エース号・バッテリー交換(ついでに松本のこと)

8月、ドラレコを装着した時にバッテリーを交換したいと書いた。
ちょっとした事情でAmazonプライムのお試し期間を利用して物を買って緊急に送る必要が出たため、9月末までプライム会員ということになった。よくAmazonで買い物はしてはいるが、プライム会員の料金を毎月支払うほどの必要はない。お試し期間だけで終わらせるつもり。ただ、送料無料のうちにバッテリー2個を購入しようと思って購入に踏み切った。

ついでに交換作業中に車のコンピュータのメモリが揮発するのを防ぐメモリキーパーも購入。単4乾電池式6本で稼働、30分以内にバッテリー交換すれば問題なしとのことだが、寒冷地仕様のエース号は2個のバッテリーを同時に交換せねばならぬ。

17日の日曜日午後、佐川急便によってバッテリーが自宅に届いた。自宅から少し離れた駐車場へ台車でバッテリーを運び、車の両脇に新バッテリーを置いて30度以上の炎天下で作業開始。

ハイエースは助手席下にエンジンとバッテリー格納スペースがある。寒冷地仕様は運転席後ろの段差の中にもう一つのバッテリー格納スペースがあるため、2箇所のヒンジで留まっている助手席とセンターコンソールを持ち上げてエンジンルームを開く。ついで運転席を思いっきり前に出してカーペットをめくり、バッテリー格納スペースのフタを開ける。

事前作業としてメモリキーパーに乾電池を装着してハンドル下のOBDIIコネクターに繋ぐ。LEDランプが2つ点灯している間にバッテリー交換すればメモリは飛ばない仕組み。
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カーメイトのメモリキーパー

使用する工具は基本的に短めの10ミリスパナ(1箇所10ミリスパナが入らず12ミリスパナで緩めた部分もある)。メガネレンチでもいいのだが、端子を外している時に工具が他の金属に触れるのがヤバい。念のためスパナにビニールテープを巻き、掌側がゴムになっている作業手袋をはめる。助手席側のマイナス端子をスパナで外し、運転席側のバッテリーのマイナス端子を外す。端子とつながるハーネスが太くて硬いので、2つのマイナス端子に手袋を被せておく。次はプラス端子。ここまで来れば通電していないので、運転席側→助手席側。同様にタオルなどで絶縁しておく。

バッテリーの固定金具を10ミリスパナで外して、バッテリーを格納スペースから取り出す。取り出すのは力技。バイクのバッテリーと違い重量感たっぷり。ただし、取っ手はついている。エンジンルームを開いてバッテリー格納スペースがどこにあるのかくらいは過去に確認したことがあるが、今回交換対象となった古いバッテリーのメーカーと機種がここで初めてわかった。2個ともパナソニックのカオス、125D26Rであった。令和元年と書かれていたので、4年前の車検時にディーラーで高い金を出して交換してもらったものだ。純正の85D26Rではなく、かなり高性能(左側の数字が大きいほど高性能)なバッテリーに交換されていたことを知った。うーん、このバッテリーだったらあと1年くらい大丈夫だったかも?と思いつつも後の祭りだ。実はパナソニックのこの機種も通販で購入すれば19,000円台だった。ただし9月になって納期が遅いことが判明、またそこまで高性能なバッテリーじゃなくても自分で交換するので安くてある程度性能のいいもの、と考えてボッシュの95D26Rを購入したのだった。ボッシュは1個12,600円で、パナソニックとの価格差は7,000円。2個買えば1個分以上の価格差になる。どうせバッテリーは消耗品で数年で交換を余儀なくされるもの。ボッシュにしてよかったとは今のところ思っているのだが・・

新しいバッテリーを載せて、端子を外した作業手順の逆にプラス端子からバッテリーと繋いでいく。ここで問題点が1つ生じる。運転席側はバッテリー固定器具でしっかりと固定できたのだが、助手席側で固定するためのJ型のロッドを引っかける部分が狭くてよくわからない。そもそも外す時によく見ておかねばならなかったのだが、すんなり外れてしまったので確認できなかった。さらにロッドが入りそうな大きさの穴が近くにある。しかしここへロッドを突っ込むと、固定金具が斜めになってしまう。試行錯誤をしているうちにロッドを固定するナットをバッテリースペース内で飛ばしてしまった。見つからない。

もう通電はしているので、メモリキーパーの役割は終わっている。メモリキーパーは外していったん家に帰り、10ミリのステンレスナットを持ってきて仮止めにして翌日明るい時間に再度しっかり固定することにする。固定金具のロッドは斜めになってしまう穴に突っ込んで仮止めする。焦っていたのか、家から持ってきたナットを車外前輪タイヤ近辺に落としてしまい、これもすぐに見つからない。もう一度家にナットを取りに戻るハメに。やらかした自分に立腹する。

古いバッテリーは近所のイエローハットに電話したら引き取ってもらえることがわかり(系列の2りんかんと同じだ)、夕方持参する。重たい面倒なバッテリー2個と台車を車に積んでおきたくない。戻ってきたら暗くなり始めていたが、2度目に車外で落としたナットは無事回収した。最初に中に落とした純正のナットは見つからない・・

ひとまず片づけ、翌18日朝にハンディライトを持って固定金具の修正に向かう。が、充電式のハンディライトが放電し尽くしていた・・・またも一度家に戻って乾電池式のハンディライトを持って車に戻る。ライトで照らし固定金具のロッドを突っ込んだら、おそらくここだろうというところを探り当てた。何ということはないところで、J型のフックはただ引っかかるだけ。ナットが緩んだらロッドが落ちそうな場所だ。ここなら固定金具が斜めになってしまうことはないと確認し、しっかり固定。ステンレスナットは2重に付けておいた。これでようやく終了。前日イエローハットへ古いバッテリーを持っていった際に、シガーソケットに入れる電圧計(USBポートAとCも付いている)を買ってきたので、正常電圧であることを確認した。
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助手席下バッテリー収納スペース(新バッテリー装着、固定完了後)
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運転席後方バッテリー収納スペース(新バッテリー装着、固定完了後)

これでやりたかったエース号のDIY作業は一応完了。次は来春タイヤ履き替え時に新しい夏タイヤにリプレイスすることかな?
エストレヤのリヤタイヤを初夏に替え、W800のフロントタイヤも購入時から替えずに11,000kmに至っているのでW800のタイヤ交換も考えないと・・複数台所有はメンテの連続だ・・

この話とは少し違うが、まことに久しぶり(10年以上はブランクがあるはず)に郷里松本の市街へ踏み込んだ。さるお役所(市役所ではない)に用事があったため。松本城はやはり美しく、近くの松本神社からは湧水がコンコンと出ていた。平日だったのに観光客はそれなりに多かった。松本は扇状地なので湧水が多い。せまっ苦しい町なので住みたいとは思わないが・・
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エース号・ドラレコ取り付け

先日のドアミラー破損と社外品ドアミラーの取り付けに続いて、ドラレコをDIYで取り付けた。かかったのは土曜日の午前中だいたい3時間。独りでやるには楽しいがそれなりに苦労する作業だった。なお、作業を始めてしまうと夢中になってしまい、写真など撮る余裕がなかった。

取り付けしたドラレコは、コムテック社のZDR036というモデル。現行機種で、035という廉価・人気モデルの上位機種になる。カメラの画素数が035の200万画素に対してリア・フロントともに370万画素であるのに、価格は約50%引きだった。035のAmazon価格と数千円しか違わない。フロントガラスに重いカメラ付きモニターを貼り付けなければならないのも035を敬遠した理由。036はダッシュボードにモニターを置けて右手で操作することが可能だ。
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コムテックZDR036

もう一つ購入したのが、ヒューズボックスから分岐させるシガーソケット。カーメイト社のCZ482。ドラレコの電源はここから取りたい。
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カーメイトCZ482

まずはシガーソケットを助手席グローブボックス裏のヒューズボックスから分岐させる。ヒューズボックスは姿勢をかなり低くしないと見つけにくい。ボックスのフタを取ると、どこがCIGとある青いヒューズの位置がわかる。このヒューズを取り、カーメイトのシガーソケットに付属の検電ワイヤーを使ってどこから通じるか確認する。一番小さな形状の部品でリプレースして、シガーソケットの灰色のコードを繋ぐ。その前にアースを取らないとならないのだが、車の金属部分とつながっているビスを探す。視界に入るビスはとても深い場所にあるか、プラスチック部品を留めているビスなので使えない。結局、14mmのボルトに繋ぐことにして、14mmボックスを家に取りに帰る。これは誤算だった。取って返してアースを取り、ソケットを繋ぎ、キーをACCにひねってソケット内部のLEDが点灯するのを確認。さらにこれから取り付けるドラレコの電源コードを刺してドラレコに給電されるかも確認する。グローブボックスは最後の作業まで取り外したまま。ヒューズボックスのフタは、元に戻すことができないのでグローブボックスに保管しておく。

