いまの私ではちょっとアクロバチックな技でカフナを上げようとして失敗した時にバックアップロールが失敗したらお手上げだ。カサラノならほぼ問題ないのだが…。カフナは持ち替えロングロールが通用しにくいフネだということが今更ながらにわかり、一つ学習した。

保田漁港入口の少し沖で内房では珍しくカヤック発見。近づいてみたら赤いウィスパーで、うすうす4月にセタスBKPツーリングで一度ご一緒したSさんではないかと思い、声をかけたらやはりそうだった。あてもなく漕ぎ始めたらしい。

保田に戻ると波打ち際の波は北東風を受けてさらにいやらしくなっていた。大きなセットなら上陸に失敗する可能性があり、カヤックがゴミまみれになること必定だ。したがってなるべく小さなセットのときに岸に近づき、後ろから波を被る前にカヤックから降りてすかさず担ぎ、波を被らないように運ぶのが一番に思えた。砂浜の波打ち際で最近よくやる上陸法だが、カヤックを降りたところまではよかったものの、ロールで水が入ったカフナは意外と重く、スターンに波がかかってしまった。堪えてそのまま駐車場まで運ぶ。最悪の状態は避けられたが、私自身の下半身がゴミまみれだ。片づけ後にハーフパンツを脱いだら腰回りから股間にかけて葉っぱのゴミがびっしりついていた。乾いたタオルで拭きとるがなかなか落ちず、いまいましい限りである。

昼前はこんな感じに

今日は短時間のパドリングで、日差しも強く空気も乾燥していて11時30分に完全撤収できたので、保田駅前の寿司屋「松月」に食べに行く。1,500円で職人さんが握る旬の寿司を食べて満足。

帰りは午後早いので京葉道路経由で帰ろうと思っていたが、事故渋滞があって予定変更しアクアラインで戻る。木更津から東京湾の西岸一帯がよく見え、横浜ランドマークから東京のビル群、スカイツリー、幕張のビル群がクッキリ見えた。こんなに視界が開ける日は滅多にない。午後2時帰宅。
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天気晴朗ナレド風強シ

平日漕ぎに三浦へ行った。オイル仕上げのクラトワを初下ろしのパドリングである。

朝5時30分に家を出たのに、高速道路のクルマがやけに多い。考えて見たら三連休前日で10日が日曜日だった。多いはずである。湾岸線はもう朝の渋滞直前という様相だったが、さすがに川崎まで行ったら道路が空いてきて、横浜の狩場線との分岐を過ぎたらスカスカになった。横須賀PAで朝食とトイレを済ませて7時チョイ過ぎに宮川漁港到着。道中、煙突の煙を見てきたが真横にたなびいていたので風速は5mはありそうだ。


出艇(朝の雰囲気がありあり)

組み立てをテキパキと始めたが、最後のところでスポンソンがガンネルフレームに噛み込んでいた。力技で引っ張り出して事無きを得た。組み立て終わったころ吐月工房氏も到着。北風が強いが8時ころ出艇。城ケ島一周へ。岸から少し離れたら崖上からの北風が強まり、追い風と規則性のない波に翻弄される。波でバウが振られるが、スケッグのおかげで何とか安房崎までたどり着く。新クラトワは手のひらに吸い付くようだ。樹脂仕上げのクラトワやグリーンランドに比べ、カタログデータは変わらないのだがなぜか軽く感じる。キャッチもよく飛沫も少なく非常にいい感じ。今までのパドルに比べややルーム長が短いが、ショルダーに常時手のひらを掛けながら漕いでいくのがよさそうだ。


ブレード面から見ると5層


横から見るとブレードを回り込むような部材がある

陸で吐月工房氏とこのパドルをどうやって集成したのかを話し合ったが、ブレード面に対して垂直方向や水平方向に巧みに組み合わせており、中心はテーパーを掛けてあることがわかって、パドルを削る前に非常に手の込んだ集成の仕方をしていることがわかった。このパドルは値段に対してかなりお得だと感じる。

ウミネコ多し

赤羽根海岸に上陸してペットボトルゴミ拾い。二人で2袋拾う。非常にさわやかな晴天で、トンビが崖の際をジグザグに飛んでいた。平日の朝にもかかわらず、そのトンビをずっと下から見上げてている女性がいた。一人で物思いにふけりたかったのだろうが、目の前でサングラスのオッサン二人がゴミ拾いしているのは相当目障りだったに違いない。

安房崎を回り込んで一息

しばらくパドルを交換して漕いでみる。吐月工房氏のクラトワに対する印象がよくて安心した。吐月工房氏自作のパドルはまた味があってよかったが、私の漕ぎ方だとクラトワよりも飛沫が上がりやすいように思った。

