山猫アウトドア備忘録

最近は一人寂しく外で遊ぶ男の備忘録です

Sidebar
Menu
シーカヤック

ナイトパドリング

オオタガキさんに誘われて、ものすごく久しぶりにカヤックを漕いだ。場所は近所のドブ川。
カフナの船体布がだいぶ縮んでいて苦労したが、裏技(といえるような技でもないが)で何とか組んだ。
カフナを組むのは・・実に2年ぶり!
スカイツリーの点灯に合わせて真下まで行き、横十間川と小名木川をまわって帰ってきた。
たった10kmのパドリングだったのだが、久しぶりなだけに翌日肩周りがだるかった。
それにしても、深刻なレベルではないがカヤックの内側が濡れる。

以下の写真はすべてオオタガキさん撮影
0005

0011

0012
Comments

ひっさしぶりの海上散歩

2ヶ月ぶりに吐月工房氏と城ヶ島を一周してきた。
やや北風があるが、週末は雨の予報だし、荒れそうなのでコンディションは上々。

9月に漕いだとき、スターンセクションのパイプ結合部の穴が大きくなり過ぎてパイプが外れてしまったが、そこはワッシャを噛ませて外れないように修理しておいた。

PB090393

宮川から出艇、北風に押されて安房崎へ。安房崎近くは北東方向からの低いうねりと返し波でグチャグチャだったが、そこを回ればおとなしいもの。岸ベタで漕いで、いつものようにすましと海岸で意外と少ないゴミを拾い、三崎港内へ入った。釣り人がいる岸壁で、急に水面がざわついた。ボラか何からしいけど、釣り人が慌てて集まってきて竿を垂れていたのは面白かった。

PB090394
潮が高めなので、いつもは抜けない場所を抜けた

三崎港を抜けてからもずっと岸ベタで漕いできて、最後にお約束ロール練習。久しぶり&水温が20度を割ったせいか、思うように上がらない。バックスイープロールは失敗し、ストームロールも最初はヘッドアップしてしまった。9月は結構いい線行っていたのにな・・それでも、何度かはストームで上がって終了。水の中よりも濡れた体に風が当たる方が寒い。

食事して帰宅。
Comments

にわか雨

台風からのうねりがありそうだったが、とりあえず現地に行ってみた。
風はめずらしく北風、うねりはまだほどほど。曇天の中、吐月工房氏ご夫妻と漕ぎだしてみたが、安房崎までけっこう翻弄されたので、進路変更して三崎港内に転じた。水っ垂れで少しゴミを拾って、灘ヶ崎まで行って戻ってきた。灘ヶ崎ではブーマーが現れていた。先日の水難事故はこういう状況だったのではないか?いたましい事故であった。

P9160383
灘ヶ崎
P9160387
ヨットが傾きながら進んでいった

P9160390
鳥たちも休憩モード

戻ってきて、それぞれロールやセルフレスキューの練習を始めたら、断続的に激しいにわか雨になった。
雨を浴びるのは久しぶりで、何だか嬉しい。だが遠雷も聞こえてきた。

P9160392
激しく雨

ロールは先日と同じ5種類だが、バックスイープロールをいろいろなタイミングで試してみた。タイミングが合うと非常にすんなりと上がるが、ミスるとうまくいかないでバックアップのロールで上がることになる。かなり回ってしまい、ロール鼻になってしまう。かなり後まで鼻詰まり状態になった。

片づけている間、激しくはなかったが雨が降り、止んでからも路面が濡れているので撤収に差し障りがあった。適当なところで諦めて片づける。お昼を食べていたら、何と快晴になってしまった。片づけるタイミングを見計らうのは難しい。
Comments

久しぶりに

今年は夏の盛りに山ばかり行っていたので、久しぶりの海でのカヤックになった。
残暑厳しい中でカヤックを組み立てたりバラしたりするのは苦行であるが、海岸にたくさんの人が繰り出さなくなったのでまあよしとしよう。

吐月工房氏と宮川で落ち合って、7時30分ころから組み始め、30分で組み立て終わって8時過ぎに海上に出た。おとなしく、のっぺりとした海面だ。

P9091354

いつものように城ヶ島を時計回りに一周する。安房崎あたりで釣り人が少ないのに気づき(小潮だったらしい)、海面に赤潮が出ているのが目立つ。波がないので崖下に寄せることができ、いつもは立ち寄らない洞門にも接近してみた。
P9090380

赤羽根海岸からは、朝クッキリと見えた富士山が霞みながらもその姿を見せていた。
下の写真ではちょっとわかりにくいが、馬の背洞門の穴の左上にある。
P9090379

その後すましと海岸でペットボトルを拾う。大漁であった。
三崎港内をのんびり漕いでいたら、水上バイクの大群が横に広がってものすごいスピードで追い抜いていった。
港内はどんな船舶も徐行である。城ヶ島大橋をくぐったところで遊覧船とすれ違い、大群は遊覧船の左右を爆走していった。三崎港内から出る水中を覗ける「にじいろさかな号」もちょうど港から出て行くところで、それを猛スピードで抜き、次の瞬間に遊覧船とすれ違ったという状況である。端で見ていて非常に危険に見える(というか危険そのもの)。堪り兼ねて吐月工房氏が水上バイクの一人に注意をした。しかし彼らはさほど悪びれる風もないし、周りに見せびらかしたい一心で暴走しているとしか思えない。いつか自分で自分の首を絞めることになるに違いない。

10時30分ころ宮川に戻って、いつものロール練習。左右のスカリングレスト、左右のスタンダードロール、右のストームロール、持ち替えロングロール、
コンティニュアスロール(他人様の動画に勝手にリンク)、バックスイープロールをやる。一応、すべてのロールで失敗なく上がることが確認できたが、最近ロールもやっていなかったので力が入ってしまったのと、50肩もあって筋肉を酷使してしまった。筋肉に頼るようではまだまだである。帰宅後、両国へ大相撲九月場所の初日を見に行く。何だかカヤック疲れでだるくて、熱戦も少なかったのでついウトウトしてしまった。

積乱雲が非常に美しい休日だった。
Comments

回りすぎ

夏休み前の平日漕ぎ。
吐月工房氏といつもの城ヶ島一周コース&ゴミ拾い。

戻ってきて30分ほどロール練習した。
左右のスタンダードロール、左右のスカリングブレイス、右持ち替えロング。
さらにストームロールの練習。
ちょっとしたアドバイスを吐月工房氏からもらったら、結構いけるようになってきた。

調子に乗ってバックスイープロールにもチャレンジ、1度は成功した。
しかし、回り過ぎてカヤックから降りたらフラフラした。久しぶりのロール練習だったからかもしれない。

過ぎたるは及ばざるがごとし。
Comments

江見のマンション下で波にもまれた

平日SUP。私がお願いしてオオタガキさん、笠原ご夫妻と江見の京王マンション下で9時ころから12時まで波に乗った。

左右に岩があってちょっと緊張させられるロケーションだが、特に危険なことはなかった。
柔らかいインフレータブルボードに硬くて鋭利なフィンはよくないなと思ってソフトフィンを奮発して買い求め、装着して出た。

P7050249

外房のパワーのある波だが、最初のうちは元気だったせいか結構乗れた。しかしまだまだ成功率は低く、乗ろうとして乗り遅れたり、強いスープでひっくり返ったりの連続である。それでも楽しい。次こそは!と頑張れる。

しばらくして、バランスを崩して波にパドルを入れて支えたら、借り物のウッドパドルがポッキリ折れてしまった。ああ!オオタガキさんのアルミ製パドルをお借りして事無きを得たが、オオタガキさんがいらっしゃらなければ開始30分で今日は終わりだった。

最後はメロメロ。人が少なければいいポイントだ。

P7050250

撤収して、近くのスーパーで弁当を買ってスーパーの休憩所で食べてから帰路につく。睡魔との戦い。京葉道路が渋滞していなくてよかった。

カーラジオが突然壊れてしまい、ウンともスンともいわなくなってしまった。ドライブしながらラジオが聴けないのは大変苦痛。帰りにカー用品店によって適当なオーディオを取り付けてもらう。ずいぶん余計な出費になってしまった。
Comments

ウロウロしただけ

早起きはしたんだが、出かけるかどうか微妙な雰囲気。午後から降雨の予報なので行くなら短時間で楽しめるSUPである。
降りだす前に行ってみるかと8時近くになって出かけてみる。とりあえずの目的地は岩井海岸。9時過ぎにたどり着いてみたら・・・

潮が引ききっている上に水上バイクが海岸に20台くらい停めてある。砂浜を走り抜ける自動車も・・これはイカン。こんなところで遊べないよ。

で、保田に行ってみるが当然波なし。じゃあってんで長挟街道で鴨川経由、鵜原行き。
途中、鴨川のマルキの様子を運転しながら見たら、すっげーサーファーの数。オホーツクのアザラシもこんなにいないぞ!

とーぜん、鵜原も車と人が多く、こんなゴチャゴチャしたところで初心者が入り込む余地はない(とはいえ、ここは初級者が多そうですが)。4人くらいSUPに乗っている人がいたので、20分ほど見学して立ち去る。やっぱ平日がいいや。

結局房総半島ドライブで終わりそうだが、帰路は金曜日に走った道を使ってみた。これがなかなか快走ルートで、道幅は房総半島内陸部特有のものだが、信号がほとんどない。対向車も少ない。山の中から平地に出たらすぐに木更津東インターに直結である。これから鵜原に行く時はこのルートで行くことにしよう。金に糸目をつけずに高速をフルに使えば、2時間弱で到着できそうだ。

結局昼過ぎに帰宅して仕事。今度の木・金は、仕事をやっつければ行けそうな気配。
Comments

鵜原でちょっと波に乗った

金曜日の天気が予報以上に良かったので、午前中の仕事を適当に放り投げて外房の鵜原海岸へ向かった。午後から笠原氏がSUPやるとのことなので、電話したらもうご夫妻で向かう途中だという。

11時30分過ぎに出て、市原インターから大多喜・勝浦経由で到着は14時。笠原氏ご夫妻はひとしきり遊んだ後らしい。そしてなぜかオオタガキ氏が波乗りしている。聞けば、お昼前に来て乗っていたらしい。偶然とはいえ・・

自分も急いで準備して始める。さすがに岩井と違って波は厚く、また波に追い越されてなかなかテイクオフできない。
悪戦苦闘して何度もひっくり返り、ようやく1時間経ったころに気持ちよく2〜3本乗れた。
オオタガキ氏、十分遊んで15時前に帰路につく。

今回、安物のFCS対応フィン(3枚で1980円!)を装着して乗ってみた。違いはよくわからないが、デフォルトのフィンよりは深いので波乗りにはいいはず?だ。笠原氏もその程度の安物で十分という。どうせ高いものを買っても違いがわからず、フィンは折れることもあるので安物で十分だ。そもそもインフレータブルSUPだし・・・

31wqyofN-gL._SL500_AA300_通販で買った安物フィン

平日で波は独占状態、乗り放題なので笠原ご夫妻が帰路についた後も16時まで頑張ってみた。
上がるころ、ビキニの上にウエットフルスーツを着たおねいさんサーファーが2人入ってきた。

帰りは上総興津から初めて走る県道で久留里に出て、木更津東から京葉道路、東関東道、いつもの湾岸市川から今井街道で18時45分着。
もっと乗れるようになりたいものだ。
Comments

SUP乗り比べ

お誘いに乗って、また岩井海岸へSUPをやりに行った。

カヤックでお世話になっているYoshidaさんがインフレータブルSUPに試乗するとのことで、私とオオタガキさんがお邪魔したのである。

8時30分ころに集合場所に着いたら、すでにお二人は到着済み。そのうちリジッドSUP2枚とシットオンカヤックを持ち込んできた5名ほどの集団が交替で水上に浮かび始め、ボーッと眺めているうちに笠原ご夫妻が到着。

笠原氏が持ってきたStarboardのASTRO(10whopperと11.2)および私のISUP(10.6 C-Mac ATB)、オオタガキさんのSamoaを4枚並べ、揃ってポンピング。15psiの気圧に達したかと思いきや、納品時の失敗をまたやらかしてしまって激しく空気が抜け、再度ポンピング。片づける時に気をつけていないとこれからも何度となくやらかしそうだ。

P6240248
ASTRO2枚

その他にリジッドボードとしてStarboardのFisherman(11.2)、オオタガキさんのリジッドボードと、計6枚のボードを5人で取換えながら水上に浮かぶ。iSUPに一番近いのはASTROの11.2だった。安定感は後者の方が一枚上だ。さらにFishermanは釣り用ボードだけあって、ものすごい安定感。YosidaさんはASTRO11.2とiSUPがフィーリングが合ったようだった。

波はほとんど立たずに初級者向けだったが、12時過ぎまで遊んで終了。またまた住吉飯店で遅い昼食をとって、帰路についた。京葉道路もアクアラインも大渋滞で、下道の交通量も多かったが、千葉市内渋滞を耐えながらずっと下道で18時に帰着。よく遊んだ。
Comments

雨降り前にカヤック&SUP

どうやら週末は雨降りらしい。
金曜日はギリギリセーフ。一人でSUPしにいくか、カヤックを漕ぎに行くか、乗り物の選択肢が増えるといろいろ悩みも増える。結局、吐月工房氏からのお誘いがあったので三浦へカヤックしに行く。ツーリングが終わったら吐月工房氏にSUP乗ってもらおう。

ということで宮川に7時20分ころ到着して、カサラノを組み立て、吐月工房氏といつものコースを漕ぎ始める。ひっさしぶりに安房崎までおとなしい海況。例のごとくすましと海岸でペットボトルを中心に拾って、長津呂から三崎港の西側を通って諸磯まで往復して、三崎港内を通って帰ってきた。平日なので釣り人も少なく、港に出入りする漁船も少ない。ただ、赤羽根海岸近くで自作ウッドカヤックに乗った方とすれ違った。

P6150240
P6150241
いつもとちょっと違う場所で

今回、先日購入したREEDのアクアサームスプレースカート(サイズ:キーホールB)を試してみた。ツーリングでは非常に使い勝手がよいが、装着時に相当延ばしながらになるので、横方向の引っ掛かりが浅い。ロールをすると、横から外れてしまう。これは誤算だった。もう少し使ってみるが、ロールする場合にはネオプレンのスカートの方がいい。コックピットにかなり水が入るので、ロールは左右含めて4回くらいで止めてしまった。

P6150238
うーん、ロールには支障ありとは参った

カヤックと拾ったゴミの袋をいったん駐車場に持ち帰ったら、なんとスクーターでbaron-papaさんがいらしていた。先日登山の足として使われていたヤマハのマジェスティだ。私はカサラノを乾かしつつ、iSUPのポンピング。

P6150246
昔のマジェスティからはだいぶ進化してるんですね・・

baron-papaさんがカヤックを組み立てている間、ロール練習した入り江でSUPに乗って遊ぶ。波は全くないので、浅瀬で足を前後に開いて左右にターンしてみた。結構いけるが、利き手利き足の関係で左回転がやや難しいかな?吐月工房氏にも乗って頂いた。

P6150242
P6150244
おっとっと
P6150245
ちょっとした遊びだったので便所サンダルを載せて漕いでみた。
岩場で真面目にやる時は便所サンダルは×。

戻ってみたらbaron-papaさんのカヤックが組み上がり、城ヶ島一周に出発された。こちらは遅めの昼食を摂り、のんびりしていたらbaron-papaさんツーリングから帰還。3人でバイク談義をひとしきりして、15時過ぎに解散。
Comments

New Norimono,iSUPが来た!

昨年から待ち焦がれていたiSUPがついに手元にやってきた。

納品がてら、笠原氏、オオタガキ氏と岩井海岸で波乗り。
とはいえ、スモールコンディションで初心者にとってはうってつけ。
おまけに予報がうまく外れて晴れ上がった。
インフレータブルSUPの最初の儀式はポンプ作業。15気圧まで入れると、汗が若干浮いてくる。
やっと仕上がったかと思ったら誤ってバルブを空けてしまい、やり直し。

P6100236
最初は小学生でも楽ですが、圧が高まるにつれ大人でないと難しくなります

P6100237
インフレータブルボードとリジッドボード(ぱっと見区別つかない)
インフレータブルでもきれいなロッカーがついています


その後、しばらくクルージング。何となくの感触だが、オオタガキ氏から今まで拝借していたインフレータブルSUPのセヴィラーと、先日試乗してみたアストロの中間的な操作感があって非常によろしい。直進性と回転性がうまくバランスされている感じである。笠原氏、オオタガキ氏にも乗って頂いたが、なかなかよいとのこと。特にオオタガキ氏からは、軽くてよく進むとのありがたいインプレ。長く待った甲斐があったというもの。

小さな波に乗ってみる。最初はうまくいかなかったが、だんだん慣れてきて、シッティングでスープに乗ったり、一番調子が出てきた11時ころには立っても何度か波に乗れた。ボードのおかげなのか?思わずニンマリしてしまう。

12時過ぎまで約3時間近く遊んで、いい加減疲れたので終了。勝山の住吉飯店で暑い中熱い中華を食べて解散。帰りは京葉道路の渋滞はじめで、なんとか16時台に帰ってこれた。

120610_134602
食べかけチンジャオロース丼

さあ、これから新しい相棒に慣れるために足繁く練習に行かねば。
Comments

セタスBKPツーリング館山〜洲崎方面

久しぶりにセタスBKPツーリングに参加した。
参加者は私のほか、イエローカフナのHさん、レッドカフナのNさん、そして久しぶりにお会いしたレッドジャバのFさん。

P5270227
本日の5艇(ブルーは笠原氏ウィスパー)

館山北条海岸に集合して、カートップしてきたHさん以外は自艇を組み立て始める。炎天下での組み立てになったが、スムーズに30分でカサラノ組み立て完了。10時過ぎに出艇して、桟橋をくぐり、沖ノ島を回り、洲崎方面へ。予報では昼ころから南西風が強くなるらしく、外房は台風からのうねりが届いているようだ。そんなとき、館山湾の南岸は風裏で条件が良い。

P5270228
ハードコーミングカフナだが、まだ赤がまぶしいNさんのカフナ

洲崎近くまで来ると、風と回り込んできたうねりが出てくる。潮も引いているので、根のあるところではところどころ小さなブーマーも立つ。手ごろな上陸地がないので、坂田方面に戻りつつ、小さな浜で上陸して昼食。私の昼食は菓子パン&マテ茶。寂しい昼食だ。週の後半風邪気味だなあと思っていたら本格的に鼻風邪を引いてしまった。そんな体調の時にこの昼食ではいけない。そもそも、家で静養していた方がよかったのではないか?無理して遊びすぎである。

P5270230
洲崎
P5270232
お昼休憩

その後、波左間を通過して見物海岸でパドリング終了。すでに海岸では親子連れが海水浴、シュノーケリングを楽しんでいる。

撤収もスムーズで、ロールしなかったのでカサラノの内部もほとんど水が浸入していない。船内に入る水はほとんどシーソックからだが、カサラノはリムグリップシーソックに交換してからというもの、便所サンダルを脱いで裸足で乗るようになり、さらにラダーペダルを排してフットプレートに交換してあるので、シーソックのウレタンコーティングが健全に機能している。それ以前にリムグリップシーソックにしたカフナの方は、経年劣化に加え、ラダーペダルを踏むことが多かったのでコーティングがところどころ剥がれている。カフナを漕ぐとどうしても水が浸入する理由はそこである。

幸い、撤収直後に館山駅行きのバスが到着した。バス代は420円。漕いだ距離は13.5kmほどか。カヤックパックを背負って館山駅東口から西口に抜け、海岸の駐車場までエッチラオッチラ歩いて終了。

P5270235
こういうのも絵になります

帰りはアクアライン・京葉道路ともに大渋滞となり、ズルズルと下道を走っているうちに千葉市内に入ってしまい、相変わらずの14・357号渋滞にハマるが(現在立体化に取り組んでいるようだが、ここの渋滞はマジで何とかして欲しい)、357号と14号が分岐してからは快適に東関東道沿いを走り、19時30分に帰宅できた。下道&千葉市内渋滞ありでも約3時間で帰ってこれる。しかしこんなに遊んで、ドライブでも風を受けて走っていると私の風邪はよくなるはずがない。
Comments

上総湊〜館山、一気漕ぎ

マリン予報では日曜日の天気は一日中晴れ、午前中弱い北風から午後南西の風に転ずるという。
小潮ということもあり、絶好のツーリング日和だ。このチャンスを逃したら長く漕ぐチャンスはいつ巡ってくるか?

いままで小分けに漕いでいた内房沿岸を、午前中の北風に乗って一気に漕ぐことにする。上総湊から館山まで約32km。帰りの電車のことを考えると、少しでも軽く、ラダーを装着しないカフナをチョイスしたい。ドブ漕ぎで船体布も塩水に浸かっていないし・・・やはりBKPツーリングなら背負ってよし、漕いでよし、余計なことを考えずにすむ安定感などで総合ポイントが高いのはカフナである(カサラノでできないことはないけど、陸上で重すぎ、漕ぎ終わった後の体には堪える)。

P5130211さて、行きますか

8時05分、上総湊のゴミだらけの海岸から出発。予報によりも北風強い。富津岬から鋸山までは地形の関係か、風の通り道になることが多いように思うが、最初から右後方からの追い風と追い波で漕ぎにくい。時折、カヤックに乗った上半身で比較すると胸くらいの波が側面から押し寄せてくる。翻弄されながらも、追い風のパワーを生かしてスピードに乗る。竹岡まで40分、スタートから約8km先の金谷のフェリーターミナルまで1時間強。そのまま休まず明鐘岬を回り、保田の海岸の沖合を進む。金谷までの北風が弱まって、海面がトロンとしてきた。

P5130213もみくちゃ

P5130214金谷通過

P5130216明鐘岬

勝山の大六海岸(約14km)でちょうど10時。朝飯が5時だったので空腹感を覚え、ここで初めて上陸しておにぎりを2個食べる。20分ほど休憩。

P5130220休憩

10時30分から再び漕ぎ始め、浮島は回らずに岩井袋へ。11時を回った。南から7艇くらいのカヤックが北上してきた。ハルに「房州素人船団」のステッカー。短く挨拶して、勝山に戻られる御一行と別れる。釣り人を迂回し、定置網を海岸沿いから回り込んでひたすら南下する。南無谷崎(20km)で11時45分。一気に行ってしまう。大房岬(24km)で12時のチャイムが聞こえた。

P5130221浮島は通過

P5130222岩井と富山

P5130223富浦の湾口

P5130224
大房岬でちょうどお昼

大房を回り込んで館山湾に入り込んでからが長い。雀島までが長く感じられ、そこからはゴールが見えるのになかなか近づかない。漕ぎながらウンザリする。肩周りも痛くなってきたし、腰も痛い。1回しか上陸しないでガシガシ漕いだせいだ。風が北から南に転ずる時間なので、かなり暑く感じる。那古船形で上がればよかったかな〜などと反省しながらも13時に北条海岸に到着。

P5130225
館山湾にウンザリ

P5130226
はぁ疲れた・・

休憩時間20分を差し引くと、だいたい4時間30分で漕いだことになり、平均時速はなんと7km。追い風の効果絶大。

1時間で撤収して駅に向かう。14時07分の千葉行きがちょうど入線していたので迷わず乗る。電車賃は570円。運賃的にも大台に乗ったのだが、運賃に対して運動量は比較にならず、疲れた。約40分で上総湊に戻ってしまう。カヤックパックを背負って海岸の公園までエッチラオッチラ歩き、ツーリングは無事終了。達成感大きいが肩・腰・腕に疲労たまる。上総湊の駐車場にリジッドのカヤックをカートップしている人がいて、この日は内房では珍しくふた組のカヤッカーに遭遇した。

大相撲夏場所中日の中継を聞きながら、帰路は京葉道路〜東関東道経由で。
Comments

三浦南岸大荒れ模様

連休最終日の天気は下り坂の予報。南風が強まり、上空の寒気によって雨・ひょうが降るという。こんな時は行かないに限るが、午前中の早い時間だったらまだ持ちそうだ。

吐月工房氏が行くだけ行ってみるというので、こちらも朝6時前に出発。7時台にカヤックを組んでとっとと出てとっとと帰ってくる目算。

P5060186出発

宮川漁港から城ヶ島方面を眺めると、すでに風が上がってくる気配。風車も回り始めた。久しぶりのカサラノを30分で組み上げて、アクシデントで若干遅れた葛飾のU氏とともに3人で出艇。かなりの低潮である。

P5060187
城ヶ島大橋方面へ

出てみるとまだ風は5m以内だが、どう考えても安房崎から城ヶ島一周はできそうもないので、三崎港を通って灘ヶ崎まで行ってみることにする。すでにトット島あたりでは波風が強まっている。3番ブイのところで港口を横断し、城ヶ島沿いを漕ぐ。灘ヶ崎の外側は一面のちりめん皺&風波である。向かい風に対する耐風訓練みたいになってきたのでそこそこで切り上げ、往路を引き返す。

P5060188
P5060190P5060192
灘ヶ崎はこんな感じ

P5060193
三崎港内では、城ヶ島沿いを漕いでこのブイで左右確認して最短距離で対岸へ渡りましょう

まだ大丈夫と思いつつ、帰りに水っ垂れに寄ってみるが、上陸してゴミ拾ったり駄弁ったりしているうちにドンドン風が上がってきて、白波オンパレード、洗岩では波しぶきがすごいことに。

P5060194
水っ垂れにはきれいな海藻が繁茂していた

11時台初めにこんな状況では、もう漕げない。というか、宮川まで戻るだけでもかなり厳しそう。状況としてはもう写真など撮影できるはずもなく、自分の頭より高い、右方向から来る風うねりをしのぎながらひたすら右スイープ、沈のピンチを何度となくかいくぐって、ようやく宮川港入り口までたどり着いた。もう口の中カラカラ。それでも、カサラノでこれだけの波をしのいで漕げた(状況的には全く判断が甘かったが)。

P5060196
最後はこんな状況でしたが、漕げる限界です

その後は真面目にロールするつもりもなくて、左右のスカリングレストおよびスタンダードロール、右の持ち替えロングロールだけやっておしまい。もう水もだいぶぬるんできた。ロールで水浸しになる前に強風の中を引上げ、即座に撤収。風が強いのですぐに乾き、短時間で撤収できた。

まるよし食堂でいつものように昼食。
「三浦半島セイフティシーカヤッキング連絡会」で過去に作成したローカルルールが最近周知されていない、という話を以前から吐月工房氏にしていたのだが、近々再び何らかの方法でローカルルールがネット上で容易にヒットするようにするための相談をしながらの食事となった。誰かいいアイディアがあったらご連絡下さい。
Comments

GWの江東運河漕ぎ

クーランマラン人力旅行社の「東京水路カヤックツアー」が大変人気らしい。テレビで2度紹介された効果が大きいようだが、他のアウトフィッターが桜の季節で終了した後も定期的に続いている。

このツーリングは関東店の福田さんがメインガイドであるが、あまりの盛況ぶりで、連休中徳島店の杉本さんも上京してこのツーリングをアシストしている。私の最も近いカヤックルートに来られるのであれば、是非ともご挨拶がてら同行したいところである。

ということで、クーランマランにゆかりの深いオオタガキ氏も直前に誘って4月以来の運河漕ぎとなった。5月4日は前日からの雨が朝まで残り、夕方には再び雨の予報であるが、海と違ってあまり天候には左右されない。

P5040173小雨の中、集まりました

いつもの公園駐車場から旧中川をスタートに9時30分ころ出艇。ツアー参加者は14名。さすがのテレビ効果である。カヤックはシングル・ダブルを合わせてレンタルが10艇、他に杉本さんのカフナと私たちのカフナで計13艇で実に壮観である。

パドリングのレクチャーから始まり、ゆっくりと旧中川から小名木川へと漕ぎ進む。たまにはガシガシ漕ぐのでなくてこんなゆっくりツーリングもいいものだ。だが雨のせいか、水面に油の塊が浮いていていつもの透明度がない。初めて来られて「やっぱり東京の川は汚い」とツアー参加者に思われるのは地元民としては癪で、「いつもはもっと透明度が高いんですよ」などと釈明する。

P5040174パドリングレクチャー

P5040175旧中川から

P5040176小名木川へ

そのうちクローバー橋を抜けて一度扇橋閘門を抜ける。この日は閘門の前後が際立って汚かった。オオタガキ氏、カヤックに固定した動画カメラで撮影をされていた。

P5040177扇橋閘門

シットオントップで単独で漕がれている方が大横川方面へ進んでいった。その後アルフェックのダブル艇に乗っておられる方と2組遭遇、先月もそうだったが、運河がカヤッカーに認知されつつあることを実感する。

再び閘門をくぐってクローバー橋へ戻り、横十間川を北上する。亀戸天神近くでお昼を過ぎたので上陸、ちょうど藤祭りで賑わう天神の境内の屋台でたこ焼きを買ってお昼とする。デザートには船橋屋のアイス最中を買って食べる。

P5040179錦糸町が近い

P5040180老舗・船橋屋のアイス最中

1時間以上の休憩の後、再乗艇してスカイツリーに最接近する。しかし、スカイツリー間近で雨が降りだす。夕方の予報が前倒しになったようだ。降りが激しくなってきたので、断ってツアー集団より先に漕がせてもらい、14時30分に帰着。雨の中、橋の下で撤収。生乾きでハルに固化した油が付着しているが、また近々海で清めることにする。片づけ終わったころにツアーの皆さんが帰ってくる。10艇のリジッドカヤックをガイド2名と私とオオタガキさんで片づけ、カートップして16時30分すべて片づいた。

P5040182
すでにツツジの季節

さて、ちょうどその頃杉本さんの奥様がいらしたので、5人で大島方面へ「もんじゃ」を食べに行く。もんじゃ初体験の杉本さんのリクエストで、月島あたりよりはずっと安いもんじゃを夕方から食べ、19時過ぎに解散。

まだまだ連休中毎日水路ツアーは続くようだが、今度はまた徳島でお会いすることを約束してそれぞれ帰路についた。
P5040183
お約束のアングル
Comments

バンジーコード

先日、都心のアウトドアショップを探しても見つけられなかった4ミリと5ミリのバンジーコード。その後は船具屋を回ってみるかと思っていたのだが、実は意外と簡単な入手ルートがわかった。

手芸屋さんである。首都圏に展開している大手手芸屋の最寄店舗で入店後30秒で発見。
2.5mで500円前後だったので、4ミリと5ミリを2袋づつ入手した。4ミリに関しては色も選べる。
灯台下暗しとはこのことだったか・・

これで、いつカヤック本体のバンジーコードが切れても即対応できる。
120426_144548
一番右は3ミリのバンジーコード
Comments

久しぶりに内房へ

昨年はカヤックで内房を漕いだのは岩井海岸でSUPに乗った時のついでだけだったような気がする。

久しぶりに単独出艇で内房を訪れた。といっても本格的なワンウェイツーリングではなく、保田から浮島を廻って岸ベタで帰ってくる約10kmのショートツーリング。午前中2時間弱で漕いだ。

9時30分から組み立て開始して10時出艇準備完了、10時20分ころ出発。最初は大したことない北西よりの波と風だと思ったが、浮島に近づくにつれて風・波ともに強くなってきた。5mくらいは吹いていただろうか?風波も北西方向から押し寄せてくるので、斜め右後ろから風波を受けることになり、いたって漕ぎにくい。クラトワパドルも2ヶ月ぶりなので、感覚が戻らなくてゆっくりめに回した。

P4130108組み立て開始から準備完了まで30分

浮島の北側が一番風が強く、小さな白波も立ってきた。鋸山に風が遮られる保田とは大違いである。で、浮島の西側に行くと風は断崖に反射するせいかぴたっと止み、波だけが返し波との合成で三角波になっている。しかし、風が止んだので三角波でもパドルのキャッチが格段に良くなり、カサラノのスピードが上がる。このくらいの三角波なら大丈夫。南側でちょっと洞窟を眺めて、帰りはまずロックガーデンの迷路を通過して岸ベタで戻る。やはり勝山近辺が一番風が強いようだ。

P4130111わかりにくいが風がある

P4130113お約束の南側洞窟

P4130116大ボッケ

今日は気温に合わせたウェアリングをしたので、まだ冷たい水の中に入る気はせず、仕上げロールはなし。でも亀ケ崎の透明な水を見たらロールしたくなった。

12時のチャイムを聞いて上陸。まずカサラノを乾かしながら、先日の運河漕ぎから生乾きのままのカフナの船体布を出し、裏返して乾かす。カサラノをバラしていたら、フェザークラフトに関心のある方から声をかけられ、いろいろと説明する。聞けばバタフライカヤックスのカヤックにも関心があるらしい。バタフライカヤックスには乗ったことがないのでまったく説明はできないが、カサラノとカフナのユーザーとしては、こちらに関心を持っていただきたいと思い、ぜひセタスで(横浜から来られているようなので)試乗してみて下さい、と告げておいた。

上のような宣教活動の会話もあったり、完全に乾かす必要もあったので13時を回ってしまった。バンジーコードを買いに鴨川へ行くつもりだったが、都合が合わなくてまたの機会とする。久しぶりに「ばんや」で遅い昼食にしたが、量が多過ぎて午前中の運動量をしのぐカロリーを摂取してしまった。
すぐ後に来た隣の「ワケアリ」風のカップルの女性がいっこうに注文が決まらず、男性に「何にする?」とせっつかれても、まったくオーダーを決めようとしないのが隣にいて大変気になる。そのうち、男性は急かすことも止めて携帯に見入ってしまった。その間、カップルの会話まったく無し。私には注文した品が届き、食べ終わっても女性の決断は下っていなかった(当然、心の中では「食う気あんのか、ねーちゃん」「早く決めろよ」「男も、もう勝手に決めちゃえよ」とつぶやいていた)。

こんなの見ると、平日の「ばんや」に来るカップルがみんなワケアリに見えてしまう。
マンウォッチングを楽しんだ後、素直に高速で帰る。
Comments

リベット打ち修理に挑戦・その3

昨日破損したリベットの修理とラダー受けの再接着。

ラダー受けはシューグーで取り付けて乾燥させる。今度はいつまで持つか・・?

