また平日三浦カヤック

今週も日曜日は風が上がりそうだ。金曜日未明にサッカーワールドカップの試合を観て、そのまま向かった。車中のラジオでカビラ兄弟が雄叫び連続。

7時チョイ過ぎに宮川到着。すでに吐月工房氏は到着していたので、すぐに組み始めて約30分で組み立て完了。また8時前に出艇できた。

引き潮でだいぶ先までカヤックを担いでいかないと出られない。出てみると波・風ともにおとなしく、平日なので漁船の動力の音も聞こえてこないのでいつになく静か。剣崎往復とする。やや水が濁りぎみか。
これから出発

剣崎近くで



剣崎の入り江でちょっとウロウロするが潮が引いていて奥まで行かれないので、まもなく帰路につく。横瀬島で少しゴミを拾って岩の上で横になったが、腰が伸びて気持ちよかった。

狭い水路を抜ける

宮川に戻ってきてから例によってロール練習。スカリングロールが楽になってきた。しかし、百発百中にしなければならないパドル持ち替えロールが最初うまくいかず焦る。焦るとロールができない負のイメージが頭に広がり、力技になってしまって余計上がらない。吐月工房氏からパドルにぶら下がる感覚で、とアドバイスされてようやく楽に上がるようになった。2回ほど連続して成功したので、今日は成功で終えることができた。しかしもっと力を抜いてできるようにならないと・・

船内に溜まってしまう水を入念に出して、極力乾かしてから家に向かう。途中眠くなると困るので昼食はなし。何とか眠くならずに13時30分帰宅。

梅雨の隙をついて・・

6月18日、吐月工房氏と二人で平日午前中漕ぎをしてきた。

天気予報は曇り後雨。午後から降水確率が高まり、風・波も上がってくるらしい。必然的に午前中勝負である。朝7時に宮川に到着し、排便して組み立て始めようと思ったら吐月工房氏到着。少し待ってもらい、30分ほどで組み立てて8時前に出艇。城ケ島を時計回りに一周する。うねり、ブーマーが少しあるが、ほど良い感じである。風はほとんどない。スケッグ装着のカサラノは今日も快調。安房崎の岩礁帯の波も怖くない。

曇ってやや暗い

すましと海岸でゴミ拾い。ペットボトルを中心に拾うが、ハングル入り韓国製飲料や漢字ラベルの福建省製造飲料のボトルを見つけた。流れつくのにいったい何日かかるのだろう?



馬の背洞門

すましと海岸にて

平日なので磯場の釣り人も少なめ。長津呂崎近くで平日カヤッカーとすれ違う。そのままほぼ静水の三崎港を通過して10時前に帰還。漁港脇の入り江でお約束ロール練習。パドルはいつものクラトワ。

だいぶ汗をかいたのでひとまず持ち替えロールをやってみるが、水温がちょうどいい。気楽なウェアでロールを楽しめる季節になってきた。その後、スカリングロール、ロングスイープロールを中心に何度もひっくり返る。失敗しても持ち替えロールで上がるので沈脱せず浸水も少ない。特にロングスイープロールは感触を忘れていてここしばらく失敗続きだったが、ブレードと水面を水平に、という吐月工房氏のアドバイスをもらったら成功。スカリングロールもパドルと体の位置関係に気をつけていたら顔がしっかり水面上に出るようになった。あとは吐月工房氏のようなストームロールがビシッと決まるといいんだが、まだまだのようだ。

回っていたらさすがに疲れてきて上がりにくくなり、最後にバウを借りる。まだまだ力技で上がろうとしているから疲れるのも早いのだろう。結構まわったので、撤収してからもロール汁が鼻から出まくりであった。

気分を良くして出艇地に着いたら、単独の男性がpoint65°のオレンジ色のカヤックを撤収しようとしていた。声をかけたら、まだあまり単独でのパドリング経験が少ない方で、うっかりPFDを忘れてしまってもう帰ろうかとしていたところのようだ。せっかく平日休みがとれて今の海況だったら漕がないともったいないよ、せめて横瀬島まで往復してきたら、と言うとその気になり、吐月工房氏が釣り用のPFDを借りる算段をしてあげたので彼は横瀬島まで往復してきた。聞けばカヤックを買ったのは想像通り内房のソルティーズで、横浜の大工さんでSさんという方のようだ。