第一段階終了で、いよいよドラレコ装着作業に入る。フロントカメラ、リヤカメラ、モニターの取付け位置を大ざっぱに決め、前後カメラはガラスに両面テープで貼り付ける。フロントカメラの位置がルームミラーと干渉しそうなので貼り直そうかと思ったがすでに時遅し。両面テープ(ジェルタイプ)をダメにするところだった。

ここからが山場だ。リヤカメラへのコードの取り回しと設置。
カメラはリヤワイパー基部の裏にしたが、コードはバックドア内側のプラスチックトリムの中を通し、バックドア内を通して配線の束が通っている左右のゴム蛇腹の中を通して荷室へ導きたい。配線通しのワイヤーが先日買った内張外しに付属しているのでこれを使ってリヤカメラの配線コードを取り回す。ゴム蛇腹の滑りを良くするためにパーツクリーナーを吹き、バックドア内部を通すのに配線通しを何度も通し直さないとダメだった。やはりここは作業動画をいくつも見て承知していた通り、一番苦労するところだが何度かのトライで成功。あとはリヤカメラの配線を車内の内張とピラー部分のプラスチックを部分的に外したり浮かせたりして境目に通していく。配線はかなり長い(9m)なので、バックドア内部の空間に一部を束ねて入れておく。
室内のトリム境目とドア部分のゴム製モールの中に配線を入れて前へ伸ばしていく作業は楽だ。時に内張外しの尖端を使って突っ込んでいけば良い。後部座席横のCピラー部分は、シートベルトを外してプラスチックのピラーカバーを一部剥がしている例もネット上にはあったが、ここの14mmボルトはかなり強いトルクで締められているので回せない。安全に関わる重要な部分なので、回すことはせず強引に天井トリムとの境目に挟み込んでいったら何とかなった。
運転席前のAピラーのプラスチックカバーを外してその中を通してダッシュボードに配線の尖端を出す。かなりコードが余ったが、ピラー内部に突っ込む。
フロントカメラからの配線も、最終的にモニターに繋ぐ関係で最短距離となる運転席側を通す。この配線も4mあるので相当余る。カメラからフロントガラスの上端と天井トリムの間に配線を挟み込んでいく。Aピラー内部を通してダッシュボードに尖端を出すが、リヤカメラからの配線の余りもこの部分に入っているので、それぞれ束ねられた2本を入れるともうパンパンだ。

そうなると、最後のモニター本体と電源となる助手席左前方のシガーソケットとの取り回しが難しい。すでにAピラー内部には配線を突っ込めないし、フロントガラスと天井トリムの間も2本の配線を突っ込むほどの余裕はなさそうだ(試したがなかなか入らない上に上向き作業をフロントガラスの端から端まで行うのは疲れる)。フロントガラス下端とダッシュボード尖端の境目に突っ込もうとしたが、すでに陽は高く、ダッシュボード上は手を突っ込めないほど熱い。
11時過ぎ、雲行きが怪しくなってきてにわか雨が降りそう。雷も鳴り始めた。結局、電源コードは床下を回すことにした。運転席・助手席の床下になるので、ペダル類にひかからないようにゴム製フロアマットの下を取り回し、助手席側も靴で引っかけないような取り回しにした。ひとまず新規ソケットにつなぎ、ソケットを両面テープでグローブボックス裏へ固定し、グローブボックスを元に戻したところで雨が降ってきた。ギリギリセーフ。

あわてて車に乗り込んで、運転席側の乗り込み用グラブバーをプラスドライバーで取り付け、キャップを嵌めたら雨の降りが激しくなってきた。ここまでの作業で汗だくなのでエンジンをかけてクーラーを入れる。雨降りが激しい間は外に出られないのでモニターを見てドラレコの設定作業をする。フロント、リヤともにカメラ角度の微調整。運転支援モードなどをいじってみた。

ようやく降りが収まってきて、作業終了。DIYは楽しいが疲れる。
追記:グローブボックス奥に新規に取り付けたシガーソケットとドラレコ本体の配線を後日修正した。運転席側Aピラー下部からハンドル下、サイドブレーキ周辺、運転席と助手席中間のアンダーカバーと、3か所のインパネを外して裏を通すようにした。
余っているコードは束ねてアンダーカバーの空間に納めた。
これでかなりきれいに配線を収納できたと思う。
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装着後の本体モニター、バックカメラ、フロントカメラ

もう一つ考えているDIYがある。バッテリー交換だ。エース号は寒冷地仕様なのでバッテリーを2つ積んでいて、これを同時に交換しなくてはならない。前回ディーラーで交換してから3〜4年は経っていると思う。仮に寿命が来てエンジンがかからなくても、スーパーキャパシタ(電気二重層コンデンサ)によるジャンプスタータは持っている。弱ったバッテリーからコンデンサに電気をためて一気にセルモーターを回すという自力でエンジンスタートが可能な物だ(試したことはまだないが・・)。リチウム電池なしのタイプなので、車内に積んでいてもリチウム電池の爆発などのトラブルはない。エンジンをかけるという点においては心配はないのだが、バッテリーは消耗品だ。いずれ交換する必要が出る。
その場合、ディーラーやらカー用品店でバッテリーを交換してもらうとバッテリーそのものの価格も高く、工賃が発生する。Amazonなどでバッテリーを購入すれば、カー用品店の半額で買える。ディーラーでの費用の3分の1から4分の1で済むはず。車のバッテリーは大容量で重く、作業をするのは大変だが、プラスとマイナスをまちがえなければ大した作業ではない。バイクのバッテリー交換と同じ。廃バッテリーはカー用品店で無料回収してくれる。
現在のハイエースに搭載されている標準バッテリーよりも性能のよいパナソニックバッテリーがAmazonで1個2万円弱である。DIYならバッテリー2個で4万円。ディーラーやカー用品店に依頼すれば10万円弱になるはず。いずれやろう。

エース号・左ドアミラー破損と交換

めずらしく車のことについて。
先日、栃木県北部の別宅を往復したときの帰路。お盆近くの夕方、高速は事故渋滞、下道も混んでいる。いつもなら素直に茨城県南部で常磐道に乗ってスムーズに帰ってくるのだが、高速を諦めて下道で、しかもバイクで何度か通った道を選択して走っていた。
利根川を芽吹大橋で渡り、野田市に入ってすぐ、混んだ県道を外れて農免道路へ進路をとった。この農道、バイクなら全く問題はないが、車幅制限がある。
車でも1度か2度通った経験があるはずなのだが、今回迂闊にもドアミラーを畳まずに低速で両側鉄柱に挟まれた狭隘部に進入してしまった。左側でバキッと音がした時にはすでに遅し。ドアミラーが根元からもげていた。車幅制限されているくらいだから、すぐに路肩に車を止められるほどの道路幅はないのでしばらく走って状況を確認、もげたドアミラーはハーネスでドア横にぶら下がっていた。本来ならガムテープなどで落ちないようにして慎重に帰るところだが、テープは持ち合わせがなく、そのまま走行し柏インターから高速に乗った。駐車場に着いた時にはすでに暗く、写真を撮らずに帰宅した。

翌日朝、壊れた部分を写真に収めた。ハーネスでドアミラー全体がぶら下がっているが、ミラー自体は鉄柱に当たった瞬間に外れたらしい。根元の樹脂も割れていて、一つの部品だけの交換では済みそうもないのは明らか。
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壊れたドアミラー

少し考えた。ディーラーはもう夏季休業。まだお盆前なのでカー用品ショップへ連絡してみるか、街の修理工場に連絡してみるか・・・連絡しても替えのミラーが入荷しないことは十分あり得る。
ネットリサーチして、同じようにドアミラーを破損して自分で交換している人の動画を見た。AmazonでドアミラーASSYを扱っているのも発見。動画を見た印象では比較的容易に作業ができるようだ。助手席側ドアのプラスティック内張とひじ掛け部、窓の尖端にある樹脂3つを内張外しを使って外し、3か所ボルト・ナットで留まっているドアミラーASSYをリプレースすればいいだけの話だ。こちらはお盆はどこにも出かける予定がないのでたっぷり時間がある。