問題は3回目のリベット修理。もともと、白い樹脂パイプの上からアルミ合金の太いパイプと細いパイプがリベットで固定されている。ちぎれたリベットが樹脂パイプの中に残っていて、これを取り出すのにちょっと苦労した。チョチョイと直してまた収納バッグに収めるつもりで外で作業を始めたのだが、最終的には家に戻ってプライヤーで挟んでドリリングした。で、中に詰まっていたリベットの残骸を撮りだした写真。
120409_174055

ここまでくれば、あとはブラインドリベット打ちだけ。以下のような手順。
120409_174204リベットを差し込む
120409_174248リベッターでカシメる
120409_174410完成
Comments

江東運河リベンジ

先週土曜日のリベンジをしてきた。メンバーは先週のメンバーの中の4人。
天気も良く、若干冷たい風が吹いていたが、順調に東京海洋大学越中島キャンパス付近の公園まで往復21km。

で、ツーリングの核心部は荒川ロックゲート脇の出艇地。大潮の干潮時で、泥と岸のヌメリに閉口した。昼休憩の越中島でもカヤックの着岸、再出艇が難しい。特に荒川本流と、扇橋閘門を出て隅田川に近づくと水が汚い。旧中川、小名木川はそれに比べると透明度が高い。

閘門の隔壁からしたたる水は今回は特に汚いと思わなかった。

P4080088
ロックゲート脇まで堤防上を歩く
P4080089
コンクリスロープから出艇したが、スクーターが水没していて参った
P4080091
いよいよロックゲート進入
P4080093
水位が1.2m下がった
P4080095
隔壁の向こうには桜並木
P4080096
旧中川は先週と違っておとなしく、たくさんのボートやカヤックが出ていた
P4080098
現時点で水上から最接近できるポイント
P4080099
南下して扇橋閘門を抜ける
P4080100
大横川の桜並木。満開
P4080102
帰路の大横川。スカイツリーが見える
P4080106
再び閘門くぐる
P4080107
お疲れさんでした

最高のコンディションではなかったか?この日は各地のカヤックアウトフィッターが運河ツーリングを挙行していた。アルフェックが多かった。とあるアルフェックのダブル艇のバウマンは、ダグ・シンプソンにそっくりで、なぜ他社のカヤックに乗っているのか一瞬目を疑ったくらいだ。さすがに運河20kmは飽きるが、そんなに楽ではない。風の通り道になりやすい。同じような風景が続くと進路を間違えやすい。豊洲近辺では高速で通過するボートや屋形船がつくった波が厳しい(隅田川はもっと厳しい)。

しかしフォールディングカヤックなら、疲れたら越中島で上陸してそこで畳んで電車で帰ってもよく、スマートである。

カフナ組み立て時、またリベットが1本ちぎれた。今度は3番リブをはめ込む部分だ。そして帰りにはラダー受けが再びぐらついてきた。もう、カフナを漕ぐたびにリベット修理が発生する状況を覚悟した方がよさそうだ。ラダー受けも、もう何度接着し直したことか・・今度はシューグーで接着してみよう。しかし、修理は楽しい。いつ修理に取りかかろうか・・・
Comments

リベット打ち修理に挑戦・その2

バンジーコードがなかったので、前回の修理でいったん中断。
近くのホムセンで切り売りしてなかったコードを手に入れるため、都心へ。アウトドアショップなら簡単に手に入るだろうと思いきや、大型ショップを3軒まわっても太さ3ミリのものしか手に入らなかった。テント修理やザックの改造用程度を想定しているのだろう。私ゃ4ミリが欲しいのである。それでもとりあえず、3ミリのものは4m買っておいた。2重にして使う最終手段を想定したのだが、他の用途にも使えそうだ。4mで350円ほど。

太めのバンジーコードは通販船具屋さんで買うか、セタスでまとめて買った方が楽だ。今度買っておこう。

今回は窮余の策で、都心のホムセンで自転車の荷物固定用ゴムヒモを入手。4ヶ所フックがついていて400円。長さは1m程度か。他に5ミリの2m自転車用ゴムヒモを購入。こちらは両端のみフックで、300円。
120402_1344374ミリのゴムヒモ。フックを外す。

作業開始。まず4ミリの方のフックをラジオペンチなどで外す。安物なのに、カシメてあったりして分解は力技を必要とした。無事外し、リベット打ち作業に取りかかる。

片方のリベットをドリルで外して、中から出てきた樹脂製ワッシャにゴムヒモを通し、念のためステンレスワッシャも新たに噛ませてパイプに挿入。リベットにワッシャが引っかかるよう、穴の奥まで入れたことを確認してリベット打ち。

120402_140445ブラインドリベットを入れたところ

次いでつながる方のパイプのリベット外し。外したら短くて一回り細いアルミパイプと、塩で真っ白になったバンジーコードの破片が出てきた。こちらはステンレスワッシャのみ。ワッシャが細いパイプに引っかかる単純なしくみである。
120402_140907
120402_141046

写真の赤いバンジーコードを引っ張りながら適当なところでラジオペンチで挟んで固定した上で切断、細いパイプとワッシャを通してコードを縛り、穴をあわせてリベット打ち。完成。

120402_141740これからリベッターでカシメる
120402_141835無事完了

最後に接合部に潤滑防錆剤ボーシールドを塗って終了。

もう一本買ってきた5ミリのゴムヒモは、適当に切ってカサラノとカフナのパイプをまとめる輪ゴムにした。

慣れると意外と作業は簡単である。
Comments

リベット打ち修理に挑戦・その1

カフナの修理にトライした。直したのは、スターンセクションのキールパイプにある黒いデルリンブロック部分。4番リブを引っかけるピンが入る穴がくりぬかれている。リベットが経年劣化で破断、デルリンブロックが外れてしまった。

で、修理完了後の写真がこれ。
120401_162334

修理方法は、
・パイプとデルリンブロックに残ったリベットの破片を、電動ドリルでくりぬいて外す。
・適切な径と深さのブラインドリベットをあてがい、ハンドリベッターでリベット打ち。

これだけなのだが、近くのホムセンで5,000円程度のハンドリベッターと一箱450円のリベットなどを購入することになった。リベット径が太いので、リベッターは安物では歯が立たない。修理道具におカネをかけて(勘違いして無駄な出費もしてしまった・・)、なおかつ失敗するリスクも大きい(今回も、作業途中でダメかと思ったこと複数回・・)。

このような修理はセタスなど、修理技術に長けたアウトフィッターに依頼する方が確実だし、費用も1ヶ所だったらはるかに安く上がる。だが、私は近日中にまた組み立てて漕ぐ予定があり、早く修理したい。また2001年から乗り続けてきたカフナのリベットはいたるところで経年劣化が進んでいる。デルリンブロックが緩んで容易に回転する箇所があるし、すでにバンジーコードがちぎれた部分も出てきている(繋ぐには2ヶ所リベットを打ち直す必要あり)。それらを一回一回修理依頼するのでなく、できたらDIYで解決したかった。自分の愛艇だし、一応、これでも修理工の息子ですから・・

さて、また近々バンジーコードの修復にトライしてみたいが、こちらはリベットを2ヶ所打たなければならず、1ヶ所を固定した後にバンジーコードを固定してもう1ヶ所のリベット打ちをしなくてはならない。今回よりも複雑で面倒くさい作業になる。
Comments

都バスに乗って、運河漕ぎ

強風と午後からの強い雨が予報される中、朝からカフナのパックカートを引きずって都バスに乗る。運河から花見をしようという、過去にもやったツーリングだが、強風と河川護岸工事のおかげでわずかな距離で断念を余儀なくされた。

P3310060都バスでカヤック運搬

今回、私の呼びかけに集まって下さったのは7名。いつもフェザークラフトのツーリングでお世話になっている方々だ。はるばる群馬から来られたkawamuraさんは間もなく新社会人となるご子息を伴い、旗艦K2でのご参加だ。その他の方はカフナかウィスパーのシングル艇。河川敷に並べたカヤックはなかなか壮観だ。

P3310063

当初予定していたのは、荒川ロックゲートを荒川側からくぐって江東・江戸川・墨田3区にまたがる海抜0m地帯の運河を漕いでスカイツリーを直下から見上げ、扇橋閘門をくぐって大横川の桜並木を水上から愛で、海洋大学越中島キャンパスまで行って帰ってくる約20kmのルートだった。だが自転車で前もって下見までしたにも関わらず桜はまだ蕾、おまけにこの日ピンポイントで寒冷前線通過による強風と雨の予報。さらに護岸工事でスカイツリーにも接近できず、三重苦の結末となってしまった。今月いっぱいまで、2つの閘門は平日と土曜しか動かさないので、無理を押してでもこの日しかなかった。

集合時間より少し早くに出艇場所の偵察に行ったら、荒川には白波が立ち、とても出艇などできない状態。日曜日にはまだ通過できないロックゲートを諦める。次善の策として旧中川から出艇したが、ブローで10m超の強風に押され、勢いはいいものの南向きに漕ぐことが思いやられる。北十間川では狭い川なのに大規模な河川工事(これもスカイツリー絡みの護岸美化工事である)で現場のオッサンに進むことは罷りならんと剣もほろろにダメ出しされ、強烈な向かい風の中をスゴスゴと引き返す。出艇場所まで戻ったが、さらに小名木川を漕ぐ気力は失われ、これから降るであろう雨におののきながら午前中のうちに撤収とする。漕いだ時間は1時間ほど。残念。きっと桜が満開になるだろう来週日曜にリベンジするかも?ロックゲートも扇橋閘門もついに日曜稼働開始(毎月第一日曜を除く)とのことで、運河(今までドブなんて蔑んできましたが・・)はスカイツリー効果で脚光を浴びつつあるのだ!

P3310061
P3310062
P3310064
P3310066

撤収時、カフナのリベット止め部品が壊れる。わが初期型カフナももう11年目だ。そこかしこに不具合が出始めている。アルミ製リベット止めの部分は腐食が進みやすいのか、経年劣化が出やすい部分だ(アルミパイプの中が乾きにくいからだろう)。せめてリベット修理は自分でやりたいものだ。近日中に修理にトライする可能性あり。

12時42分の都バスを待っているうちに、雨が降りだしてきた。これを打ち込んでいる午後3時には台風並の風雨だ。早めに撤収してよかったかも?
Comments

江東運河漕ぎ

日曜日午前中の雨上がりを活用して、江東運河(近所のドブ川)をぐるっと漕いできた。

旧中川から北上し、北十間川、横十間川、小名木川の周遊ルート約9kmだ。日曜日は荒川ロックゲートも扇橋閘門も稼働しないので、旧中川から出艇するとこのルートしか漕げない。しかし、東京スカイツリーが建設されてから、神奈川や千葉のアウトフィッターもここで半日ツーリングを企画するようになった。この日も三浦のコア・アウトフィッターズさんの車がシーカヤックを3艇ほど積んで駐車していた。さらにリバーカヤックをルーフに積んだ車も駐車しており、旧中川の河川敷ではボート、ドラゴンボート、体験カヤックなどが行われるようである。

私は9時少し前に到着してカフナを組んだ。実はカフナを組むのは昨年の奄美以来で、その後スポンソンを交換する際に船体布を広げたことはあるが、その後半年以上組み立てていない。おかげで船体布が縮んでいてキールフレームのテンション掛けに若干苦労した。それでもカフナは20分もあれば組み上がり、9時30分ころに江戸川カヌークラブが使っているポートから出艇。江戸川カヌークラブ所属のおじさんに見送られて漕ぎだす。出艇作業中のボートより先に旧中川の水面へ一番乗りである。

P3180019
旧中川を北上

過去は小名木川から漕ぎ始めていたが、今日は逆コースで旧中川を北上する。自宅のすぐ近くの川だが、水面に油も浮いている状況。いくつかの橋をくぐり、総武線の鉄橋をくぐったら左方向の北十間川へ進入。最初の橋(新小原橋)は人道橋なのだが、橋脚が危うそうだ。

P3180020
江戸川区と江東区を結ぶ人道橋・ふれあい橋。スカイツリーは下しか見えない。
P3180021
総武線各停列車の通過

北十間川もスカイツリー建設にあわせて護岸を整備しつつあるようだがまだまだ不十分。雨樋の中を漕いでいるような感じで、川の外の風景はほとんど見えない。大きな工事箇所もあったが、十間橋を越えてスカイツリーたもとまで漕いでみた。昨年よりもスカイツリーへは接近できた。

P3180024
スカイツリー最接近(押上1丁目付近)

少し引き返して横十間川を南下。再び総武線をくぐると、京葉道路の南側は近所の中学生のボート練習場だ。シングル4艇ほど、フォア1艇が練習していた。クローバー橋まで漕いだらバウを東に向ける。小名木川の単調な直線を漕ぐ。ところどころで橋の上からカヤックを見つめる人、護岸の遊歩道から声をかける人がいて、飽きない。だが声をかけるのはみんなおじさんであった。

P3180025
今度は総武線快速が通過(錦糸4丁目付近)
P3180026
ボート練習中(江東橋4丁目付近)

旧中川まで戻ると、今度は江東区側でポリエチレンのカヤックが3艇。聞けば亀戸にカヌークラブができ、初心者の中学生の指導をしているというおじさんだった。確か先週もふれあい橋のたもとで見かけた人だ。少し話した後、東大島駅をくぐり、出艇地へ。11時ちょっと過ぎで、のんびり漕いだ割には約1時間40分で終了。静水だとやはり速い。

一応カフナに水をかけて清め、天気は回復しそうにないので完全に乾かないうちに撤収。船内にはほとんど水は入っていない(正確には結露した水分が残る)ので、多少生乾きでもよしとする。31日には花見も兼ねてまたこのドブを中心に閘門をくぐるツーリングをする予定である。
Comments

鵜原で波にもまれたけど寒い!

セタスの笠原氏から、注文してあるのとは別のインフレータブルSUPボードの試乗をしてみないかというお誘いを受けたので、いそいそと外房へ向かった。朝から一日中雨で、寒い一日だった。

集合が鴨川漁港朝8時というので、5時起きして市原SAでトイレに寄って7時30分過ぎに着いた。東京からずっと雨である。しかも予報は真冬並に寒いらしい。こんな時に海に入るのはちょっと勇気がいる。

笠原氏とお誘いしたオオタガキ氏の3台で鵜原へ。しとしと雨が降る中、ウェット(アンダーにサーフ8のジョンを着て、リーフブーツを履く)に着替えて果敢に入水。最初はそれなりに暖かく感じる。

試乗ボードはスターボードのアストロ。10フィートで、かなり幅広だ。ロッカーもしっかり入っている。が、ヘタクソな私が乗ると回転しやすく、立って漕ぐのはいいが波なんかぜんぜん乗れない。乗ろうとして漕ぎ始めるとふた漕ぎで横向きになってしまい、持ち替えると波が過ぎてしまう。そのうちドボン。一度落水すると、もう何度でも落水してやる、という気分になる。そのとおり何度もコケた。

P3090015
手前がアストロ

リジッドボードに乗る笠原氏、自前のインフレータブルボードを持参したオオタガキ氏はさっそうと波に乗っているのだが、こちらはぜんぜん乗れず。あげくに沖から来る波を乗り越えようとしてバランスを崩し、ボードの先端をパドルを握った拳で思い切り殴ってしまい、その時に指の皮がすりむけて出血する。同じことを繰り返して右手の小指と人さし指の3ヶ所ほど擦りむく。おまけに薬指は打ち身でどす黒く変色した。擦りむいたところは出血する。海水なので滲みはしないが血が止まらず、痛い。やはり寒いのだから手袋はした方がいい。ケチってパドリングミトンを着けてこなかった代償だ。

ボードを3人で取換えたりしてみるが、そう大きな進歩はない。強いて言えばオオタガキ氏のボードは過去に借りて漕いだことがあり、そのためか2度ほどスープに押される感覚があったけれど、ほとんどの時間は波乗り以前の問題である。

そのうちサーファーも入ってきて、SUPの人も一人入ってきたのだが、その人が波をかなり横に広く使うので初心者としてはだんだん遠慮がちになる。だが別に私が悪いことをしているわけではない。

P3090018
だいぶ人が来ました。一足先に挫折です。

いっこうに乗れないのと、寒いのがしんどくなってきて、自分にはSUPの素質はないのか、と思い始める。そしたらとたんに頑張る気がなくなって、止めて上がることにした。それでも12時少し前。何度もくじけたにしては頑張った方ではないか?

暖かくなったら、内房でクルージングすることが優先だろう。外房で波に乗るなんて、まだまだ先の話。

3人で興津のラーメン屋で昼を食べて解散。久しぶりに久留里から市原インターまで下を走った。どんどん雨足が強くなってきた。
Comments

初漕ぎはいつもの城ヶ島

2月半ばになってようやく初漕ぎである。

8時到着を目指して高速を走っていたら、幸浦あたりで葛飾のU氏のクルマに抜かれた。衣笠インターで降りて一般道を走り始めたら、吐月工房氏とU氏のクルマの後に付くことになり、3台揃って宮川到着。

久しぶりにカサラノを組み立てる。ネジ曲がっているのが途中でわかり、一度テンションを緩めて再度組み直す。ちょっと船体布が縮んでいたが、何とか順調に組み上がった。

やや北風があるが、海況はまだおとなしい方で、城ヶ島を一周する。すましと海岸でゴミ拾いしていたら、西から東へソロカヤッカーが漕ぎ抜けていった。ゴミ拾いを終えて日向ぼっこしながら駄弁っていたらだいぶ潮が引いてきた。再び漕ぎ出す。連休なのに、寒いせいか釣り人も少なく、長津呂崎から灘ヶ崎での向かい風もそれほどではなかったが、パドリングが久しぶりなので慣れない。久しぶりにドライスーツを着てきたが、インナーウェアが汗で濡れ、冷える。

三崎港から宮川までの横断で、U氏飛ばす。どんどん引き離される。やはり年季が違うなあ・・

いつもの入り江の透明度が高いので、浅瀬に沈んだレジ袋をパドルで拾う。レジ袋に砂が入っていると底に沈んで厄介である。拾い始めたら、たまたま漁船で入り江に入ってきた漁師のおじさんに感謝されてしまった。ゴミ拾いはパドリングスキルの向上になる上、吐月工房氏に倣って気になり始めるとついやってしまうのだが、あまり感謝されるとどう対応したらいいものか、困る。

おおかたのゴミを3人ですくい上げて、冷たい水を覚悟してロール。スカリングブレイス、左右のスタンダードロール、右持ち替えロング、ストームロールなど5〜6回まわって終了。岩場でトライアルバイクの練習をしていた人たちに奇異の目で見られてしまった。

片づけ、食事の後、吐月工房氏が持ってきたランドローラーを少し履かせてもらう。アイススケートとはだいぶ勝手が違い、転びそうになった。大きなローラーが靴の前にせり出しているので、クロッシングのカーブがとてもやりにくい。でも面白い体験をさせてもらった。

今日はカメラ忘れて写真はなし。
P2121171
吐月工房氏から頂いた写真
Comments

うねり厳しく漕ぎ納め

寝坊した。放射冷却による寒さもあってゆっくり目の出発予定だが、宮川到着は8時25分。途中、すでにネズミ帝国渋滞が始まっていた。最近葛西JCT周辺がよく渋滞するが、師走になるとネズミ帝国に行きたくなるのだろうか?クリスマスが近いから?

PC180379

さて、カサラノを30分で組み立て、遅れたお詫びをして吐月工房氏と漕ぎ始める。西風が強めでうねりも入ってきている。とりあえず安房崎まで漕いで灯台を回ってみるが、岩礁の先っちょはかなり波が立ち、やっとこさ岩場の間をタイミングを見計らって漕ぎ抜けられる程度。城ヶ島の南側は激しいうねりのオンパレード。2週間前に漕いだ時よりもうねりは高く感じる。冷静に見れば1〜1.5mだろうが、コックピットに座っていると2m近くに感じるほど。

PC180381
漕ぎはじめからこんな調子

こりゃ厳しいと予想されるため、引き返すことに。ところがターンすると追い風と追い波に掬われそうなので、根のあるところの高い波を避けて大回りを余儀なくされる。ヘタなところへ突っ込むと引き返すのも大変という典型例だ。ただでさえ風で東に押されるので、高いうねりを前方へやり過ごしながら5分ほど格闘。幸い沈はせず、ロデオ状態を切り抜けた。当然写真なんか撮れず。

PC180382
今日も富士山きれい

その後は城ヶ島の島陰でカヤックに乗ったまま浮かんでいるゴミを拾い集め、乗ったままコックピット後方に固定する。クラトワのようなGパドルで水中に漂っているレジ袋などを拾い上げるにはコツがいるが、細かい艇とパドルの操作練習にはなる。ひとしきり掬ったところで三崎港内を西に進み、灘ヶ崎から島の西側へ出てみるが、当然ここも風上なので三角波オンパレード。長津呂崎方面は凄いことになっているに相違無いので、ひどくなる前に引き返す。

PC180383
ちっこく見えるのは伊豆大島
PC180385
灘ヶ崎でこんな感じ

小潮の割には潮位が高いので、トット島の根元にある通ったことのない水路を進み、11時ころ宮川に戻ってきた。お約束のロールで仕上げ。水温は16度なので最初のスカリングレストだけで体が震える。左右スタンダードロール、右のブレイスロングロールをやって、パドルをハルの上で持ち替える前屈系ロールも成功、ついでに前屈系のストームロールをやったらキレイに上がった。逆手でパドルを振り回すレイバック系ロールよりも順手で持つ前屈系は難しいのだが、今年最後にやっと1回できた。調子に乗って再トライしたが、うまくいかず。来年の課題だ。

PC180386
PC180387

3回ロールして終わりにしようと思っていたら結局6〜7回も回ってしまった。風で体が冷えるのでそそくさと上陸して撤収。本日は一人で昼食を摂ってから帰宅。今年も無事に漕ぐことができた。
Comments

うねり残ってスリリング

二つ玉低気圧が太平洋上で一つになり、天候は急速に冬型に向かっている。天気は快晴!富士山の雪化粧がくっきりと見え、南アルプスのおそらく北岳の雪もわずかに見える。伊豆半島東海岸や大島までがいつもより大きく、滅多にみられないパノラマを見ながら三浦宮川に到着。

先週とちがって特に用事はないので、やや遅めに到着して午後早くにのんびり帰ればよい。
カサラノ、今日も順調に組み上がったが、バウセクションのセンターが若干ズレた。見た目気持ち悪いのだが、漕ぐには全く支障はない。それなりに漕げばよい。

PC040369
冬はあんまり晴れ上がるとカヤックにとってロクなことはない

9時20分頃出艇し、波長の長いうねりを越えて安房崎に向かう。途中からうねりと風波でグチャグチャだ。安房崎は巨大ブーマーが起こっているので、大事を取って大回り。赤羽根海岸も大波の洗礼を受けていた。こういう日は波乗り日和だろうね。ウェイブスキーに乗りたくなる。

PC040370
胸から下が見えない

すましと海岸はいつもと逆から入り込んで、一往復ゴミ拾いするが、北風が続いているせいかゴミは少ない。カップルのキャンパーがそれぞれのテントから這い出てきて朝日を浴びている。気持ちよさそうだ。

長津呂崎の岩場はとても突っ切れそうにないので、また大回り。満潮に近づく時間だが、心なしかブーマーが立つ時間が短い感じがする。うねりがゆったりきてブーマーになる、というよりはその場でスッとブーマーが瞬時に立つような感じ。灘ヶ崎方面への水路は向かい風&左右にブーマーなので、斜め左にブーマーをかいくぐりながら三崎港内へ進入。

PC040374
いやはや・・スリリング

釣り人多く、邪魔にならない距離を保ちながら城ヶ島大橋をくぐり、トット島まで来たら満潮で普段通れない水路ができていた。そこを抜け、11時ころに宮川帰着。

ロール練習をするが、最初のスカリングレストで水が冷たく感じられ、スタンダードロール右と左を1回づつ、右の持ち替えロングロールを1回。濡れたままロールで上がると風で体温を奪われ、より寒い。最後に右のスカリングレストとロールで仕上げて終了。

PC040377
仕上げの儀式

濡れ鼠になって艇を上げたら、青いウィスパーXPと黄色いヘロンで出艇しようとするお二人に会った。
うねりと風に気をつけて、とお伝えしておいた。特にヘロンは艇長がカサラノと同じでボリュームがK1並にあるので、風の影響を受けやすそうに見受けた。

ロールの回数をセーブしたせいか、船内の濡れは大したことなかった。ゆっくり昼食を摂って、帰路につく。やや風は落ちてきたような気がするが、それは陸に上がった時の感覚だろう。暖かい小春日和になった。もう12月だ。もうこんな快晴はしばらくお目にかかれまい。帰りは横浜ベイブリッジからアクアラインが見えた。
Comments

慌ただしく三浦へ

土曜日に行こうと思っていた三浦へ午前中帰りの予定で行った。朝4時45分起きで5時出発。
6時30分に宮川に一番乗りでカサラノを組み立てるぞ!と思ったら吐月工房氏が既に到着していた。
35分から組み立て開始、組み上がったのは7時10分。カサラノの船体布の内側は前回のレスキュー遊びでビショビショ。パドリングウェアに着替えたら鮟鱇庵さんが到着し、3人で早朝カヤックに出発。

PB270361
朝焼けの宮川港にて

PB271038
吐月工房氏撮影

海水温が高く、20度弱ありそう。水は透明度が高い。北風3m程度で穏やかな海だ。
何の問題もなく赤羽根海岸近くの崖に営巣しているウミウたちを眺め、すましと海岸でゴミ拾い。ここんとこ北風なので収穫は少ない。

PB271042

PB270364

PB270365

PB270367

いつものように三崎港内を通過して、途中で横瀬島方面へ漕ぐ鮟鱇庵さんと別れ、宮川に戻ったら9時30分。いつもなら吐月工房氏とロール練習するところだが、船内が濡れると撤収に厄介なので今回はロール練習なし。おかげで出発前に濡れていた船内がだいぶ乾いた。

10時30分までに撤収を終えて挨拶もそこそこに帰路についた。午後から女房の室内楽コンサートを聞きに行くためだ。家で昼食を摂って着替えて電車に乗り、13時に会場に着いて、睡魔と戦いながら座り心地の悪いイスで2時間以上我慢した。

スキーでの友人のなるりんとお茶してから帰宅、大相撲千秋楽結びの一番と、サッカーのオリンピック予選を観戦する。

はぁ、疲れたが充実した一日だった。
Comments

岩井で午前練

オオタガキ氏が日曜日に内房へ遊び道具を持って出かけるというのでまた便乗させていただいた。今回はYoshidaさんも一緒で、3人でSUPの朝練をやってからカヤックを組んで漕ごうというもの。

集合予定の勝山海岸が釣り人でいっぱいということなので、朝8時過ぎに岩井海岸で集合。もうウエットを半分着ているので、まずはカヤックを組み立て始めた両氏に断って先にインフレータブルSUPをお借りして少しクルージング。風もなく波もなく、クルージング日和である。海岸線を岩井袋港口まで漕いで、戻ってくる時にあえて磯の中を漕いでみた。面白い。インフレータブルSUPはカヤックよりも磯場探索向きかもしれない。でも、波があまりないことが前提。

PB130352
カサラノデッキバッグを取り付けてみた
PB130354
磯場の狭い水路に入ってみた

戻ってきたらオオタガキ氏がSUPに乗って出てきており、YoshidaさんがK1で海上に出てきたので、YoshidaさんとSUP交替。ちょうどそのころ引き潮が始まって少し波が立ち始めたので面白くなってきた。K1を借りてロール練習してみるが、コックピットがカサラノよりだいぶ深いせいか、調子よくロールできない。結局沈脱、リエントリーをせずに自分のカサラノを組み立てることにした。K1の船内に入った水をおおかた取り去って、10時にカサラノを組み始める。SUPに乗っている両氏は波乗りに興じている。

PB130359
K1のYoshidaさん

ちょうど30分でカサラノを組み終え、ロール練習。おお、やっぱりカサラノは回りやすいや。左右スタンダードロール、右ロング(ブレイス)ロールをやって、バックスイープや前屈系のロールの練習もしてみたが、もう少しのところで失敗。なんかバックや前屈系の成功率が最近下がっているような気がする。バックアップのロールもうまくいかなくて息が続かなくなり、沈脱してからフロートを使ってリエントリーロール。いろいろ試してみると練習になる。

PB130358
乗り換えました

再びSUPで波乗り。2回か3回くらい小さな波のスープに押されてスタンスを前後にして乗ることができたが、ちょっとうまくいったと思うのは乗って何度も何度もチャレンジするうちの15秒くらいか。それでも面白いし、過去の練習に比べだいぶ乗れるようになってきた。

最後は3人とも各々のカヤックに乗って波乗り。こちらのほうが経験が長い分、みな波に乗って楽しめている。波打ち際で横波を喰らってひっくり返ることも2度3度あったが、ロールでリカバリーできるのですぐにアウトサイドへ出られるのも嬉しい。

PB130360
オオタガキさん

PB130361
富山をバックに波に乗る

ってなことをやっているうちに12時を回る。カップルがサーフィンとボディボードを持ってきて入ってきたり、ロングボードで釣りをやる方が一人入ってきたのと入れ替わるように終了。

暖かい小春日和なのでびしょぬれのカヤックを適当に乾かし、撤収完了は13時過ぎ。3人で住吉飯店におもむき、美味しい中華をいただいて解散。

帰りは時間もあったので、木更津金田まで一般道を走ってアクアライン経由で帰ったが、大六海岸にカフナを主とする5艇くらいのカヤックが上げられていた。乗り手はどこかへ出かけているようで姿がなかった。何だろう、どこかのツアーかな?
16時過ぎ帰宅。大相撲九州場所の初日を半ば朦朧となりながら観戦。

1111.13_1123
ともにオオタガキ氏撮影。感謝

一日経って・・肩まわりと二の腕、ハムストリングの筋肉痛になりました。もちろん、筋肉痛はSUPによるものです。
Comments

岩井で朝練

オオタガキ氏からお誘いがあったので仕事を早めに仕上げて内房の岩井海岸に向かった。8時30分に道の駅で合流。風は北風だが、岩井袋との間の小山が風よけになって快適。

PA280343
釣り人以外に誰もいない・・

9時からインフレータブルのボードをお借りしてパドリングの練習をしながらクルージング。オオタガキ氏は最近購入されたリジッドのボード。

PA280344
リジッドボードにも乗ってみた。結構操作しやすい板だ。

しばらく漕いでいたらそれなりに慣れてきた。妙なうねりもないので前回よりもはるかに楽だ。
小さな波に乗ってみたり、わざとバランスを崩して耐えてみたり、考えられることをいろいろ試してみるうち、あっという間に2時間以上経ってしまった。

PA280346

PA280347
乗りながら影を写してみた

短時間でも全身運動なのであまり長くは続けられず、11時終了とする。片づけてから、勝山商店街の住吉飯店に寄ってみた。いままでカヤックツーリングの途中に上陸して食べようと思っていた食堂だが、初めて来店できた。美味しくランチをいただき、帰路につく。さすがにこの時間だと渋滞もなく、君津から高速に乗って行きと同じく京葉道路で戻ってきた。
Comments

雨の週末直前

吐月工房氏から木曜日の昼にメールがあり、金曜日の方が週末よりマシだから漕ぎに行く、とのことで、雨の週末を前に漕ぐ。お誘いがなかったら今週も漕がなかったかもしれない。先週も誘われたのだがどうしてもやらなければならないことがあってご一緒できなかった。今週はやるべきことをやったので時間がある。

若干荒れぎみの海況で自分一人では出たくないような時でも、吐月工房氏と一緒なら心理的に大丈夫である。こんな状況でもお誘いを受けるほどには自分もスキルアップしたということでもあり、またさらに技量を伸ばしてくれる先輩がいるというのは大変ありがたいことだ。久しぶりのカヤックで、もうほぼ1ヶ月ぶりだ。しかし予報は曇り、夜には雨が降り出すという。しかも北風が5m以上と強め。

PA210335

宮川を漕ぎ出す。しばらくすると強い北東風に押され、スターンを振られる。時折かなり強く吹いて東(左後方)方向からの風うねりに押される。安房崎ではブーマーが少々高めだが、灯台下を漕ぎ抜けた。

PA210336
風裏で少し落ち着く

安房崎を越えると風裏になってくるので岸ベタで進めるが、引き潮の時間で、根のあるところで波が立つ。時々左のブレイスも混ぜないと翻弄される。すましと海岸の入り口で予期しない追い波に乗ってしまい、一瞬凍りついたが、事無きを得た。

ゴミ拾いは2日ほど前まで南風が強かったので結構収穫があった。

長津呂崎から灘ヶ崎では真正面から強い風。おそらく風速7mくらいはあるだろうが、体感的には10mあるんじゃないかと思うくらい。それでもグリーンランドパドルは優秀で、若干の重さを感じる程度で振り回すことができる(ただし、かなり筋肉を使った)。三崎港内でも風強く、宮川港に戻ってくるまで耐風訓練のようなパドリングになった。

PA210337
写真ではよくわからないが、風ビュービューである。

PA210986
吐月工房氏撮影 風浪の様子がよりわかりやすい。飛沫がすごいのでフードを被るとチュイリック風

ロール練習も回る間に風で南側に寄せられてしまう。ストームロールの練習を中心にグルグル回るが、どうもレイバック気味になってしまうようで、あまりうまくいかない。バックスイープロールも1回試みたが失敗した。レイバック系の左右のスタンダードロール、持ち替えのロングロールが錆びついてはいなかったのが救い。これだけできれば十分ではあるが、本格的に寒くならないうちにもう少し洗練させたいものである。

右スタンダードロール

右ロングロール

1ヶ月空けると、浅いところの水温がだいぶ低くなっているのがわかる。陸に上がっても風が強いので体温を奪われる。今日のウェアは、ボトムは夏と同じファイントラックのストームゴージュハーフパンツ、上はサーフ8のSUP用のプルオーバーだったが、上陸中から後半にかけては半袖のウインドブレーカーを着た。

まるよし食堂で初めてカレーライスを食べて帰路についた。
Comments

太海浜で波にもまれた

3年ぶりにSUPに乗ってみた。カヤックでいつもお世話になっているYoshidaさん、同じくオオタガキさんと一緒にセタスのSUP講習を受講である。ただし、オオタガキさんはもう1年前にご自分のインフレータブルボードを手に入れ、足繁く練習に通っておられる上に、最近リジッドのボードを手に入れていそしんでいる。

私も近々インフレータブルボード、iSUPを入手する予定なので、ボードはオオタガキさんのものをお借りして漕ぐことにした。場所は南西風が昼前後から強くなる予報なので、外房の太海浜である。

昨年はウェイブスキーに入れ込んでいた私だが、ウェイブスキーは波があって初めて楽しめる(波がなくては楽しめない)マリンスポーツで、SUPは波があってもなくても、また湖でも川でも運河でも楽しめる。もともと波乗りの素養がある人間ではないので、クルージングができればしばらくは十分楽しめるはずだ。コンパクトになるインフレータブルボードなら、あまり場所を問わず、またフォールディングカヤック以上に手軽に水上に出ることができ、カヤックを組み立てるのが面倒な短い時間でも楽しめそうだ。奄美に行っている時にウェイブスキーからSUPに乗り換えようと思った。

以前一度乗っているからといって、スキルが蓄えられているわけではない。全く初めてという状況と何ら変わりはない。体重をかけると足下が若干沈み込むインフレータブルボードの違和感を感じつつ、シッティングでの漕ぎはまあまあだが、立つととたんに厳しくなる。うねりも入ってきている状況なので、初心者にはなかなかバランスをとることすら難しい。つい体が硬くなってしまい、なんでもないところでドボン。再び乗ったはいいが何もできないままドボン、の繰り返しが最初続いた。3年前の岩井海岸よりも乗れない。ウェイブスキーのように体が固定されているとロールという技が使えて体力消耗を避けられるのだが、リーシュだけでつながっているボードでは再乗艇しかリカバリーの手だてがない。ひっくり返りそうな時にもう少しパドルを使ってリカバリーできればいいのだが。

Yoshidaさんは今回初めてだが、この不安定な海面の中でしっかり立って漕がれている。さすがである。
ちなみにYoshidaさんが使っていたボードに乗せてもらったら、私は全く何もさせてもらえなかった。リジッドのボードとインフレータブルのボードはかなり乗り味が違う。

体を柔らかくして乗るのが第一歩ということでアドバイスを受けたら少しは立ち続けることができた。それでもパドルを持つ腕には力を入れられず、前進するのもおっかなびっくりでとろい。下半身の筋肉が緊張気味になってしまうので、前日の登山で筋肉痛になった部位や、痛くなったヒザに負担がかかる。

そんなこんなで波乗りなんてできるはずもなく、ボードの上に立つこと、恐る恐るでも漕ぐことだけに専念したのだが、水中に落ちることは数えきれず。再乗艇はカヤックよりも楽だが、何度もやっていると体力を消耗する。9時過ぎから初めて12時過ぎにかなり疲れて終了。

駐車させていただいたペンション・オールウェイズさんで美味しいランチをいただき、マッタリして3時ころ帰路についた。君津インター手前の一般道渋滞をかわし、アクアラインの方が渋滞が軽かったので久しぶりにアクアラインを通過した。事故渋滞とトンネル内部の自然渋滞も比較的軽く、17時に帰宅。

