平日・会津高畑スキー

朝がたの豪雨をついて東北道方面に向かう。

栃木県の上河内サービスエリアでもまだ強い雨。吐月工房氏と合流して会津高畑スキー場に向かう。塩原温泉を抜けたら雨が止み、福島県に入ると雪がちらほら。

9時過ぎに会津高畑スキー場に到着して、一日券で滑る。雪面は圧雪がかけられていたが、冷え込みで表面がクラストしていてちょっと滑りにくい。山頂に向かうリフト上では強風に煽られて寒い。

平日なので滑っているスキーヤーも少なく、ひたすら練習する。
午前中に一渡りコースを滑り、特に無料ポールコースで制限滑走の練習。寒いのでトイレが近くなる。

スキーヤーは数えるほど

午後は降雪と風が強まる中、風の強いゲレンデ上部を避けて下部のやや緩んだ雪で滑るが、しだいに雪面が掘れてきていて足を取られそうになる。

高畑スキー場正面の斜面

3時まで滑り、いいかげん脚にきたところで終了。

木賊温泉の共同浴場(300円)で体を暖め、塩原温泉へは抜けず日光に南下して、杉並木の街道を走って鹿沼から東北道に乗った。

ぞろ目達成

そろそろゲレンデ外へも行きたい季節になってきた。悪雪克服がパウダー滑走よりも課題である。

相模灘を一望

久しぶりに仕事山行へ行ってきた。目指すは箱根・明神ケ岳。

登山口までのアクセスは、小田原までJR、小田原から伊豆箱根鉄道で大雄山へ。この大雄山線というやつは初めて乗った上に、ついこの間までこの路線の存在すら知らなかった。のどかなローカル私鉄である。

大雄山駅

大雄山駅から駅名にもなっている大雄山最乗寺(道了尊)へ。バス代260円。スイカで全て済んでしまうのでキャッシュレスで行かれる。最乗寺の山門前はやや路面が凍っていて、一昨日と昨夜の降雪でこれからの登山が心配される。しかしお寺の境内は立派なもので、今から思うと参拝しておくべきだった。

境内の赤いゲタからハイキングルートが始まる。登山口の標高は300mちょい。雪はだいぶ解けかかっているが、鬱蒼たる杉林の中で泥道にはなっていない。順調に標高を稼ぎ、2本の林道を横切って670mあたりにある見晴し避難小屋へ。ここまで約1時間。小休憩して、少年たちに軽アイゼンを装着させる。トレイルが踏まれていて滑りやすいのと、せっかく持参したのにまだアイゼンを装着して歩いたことがない少年たちが多いため。積雪は次第に増えるが10cmほどなので、アイゼンなしでも登れるくらいではある。

それにしても、雪が降った直後なのに結構登っている人がいたのに驚いた。
展望が開けたところで振り返ると、相模湾が一望である。弓なりの海岸が三浦半島から湘南に続き、伊豆半島へと向かっている。絶景であった。冬型の気圧配置にしては風も弱めだったので、今日はカヤックで海に出るには最高だったかもしれない。

相模灘一望

12時20分ころ山頂着。箱根駒ヶ岳と富士山が眼前だが、残念なことに富士山の手前には雲がかかっていて朝列車から眺めたような全貌は拝めなかった。北側の裾野の向こうには南アルプス北部、少し間を置いて八ケ岳方面も見えた。

広い山頂

富士に雲が・・

貧相なコンビニおにぎりを頬張って下山にかかる。タブレット型のブドウ糖を行動食に補給したのだが、治療中で大穴が開いている左奥歯でうっかりかみ砕いてしまい、その瞬間に奥歯が欠けた。以前に大工事をした場所なので、もう歯の壁面が削られてペラペラになっていたのだ。しかも、先週型をとって明日被せものを付けて無事工事完了という直前のアクシデントだ。また治療は長引き、私の歯はさらに削られるに相違ない。昔と今の歯の治療はずいぶん違っているはずで、昔はむやみやたらに歯を削って穴を空けたので、中年になってそれら治療した歯が弱っている。ウチの子供は歯磨きもロクにしないくせに歯医者に行くと「優秀な歯」ということで帰されてくる。なんてこったい!

稜線から宮城野集落へ降りる分岐でアイゼンを外したが、宮城野集落まで登山道にはしっかり雪がついていた。下山14時30分。路線バスで箱根湯本へ移動するが、観光客でバスは満席、しかも湯本直前で国道1号線が渋滞、箱根湯本駅も観光客でごった返していた。これでは温泉に入ってゆったり帰る気力も失せ、帰路の時間を調べたら18時近くにならないと最寄り駅までたどり着けそうにないので、解散後すかさず列車に乗った。

今回は雪の上を歩いたので脚には大きな負担はなかったのが救いだった。

また平日スキー

先週に引き続き、平日スキーに行ってきた。
今回は片品村のかたしな高原スキー場。スキーオンリーのどこかレトロなゲレンデだ。
午前中若干雪が舞い、風も強めだったがだんだんいいコンディションになってきた。

当然先週のようなパウダーはなく、グルーミングされたやや固めのバーンで朝9時前から午後2時まできっちり滑ってきた。ここのところ2日間カンヅメ仕事だったので開放感あり。

スキーの技術は子供のころから身に染みついてしまっているので、いまさら何が進歩するとか何ができたとかいうことは特段ないのだが、ハイスピードテレマークターンで足の外反・内反を意識して滑る。上半身の先行動作があるとキレのあるターンになる。しかしテレマークターンでは本当にキレキレのターンはできないし、できたところで山の中で有効な技術とはいえない。そこそこにする。

あとは、スケートのワンフットの応用でスキーでも一本足滑りを何度か試してみる。
ちょっと前まではなかなかアウトエッジに乗りきれていなかったが、最近はスケート効果で楽にアウトエッジが入っていく。これもあまりやり過ぎは禁物。

スキーがうまくなるにはスケートが有効、ということが証明された。同行の吐月工房氏もスケート効果をかなり強く実感されていた。

「ささの湯」で風呂に入り、体を暖めてから大間々経由で館林インターから東北道で7時帰着。
今回はカメラを忘れた・・・