Amazonで約1万円のドアミラーASSYと内張はがしの道具を注文。合計12,000円ほど。ディーラーで純正部品に交換してもらうと工賃含めておそらくこの4倍はかかるだろう。リスクは自分で背負うことにして、DIYに踏み切った。

翌日内張はがしだけ先に到着したので午後の一番クソ暑い時間帯に炎天下でもげたドアミラーを外すところまで作業を行った。

まず、ドア内張を止めているネジ3か所を外す。ドアハンドルの奥にある1箇所と、ウィンドウ開閉スイッチの部分2箇所。結構ネジは硬い。ウィンドウ開閉スイッチを覆っているひじ掛け部の樹脂は簡単に外れた。ウィンドウスイッチとつながっているハーネスのカプラーを外す。
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ネジを3つ外し・・赤いのはドライバー
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ひじ掛け部を外し・・

次に内張(トリム)を下から外していく。これは硬くて少々苦労した。素手ではケガしそうなので軍手をはめてやや強引に外していったら窓の下の部分まで外れた。引っこ抜くことがコツだ。ただし、完全な1枚物ではないので外した後に力任せに引っ張ってズレた部分を修復する必要がある。内張を完全に外す前にドアミラーASSYの基部を覆っている樹脂カバーを外す。これは簡単だったが、カバー裏に付いている白い樹脂(これが金属の穴に入った時に広がって固定されるしくみ)を丁寧に3つドアの鉄板側から外して樹脂カバーの方に取り付けておく。
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内張を外し終わった

手持ちの簡易な10ミリソケットでは3か所のナットが回りそうになく、自分の準備不足を反省しながらいったん家に戻ってラチェットレンチと10ミリソケット、エクステンションを取り出して車に戻る。ナットをドアの中に落とさないように注意しながら外してドアミラーASSYの取り外し完了。
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ぶら下がったドアミラーを除去。穴は塞いでおく

まだ新しいドアミラーASSYが届かないので、届き次第作業の後半を行うことにしていったん中断。ドアミラーを外した部分は穴が生じ、雨が降ると水が浸入するのでダクトテープで仮に塞いでおく。ドアミラーをぶら下げて帰ってきた関係でドアの塗装にキズがついているはずだが、バイク用のサビ取りをウエスで擦って少し目立たなくしておいた。

翌日になってミラーASSY本体が届いた。さっそく中断した作業の続きを始めた。世の中はお盆渋滞真っ盛り。そして雨の予報は外れてクソ暑い。
新しいミラーをボルトナット3か所で留め、コネクタをつないで樹脂カバーを被せるだけなので、接着剤のいらないガンプラやミニ四駆の組み立てに近い。ドアの内側の大きな内張も外す時よりも簡単に取り付けられた。バチバチ音がするので押し込んでいけばよい。作業時間は全体で正味30分くらい。ドアミラーが開閉できることとウインドウがスイッチで上げ下げできることを作業中に確認して終了。作業途中の写真を撮り忘れるくらいスムーズだった。
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新しいミラーを取り付けたところ
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内側トリムも問題なく復元
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ミラーを閉じるとこんな感じ。右は純正の運転席側。違いは小さなフィンの有無程度。

ついでに近所で給油。軽油でもリッター152円もした。栃木県北部の往復時に沿道のGSの価格を見てきたが、どこもニュースで報じられているように高い。トリガー条項はすでに凍結されてしまって多くのドライバーは政府に裏切られた。補助金も漸減中で9月で終了する予定らしい。軽油はまだレギュラーガソリンよりもリッター当たり20円ほど安いが、ガソリンは近いうちに200円台(ある高速SAではすでに越えているらしい)に軒並みなりそうだ。長野県なんて日本全体で最もガソリンが高い地域なので、相当キツイだろうと思われる。
バイクはエストレヤもW800もレギュラーガソリン仕様(ハイオク仕様が一般的な大型バイクの中にあって珍しい)だが、今度給油する時には財布に痛みを感じるだろうなあ・・

バイク通勤(ナビ実験)

空冷エンジンの熱はすごい。信号待ちなど、エンジンをかけながら停車しているのは「股火鉢」を抱えるようでもの凄くキツイ。よって8月8日以降は暑すぎてバイクには乗っていない。

この間、バイクでスマホナビを使うにはどうしたらいいかと試行錯誤してきた。
よくスマホをハンドルにホルダーで括りつけている画像をweb上で観るのだが、昔は出かける前や途中で停車して穴が開くほど地図を見て、頭脳ナビにルートをたたき込んでからスタートしたのが普通なので、運転しながらスマホの小さな画面を見るというのがカッコ悪いと思い込んでいる。ハンドル周りのスッキリ度も低下する。年寄りの戯言、リターンライダーの冷や水に過ぎないが、バイクはある程度スタイリッシュに走るものだ。マシンも、ウェアも。

そういう点では、キャリアを装着することにすら逡巡している。シート後部面積が小さいオフロードバイクで林道ツーリングし、幕営しながら移動するにはキャリアは不可欠だったが、オンロードバイクにキャリアを後付けすると実に野暮ったくなる。シート後方に40Lくらいのダッフルバッグを置いて、はみ出す部分はコンパネを下に敷いて支えるくらいの方が到着後にコンパネを利用できそうだし、それでも荷物が多くなればサイドバッグを左側だけに装着すれば何とかなるんじゃないかと思う。だいたい、ロングツーリングでも移動するのは日本国内なので、必要なものは出先で買ってもよいし、オンロードしか走らないのであれば持って行く工具類もほとんど要らないだろう。

脱線が長すぎた。バイクナビの話。
スマホのアプリは頭脳ナビを補助するものとして位置づけ、スマホはポケットに入れておいて画面は見ず、音声案内だけで移動できないか?音声ナビは、車でも使っている「Yahoo!カーナビ」を使いたい。Googleマップもできなくはないが、ルート選択がマニアックすぎる(わざと幹線道路を外す)し、Yahoo!カーナビの定評は高い。

さらに、カーナビアプリの起動からナビ開始まで全て音声で操作したい。幸い、Yahoo!カーナビは「ねえ、Yahoo!」の呼びかけで行き先設定とルート選択、ナビ開始が可能である。

すると問題はロック状態のiPhone11からカーナビをSiriを使って立ち上げること。Siriなんて今まで真面目に使ったことないぞ!そもそも人前でHey Siriなんて言うの恥ずかしすぎる。家でコソコソと独り言を言ってSiriを立ち上げて操作してみるが、ロック状態からSiriに頼ってロック解除することはできない。したがってアプリを立ち上げられない。つい画面を見てしまうとfaceIDでロック解除してしまうが、画面を見ないようにすると「まず、ロックを解除して下さい」と言われてしまう。

これは事前にロックを解除しておく必要がありそう。さらに自動ロックがかからない設定にしておけばよかろう。スリープ状態から復帰してSiriに呼びかけるためのスイッチと、ヘルメットの中でどうやって音声を聴きSiriに語りかけるかに関わるスピーカーとマイクが課題になった。一番簡単な解決方法はインカムを購入することだ。Amazonでも手が出るくらいの価格で売られているが、インカムをヘルメットに仕込むとヘルメットの扱いに気を使わなければならなくなる。できればヘルメットを外してからも利用できるデバイスがいい。

リサーチすると、世の中にはすばらしい人がいるもので、「
バイクでSiriを活用するための独自研究によるノウハウ集
というウェブサイトが同じような問題を克服している。インカムスピーカーは音質がかなり悪いこと、Air Pod(第2世代)を用いるとさまざまな問題が一挙に解決すること(アップル純正のイヤホンであればHey Siriの呼びかけでSiriが起動するし、音質は向上し、さらにAir Pod Proなら外部音も取り込むことができる)がわかったが、Air Pod Proは3万円近く、価格が高すぎるうえ、カナル型ゆえ電子的に外部音を取り込むというのがどうなんだろうと思いはじめた(実際に試したことはナシ)。上記サイトでは有線のEar Pods(iPhone付属イヤホン)を用いることでマイクを口の近くに配置していて、マイク部分を長押ししてSiriを立ち上げるのではなく、ハンドル近くのスイッチで立ち上げる仕様にしていた。
Siriを立ち上げるスイッチについては上記サイトではiOS13の機能とBluetoothマウスを用いていた。マウスのケースを防水してハンドルに固定し、ハンドル左側にプッシュ式スイッチを延長する工作までやっていて、徹底している。だがこれは手がこんでいる分大げさすぎるし、ハンドルにスマホのみをマウントする以上に仰々しくなってしまう。