先が思いやられるが、経験を積むことが大切だろう。自分のボードが来るまで、オオタガキさんに甘えて練習させていただこうか・・
Comments

三浦・台風うねりで厳し

吐月工房氏が自作のトラディショナルグリーンランドカヤックを改造されたというので、再進水にご一緒させてもらった。

9月も半ばだというのに暑い。組み立てながら汗が出る。
岸から見た海況は、台風のうねりが入っていて結構厳しそう。

吐月工房氏のカヤックはロッカー(船体の反り)をかなりなくしたということだが、浮かべてみないとよくわからない。ということで満ち潮の、南風の影響でややゴミの浮いた海へ出る。


再進水式を行いました

安房崎を遠くから見るだけでも、岩の間を抜けるのは無理だとわかる。そもそもうねりが結構高く、高さ50cmくらいの三角波も出ているので漕ぎにくい。南風はそよ風なのだが・・
安房崎のブーマーを避けて大回りする。ブーマーの高さ1m程度か。


灯台近くを通過するのは無理

城ヶ島南岸ではこのうねりと返し波でグチャグチャの中、漁師が箱眼鏡で何か突いている。普通の人なら即船酔い&嘔吐の状況で獲物を探すのは凄いと思う。


こんな感じで波と格闘する。漕ぎにくいことこの上なし。冷や汗出まくり。

岸に寄るとブーマーに持って行かれるのでやや外側を当然漕ぐのだが、馬の背洞門近くにさしかかったら巨大なセットが左から入ってきたので慌てて沖にバウを向ける。ブーマーの高さ約2m。波の中央は割れてくるので、そこにぶち当たったらスープに持って行かれて岩に叩きつけられること必定である。幸い波の中央を避けることができたが、ブーマーを越えたらすぐにもう1セットさらにデッカイブーマーが来た。これも幸い波の中央を避けクリア。吐月工房氏は沖出しせずに漕いでいるかと思いきや、すぐ後ろでブーマーを避ける動き。一緒に漕いでいてやけに慎重だなと思っていたが、すましと海岸へ西側から入って休憩したら、カヤックのロッカーが無くなったためにバウが波頭に突っ込んでしまい、キャンバスの船体布から海水が滲みてきて水船になりかけていたという(キャンバスの塗装に使った塗料が今回変わったため)。聞くだに恐ろしい。トラディショナルカヤックはコックピットがキツキツなので、一般的なカヤックのようにすぐに沈脱もできないのである。ジワジワカヤックとともに沈んで行くのは経験してみればわかるが、相当怖い。


ホッと一息

ゴミ拾いは日曜日もやったためか、袋1つでおさまってしまったが、長津呂崎までがまた短いとはいえロデオカヤックのようなものになる。大回りして難を避ける。

三崎港への西の入り口近くでトラディショナルカヤックを撮影してみる。確かにロッカーが弱まり、バウもスターンも海水面に近くなっている。直進性はかなり増していると見られるが、その分波頭に突っ込みやすくなっているようだ。


スターン

バウもこれしか海面上に出ないのではフォアデッキに波は常時かかるだろう

怒濤の海面からおとなしい三崎港内を抜け、トット島から宮川に向かう水路を抜けたら、また出口で高目のブーマーが立っていた。私が先頭でセットを見計らって水路から出たのだが、タイミング悪くデッカイやつが続けてきた。スカーリングブレイスでやり過ごしたのだが、3回目と4回目のブーマーは構え直す間もなく来てしまい、確か4回目の波で沖側(右側)に沈。持ち替えロングロールが失敗し、スタンダードロールで起き上がる。後に続いた吐月工房氏もかなりヒヤッとしたらしい。

練習でなく、実践で沈脱せずロールで起き上がったのは嬉しいが、ロールをしなければならない状況に身を置いてしまったのは判断ミスであり大失敗。遊覧船が近くにいたので、恥ずかしい思いだけはしなくて済んだ。

ビビリが入ったまま宮川まで戻る。最後に仕上げのロール練習。練習でできることがイザという時にできるかどうかは難しいが、練習しなければイザという時には絶対にできない。右はさっきやったので左スタンダードロール、パドルをひっくり返ったハルの上で持ち替えるストームロールの練習、右ストームロール、右持ち替えロングロール、バックスイープロール(もどき)を成功させた。
少しショートロールも練習しようかと思いやってみるが、ショートの方はグリーンランドパドルよりも平パドルの方がキャッチがよさそうな感じがした。今回、クラトワではショートロールは成功せず。二人ともかなり回ったのでいいかげん終了とする。


今回使った便所サンダル。普段は茶色の「health」だが、先日ホムセンで
見つけたギョサンで知られる「pearl」。ちょっと便サンにしては重い。
「health」と同じく裏のくぼみに小石が挟まるのが難点。

今回はお昼を食べて帰路についた。コンビニで奄美が思い出される「愛のスコール」を見つけたのでゲットする。
Comments

三浦・忘れ物てんこ盛り

久しぶりに三浦へ行った。朝5時30分に出発して、早めに(7時過ぎ)ついて先に少し漕いでおこうかとも思ったのだが、結局カサラノ組み立て中に吐月工房氏ご夫妻が到着された。

家を出た瞬間に、飲み物のスクイーズボトルを忘れたことに気づき、駐車場近くでカメラを忘れたことに気づき、カサラノ組み立て中に帽子を忘れたことに気づく。帽子を忘れたことはうっかりにしては大きい。仕方ないので化繊手ぬぐいを被って漕ぐことにする。忘れ物多すぎるぞ・・

いつものように城ヶ島一周へ。岸からは全く感じなかったうねりを受ける。潮が引いているので隠れ岩も頭を出し、若干緊張する状況。やっぱり実際に出てみないと海の様子は実感できないなと思う。三崎港に出入りする船も多く、船がつくる波もやって来るので思った以上に翻弄される。しかも1ヶ月乗っていなかったカサラノで、スポンソンの空気は半分くらい。グラグラ感が新鮮でスリルを感じるが、なんとか安房崎のブーマーを縫って漕ぐことができた。城ヶ島の南岸も高めのセットが入ってきて、うまくやり過ごさないとやっつけられそうだった。


ヨットをやり過ごす(撮影は全て吐月工房氏)

撮影者目線より若干高いくらいのうねり

すましと海岸でゴミ拾いをしてからスケッグを装着した。心理的に安心するのか、スケッグの効果が絶大なのか、その後は灘ヶ崎の岩場も無難にやり過ごした。


今日のゴミは少なめ(頭が丸く見えるのは手ぬぐいを巻いているからです)

三崎港内で水路の中央を漕ぐカヤッカーあり。正解は釣り人の邪魔にならない程度に右側通行である。

夏も終わったからなのか、水は透明度が高く、何かの稚魚が群をなしているのをあちこちで見かけた。また空気が澄んできたのか、房総の山々が立体的に、近く見えた。

宮川の入り江でロール練習。水もきれいなので、普段よりよく回った。もう少しストームロール(右だけ)をきちっとしたくてその練習を中心に回った。出艇地の岩場に戻ったら、ウィスパー2艇と不知火2に乗った3名のカヤッカーが昼食休憩に来ていた。初めてお見かけする方々だが、お一人が私のブログを読んでくれているらしく、「先日の加計呂麻は良かったみたいですね」と言われた。おそらく、
この方々だろうか?拙ブログを読んでいただいて大変嬉しく光栄だけど、初めてお会いする方から唐突に言われるとドキッとするんだよね。

カヤックは比較的速く乾き(とはいえロール後なのでフレームを抜いた後にも水は出てくる)、撤収後昼食は食べずに帰路につく。午後からは大相撲9月場所観戦である。国技館は15分もあればたどり着けるのでありがたい。
初場所以来の東京での本場所(5月は技量審査場所で本場所ではない)。期待するところは大きい。しかしチケットは日曜日にも関わらず3割近く売れ残ったらしい。今場所の注目は大関取りの鶴竜・琴奨菊。新入幕の隆の山は敗れたが、若手の一押し高安は豪栄道に見事勝利。ひいきのくそまじめ男・豊真将がついに把瑠都に勝った!初日の取組は考えられたいい取組が多かった。
13日目にも観戦に行く予定。



それにしても、久しぶりにちょっとカサラノに乗って波に翻弄されただけで腰回りがだるいのはまずいな・・
Comments

スポンソン交換

奄美で破裂したスポンソンを購入しに鴨川セタスへ。途中内房の海を見たくて金谷から下道。予報みたいには波立っておらず、風も弱いのでどうにか漕げるような海況。こんな時、インフレータブルSUPだったらちょっと漕ぎだしてみることが容易だなぁと漠然と思う。

セタスで左右のスポンソンの他、カヤック修理用の靴底修理パテと安売りしていたボディボード用フィンを購入。スポンソンはかつて穴が空いて修理した左側だけが破裂したのだが、わがカフナも10年目だし、片方だけ交換すると空気注入パイプが左右異なるものになってしまうので両方交換。さすがに新しいタイプのスポンソンはナイロンコーティングがされていて少しは丈夫そうな感じだ。

で、早速駐車場をお借りして交換作業をする。まず潮まみれの船体布をコックピットから裏返す。これをやると船内もきれいになっていいのだが、面倒くさいので普段はしない。おかげで微量ながら日本各地で拾った塩が船内で精製されている。奄美でも撤収時に裏返してみたが、あまりに放置してあるのでバウやスターンの先端から塩分濃度の濃い水が出てきたくらい(でも、潮抜きするとカビが生えます)。

破裂の状況を確かめた時に左側のスポンソンは奄美で抜いてあり、ガイドとしての細引きが替わりにスリーブに入っているが(交換の際、長い細引きは絶対に必要)、ふとしたことから細引きがスリーブの奥に入ってしまい、それを取りだすのに一苦労。そして新品のスポンソンを細引きに結んでスリーブに入れるのだが、スリーブを通している間に細引きがほどけてしまってまた一苦労。これをやるとスポンソンのねじれを取る作業が大変。ちょうど日が照ってきて汗みどろである。


船体布を裏返して作業する。これは作業終了時。

何とか障害を乗り越え、右スポンソンも交換して12時過ぎに終了。ついでにいろんな片づけもさせてもらい、13時ちょっと前に帰路についた。帰りも、やっぱりせっかく房総にきたんだから軽ーく海に出られたらいいよなぁと思いつつ、組み立てに時間がかかるカヤックよりもSUPがあれば・・などと考えてしまった。カサハラ氏も一押しのインフレータブルSUP、いいかもしれない・・・
Comments

楽園へ・・(大島をウロウロ)

23日はツーリング最終日。もう漕がないが、帰りの準備&島内観光で締める。
午前中にレンタカーで湯湾岳展望台まで行き、滝めぐりをしながら大島の西海岸を北上して大浜海水浴場で軽く昼食、一足先に帰るbaron-papaさんのカヤックを郵便局で送り、名瀬でバスに乗るbaron-papaさんと別れる。


焼内湾全景。次第に雲が多くなってきた・・

マテリヤの滝

その後残った3人は再び大島西岸を南下、湯湾岳に近い宇検村の焼内湾の南岸を湾口まで下見のため行ってみる。大島南部の焼内湾や大島北部の笠利湾は、風が強かったり外海が荒れている時の代替プランを立てるのに有用な場所だからだ。


屋鈍海水浴場

いちばん西端の屋鈍(やどん。ポケモンにいたな)という集落まで行ってみる。養殖生け簀の多い焼内湾だが、ここまで来るとエメラルドブルーの美しい海となる。海水浴場と駐車場、トイレ・シャワーがあって完璧。湾の反対側にはハブ発祥の地とされる枝手久島が見え、島を一周してくるだけでも十分に楽しめそうだ。少し湾の奥に入ったタエン浜もよさげ。近くの郵便局でカヤックを発送すべく、再度カヤック収納バッグのパッキングをするが、ゆうパックの最大重量を越えていていてあえなく断念。名瀬に戻り、営業所からあらためてヤマト便で発送することにする。

この日の夜は名瀬市内の居酒屋で夕食。久しぶりのホテル宿泊で、疲れがどっと出た。

24日もYoshidaさんと大島北部めぐり。午前中にカサハラ氏と空港で別れ、あやまる岬、最北の笠利崎、笠利湾に沿ってカヤック出艇適地を探す下見の旅になった。最後に奄美パークで田中一村の絵画を見て終了。名残惜しいが奄美を後にする。


あやまる岬。北部東岸は平坦でリーフが多い。南部の瀬戸内町は山が迫りリーフは少ない。

笠利崎近くでパラグライダー愛好者のフライトを見る。

笠利湾も非常にきれい。

帰りのフライトは大阪伊丹経由。伊丹から羽田の飛行機の到着が若干遅れ、羽田着は夜10時。
折しも台風が複数発生し、北上してきていた。

奄美の旅、終了
Comments

楽園へ・・(加計呂麻島を越える)

8月22日はヤドリ浜へ戻る。請島水道を東に向かい、諸鈍湾を突っ切り、諸鈍の集落でいったん上陸して、カヤックをバラさずにカートで引っ張り、加計呂麻島の北側の生間(いけんま)まで1kmちょっとの山越えだ。その後大島水道を北東に横断する。約23kmほど。


準備中。だいぶ荷物がこなれてきて、カヤックに入れやすくなってきた。

流されなければいいが・・

出てみると以外と流れを感じない。だがその後若干パドル重くなる。

珍しく貫通岩を発見するが、水路狭くて通過は無理(諸鈍湾口)。

久しぶりに真水を被る。

請島水道で若干の流れを感じ、大島海峡でも流れを考慮して進路を北にとった。とはいえ、核心部はカヤックを引っ張っての島越えだった。一日で最も暑い昼時にこの重労働をし、スポンソンの空気はあらかじめ3分の1ほど抜いておいたのだが、あえなく左スポンソンが生間の港で破裂していた。空気を入れてもすぐに抜けるので、大島海峡を漕ぎながら何度か空気をつぎ足してごまかした。でも、ほとんどパドリングには影響がなかった。さすがは安定したカフナである。


諸鈍に上陸

諸鈍〜池間をカヤック&荷物運びで2往復した。折角なのでデイゴ並木が見事な諸鈍を散策。

パックカートは2組。二人づつカヤックを運び、残り二人は荷物を運ぶ。

諸鈍に上陸したらほどなく駐在さんが原チャリに乗ってきた。理由はこれか?我々は見事に条件にハマっている。

不審な人、不審な船、行動もおかしい。ただ、ここでシーカヤックマラソンが行われ、認知されていることが唯一の救い。

背後の屋根は定期船待合所。裏の日陰で昼食を摂った。出艇準備中だが、スポンソンが破裂していた・・

これでツーリングは一応終了。しかし、スポンソンがすぐに補修できない状態になってしまったので、オプションツーリングは困難になった。Yoshidaさん、ごめんなさい。

この日は撤収の後、ヤドリ浜に置いてあったレンタカーで元ちとせの生まれ故郷、嘉徳(大島東海岸)へ行き、海岸でキャンプ。西側が山に遮られているので満天の星という訳には行かなかったが、東側の星がよく見えた。一番盛り上がったのは「便所サンダル」についての話題だった。

うら寂しい嘉徳の浜。砂の色が違う。

楽園へ・・(大島をウロウロ)
Comments

楽園へ・・(ハンミャ島へ)

8月21日は請島と与路島の間、ハンミャ島まで。距離は12kmほどだが、キャーマ島の北側でシュノーケリングを楽しみ、移動途中で請島の集落である請阿室に立ち寄った。請阿室は非常に素朴な集落。店の看板もないので冷たいものを売っている商店がどこにあるかわからず、地元のおばちゃんたちが集まっているところで店の場所を聞く。港のすぐそばに1軒、民宿も兼ねた店が1軒あった。

その後港の待合所の日陰を利用して休憩と昼食。1晩目の夕食に使うはずだったレトルトご飯が余りそうだったのでここで食べる。港の横の上陸地は砂浜になっており、水のシャワーがスロープのところにあったので体の冷却のために浴びさせてもらう。


漕ぐ前の儀式

今日もいい天気


サンゴ礁にて


請阿室の海岸

古仁屋から定期船(せとなみ)も来る

サンゴの石垣

奄美はどこに行っても土俵がある

待合所の日陰で休憩


請阿室から請島水道を西に向かう。与路島水道から徳之島が見える。与路島水道に入ったとたん、カヤックのバウが左に向き始める。潮流が速い時で4ノット近くあり、流されるのだ。この日は小潮だったので慌てふためく必要はないが、ひたすら左スイープを繰り返して進路を北西にとるようにしないとハンミャ島から南に流されてしまう。なんとか流れをクリアし、ハンミャ島到着。先客がいたので全くの無人島ではなかったが、サンゴの白い砂の上で快適なキャンプ生活となる。夜、涼しくなって再び満天の星を眺めながら語り合った。


流されつつもなんとかハンミャ島に上陸

到着後の儀式

白いサンゴ砂の島でした

楽園へ・・(加計呂麻島を越える)
Comments

楽園へ・・(キャーマ島へ)

8月20日、前日夕方に組んでおいたカヤックに荷物をパッキングし、いよいよ出艇。
前の晩に歓待してくれた方々に見送られて、大島海峡を東南方面に向かう。漕ぎ始めてすぐ、海上にウミヘビ発見。出艇時にも遠くでウミガメが泳いでいた。猛毒と聞く海ヘビは怖いが(実際はおとなしいらしい)、南国ムード全開である。


大島海峡の東の出口を臨む


準備整いました


加計呂麻島東の断崖を漕ぐyoshidaさん


今回初めてご一緒したbaron-papaさん

神ノ鼻を左手に見ながら、加計呂麻島の東部の断崖地帯を漕いで行く。奄美大島でも加計呂麻島でもそうだが、地盤が弱いのか、土砂崩れ・がけ崩れの爪痕があちこちに見られる。あまり断崖に近寄る気もしないし、洞窟も多くはないので、ドンドン漕いで行く。島の東海岸は普段荒れぎみだそうだが、この日はかなりおとなしい海況。若干のうねりと向かい風があるが、向かい風は適度に体を冷却してくれるのでありがたい。


絶妙なバランスによって穴ができている

前夜の影響で体調がすぐれないカサハラ氏の休憩を挟みながら、リーフに囲まれた中間点の徳浜に上陸。ここで長く休憩する。ケンムン茶屋(ケンムンは妖怪のこと)でかき氷など注文して食べていたら、福岡からきたという子供たちが引率されて来て、シュノーケリングを楽しみはじめた。カヤックに興味のある子がいくつか質問してきてくれて(特にビルジポンプが気になるらしい)、中年のおじさんとしてはとても嬉しい。


加計呂麻島の東端にある徳浜海水浴場





子供たちに負けじと我々も泳ぎ潜ってみるが、サンゴはかなりダメージを受けていて生きたサンゴが見当たらず、魚もそう豊富ではない(かわりに黒いナマコばかり)ので、ちょっとガッカリ。

長い休憩の後に、崎根鼻から請島水道を横断して木山(キャーマ)島へ。無人島のキャーマ島の西海岸でキャンプとする。南の島はガシガシ漕ぐよりも、途中でのんびり休憩やシュノーケリングを挟みながら漕ぎ、キャンプ地でマッタリするほうが楽しい。漕行距離は約16km。


請島をめざす


だいぶ近づいてきた


キャーマ島にて

夜が更けると満天の星で、星を眺めながら会話を交わす。

楽園へ・・(ハンミャ島へ)

Comments

楽園へ・・(アプローチ)

8月19日、猛暑の東京から脱出する。とはいえ、カヤックの収納バッグを引きずり、パドルを抱え、ダッフルバッグを背負って行くので早朝にも関わらず夜逃げ同然の怪しい格好。さすがに混雑時の電車は社会的に迷惑なので、羽田まで女房に車で送ってもらうことにした。

早めに9時ころ出発カウンター前に行くと、すでにYoshidaさんが同じような格好で待ちかまえていた。その後、初めてお目にかかる
baron-papaさんが到着、最後にカサハラ氏が現れた。

すでにカヤックを奄美に送ってしまった
baron-papaさん以外の3人は乗る飛行機に荷物として預けるべく手続きを始めるが、カヤックバッグの重量が当然20Kgをオーバーしており、超過料金を支払う。ここまでは予想通り。私の超過料金は甘めに見てもらって11Kg、3,300円(1Kgあたり300円)であった。この金額はあらかじめ宅配便で送ってしまったほうが安い。うまくいけば(最近は重量制限が各社厳しいようではあるが)1,000円近く安くなる。ちなみに帰りは名瀬からヤマト便で送り返したが、飛行機に乗せた金額より若干安かった。



預けた3名はサイフに響く超過料金に、「こんなハズではなかった」「以前はもっと安かったのに」「ショック」と意気消沈するが、そこはリジッドカヤックを送る金額に比べればはるかに安いわけで、互いに慰めあって搭乗する。

急に暗雲が垂れ込めてきた羽田を後にし、昼過ぎには奄美空港に到着。日差しが非常に厳しい。ドピーカンの6日間の始まりであった。


暑い・・


昼食は奄美名物・鶏飯(けいはん)を食す

レンタカー(トヨタプロボックス)に3艇のカヤック収納バッグを積み込み、それぞれのキャンプグッズを満載して、奄美大島南端の瀬戸内町古仁屋へ。途中、国道沿いのホームセンター兼スーパーで買い出しをする。各自用意するのは3日分9食プラス4日目の朝食の10食分。大ざっぱに夜はレトルトご飯にレトルト丼の具、朝はパン、昼は東京から持ってきた煮込むだけのパスタということにして、そこに果物や野菜や魚肉ソーセージなどを付け加えることにした。それと、パドリング中の飲み物が不可欠なので、水出しできる紅茶パックとスポーツ飲料の粉末を購入。ともにスクイーズボトルがあれば飲みやすい。

古仁屋郵便局でカヤック収納バッグがさらに1つ増え、さらに冷たいものを買い足して、古仁屋の東方のヤドリ浜へ。海水浴場の裏手の無料キャンプ場だが、その夜はカサハラ氏の知り合いのカヤックガイドからの差し入れ、キャンプ場脇の知り合いのお店に招かれての宴会(故人を偲ぶ宴であった)で、のっけからディープな世界にはまりこんだ。


夕暮れの大島海峡

楽園へ・・(キャーマ島へ)
Comments

楽園へ・・(準備編)

明日から1週間弱、東シナ海の楽園、奄美群島へ行ってくる。セタスツアーである。

おかげさまで恐れていた台風も今のところ発生しておらず、天気も上々、潮回りも小潮が3日ほど続き、風の予報も弱め。これがホントなら絶好のコンディションになる。

今回は宅配便でカヤックを送るのではなく、自分とともに飛行機に乗っていく。20kg以上の荷物は1kgあたり300円取られるらしいのだが、いったいいくら超過料金を払うことになるのか、戦々恐々としている。

ベース(相棒のカヤック)はより軽いカフナにしたが、トラベルパックに詰め込んだのは、普段常に入れているビルジポンプ・パドルフロート・コーモラントパドルに加え、スプレースカート、PFD、デッキバッグ(その中にシュノーケルグッズとレスキューグッズ少々)、一人用テント・ポール、クレージークリークの座イス、コッヘル・ガスヘッドなどである。すでにそれだけで収納パックはパンパン。予想重量は30kg弱。

あとはシアトルスポーツのロールダッフルS(36L)と剣道竹刀袋に入れたクラトワを持っていく。ダッフルの中には、スポーツマンブランケット(テントマットの他、カヤック組み立て・解体時のシートにもなる)、お着替えポンチョ(上陸時の服にもなり、テントの中では丸めて枕になる)、ヘッドランプ(相変わらず大ぶりな古いLEDランプのBDベクトラIQ)とコンパクトな懐中電灯、着替(濡れない時の服を1.5セット。下着に秘密兵器あり)、ファーストエイドキットや洗面具、携帯充電器やラジオなど電気関係の小物、自転車用保冷水筒(500cc)、地図、嗜好品、若干の食糧(奄美では手に入れにくいエスプレッソパスタ6食分とパワーバー、パワージェル2つづつ)くらいか。

山とは違って海辺の砂浜キャンプになるだろうから、マットやシュラフは不要。代替品で何とかする。本も持っていかない。奄美に行くからと先日、島尾敏雄(特攻隊員として加計呂麻島に赴任、加計呂麻出身のミホを妻とした)の「死の棘」を文庫で買って少し読み始めたら、あまりに凄まじい内容で、南の島にカヤック旅しながら読むにはふさわしくないと思った。この小説は行くまでに読み切る予定。

何日もかけてジワジワゆっくりと準備したが、忘れ物はないか不安。さらに向こうに行ってからアクシデントや参加者の足を引っ張るようなことをしでかさないか不安。天候の急変も不安。不安だらけ。ま、明日羽田に行って飛行機に乗っちゃえば全ては動き出す。なるようにしかならない。

今回、新たに買ったものは先日のカフナの快適性アップのための100円グッズくらいしか無いのだが、せっぱ詰まってからスノーケルを買ってしまった。もうこれ以上ものは持っていかない!と決意した直後である。すぐに翻意する情けなさだが、これで水遊びが楽しくなりそうだ。

ついでに、ブログ記事の訂正。先日の若狭内浦湾のエントリーで、高浜原発は停止中と書いたが、実際は4基の原子炉のうち2基は稼働している。

楽園へ・・(アプローチ編)
Comments

お盆の三浦

吐月工房氏と平日、ただしお盆の三浦へ行って漕いだ。

未明に地震があって起きてしまい、4時以降暑くて眠れないままに5時出発。
東京から各地へのびる高速道路は早朝から激しい渋滞だが、三浦方面はスカスカ。
順調に到着し、カフナを組む。

カフナをチョイスしたのは、来週末から奄美・加計呂麻島近辺に出かけるため、その時の装備の確認を兼ねてのこと。

とはいえ、特に気張ったことをするわけではなく、先日100円ショップで買い求めたグッズがシート周りの快適性向上につながるのではないかと思ったので、その実験である。

まず、下の豆腐のようなものはビルジスポンジ。今までセーム革を使っていたが、もう少し吸水性のいいものはないかと探した結果、100円ショップにぶら下がっていたので購入。ロール後には必ず若干の水が船体内に入り込むが、それを吸水するにはもってこいだった。


次いで、この白と緑のダンダラはお風呂での背中洗い用ボディブラシ。材質はミカンのネットみたいなナイロンであろう。タイラップで背もたれ直後のリブに取り付けて、シートのクッション代わりとする。



さらに、シートの背もたれ部分には、これまた100円ショップにあったプラティパスもどきのぺちゃんこになる水筒。3.9Lタイプを買って入れたらちょうどサイズ的によかった。水を入れてもシートクッションになると思うが、今回は息を軽く吹き込んでスクリューキャップをしただけ。それなりに背中が快適になった。
まだ他にも、首回りの空気枕(O字型)を入れる手も考え、持ってきたが、背中に入れず試しにお尻の下に敷いた。これは座面が高くなってしまうのであまりよくはないが、空気を抜けば小さくなるものなので、本来の使い道にも用いることが可能だ。


上下逆の方がキャップが邪魔にならずいいかもしれない。

ということで、準備が整ったので城ヶ島を一周するいつものコースへ。出艇時はかなり潮が引いていた。


二人で赤羽根海岸に上陸してペットボトルゴミを拾いまくった。ゴミ袋6つ分となり、大漁。各自3つのポリ袋を積んでいくのは至難の業だが、バイク用の荷物固定用バンジーコード(バイクに乗っていた時から持っていたもの)を今回持ってきた。私の初期型カフナのスターンデッキは予備パドルを固定するのもノーマルでは心もとないので、このバンジーコードがツーリング時にも役立ちそう。



戻ってきてからロール。もちろんゴミ袋をいったん下ろし、右のロングスタンダードロールのみ行う。カフナをロールで起こすのはこの手段が一番。3回ほど連続してロールを成功させ、左のロングスタンダードロールを試みたが失敗し、右で上がって終了。カフナの場合、最初から右から上がることだけを考えて、余計なことはしないほうがよさそうだ。それと、水中でまず落ち着いてセットすること。サイブレイスバーがない私の初期型カフナは、両ヒザが適切な位置にあること、上半身がデッキに前屈していることを水中で確認した上でパドルを振り回さないと、絶対に失敗する。
Comments

山陰・若狭の旅(4・若狭内浦湾と彦根城)

朝、tsさんに指示された集合場所のヒロセオートキャンプ場の駐車場に到着。すでにtsさんは到着され、ウィスパーも組み立てが終わっている。ここは福井県の高浜町、内浦湾の最奥の入り江だ。京都府内の東舞鶴からはすぐなのだが、小さな塩汲峠を越えると若狭である。

今日はカサラノを組んで出艇する。2日間の山陰ツーリングで疲労が蓄積しており、特に手のひらにはパドルダコ、肉刺ができ、むくんでいる。tsさんは若狭から京都の海を堪能できるようなコースを設定してくれたのだが、疲労した私の身が持ちそうもないので、お願いしてライトツーリングに変更していただいた。



カサラノも順調に組み上がって8時前に出艇。湾口に向かって右手の岸沿いに進んでいくと、南方向からの吹き下ろし風に押されて進む。ダンノ鼻をかすめると右手奥に高浜原発がそびえている。原発関連施設が立ち並んでいるが、そのすぐ左手には音海という普通の漁村があり、この集落も出艇地も、原子炉から2kmも離れていない。若狭湾というのは入り組んだ美しい海岸線に14基もの原発がひしめいているらしい。いま現在は停止状態
(←これはまちがいです。8月半ば現在、高浜原発は4基中2基稼働しています)にあるが、こういう特殊な場所を漕ぐのは初めての経験だ。


高浜原発

湾口はこんなふうなのだが・・

その後は岸ベタで押回鼻から音海断崖へ。tsさんが「プチ隠岐」と呼んでいる断崖を右手に今戸鼻まで出て若狭湾の全貌を眺めてUターン。今度は内浦湾口を突っ切って正面崎に向かい、わずかに京都府に入って馬立島を反時計回りに周回し、再び正面崎近くまで戻って、最後は内浦湾の定置網を避けながら広瀬鼻を経由して戻ってきた。総距離は20km弱。
tsさんによるレポートは
こちらで。





途中、ゴロタの浜に上陸して少し早い昼食・休憩タイムとした。湾口からの出入りは、途中で風向きが変わって風に押され、楽ができた。しかしとにかく酷暑。最後にロールを数回やって、ちょっとひんやりしたが一瞬だけだ。舞鶴の予報では最高気温35度か36度というから、午後は早めに撤収したほうが身のためだろう。12時過ぎに出艇地に戻って装備を乾かしながら撤収。しばらくマッタリして、14時ころにtsさんと別れる。





この山陰・若狭の旅ではオオタガキ氏、tsさんに大変お世話になった。初見の海岸を無事漕げたのもお二人のおかげだ。いいツーリングをさせていただき、感謝。

再びクルマの一人旅になる。若狭の海岸沿いを走り、海水浴場の駐車場が満杯なのを横目に進む。小浜線に沿って走り、若狭街道で琵琶湖の西岸今津へ。琵琶湖を時計回りに回って8号線で彦根へ。今夜の宿は彦根駅前のホテル。日曜日は渋滞必至だし、京都府内に下宿している長男と合流して東京へ帰るのだ。

夜、食事がてら駅前の本屋を覗き、地方出版の本とひこにゃんグッズを買い求めたら、彦根城に行きたくなってきた。明日チェックアウト前に彦根城散歩だ。

ということで翌日は朝8時30分の開場を待って彦根城を見学。ほぼ一番乗りだったのでスムーズに回れた。国宝の城郭は姫路城、松本城、犬山城とこの彦根城4つである。圧倒的なスケールと存在感は姫路城にはかなわず、天守の大きさも姫路・松本城には劣る。私は特に郷里の松本城に対する思い入れはあるので、彦根と犬山はあまり関心がなかったが、実際に行って見るとさすがに徳川譜代筆頭の井伊家のシンボルである。小振りだが美しい。完全な平城ではなくて琵琶湖沿岸にある小山を利用しているので、櫓などと一体の建造物と捉えれば、平城の松本城よりも存在感は上回るかもしれない。


玉砂利にひこにゃん


石垣




城下の庭園(玄宮園)から眺めた天守はなかなかよい。

さて、見学が終わって汗だくでホテルに戻り、長男を拾って帰路につく。往路に使った東名はストレスが溜るので、迷わず中央道を選択し快走する。実は東京までの距離はさほど変わらない。駒ヶ岳のSAには立ち寄ったが、標高が低くなるにつれ休憩する気が失せ、結局16時に、先週とはかわって暑くなった東京下町に無事到着。

今年は「悔いなき夏」がテーマなのだが、十分な旅が楽しめた。
Comments

山陰・若狭の旅(3・浜坂〜大谷)

自然と早起きして出艇準備に取り掛かる。7時ちょっと前に出発。本日漕ぐのは、浜坂から岩美町の大谷まで。前日とほぼ同じくらいの20kmだが、またロックガーデンや洞窟でウロチョロしながら漕ぐと距離は少し長くなる。


朝の海はいいもんです

出発

山陰本線の駅でいうと、浜坂→諸寄→居組→東浜までは駅が海岸沿いにあるが、その先の岩美、大岩駅はだいぶ内陸だ。車は浜坂に置いていくので私はテントなど不要な装備は車において行くことにしたが、車の回収が面倒だ。

オオタガキ氏は過去に漕いだことのあるエリアとなり、次第に郷里に近づいているので土地勘もある場所で、私は付いていく感じ。コースは先日のような人気をあまり感じない海岸線ではなく、岩礁帯の岬と海水浴場がある浜が交互にあって人気も多くなる。まして週末の土曜日である。




虹が・・

まず東の洞門と西の洞門をカヤックでくぐる。迷路のようなロックガーデンを彷徨い、居組の港近くの島でいったん上陸して腰を伸ばし、泳ぐ。


大人の夏休み

東浜の海岸は条件によってはサーフエリアになるそうだが、今日は風も弱く波も立たず、とろんとしている。浦富海岸のロックガーデンがツーリングのラストを飾るハイライト。崖上の道路からデイキャンプグッズなどを持ち込んで思い思いに磯の観察に来ている人々がいる中をそろそろ漕いで、暑さに負けて船隠しのような洞門奥にカヤックを入れて再びシュノーケリング。結構多様な生物がウロチョロしているようで、海中を見ていて飽きない。


だいぶ岩の色合いが異なる。山陰ジオパークは飽きない。舟隠しの洞門の奥で。

浦富海岸の複雑なロックガーデン

すると、ポリ艇の集団が岩場にきていた。近くの網代港から出てきたカヤック体験のツアーらしい。挨拶だけ済ませて先に進む。網代の漁港の防波堤を内側から抜けるが、今まで漕いできた場所の水質がグッと落ちてしまったので閉口する。そのまま港に隣接した海水浴場に上陸。12時過ぎである。無事ツーリング終了。


郷里に向かって漕ぐ男は絵になる(砂丘が見える)

カフナや装備を干しながら、私は車の回収に向かう。海水浴場の駐車場管理の人たちに駅への行き方を聞くが、「歩いたら相当遠い」という漠然とした返答のみ。バス停でバスに乗れば岩美駅まで行かれるが、週末ダイヤで真っ昼間のバスはかなり待たないと乗れないだろう。頭に残っている地図の残像(ツーリング中に地図はオシャカになりました)を頼りに炎熱道路をひたすら歩く。2.8kmくらい離れた無人駅の大岩駅に到着するころには、暑さで死ぬかと思った。だが途中、田んぼの中に鷺の群れを見つけたのでよかったことにしよう。不思議なことに、漕いできた山陰海岸では海鳥が圧倒的に少なかった。洞窟でイワツバメ、時々トンビを見るくらいだった。

