山岳・林道スペシャル

最近のできごと

スキーは相変わらずやっている。しかしまだ山では滑っていない。あまり時間が取れないのが理由だが、細々とやって行かれればいいと思っているので別に構わない。ゲレンデでも十分に面白い。行ったゲレンデは、会津高畑、かたしな高原。いずれもスキー専用ゲレンデで、滑っていてストレスを感じない。平日のかたしな高原は激安でありがたい。
次男がSAJ1級のための練習をしている。ついに自分のスキーを手に入れて、やや真剣になっている。修学旅行で行ったトマムでチャレンジするも、今一歩のところで不合格だった。次は月末の野沢温泉で再チャレンジだそうだが、スキー仲間として会津高畑には2人で滑りに行ったのは楽しかった。あとは車の運転ができれば言うことはないのだが、まだ18歳になってないから仕方ない。

本題。
昨年12月に浅草のオオマエジムショでTIG社のチタンフレームをベースにシクロクロス車を注文した。受注生産なのに、TIG社の製作は早く、2月末に組み上がった。シクロクロスレースに出るのが目的ではない。あくまでも山道、舗装・未舗装林道に特化した軽いツーリング自転車が欲しかった。したがって、変速系は手元変速、アルテグラ6800。チェーンリングはスギノOX801Dでアウター44T、インナー28T。リアスプロケットはアルテグラの最大28T。ということは前後ギア比1対1という仕様。先日のティレーノ・アドリアティコというイタリア半島横断のプロレースでコンタドールが30%という激坂を登ってステージ優勝したが、シロウトの私でもそのくらいの坂をゆっくりとなら登れる。
サドルはツーリング車らしく、ブルックスのカンビウム。ホイールはフルクラムのレーシングクワットロCXで、タイヤはチャレンジの700×30C(ストラーダ・ビアンケ)。総重量は10kg弱だと思う。

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谷中にて

3月になって、チョイ乗りに何度か出かけた。最初は本郷台地の坂で、5%くらいの坂を楽々登った。東大構内の石畳も辛くなかった。いつもの周回平坦コースを走ったが、お尻が痛くならなかった。河川敷にはところどころ砂利道があったり、草地があるので積極的に入り込んで走ってみるが、楽しい。国府台に短いが激坂(12%程度のものと、最大20%程度のもの)があり、これも今までより楽に登れた。なにより、坂の途中で坂の傾斜をスマホで測った後に停止状態から走り出せる。
調子に乗って矢切地区の畑の中の土と砂の道を走った。砂にはタイヤが取られそうになるが、懐かしい感じがした。そう、少年時代に自転車で走っていたのは、こういう田んぼや畑の中の未舗装路ばかりだったことを走りながら思い出したのだ。嬉しくって仕方がない。さらに調子に乗って、畑の中にある草で被われた塚に登ってみた。アプローチは10m無いくらいだけど、斜度は35%あった。難なく登れた。

もう少し暖かくなったら、輪行して北関東の舗装林道から走ってみるつもりである。今回の自転車はカンチブレーキ(ディズナ・カウンターカンチ)で開放がワンタッチ、フェンダーも思い切って付けてもらわなかったので、解体と組み立ては5分あれば十分だ(ツーリング車製作のオオマエさんには申し訳ない注文だったけど)。

かつてオフロードバイクで各地の林道を走ったけど、今度は自転車で楽しもうと思っている。