ということでスピーカー&マイク問題とSiri起動スイッチ問題が立ちふさがったのだが、結局うまいこと解決できたのである。
スピーカー&マイク問題は、骨伝導イヤホンの購入で解決。
aftershokzAeropexを実店舗で購入した。イヤホンの音質は有線イヤホン>Bluetoothイヤホン(音の圧縮があるため)>骨伝導イヤホンらしいが、もともとヘルメットを被っているのだから高い音質は求めない。それより耳を塞がないでも案内と外音が同時に聞こえることの方が大事だ。マイクは耳元になるので走行しながらSiriに語りかけることは困難だが、信号待ちでは十分いける。さらにこの骨伝導イヤホンは自転車やジョギングでも使えるらしい。スキーでも使えそうだ。実勢価格は18,000円程度。
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Siri起動スイッチは、Amazonでたまたま見つけたBluetoothによる音量・曲選択リモコンスイッチがSiri起動に使えることがわかり、約4,000円で購入した。「TUNAI Bluetooth 5.0 メディアボタン」というもの。英語のマニュアルしかないが、iPhone11であれば内部スイッチをいじらなくても右矢印スイッチを長押しすればSiriが起動する(Amazonのレビューでは内部スイッチを切り替えることでSiriが利用可能とあるが、それは古いiPhoneの場合)。もちろん、音量調整やラジオ・曲の選局や曲飛ばし・リピートにも使え、かかってくる電話にも対応するようだ。腕時計ほどのスイッチは裏面に磁石がついており、ゴムバンドでハンドルに固定した受け皿に吸い付いて走行中でも落下はしない。ひょっとしたらタンクに磁石で貼り付けるのもいいかもしれない。

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骨伝導イヤホンで耳を塞がないとしても、走行中に外部音以外の音をイヤホンを通じて聴くのは道交法上ご法度なのかも知れないが、曲を聴いたりradikoでラジオを聴いたり、信号待ちでSiriに天気予報を聞いたりすることは可能だ。最近のiOSに装備された「ショートカット」をうまく使うと使い道が広がる。職場からの帰りに女房にLINEで短いメッセージを送ることもできる。


その後もう少し左にしてウィンカーのすぐ右に置いた。置き場所がフラットにならないので家具の振動止め(4cm角)をベースに噛ませた。

注意すべきは、上にも書いたようにポケットに入れたiPhoneがロック状態になってしまうと途中の信号待ちでYahoo!カーナビなどのサードパーティ製アプリを立ち上げることができないこと(ショートカットを使ってプレイリストをかけたりLINEで音声によってメッセージを送ることはできる)で、走行前にYahoo!カーナビを立ち上げておくか、走行途中に停車してiPhoneをポケットから出し、ロック解除してアプリを立ち上げておく必要がある(このへんはショートカットのうまい活用によってある程度克服できるかもしれない)。ナビと音楽を併用するとたびたび音楽が遮られ、ナビ音声の音質はかなり低音質であること、ヘルメットを被る前に準備を整えておいた方がパスコードを打たなくていいことなどだろうか。カーナビは目的地近くなってから頭脳ナビのアシストとして用いるのがよいというのが結論である。

バイク通勤を始めた

登山もサイクリングもままならない生活が続いて辟易してきた。通勤回数が少なかった5月までは電車も空いていて不快ではなかったが、6月以降は通勤回数も増えて早朝の電車も混んでいて不快である。どうして東京なんぞにいて仕事に明け暮れなければならないのか、根本的なところから問い直したくなる。

あんまり鬱々と生活していると精神衛生上良くないし、コロナウィルスはどこにも普遍的に存在するらしいので、せめて混雑を避けて通勤できないか模索していた。
最初に使ったのは自転車。シクロクロスバイクで往復32kmを走るのは初夏を迎えるととても辛くなった。毎日この距離を自転車で通勤するのはしんどい上に交通量が多い都会の道で自転車を走らせるのは精神的に余裕がない。

18年ぶりのバイク復活である。2002年までは、地下にバイク駐輪場がある団地に住んでいたのでバイク通勤していた。XR250BAJAが最後の愛機だった。泣く泣く手放して引っ越して後、バイク置き場がないので電車通勤していたが、車の賃貸駐車場の一角に10台ほどのバイク駐輪場があり、余裕がある。電話で確認してみたら、若干の紆余曲折はあったが格安で借りることができた。相場の数分の1の価格である。それが決定打になり、草加のバイク王にほとんど乗っていない2017年最終型のカワサキ・エストレヤを発見。もっと遠くに新車も売っている店があったのだが、自宅から近いところで購入に踏み切った。かなり程度がいいバイクだ。

6月初めからこれで通勤することにした。基本、朝から雨でもバイク通勤している。通勤経路は18年前まで使っていたルート。隅田川手前までは大通りを避けて緊張感無く走ることができる。18年前に比べ、日比谷通りの両脇に高層ビルが多くなったことにあらためて驚いた。風景が変わらないのは皇居周辺だけだ。
今年は梅雨が長引いているので、雨具は必須である。アウトドアウェアは余っているものがあるので、これを利用して雨具とした。以前登山で使っていたモンベルのストームクルーザーはシームテープがダメになっていて往路だけで股間が濡れたので、仕舞ってあったカヤックウェアを利用するが、結構ラッキーなことに走行中に本格的な降りになったことはまだない。

バイクの選択肢としては、最初は原付二種バイクを考えていた。125ccの現行車種ならホンダがもっともバラエティがある。モンキー、グロム、スーパーカブ、そしてハンターカブ。ハンターカブ125の発売がかつてハンターカブCT110オーナーだった私に刺激を与えたともいえそうだが、ハンターカブは6月発売でバックオーダーがすごい数になっているらしい。ADV150というスクーターも関心を持ったが、マニュアルミッションではないバイクというのに踏み切れない。
一概には言えないが、スクーターライダー全般のマナーや、マシンのカスタム具合も自分の趣味に合わず、踏み切れない一因だ。さらに125ccクラスではいざという時高速に乗れないので、できたら150や170という中途半端な排気量が良かった。でもこの排気量で作られたバイクは日本ではほとんど見かけない。すると必然的に250ccクラスになる。

250ccの現行車種にはくすぐられるものがない。ヤマハセローか、ヤマハトリッカーくらいだが、オフロードを乗るチャンスはもうあまりないと思われるのでオンロードバイクでいい。
中古も視野に入れると、地味なレトロネイキッド系バイクはスズキ(ST250e)にもホンダ(CB223)にもあるのだが、一番息が長く作られてきて、仕上げの美しさが目立つのがカワサキ・エストレヤだった。
エストレヤというバイクは初心者向け、身長の低い女性向けといった位置づけがあったかもしれないが、ロングストロークエンジンで味わいがあって、非力なマシンが好きな私にとってはとてもよい選択肢だった。何せインジェクションタイプは最高18馬力しか出ない。昔の125cc並の出力だが、カタログデータだけでバイクは語れない。動画サイトなどを見るとエストレヤの魅力を語っているものが多いのにうなずく。
唯一の欠点は発進が遅いことで、昔の原付バイク並だ。信号待ちからのスタートではだいたいどのバイクにも負ける。特に最近の原付二種スクーターのダッシュ力はすごい。かつてXRで信号待ちしている時にはどんなバイクにも100mダッシュだったら負けなかったのに・・

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img_4623ヘルメットはショウエイのex-zero。ゴーグル装着で。

バイクは扱いやすいサイズ、排気量などを考えると126〜250ccが一番だと思っている。大排気量バイクでは通勤には不便だし、ツーリングでは停りたくなくなる。
景色をのんびり見ながら田舎道を走るのが好きだ。30〜60kmで気持ちよくなるバイクがエストレヤだった。シートはさすがに低すぎてヒザが余る状態なので、純正の「レトロシート」を別途購入して付けた。座面が4cm上がって快適である。

平地でも紅葉真っ盛り

雨の週末、短時間だけ那須塩原へ。近くの大山公園の紅葉はさらに進み、真っ盛りだった。
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今回、行きは谷和原からずっと下道で、帰りは日曜日の夕方渋滞が起こる前だったので高速を使った。
もう12月が近づいてきた。志賀高原では熊の湯がうっすらとした人工雪でオープンしたらしい。

連休の遠出はやーめた!