待ち時間15分で汽車に乗れ、浜坂駅まで戻る。駅からキャンプ場までまた炎熱地獄を歩くのは敬遠したかったのでタクシーを捕まえる。無事車を回収し、今日漕いだ海岸を眺めながら大谷に戻る。ありがたいことにオオタガキ氏が私のカフナも解体しておいて下さり、収納バッグに収めるだけで撤収完了。ご実家に向かうオオタガキ氏を岩美駅まで送り、別れる。

もう灼熱下でのパドリングで体にダメージが蓄積されているが、漠然ともう少し漕いで帰ろうかなと思い始めていた。明石のtelemarkstyle(ts)さんに連絡を入れ、無理を言って日曜日にご一緒していただくことにした。瀬戸内海方面は風が強いということで、京都あたりの日本海に移動することになる。こういう時クルマは気楽だ。

浜坂まで戻る間(東浜居組道路というトンネルが無料で通行できた)に夕立があり、国道9号線に乗ってからも湯村温泉で夕立に出くわした。ハチ北のスキー場近くを通り、福知山の手前から舞鶴に向かった。非常に快適な道路で、こういう道を法定速度で走っていると旅をしている感じがする。

午後に予約を入れた東舞鶴のビジネスホテルに投宿。

山陰・若狭の旅その4へ
Comments

山陰・若狭の旅(2・香住〜浜坂)

キャメル号に乗ってきたオオタガキ氏と6時30分に落ち合い、私の車で浜坂へ。山陰本線では鳥取から7駅分京都よりの兵庫県になる。

浜坂に置いた車は後ほど回収するつもりなので、なるべく駅に近いところに停める。さるおばちゃんの許可を頂いて事無きを得る。おかげで、浜坂からさらに4駅分京都よりの香住まで、8時台の列車に乗ることができた。これを逃すと10時台までないのだ。


気動車です。


香住の海岸のボードウォークでカフナを組み立てる。すぐ近くには業務用スーパーがあり、安く品物が手に入るようだ(オオタガキ氏談)。特に問題なく準備ができて、10時過ぎに出艇。相変わらずオオタガキ氏の装備は細かいところにさまざまな工夫がほどこされ、見るたびに感心する。



北東風がやや強めに吹き、崖近くでは少し乱れた波が立つが、カフナならむしろそのくらいの方が刺激があってよろしい。なるべく岸ベタで忠実に海岸線を辿り、見つけた洞窟や岩の間の水路には丹念に入ってみるが、あまりに多すぎて、写真を見てもどこがどこに相当するのか不明なものがあり、また岩が入り組み過ぎていて、実際漕いでいて何気なく通過してしまったところに見どころ(カヤック突っ込みどころ)があったりして、事前に直線的に測った距離よりも相当長く漕いでいる。


漕ぎ始めのころの洞窟


岩場に見事な松。その下にまた洞窟が・・


見事な柱状節理。岩の造形も少し漕ぐとだいぶ様相が変化する。


ちょうど昼くらいに餘部の旧鉄橋と新コンクリート橋が見えてきて、上陸し昼の休憩とする。上陸したところにはトイレがついた公園があり、飲み物の自動販売機もあって思わず気付け薬としてコーラを買ってしまう。

3分の1ほど残してある鉄橋が虚しい。



再び西に向かって漕ぎ始める。餘部からはしばらく集落も稀な「但馬御火浦(たじまみほのうら)」だ。今回のツーリングで最も北にあたる伊笹岬をまわり、香美町と新温泉町の境界にあたる鋸岬を越え、ほとんど唯一の集落といえる三尾の先の入り江で休憩。シュノーケリングを楽しむ。


その後もずっと海岸線に忠実に進み、入れる洞窟は入り、凝り固まった腰を海中に浮遊して伸ばしながらのんびりと浜坂に向かっていく。


16時過ぎに無事浜坂の海水浴場に到着し、キャンプを申し込む。まずテントを設営し、着替えてから食事に出かけ、刺身と煮魚中心の豪勢な夕食を食べた後、駅前の車を回収し、迷いながらもスーパーで無事買い出しを済ませる。大型スーパーは郊外にあるので車が使えてよかった。仕上げにキャンプ場裏にある立ち寄り温泉に入って本日終了。若者の嬌声や花火がうるさいということもなく、むしろ自分も含めテントで寝ているオッサンのいびきが轟く程度だった。

ここは宿泊もできるらしい。

山陰・若狭の旅その3へ
Comments

山陰・若狭の旅(1・鳥取砂丘)

鳥取を郷里にもつ、オオタガキ氏からのお誘いがあり、1泊2日で鳥取・兵庫の日本海沿岸をツーリングすることになった。

折しも台風9号・ムイファーが大東島から沖縄本島、先島諸島を通過する予報だ。その後中国大陸に接近していくものの、西日本の波・風予報はかなり厳しい方向のもの。初日は漕げても二日目は漕げないかもしれない、というイヤな予感から、二日目の代替案をお互いに抱えつつ、私はカヤックを2艇持っていくために自家用車で鳥取へ移動(当初はカフナ1艇を持ち新幹線と在来特急で移動する予定だった)。疲れる・渋滞あり・カネかかるの三重苦ではあるが、マイカーでの移動は気楽で自由だ。

首都高の早朝渋滞を極力避け(とはいえ東名の横浜町田で軽い渋滞)、静岡の由比あたりで太平洋の様子をチラ見し(でも静岡で結構深刻なピタ止まり事故渋滞)、新名神を使ってショートカットしながら京阪神へ。幸いスムーズに中国道に乗れ、佐用ジャンクションから無料供用している鳥取道へ。ずいぶん道路は繋がっていて、1ヶ所だけ下道を走るがストレスなく鳥取市へ。
生まれて初めて来た鳥取!

何と言ってもまずは砂丘でしょう、ということで市街地を通過して展望台駐車場へ。駐車場代は無料なのだが、砂丘に行くには300円のリフトに乗らんとイカン。なら近いところへというわけで近い駐車場に行ったら駐車料金が410円だった。


展望台から俯瞰

気温36度以上という暑い中での砂丘の上り下りは苦行の一言。便所サンダルで歩くが、足裏に砂が入ると熱い。熱中症に備えて帽子と飲み水は不可欠。砂丘の「馬の背」まで普通の男女が歩いていくので、鳥海山に登れなかったとはいえ、くじけては中年男がすたる。「馬の背」の頂上から海に向かう斜面は、スキーヤーには若干そそるものがあったが、この暑さでは戻ってくるのが辛い。ということでやられないうちに退散。ところが帰りのダラダラ坂が辛かった。


キツイ登りだけどここの砂は熱くなかった

雪だったらね・・

向こうのダラダラ坂の砂が熱くて辛い

「山陰海岸ジオパーク」の紹介施設で海岸の地図付きパンフレットがないか探すが見当たらず、鳥取市内へ戻る。駅前のホテルに投宿、翌朝着くオオタガキ氏を待つ。

失礼ながら山陰本線の列車は編成が短いのに、鳥取駅がやけに長大な建物であるのに驚く。駅前のデパートが19時で閉まってしまうのは悲しく、ギリギリセーフで翌日の行動食(パン)を仕入れる。ホテルの部屋で「無事着いたメール」などを送っていたら携帯の電池がすぐに消耗していくのがまた悲しい。

山陰・若狭の旅その2へ
Comments

台風接近中のレスキュー練習

海の日。普段なら海岸沿いには近づかないほうが身のためだが、台風が接近していて人出はそんなに多くなさそう。吐月工房ご夫妻と午前中だけ安全な入り江でレスキュー練習してきた。

早朝はなでしこジャパンの決勝戦。当然キックオフ直後から観戦し、ハラハラしながらも追いつくなでしこたちに入れ込んだ。そしてPKによる優勝!すごい歴史を彼女たちはつくってしまった。負けたイングランド戦以外は全部観戦したけれど、大型化している他国のチームに対してなでしこは異色を放っていた。こういう技術の高いチームが優勝に値する、と断言してよい。


いつもの宮川湾だが、出艇場所の磯にはもう2m近いうねりが入ってきている。岩場の隙間から波しぶきが上がっている。こんな時に来たのは実は初めてだ。

カサラノを組み立て、海上に出る。いつもと様相が違って防波堤やテトラに囲まれた湾内でもゴミが浮き、濁っている。



蒸し暑いのでまず左右のロールから。なるべく水がきれいで波の影響を受けないヨットハーバーの隅っこでレスキューの練習。吐月工房夫人のレスキューはかなり久しぶりだそうだ。まずはそれぞれ沈脱して一人で再乗艇する練習だが、近くで吐月工房氏夫妻がやっているのを見て、やはり一人で再乗艇するなら、馬乗り再乗艇やフロートを装着したパドルを頼りに懸垂するよりは、フロートを利用したリエントリーロールが一番確実なのではないかと思った。コックピットに大量の水が入った安定性の悪いカヤックに乗り込んで着座するには相当の筋力とバランス感覚が必要になるからである。最初から着座姿勢で起こしたほうが、排水時のバランスにだけ集中できるのでメリットは大きい。
で、早速実演。片方だけ8割方空気を吹き込んだが、やはり体力を消耗しないで上がれるので、一人の時の不意沈では、落ち着いてリエントリーロールが着実にできることが肝要であろうと思う。フロートを使ったリエントリーは、ロールができなくても成功し易く、またロールの練習にもなる。


ここは足がつくほど浅くはありません

その後、実効性のあるグループレスキューに移り、私も一度沈脱してTXレスキューをしてもらう。これはこれで体力を使う。特に一番消耗するのはコックピット内の排水である。私が昨年からカサラノで使っているポンプは滑りが悪く、時々潤滑剤を吹いているが、すぐに潤滑剤が流れてしまうので、とても力を要する。
カフナの収納バッグに入れているオレンジのポンプの方が使うには良さそうだ。


スキンカヤックは沈脱すると全体に浸水するので排水が難しい。すぐに艇が沈んでしまう

その後何度かロールやスカリングレストをやって、正味1時間30分ほどで終了。バックスイープロールに今年初めてチャレンジしてみたが、やはり天地と左右の感覚が掴みにくく、最後のブレイスに失敗した。前と後ろだけでこんなに感覚が違ってしまうとは・・もう少し回数をこなさないと難しいみたい。スタンダードロールとロングブレイスロールは無難に成功。
ちょうど12時に撤収が完了した。船内も水浸しなので気休め程度にフレームに真水をかけてから拭いておく。仕上げに潤滑剤(最近はマリン用のCRC666を愛用)。船内を乾燥させるのはは適当に。

まるよし食堂で昼食を食べて帰路につく。ついでに台風の海岸がどうなっているか見たかったので、海沿いに三浦海岸まで走ってみる。入り江はまだ大丈夫だが、磯場はかなり激しく波濤が押し寄せていて、波しぶきで空気が白っぽい。しかし海水浴場のある三浦海岸はまだ少し波が高い程度か。それでも個人サーファー、ウインドサーフィンのスクール、SUPのスクールが海に入っているだけで、海水浴客はほとんど砂浜にいるだけだ。


宮川漁港の陸上にある防波堤から撮影してみた。まだ序の口の波であろう。
Comments

今度こそ・・

週末は仕事山行が控えているので金曜日に吐月工房氏と漕ぎに行った。いつもの三浦半島南岸。
またカメラ忘れた。

平日なので首都高の朝のラッシュをできるだけ早い時間に通過してパス。横須賀PAでコンビニおにぎり朝食を食べて、宮川6時45分着。カサラノを組み立てる。しばらくカフナを組み立てていないけど、またの機会に。

組み上がってのんびりしていたら吐月工房氏着。8時過ぎに漕ぎ始める。海況はやや風があるが漕げない風ではなく、若干のうねりはあるものの快適な部類。波の洗礼を左腰に受けたものの、安房崎の間近を漕ぎ抜けられた。前回は大回りしたのでちょっと達成感あり。




吐月工房氏撮影(ありがとうございました)

すましと海岸でゴミ拾いしたら、結構大漁だった。焼酎の4Lボトル(キャップ付き)をゲット。夏、真水を入れておいて頭から被るのに適当な容量のペットボトルだ。普段飲まない私はこんなペットボトルを手に入れるチャンスがない。さらに、海岸で時を刻んでいる腕時計ゲット。帰って調べたら通販で7,000円程度の安物時計だったが、時間表示がとてもユニークな時計だ。色使いは白とピンクで女性向けっぽいのだが、バンドはごつくて男性向けっぽい。不思議な時計だ。こうやってビーチコーミングで特に必要のないものを手にしてしまうのもどうかと思うのだが・・・

灘ヶ崎でいま一度翻弄されて、穏やかな三崎港を回って戻る。10時。スカッと晴れたとは言い難いが、少しづつ晴れ間が見えてくる感じ。

ロール練習。久しぶりなのと体調の関係からか、7〜8回ロールしたら少し平衡感覚がおかしくなった。私はわりと三半規管が鈍感なのか、一日に何度回っても気持ち悪くなることはないのだが、珍しく変な感覚になった。

最後にストームロールしようとして、力を入れる瞬間にパドルが滑って手から離れてしまったので沈脱。そしたらパドルはすぐ目と鼻の先にあった。ちゃんと掴み直してスタンダードロールすればよかった。沈脱すると艇内にどうしても水が入ってしまうので(ロールが成功している限りはそんなに入らない)、できればしたくないのだ。もう止め時だと思って一足先に上がる。

ロールは昨年から一歩も進歩なし。ま、でもまだまだ滑ったパドルを離してしまうようではセルフレスキューの域に達していないということだ。さらに精進せねば。

まるよし食堂でラーメンを食べて睡魔と戦いつつ14時帰宅。
天気予報通り雨が降りそうな雲行きになってきた。
Comments

早朝カヤックへ。でもダミだ・・

一人で漕ぐために三浦へ向かった。直前の風予報では、城ヶ島海上が風速7〜8m、三浦市で3〜4m。どっちを信じていいのか迷うが、午後は天気が不安定になる予報なのでなるべく朝早く出かけてお昼前に帰ってくるのがいい。ダメなら入り江でロールだけでも・・しかも久しぶりにカフナでロールを、と思い、朝5時に出発し6時過ぎに宮川駐車場に着いたのだが、様子はこんな感じ。



写真で見るとどうってこと無いように見えてしまうのだが、肉眼では白波も沖に見え、風は明らかに風速5mを超えている。潮位は意外と高い。ロール練習する入り江にも波風が入り込んでいる感じ。釣り人も結構いるし、急に気力が萎えた。

やーめた!(到着3分で決定。気分はやけくそ)車に乗って劔崎経由でなるべく海岸沿いを走ってみた。毘沙門も江奈湾も結構波高く風強い。金田湾は東向きなので穏やかだが、のっぺりしたここで組んでばらして漕いでひっくり返って、というのも何だなあと思っているうちに野比まで走ってしまったので、高速に乗って帰路についた。8時前には帰宅。

海は現地に行ってみないとわからないことが多いけど、結果としては軽油と高速料金代を消費して早朝ドライブになってしまった。帰りがてら、BD-1担いでどこかへ輪行すればよかったかな、などという考えがよぎる。

さーて、今日一日どうするか・・
Comments

久しぶりに三浦

飛び石連休最後の日曜日、三浦南岸のいつものコースでで漕いできた。
高速の交通量は少なめ、現地でも駐車場ガラガラ。到着したら吐月工房氏も直前に来たらしい。二人ツーリング。

風は無風に近いのだが、昨日までの波がかなり残っている。漕ぎだしたら南西方向から頭上を越えるくらいの高さのうねりが入ってくる。しかもうねりの形が不規則でいやらしい。満潮でパワーもありそう。

安房崎近くはブーマーが列をなしていた。私は安全策で大外を回る。カヤックが翻弄されてヒヤッとすること数度。スケッグも付けてきていないので結構回されて進路を保つのが大変。

すましと海岸に入るにもいつもと違うルートで進入した。ゴミ拾いは不発に終わる。南西風が強かったはずなのになぜなんだろう?


漕ぎながら写真は撮れませんでした。結構泡立っているのがわかります。

長津呂崎でもブーマーを回避して、追い波に揺さぶられながら三崎港へ。うって変わって平和な港内を進み、再び翻弄されながら戻る。戻ってきたのは10時過ぎか。午後は午後でまたサーマルが出そうだからツーリングはこれで終了でいいだろう。

お約束のロール練習。まだ水温低めなので特に新たなバリエーションを増やしたわけではないが、スカリングレスト、スタンダードロール、ストームロールをやる際に目線に気をつける。7・8回は回ったと思うが、フィニッシュの時の目線は非常に大切。力技で上がるかスムーズに上がるかの分かれ目である。

撤収11時終了、まるよし食堂が事情でお休みなので帰路につく。もう暑い。


写真追加 吐月工房氏撮影(水平線が斜めになっているところから状況を推測して下さい)
Comments

西伊豆・冷たい洗礼

もう4月半ばだ。いろいろ忙しくなってくる中で、震災から早1ヶ月が経ってしまった。

スケートも1回行ったけれど、その他は特にイベントは無し。春スキーのシーズンだがもう今シーズンのスキーは東京の人間にとって終わったも同然で、あと1回行くか行かないかだろう。

この間ちょっと考えることはあって、趣味の消費行動と震災支援を兼ねたことをしようかなと考えている。ちょっとこじつけに近い買い物だけれど、自分なりに少しは考えた結果だ。もう少し明らかにするには時間がかかりそうだ。

なかなかシーカヤックの話に行かないが、クーランマランの鉄人・杉本氏が関東方面へ来る途中の金曜日に西伊豆で日帰りツーリングをするというので、直前に申し込んだ。そしたら水曜日の朝刊に大学の指導教員だった恩師、佐藤次高先生が亡くなったという訃報が載っていた。木曜日通夜で金曜日告別式である。薫陶を受けた一人として参列したいのだが、金曜日のツーリングの申し込みを済ませた直後だったので、通夜だけに参列することにした。芝増上寺での葬儀というのは初めての体験だったが、内容は浄土宗のそれで大きくは変わらない。変な話だが葬儀場にイスラーム史・その他アジア史の学者たちが一堂に会しており、大学の同級生や先輩とそれこそ四半世紀ぶりに会った。68歳で亡くなった先生とお別れをしてからとんぼ返りで家に帰り、喪服からジャージに着替えて西伊豆に向かうため高速に乗る。

渋谷あたりでカメラを忘れたことに気づくが後の祭り。また今回も写真ナシ。許せ。

西伊豆はどうしても3時間半はかかってしまう。深夜に松崎町はずれの道の駅にたどり着いて車中泊。集合場所の海岸で泊まってもいいのだが、津波の可能性はゼロではないので少し内陸にした。

翌朝、集合時間の45分近く前に海岸に行ったら、杉本氏のピックアップがすでに来ていた。今日の参加者は四国・香川から同級会に合わせてはるばるいらした源三郎さんと、杉本氏のフィアンセ。30分で組み立てて用意をし、8時には出艇。源三郎さんはカフナ、杉本カップルはリジッドダブル艇、私はカサラノ。私は冬から左肩が痛い(たぶん50肩)のが不安材料である。予定コースは波勝岬までの往復、約20km。

最初調子よく漕いでいったのだが、間もなく岩場をすり抜ける時に波のセットがたまたま入ってきて不意沈。不意沈なんて何年ぶりだろうか。ロールで起こそうとするが、ちょっと気が動転していたのかちゃんとセットせずにスイープを始めてしまい、右ヒザがしっかり引っかかっていなかったので失敗。沈脱してレスキューしてもらう。普段ロール練習しているのにこういう時に失敗すると落ち込む。

気を取り直して萩谷崎から岩地、雲見を経て千貫門をくぐり、波勝岬手前の野猿公園まで行って、すぐに復路へ。この日の予報は悪くなる一方なので早めの行動である。復路は左肩が痛くなって往生した。雲見で温泉に入って休憩し、松崎帰着はほぼ12時。不意沈が悔しかったので上がる前に右側だけスカリングレストとスタンダードロール、持ち替えロールした。左は肩に負担がかかるので割愛。できるじゃん・・

午後に場所を移動してもう少し漕ぐ予定だったが、肩が痛いのでこの日のカヤックはリタイア宣言。結局皆で浮島で散策することにした。崖上の遊歩道を小一時間散策して、15時ころ終了。源三郎さんは岩地の海遊荘へ、杉本カップルは神奈川方面へ、私は浮島の公共浴場に入って塩を流してから帰路についた。やはり帰路も3時間半。伊豆は遠い・・・
Comments

初ロール

いろいろと面倒くさくなってきていて、ブログもなんだか真面目に書く気が失せている。
ブログを書き続けることもどうなんだろう、と思うくらいだから、このままこのブログもお終いになってしまうかもしれぬ・・

いちいちカテゴリ分けして書くのも面倒なので、まとめて何でも書いてしまおう。
連休中は仕事で新潟県の粟島へ行く予定だったのだが、当然とりやめ。電車も間引き運転、ガソリン給油もままならないのではどこへも行けぬ。

新聞報道からはすっかり脱落してしまった長野県の栄村や近隣の浦安(原発事故の初めのころは浦安のことも新聞やテレビに出てこなかった)のことが気にかかり、浦安のボランティアに行こうと思い立つが移動手段が限られ、自転車では荷物が十分持てない。浦安の担当者からは「お気持ちだけで十分です」と言われる。栄村にはメールでボランティア登録したが、やはり近隣のボランティアで手が足りているようで連絡はなし。

原発事故の情報を追いつつも体を動かしたくて、小中学校が休みに入る直前にスケートに行ってみる。が、都内のリンクのひとつが営業を中断したため、そこのフィギュアスケーターがゴッソリやってきていた。皆さん当然メチャメチャうまい(女性ばっかり)のだが、人前で脚を高く上げてツイズルするのは危険だから止めて欲しい。そんなことを思いながら滑っていたら昨シーズン知り合いになったKさんがたまたま来ていて言葉を交わす。各地のリンクが営業中止をしている中、わが江戸スポは4月も営業するようだ。学校が始まって子供が減ったら滑りに行こうと思う。

また巡ってきた次の週末に京都へ行く。観光ではなくて息子の引っ越しである。それでも二日目は伏見稲荷と宇治平等院鳳凰堂の見学をしてしまった。平等院は中学修学旅行以来である。偶然、京都サンガコーチの森岡隆三氏(元日本代表DF)に出くわし、思わず声をかけて握手してもらう。たまたま練習がオフでバイクでやってきていたようだ。そういえば新聞のコラムでバイクに乗って移動していると書いてあったな・・
2日間で家具家電の購入や東京から送った荷物の受け取りなど全てやり終え、あとは元気に過ごせよ、と言い残して家族3人で京都を後にする。女房は悲しんでいるようだが、私は一人巣立ったのでどちらかというと嬉しい。リスク分散もこれでできたわけだし。しかし京都駅の混雑ぶりは平日にも関わらず凄い。東日本から観光がてら一時疎開してきている人も多いのではないか?
一方新幹線を降り立った東京駅は節電で薄暗く、非常に陰気。他の駅もそうだが、駅にいるだけで気分が暗くなってくる。プルトニウムの漏れに愕然とする。ヨウ素やセシウムならまだしも、プルトニウムはショックだ。でも意外と深刻さをマスコミは伝えていない。なぜだ?「体内に入ってもすぐに排出される」などという間抜けなフレーズの後にその毒性が書かれている。冗談ではない。

フェザークラフトからニューモデルが出たようだが、私に関心はない。25kg近くもあって組み立て時間が40分ではね、カサラノ(4kg軽くて5分短い。慣れて船体布伸びればさらに5分は短縮できる)より面倒くさいということでないの。
私はいまある2艇で十分、カフナもカサラノもまったく不満はない。で、平日に1ヶ月半もカヤックから遠のいていたという吐月工房氏と三浦で漕ぐ。私もドブ漕ぎ以来今年やっと2度目だ。ふと東京湾周辺の海も大丈夫なんだろうか、と思う。
いつものコースを漕ぐが、波は穏やか、透明度高し。場所によってはエビ・カニのゾエアのような微生物が海面に密集している場所がある。ウミウシも発見。すでにホンダワラが生長している。すましと海岸でゴミを拾うが、あまりに多いのでペットボトル類だけ拾う。収穫はゴミ袋3つ分。もうしばらくすると、おいそれとビーチのゴミも拾えなくなるかもしれぬ。エチゼンクラゲは太平洋岸を南下してくる訳で、そういう流れがわずかでもあれば放射線物質の一部はやってくるのかも?

平日ということもあるが、圧倒的に釣り人が少ない。みな海から遠ざかるのも道理だ。今年はマリンスポーツなんて流行らないだろうな・・セタスの笠原氏からも、かなり状況は深刻だとのこと。春になったら買おうと思っていたウェイブスキーボードをどうするか、つい先日まで買う気満々だったが、ある事情を知ってからかなり躊躇している。

ツーリングの仕上げに今年初ロール。水温は13度〜14度で冷たいが、ドライスーツで防備はしてある。スタンダードロールやサイドスカリングはまあまあだが、久しぶりなので左ロールと右ストームロールがぎこちない。それでもかなり間が空いたのに上がったのには正直ホッとした。できなくなっていたらどうしようという気持ちが少しあって不安だった。なーんかパドリングの後にロールすると、ちゃんと仕上がったような気がするようになってしまった・・
カメラ忘れました。どうせ撮っても代わり映えのしない絵なので、ま、いいでしょう。
Comments

初漕ぎはドブ漕ぎ

日曜日の風予報は午前中強く午後弱いとのことだった。そろそろカヤック漕ぎに出かけたいなと思っていたのだが、予報を信じて午前中ちょっとした仕事をしたため、いつものリズムと違うパターンにはまりこんでしまった。なーんか内房にも三浦にも出かける気力が湧かず、結局お昼から近所のドブ(運河)漕ぎを一人で敢行する。これなら移動時間がほとんどかからないので気は楽だ。夕方アメダスの風情報を見たら、午後の方が三浦南岸や館山沿岸の風は強かった。ドブ漕ぎで正解だった。

公園の駐車場に車を止めて河川敷でカフナを組み立てる。カフナを引っ張り出すのは昨年11月の
単独外房(鴨川〜勝浦)漕ぎ以来なので、だいぶ船体布が縮んでいてテンションがけに苦労する。ようやくテンションがかかっても、キールが中で歪むくらい縮んでいる。駐車場であらかじめ防水パドリングウェアに着替えてきたので悪戦苦闘するうちに汗だくだ。

ようやく組み上がって、公園のトイレで用を足してから13時ちょっと前に出艇。出艇する直前にこの川で練習しているボートとドラゴンボートと、珍しくリバーカヤックの集団が戻ってきた。こちらはボートのコーチに挨拶し、水上に出てからカヤックの集団に目礼して出発。日曜日は閘門(扇橋・ロックゲートとも)が稼働しないので、旧中川〜小名木川〜横十間川〜北十間川を経て旧中川に戻ってくる周回コース9kmを頭に描いた。運河は風の影響をほとんど受けない(受ける時もあるだろうがそういう時に漕いだことなし)ので、静水をひたすら漕ぐことになる。

いざ出発

うららかな日が出てパドリングは快調である。小名木川の護岸工事はだいぶ進んで護岸の遊歩道が延び、100mおきくらいにはしごと浮輪が設置してある。普段ここを通る船はほとんどないので、災害時を想定しているのだろうか?

江東区スポーツセンターのあるクローバー橋から進路を右にとり、横十間川を北上。時々近くの中学生がボートの練習をやっているが、今日はその姿もなく、水上には私だけ。ここまで意外と河川沿いの道や橋の上から気づかれて大騒ぎされることはなかった。

横十間川へ

総武線をくぐり、だいぶ川も寂しくなったころ北十間川との合流ポイント。すぐ左手に十間橋があり、逆さスカイツリーが撮影できるポイントとしてここ2年くらい注目を浴びている場所に来た。橋上のギャラリーを尻目にこちらは少しツリーに近い水上から撮影である。スカイツリー完成前にここから写真を撮っておきたかったので、願いが果たせて良かった。

十間橋のツリー寄りから

子供に声をかけられた

何枚も写真を撮って、子供たちに声をかけられ、いい気分になって北十間川を東に進んだら、何と河川工事。しかも現場の数十m手前にフロートフェンスまで張ってあり、日曜にも関わらず作業員が働いている。ガーン。残りあと3km弱なのに・・・仕方ないので往路を引き返す。結局9kmの周回が12kmのピストンになってしまった。しかも帰りは消防庁のヘリ(もしかしてあちらは不審船と思った?)が上空近くを飛んでいてうるさい。

帰路、総武線快速を見上げる

直線の静水はさすがに飽きる。パドリングマシンとなって3時ころに出艇地に戻り、乾かしてから撤収。リバーカヤックの集団は地元のカヌークラブの人たちだった。私と同じく川の近所に住むというクラブ員の男性としばし話してから駐車場でカヤック解体。インナーは汗で濡れ、アウターのパドリングジャケットも以前からの塩まみれ&ドブの水付着なので、帰ってからアウターも洗濯したことは言うまでもない。

仕上げのロールは、こんな川では当然しない。また今度きれいな海で・・・
Comments

南房総・墓下で波にもまれた

今年最後のアウトドアアクティビティはウェイブスキー。まだボード購入の決心がつかない状態だが、今回もセタスでボードを借りて波に乗る。

朝9時、鴨川前原海岸でカサハラ氏と待ち合わせ。30分ほど前に到着して波を観察するが、テトラに向かって右手は浜直前でないと波が割れず、左手はサーファーが大勢波待ちしていて一つの波に一度に7人くらい乗っている状況。初心者の私には不向きの感じ。

まもなくカサハラ氏到着。奥さんの美夏さんもご一緒である。しばしの相談の後、和田方面へ移動することに。結局、墓下ポイント(お墓下の駐車場は500円なり)で入る。カサハラ氏はSUP、美夏さんはウェイブスキーで、今日は美夏さんから手ほどきを受けることになった。

ウエットに着替えるが、寒そうなのでアンダーとしてsurf8のジョン、薄手ラッシュガードを着用。

広い砂浜でストレッチして、海に入る。何とかなりそうな水温ではあるが、波が不規則でなかなかゲティングアウトできない。美夏さん・カサハラ氏は何の苦労もなく出て行くのだが、たぶん5分から10分くらい出るのに悪戦苦闘していたと思う。ようやく出てみると、乗れそうで乗れない波。せめてスープに押されてみようかと思うが、スープがすぐになくなってしまい、まったく乗れないうちに沈すること数回。ロールで起き上がる。ひっくり返ったのは2時間30分くらいの間に全部で7〜8回だと思う。ベルトをまったく外さずにすべてロールで起き上がったのは収穫だが、波に乗れないのでは落ち込む一方。グチャグチャの波で腹筋・背筋を酷使した。

「沈ばっかりでぜんぜん波に乗れませ〜ん」というと、美夏さんは「サーファーもだれも乗れてないから」と言ってくれた。確かに、ちゃんと波に乗っている人はほとんどいない。カサハラ氏のSUPもいつになく転覆が多そうだ。それでも美夏さんは何度もしっかり波に乗っていた。さすが日本でも指折りの乗り手だ・・

お昼近くになって風がだいぶ出てきて寒さを感じるようになったので、上がることにする。最後の最後に波打ち際でスープに押されるのを体感できた。「乗れた」のはこれだけである。

ほとんどロール練習になってしまい、ちょっと無念さが残る練習だったが、お褒めの言葉も頂いたのでよしとしよう。

近くのそば屋で冷えた体を暖め、帰路についた。渋滞はほとんどなし。
来年は上達したい!バランス感覚をさらに鍛えないと。
Comments

三浦宮川忘年会

吐月工房氏の呼びかけで宮川忘年会に参加してきた。
土曜日夜集まったのは8名。初めてお会いする方もいる中、夜半の結構冷たい風に煽られながら宴が盛り上がった。

車中泊の翌朝、私が起きたのは9時過ぎ。こんなに遅くまで寝ていたことはついぞ最近ない。ウィンドウに目張りをして暖かいシュラフにくるまっていたせいか、一番のんびり起きだしてしまった。YoshidaさんはすでにK1をほぼ組んでいる。

曇天の中出発

慌てて朝食を摂ってお務めをして、カサラノを30分くらいで組んで今年初のドライスーツを着る。これで戻ってきても気兼ねなくロールができる。

朝のうちにカヤックに乗らずに離れた方もいるので、6艇で出艇。吐月工房氏は自作カヤック、リジッドが3艇、フォールディングカヤックがYoshidaさんと私の2艇。いつものように城ケ島を時計回りに回って戻ってきたのが12時過ぎ。



6艇は壮観です

最後に左右スカリング、左右スタンダードロール、右ストームロールをこなして終了。さすがに水は冷たく、上がった後は風に吹かれてさらに寒い。ドライスーツでスプレースカートを挟み込んでいたので艇の中に水はほとんど入らなかったが、撤収も適当な乾燥で終了。

これで今年のカヤックは漕ぎ納めになるだろうか?年末まで1週間漕いでいる暇がない。
Comments

道具の片づけとクラトワの補修

12月12日は晴れのいい天気だったが、パソコン机の背後にゴッソリ山のように溜まったスキー用品、カヤック用品、スケート用品の片づけ整理をしようと思い、外には出かけなかった。自宅での仕事も若干たまっているし・・

一通り片づけた(実際は片づけの部類に入ってなく、ほとんど置き場所を変えただけ、という説もある)後、クラトワのメンテナンスをした。といっても桐油を塗っただけ。

使い始めてまだ間もないのだが、すでにブレードの先端は細かなキズがついている。浅場を漕いでいる時に岩にぶつけたり、砂浜からの漕ぎだしの時に地面に突き刺して出艇するためである。片方の先端にキズが集中しているのは一度ジョイントして握ったら持ち替えないからだろう。ちゃんとメンテナンスするならこういうキズをサンドペーパーで削って表面を滑らかにしてからオイルを塗るのだが、もともと自分が横着者だし、まだまだキズの程度は大したことがないのでパス。

乾きがいいように、ベランダに針金ハンガーを2つかけてその中を通してからウエスで桐油を軽く塗る。あまり塗りすぎると後々ベタつくので、あくまで軽く。ウエスに付けた油の量はほんの指先で浸すほど。オイルの伸びがいいのでこれで十分である。

こんな感じで引っかけて

向こうにスカイツリーも見えます


木童(こどう)の桐油100CC、500円。

それにしても、最初に始めた片づけ、我ながら何とかならんかと思う。自分なりにはいろいろ捨てたつもりだが、不十分にも思える。いつ入れたのか記憶もないジプロック袋だの、使い古した登山用靴下だの、身はひとつなのに古いものから新しいものまで大小取り混ぜてあるザック&バッグだの、後生大事にとってあったシーソックだの・・・特にシーソックはウレタンコーティングが加水分解して強烈なニオイを発していた。無論むせながらゴミ袋へ。さらに気になるのはその後ろに控えている大量の本。もうほとんどどこに何があるのかわからなくなりつつある。
Comments

30日目の漕ぎ

12月の最初の漕ぎは今年30日目。例によって三浦南岸へ。
朝6時過ぎに出たが、だいぶ日が短くなって高速上でようやく夜明け。ベイブリッジからの富士山の冠雪がピンク色で美しい・・

7時30分に宮川漁港に到着したら鮟鱇庵さんがいらしていた。早速組み立てに入り、いつものように30分ちょっとでカサラノが組み上がる。先日つくったバウ・キール部分の彫刻刀で削ったようなキズが気になるが、漕ぎ終わってから接着剤で固めることにする。