長津呂崎を回って灘ヶ崎から三崎港へ入るところはちょうど北風の通り道になっていて、風速は5mどころではなくもっと強かった。耐風姿勢を取りながら必死にフォワードストロークをした。何とか無事通過。しかし三崎港内も風が強い。向かい風の中を何とか宮川まで戻ってくる。強い向かい風の中でのパドリングでもクラトワが煽られないのがわかった。

海鳥やはり多し

さて、入り江でロール練習。左右スカリング、左右スタンダードロール、右持ち替えロングロール、先日動画として載せたボトムでパドルを持ち替える前屈ロール(右)は難なく成功。右ストームロールをやってみたら割とスムーズにできたので、動画を撮ってもらった。しかし左のストームは全然できない。基礎からやらないとムリだろう。バックスイープロールも、もうできるでしょうと言われて試してみる。動きはカクカクしてしまうが、一回は成功。で、動画に撮ってもらったら案の定失敗。たぶんもう少し練習して落ち着けば、上半身をひねった状態のセットからフルロールできそうだ。その後バタフライロールに挑戦するが、あと2割くらいのところで失敗。吐月工房氏はスタンダードロールの時の上半身の動きを忠実にやってみたらできた、と言っていた。それはこちらで動画撮影。

吐月工房氏のバタフライロール

私のストームロールと失敗したバックスイープロール

回っていると風で岸に近づいてしまうし、かなり回って疲れたので止めにして撤収。比較的乾きも早く、まるよし食堂で「海かけ丼」を食べて解散。頭髪が海水でボサボサのまま床屋に直行してしまった。

海水温が少しづつ下がっているようだ。今月いっぱいでロール練習も厳しくなってくるだろう。
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お買い物

午後からセタスへ出向いて新しいビルジポンプを買ってきた。
カフナ購入からまる9年、今まで使っていたベクソンのビルジポンプの調子が最近悪く、チョロチョロとしか水が出なくなってしまっていたのだ。

壊れたベクソンのビルジポンプ。いま買うと5,000円はする。

今回買ったのはシアトルスポーツのポンプで、3,000円弱。破格に安いが、カサハラ氏がこれで十分、というもの。フォールディングカヤックはシーソックがついているのでビルジポンプが本当の意味で必要になる場面は少ない。ロール→沈脱→再乗艇の時くらいか?
最近はロール練習していてもまず沈脱しなくなったので、これで十分かと思う。イザとなればいまカフナの収納バッグに入れているハーモニーのオレンジのポンプと入れ替えればよい。

シアトルスポーツのポンプ。安い。

たったこれだけの物を買うためだけに鴨川へ赴いたのではなく、実はこのポンプの10倍以上の価格のものを実際に触って買うため、2時間もかけてクルマを飛ばしたのだった。
実際、目にして触ってみると使うのが惜しいくらいの美しい工芸品であった。飾っておきたいくらいだが、使うために買ったものなので、メンテナンスをしながら使い込んでいくつもりである。

それは
The Klatwa Paddle。225cm。タンオイル仕上げで集成材の色合いが素晴らしい。ショルダーの感じも非常によろしく、手に馴染む感じがする。ただ、ブレード先端にエポキシ樹脂のチップなど全くついていないので、使うたびに先端が傷むことが予想される。このパドルで地球ロールなどもってのほかだ。

ここのところの円高で、海外のビルダーにオーダーしようかと思ったこともあったが、DVDの発注などと違って細かいオーダーをしなければならず、実際に手に取って感触を確かめることもできない。分割式だとグッとお高くなってしまい、送料などを加算すると日本で買うのと値段がそう変わらなくなってしまう。英語でのオーダーも自信がない。国産の非分割式のグリーンランドパドルも考えたが、やはり持ち運びが不便である。自作パドルへの挑戦も一時考えたが、集合住宅での工作はどうも具合が悪く、分割式となるとさらに厄介な工程が加わることになる。ということで安易ではあるが、ごくノーマルな選択に落ち着いた。

メンテナンス用のタンオイルを買わないと・・

セタスからの帰りに保田海岸の駐車場で現在手持ちの3本のGパドルを並べてみた。
今までメインに使ってきてキズがついた旧クラトワ(ショルダーなし、樹脂仕上げ)がみすぼらしく見えた。ニンバス・グリーンランドのキズはさすがにそれより少ないが、やはり工芸品的美しさという点では新クラトワの足元にも及ばない。しかし使える腕と手は一本のパドルを握るので精いっぱいなのに、なんでまた買ってしまったのか・・・スキー板やブーツと同じ道をたどりつつある。

ちなみに、夕暮れの内房海岸はおとなしく、漕げなかったことがとても残念。
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