5月3日、12時少し前の関東圏渋滞状況。これでは出かける気にもならない。

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今年の連休は大型になり過ぎた。大型連休についてはいろいろ言いたいことがあるが、控えておく。
最初は渋滞予測を見て間隙を縫えば鳥海・月山・燧ケ岳3連チャンができるかと思っていたのだが予想は甘すぎた。
行きも帰りも渋滞につかまるのでは、あちらで宿泊先も見からないし、車中泊の場所もグッドコンディションとは行かないだろう。これなら連休中は我慢して出かけないほうが得策だ。
近所で自転車に乗るか、散歩でもしてお茶を濁すことにする(すでにそうしているが・・)。

福島第一原発に接近

こどもの日、日帰りで南相馬まで往復してみた。

昨年秋から「帰宅困難区域」に指定されている大熊町や双葉町、浪江町を国道6号線で通過できるようになった。生身をさらす徒歩や自転車やオートバイではダメで、四輪車のみ通行が認められている。自分の目で福島第一原発近くの様子がどうなっているのか実際に見てみたくて、行ってみることにした。

常磐道を広野で下り、国道6号で北上する。まずJヴィレッジの脇を通る。子供が小学生の時に合宿でここへ連れてきたことがある。さらに北上すると楢葉町の道の駅が警察に使用されていた。

福島第二原発近くを通過、常磐線の富岡駅は立ち寄れる区域なので、国道を逸れて寄ってみた。
駅舎はなく、津波が襲った時の被害がそのまま周辺の建物に残っていた。ウェブのストリートビューでは駅ホームの屋根が残っていたり、階段が半壊のまま写っているが、すでに解体されて一面更地になっていた。
無残で悲惨。もう4年も経ったのに、言葉が出ない。

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富岡駅南側の建物

国道に戻って、さらに北上する。まもなく国道両脇のガソリンスタンドやらカーディーラーやらコンビニやら、建物はあるのに人気が全くない、というエリアに入る。帰宅困難区域なのだ。全ての建物や脇道には折りたたみ可能なフェンスがつけられていて、道路に面した住宅には厳重なバリケードが施されている。脇道のフェンスの前には警備員が立っているが、彼らはマスクはしているものの防護服は着ていない。線量は0.2〜5.5マイクロシーベルトと高速道路に表示されていたが、長時間の仕事を防護服なしでやり続けられるのだろうか?

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閉鎖されガードされたスタンド。当然歩道に人なし。脇道へは曲がれない。信号機は黄色点滅が基本。

当然ながら、周辺の田んぼや畑と思しきところは全く手が入っておらず、荒れるに任せている。除染ではぎ取った表土などが真っ黒な袋に入れられて積み上げられている。道路脇にはそこかしこに「帰宅困難区域」という表示がある。並行して走っている常磐線の線路も当然使われていない。国道の交通量も極めて少なく、警察車両がよく通るし、バスとすれ違うとフロントガラスに「1F直行」と紙が貼られている。第一原発の作業員を乗せるバスだ。国道は第一原発の西1kmほどのところで最接近する。丘になっていて原発の状況は見えないが、多くの作業員の人が日夜戦っている・・国道脇の「原子力運送」という看板がとても空しい。

浪江町を抜けて南相馬市に入るとガチガチのガードが緩くなった。小高区の海岸近くまで行ってみる。
田んぼや畑だったところは津波で壊滅し、住宅があったところも土台しか残っていない。海岸まで2km以上は何もない原野に帰ってしまった。小高駅近くの商店街もほぼゴーストタウン化しているが、わずかながら人は見かけるし、駅前でアンテナショップが開いていた。

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小高地区
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小高地区の海岸近く

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小高駅

10時30分、南相馬市の中心まで来た。がぜん車が多くなり、歩行者や自転車に乗った人々も見かけるようになった。帰宅困難区域から10kmほどしか離れていないのに・・道の駅ではこどもの日のイベントがあって駐車場は満車、子供の歓声が聞こえている。ものすごいギャップを感じる。道の駅の食堂で「浪江やきそば」を食べて帰路につく。

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再び海岸近くを走ってみるが、バリケードに阻まれて国道に出る。ネット上のストリートビューで見られる場所を無条件で走れるわけではないようだ。

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同じ国道6号線を広野まで走るが、なるべく目に焼き付けるようにしたつもりだ。行きも帰りもそうだったが、体に寒気が走る。実際に目にしても理解を超えるような場所で、すぐに腑に落ちるような景色ではない。

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早めに帰路についたので、全く渋滞なく東京へ戻ることができた。たった200km離れたところで起こった現実とは東京の様子はかけ離れていた。ここまで書いても、うまく言葉にすることができないもどかしさがある。

江見のマンション下で波にもまれた

平日SUP。私がお願いしてオオタガキさん、笠原ご夫妻と江見の京王マンション下で9時ころから12時まで波に乗った。

左右に岩があってちょっと緊張させられるロケーションだが、特に危険なことはなかった。
柔らかいインフレータブルボードに硬くて鋭利なフィンはよくないなと思ってソフトフィンを奮発して買い求め、装着して出た。

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外房のパワーのある波だが、最初のうちは元気だったせいか結構乗れた。しかしまだまだ成功率は低く、乗ろうとして乗り遅れたり、強いスープでひっくり返ったりの連続である。それでも楽しい。次こそは!と頑張れる。

しばらくして、バランスを崩して波にパドルを入れて支えたら、借り物のウッドパドルがポッキリ折れてしまった。ああ!オオタガキさんのアルミ製パドルをお借りして事無きを得たが、オオタガキさんがいらっしゃらなければ開始30分で今日は終わりだった。

最後はメロメロ。人が少なければいいポイントだ。

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撤収して、近くのスーパーで弁当を買ってスーパーの休憩所で食べてから帰路につく。睡魔との戦い。京葉道路が渋滞していなくてよかった。

カーラジオが突然壊れてしまい、ウンともスンともいわなくなってしまった。ドライブしながらラジオが聴けないのは大変苦痛。帰りにカー用品店によって適当なオーディオを取り付けてもらう。ずいぶん余計な出費になってしまった。

ウロウロしただけ

早起きはしたんだが、出かけるかどうか微妙な雰囲気。午後から降雨の予報なので行くなら短時間で楽しめるSUPである。
降りだす前に行ってみるかと8時近くになって出かけてみる。とりあえずの目的地は岩井海岸。9時過ぎにたどり着いてみたら・・・

潮が引ききっている上に水上バイクが海岸に20台くらい停めてある。砂浜を走り抜ける自動車も・・これはイカン。こんなところで遊べないよ。

で、保田に行ってみるが当然波なし。じゃあってんで長挟街道で鴨川経由、鵜原行き。
途中、鴨川のマルキの様子を運転しながら見たら、すっげーサーファーの数。オホーツクのアザラシもこんなにいないぞ!

とーぜん、鵜原も車と人が多く、こんなゴチャゴチャしたところで初心者が入り込む余地はない(とはいえ、ここは初級者が多そうですが)。4人くらいSUPに乗っている人がいたので、20分ほど見学して立ち去る。やっぱ平日がいいや。

結局房総半島ドライブで終わりそうだが、帰路は金曜日に走った道を使ってみた。これがなかなか快走ルートで、道幅は房総半島内陸部特有のものだが、信号がほとんどない。対向車も少ない。山の中から平地に出たらすぐに木更津東インターに直結である。これから鵜原に行く時はこのルートで行くことにしよう。金に糸目をつけずに高速をフルに使えば、2時間弱で到着できそうだ。

結局昼過ぎに帰宅して仕事。今度の木・金は、仕事をやっつければ行けそうな気配。

鵜原でちょっと波に乗った

金曜日の天気が予報以上に良かったので、午前中の仕事を適当に放り投げて外房の鵜原海岸へ向かった。午後から笠原氏がSUPやるとのことなので、電話したらもうご夫妻で向かう途中だという。

11時30分過ぎに出て、市原インターから大多喜・勝浦経由で到着は14時。笠原氏ご夫妻はひとしきり遊んだ後らしい。そしてなぜかオオタガキ氏が波乗りしている。聞けば、お昼前に来て乗っていたらしい。偶然とはいえ・・

自分も急いで準備して始める。さすがに岩井と違って波は厚く、また波に追い越されてなかなかテイクオフできない。
悪戦苦闘して何度もひっくり返り、ようやく1時間経ったころに気持ちよく2〜3本乗れた。
オオタガキ氏、十分遊んで15時前に帰路につく。