出艇直後の宮川

吐月工房ご夫妻も到着して、ツーリングに出発。今日は天気も良く風も弱い。昼間は10月並の気温になりそうだ。剣崎往復をしてから城ケ島一周することに。漕いでいるときっと暑くなるだろうから、下はsurf8のジョンを上半身は着ないで履く。途中で小便ができるように。上半身は少し厚着で、薄手ラッシュ&surf8パーカ、半袖パドリング用ウインドブレーカー。そして新兵器として、サーフィン用品からタバルアの1.5mmビーニー(帽子)、リーフブーツ、surfgripのウィンドサーフィン用ミトン。これらは結局この日の天候ではオーバースペックで汗をかくことになるが、冬のカヤックおよびウェイブスキーに役立ちそうだ。特にネオプレンビーニーはスキー(ダメならそのアプローチ中の防寒)にも使えそう。



最初は結構調子よく、剣崎を回り込んでくる向かい風なので、スケッグなしだが操船に気を遣うこともない。しかし剣崎から城ケ島の安房崎までは追い風・追い波でバウが右に振れやすく、右のスイープばかりしていたのでちょいと厄介だった。こういう時にスケッグはかなり有効である。



安房崎近くで男女のカヤッカーに出会う。男性は自作と思しきカヤックにこれまた自作っぽいGパドル。女性は新しめの赤いフェザークラフト・カフナ。しばらく進んだら今度は青いウィスパーの単独男性に会った。さらに長津呂崎近くでリジッド&塩島パドルの単独男性。夏ならいざ知らず、日曜日でもあまりカヤックに会わない場所なので、Gパドルで漕がれている方2名、フェザークラフト2名というのは大変珍しい。

海保の双胴船



すましと海岸に上陸、4人でゴミ拾い。その後はいつもの三崎港内ルートを通って11時30分ころ宮川帰還。吐月工房氏が仕上げのロール練習しているので、冷たいからヤだなと思いながらも右サイドスカリングから始まって仕上げロールを左右スタンダードロール、右ストームロールだけやって終了。このくらいの回数なら、船内に入る水の量は微量で済む。

ちょっと遅めの昼食を食べる間カヤックを乾かし、ついでにキールのキズをセメダインで埋めておく。あと何回今年中に漕げるだろうか。そろそろ波乗りもしたくなってきて、ウェイブスキーボードをどうするか結論を出すべき時が来たかもしれない。
Comments

三浦西南・小網代まで

APECが終わったので予告通り久しぶりに三浦へ行った。オオタガキ氏が参加表明されたので、ふたりパドリングになるだろうと思いつつ宮川へ7時30分に着いてカサラノを組み立てていたら、鮟鱇庵さんがいらして、3人でのパドリングになった。今回は城ケ島から小網代まで往復しようかと思っている、と鮟鱇庵さんに言ったら、彼もそのつもりだったみたい。

安房崎回る

やや北風が強い中8時20分出艇。東京や横浜よりは雲が多めで日差しが少ない。安房崎までは風に押されながら。潮位が高い割にブーマーがそこかしこに見える。安房崎のブーマーを巻いて、城ケ島の南岸に来たら風と波がおさまってきた。しかし潮吹き岩は盛大に吹き上げている。





すましと海岸ではキャンパーが何組もいて、テントがいくつも張ってあった。波打ち際へは寄ったが、特に上陸もせずそのまま長津呂崎へ。次第に北風が強くなってきた。三崎港の入り口あたりから諸磯あたりまで結構な風と波。翻弄されながら漕ぎきり、小網代湾へ入っていく。

長津呂崎近くで

小網代湾に入る

さーて、今年の紅葉はどんなだろうと期待して湾奥に進むが、期待外れの色合いだった。
さすがに三浦も西岸に来るとカヤッカーが多い。スクールとおぼしき一団二組とすれ違った。
私のGパドルに注目した一人から声をかけられたので、このパドルはいい、と強調しておいた。



帰路、追い波追い風になったせいなのか、それとも本当に風が弱まったのか不明だが、来た時よりも海面が荒れていない感じがする。そのままズンズンと三崎港を通って、宮川近くへ戻ってきたら再び風が強くなり、大きめのうねりも右斜め後方から押し寄せてきた。最後の漕ぎを頑張って、12時帰還。初めその気はなかったのだが、スカリングののち3回ほどロールして終了。もう水が冷たくて今日のウェアでは上がった後に寒い。

13時までに撤収して、まるよし食堂で食事をとって解散。午後はもっと雲が出てきた。
Comments

外房ワンウェイ・流されて勝浦

日曜日の外房の状況が良さそうだったので、行くことにした。せっかくなので過去に細切れで漕いできた鴨川〜勝浦を一気に漕いでみる。距離は21kmほど。状況さえよければ4時間くらいで漕げそうだ。朝のうちに鴨川を出て、軽い昼食を食べて午後早い時間に勝浦に着ければいいやと考えた。

久しぶりに朝5時30分に自宅発。外房に行くにはいくつかルートがあるが、今回試してみたいルートがあったので、たった800円とはいえ金に糸目をつけずアクアラインを使う。さすがに渋滞は始まっていないが、それでも交通量は多め。試してみたかったのは、館山道に乗らず木更津東インターまで走り、久留里を経て410号と鴨川有料道路を使って鴨川に至るルート。亀山湖にある道の駅でトイレに寄れるという目算である。結果はまあまあ。房総スカイラインと鴨川有料道路を使うと500円も取られてしまうのだが、200円だけで済むのはありがたい。7時20分に鴨川駅最寄りの前原海岸着。

早速カヤックを組む。今回は戻りが電車ということもあり、1ヶ月ぶりに背負いやすいカフナをチョイス。ワンウェイのシーカヤックツーリングでは最強のカヤックであろう。いつも思うが、まず組み立てが簡単で非常によろしい。ラダーレス・スケッグレスだと尚更である。今年はカフナに乗る時はこの仕様で乗っている。ウェアは先日暑すぎた反省から、下はタイツ&レイブンパンツ&ネオプレンのオーバーソックス、上は金曜日に着た薄手ラッシュガードの上にsurf8の黒いフード付きウェアを着て、上陸時の冷え対策に半袖のナイロン製パドリングウェアを船内に仕込んでいく(それでも汗は結構かいた)。カフナにはFCテーパードドライバッグ(10L)に詰め込んだ黒のトラベルパック、貴重品とおにぎりを入れた小ドライバッグ(5L)、さらにグルーミング用品とクラトワのパドルケース(実は竹刀袋)を折り畳んで入れた3Lのドライバッグの3つの袋を入れた。


サーファーの邪魔にならぬよう、まっすぐ出てテトラを右から回り込みたい

8時30分、出艇。テトラとテトラの隙間にはサーファーが大勢浮かんでいるので、以前のようにテトラ正面から出ることにするが、釣りのおじさんが陣取っていてテグスが風になびいてきているのでうまく出られる場所が極めて限定されている。こんな波打ち際で何が釣れるのか知らないが・・テグスを避けようとして漕ぎだそうとしたらタイミング悪く大きな波がきて、カフナごとひっくり返されそうになるところをかろうじて腕で支え、何とか出艇成功。外房の最大の難関は出艇と着艇である。テトラのすぐ脇を回り込んで、大きなうねりだけが来る安全地帯に出て、ホッと一息。コックピット内部のチェックをしてから東の天津・小湊・勝浦方面へ漕ぎだす。一番近い岬は天津の葛ヶ崎で直線で4km。まっすぐに漕いでいく。北西風があって波に押される感じで漕いでいくが、ラダーレス・スケッグレスなので少しバウを左に回される。左スイープをしまくり、左肩が辛い。


朝の太平洋、デッカイ!

約1時間で小湊駅のある内浦湾沖に到達。大きなうねりの中で若干休憩する。外房の魅力はこの大きなうねりだが、岸に近づくとブーマーだらけで沖合を漕ぐしかないので、うねりが小さめだと面白みに欠ける。今日がその日みたいだが、大潮の満潮直後で潮位が高いためブーマーは少なめ。カヤックはゆるい風に押される感じで速度は速い。そのまま入道ヶ崎(前原海岸から約9km)を回り込んで、断崖の続く「おせんころがし」こと行川の沿岸に到達する。ここは逃げ場がほとんどない。しばらくは岸に近づけたが、前方にはブーマーが列をなしていて、突っ込むと大変そうだ。ブーマー群の外側を巻いて、浜滑川岬を回る。沖はおとなしいのに、突如として海中の根のところで巨大なブーマーが沸き起こる。そのまま興津に近づき、ようやくブーマーとおさらばできそうだと思ったら、興津の入り江と守谷の入り江の中間で突如目の前に3mくらいのブーマーが起きた。かの「虎丸」と呼ばれるブーマーかも?くわばらくわばら。何も気にせずにまっすぐ漕いでいたら巻き込まれるところだった。行川から興津にかけて、ちょうど何隻も漁船が戻ってくる時間にぶち当たってしまったようで、ストップしてやり過ごす。


おせんころがし全容。左手前は雀島(内房にもそっくりな雀島あり)


こんなブーマーに当たった日には・・

小舟に乗った漁師のおじさんから声をかけられた。鴨川から勝浦まで漕ぐと言ったら驚かれた。流れているから帰りはしんどいぞ、といわれたが、こちらはワンウェイなので帰りの心配は無用だ。前日は5艇くらいのシーカヤックとすれ違ったそうだ。漁師のおじさんの言う通り、どうやら鴨川から潮流に乗って漕いでいるようだ。かなりのハイペースになっている。前原海岸から鵜原までだいたい16kmほどだが、まだ11時。2時間半で漕いできたことになる。少し腹も減ったので、守谷と鵜原の中間にある茂浦ちかくの小さな入り江に上陸、軽く行動食(昼食)とする。海水ももちろんきれいだが、なかなかビーチもきれいな入り江であった。


茂浦の入り江(コンビニ袋さえ写さなければ絵になったのに・・)


あと一漕ぎ。来し方を振り返るが鴨川は当然もう見えない


油断ならない磯場

さて、あと一漕ぎ。勝浦までは4kmほどだ。12時には着けるだろう。一瞬、八幡岬を回って御宿まで行ってしまおうかと思ったが、上陸地を知らない上に駅までの距離がわからない。地図もない。初見で漕ぐのはちょっとキツイかな、と思って予定通り勝浦までとする。見えるとつい行ってしまいがちになるが、ここは自重である。以前は近づくこともできず大回りした海中公園も100mくらいまで接近できたが、そこから先はブーマーだらけだ。大回りしていいペースで勝浦湾を横断し、「ホテル三日月」前の砂浜に上陸。ちょうど12時のチャイムが鳴った。ミッションコンプリート。ちょうど3時間30分で21km漕いだ(休憩2回、1回は上陸休憩)ことになり平均時速は約6kmとなるが、いつもより速いのは流れがあったからである。少しでも荒れ気味だったり逆潮だったりすれば、この時間では到着できないだろう。


海中公園


ゴール間近

砂だらけの場所で撤収に適した場所がなかなかないが、幸い人もいないのでわずかなコンクリート部分を使って分解・撤収。もう12時40分前後発の安房鴨川行き列車に乗るのはかなり厳しいので、13時台の列車に乗ることにする。それでも撤収は12時40分ころに終了し、トラベルパックを担いで駅をめざす。勝浦駅で約1時間弱列車待ちをして(なぜかその間に妙高のインフィールドから電話が・・)、13時46分の安房鴨川行きに乗る。勝浦にある国際武道大学からの帰りの人なのか、わがクラトワパドルのケースと同じような竹刀袋を持った人が数名駅に来た。思わず竹刀袋を見比べてしまう。私の竹刀袋の中身は「櫂」なのだ。巌流島の宮本武蔵と同じなのだよ、フフフ・・

外房線も内房線と同じく最近ロングシート車両になったらしい。1車両に数名しか乗っていないとロングシート車両は非常に寒々しい。勝浦から安房鴨川までの運賃は今年最長の400円だった。

帰りは素直にいつもの君津インターへの県道山越えルートを使い、渋滞がまだ始まっていないアクアラインを使ったが、高速に乗ってからトンネル内で事故が起こり、渋滞発生。約3kmの渋滞、20分くらいロスして17時帰宅。

秋の日のいいツーリングだった。日が暮れるのが早くなったので、午前中漕いで昼に上がるツーリングがいまの季節は一番良い。今年は、おそらくもうこれより長いカヤックツーリングはなかろう。今年は礼文島に遠征したのみで、終始房総か三浦で漕いでいたが、それはそれで満足である(半分は負け惜しみですが)。
Comments

小春日和チョイ漕ぎ

朝からあまりに天気がいい小春日和なので、平日に房総へ漕ぎに行くことに決めた。いま横浜を通過していかねばならない三浦半島方面はAPEC直前でピリピリしているので、あと10日近くは自粛である。2週間前ですら県外の警察車両が三浦市内でウロウロしていたくらいだから、相当なものである。
京葉道路を走っている道中、外房に漕ぎに行きたくなったが、時間が遅めなので諦めて内房へ。

朝7時20分自宅発で保田の海水浴場駐車場に9時着。カサラノを約30分で組み立てて、着替える。そろそろ寒くなってきたので、下はファイントラックのタイツにMTI・レイブンパンツにし、上は薄いラッシュガードの上にパーム・キャスピアンを着た。しかし漕ぎ始めると上半身は暑かった。漕いでいる分にはまだ先月と同じウェアでもいいかもしれない。水温も高めだし。ただし、上陸すると急速に体温は奪われそうなので、ウインドブレーカーとしてキャスピアンを持ち歩くのが良さそうだ。

10時10分出艇。ベタ凪のように見えて楽勝かと思ったのだが、少し沖に出ると何だかカヤックがグラグラする。2週間ぶりに漕いだから体が慣れないのかと思いきや、出艇地近くは鋸山のおかげで風裏になっていただけだった。意外と北西風が強い。風波が小さなうねりになってきている。しかも右後方からなので漕ぎにくい。こんな時にスケッグが有用なのだが、メッシュデッキバッグに入れたままで装着してこなかった。

時折バウを大きく振られながらも浮島の北に到着し、西側から回り込む。島の西側は海面グチャグチャ。マジ漕ぎして南側の洞窟前で一休み。その後も吹き抜けてくる風を左側から受けて、ウェザーコッキングに苦しみながら一度上陸。スケッグを付けて再度漕ぎ始める。ここからは北に向けて戻るので基本的に向かい風だが、斜めから受ける時間が長いのでスケッグが役に立った。傾城島近くで青いリジッドカヤック&Gパドルの方を見かけ、声をかけようかと思ったのだがすぐにその方は上陸されてしまい、掛けそびれてしまった。こんな平日に内房でカヤッカーを見かけるのはたいへん珍しい現象だ。



南側なのでおとなしい

だんだん風が強くなってきたような感じがする。波が割れてウサギが出現し始めている。あんまり長く漕がないで戻ったほうが賢明に思えた。今日はロールはしない予定で来た。レイブンパンツの内側に海水が入ると非常に厄介だからだ。しかも普通の靴下履いているし・・

スケッグ装着しました

12時、無事帰還。漕行距離は約10km。ゆっくり時間をかけて乾かして上陸時に付いた砂やゴミを取り払い、13時過ぎに撤収。ロールしないと撤収も比較的ラク。その後金谷のthe・fishでたらふくお昼を食べてしまい、睡魔と戦いながら15時過ぎに帰宅。

日曜日の天気が曇りの予報なので金曜日に振り替えたのだが、もし日曜日の天気がいいようなら、外房を漕ぎに行ってもいいなぁと思い始めている。
Comments

白浜で波にもまれた…

セタスのBKPツーリングが台風で中止になり、代替プランとしてSUPかウェイブスキーの講習となった。希望して参加したのは先週と同じく私と、台風で四国遠征を断念せざるを得なかったオオタガキ氏の2名。

9時30分に保田に集合するも、内房はすでに波がない。往路のアクアラインでは北風8mだったのだが、打ち消されてしまったようだ。岩井も見たが、若干のサーファーがいるものの波はなく、つまらなそう。ということで先週に引き続き平砂浦へ。しかし平砂浦の道の駅駐車場はサーファー車でいっぱい。状況を見に行ったカサハラ氏によれば、あまりよろしくない状況のようだ。混んでいる中で初心者の私が乗れる波はない。

ということで白浜方面へ移動。ところどころで車を止めて波の状況を見るが、下のような写真で激しすぎて初心者にはムリ。上級者のサーファーもゲティングアウトに相当苦労しているよう。外房のポイントの多くが初中級者には難しい状況なので平砂浦に集まっていたのかもしれない。






肉眼で見ると凄い迫力なのだが・・

野島崎灯台を東に越えて、塩浦海水浴場へ行ったら初心者用の波が入ってきていた。11時過ぎである。他へ移動しても厳しいし、ここで練習することにする。軽く間食にパンを噛って、届いたマイウェットスーツを着込み、ウェイブスキーで海に出る。台風の後でかなりゴミが浮いているが、まあまあいい初心者向けのセットが入ってくる。テトラポッドの向こうは凄い波なのだが・・・

最初は先週よりもうまく乗れなかったが、何度かひっくり返ってロールしているうちにアドバイスをもらい、自分としてはかなり長く乗ることができた。午後には若干だが左右のレールを使って左右に振ってみることもできたのだが、まだまだボトムターンなどは一向にできない。波頭からインサイドへ滑り込むように入っていかないとボトムターンはできないのだそうだ。まだ自分は波に押されて乗っているに過ぎない。

いろいろ試して、波に乗る前にひっくり返ってしまうことも多かったが、トータルとしてはいい練習になった。ますます面白さに嵌まっていくようだ。4時間くらい海の中に入りっぱなしで波を求めていた。

夕方、千倉で軽くラーメンを食べて解散。高速の渋滞もなく、渋滞がないなら料金の安い京葉道路で、と思って走ったら千葉東にも穴川にも幕張にもまったく渋滞なく7時着。快適な帰路であった。
Comments

平砂浦で波にもまれた・・

ウェイブスキーをやってみることにした。3年くらい前にカサハラ氏のご好意で乗せていただいたことがあるが、転覆と再乗艇のオンパレードだけで疲れ果ててしまっていた。

今年はカヤックでロールが確実になったので、ボード長がシーカヤックよりはるかに短いウェイブスキーなら沈脱せずにロールで起こせそうだと思ったことと、カヤック仲間(FC Drifters)のオオタガキ氏がインフレータブルSUPを購入され、毎週のようにエクササイズも兼ねて練習されているのに刺激を受けたのが原因である。

まずはカサハラ氏に講習を申し込む。そしたら絶妙なタイミングで価格3割引のウェットスーツを紹介された。もー買っちゃうしかないでしょ!とフルスーツに飛びつく。が、講習当日は届いていなかった・・・オオタガキ氏も同じフルスーツを買われたとのことなので、講習当日に飛び入りで鴨川から転戦されてきたオオタガキ氏から見せてもらうことができた。長身のオオタガキ氏が着ている姿はカッコいい。私はかわりにsurf8のお着替えポンチョ(グレー。7,000円弱)購入。ウェットを着替えるとなるとクルマの外でないと難しく(カヤックの時はたいてい車内で着替える)、お着替えポンチョがあるとないとでは大違い。ポンチョはカヤックに積んでいけば重宝するので是非とも欲しかった。

で、肝心のウェイブスキーは午後1時すぎからはじめた。初手から以前よりも確実に乗れるようになっていた(もちろん、波は初心者向けの小さいところで)。最初はなんでもないところでひっくり返っていたが、片脚もしくは両足を出して重心を下げれば何とかなる。波を見極めて捕まえるのがなかなか難しいが、ウェイブスキー2度目の超初心者にしては上出来のテイクオフが何度かできた。もちろん、波にもみくちゃにされることも数えきれず・・ロールは最初戸惑ったが、スイープしないロングロールで起こし、上半身はテールに添うように仰向けになり、さらに左脚を外せば何とか起き上がる(パドルリーシュが邪魔)。調子に乗って何度もロールしてしまった。浅瀬でのロールが多かったので半分くらいは地球ロールになってしまったが。ロールの最中にボードのテールに何度も後頭部を打ち付けた。初心者はヘルメットを被るべきだろうか?最近のロール練習のおかげか、何度ロールしても気持ち悪くはならない。それとも三半規管と平衡感覚がマヒしてしまったのかも?

波と遊ぶのが初めて楽しいと思えた。ウェイブスキーはサーフィンのようにボードに立つまでが最大の関門、ということはないし、重心が低いので安定している上、動きが左右対称なのでやりやすい。雪の上でもスキー派の私にとっては、何より正面を向いて進めるのがありがたい。

時計を外して夢中になっていたら、雨がかなり降っているのにも気づかず、午後5時近くになっていた。転戦してきたオオタガキ氏も午前中に加えて午後もSUPを操って満足そうだった。

もう一度くらい今年中に講習を受けてみたいと思いつつ、平砂浦を後にした。
帰りは各高速道すごい渋滞(京葉道路20km以上、アクアラインも袖ケ浦から10km以上渋滞、富津館山道は夕方乗らないほうが賢明)なので、ひたすら下道国道を走る。国道410号、127号、16号とドンドン流れるので、約2時間で千葉市内へ。そこでいくらか渋滞になったが、357号から東関東道を一区間乗って市川塩浜から今井街道で8時40分帰宅。

残念ながら今回写真はありません。
Comments

曇天北風ロール

また平日カヤックに吐月工房氏と三浦へ行った。

2日ほど前から北東風が強い。予報では波2m。これはチョイ漕ぎは難しく、入り江でロール練習だけになるかと予想して現地に着いてみたら、意外と波が高くない。ただし風力発電のプロペラから推測して北東風は強そう。とりあえず通常通りに時計回りで城ケ島を一周することにして8時出艇。安房崎まで風に押されたが、今月初めの海況ほど荒れてはいない。すましと海岸にいったん上陸するが、北風でゴミはなさそう。カヤックから上がると熱が奪われこころもち寒い。今日のウェアはsurf8のロングジョンといつものプルオーバー。漕いでいると厚くもなく寒くもないのだが・・・

漕ぎだし

すましと海岸近く


荒れた中でも写真が撮れるくらいにはなりました・・

灘ヶ崎あたりから向かい風と格闘。Gパドルは素晴らしい。風の当たらない崖下などを選びながら9時ころ戻ってきた。で、海水温は23度くらいだけど空気よりは暖かいので約1時間ロール練習。いつものように左右スカリングレスト、左右スタンダードロール、右ストームロール、右ハル上で持ち替えのストーム、右持ち替えロングロール。左のストームの練習をしてみるが、上がる時は上半身がレイバックしていて、前屈系になっていない。前屈を意識すると上がらない。右のバランスブレイスをやり、そこからバタフライロールのハーフロールをやろうとするが失敗、吐月工房氏に勧められてフルロールのバタフライをやってみるが、7割〜8割方のところで失敗。勢いだけで腰を返そうとしているところがそもそもの間違いだろう。

水の中は暖かいが起き上がると風に吹きさらされて体温が奪われる。また風で流されるので深めの場所へいちいち戻らなければならない。失敗も多くなってきてバウを拝借すること1度。適当なところで止めにする。もうそろそろロールだけの練習に専念するのは寒くてダメだ。

曇りなので適当なところまで乾かして撤収する。完全なロール鼻になってしまい、ひょんなことから鼻水がダダ漏れする。

ところで今日の収穫は、新クラトワを入れるパドルケース。下の写真のものだが、ちょっと前に思いついて、昨日近くの取扱店(普通は近所にこんなものの取扱店はないが、なぜか私の家のそばにはある)で買い求め、クラトワを入れてみたらまさにピッタリ!まるで誂えたよう。ちゃんと先端部は補強されているし、江戸小紋風の柄がまたよい。使わない時はたいへんコンパクトになる。さて、この袋はもともと何でしょう?って、答える人もほとんどいない拙ブログで問うたところであまり意味はないが・・・
Comments

カフナでロール、は難しい…

連休最終日、スカッと晴れたので内房へ出かけた。今まで蓄積してきたロール技術がカフナで使えるか試してみたかったのである。

6時30分に出てアクアライン経由で8時前に到着。カフナを久しぶりに組み立てるが、目の前の海はうねりと昨日までの雨のために波打ち際に葉っぱや枝のゴミが散乱、水も濁っている。あんまり進んで出ようとは思わない状況だが、波を越えてしまえば波長の長いうねりだけで風も弱そうだ。8時40分過ぎに出艇。大きなセットをかわして出るが、やはりデッキの上にゴミが。後でひっくり返るのでどうせ落ちるゴミだが、少し気になる。

ゴミだらけ&波の飛沫あり

今日のパドルはニンバスグリーンランド。カフナなのでちょっと長めのパドルをチョイスしたのだが、ルームの長さが新クラトワよりもかなり長く、最初違和感を感じながらゆっくり漕いだ。まっすぐ浮島へ向かい、9時20分ころ浮島の北から西へ回り込む。やや波があるが、どうということはない。南側の洞窟前も濁っていたので写真を一枚撮るにとどめた。アルカディア近くの磯場で水深を確かめて左右スカリング。浅場へ引き寄せられたのでロールはしなかった。

浮島へ。海水濁る。



浮島の洞窟前。ここも濁。

再び漕ぎ始めたら、右のスポンソンの空気が抜けていた。バルブをきちんと締めずに右スカリングをやったためだろうと思い、傾城島脇で北東風を避けながらシーソックをあけ、空気を入れ直す。スポンソンに穴が空いているわけではなさそうだった。

浮島と大ボッケの間に富士

いつもの亀ケ崎近くの海水はまあまあだったのでロールする。左右スタンダードロール、右ストームロールは難なく成功したのだが、調子に乗ってボトムでパドルを持ち替えるストームロールを試みたら失敗した。すかさずバックアップの持ち替えロングロールをやろうとしたが上がらず、スタンダードロールに切り替えたがなぜか失敗した。息が続かなくなってきたのでスプレースカートを外して沈脱。デッキラインに腕を通してフロートに空気を片方入れ、リエントリーロールで何とか上がった。やはりビーム長が長くスポンソンも張っているカフナは起こしにくく、パドルのスイープで助走の揚力をつけないと上手くは上がらないようだ。最初からスタンダードロールに決め打ちするか、もっとストームロールの精度を高めておかないとまずい。いまの私ではちょっとアクロバチックな技でカフナを上げようとして失敗した時にバックアップロールが失敗したらお手上げだ。カサラノならほぼ問題ないのだが…。カフナは持ち替えロングロールが通用しにくいフネだということが今更ながらにわかり、一つ学習した。

保田漁港入口の少し沖で内房では珍しくカヤック発見。近づいてみたら赤いウィスパーで、うすうす4月にセタスBKPツーリングで一度ご一緒したSさんではないかと思い、声をかけたらやはりそうだった。あてもなく漕ぎ始めたらしい。

保田に戻ると波打ち際の波は北東風を受けてさらにいやらしくなっていた。大きなセットなら上陸に失敗する可能性があり、カヤックがゴミまみれになること必定だ。したがってなるべく小さなセットのときに岸に近づき、後ろから波を被る前にカヤックから降りてすかさず担ぎ、波を被らないように運ぶのが一番に思えた。砂浜の波打ち際で最近よくやる上陸法だが、カヤックを降りたところまではよかったものの、ロールで水が入ったカフナは意外と重く、スターンに波がかかってしまった。堪えてそのまま駐車場まで運ぶ。最悪の状態は避けられたが、私自身の下半身がゴミまみれだ。片づけ後にハーフパンツを脱いだら腰回りから股間にかけて葉っぱのゴミがびっしりついていた。乾いたタオルで拭きとるがなかなか落ちず、いまいましい限りである。

昼前はこんな感じに

今日は短時間のパドリングで、日差しも強く空気も乾燥していて11時30分に完全撤収できたので、保田駅前の寿司屋「松月」に食べに行く。1,500円で職人さんが握る旬の寿司を食べて満足。

帰りは午後早いので京葉道路経由で帰ろうと思っていたが、事故渋滞があって予定変更しアクアラインで戻る。木更津から東京湾の西岸一帯がよく見え、横浜ランドマークから東京のビル群、スカイツリー、幕張のビル群がクッキリ見えた。こんなに視界が開ける日は滅多にない。午後2時帰宅。
Comments

天気晴朗ナレド風強シ

平日漕ぎに三浦へ行った。オイル仕上げのクラトワを初下ろしのパドリングである。

朝5時30分に家を出たのに、高速道路のクルマがやけに多い。考えて見たら三連休前日で10日が日曜日だった。多いはずである。湾岸線はもう朝の渋滞直前という様相だったが、さすがに川崎まで行ったら道路が空いてきて、横浜の狩場線との分岐を過ぎたらスカスカになった。横須賀PAで朝食とトイレを済ませて7時チョイ過ぎに宮川漁港到着。道中、煙突の煙を見てきたが真横にたなびいていたので風速は5mはありそうだ。


出艇(朝の雰囲気がありあり)

組み立てをテキパキと始めたが、最後のところでスポンソンがガンネルフレームに噛み込んでいた。力技で引っ張り出して事無きを得た。組み立て終わったころ吐月工房氏も到着。北風が強いが8時ころ出艇。城ケ島一周へ。岸から少し離れたら崖上からの北風が強まり、追い風と規則性のない波に翻弄される。波でバウが振られるが、スケッグのおかげで何とか安房崎までたどり着く。新クラトワは手のひらに吸い付くようだ。樹脂仕上げのクラトワやグリーンランドに比べ、カタログデータは変わらないのだがなぜか軽く感じる。キャッチもよく飛沫も少なく非常にいい感じ。今までのパドルに比べややルーム長が短いが、ショルダーに常時手のひらを掛けながら漕いでいくのがよさそうだ。


ブレード面から見ると5層


横から見るとブレードを回り込むような部材がある

陸で吐月工房氏とこのパドルをどうやって集成したのかを話し合ったが、ブレード面に対して垂直方向や水平方向に巧みに組み合わせており、中心はテーパーを掛けてあることがわかって、パドルを削る前に非常に手の込んだ集成の仕方をしていることがわかった。このパドルは値段に対してかなりお得だと感じる。

ウミネコ多し

赤羽根海岸に上陸してペットボトルゴミ拾い。二人で2袋拾う。非常にさわやかな晴天で、トンビが崖の際をジグザグに飛んでいた。平日の朝にもかかわらず、そのトンビをずっと下から見上げてている女性がいた。一人で物思いにふけりたかったのだろうが、目の前でサングラスのオッサン二人がゴミ拾いしているのは相当目障りだったに違いない。

安房崎を回り込んで一息

しばらくパドルを交換して漕いでみる。吐月工房氏のクラトワに対する印象がよくて安心した。吐月工房氏自作のパドルはまた味があってよかったが、私の漕ぎ方だとクラトワよりも飛沫が上がりやすいように思った。

長津呂崎を回って灘ヶ崎から三崎港へ入るところはちょうど北風の通り道になっていて、風速は5mどころではなくもっと強かった。耐風姿勢を取りながら必死にフォワードストロークをした。何とか無事通過。しかし三崎港内も風が強い。向かい風の中を何とか宮川まで戻ってくる。強い向かい風の中でのパドリングでもクラトワが煽られないのがわかった。

海鳥やはり多し

さて、入り江でロール練習。左右スカリング、左右スタンダードロール、右持ち替えロングロール、先日動画として載せたボトムでパドルを持ち替える前屈ロール(右)は難なく成功。右ストームロールをやってみたら割とスムーズにできたので、動画を撮ってもらった。しかし左のストームは全然できない。基礎からやらないとムリだろう。バックスイープロールも、もうできるでしょうと言われて試してみる。動きはカクカクしてしまうが、一回は成功。で、動画に撮ってもらったら案の定失敗。たぶんもう少し練習して落ち着けば、上半身をひねった状態のセットからフルロールできそうだ。その後バタフライロールに挑戦するが、あと2割くらいのところで失敗。吐月工房氏はスタンダードロールの時の上半身の動きを忠実にやってみたらできた、と言っていた。それはこちらで動画撮影。

吐月工房氏のバタフライロール

私のストームロールと失敗したバックスイープロール

回っていると風で岸に近づいてしまうし、かなり回って疲れたので止めにして撤収。比較的乾きも早く、まるよし食堂で「海かけ丼」を食べて解散。頭髪が海水でボサボサのまま床屋に直行してしまった。

海水温が少しづつ下がっているようだ。今月いっぱいでロール練習も厳しくなってくるだろう。
Comments

お買い物

午後からセタスへ出向いて新しいビルジポンプを買ってきた。
カフナ購入からまる9年、今まで使っていたベクソンのビルジポンプの調子が最近悪く、チョロチョロとしか水が出なくなってしまっていたのだ。

壊れたベクソンのビルジポンプ。いま買うと5,000円はする。

今回買ったのはシアトルスポーツのポンプで、3,000円弱。破格に安いが、カサハラ氏がこれで十分、というもの。フォールディングカヤックはシーソックがついているのでビルジポンプが本当の意味で必要になる場面は少ない。ロール→沈脱→再乗艇の時くらいか?
最近はロール練習していてもまず沈脱しなくなったので、これで十分かと思う。イザとなればいまカフナの収納バッグに入れているハーモニーのオレンジのポンプと入れ替えればよい。

シアトルスポーツのポンプ。安い。

たったこれだけの物を買うためだけに鴨川へ赴いたのではなく、実はこのポンプの10倍以上の価格のものを実際に触って買うため、2時間もかけてクルマを飛ばしたのだった。
実際、目にして触ってみると使うのが惜しいくらいの美しい工芸品であった。飾っておきたいくらいだが、使うために買ったものなので、メンテナンスをしながら使い込んでいくつもりである。

それは
The Klatwa Paddle。225cm。タンオイル仕上げで集成材の色合いが素晴らしい。ショルダーの感じも非常によろしく、手に馴染む感じがする。ただ、ブレード先端にエポキシ樹脂のチップなど全くついていないので、使うたびに先端が傷むことが予想される。このパドルで地球ロールなどもってのほかだ。

ここのところの円高で、海外のビルダーにオーダーしようかと思ったこともあったが、DVDの発注などと違って細かいオーダーをしなければならず、実際に手に取って感触を確かめることもできない。分割式だとグッとお高くなってしまい、送料などを加算すると日本で買うのと値段がそう変わらなくなってしまう。英語でのオーダーも自信がない。国産の非分割式のグリーンランドパドルも考えたが、やはり持ち運びが不便である。自作パドルへの挑戦も一時考えたが、集合住宅での工作はどうも具合が悪く、分割式となるとさらに厄介な工程が加わることになる。ということで安易ではあるが、ごくノーマルな選択に落ち着いた。

メンテナンス用のタンオイルを買わないと・・

セタスからの帰りに保田海岸の駐車場で現在手持ちの3本のGパドルを並べてみた。
今までメインに使ってきてキズがついた旧クラトワ(ショルダーなし、樹脂仕上げ)がみすぼらしく見えた。ニンバス・グリーンランドのキズはさすがにそれより少ないが、やはり工芸品的美しさという点では新クラトワの足元にも及ばない。しかし使える腕と手は一本のパドルを握るので精いっぱいなのに、なんでまた買ってしまったのか・・・スキー板やブーツと同じ道をたどりつつある。

ちなみに、夕暮れの内房海岸はおとなしく、漕げなかったことがとても残念。
Comments

台風一過、うねりのの三浦

吐月工房氏が日曜日に漕ぎに行くというので久しぶりに三浦へ漕ぎに行った。7時20分着、組立途中で吐月工房氏到着。


少しバウが曲がったが、気にしない

8時過ぎに漕ぎだすが、宮川出艇地前の磯にはかなり高い波が打ち寄せている。少し沖に出ると波長の長いうねりが残っている。潮が高い時間なのに、安房崎近辺は大きなブーマーが立っているし、赤羽根海岸でも激しい白波。もちろん、安全策で少し沖合を漕いでいくが、今日は上陸してゴミ拾いなどできそうにない。波長の長いうねりは高さ1m以上で、右前方の吐月工房氏の姿が全く見えなくなるくらい。そのままブーマーを避けつつ上陸ナシで城ケ島半周。まだ台風の余波が残っているが、驚くほど海水はキレイで水温も25度近くと高い。