まるよし食堂さんで早めの昼食を食べ終わる頃、Sさんは戻ってきた。雨も降り始めたので乾かしていたカサラノを撤収し、少しSさんと話した。これを機に時々ご一緒することもあるかもしれない。

小雨でムシムシする中、快適に横横道路と首都高を使って13時過ぎに帰宅。週末は波も風も上がってしまうようだ・・

横分けになるまで一人練習

週末日曜日の天気が怪しい。晴れが確実な金曜日にロール練習しに行くことにした。
三浦に行くか内房に行くか迷っていたが、首都高に乗ってから内房へ久しぶりに行くことに決定。高速代が少しかさむが、アクアライン経由で保田海岸へ。

保田海岸から明鐘岬の入り江まで漕いでいってロール練習しようと思っていたが、到着してみると波がおとなしいので目の前の海岸でやることにした。カサラノは30分で組み上がり、クラトワと平パドルのATを積んで10時20分に漕ぎだす。スプレースカートも浸水を最小限にするためネオプレンスカートに。

まず、最近使っていない平パドルでロールを試みる。ここのところロールが楽に成功しないので、まずはパドルフロートに少しだけ空気を入れてCtoC。難なく上がる。それでは、素のロールを、と思いトライするが、昨年晩秋の感覚がどこかに飛んでしまい、失敗。右ができなければ左も当然失敗する。ロングロールもできず、手の打ちようがなくなり、一度沈脱してからフロートを付けてリエントリーロール。これは成功するが、コックピット内は水浸し。

一度上陸して船内の水を出してから、今度はクラトワでロールにチャレンジ。パドルを振り回すスイープ系は自信喪失しているので、単純なパドル持ち替えロールでやってみる。こちらは無難に成功。繰り返しても失敗はない。クラトワが手に馴染んでしまったので、こちらの方がはるかに感覚がつかめるようになってしまった。左もトライしてみるが、まだムリ。失敗して右から上がることになった。

少し休憩して、再び海上へ。クラトワでスカリングレストをやり、そのままスイープして上がる。これも成功。スカリングロールができると夏暑い日に体を冷やすことができて便利だ。調子に乗ってスカリングロールを何度かやっているうちに失敗し、この頃になってくると1時間グルグル回っていたので疲れてきてどんなやり方でも上がらなくなる。

そろそろ潮時かと思って上陸。
頭髪は左から右にすっかり横分けである。しかし、疲れてきた時こそロールできないと本当のロールの意味は無いなぁ・・

沈脱しなければ船内にそんなに水が入ることはないが、何度もやっていたのでシーソックを外しても浸水している。しかも砂浜近くでやっていたのでコックピット周りやハッチ周りに細かい砂が付いている。日差しも強くなってきたので十分に時間をかけて乾かし、砂は除去した。フレームを抜くと再び船内に水が出てくる。
ついでに自分の鼻からも浸透圧で出てきた水がボトボト。いつまでたっても止まらない。この文章を書いていても鼻から少し水が・・カヤック内部の水と自分の水をある程度セーム革とタオルで拭きとって、撤収完了。12時40分である。

その後平日でも混み混みの「ばんや」で「朝とれ寿司」を食べ、房総半島を横断してセタスにコーヒーを飲みに行く。15時ころまでセタスでマッタリして帰路についた。

収穫はクラトワでのロール成功率が上がったことと、スカリングレスト&ロールができたこと。まだまだ精進である。

さわやかな日曜日

吐月工房氏ご夫妻、葛飾のU氏、鮟鱇庵さんと三浦で漕いできた。
宮川〜剣崎〜横瀬島〜安房崎〜長津呂崎〜三崎港〜宮川。15kmほど。

いい天気で海も穏やか。
それにしても、パドリングにしてもロールにしても、いつまでたってもこれといった手応えがないままである。スケートのように日進月歩で上達することがない。凹む日々である。


出艇準備


出艇地に連れてこられた巨大なネコ。水は嫌いなはずだが、なぜか怖がったりせず、泰然としている。面相からして、素直な性格と見た。


剣崎


吐月工房氏ご夫妻


潮が吹く