今回、安物のFCS対応フィン(3枚で1980円!)を装着して乗ってみた。違いはよくわからないが、デフォルトのフィンよりは深いので波乗りにはいいはず?だ。笠原氏もその程度の安物で十分という。どうせ高いものを買っても違いがわからず、フィンは折れることもあるので安物で十分だ。そもそもインフレータブルSUPだし・・・

31wqyofN-gL._SL500_AA300_通販で買った安物フィン

平日で波は独占状態、乗り放題なので笠原ご夫妻が帰路についた後も16時まで頑張ってみた。
上がるころ、ビキニの上にウエットフルスーツを着たおねいさんサーファーが2人入ってきた。

帰りは上総興津から初めて走る県道で久留里に出て、木更津東から京葉道路、東関東道、いつもの湾岸市川から今井街道で18時45分着。
もっと乗れるようになりたいものだ。

SUP乗り比べ

お誘いに乗って、また岩井海岸へSUPをやりに行った。

カヤックでお世話になっているYoshidaさんがインフレータブルSUPに試乗するとのことで、私とオオタガキさんがお邪魔したのである。

8時30分ころに集合場所に着いたら、すでにお二人は到着済み。そのうちリジッドSUP2枚とシットオンカヤックを持ち込んできた5名ほどの集団が交替で水上に浮かび始め、ボーッと眺めているうちに笠原ご夫妻が到着。

笠原氏が持ってきたStarboardのASTRO(10whopperと11.2)および私のISUP(10.6 C-Mac ATB)、オオタガキさんのSamoaを4枚並べ、揃ってポンピング。15psiの気圧に達したかと思いきや、納品時の失敗をまたやらかしてしまって激しく空気が抜け、再度ポンピング。片づける時に気をつけていないとこれからも何度となくやらかしそうだ。

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ASTRO2枚

その他にリジッドボードとしてStarboardのFisherman(11.2)、オオタガキさんのリジッドボードと、計6枚のボードを5人で取換えながら水上に浮かぶ。iSUPに一番近いのはASTROの11.2だった。安定感は後者の方が一枚上だ。さらにFishermanは釣り用ボードだけあって、ものすごい安定感。YosidaさんはASTRO11.2とiSUPがフィーリングが合ったようだった。

波はほとんど立たずに初級者向けだったが、12時過ぎまで遊んで終了。またまた住吉飯店で遅い昼食をとって、帰路についた。京葉道路もアクアラインも大渋滞で、下道の交通量も多かったが、千葉市内渋滞を耐えながらずっと下道で18時に帰着。よく遊んだ。

雨降り前にカヤック&SUP

どうやら週末は雨降りらしい。
金曜日はギリギリセーフ。一人でSUPしにいくか、カヤックを漕ぎに行くか、乗り物の選択肢が増えるといろいろ悩みも増える。結局、吐月工房氏からのお誘いがあったので三浦へカヤックしに行く。ツーリングが終わったら吐月工房氏にSUP乗ってもらおう。

ということで宮川に7時20分ころ到着して、カサラノを組み立て、吐月工房氏といつものコースを漕ぎ始める。ひっさしぶりに安房崎までおとなしい海況。例のごとくすましと海岸でペットボトルを中心に拾って、長津呂から三崎港の西側を通って諸磯まで往復して、三崎港内を通って帰ってきた。平日なので釣り人も少なく、港に出入りする漁船も少ない。ただ、赤羽根海岸近くで自作ウッドカヤックに乗った方とすれ違った。

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いつもとちょっと違う場所で

今回、先日購入したREEDのアクアサームスプレースカート(サイズ:キーホールB)を試してみた。ツーリングでは非常に使い勝手がよいが、装着時に相当延ばしながらになるので、横方向の引っ掛かりが浅い。ロールをすると、横から外れてしまう。これは誤算だった。もう少し使ってみるが、ロールする場合にはネオプレンのスカートの方がいい。コックピットにかなり水が入るので、ロールは左右含めて4回くらいで止めてしまった。

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うーん、ロールには支障ありとは参った

カヤックと拾ったゴミの袋をいったん駐車場に持ち帰ったら、なんとスクーターでbaron-papaさんがいらしていた。先日登山の足として使われていたヤマハのマジェスティだ。私はカサラノを乾かしつつ、iSUPのポンピング。

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昔のマジェスティからはだいぶ進化してるんですね・・

baron-papaさんがカヤックを組み立てている間、ロール練習した入り江でSUPに乗って遊ぶ。波は全くないので、浅瀬で足を前後に開いて左右にターンしてみた。結構いけるが、利き手利き足の関係で左回転がやや難しいかな?吐月工房氏にも乗って頂いた。

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おっとっと
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ちょっとした遊びだったので便所サンダルを載せて漕いでみた。
岩場で真面目にやる時は便所サンダルは×。

戻ってみたらbaron-papaさんのカヤックが組み上がり、城ヶ島一周に出発された。こちらは遅めの昼食を摂り、のんびりしていたらbaron-papaさんツーリングから帰還。3人でバイク談義をひとしきりして、15時過ぎに解散。

New Norimono,iSUPが来た!

昨年から待ち焦がれていたiSUPがついに手元にやってきた。

納品がてら、笠原氏、オオタガキ氏と岩井海岸で波乗り。
とはいえ、スモールコンディションで初心者にとってはうってつけ。
おまけに予報がうまく外れて晴れ上がった。
インフレータブルSUPの最初の儀式はポンプ作業。15気圧まで入れると、汗が若干浮いてくる。
やっと仕上がったかと思ったら誤ってバルブを空けてしまい、やり直し。

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最初は小学生でも楽ですが、圧が高まるにつれ大人でないと難しくなります

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インフレータブルボードとリジッドボード(ぱっと見区別つかない)
インフレータブルでもきれいなロッカーがついています


その後、しばらくクルージング。何となくの感触だが、オオタガキ氏から今まで拝借していたインフレータブルSUPのセヴィラーと、先日試乗してみたアストロの中間的な操作感があって非常によろしい。直進性と回転性がうまくバランスされている感じである。笠原氏、オオタガキ氏にも乗って頂いたが、なかなかよいとのこと。特にオオタガキ氏からは、軽くてよく進むとのありがたいインプレ。長く待った甲斐があったというもの。

小さな波に乗ってみる。最初はうまくいかなかったが、だんだん慣れてきて、シッティングでスープに乗ったり、一番調子が出てきた11時ころには立っても何度か波に乗れた。ボードのおかげなのか?思わずニンマリしてしまう。

12時過ぎまで約3時間近く遊んで、いい加減疲れたので終了。勝山の住吉飯店で暑い中熱い中華を食べて解散。帰りは京葉道路の渋滞はじめで、なんとか16時台に帰ってこれた。

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食べかけチンジャオロース丼

さあ、これから新しい相棒に慣れるために足繁く練習に行かねば。

鵜原で波にもまれたけど寒い!

セタスの笠原氏から、注文してあるのとは別のインフレータブルSUPボードの試乗をしてみないかというお誘いを受けたので、いそいそと外房へ向かった。朝から一日中雨で、寒い一日だった。

集合が鴨川漁港朝8時というので、5時起きして市原SAでトイレに寄って7時30分過ぎに着いた。東京からずっと雨である。しかも予報は真冬並に寒いらしい。こんな時に海に入るのはちょっと勇気がいる。

笠原氏とお誘いしたオオタガキ氏の3台で鵜原へ。しとしと雨が降る中、ウェット(アンダーにサーフ8のジョンを着て、リーフブーツを履く)に着替えて果敢に入水。最初はそれなりに暖かく感じる。

試乗ボードはスターボードのアストロ。10フィートで、かなり幅広だ。ロッカーもしっかり入っている。が、ヘタクソな私が乗ると回転しやすく、立って漕ぐのはいいが波なんかぜんぜん乗れない。乗ろうとして漕ぎ始めるとふた漕ぎで横向きになってしまい、持ち替えると波が過ぎてしまう。そのうちドボン。一度落水すると、もう何度でも落水してやる、という気分になる。そのとおり何度もコケた。

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手前がアストロ

リジッドボードに乗る笠原氏、自前のインフレータブルボードを持参したオオタガキ氏はさっそうと波に乗っているのだが、こちらはぜんぜん乗れず。あげくに沖から来る波を乗り越えようとしてバランスを崩し、ボードの先端をパドルを握った拳で思い切り殴ってしまい、その時に指の皮がすりむけて出血する。同じことを繰り返して右手の小指と人さし指の3ヶ所ほど擦りむく。おまけに薬指は打ち身でどす黒く変色した。擦りむいたところは出血する。海水なので滲みはしないが血が止まらず、痛い。やはり寒いのだから手袋はした方がいい。ケチってパドリングミトンを着けてこなかった代償だ。

ボードを3人で取換えたりしてみるが、そう大きな進歩はない。強いて言えばオオタガキ氏のボードは過去に借りて漕いだことがあり、そのためか2度ほどスープに押される感覚があったけれど、ほとんどの時間は波乗り以前の問題である。

そのうちサーファーも入ってきて、SUPの人も一人入ってきたのだが、その人が波をかなり横に広く使うので初心者としてはだんだん遠慮がちになる。だが別に私が悪いことをしているわけではない。

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だいぶ人が来ました。一足先に挫折です。

いっこうに乗れないのと、寒いのがしんどくなってきて、自分にはSUPの素質はないのか、と思い始める。そしたらとたんに頑張る気がなくなって、止めて上がることにした。それでも12時少し前。何度もくじけたにしては頑張った方ではないか?