頭だけ見える

今日のパドルは久しぶりにニンバスのグリーンランド。もちろんGパドルである。最近ずっとクラトワで漕いできたので、どんなもんかなと思って使ってみた。クラトワよりも約10cmほど長くブレード幅も1cmほど太いグリーンランドだが、同じ木製・樹脂仕上げのGパドルなので漕ぎ味は変わらない。ただ、ルーム長が肩幅よりも握りこぶし2つ分くらい長いので、ちょっといつもとは違う感じ。城ケ島を回り込んでくる頃までには慣れた。これからも時々使うことにしよう。


海水は透明度高い

やっと難所をパスして三崎漁港へ入る灘ヶ崎のところで、それまでなかった結構高い波に襲われてスターンを振られたが、幸い沈はせず。三崎漁港内で海はおとなしくはなったものの、北東風が予報以上に強い。4〜5mほどか。

ほとんど休むこともなく宮川へ戻ってきてしまった。で、お約束のロール練習。

左右のスカリングレストから始める。そのまま左右のスタンダードロールへ。次いで右持ち替えロング、右バックスイープロールをやるが、1回は何となく上がったものの、その後が続かない。多分パドルブレードの角度が抵抗になりすぎているに違いない。まだ課題は未解決である。

バタフライロールももう少しで上がるところまでは来たが、上半身のレイバックのタイミングが合わないのか、成功しなかった。だが、今日は新しいロールが一つできた。ストームロールの練習課題でHelenのDVDにあったロールで、名前は何というのかわからないが、フルロールしながらひっくり返った時にハルの上でパドルを持ち替えて前屈ロールするものである。吐月工房氏が動画に撮ってくれた。

ホントはもっとスムーズに持ち替えて上がらないといけないんでしょうが・・

その後船体布を乾かして、まるよし食堂さんでラーメンを食べて帰路についた。
Comments

内房ストロングスタイル

久しぶりにストロングスタイルで内房を漕いでみようと思った。
ストロングスタイルとは、もともとプロレスの用語だが、カヤックでご一緒させていただいているオオタガキさんの命名で、大きなフォールディングカヤックの収納バッグを背負って公共交通機関で漕ぎに行くスタイルだ。ロールの名手Dubsideはこれを”
コマンドーカヤッキング”と名付けている。もっとも、ダブサイド氏は写真で見るとパックカートを引いているので、背負いではないようだ。私は「ストロングスタイル」の言葉が気に入っている。
しかも今回はカサラノを背負っていく。かなりの苦行。物好きのやることかも知れない。内房線各駅にある跨線橋では重さにヨロメキながら涙が出るかも知れない。

さすがに一人で実行するのは虚しく、思いついたことを行動に移せそうにないので呼びかけてみた。するとありがたいことに5人も応じてくれたのだが、現実には季節の変わり目で体調を崩された方が2名おり、当日は私のほかオオタガキ氏、Yoshida氏、桐生のK氏と、いつものメンバー4名になってしまった。

これはかなり速いペースが予想され、後れを取るのが私ということも分かり切っているのだが、実際漕いでみると想像以上に引き離されるツーリングになってしもうた・・・

電車で館山まで来ることになったのはオオタガキ氏、Yoshida氏と私の3名。お二人は朝5時台に最寄り駅を出るはずである。東京東部に住んでいる私だけ遅く出るのもなんか申し訳ないので、6時01分の黄色い電車に乗る。千葉駅の乗り換えに余裕を持とうということである。が、千葉駅ホームでカートを引いたオオタガキ氏とバッタリ。考えることは同じようだ。千葉駅を経由してカヤックに行くことも以前に比べ減ったのだが、久しぶりなので駅弁など買ってみる。ちょっと奮発して1,050円の柿の葉寿司。家から持ってきたパンなどは行動食やおやつにする。

内房線に乗り換えてカートを引いたYoshida氏と落ち合い、トコトコ各駅停車で館山まで南下。千葉駅からもまるまる2時間である。列車は最近ロングシートになってしまったので、車両の中の人々の今日の目的がわかってしまう。ゴルフ、ダイビングの道具を持っている人は一発だ。しかし、行商のオバチャン並にでかくて真っ黒いバッグを立て掛けた私たちが何をしにいく人か、他の人には想像しがたいだろう。

怪しいバッグ

8時50分館山駅着。ストロングスタイルなので階段を足で上り改札を出る。まだ元気だからできる。しかし北条海岸まで歩く間にずっしり重さを感じる。これ以上海岸まで距離が長ければギブアップするところだ。

昨日のうちにクルマで到着していた桐生のK氏の組み立てられたウィスパーの隣で9時組立開始。順調に30分ほどで組み上がって、荷物を入れるべくパッキング。カヤック収納バッグはテーパードの10L防水バッグへ、その他は着替え、食糧、貴重品と合計4つ(いずれも小)の防水バッグを使用した。

完了

沖には美しい帆船(日本丸か海王丸か?)が見えるのだが、ゆっくりと東京湾を横断していった。

鏡が浦へ

10時過ぎ出艇。暑かったので早速サイドスカリングを。その後漕ぎ始める。最初は大房岬までの館山湾縦断。およそ6Km強。K氏およびYoshida氏速い。雀島までで間隔が離れた。大房の崖近くでソルティーズのご一行とすれ違い。挨拶だけ交わして先へ。南無谷を通過して小浦の先の岩井海岸直前の岬で11時40分くらい。ここまで10.3kmほどだが、またも先の二人に引き離された。さすが奄美シーカヤックマラソン組だ。Yoshidaさんが先導でここで上陸して昼食休憩。そこそこに12時過ぎに漕ぎ始める。岩井海岸の横断。岩井袋を通過して傾城島手前でスローダウン。勝山漁港や保田漁港へ入港してくる漁船・釣り船などが13時前後に通過するので、何隻かをやり過ごしつつ通過。岩井海岸あたりから小さなうねりが出てきた。追い風なのであまり風は感じないのだが、次第に海面が波立ってきたようだ。

雀島

大房岬

各人各色・・

亀ケ崎の北側が風裏になるのでちょっと休憩。ロールしようかと思ったがあとで船内に入った水を排水するのが面倒なのでスカリングレストだけにしておいた。オオタガキ氏はコックピットから出した脚でパドリングができないか試している。なかなかうまくて、足漕ぎボートのように進んでいく。が、ここでオオタガキ氏サングラスを海に捧げた・・・

勝山近辺

金谷まで漕ぎましょう、ということになって保田海岸を横断して、明鐘岬を越える。先行するオオタガキ氏がかなり狭い岩の間を抜けていったので私もショートカットしようと思ったが、うねりによる海面の上下を近くで見たらビビった。あわてて引き返してより安全な岩の間をくぐった。明鐘岬あたりがいちばんうねっていたようだ。

速いペースの人に追いつくのはムリなので、もうのんびり漕ぐ。間もなく金谷のプール前に14時30分ころ上陸して撤収。総距離は22Kmくらいか。K氏はカヤックを置いて館山へ空身で戻っていった。
カヤックを乾かして片づけ終わる頃、携帯で電車の時間を確認したらあと数分後。間に合いっこない。結構こういうパターンは多い。もう電車を使ったワンウェイカヤックツーリングの法則(
「撤収がもう少しで終わる頃、乗りたかった電車が通過していく」)なんじゃないかと思うくらい。あきらめて16時台の列車まで1時間待つ。Yoshida氏はフェリーで帰ってみようということで東京湾フェリー埠頭へパックカートを引いていった。オオタガキ氏と浜金谷駅でアイスを食べ、自販機で買った冷たい飲み物を飲んでまったり時間を潰し、各駅停車で千葉まで。その後黄色い電車でトコトコと。私は18時46分着。駅からのストロングスタイルがまた厳しかった。

内房線・新型各駅停車

久しぶりに、ロール練習で酷使してきたカサラノのフレームをお風呂に入れようと思う。
Comments

暑さも去って・・

日曜日の予報があまりよくないので、金曜日に内房へ漕ぎに出かけた。
またカメラを忘れてしまい、写真ナシ。

ここのところ2週間ほど連続して出艇している保田海岸に9時着、カサラノを組む。風も波もないのでスケッグは装着せず。最近スケッグを使っていない。8月は朝からギラギラ太陽で組み立てが辛かったが、今日は曇天でやや涼しく組み立ては順調。30分ほどで組み上がり、投げ釣りの人を避けて出艇。

やっと涼しい中を漕げるので、少し距離を漕ぐことにした。保田海岸から浮島を反時計回りに回り、浮島の対岸のアルカディア前に出て岸ベタで帰ってくるとちょうど10kmくらい。お昼には戻ってこれると考えて漕ぎ始めた。

浮島まで春から夏にかけて設置してある生け簀もおおかた撤収されていたので、直線的に漕げた。島を回り込んで南側の洞窟の前に来ても波風はないので、洞窟前で左右のスカリングをして小手調べ。

アルカディア前は透明度が高く、気持ちいいのでここで一通りロールをやった。左右スカリングのあと、左右のスタンダードロールと右のチェストスカリング。右持ち替えロングロール。

その後ソロソロと岸近くを漕いで、先日の亀ケ崎北側で再びロール。バランスブレイスは起き上がるのがなかなかうまくいかない。リバーススイープロールも相変わらずうまくいかなかった。沈脱はせず、失敗しても代替のロールで上がれるのでずいぶん楽になった。先日のソラスズメダイの群れが水上からも見えた。最後に左右のスタンダードロールをして終了。ちょっと曇っているだけだし、水温は9月に最も高くなるはずなのだが、気分的な問題か、水が冷たく感じた。でも震えるような冷たさではないのでむしろサッパリする。

保田海岸に戻りがてら、リバーススイープロールもフィニッシュ部分から練習していったほうがいいだろうなと思う。レイバックしてチェストスカリングの体勢からスイープして前屈しつつ上がるところから練習だ。いきなり上半身を後方にひねるセットからフルロールするのはまだ早い。しかし、大概ロール練習のアイディアが生まれるのはロール練習を終えた後だ。もうやる気は湧かないのでこの練習は次回だ。

波打ち際で砂まみれにならないようカヤックを上げて撤収し始めたら12時の鐘が鳴った。ようやく空が晴れてきた。1時間近くかけて船内を乾かして、先日アウトレットショップで買った新しいフェザークラフト収納バッグにカサラノを入れ、帰路についた。昼食は久しぶりに贅沢して金谷の「The fish」で一人寂しく。バウムクーヘンとロールケーキをお土産に買って、眠気と闘いながら京葉道路経由で15時帰宅。
Comments

夫婦で内房カヤック遊び

久しぶりに女房を連れて内房へカヤックを漕ぎに行ってきた。場所はいつもの保田海岸周辺。



すでに暑い中カヤックを組み、9時出艇。まず出艇地の北の明鐘岬まで漕いでいくが、ずいぶん海水がきれいなのに驚いた。かなり深いところまで海底が見える。組み立てが大変暑かったので女房に先行させてまずは左右のスカリングレストをして先日の感覚が失われていないか確かめる。日によってできたりできにくかったりというのでは情けない。



明鐘岬はすでに数台の車が止められていて海岸にもテントが張られていたので上陸はせず、バウを返して出艇地南の亀ケ崎まで直線的に漕いでいく。あまり離れないようゆっくり漕いで時々女房を待つのだが、10時前後に保田漁港へ相次いでプレジャーボートが入港・出港してくるので、何隻もやり過ごす。そこを超えたらもう亀ケ崎近くである。

亀ケ崎の北側には風も入らず、透明度も高い。人も入って来にくい。ネコの額のような浜にカヤックを上げて女房はプカプカ遊んでいる。私はロールの練習。左右ともにスカリングレストがうまくいったので(とはいえ左は相変わらずぎこちない)、左右スタンダードロールを何度か繰り返す。何とか失敗しなかった。右のチェストスカリングからの起こしも一度成功。しかし、バランスブレイスがしっかり浮かなくて完全にひっくり返ってしまいロールで上がらなければならなかった。試しでバタフライロールも一度やってみたが、自分としては今まででいちばん良かったような気はするが、当然うまくいくはずもない。
だいぶ鼻に海水が入って鼻声になってきたのでいい加減ロール遊びはやめにする。


女房に動画撮ってもらいましたが、撮影者が浮かびながら撮っていて
フレームが定まらず見ていて気持ち悪くなるので、いちばんマトモなものだけ。
一応できるようになった左ロールです・・(最後の女房の一言は余計)


少し泳いでみたら、一帯はソラスズメダイの宝庫になっていた。



ウニも・・

風波も出てきたので12時に出艇地に戻り終了。十分乾かして撤収。
帰りはニコニコドライブインにて800円の刺身定食。相変わらずおばさんたちが懸命に働いているが、注文をとるおばさんのぼやくようなメニュー説明はあんまり好きになれない。
Comments

収穫あり

ずいぶん前から気になってはいたのだが、カサラノのハードコーミングに亀裂が入り、部分的に部材が薄いところが欠けている。なぜ右側だけなのかは想像の域を出ないが、ヘタクソなロール練習で失敗ばかり繰り返しているためだと思う。それにしても私のカサラノのコーミングの仕上げはお粗末である。カフナのコーミングの方はしっかりしていて肉厚も均一なのだが、カサラノのそれはムラが目立つ。

さすがにさらに亀裂が伸びて、ある瞬間に割れたりすると困る。思い出したのはオオタガキさんが7月に同じような症状の修理をカサハラ氏に相談していたことだ。早速オオタガキさんにメールして修理方法について問い合わせた。すると、ガラスクロステープを貼ることを推奨されたという。もっとも、オオタガキさんはホームセンターで適当なガラステープを見つけることができず、FRP補修キットを購入して修理されたとのことだ。

ホームセンターでも見つからないならばと思い、ネットでガラスクロステープを注文した。3Mの69Jというコードネームのテープである。見るからに一般家庭用に販売されている品ではない。結構高くて、1,500円程度してしまった。



週末コーミングにガラステープを貼った。タテヨコ2方向から積層すれば厚みも出ていいだろうと思い、気になる部分に集中的に貼ってみた。何せテープなので一抹の不安は残るが、さすがにガラス繊維が入っているテープだけあって引っ張りにはかなり強い。まるでケガの後の絆創膏のようで痛々しいが、船体布を挟み込む溝までは亀裂が到達していないことと、シーソックで白いテープは隠れるのが救いだ。


使用前その1(腰部分)


使用前その2(ヒザ近く)

それで、ロール練習に行ってみた。場所は内房のいつもの保田海岸。10時チョイ前着で10時40分出艇。海の家は解体中だし海水浴客も釣り人もほとんどいないうえ、風は微風なので移動するのが面倒くさく、砂浜の目の前のやや深いところでロールを始める。

まずは右スカリングレスト、右持ち替えロングロールから。何とか上がるが、先日の調子の悪さを引きずっていて力技に頼っている。何度かやっていたら帽子が取れて視界を塞ぎ、また抵抗になってしまったのでロールできなくなり、沈脱。帽子は邪魔だ。フロートを使ってリエントリーロールをやり、水を掻きだしてから再びロール。ヘッドアップが失敗の原因だとわかるので、基本に忠実に目線を意識して右スタンダードロールを試みる。すると楽に上がる。うーん、そういうことなのか。だんだんロールに慣れてくるにつれて基本をないがしろにしていたみたいだ。だから力技になってしまうのか・・右持ち替えロングロールを目線を意識しながらやってみたら今までとずいぶん違ってヌルッと楽に上がれることがわかり、ますます基本に忠実な目線がヘッドアップを抑える要素だということがわかる。その後はほぼ百発百中。右の2種類のロングロールが復活した。

コックピット内の水を再び掻きだした後に今度は左に挑戦。スタンダードロールをいきなりやっても上がりそうもないので、左のスカリングレストから始めてロールのフィニッシュ状態の感覚を掴む。スカリングが右に比べてぎこちないので顔が沈みそうになるが、そこをこらえてスカリングからスイープして上がる。成功。何度か左スカリングレストをやって失敗しなくなってから、左スタンダードロールに挑む。リジッド艇と平パドルを使えばCtoCロールはできるのだから感覚は掴んでいるはずだ。目線を意識してヘッドアップしないようにパドルを回したら、楽に上がった。ちょっと拍子抜け。でも嬉しい。連続で3回くらいやっても失敗ナシ。やはり左も目線とフィニッシュのレイバックがきちんとできれば上がるのだ。

そこまでやっていったんカサラノを海から上げ、船内の水を抜く。沈脱したのでかなり水が入っている。時間を見たらまだ12時前。あと30分くらいグルグル回っても体は持ちそうだ。再度カヤックに乗り、仕上げとして右のスカリングロール、バランスブレイス、スタンダードロール、持ち替えロングロール、さらにストームロールも試してみた。目線に気をつければストームロールも持ち替えロングも前屈系なので、途中からは同じ要領のはずだ。ストームに関しては他の人の目から見てもらわないと何とも言えないが、一応自分では成功したことにしておこう。

次いで左のスカリングレスト、スタンダードロール3連続。苦労なくできた。一応満足。
とはいえ、今日トライしてできなかったのはチェストスカリングからの起こし。次の課題はこれか?バタフライロールやGパドルでのショートロールはまだ先の課題だ。

ちなみに、いま米国からロールのDVDを取り寄せている。
Helen Wilsonの”
Simplifying the Roll DVD”である。一昨日くらいにあちらで送ってくれたようなのだが、これが届くのを心待ちにしている。
HelenのHP

2時間近くロール練習をやったあとのコーミング補修部分は以下。粘着力がどこまで持つのか不安だったが、剥がれることもなく無事であった。私のような横着者にはいい修理方法だったかも知れない。しばらくはガラステープでだましだまし使っていくことになろうが、完全にコーミングが割れてしまうようなら買い替えかも知れない。


使用後その1


使用後その2

フネを上げて、たまった水を排水しながらゆっくり片づける。13時過ぎに撤収完了、海の見える下道をトロトロ走りながら適当なところで高速に乗り、帰路についた。千葉も東京も暑い!の一言。


今日はおとなしい海だった
Comments

水と戯れる

平日にまたロール練習しにいった。今回はアドバイザー(吐月工房氏)付きである。

早朝出発、時間がありそうなので横須賀PAで朝食&トイレを済ませて7時20分に宮川に着いたら、吐月工房氏がすでに到着していた。

カサラノを組んで、ミニツーリングはせず、すぐ近くの入り江でロール練習に入る。
ところが、初手から調子が悪い。スカリング、バランスブレイス、スタンダードロール、持ち替えロールといま自分が持っているあらゆるロール・リカバリー技術がことごとく失敗するので練習開始早々に沈脱せざるを得ないという始末。今までやっていたロールは何だったのかと思い、少々落ち込むが、何度かやっているうちにそれなりのものができて沈脱は3回くらい、バウ拝借が3〜4回くらいで済んだ(ロール脳になっていて記憶が不正確)。しかし何だか調子悪い。

スタンダードロールもアドバイスを受けて2回ほど連続して楽に上がれたのでついにコツをつかんだと思ったのだが、後が続かない。持ち替えロールも疲れてくると上がらない。
スカリングレストから艇を復原するのに失敗する、バランスブレイスは顔が水面上に出ないままパドルがズブズブ沈んでいく・・・バタフライロールも試みたがバランスブレイスがうまくいかないのに成功するはずもない。

自分の技術はまだまだ一進一退で、そう簡単に調子に乗るなということだろう。それでもアドバイス受けながら練習できたので収穫が大きかった。

疲れてきたところで上陸して休憩中断を挟みながら、かなり回って何回トライしたかわからないくらい。吐月工房氏もより難しいマニューバーを試している。


水船になってしまった時の最後の対処法を見せてもらった

最後にペットボトルや砂をはらんだビニール袋を拾って、11時くらいにやや強めの南西風が吹く中、いつもは通過してしまう城ケ島の北東海岸の「水っ垂れ」をウロウロ。初めてここへは行った。島影の風裏になっていて海水も比較的きれいで、こちらでロール練習してもよかったくらい。帰りは八景原のロックガーデンを縫うように漕いで12時過ぎに終了。


水っ垂れ(実際水が出ている)

いい感じの磯

宮川方向を振り返る

お昼をゆっくり食べて14時に解散。帰りは・・眠気と闘いながら。
恥ずかしながら今日の代償は足裏のケガ。沈脱後岩で切ってしまった。これも甘く見た代償である。血は止まっていたはずなのだが昼食前や帰宅後に突然ドバドバ出てきたりして、治るのにちょっと時間を要しそう。週末はおとなしくせざるを得ないな・・・
Comments

ロール練習

朝から内房へロール練習に行ってきた。気ままな単独練習であり、写真を撮ってもあまり意味がないので今回も写真ナシ。

いつものところで起こる朝の渋滞をくぐり抜けて京葉道路経由で保田へ。
クルマの陰でカサラノを組み始めるが、クルマが発する熱でかなり暑い。ゆっくり組み立てたつもりだったが、できてみると久しぶりにバウのセンターがズレていた。気持ち悪いので組み直そうかと思ったが、より暑くなるのは知れているのでパス。

組み上がる頃に南西風が強くなってきた。5m以上ある。鋸山が落ち込む明鐘岬の入り江でロールするつもりなので少々波が荒いが漕ぎ出る。少し沖に出てみると、白波も立つ状況。とりあえず明鐘岬まで3km弱漕いでいくが、風波のうねりが結構高く、頭くらいの高さのものも時折押し寄せてくる。岸近くの磯場では三角波も立っている状況。カサラノの操船練習になるなぁと思いつつ、明鐘岬の入り江へ。さすがに入り江の中は静かだが、西方向に開けている入り江なのでそれなりのうねりは来るし、オンショアの風で漕いでいないと岸に引き寄せられてしまう。

せっかくここへ練習しに来たので、ロール練習開始。スカリングレスト、バランスブレイス、持ち替えロール、スタンダードロール(すべて右)の練習をする。持ち替えロールの成功率がかなり高くなっているので失敗しても沈脱はさすがにしなくなったが、ネット動画で学習したつもりのスタンダードロールが思うようにきれいに上がらない。一応成功はするが、ヌルッと力を使わずに上がるにはまだまだ修業が必要なようだ。顔の向き、パドルの持ち方と位置をもう少しブラッシュアップさせないと・・

バランスブレイスやスカリングレストはこの夏の収穫で、先日試してできたバランスブレイスからヒップフリックで上がるのは非常にスムーズにできるようになった。ただ、リジッド&平パドルでは上がる左ロールや、天地左右が混乱するバックスイープロール、バランスブレイスの発展形であるバタフライロールなどを試すことはできなかった。自分の目標としては寒くなる前に右ロールの精度を上げ、反り起き系と前屈系のロールがきちんとできるようになりたい。

自分が望んでいたほど何回も回ることはできず、だんだん南西風が強くなってくるので入り江を離れ、ゆっくり出艇地へ戻る。帰りもまた風波に翻弄されながらのパドリングだ。短いとはいえ若干緊張する。着岸は砂まみれになるのがイヤだったので波がブレイクする手前でカヤックを降り、担いで上陸した。砂浜ならこうするとカヤックが砂まみれにならずに済む。

カヤックの内部を調べてみたら、意外なほど水が入っていなかった。沈脱しなければ内部に入る水は少ないようだ。前部ハッチのコーティングがボロボロになってはがれ落ちており、縫い目のシームシールがもう限界だったので現地でティアエイドを切って張る。船体布ごと交換しない限り気休め程度の修理にしかならないが、やらないよりはましだろう。強烈な日射と風のおかげでみるみる道具が乾き、乾きにくいネオプレンもしっかり乾かせた。お昼近くになって海水浴場にも家族連れが何組か出てきているので、ちょうどいい時間に上がったかも知れない。片づけの最中にシットオントップに乗ってみたいという近所の男性から声をかけられたので、富浦のソルティーズと鴨川のセタスを教えておいた。

12時30分、保田海岸を後にして帰路につく。まだ時間が早いので京葉道路の渋滞もなく、順調に到着。
暑いうちに、もう少し時間と回数をかけてロールの練習をしたいと思っている。
Comments

酷暑カヤック

約2週間ぶりに三浦へカヤックに行った。しかし朝から酷暑。体温並みの気温である。
ちなみに、カメラをいま修理(部品交換)に出しており、さらに予備カメラを持っていくのを忘れた。首都高に乗ってから気づいたが後の祭り。したがって写真ナシ。

朝7時20分に宮川駐車場に到着し、吐月工房氏ご夫妻の到着後、8時過ぎに一緒に出艇。
クルマの陰で組み立てていても汗がボタボタ。あまりに暑いので出艇直後に何回かのスカリング&1回のロール。

横瀬島方面に漕いでいき、島で風呂に浸かるように海水浴とゴミ拾い。
その後剣崎まで行って引き返したが、海の状況は南の微風なのに、波高1m弱のうねりが常時入ってくる。隠れ根のブーマーと岩礁からの返し波で海面はグチャグチャだった。おかげでカサラノのいい操船練習になった。

11時ころ戻ってきて人目につかないところでスカリング&ロール。今まで調子のよかったスカリングレストからの起こしが今日は軽くいかないかわり、スカリングを全くせずに上半身を反りながら大の字になって休み(右手でパドル持つ。カヤックは横倒し)、その後シャフトロールの後半の動きで上がるのが成功した。スカリングの揚力を使わなくても、パドルとPFDの浮力と腰の返しだけで横倒しから復原することが体でわかった。もう少し頑張れば180°裏返ってからのシャフトロールができるかも?

カサラノをよく乾かして(フレームが熱くなるので注意)、まるよし食堂でゆっくり昼食を摂って帰路につく。ラジオで練馬の気温が38°になったと言っていた。恐るべき酷暑である。家についても、クーラーはないので辛い・・・

その後写真をいただいたので、久々に自分が漕いでいるところを掲載。ちなみに後ろに積んでいるのは横瀬島で吐月工房氏が拾ったゴミとゴミ袋。
剣崎へ

復路
Comments

掘り出し物

ひょんなことで立ち寄った海沿いのアウトレットモールで、フェザークラフトの収納バッグ(レッドリーフ。1点もの)を見つけた。何と8,000円台だったので迷わずゲット。

カフナとカサラノに付属している収納バッグは潮まみれ&砂も混入しており、ハーネス類を収納するジッパーは開放した状態で完全に固着してしまっている(閉じた状態で固着すると、より始末に悪いので意図的に開放している)。バッグの底には、使い初めのころに地面との摩擦でできてしまった穴もある。やはり旅先ではハーネス類がちゃんと収納できたほうがいいし、新しい収納バッグの方が多少の工夫も凝らされていていい。
ただ、心配なのは私のカヤックは2艇とも古いハードコーミングタイプであり、新しいバッグは横幅がやや狭くなっているような気がする(ビルトインコーミング方式になってバッグがコーミングサイズに縛られなくなった?)のと、クラトワパドルを装着するスロットがなくなったことだが、購入直後に駐車場で実際にコーミングを入れてみて、何とか入るサイズだということは確認できた。この新しいバッグでカヤックを送る時には、コーミングのサイドはタオルなどで保護する必要があるかもしれない。パドルはパドルケースに入れるか、ほかの工夫をするしかないだろう。

新しい収納バッグは遠出の時に使おうと思う。

併せて、FCドライバッグ(ライトファブリック)の5リッターと3リッター(ともにオレンジ。これも1点もの)もあったので購入(ともに2,000円前後)。ほかにも、現在所有しているアクセサリーと重複するものがあって、予備に持っていても悪くないな〜と物欲大魔王がささやいたのだが、こらえて我慢。

どこか(具体的には涼しい東北の日本海側、男鹿半島や五能線沿岸、笹川流れ)へ漕ぎに行きたい気持ちも強いのだが、交通手段(夜行バスなのか、JRなのか、マイカーなのか)に決め手がない。これから帰省ラッシュにもなるし、来週半ばから北の方は天候も下り坂なので、思案中。連日暑いが読書だけは捗っている。
Comments

もやもや三浦

朝7時に宮川着。すでに吐月工房氏出発後である。何か用事があるようだ。

で、組み立てていたら葛飾のU氏が来たので二人で漕ぐ。もやがかかっていて湿度も高く汗だくだ。
横瀬島で

横瀬島へ行ってU氏シュノーケリング。私はマスクを持ってこなかったので少し泳いであとはぼーっとしている。北海道の冷たい水に比べて表面の温度は高いなと思いながら漕いでいたが、実際泳いでみると冷たく感じた。

結局横瀬島での海中観察は適当に済ませて城ケ島を時計回りに1週。ところどころでスカリングレストしないと暑くて死にそう。3回ほどやってクールダウンしながら漕いだ。
結構赤潮が出ている状況で、2日ほど前までの強烈な南風のせいか海上も汚い。

満潮後の引き潮だがまだ引ききっていないのでいつも露出している岩の頭も海中にある。
すましと海岸で上陸して、ラダーワイヤーの穴があったところに接着剤で貼り付けたところを確認したら、剥がれかかっている。前日にリペア用の船体布の生地を切って貼り付けたのだが、どうも接着剤がふさわしくなかった模様。


右の黒い長方形に当て布をした。左のラダー受けはそのまま。

10時30分ころ戻ってきて、少しロールして、11時終了。
その後乾かしながら問題の箇所の再接着。ラダーワイヤーが出ていた部分の素材がちょっと特殊なようで、黒い接着剤でもうまく付かないが、強引に貼り付けた。お世辞にも美しくない処理をしてしまった。またしばらく様子を見なければならないが、何度も剥がれるようならちょっと考えないと。

撤収中ちょっと不愉快なこと(私も悪かったが、相手も何かの理由でムシャクシャしていたに違いない。ちょっとした嫌がらせを受けた)もあったが、ラダーワイヤーが無くなるとフレームをとりだす時に非常に楽。カサラノ&スケッグ&ウィスパーフットプレートの組み合わせはシンプルでとてもよい。

12時を回ったので「まるよし食堂」で昼食を食べて眠くなる前に帰路につく。帰宅14時。旧盆を過ぎるまでは内房や三浦では海に出ないほうが不愉快なことがなくて良さそうだ・・
Comments

礼文島西岸単独行

このレポートは礼文島内の地名が頻出するので、適当に地図を見ながらご覧下さい。
適切な白地図があれば作りたかったのですが、素材が見つからず、地図を作成することはしていません。

7月25日、利尻島の鴛泊FTで私は焦っていた。天気は明日から下り坂、南西風が強く吹く。礼文島で漕ぐとしたら今日の午後しかない。フェリーが礼文島の香深に着くのが10時10分、民宿の送迎車で船泊へ行き、カヤックのパックを受け取ってカフナを組み立て、昼食を食べて出艇するのはどう考えても12時過ぎから13時になろう。こんな時に限って天気はメチャクチャいいのだ。時間が惜しい。

焦っても仕方ないと思いつつも、フェリーの速度がもどかしい。
香深までは北東微風の凪状態。乗客はのんきにウミネコにエサをやっている。

定刻に香深港に着いて、民宿「ゆうなぎ」所有の3代目プリウスで船泊へ。部屋に案内されてザックを置き、必要なもの(利尻の湧水が入ったナルゲン水筒、帽子、行動食、カメラなど)だけザックから取り出して、民宿の目の前の道路脇でカフナを組む。順調に約20分で組み上がって、スポンソンのエアだけ入れずに昼食を食べに行く。しかし、民宿目の前の食堂はコンブが上がったあとの漁師たちが占拠していてとても時間がかかるという。宿の兄ちゃんに相談して、車で金田ノ岬にある「あとい」へ行き、奮発して2,700円のウニ丼を注文。新鮮なウニだったが、あまり味わう間もなく取って引き返し、カフナを海岸に出す。船泊の大備(おおぞなえ)集落にある「ゆうなぎ」の目の前に朽ち果てた小さな桟橋があり、その脇の白い砂浜から12時20分出艇。

船泊海岸から出艇

とりあえず船泊湾を横断しながらゴールを考える。宿のにいちゃんはトド島とスコトン岬の間に海流があるので渡るのは止めておいた方がいいとアドバイスしてくれた。こちらも時間に余裕がないのでトド島は仕方なく諦める。湾内は微風による北東からのうねりが若干あるが、波高はわずか。カフナなら鼻歌を唄いながら漕げるが、普段と違って平パドルなので、いつもより水の抵抗を感じる。Gパドルとの違いってのは一掻きの重さなんだなと思う。ところどころに定置網の浮きがあり、それを避けながら白浜の漁港の北側をかすめ、スコトン岬近くの民宿の目の前を通過。浅瀬になったので海底がよく見える。水深は10m近くあるだろうが、礼文ブルーの透明度は非常に高く、スコトン岬を回り込むまで笑いが止まらなかった。

島最北の宿スコトン荘


トド島までわずかなのに・・

南もいいけど北もいい

スコトン岬も今日の海況では岸ベタで回り込める。トド島に後ろ髪を引かれながら進路を南にとる。ウミネコやウミウが多く、岩場にはウミネコのヒナもヨチヨチ歩いていて不審な赤いカヤックをしきりに警戒している。また漕いでいるとくちばしの太い海鳥が浮かんでいて、近づくと羽ばたいて逃げていくのだが、飛び立つのはヘタで水面をバタバタ進んで逃げていく。何という鳥だろうかと思っていたが、ウトウのような気がする。鳥には詳しくない(花も詳しくないけど)ので単なる推測である。

親子ウミネコ

ある岩場のそばを通ったら、アザラシが休憩中。そっと近づいたつもりだったが30mほどの距離でアザラシたちは海に入ってしまい、最接近はできなかった。海に入ったアザラシたちは一様に顔をこちらに向けており、私が諦めて進み始めると一定の距離をとってついてくる。振り返ってみたらアザラシの顔が15mほど後方に見えたのでまたニヤついてしまった。

遠くから凝視される

その後アザラシたちと遭遇することはなかったが、鮑古丹を過ぎ、ゴロタ岬の狭い水道を抜けたら風景が広がった。ゴロタの浜沿いには漕がず、鉄府の集落を左前方に見ながら澄海湾(すかいわん)へと入っていく。海水の美しさで有名なところらしい。案の定観光客が群れを成しているのが下から見えるので、近寄らず少し離れたゴロタの浜近くで漂いながらスプレースカートを開放し、カヤックの上で休憩しながら行動食を食べる。だが蚊の襲撃を受けた。ここまで約1時間と少し。いいペースだ。時間によっては西上泊で上がるか、召国まで南下して引き返すことを考えて漕ぎ始めたが、召国に2時までに着けるようならそのままワンウェイで元地まで漕いでしまったほうが得策かもしれない。民宿の送迎は島の北部の西上泊なら近くていいが、南部の元地だとかなり遠くなる。迷惑をかけることにはなるが、夕飯に間に合えばいいし、今日の宿泊は私一人だと聞いていたので、決行する。召国には予定通り2時に到着。番屋がいくつか見えるが、住んでいることはなかろうと思われる。

空も海も蒼い

利尻山も見え・・

そろそろ左手は高い崖になってきているのだが、残念なことに海食洞が見つからない。刺激がないのでロックガーデンの水路を進んでいくが、急に浅くなっている部分があり、時折ハルをこする。よく見ると岩には立派なコンブが生え、岩肌にはウニがびっしりついている。時間に余裕があれば覗いてみるのだが・・海水温は想像より高いようで、対馬海流の影響だろうかと想像する。2年前の積丹半島北岸よりも海水温は高い。

召国前後からアナマ岩までは陸路を通る8時間トレッキングコースも崖の上にあるので、視界の中に人工物や人影を見ることはない。海況がよいので安心だが、少しうねりなどが入ってくると厳しいところだと想像できた。ところどころに立派な滝が見える。海に直接落ちる落差の大きい滝だ。これも上陸して水浴びする余裕はなかった。

一番落差のあった滝

ロックガーデン水路はこんな感じ

前方に数軒の集落が見えた。島の中部にあり、自動車が通れる道路が通じていない宇遠内(ウェンナイ)集落だろう。防波堤手前で上陸してみるが、干した昆布をまとめている老夫婦がいた。不審船ではないことをわかってもらおうと声をかけたが、婆さんから「きょうは凪だからいいねぇ」と言われただけで、老夫婦は黙々とコンブをまとめていた。

宇遠内。寂しいところだ

この日初めて上陸

集落の探索をしてみようかと思ったが、時間も16時近くになってきているので先を急ぎたい。10分ほど休憩して、再び漕ぎだす。あと1時間あれば十分にゴールの元地まで着くだろう。「かね忠ノ島」を過ぎると元地の港や集落が見え、16時40分にメノウ浜に上陸。駐車場のはじっこにカフナを上げ、乾燥した風で乾かしながら撤収。観光客のおじさんから声をかけられた。聞けば千葉からきて、退職後に2ヶ月ほど北海道に滞在しているようだ。奥さんも連れてきているそうだが、連れて来られる奥さんの気持ちを聞いてみたい。

撤収が半ばにさしかかった頃宿に連絡を入れ、元地まで迎えにきてもらうことにする。順調に片づけが終わり、プリウス号が到着するまでブラブラして過ごす。上陸した頃は海岸に人がいたのに、ふと気付いてみると誰も周りにいなくなった。水分は摂っていたつもりだが、それでも給水不足だったのか、自販機で購入した飲み物を飲み干してしまう。特に下半身がコックピット内でサウナ状態だったから、発汗量は相当なものだったはずだ。

元地集落が見えてきた

わずか4時間のツーリングで漕行距離は約25km。もう少しゆっくり時間をかけて漕ぎたかったが、充実したツーリングだった。この日のコンディションで朝から漕ぎ始めれば1日で礼文を一周できたかもしれない。

きれいな夕日でした・・
Comments

FCスキルアップミーティング

連休の18・19日、千葉の富浦でセタス・スパークル共催のスキルアップミーティングに参加してきた。

往路は京葉道路を使うが、早めだったので軽い渋滞で済んだ。
9時、すでにごった返している原岡キャンプ場でミーティングが始まる。
私のほかはスパークルのお客さんであるAさん、Yさん、紅一点のHさんの3名。
どんどん暑くなる中でカヤックを組み立てるが、新艇ウィスパーXPを購入してまもないHさんの組み立てが捗らないので少し手伝う。

風裏の大房岬近くまで漕いで、そこで練習開始。私はスカリングレストやロールの練習。師匠のカサハラ氏から、ロングロールが確実にできればひとまず十分というお言葉を頂いた。しかし、次にバックスイープロールもマスターしておくとよいと言われる。トライしてみるが、これが難しくすぐにはできそうもない。天地左右グチャグチャになってしまう。今後の課題としよう。

お昼は昨年から行きたかった板倉食堂へ。ラーメンを食べる。

午後は風の強い大房岬を回って館山湾側へ。南西風が強く風波が立つ中、TXレスキューをやってみる。スケッグはつけていなかったが、風波の中でもカサラノを操船でき、レスキューもまあうまくいった。


初日終了(左からカサラノ、K1、ウィスパーXP)

夜は館山市内で食事をし、夜遅くまで話し込んだ。夜のうちにYoshidaさんが到着。
Bajau Tripの赤塚さんも突然現れた。

翌朝、6時に目覚め朝の支度をしていたらすでにオオタガキさんがカフナを組み始めていた。これで全員勢ぞろいだ。しかしHさんが電車でひと足早く帰るというので、片づけを皆で手伝って見送る。

富士山も・・

朝のキャンプ場

その後中年男性(赤塚さんを除く)のみで昨日の練習場所へ行ってさまざまな練習。
二人一組でTXレスキューのタイムトライアルをやったが、みなおよそ1分30秒なので勝負はつかなかった。Yさんのフロートを使ったロールのエイドをしたり、リエントリーロールをやったり、水船になったら上陸して排水してまた手を変え品を替えて繰り返す。カサハラ氏のBICシットオンカヤックを漕いだり、リジッド艇でショートロールしたり(左のショートロールが復活した)、パドルフロートのみを使ったヒップフリックの練習をしたり、あげくの果てにはそこいらに落ちているカエルの顔のような浮きを使ったり、ゴミとして落ちている洗剤の空容器を使ったり、流木を使ってロールをやってみたりと(誰も成功はしなかったが)、ほとんど水遊びを楽しむ。動画は
こちら(ロールをしているのはYoshidaさん)。

TXレスキュー(その1)

TXレスキュー(その2)

二日続けて板倉食堂

BICでボート遊びする師匠たち

オオタガキ氏のSUP遊び

午後3時ころ、すでに多くの人が引き払った原岡キャンプ場へ漕いで戻り、撤収。
6時に富浦を出て、君津まで下道、その後渋滞が大幅に減ったアクアライン経由で自宅には8時着。

追記:今回リムグリップシーソックを一つ買い増し、カサラノのペダルをウィスパー用のフットプレートに交換した。もうおそらくラダーは使うことがなさそう(スケッグで代替)で、ペダルもどうせ固定するならよりしっかりと踏めてズレることがないものにしたかった。このプレート、もう少し長く漕いでみないと正確なところはわからないが、踏ん張りが利いて非常によい。今までペダルがついていたレール付きのパイプにループを引っかけ、カサハラ氏考案の調整テープで3番リブに取り付けると調整が容易である。写真はまた今度。近々、まだ残っているラダーワイヤーを取り去る予定。
Comments

スリリングな平日ツーリング

吐月工房氏とまたまたまた平日に三浦南岸で漕いできた。

朝5時過ぎに出発。横横道路の横須賀PAでゆっくりトイレ&朝食。PAを出る頃にポツポツ雨が降ってきた。

下道に降りてみると路面が結構濡れている。このまま降るとイヤだなあと思いつつ、小止みになったので少し安心。7時に宮川駐車場に到着するが、アスファルトが濡れている。まもなく吐月工房氏が到着し、私は組み立てに入る。30分で組み上がり、7時50分出艇。

出発

風はないが、少し高目のうねりが入っており、引き潮なのでブーマーがところどころに立っている。三浦南岸は浅いところに根がたくさんあって、ブーマーが出やすいところだ。

うねりを越えつつ安房崎から時計回りに城ケ島一周へ。安房崎から城ケ島南岸はブーマーの巣窟と化していた。いつもより少し陸から離れて漕ぎ、ブーマーを避けてすましと海岸へ。ゴミ拾いをして、ペットボトルを中心にゴミ袋2つ拾う。平日早朝なので海岸を歩く人もいない。

引き潮のすましと海岸

再出艇したら、岩の根っこに青くてきれいなウミウシを発見。
アオウミウシ?

その後、長津呂崎そばの3重ブーマーの間を縫いながら三崎港に入る。風がないので安心だが、ブーマーとブーマーの間はスリリングでちょっと緊張する。こんな状況でもスケッグ仕様のカサラノを操れるようになってきたのは嬉しい。

海面泡だらけ

三崎港を抜け、トット島経由で宮川に戻る。まだ9時台だ。お約束のロールをはじめる。まずスカリングレストからスカリングロール、次いで持ち替えのロングロール、ストームロールっぽいロングロールも成功した。その後は失敗と成功がないまぜになるが、沈脱することなく持ち替えロングロールでリカバリーできた。持ち替えロングに関しては成功率が100%になった。一つのロールができれば、バックアップ用として使えるのでいろんなロールにトライできる。これも吐月工房氏のコーチングのおかげである。ありがたいことである。10時過ぎに終了。

その後吐月工房氏は午前中に帰路につき、私はカサラノの船体内部に入った水を出しきって、撤収。湿度が高いので船体布が乾かないため、適当なところで仕舞う。最近ラダーを全く使わなくなったので、フットペダルをウィスパー用の1枚プレートに替えようと思っているのだが、まだ手元にはない。フットペダルの固定用ネジの回転が渋いので、マリン用の潤滑剤6−66を吹いておく。

次いで、カフナのバッグをとりだし、今から10日ほど後から始まる夏の北海道遠征のため宅配便にすぐ出せるよう、中身の点検。こちらもフットペダルのネジに潤滑剤を吹いておく。北海道遠征といっても海に関しては連日漕ぐような大げさなものではなく、礼文島西岸の単独ワンデイツーリングだが、風の状況によっては全く漕げないこともありうる。まして単独だし・・バスでの移動やカヤック部品以外の荷物を詰め込んで送るため、今回のフネはカフナである。パドルも平パドル(コーモラント)の予定。クラトワを持っていきたいところではあるが、今回の北海道行きはカヤックのためだけではなく、嵩張るのと、海水温が低いのでリングがついていないと手が冷たくてたまらないだろうと思われるので却下した。パックカートを取り付けて完了。

一人「まるよし食堂」でお昼を食べ、帰路につく。次第に雨が降ってきて、東京に着いても雨だった。
Comments

また平日三浦カヤック

今週も日曜日は風が上がりそうだ。金曜日未明にサッカーワールドカップの試合を観て、そのまま向かった。車中のラジオでカビラ兄弟が雄叫び連続。

7時チョイ過ぎに宮川到着。すでに吐月工房氏は到着していたので、すぐに組み始めて約30分で組み立て完了。また8時前に出艇できた。

引き潮でだいぶ先までカヤックを担いでいかないと出られない。出てみると波・風ともにおとなしく、平日なので漁船の動力の音も聞こえてこないのでいつになく静か。剣崎往復とする。やや水が濁りぎみか。
これから出発

剣崎近くで



剣崎の入り江でちょっとウロウロするが潮が引いていて奥まで行かれないので、まもなく帰路につく。横瀬島で少しゴミを拾って岩の上で横になったが、腰が伸びて気持ちよかった。

狭い水路を抜ける

宮川に戻ってきてから例によってロール練習。スカリングロールが楽になってきた。しかし、百発百中にしなければならないパドル持ち替えロールが最初うまくいかず焦る。焦るとロールができない負のイメージが頭に広がり、力技になってしまって余計上がらない。吐月工房氏からパドルにぶら下がる感覚で、とアドバイスされてようやく楽に上がるようになった。2回ほど連続して成功したので、今日は成功で終えることができた。しかしもっと力を抜いてできるようにならないと・・

船内に溜まってしまう水を入念に出して、極力乾かしてから家に向かう。途中眠くなると困るので昼食はなし。何とか眠くならずに13時30分帰宅。
Comments

梅雨の隙をついて・・

6月18日、吐月工房氏と二人で平日午前中漕ぎをしてきた。

天気予報は曇り後雨。午後から降水確率が高まり、風・波も上がってくるらしい。必然的に午前中勝負である。朝7時に宮川に到着し、排便して組み立て始めようと思ったら吐月工房氏到着。少し待ってもらい、30分ほどで組み立てて8時前に出艇。城ケ島を時計回りに一周する。うねり、ブーマーが少しあるが、ほど良い感じである。風はほとんどない。スケッグ装着のカサラノは今日も快調。安房崎の岩礁帯の波も怖くない。

曇ってやや暗い

すましと海岸でゴミ拾い。ペットボトルを中心に拾うが、ハングル入り韓国製飲料や漢字ラベルの福建省製造飲料のボトルを見つけた。流れつくのにいったい何日かかるのだろう?



馬の背洞門

すましと海岸にて

平日なので磯場の釣り人も少なめ。長津呂崎近くで平日カヤッカーとすれ違う。そのままほぼ静水の三崎港を通過して10時前に帰還。漁港脇の入り江でお約束ロール練習。パドルはいつものクラトワ。

だいぶ汗をかいたのでひとまず持ち替えロールをやってみるが、水温がちょうどいい。気楽なウェアでロールを楽しめる季節になってきた。その後、スカリングロール、ロングスイープロールを中心に何度もひっくり返る。失敗しても持ち替えロールで上がるので沈脱せず浸水も少ない。特にロングスイープロールは感触を忘れていてここしばらく失敗続きだったが、ブレードと水面を水平に、という吐月工房氏のアドバイスをもらったら成功。スカリングロールもパドルと体の位置関係に気をつけていたら顔がしっかり水面上に出るようになった。あとは吐月工房氏のようなストームロールがビシッと決まるといいんだが、まだまだのようだ。

回っていたらさすがに疲れてきて上がりにくくなり、最後にバウを借りる。まだまだ力技で上がろうとしているから疲れるのも早いのだろう。結構まわったので、撤収してからもロール汁が鼻から出まくりであった。

気分を良くして出艇地に着いたら、単独の男性がpoint65°のオレンジ色のカヤックを撤収しようとしていた。声をかけたら、まだあまり単独でのパドリング経験が少ない方で、うっかりPFDを忘れてしまってもう帰ろうかとしていたところのようだ。せっかく平日休みがとれて今の海況だったら漕がないともったいないよ、せめて横瀬島まで往復してきたら、と言うとその気になり、吐月工房氏が釣り用のPFDを借りる算段をしてあげたので彼は横瀬島まで往復してきた。聞けばカヤックを買ったのは想像通り内房のソルティーズで、横浜の大工さんでSさんという方のようだ。

まるよし食堂さんで早めの昼食を食べ終わる頃、Sさんは戻ってきた。雨も降り始めたので乾かしていたカサラノを撤収し、少しSさんと話した。これを機に時々ご一緒することもあるかもしれない。

小雨でムシムシする中、快適に横横道路と首都高を使って13時過ぎに帰宅。週末は波も風も上がってしまうようだ・・
Comments

横分けになるまで一人練習

週末日曜日の天気が怪しい。晴れが確実な金曜日にロール練習しに行くことにした。
三浦に行くか内房に行くか迷っていたが、首都高に乗ってから内房へ久しぶりに行くことに決定。高速代が少しかさむが、アクアライン経由で保田海岸へ。

保田海岸から明鐘岬の入り江まで漕いでいってロール練習しようと思っていたが、到着してみると波がおとなしいので目の前の海岸でやることにした。カサラノは30分で組み上がり、クラトワと平パドルのATを積んで10時20分に漕ぎだす。スプレースカートも浸水を最小限にするためネオプレンスカートに。

まず、最近使っていない平パドルでロールを試みる。ここのところロールが楽に成功しないので、まずはパドルフロートに少しだけ空気を入れてCtoC。難なく上がる。それでは、素のロールを、と思いトライするが、昨年晩秋の感覚がどこかに飛んでしまい、失敗。右ができなければ左も当然失敗する。ロングロールもできず、手の打ちようがなくなり、一度沈脱してからフロートを付けてリエントリーロール。これは成功するが、コックピット内は水浸し。

一度上陸して船内の水を出してから、今度はクラトワでロールにチャレンジ。パドルを振り回すスイープ系は自信喪失しているので、単純なパドル持ち替えロールでやってみる。こちらは無難に成功。繰り返しても失敗はない。クラトワが手に馴染んでしまったので、こちらの方がはるかに感覚がつかめるようになってしまった。左もトライしてみるが、まだムリ。失敗して右から上がることになった。

少し休憩して、再び海上へ。クラトワでスカリングレストをやり、そのままスイープして上がる。これも成功。スカリングロールができると夏暑い日に体を冷やすことができて便利だ。調子に乗ってスカリングロールを何度かやっているうちに失敗し、この頃になってくると1時間グルグル回っていたので疲れてきてどんなやり方でも上がらなくなる。

そろそろ潮時かと思って上陸。
頭髪は左から右にすっかり横分けである。しかし、疲れてきた時こそロールできないと本当のロールの意味は無いなぁ・・

沈脱しなければ船内にそんなに水が入ることはないが、何度もやっていたのでシーソックを外しても浸水している。しかも砂浜近くでやっていたのでコックピット周りやハッチ周りに細かい砂が付いている。日差しも強くなってきたので十分に時間をかけて乾かし、砂は除去した。フレームを抜くと再び船内に水が出てくる。
ついでに自分の鼻からも浸透圧で出てきた水がボトボト。いつまでたっても止まらない。この文章を書いていても鼻から少し水が・・カヤック内部の水と自分の水をある程度セーム革とタオルで拭きとって、撤収完了。12時40分である。

その後平日でも混み混みの「ばんや」で「朝とれ寿司」を食べ、房総半島を横断してセタスにコーヒーを飲みに行く。15時ころまでセタスでマッタリして帰路についた。

収穫はクラトワでのロール成功率が上がったことと、スカリングレスト&ロールができたこと。まだまだ精進である。
Comments

さわやかな日曜日

吐月工房氏ご夫妻、葛飾のU氏、鮟鱇庵さんと三浦で漕いできた。
宮川〜剣崎〜横瀬島〜安房崎〜長津呂崎〜三崎港〜宮川。15kmほど。

いい天気で海も穏やか。
それにしても、パドリングにしてもロールにしても、いつまでたってもこれといった手応えがないままである。スケートのように日進月歩で上達することがない。凹む日々である。


出艇準備


出艇地に連れてこられた巨大なネコ。水は嫌いなはずだが、なぜか怖がったりせず、泰然としている。面相からして、素直な性格と見た。


剣崎


吐月工房氏ご夫妻


潮が吹く
Comments

平日チョイ漕ぎ

日曜日の天気予報がここのところあまり良くないので、金曜日に漕ぎに行った。吐月工房氏も金曜日に漕ぐ予定とのことなので、三浦へ行って見ることにした。

とはいえ、出艇7時はかなりキツイ。土曜日が職場の健康診断で、金曜の朝どうしても検体の便を採取しておかないといけない。公衆便所で採るわけには行かず、採れたとしても冷蔵しておけない。また前日夜にテレビで卓球を観てしまったら睡眠時間が少なくなってしまった。結局朝6時20分に出発。現在最寄りの首都高入口が閉鎖なので、錦糸町経由で向かわなければならない。これも時間のロス。両国で自然渋滞、有明で事故渋滞に引っかかって宮川到着は8時20分になってしまった。

風が強めなうえ、組立時間が惜しいのでカフナを組む。組み立て途中にバウセクションのキールパイプの
ショックコードが千切れていることに気付く。さすがに経年劣化で弱いところに症状が出てきた。ま、ショックコードはなくても組み立てに差し支えないのでそのまま組むが、さらにいくつかショックコードが切れると部品がバラバラになりちょっと困るだろう。

組んでいるうちに吐月工房氏が戻ってきた。反対回りで城ケ島を漕げばどこかで会えるかなと思っていたのだが、ずいぶん早い帰還だ。結局一人で漕ぐことになるが、北東風がいやらしいので横瀬島往復にした。距離はわずかである。

出艇は9時20分。大潮の干潮なので岩場をかなり先まで行って漕ぎ始める。岩陰から出たら風速5m前後の向かい風になった。漕ぎ進めるにつれ飛沫がスプレースカートの上にかかってシーソックの中まで浸水してくる。シーソックもぼろぼろで買い替えたいのだが、スプレースカートもかなり撥水性が落ちているようだ。

房総半島の富山や鋸山がクッキリ近目に見える。三浦に向かう時も、横浜から半島全体が良く見え、海岸近くでは伊豆半島の熱海の町並みや大島がかなりクッキリ異常なくらい見えていた。横瀬島に一応上陸してみるが、やることもないのですぐにカヤックに乗り、ぐるっと一周して、今度は追い風追い波に乗って復路だ。追い波と遊びながら漕いでいたらあっという間に戻ってきてしまった。10時30分。たった1時間のツーリングだった。こんなだったら剣崎まで行くべきだったか?

艇を乾かして撤収し、まるよし食堂で早めのお昼を食べて、本日の第2部、スケートに向かう。今月いっぱいでシーズン終了する江戸川スポーツランドへ。

あ、今日はカメラ忘れて映像なし。
Comments

連休明け・三浦南岸

連休の2日以来の三浦半島へ行った。最寄りの首都高入り口が閉鎖されているため、ちょっと違ったルートで向かう。連休明けで天気はいいのに交通量は少なめ。

宮川港の駐車場には鮟鱇庵さんが既に到着していた。私も早速カサラノを組む。テンションはチャインをやや緩めにしておいた。このほうが3番4番リブがはめやすい。


久しぶりにご一緒する鮟鱇庵さん

9時ころ吐月工房氏と3艇で出発。まず安房崎を目指すが、ちょうど予報では北風が強まる時間で、予報通り左斜め後方から風を受けるパドリング。うねりもある。最近ストラップオンスケッグをつけて漕いでいるが、今までで一番イヤな方向から強めの風が吹く状況なのに、直進性は良く、ウェザーコッキングもしない。追い波でもまったく怖い思いをせずに安房崎に到達。漕ぎながら、あの小さなスケッグ(長さ20cmほど、高さ10cmほど)でこれだけの効果があって邪魔にならないのは、絶妙な設計なのだなと思う。スケッグがズレることも幸い皆無。


安房崎越えるとおとなしくなり・・


崖に接近することもできた

すましと海岸でゴミ拾い。その後海上で大きな肥料袋を拾ったので、試しに両手で掲げてみた。わずかながらも艇が進む。予備パドルを袋に突っ込んで掲げてみても同じだ。スプリットセイルのようなV字型の骨組みにこういう丈夫なビニール袋をかぶせるだけでも帆の代わりになるのではないだろうか?(肥料袋を掲げた写真は
こちら

天気も良くカラッとしているので、長津呂崎から諸磯方面へ行ってみる。諸磯ではレーシングカヤックの一団が休憩中。三浦もちょっと西海岸へ来るとカヤッカー遭遇率が高い。諸磯までの長大なコンクリート防波堤近くではカフナ2艇で漕いでいる方と遭遇したが(帰りも三崎港出口で遭遇)、木製の平パドルをお使いの方で、今までお会いしたことのない方だ。

ATパドルを予備に持ってきていたので、諸磯からパドルを変えてみる。フェザーリングはツーリング途中なのでしない。軽い!しかし、ベントシャフトがなぜかしっくり来ず、すぐにクラトワに戻した。手の感触がクラトワの方が馴染んでしまったようだ。だからといってクラトワでスピードが出せるわけではないが・・

小網代湾入り口で3人とも空腹電池切れとなり、湾奥へは入らず引き返す。帰りは三崎港内を通って、いつものルートで宮川へ戻る。もう端午の節句も過ぎたが、こいのぼりがはためいていた。今年は大きなこいのぼり、見なかったなぁ。



宮川着がほぼ12時。仕上げに今年初ロールしてみる。吐月工房氏のお手本を一度見てイメージを作り、クラトワで右スタンダードロールしたら一度目は上がった。水が冷やっこい。左は上がる気がしなかったのでトライせず、右持ち替えロングロールをしたのだが、上がらない。ATパドルに替えてCtoCをやってみるも、不発に終わった。吐月工房氏のバウを借りる。久しぶりで体が思い出してないな〜。ま、スタンダードロールで一回で上がったからよしとしよう。冷やっこい水も何度かロールトライしていれば慣れる程度に上がってきた。冬の、ロール一発で平衡感覚がおかしくなるような水温ではない。

撤収も空気が乾燥しているのでよく乾き、非常に楽だった。沈脱しなかったことも大きいか?。まるよし食堂でカマの漬け丼を食べて、睡魔と戦いながら帰路についた。

あと1回スキーに行きたい気持ちはまだあるんだけど、こうして頻度高く漕ぎ始めるとその気持ちもしぼんで消えてなくなりそうだなぁ。
Comments

GWの三浦南岸

どこに行くにもすごい渋滞だ。房総方面は渋滞が最悪である。首都圏で唯一、三浦半島方面で午前中勝負ならば渋滞が軽く済みそう。吐月工房氏もそのように考えていたようだ。前日夜に連絡を入れて合流することにした。さらにこちらは久しぶりに女房を連れて行くことにした。去年の夏以来か?

朝、首都高に乗ろうとしたら工事で入り口閉鎖になっており、下道で別のランプまで移動したので到着が8時20分になってしまった。吐月工房氏と葛飾のU氏が到着済み。いつもの駐車場はすでにいっぱいで、ちょっと離れた駐車場に回らざるを得なかった。皆さんをお待たせしているので急いで組み立てる。

慌てるといろんなことを忘れがちだ。今日は組立は先週に続きすんなり30分ほどで終わったが、スポンソンにエアを入れ忘れ、漕ぎ始めようとしてどうもグラグラするなぁと思った時にエアを入れてないことを思い出した。さらに皆さんを待たせることになってしまい、恐縮する。女房は何にもアドバイスせずにカフナを組み立て(しかも私より早く)、一人で海岸まで担いで持っていって一人で乗り始めていた。だいぶ慣れてきたということか。

城ケ島大橋の下で

三崎港の方から城ケ島を反時計回りに一周。若干のうねりは残っているが風はまだ緩く、快適なツーリングだ。すましと海岸で一度上陸したが、人出が多くてゴミ拾いはしなかった。完全に初夏の日差しで汗もかくくらいなので最後にロールしようかとも思ったが、やっぱりまだ水は冷たいのでやらなかった。

三崎港内

長津呂崎近く

ナマコ?がいました

12時過ぎに上陸して解体、日差しがあり乾いた風が吹いていたのでスムーズに撤収できた。今日もスケッグを使用したが、風が緩かったので特に効果を感じることはなかったが、今までのラダーよりは格段に使い勝手がよいと思われる。組立・解体時にラダーワイヤーが邪魔でしょうがないのだが、取り去ってしまうほどの決意はまだない。
Comments

パドリング代は320円

カサラノにスケッグをつけて少し長く漕ぐつもりで6時30分にに家を出た。
京葉道路が瞬く間に渋滞し始め、穴川の渋滞が3kmほど。いい天気だからプレGWで皆さん繰り出しているようだ。と、千葉東ジャンクション近くで事故渋滞。自損とおぼしき事故車に乗っていたおじさんたちのゴルフバッグ4セットがとても虚しかった。

予定より20分遅れで8時30分に保田中央海岸着。カサラノを組み始める。順調に組めて要したのは30分ほど。9時過ぎに組み上がるが、その後着替えたりトイレに行ったりカヤックの3ウェイバッグを積み込んだりSTOWBOARDを積み込んだりしたら結局出艇は9時50分になってしまった。若干北西風が強めか。海上に出たら常に右横から波と風が来る状態で、浮島までその状態が続いた。風速は4〜5mくらいだろう。

風は残念ながら写らない・・

スケッグの調子が非常にいい。このくらいの風でもカサラノは斜め後方からの風でウェザーコッキングしやすいのだが、スケッグをつけるとだいぶ抑えられる。フォワードストロークに専念できるのがいいし、リーンすればそれなりに進路が変わる。この日は終始スケッグのありがたさを実感した。

浮島の沖側には回らずに東側を漕いでいたら、勝山沿岸でカヤックフィッシングのおじさんと普通のリジッドカヤックのおじさんに遭遇。少し会話を交わす。リジッドのおじさんに館山まで行くつもり、と告げたら、今日は館山の開港祭りで「にっぽん丸」が停泊しているという。それは人が多いということかもしれないと思ったが、ぜひ「にっぽん丸」を見てみたい衝動にも駆られる。

浮島

岩井海岸は沖合からまっすぐパスして南無谷海岸のソルティーズ前に11時40分上陸。少しはカヤッカーがいるのかと思いきや、カヤックのカの字もなかった。たぶん南無谷に着く少し前の海岸に上陸していたシットオントップ数艇がそうなのだろう。一人寂しくパンを噛る。

本当は昨年行かれなかった「板倉食堂」へ行ってみたかったのだが、食堂のある湾奥に入ると出てくるのが面倒くさいし、一人抜け駆けせず、ぜひ友人たちと来てみたいのでおあずけとする。

12時15分、再出艇。南無谷から直線的に太房岬先端をかすめ、館山湾に入る。那古船形で止めようかとも思っていたが、遠くに「にっぽん丸」が見えたので斜めに館山湾を縦断する。太房岬をまわる頃から南西風が強く吹き始め、また右横方向からの波と風である。漕いでも漕いでも「にっぽん丸」は近づかず、陸も近づかないのでうんざりしてくる。
「にっぽん丸」に最接近してみようかとも思ったが、海上保安庁の船が激しく航跡を立てて行ったのでその瞬間にやる気が失せた。最接近して保安庁にグダグダ言われるのも癪だし。

それにしても「にっぽん丸」がどのように停泊しているのか、桟橋なんてあったっけ?と思ったのだが、帰って調べたら
新しい桟橋ができたようだ。

ということで北条海岸に14時10分着。およそ20kmくらいで大した距離ではないと思うが、久しぶりに漕いだ距離なので疲れた。それにしてもスケッグを買ったのは正解だった。

片づけている間、
「これはKライト?」と尋ねてきたオジサンがいた。「いいえ、カサラノですが、よくフェザーの艇種をご存じですね」と言ったら、Kライトを2艇持っているという。それならカサラノのシェイプをKライトと間違えるはずはないと思うが・・ちょっと怪しいなと思ったら、案の定「あーあ、カヤック持ってくればよかった」だって。せっかく持っていてそう思うのなら、こんないい日に漕がない手はないではないか。負け惜しみを言っているオジサン、おそらくここ何年も漕いでいないに違いない。そのうちカサラノの内部を見て、キールフレームがベルクロ止めになっているのは私が自作改造したのをフェザークラフトの社長が「これはいい」とアイディアを使ったんだ、などと自慢話。ホーラ来た、はいそうですか、それはエライね。でも漕いでない人にそんな自慢話されても別になんとも思わんよ、と心の中でつぶやく。この手のオジサンは結構いる。また、この手の話をするオジサンに限って普段漕いでいない。悲しいかなフェザークラフトは押入れの肥やしと化しているに違いない。

STOWBOARDにカサラノを乗せて駅に向かう。やはりスケボーに乗せるのは快適である。しかしちょっと予感がしていたのだが、やっぱり列車はすんでのところで乗れなかった。50分待ち。16時03分の千葉行き各停に乗って16時30分保田着。17時近くになって帰路につく。今日の電車賃は320円。300円台になったのは久しぶりかもしれない。でも、約半日のパドリングでの消費カロリーを一般的な食品の値段にしたら、絶対300円以上だろう。

渋滞情報を確認したらものすごい渋滞。アクアラインは全線、京葉道路もいつもの千葉東JCT前後と幕張近辺で渋滞しているが、そのうち2ヶ所の渋滞がつながって20km超の大渋滞に発展した。都心に向かう各高速道路もすごい渋滞だ。やっぱりプレGWなのかも?