暖かくなったら、内房でクルージングすることが優先だろう。外房で波に乗るなんて、まだまだ先の話。

3人で興津のラーメン屋で昼を食べて解散。久しぶりに久留里から市原インターまで下を走った。どんどん雨足が強くなってきた。

岩井で午前練

オオタガキ氏が日曜日に内房へ遊び道具を持って出かけるというのでまた便乗させていただいた。今回はYoshidaさんも一緒で、3人でSUPの朝練をやってからカヤックを組んで漕ごうというもの。

集合予定の勝山海岸が釣り人でいっぱいということなので、朝8時過ぎに岩井海岸で集合。もうウエットを半分着ているので、まずはカヤックを組み立て始めた両氏に断って先にインフレータブルSUPをお借りして少しクルージング。風もなく波もなく、クルージング日和である。海岸線を岩井袋港口まで漕いで、戻ってくる時にあえて磯の中を漕いでみた。面白い。インフレータブルSUPはカヤックよりも磯場探索向きかもしれない。でも、波があまりないことが前提。

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カサラノデッキバッグを取り付けてみた
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磯場の狭い水路に入ってみた

戻ってきたらオオタガキ氏がSUPに乗って出てきており、YoshidaさんがK1で海上に出てきたので、YoshidaさんとSUP交替。ちょうどそのころ引き潮が始まって少し波が立ち始めたので面白くなってきた。K1を借りてロール練習してみるが、コックピットがカサラノよりだいぶ深いせいか、調子よくロールできない。結局沈脱、リエントリーをせずに自分のカサラノを組み立てることにした。K1の船内に入った水をおおかた取り去って、10時にカサラノを組み始める。SUPに乗っている両氏は波乗りに興じている。

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K1のYoshidaさん

ちょうど30分でカサラノを組み終え、ロール練習。おお、やっぱりカサラノは回りやすいや。左右スタンダードロール、右ロング(ブレイス)ロールをやって、バックスイープや前屈系のロールの練習もしてみたが、もう少しのところで失敗。なんかバックや前屈系の成功率が最近下がっているような気がする。バックアップのロールもうまくいかなくて息が続かなくなり、沈脱してからフロートを使ってリエントリーロール。いろいろ試してみると練習になる。

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乗り換えました

再びSUPで波乗り。2回か3回くらい小さな波のスープに押されてスタンスを前後にして乗ることができたが、ちょっとうまくいったと思うのは乗って何度も何度もチャレンジするうちの15秒くらいか。それでも面白いし、過去の練習に比べだいぶ乗れるようになってきた。

最後は3人とも各々のカヤックに乗って波乗り。こちらのほうが経験が長い分、みな波に乗って楽しめている。波打ち際で横波を喰らってひっくり返ることも2度3度あったが、ロールでリカバリーできるのですぐにアウトサイドへ出られるのも嬉しい。

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オオタガキさん

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富山をバックに波に乗る

ってなことをやっているうちに12時を回る。カップルがサーフィンとボディボードを持ってきて入ってきたり、ロングボードで釣りをやる方が一人入ってきたのと入れ替わるように終了。

暖かい小春日和なのでびしょぬれのカヤックを適当に乾かし、撤収完了は13時過ぎ。3人で住吉飯店におもむき、美味しい中華をいただいて解散。

帰りは時間もあったので、木更津金田まで一般道を走ってアクアライン経由で帰ったが、大六海岸にカフナを主とする5艇くらいのカヤックが上げられていた。乗り手はどこかへ出かけているようで姿がなかった。何だろう、どこかのツアーかな?
16時過ぎ帰宅。大相撲九州場所の初日を半ば朦朧となりながら観戦。

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ともにオオタガキ氏撮影。感謝

一日経って・・肩まわりと二の腕、ハムストリングの筋肉痛になりました。もちろん、筋肉痛はSUPによるものです。

岩井で朝練

オオタガキ氏からお誘いがあったので仕事を早めに仕上げて内房の岩井海岸に向かった。8時30分に道の駅で合流。風は北風だが、岩井袋との間の小山が風よけになって快適。

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釣り人以外に誰もいない・・

9時からインフレータブルのボードをお借りしてパドリングの練習をしながらクルージング。オオタガキ氏は最近購入されたリジッドのボード。

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リジッドボードにも乗ってみた。結構操作しやすい板だ。

しばらく漕いでいたらそれなりに慣れてきた。妙なうねりもないので前回よりもはるかに楽だ。
小さな波に乗ってみたり、わざとバランスを崩して耐えてみたり、考えられることをいろいろ試してみるうち、あっという間に2時間以上経ってしまった。

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乗りながら影を写してみた

短時間でも全身運動なのであまり長くは続けられず、11時終了とする。片づけてから、勝山商店街の住吉飯店に寄ってみた。いままでカヤックツーリングの途中に上陸して食べようと思っていた食堂だが、初めて来店できた。美味しくランチをいただき、帰路につく。さすがにこの時間だと渋滞もなく、君津から高速に乗って行きと同じく京葉道路で戻ってきた。

太海浜で波にもまれた

3年ぶりにSUPに乗ってみた。カヤックでいつもお世話になっているYoshidaさん、同じくオオタガキさんと一緒にセタスのSUP講習を受講である。ただし、オオタガキさんはもう1年前にご自分のインフレータブルボードを手に入れ、足繁く練習に通っておられる上に、最近リジッドのボードを手に入れていそしんでいる。

私も近々インフレータブルボード、iSUPを入手する予定なので、ボードはオオタガキさんのものをお借りして漕ぐことにした。場所は南西風が昼前後から強くなる予報なので、外房の太海浜である。

昨年はウェイブスキーに入れ込んでいた私だが、ウェイブスキーは波があって初めて楽しめる(波がなくては楽しめない)マリンスポーツで、SUPは波があってもなくても、また湖でも川でも運河でも楽しめる。もともと波乗りの素養がある人間ではないので、クルージングができればしばらくは十分楽しめるはずだ。コンパクトになるインフレータブルボードなら、あまり場所を問わず、またフォールディングカヤック以上に手軽に水上に出ることができ、カヤックを組み立てるのが面倒な短い時間でも楽しめそうだ。奄美に行っている時にウェイブスキーからSUPに乗り換えようと思った。

以前一度乗っているからといって、スキルが蓄えられているわけではない。全く初めてという状況と何ら変わりはない。体重をかけると足下が若干沈み込むインフレータブルボードの違和感を感じつつ、シッティングでの漕ぎはまあまあだが、立つととたんに厳しくなる。うねりも入ってきている状況なので、初心者にはなかなかバランスをとることすら難しい。つい体が硬くなってしまい、なんでもないところでドボン。再び乗ったはいいが何もできないままドボン、の繰り返しが最初続いた。3年前の岩井海岸よりも乗れない。ウェイブスキーのように体が固定されているとロールという技が使えて体力消耗を避けられるのだが、リーシュだけでつながっているボードでは再乗艇しかリカバリーの手だてがない。ひっくり返りそうな時にもう少しパドルを使ってリカバリーできればいいのだが。

Yoshidaさんは今回初めてだが、この不安定な海面の中でしっかり立って漕がれている。さすがである。
ちなみにYoshidaさんが使っていたボードに乗せてもらったら、私は全く何もさせてもらえなかった。リジッドのボードとインフレータブルのボードはかなり乗り味が違う。

体を柔らかくして乗るのが第一歩ということでアドバイスを受けたら少しは立ち続けることができた。それでもパドルを持つ腕には力を入れられず、前進するのもおっかなびっくりでとろい。下半身の筋肉が緊張気味になってしまうので、前日の登山で筋肉痛になった部位や、痛くなったヒザに負担がかかる。