そこで、ナビ子の指示通り蘇我で高速を降り、千葉市内を走って東関東道湾岸習志野から湾岸市川まで一区間乗り、市川から今井橋を通って帰宅するルートへ。そこそこの渋滞(稲毛あたり)にはハマるが、大渋滞に巻き込まれることなく、無事19時30分自宅着。
Comments

初夏のような内房沿岸・新装備のインプレッション

セタス今年初めてのBKP(バックカヤックパッキング)ツーリングとして、内房の保田海岸から上総湊まで北上した。

試してみたいカヤックパックの運搬方法があったので、気合が入れば房総まで電車で向かおうと思っていたが、結局車で向かってしまった。そして、カメラを忘れてしまった。画像はこのエントリにはない(その後オオタガキ氏から写真を頂き、使わせていただきました)。

集合してみると新旧フェザークラフトユーザーが11名。関東にもこんなにユーザーがいたとは!普段一緒に漕いでいるYoshidaさん(K1&カフナユーザー)、昨年秋に内房・外房プライベートツーリングでご一緒したオオタガキさん(カフナユーザー)も一緒であり、久しぶりにお会いするパワーパドラーのサトウさん(カフナユーザー)ともお会いできた。特にオオタガキさんは年末から体調を崩されて入院生活を送って後の復活ツーリングである。再びご一緒できたことが何より嬉しい。

いつになく多い参加者

カヤックが多いと壮観です

竹岡の白狐川の桜

さすがにカサハラ氏を含めて12艇でのツーリングとなるとそれなりに出艇までに時間もかかる。今回は帰りに電車を使うので重量の軽いカフナを組み立てたが、スターンセクションのデッキバーが経年使用で外れてしまっていた。カサハラ氏がその場でワッシャを噛ませて修理してくれた。そして、今回は新しい
ダブルコーティングのシーソックを試しに使わせていただく。ゴワゴワ感が強いが、ペダルを踏む感覚が大きく変わったようにも思えなかった(ただし、ラダーをつけて操作していたわけではない)。耐久性が増したとのことで、それを取るか、価格を取るか、難しい選択になりそうだ。

さらに、今日のカフナにはカサラノ用に購入した
スケッグを装着してラダーなしで漕いでみた。きちんと装着すれば海藻の上を何度も通過してもズレることはなかったし、追い風や斜め後方からの風に対してウェザーコッキングが抑えられ、大変使い勝手はよさそうだ。リーンすればそれなりに進路が変わる。次回カサラノで使用してみて、もう少し詳細に体感してみたいと思う。良さそうなら今年はカサラノにはスケッグでなるべく漕いでみたい。

さて、撤収してから駅までのでかいパックの運搬方法である。カフナ(16Kg)くらいの重量ならいわゆる
ストロングスタイル(背負い)が一番早いのだが、今回は折り畳み式のスケートボード(STOWBOARDを潜ませてきた。折り畳めばフェザークラフトのカヤックパックの外ポケットにピッタリ入るサイズである。重量は3kg弱。耐荷重は90kg。折り畳みカヤックに折り畳みスケートボード。いいコンビではないか。


STOWBOARDにパックカートを乗せて上総湊駅へ。脇にさしたクラトワで舵取り。
パドルに引っかかっているレジ袋はツーリング中の獲物(海上のゴミ)

結論としては運搬の補助には十分なる。パックを乗せて平坦なアスファルト上を押す分には、純正パックカートなどよりも滑りがいい。緩い下り坂だと相当早足で歩かないとボードとパックが先行してしまうくらい。ただ、スケートボード上にパックをしっかり据え付けるのが大変であり、今回のようにパックを縦にしてただ乗せて押し歩くだけでは、パックの中の船体布やフレームがだんだんとズレてきてバランスが崩れ、カーブなどを曲がりにくい。また踏切などでレールの間にタイヤがはまることもあり、段差に対して強いわけでもない。もう少しボードへの乗せ方を工夫すれば、階段以外の場所で十分役立ちそうだ。

結局上総湊駅で乗った電車は17時15分。今までになく遅い電車だ。しかし日も延びたのでまだ明るい。保田海岸で皆さんに挨拶して、帰路につく。アクアラインはトンネル部分が渋滞して通過に30分以上かかるようだ。館山道・京葉道路を千葉まで走り、東関東自動車道経由で19時30分帰宅。何とか1時間30分で帰ってこれた。
Comments

2010年初漕ぎ・三浦南岸

4月に至って初漕ぎである。本当は冬の間も1ヶ月に1度くらいは漕ぎたかったのだが、いろんな事情で結局4月になってしまった。まあいつものパターンだ。

朝が冷え込むとのことでいつもよりゆっくり目に出発。しかし1時間ちょっとで宮川に到着。吐月工房氏と高速で抜いていったU氏がすでに到着。

フォールディングは私一人なので待たせないように組み始める。今回はいきなりカサラノ。あまり手順を忘れていなかったので(いくら何でもそろそろ覚えます)、船体布が縮んでいてちょっと組みにくかったが順調に組み上がる。しかし組み上がってみたら少々バウがねじ曲がっていたようだ。常にカヤックの前方は視界に入るので、きれいに組み上がっていないと気持ち悪いが、曲がったら曲がったなりに漕げばいいので問題はない。

久しぶりのカヤックだ

天気予報では午前中は晴れとのことだったが、意外と雲が取れず、曇天のツーリングだ。
宮川からいつものように城ケ島まで横断して、時計回りに城ケ島をめぐる。城ケ島までは追い風と横波で艇のコントロールがしにくい。久しぶりのカサラノなので、お尻でバランスをとっていく特有の動きにまだ慣れていなくて、横断途中から安房崎までラダーを出す。

安房崎を回ると風裏になってきて、やや漕ぎやすくなってきた。すましと海岸に上陸してゴミ拾い。テントが数張あり、キャンパーがくつろいでいる。ペットボトルを中心に拾う。

海鳥がいっぱい

U氏も今年初漕ぎ



ゴミ拾い

長津呂崎を回って諸磯まで行こうかという話に一時はなったが、城ケ島を回り込んだら風が冷たく、向かい風の中頑張る気力もないので止める。三崎港の中もしばらくは風が回り込んできている。クラトワパドルを素手で握っているが、濡れた手が風に晒され冷たい。それでもリーンさせていく感じは少し取り戻した。こういう冷たい水で沈するのだけは避けたい。ロールも3ヶ月やってないし・・

それでは宮川をスルーして横瀬島まで行くか、という話も出かかったがやはり風が冷たいので止める。無理はしない、無理はしない。11時過ぎに宮川に戻り、片づけ、撤収。今日は船体の中に水が浸入しなかったので片づけもテキパキと。空気が乾燥していて風もあるので乾かす時間を取らなくても片づく。

12時過ぎにすべて片づいて、まるよし食堂でお昼の定食を食べて13時過ぎに帰路につく。いつもより交通量は多かったようだが、渋滞なく順調に帰宅。

来週11日は久しぶりに房総(内房)のセタスBKPツーリングへ行く予定。
Comments

三浦半島で漕ぎ納め

09年12月23日:記
先日のプールでのロール練習で漕ぎ納めのつもりだったが、カフナの船体布が生乾き(内部はビショビショ)だったので、23日に吐月工房さんの漕ぎ納めツーリングに便乗してきた。

5時50分出発、7時宮川漁港着でカフナを引っ張り出し、組み立て始める。そのうちHさんが到着。組み上がった頃吐月工房ご夫妻も到着。


船体布張り替えが済んだ吐月工房氏のカヤック

比較的暖かそうだし、仕上げのロールはしないつもりなので(内部を乾かすのも目的で来ているから)、セパレートのパドリングパンツ(MTIレイブンパンツ)とパドリングウェア(palmキャスピアン)で出発。パドルはクラトワ。

まず横瀬島まで。結構波が高いのだが、風は弱い北東風。半島を回り込んでくる風のようだ。
横瀬島周辺も波が高く、上陸ポイントを選ばざるを得ない。ゴミ拾いをして、安房崎まで沖合を漕ぐ。うねりの高さは時々1mくらい。追い風になるので風を感じない。

横瀬島にて


安房崎


順調に城ケ島南のすましと海岸に到着、ゴミ拾いしながら休憩。陽射しが暖かくなって、カヤックに乗り込むのを忘れてしまいそう。

11時近くになって漕ぎだし、長津呂崎を回り込んで三崎港内を通過。凪の状態で水面は穏やかな湖水のよう。

城ケ島大橋の額縁に富士山


ロールはせずに宮川に直行、引き上げて片づけ。12時のチャイムが鳴った。まだ船内には水が残っているが、適当なところで乾かすのを止め、撤収。いつものように食堂で昼食をとって、日だまりでのんびりしているうちに13時を回ってしまった。帰路につく。帰りの高速では眠くて眠くてたまらなかった。

これで今年は漕ぎ納め。水面にカヤックを浮かべたのは、36日くらいか。いつになく漕行日数が多い。今年はテレマークスキーよりもカヤックの方が面白くなってしまった。しかし、これから春まではスキーメインで(時々は漕ぐつもりだが)行くつもり。

Comments

温水プールでグルグル再び

09年12月21日:記
20日の日曜日はどう考えても海でのパドリングは無理。まして海でロールなんてできっこない(やろうと思えばやれるが、覚悟がいる)ような寒波が南下。もうそろそろスキーシーズンへ突入しろといわんばかりである。

でも今年最後にロールの成果を確認しておきたい、ということでカフナユーザーのYoshidaさん、オオタガキさんを誘って栃木の温水プールまで遠征に出かけた。今回は自主練習である。リバー艇を2艇借り、カフナを1艇プールに持ち込んで実際にロールしてみよう、という計画である。実施に海ではカフナでロールしなければならない場面というのは想定できない。それだけ安定したカヤックだし、カフナでひっくり返る可能性があるような状況下で海には出ていってはいけない。ではカフナが鈍重なカヤックかといえば、そんなことはない。ウィスパーが登場してから見た目に惚れてウィスパーを求める人が多いようだが、どっこいカフナはトータルバランスに優れたカヤックであり、他のフネに乗れば乗るほどカフナのいいところが強調されてくるという名艇と言える。我々3名はそういう意識のもとでカフナを使っているつもりである。

能書きはともかく、なぜ安定したカヤックのカフナを温水プールへ持ち込んだかというと、温水プールへのカヤック搬入口(もちろん人間が出入りする場所ではない)から入れられるのはカフナしかなかったからである。私のカサラノやYoshidaさんのK1ではまず入らないと踏んだのである。普段ロールなんてしないカフナでロールしてみたらどうなるか、果してロールできるのか、というのが課題である。

今回の栃木までの交通機関は私の車。7時集合でほぼ9時に現地に到着し、寒空の中でカフナを組む。船体は私のカフナだが、少しでもロールしやすいようにYoshidaさんがお持ちのサイブレイスバーを入れたハイブリッドカフナを何とかプールに搬入し、自主練習開始。まずリバー艇で左右のロールを確認して、カフナでロールしてみる。CtoCのショートロールでは最後の最後で艇が返らない。何度か試してみるが、かなり困難に見えた。

プールでロール風景


午後、Yoshidaさんとロングロールでカフナを起こしてみる。ロングロールならば何とかロールできる。ショートロールでカフナを返すことはほぼ諦めた。海でも、確実なロングロールでカフナを返した方がよく、欲張ってショートで上げてみようと考えない方がよさそうだ、というのが結論である。ショートロールのCtoCで上がってしまうカサラノとはロールのしやすさが格段に違う。

ということで、もうリバー艇で試してみるべきロールもなさそうだし、午後もあっという間に時間が過ぎてしまったので終了時間少し前にカフナを外に出し、半ば濡れた状態で撤収、帰路についた。帰りの高速も渋滞なく順調に7時着。

今年はロール練習を頑張ったおかげで、かなりロールに自信がついてきた。これでしばらくカヤックからは離れ、スキーシーズンへ入ろうと思う。カヤックに比べてあんまりテンション上がらないけど・・・

この日のロール動画は
こちらをクリック。

Comments

三浦朝練、風強し

09年12月13日:記
朝5時30分に自宅発、途中でコンビニに寄りながら順調に7時すぎに宮川漁港着。
見たことのある車が・・と思ったらYoshidaさんだった。二人して「風が強い」「心が折れそう」などと悪態をつきながらとりあえずカヤックを組み始めてしまう。Yoshidaさんは沖縄の塩を伴ったK1、私はカサラノを組む。組み上がりかかった頃に吐月工房氏到着。スキンカヤックが補修中のため、リジッドカヤックを積んできた。

北風が強くて冷たい上、仕上げにロール練習をするために今日の私とYoshidaさんはドライスーツ。ファスナーのグリスアップをしておいたので、ハイエースのガッツミラーに細引きをかけて体でファスナーを引いたら調子よくファスナースライダーが動いた。肩甲骨あたりに横一文字に防水ファスナーがあるpalmトレントドライスーツの初下ろしである。インナーはファイントラックの薄手のタイツと、先日神田で安売りしていたスキー用アンダーウェア。靴下は家から穿いてきた普通の綿の靴下。陸上ではこれでちょうど良いくらい。海上でパドリングしていたら下半身に結構汗をかいていて、終わって着替えたら下着が汗で濡れていた。

さて、準備整ったところで出艇。予報では風速5~6mだったし、沖合の波の感じもさほど高くないので安房崎方面へ漕ぎ始める。と、途中から斜め後方からの強風。カヤックが空荷なので激しくウェザーコッキングしてしまい、慌ててラダーを出す。風速計を持っているYoshidaさんによれば、時折風速10mを越えていたらしい。くわばらくわばら。安房崎方面は即座に取りやめ、トット島から三崎港内へのパドリングに切り替える。港内も風が下ろしてくる部分はあるが、まあまあ漕ぎやすい部類で、港のありがたさを感じる。そのまま灘が崎と三崎港西側の防波堤の間をくぐり抜け、灘が崎の南側で少しウロチョロして、反転、来たルートを戻る。帰りの宮川湾でも向かい風の中を漕ぐことになった。

最後に入り江でロール。先週の感覚でまずCtoCでロールしてみる。右側、左側ともに楽に上がった。しかし、その後調子に乗って何度かやってみようとしたが、タイミングが合わず、数回しか成功しなかった。ま、それでも先週の成果が自艇で確認できたということでよしとしよう。なぜか何度もやっているうちに平衡感覚が失われてきてしまったので、根を詰めずに早々に止める。

ドライスーツの使い勝手は非常によかった。宮川だと港で水道水を使わせていただけるので、上がった後のドライの塩抜きも着たまま水道水をかぶればラクチンである。ただし、腹部のベルクロ部分が乾きにくいので、若干濡れたまま持ち帰った。これまた先日買った四角いバケツ(TOOLSのWATERBOX。中に入って衣服の着脱にも使えるサーファーご用達)が非常に重宝した。

Yoshidaさんは一足先に帰られたが、まるよし食堂で吐月工房氏とそろそろスキーのことなど話しながらお昼を食べて13時解散。これで年内のパドリングは終わりになるかも知れないので、カサラノのフレームを持ち帰って風呂の残り湯で塩抜きした。シーズン中は滅多に塩抜きもしない(船体布はまずやらない)ズボラフォールディングカヤッカーの09年もあとわずか。今年はパドリング日数が30日を3日ほど越えた。

Comments

温水プールでグルグル

09年12月7日:記
効率良くロール練習したいと思い、思い切って栃木のカヤックスクール、
カエルアドベンチャーさんの温水プールでの講習に申し込んだ。カエルさんは9月の粟島ツアーの時に交錯している。日程が近くなってからの申し込みだったが、カエルの主宰齋藤さんが快諾してくれ、日曜早朝から電車で栃木県中部のさくら市は氏家(宇都宮の3つ福島寄り)まで移動した。


朝の氏家駅(この他のロール証拠写真はありません)

電車を調べたら、新幹線を使っても使わなくても大した時間の違いはなく、そのくせ料金は倍になるというエリアだと解った。上野から快速「ラビット」に乗れば速く、しかもSuica使用エリアである。朝6時30分に最寄り駅を出れば9時に氏家駅に到着する。帰りも渋滞知らずだし、いいことずくめである。

さて、この日のロール講習および自主練習参加者は7名。いずれも初対面、リバーカヤッカーたちであった。カエルさんはリバーカヤックが得意なスクールなので自然そうなる。それぞれのスキルはかなりマチマチ。ばりばりのフリースタイラーでカヤックで側転(なんて言うマニューバーなんですかね?動画で見たことはあるが、わしらシーカヤッカーには無縁の動きでした)しちゃう人もいれば、ロール講習自体が初めてという人もいた。

午前10時から自己紹介をした上で練習開始。当然温水プールなので長さ2m程度のポリエチレンのリバー艇である。カフナだったら持ち込めないことはなさそうだが、事前に洗浄しておかないといけないし、プールサイドで組み立てるのは何となく間抜けで、しかもプールを専有してしまう。家から持ってきたのはパドル2本(平パドルとグリーンランドパドル)と水着類と鼻栓のみである。最初は素直にプールの縁でヒップフリックの練習をしたりパドルフロートを使ってロールの入口練習をしていたが、久しぶりにCtoCロールの説明を受けていたらだんだんロールエイドなしでやりたくなってきた。先走ってロールしてしまう。何とリバー艇は簡単に上がるので驚く。何度か続けていたが、齋藤さんから少しアドバイスを受けてますます楽になってきた。

事前に吐月工房さんからリバー艇はシーカヤックよりロールしやすいので、力技にならない基本に忠実なゆったりロールを心がけなさいとアドバイスをもらっていたので、特にセットから最初のCに至るスイープの力を完全に抜いてやってみる。楽に成功する。やはり、ロールは力ではない。的確な場所にパドルブレードを持っていって、ヒップフリックすると同時に一瞬だけ水を押さえればいいのだ。その後午前中はCtoCとショートスイープロールのの洗練に努めた。CtoCは最初のCまでの頭の位置をなるべく水面と同じにし、2度目のCの時に目線を最後まで水中に置いておくことが成功率をグッと高めた。百発百中である。

午後の部。もう完全自主練習である。平パドルでのロールがだいぶ楽になったので、グリーンランド(以下Gと略す)パドル・クラトワを持ち出す。Gパドルでのロングロールは当然楽で、ショートロールも楽になった。他の参加者の中で左ロールに挑戦している人がいらしたので、試しに平パドルで左ショートロールを試してみる。何度かの失敗の後、なんと左でも上がってしまった。コツが解るとあとはほとんど成功する。Gパドルでも左が成功してしまった。これは思わぬ収穫。左もなるべく力技にならないように心がけて練習していたら、精度はかなり上がった。

リバーカヤッカーには木製のGパドルがとても珍しいようで、「これはなに?パドルですか?」と問われる。ブレードが広く短いパドルを普段使いにしているリバーカヤッカーには、シーカヤック用のブレードの狭いパドルでもロールができることが興味深いようで、違いを実感した。

だんだん集中力もなくなってきたので、遊びながら練習する。Gパドルを右手に持ってひっくり返り、パドルの浮力は使うが腰だけで艇を返すシャフトロールで遊んでみる。何と成功。でもおそらく長くて重い自艇ではこうはうまく行かないだろう。リバー艇ならハンドロールもできるかも、と思ってトライしてみたが、さすがにハンドロールはできなかった。

一日中ロールしてもう限界に近づいてきたので(もちろん、ずっとロールしていたわけではなく、ジャグジーでマッタリしていた時間もある)、時間前にひと通り復習して早めにおしまいにする。

帰りは齋藤さんに駅まで送ってもらい、参加者の女性KBTさんと再び快速ラビット号で東京に向かう。このロール練習が自艇でのロールにどれだけ反映できるかはわからないが、かなりいい勉強にはなった。シーカヤックでリバー艇くらいロールができたら楽しいだろうなあ・・
ちょっと自信を深めたので、早くカサラノで試してみたいし、ひょっとするとカフナでもロールできるかも・・などと考えている。

それにしても、翌日でも塩素臭が鼻から抜けない。当日は体も楽だったのだが、翌日になって体全体がダルイ。ロールのしすぎでヒザや腰が擦れて痛い。「ロールのやりすぎに注意しましょう」である。

Comments

午前中の三浦カヤック散歩&戦艦三笠見学

09年11月27日:記
週末日曜日の天候がすぐれない予報なので、吐月工房氏に無理をお願いして平日金曜日に三浦を漕いできた。グリーンランドパドルのブレード前傾パドリングとロール練習を兼ねている。

宮川漁港の駐車場で組み立てていたら吐月工房氏が到着。8時過ぎに出艇。今回は最近使っていたニンバス・グリーンランドではなく、クラトワを使う。クラトワの方が短いのだが、Gパドルに慣れてきたのでどんな感じで漕げるかと思ったのである。

風力発電の風車が回っているが、風は弱い。波もあまり立っていない。城ケ島を一周することにして漕ぎ出す。安房崎あたりも危なげなく、順調にすましと海岸に到着するが、海岸にゴミはなくゴミ狩りは中止。そのまま上陸せず城ケ島を一周した。問題の前傾パドリングはやはり疲れる。ストロークの後半にパワーを要するので、普段使わない筋肉を使うことになり、長くは漕げない。





宮川まで戻ってきてロール練習する。陽が高くなって暖かいのだが、久しぶりに水中に入ると水が冷たい。ストームロールをやってみたかったのだが、その前にスタンダードロールを試してみて、一度上がったのだがフィニッシュの押さえが足らず逆側にひっくり返ってしまった。リカバリーとしての持ち替えロングロール(カヤックから垂直にパドルを出すロール)で何度か起き上がるが、水温が16度と低くなってきたためか、百発百中とは行かない。最後は沈脱、リエントリーロールも平パドルとは違ってブレードのパワーが足りず失敗。結局波打ち際までカヤックを引っ張っていってロール練習はおしまいとした。カヤックを押しながらたかだか20mほど泳ぐだけでも体温が奪われる。これからの季節、甘い衣類で沈脱するとエライことになりそうだ。気をつけよう。

吐月工房氏は午後用事があるとのことで11時に帰路についた。私はゆっくりカヤックを乾かして、まるよし食堂で「はばのり定食」(1,000円)を食べてから横須賀に向かう。

「坂の上の雲」ももうすぐ始まるので、戦艦三笠を見ておきたかったのだ。横須賀へ行くのは初めて。時間貸駐車場を見つけてちょうど1時間三笠を見学した。東郷平八郎や秋山眞之が実際に日露戦争時に乗っていたと思うと感無量であった。

三笠の煙突
甲板
艦橋から
旗艦らしいスターンビュー


その後幸浦まで下道を走って首都高で帰宅。

Comments

外房カヤッキングまたまたオオタガキ氏と

09年11月23日:記
先日の内房ツーリングから2週間。禁断症状が出始めていたが、連休最終日にようやく海に浮かんだ。連休の天気予報をずいぶん前からウォッチしてきたが、22日は最悪、23日は雨から晴れの予報だった。直前になってから23日の未明に雨があがることが判明。非常にラッキーである。これも日ごろの行いのせいか?安心して朝5時30分に自宅を出発した。

外房、それも鴨川や勝浦は高速道路で直接たどり着けないので若干時間がかかる。鴨川へは君津インターで降りて屈曲路の山越えをして、長狹街道を使う。途中コンビニに寄って、鴨川駅南口の前原海岸には8時過ぎに着。オオタガキ氏は前夜に到着しており、すでにカフナを組んで自作セイルのセッティングを済ませていた。海岸のサーフポイントには波待ちのサーファーが数多く浮かんでいる。まるでオットセイの群れのようだ。

早速カヤックを組む。今回は久しぶりにカフナである。たまには漕がないと。が、しかし8月下旬以来3ヶ月も組み立てなかったカフナの船体布は縮み、非常に組みにくい。キールからテンションをかけることができず、チャインからテンションをかける。するとフレームが船内でたわみ、バウの1番リブのガンネル部分(ここは緩めに嵌まっている)が外れてしまう。一度やり直しでバウセクションを引っ張り出してもう一度テンション掛けをする羽目になった。2度目はバウハッチから手を入れてフレームをリブにはめ込んで事無きを得た。その間、オオタガキ氏は自作セイルの試運転に少し沖合に出ていった。

さて、10時出艇の予定だったが早く着いて準備ができてしまったので、9時20分ころ出艇する。うまく行けば12時ころに和田浦に着きそうだ。出艇場所の目の前にはテトラポッドがあるのだが、波はテトラを回り込んで左右両方からやってくる。うまく出ないと横波をくらう。出艇直後から50cmほどの波を被りながら何とか漕ぎ出す。テトラを回り込んでしまえば波長の長いうねりになるので漕ぎやすくなる。外房の海水浴場はだいたいそうだが、沖合では波長の長いうねりで漕ぎやすいのだが、波打ち際がかなりカヤッカー泣かせである。しかもサーフポイントと出艇場所の海水浴場が隣接していることが多く、ちょっと緊張する。

さっそく波の洗礼
何とか切り抜ける


鴨川漁港から鴨川松島あたりの小島を縫って、仁右衛門島に近づく。4月に漕いだ時はブーマーを回り込んで一番外側から回り込んだが、今日は外側のブーマーがきつそうに見え、仁右衛門島の先の岩礁地帯にわずかな水路を見つけたのでそこから通過してみる。狭い水路を漕いでいる時に波が引き、吸い込まれて岩に叩きつけられるかとヒヤヒヤした。波裏の岩礁地帯で少し遊び、水底を眺めて再び漕ぎ始める。太海浜をかすめ、房州大橋近辺ではやや大きなブーマーが見えた。近寄らないようにして、第二の難所、江見太夫崎と江見吉浦にさしかかる。

まだ曇天
ようやく晴れ間が
今回はカフナブラザーズです
仁右衛門島近くの岩礁
江見に向かう途中で晴れてきた


御神根島(ごしねじま)あたりはブーマーが立つのだ。今度はかなり沖合から遠回りして切り抜ける。するとエチゼンクラゲがいくつも漂っていた。

君ははるばる津軽海峡を越えてきたのか?


あとは和田浦まで海岸線は単調で、岸によるとサーフポイントに近づいてしまうので沖出しのまま和田浦海水浴場へ近づく。後方の風力発電の風車が回っていて、風の通り道になっているところもあり、普通に漕いでいると右(岸方向)へバウが振られるので右スイープしまくりながら先に進む。右手にオレンジ色の屋根のリゾートマンションがあるのだが、前回と同様になかなか視界の真横に来てくれないので、進んでいる感じがせず、だんだん苦痛に感じてくる。もう出艇してから2時間以上、全く上陸していないのだ。幸い風も波も穏やかなので不安はないのだが、疲れてくると景色が次々に変わっていった方が精神的に楽だ。

だいぶおとなしくなってきた


やっと和田浦海水浴場が近づいてきたが、波のパワーが強く、1mくらいの高さでブレイクしている。上陸ラインを選ばないと波打ち際はかなり危険である。波のセットを観察し、夏に一度海水浴に来て一番波の影響がなかった場所へ何とか上陸。ホッとした。ちょうど12時のチャイムが聞こえた。

写真だとおとなしそうだけど


きれいなトイレ前でカヤックを乾かす。13時台の列車は昼食を挟むと難しそうだ。カヤック内部もほとんど濡れていないので、外側の砂を払って外側が乾いたらパキパキと片づいてしまう。13時に片づけ終わり、オオタガキさんはパックカートを引きずり、私は久しぶりにパックを背負ってクジラ料理の待つ「
ぴーまん」へいそいそと向かう。

オオタガキ氏はクジラカツカレー、私はクジラ唐揚げ定食を注文する。店のオバサンが私の漁サンに裸足姿を見て、以前来た時のことを憶えていてくれた。満腹になったところで和田浦駅へ。1時間弱、駅付設の観光案内所ギャラリーで時間をつぶし、14時24分発の内房線普通列車で安房鴨川駅へ。運賃は230円。車窓からはすっかり晴れて午前中よりおとなしくなった外房の海が眺められた。

クジラ唐揚げ定食


前原海岸からは車で帰路につくが、たまには千葉の温泉に浸かって帰ろうと思い、オオタガキ氏を誘って太海から山の中へ入り、曽呂温泉へ向かう。県道から曽呂温泉に向かう道は田んぼのあぜ道で、車1台がようやく通れる道幅しかない。すれ違いはかなり困難。日帰り入浴料金は1000円とお高めだが、千葉の温泉はみな加温していることを考えると仕方のないところ。建物はやや古めで、何か懐かしい感じのする一軒家の温泉旅館である。3~4人でいっぱいになってしまう湯船は決して豪華ではないが、湯は南関東特有の褐色で、硫黄臭がする。アルカリ泉なので肌がヌルヌルしてくる。面白いのは、洗い場のシャワーや上がり湯もすべて風呂の湯と同じ褐色のものというところ。要するに鉱泉と普通の水道水を両方加熱するのが面倒なので1種類の加熱で済ませているのだが、こういう立ち寄り湯も珍しい。千葉県では相当古い部類の温泉らしい。

千葉の秘湯


秋の陽はつるべ落とし。内房で夕日を拝もうかと思っていたがどうにも間に合いそうにないので、山間部を走って君津インターへ向かう。君津インター近くからやけに大きく富士山のシルエットが見えた。連休最終日とあって大相撲中継の合間にはラジオの交通情報で各高速道路の大渋滞を報じている。東北道が40kmオーバーの渋滞、関越、中央、東名も20km台の渋滞が発生している。ここ千葉でも館山道の交通量は多め、アクアラインもトンネルで渋滞、京葉道路も千葉市内でドンドン渋滞が長くなっている。トンネルで渋滞するのは心理的にイヤだ。したがって京葉道路を千葉の松ケ丘まで走り、下道で357号に出た。しかし、片側2車線の国道も稲毛で事故渋滞である。2kmほどだったが、なかなか進まないので18時を回ってしまった。事故現場を過ぎると無かったかのように流れ始め、湾岸習志野から東関道に乗る。そのまま首都高へ入ってもいいのだが、浦安でネズミーランドからの帰宅渋滞らしい。湾岸市川で降りて、下道で帰る。以外とこの道は空いていて流れる上に首都高料金を節約できる。結局高速代は行きが1150円、帰りが950円で済んでしまった。7時ちょうど帰宅。

小春日和のいいシーカヤックデイだった。

Comments

風が強くてメンテナンス

09年11月15日:記
朝から天気は最高なのだが、海沿いは風が強いとの予報だったので自重して出控え、近くの公園の駐車場に車を停めて駐車場脇でメンテナンスをやった。午前中ポカポカの小春日和だったのだが、帰宅して気象庁のアメダスをみたら、三浦で8時以降は風速5mを上回って8m、館山では毎時間1mづつ風が強まって11時で風速10mである。行かなくてよかった。

さて、気になっていたのは前回使用したカサラノの船体布に砂が若干付いていたのと、バウ・スターンハッチの部分の防水目止めテープが剥がれかかっていることだ。カサラノは中古でちょうど6年前の11月に手に入れたのだが、最近の使用頻度が高いので劣化も著しい。ハッチ部分のコーデュラナイロンのウレタンコーティングは剥がれ、目止めテープはその役目を果たしていない。こういう部分にこそ、以前買ったティアエイドが有用なのではないかと思っていた。

カサラノを仮組みし(キール・チャインのテンションを掛けたところまで)、メンテナンスする。ティアエイドによる補修は劣化したテープを取り去って貼り付けるだけなので簡単なのだが、コーティングが中途半端に剥がれかかっている部分はティアエイドの付きが悪く、しばらくすると剥がれてしまいそうだ。きちんとコーティングを剥いでからやらないと効果は薄いかもしれない。だが、テープが目止めしていた部分は補修できたし、片方は非常にキレイに付いた。上々である。あとはフレームをキレイに拭いて(本当は潮抜きしたいのだがそれはもう少し寒くなってから)、おしまい。


これはバウハッチだが、内側のウレタンコーティングは完全に劣化。目止めテープも末期症状。


ティアエイドで補修したスターンハッチ内側。ティアエイドが白っぽく、うまく接着していない。


こちらはもう片方だが、透明感があってうまく接着されている。

次いで、ひっさしぶりにカフナの船体布を拡げた。夏の終わりに女房が使って以来なのだが、ラダーの受けが最近取れかかることが多く、晴れ間を縫って夜中に船体布を乾かした時に女房が接着していた。これをいま一度みておこうと思ったのである。問題の受けは確かにきちんと接着されていたのだが、
なんと上下逆向きに付けられている(恥ずかしいので写真は無し)。これではラダーは付かない。暗い時に接着したのでまちがいも無理はないかも知れないが、自分ならまず間違いようがないミスである。やっぱりメンテナンスは自分がやった方が不安がなくていい。
しかし、こんな時に限ってしっかり接着されていたりするものである。受けを船体布から剥がすの非常に苦労した。おかげで少し面倒になって接着面をキレイにするのを怠って接着してしまった。また近々受けがグラグラするかも知れない。接着剤が安定するまでスターンセクションを入れたまま放置して、その後フレームを拭き上げて終了。完全に接着するまで24時間はかかるので、船体布はバウ一方からだけ丸めてスターンの一番端は露出させておく。

もちろん、カサラノもカフナもフレームの接合部分に潤滑剤ボーシールドT-9を塗っておいたし、トラベルパックのファスナーにkure5-56を吹いておいた。

公園の駐車場料金は500円かかった。ほぼ3時間で終了。
来週の連休は漕げるかな?

Comments

内房カヤッキングwithオオタガキ氏

09年11月6日:記
平日金曜日に内房で漕ぐことにした。グリーンランドパドルを使い、そのブレードを前傾させて漕ぐフォワードストロークを試してみたく、ワンウェイツーリングをして仕上げにロール練習、という算段をした。ダメ元と思ってオオタガキ氏に誘いをかけたら、お仕事を仕上げてご一緒してくださるという。朝9時に保田中央海岸で落ち合って、10時に南下しはじめるざっくりした計画で現地へ向かった。

車の燃料がやや不足なので、アクアライン経由ではなく給油をしてから京葉道路経由で内房に向かった。この経路で房総に向かうのは久しぶり。途中市原SAでガッツリ朝ご飯を食べ、下ろすものを下ろして8時前に保田中央海岸着。とりあえず組み立て始める。オオタガキ氏が早く到着したので、ツーリングコースについて検討する。結局、風が強いという予報はあまり当らないだろうと見当をつけ、追い波追い風に乗って南下することに決定。

組み立てるオオタガキ氏
いい天気&いい海況
鋸山
出艇


出艇は1時間早く9時。
ブレードを前傾させるとストロークの前半で艇が引き込まれて沈しそうになる。だが、押し手を反対側のヒザに押し付けるような感覚で漕ぐと、何とか前に進む。波が少し高いと本当に沈しそうで怖い。風が強くなってきたのでほどほどにして、普通に漕ぐことにする。とりあえず浮島の西側を回ることにするが、さすがに沖に出ると風が強くなる。しかし予報のような北ないし北東方向からではなく、北西方向からの風だ。したがって浮島の西側がいちばん風が当たって漕ぎにくかった。しかし南側は穏やかなもので、洞窟前の海水が非常に澄んでいてキレイ。

浮島の洞窟

大ボケ島


その後岸ベタで岩井袋から岩井海岸へ出て、一度目の休憩。
カヤックを交換して、オオタガキ氏にカサラノを漕いでもらい、私はカフナを漕ぐ。
岩井海岸の南側はうねりが入ってくる。さすがオオタガキ氏、カサラノを自在に操っている。こちらは慣れないグリーンランドパドルなのでなかなか追いつかないが、安定感のあるカフナでブレード前傾漕ぎをやってみると、艇のバランスを気にしなくていいのでいいフォームチェックになる。

漕ぎ手交替


南無谷に回り込むとややおとなしくなり、ソルティーズ前で上陸。
富浦近辺の食堂をソルティーズで尋ねてみる。ちょうどスタッフの堀川さんがいて、親切に2つの食事どころを教えてもらった。山本さんにも先日のご挨拶をする。

南無谷の雀島


12時30分、再度出艇。富浦の漁港に上がり、目指す食堂へ堤防を登ってみたが残念ながら休み。
教えてもらったもう一軒の漁協直営食堂「おさかな倶楽部」へ行ってみる。こちらは営業中ののぼりがはためいていて、開店しているようだ。入ってみると、かつては漁協の集会所として使われていたような雰囲気の食堂だった。サブちゃんの演歌がラジカセでエンドレスに流れており、窓には2枚の大漁旗。他に客はいない。

オオタガキ氏はまんぷく定食(1260円)、私はアジフライ定食(1050円)を注文し、サブちゃんの演歌を聴きながら満腹になった。非常食に持ってきたパンの昼食にならずに済んだが、エンドレス演歌のおかげでサブちゃんの唄が耳にこびりついて離れない。

昼食
大漁旗


さて、満腹になったところで、13時を回っているので富浦駅近くでツーリングを終えることにする。ロール練習は・・やめた。漕いだ距離はおよそ17km。
小学校近くのトイレのウッドデッキで片づけ、何とか15時24分発の電車に乗ろうと急いでいたが、どうにも間に合わないことが判明、ちょうど1時間後の列車に乗ることにする。

富浦駅までの最短ルートで15時40分ころ駅到着。先日替えたパックカートのタイヤはすこぶる調子が良い。駅でマッタリ一時間弱をすごし、一番辛い跨線橋をカヤックのパックを抱えて昇り降りし、保田中央海岸の車に戻ったらもう日が暮れ始めていた。対岸の城ケ島や剣崎灯台の光が美しい。

富浦駅
新しいパックカートのタイヤ
特急さざなみ
夕暮の保田海岸


富津中央インターまで夕暮の海を左手に見つつ下道を走り、館山道~京葉道路~東関東道で湾岸市川から再び下道。6時45分、自宅着。

11月にしては暖かくて風もあまり強くなく、いいツーリング日和だった。グリーンランドパドルでのツーリングはあまり慣れていないので、結構いい運動になった。もう少し独特なフォワードストロークを練習しようと思う。

Comments

強風のFCミーティング

09年10月25日:記
10月24日と25日、館山の波左間でFCミーティングがあった。
私は24日は仕事で参加できなかったので、深夜に館山で車中泊して25日に参加した。

ところが24日も風が強かったようだが、25日は輪をかけて北東風が強く、朝から白波が立っている。波打ち際はブレイクしていて、暖かければ少しはやる気になったかも知れないが気温も低く見ただけでカヤックに乗ろうという気は萎えた。

案の定、午前中は屋内で装備やパッキングの話。
カメラマンの梅田さんの装備話から、沖縄カヤックセンターの中村さんはじめプロの方々の装備とパッキングのアイディアが紹介されていった。時々ダグ・シンプソンに話が振られ、ダグの応答。

味わい深い話をされる中村さん


その後参加者のアイディアということで、意を決して私が今までブログで紹介してきたアイディア(というか小ネタに近い)を紹介した。残念ながらオーナーの方の割合も若干低く、さらにパックカートを頻繁に使っている方の割合はもっと低かったようなので、あまりウケる話にはならなかった。しかし、実験中のカートのタイヤはみなさんに手に取ってもらい、少し関心を持っていただけた。私とYoshidaさんはもう少し話題が盛り上がる期待をしていたのだが、ちょっと残念。

お昼を挟んで、午後は海岸に場所を移した。相変わらずの北東風なので、中村さんはセイリングカヤックを撤収し始め、数名果敢に試乗艇もしくは自艇で荒海に乗り出していった参加者もいらしたが、ほとんどの参加者は陸上でアクセサリー類の紹介話に耳を傾けていた。だが、風に当たっているだけで体力と気力が奪われるくらいだ。本来なら午後はダグのロールデモとロール講習の予定だったが、ダグも全く乗り出すつもりがないようで、残念ながらお流れになった。一番期待していたスケジュールだっただけに残念だが、この状態では仕方がない。

前日からの試乗艇が置かれているが・・

この状態ではウインドサーフィン向きで・・


ダグはセイリング用試乗艇を片づけ始め・・

それでも果敢に乗り出す人たちもおり
がんばって乗っています

陸上ではアクセサリーについての解説があり、これはクラトワパドルについての説明中

一足先にダグは帰る


午後3時くらいに全員で写真を撮って、解散。電車やバスで来られた方はそそくさと帰路につかれたが、我々はヒルバーグテントを強風の中設営してみたり(自立式ソロテント、ソウロが欲しくなってしまった)、試乗艇を片づけたりするのを手伝ったりしていたらもう日が暮れて真っ暗になってきた。何せ、狭い駐車場に何台も車を停めてあり、私の車は一番奥になってしまったので、撤収が完了しなければ帰路につけない。

ようやく夕方5時30分ころに残ったセタスの笠原さん、スパークルの北田さん、レイドバックの駒崎さんの帰り支度が済み、最後まで手伝った我々も帰路につく。行きも帰りも京葉道路が渋滞していたのでアクアライン経由だったが、アクアラインの橋は風速10mくらいの強風で車ごと持っていかれそうな状況だった。

Comments