そんなこんなで波乗りなんてできるはずもなく、ボードの上に立つこと、恐る恐るでも漕ぐことだけに専念したのだが、水中に落ちることは数えきれず。再乗艇はカヤックよりも楽だが、何度もやっていると体力を消耗する。9時過ぎから初めて12時過ぎにかなり疲れて終了。

駐車させていただいたペンション・オールウェイズさんで美味しいランチをいただき、マッタリして3時ころ帰路についた。君津インター手前の一般道渋滞をかわし、アクアラインの方が渋滞が軽かったので久しぶりにアクアラインを通過した。事故渋滞とトンネル内部の自然渋滞も比較的軽く、17時に帰宅。

先が思いやられるが、経験を積むことが大切だろう。自分のボードが来るまで、オオタガキさんに甘えて練習させていただこうか・・

近況

4月に入っても外遊びがめっきり減っている。日曜日など、選挙も続いて出かけない週末が圧倒的。でも知人のフラメンコ発表会など見に行って充実した休日は過ごしている。震災被害者に比べれば天国のような、申し訳なくもありがたい日々である。

例年だったら春山スキーに出かけるところだが、なんだか今シーズンは大地震以後気持ちの上でスキーは終了してしまって、雪山が恋しくない。毎年出かけていた連休明けの代休で乗鞍や燧ケ岳などに行かれれば最高だが、今年は連休に仕事が入らず、カレンダー通りの休日になってしまったために代休もない。例年に比べて人出は少なかろうが、やはりそこは大型連休でどこに行っても人だらけだろう。ってなことを考えていたら、先日火打山は高谷池ヒュッテの便所掘りボランティアの方がスキーで下山中に日の当たらない西面のアイスバーンで滑落して一人死亡、一人大けがという情報を知った。ご冥福と早い回復を祈りたい。まだまだ斜面によっては雪面は硬く、例年よりも高山帯では春の訪れが遅いようだ。気合が入らないまま山に行っても手痛いしっぺ返しを喰らいそうな気がする。

しっぺ返しといえば、先日スケートに行って恥ずかしいコケ方をして右足首を捻挫してしまった。屋内の氷だって油断していれば痛いプレゼントをくれる。軽い捻挫なので歩行に支障はないが、階段の上り下りの時に痛い。さらにライト級のぎっくり腰もスケートの前日にやってしまった。こちらは大事には至らず今はほぼ解消している。極端に体組成計の数値が悪くなっているわけではないが、運動不足の負のスパイラルの入り口だ。

海も、千葉外房は地震・津波が起こった時のことを考えるとまだ敬遠したい。ウェイブスキーは棚上げ状態。カヤックで内房か三浦ならまだしもだが、東大地震研が言うようにまだ関東地方でマグニチュード7クラスの余震の可能性があるというのでは腰が引ける。いま行くなら西伊豆だが、ちと遠い上に連休中は渋滞地獄必至。西日本へ遠征するには休みが少なすぎ。

八方ふさがりな感じがするが、タダでは転ばない(転んでないけど・・あっ、スケートで転んだか・・)。自転車があるではないか。

10年間ずっとノーマル仕様だった2001年モデルのフォールディングバイクBD-1に、今さらながら少し手を入れ始めた。ハンドルグリップ(エルゴン)、ペダル(ミカシマ)、サドル交換(スペシャライズド)、前後サスペンション(サイクルハウスしぶや)の交換をして、ライト類を補強し、ちょっとしたポタリングなら快適になってきた。都内の走行なら連休中でも交通量が減って最高だ。そろそろタイヤ、チューブ、リムテープも交換したいが、まだ使えそうなのでもうしばらく使うつもり。BD-1を電車にのっけて、ものすごく久しぶりに輪行ってのもいいかもしれない。

自転車に手を入れ始めると止めどない物欲魔王が憑依することもわかった。BD-1はまだできればハブ・リムなどの足回り交換や変速9速化くらいはしたくなっている。原形をとどめないような、あるいは完成車がもう1台買えるほど湯水のように金をつぎ込む改造はするつもりがない。所詮小径車は小径車で、いくらスピードを追求してもロードレーサーにかなうはずもない。長距離もつかれるし。輪行するにしても、電車から降りてちょこちょこ観光するような走りを前提にすれば、結局小径車には「分相応」な改造しかできない、と思っている。

ということで、700cのタイヤを履いた自転車が無性に欲しくなってきた。かつてはFELTのクロスバイクも乗っていたのだが、息子の往復40kmの通学用に譲ったら盗まれてしまった。今度はもっと旅指向の自転車が欲しい。

ということでつらつら考えて出た結論は、スポルティーフ車である。ランドナーというタイプのツーリング自転車があるが、そこまでヘビーなものは追求しない。キャンプ道具を一式持ってロングツーリングをするのを目的とはせず、もう大人なので宿泊施設を利用してせいぜい1泊か2泊の自転車ツーリングがいい。スポルティーフはランドナー的な旅指向の自転車だが、ロードレーサー並の大きくて細いタイヤを履き、スピードが出せる快走車である。帆布製フロントバッグとサドルバッグ程度を装着し、身軽に速く移動できる。

フレームは今風ロードレーサーのようなアルミorカーボンのスローピングフレーム・ハデハデ塗装ではなく、単色塗装とメッキのシンプルなクロモリフレーム。トップチューブがホリゾンタルで、細身のシルエットがレトロで美しく、帆布製バッグが似合う。雑誌で見て惚れ込んでしまった。

素人なのでまずは完成車を探しだし、
近所のスポーツ自転車専門店で相談してみる。スポルティーフ、と言ったら店主の反応がグッと変わったのが見て取れた。調べた完成車の値段を告げたら、セミオーダーでもそのくらいの値段でできる、という。え?セミオーダー?地獄へのお誘いとも言える甘い言葉である。私だけの自転車・・・そんなことをしてしまっていいのだろうか?

結局、考えた末にセミオーダーに踏み込む。フレームは体のサイズを測った上で埼玉の
ロイヤルノートンのスタンダードフレームに決定。フレームカラー(キャンディオレンジ)を指定する。ビンテージパーツには全く詳しくないこちらからの注文は、

○こんな時期なので、極力日本のパーツメーカーのもので組み上げる。ベースはシマノ105クラス。日東、タンゲ、ミカシマ、スギノ、本所などのパーツで。
○現在製造・流通しているパーツで組む。スポルティーフなので走行性能優先だが、変速レバーはWレバー(レバーだけはシマノの、なな何と最高級コンポ・デュラエースになる予定)で手元変速にはしない。
○輪行ができるよう分解可能な構成に。前後フェンダーは分割式。

というものにした。まもなく店主からメールが届き、添付ファイルで部品構成と見積もりが明らかになった。完全にレトロな風貌ではないが、素人の私には十分すぎるくらいのパーツだ。見積額も予算を少々超え、かなりいい値段になってきた。それでもフロントバッグをはじめ、サイクリングに必要なグッズは計上されていない。うーん、危険水域だなと思いつつも、安物パーツで後悔はしたくないし、これが多少でも日本のモノづくりに貢献できればというこじつけで自分を納得させる。

納期は約1ヶ月後。フレームの在庫はあるそうなので塗装さえ済めば組み上げは早くなるかもしれない。それでも完成は連休明けになることが確実だが、すぐ近くの荒川サイクリングロードから走り始めようと思っている。帆布製のフロントバッグ、値が張るがこれもオーダー、という手がある。最初はオーストリッチ(これも足立区)の安めのものにしておくか、浅草や吉祥寺のオーダーバッグを発注するか?少しじっくり考えたい。あー、想像するのって楽しいなぁ・・

ということで、近況は自転車のことばかり考える毎日である。
おっと、大相撲五月技量審査場所も見捨てずに観戦に行かなくては!

南房総・墓下で波にもまれた

今年最後のアウトドアアクティビティはウェイブスキー。まだボード購入の決心がつかない状態だが、今回もセタスでボードを借りて波に乗る。

朝9時、鴨川前原海岸でカサハラ氏と待ち合わせ。30分ほど前に到着して波を観察するが、テトラに向かって右手は浜直前でないと波が割れず、左手はサーファーが大勢波待ちしていて一つの波に一度に7人くらい乗っている状況。初心者の私には不向きの感じ。

まもなくカサハラ氏到着。奥さんの美夏さんもご一緒である。しばしの相談の後、和田方面へ移動することに。結局、墓下ポイント(お墓下の駐車場は500円なり)で入る。カサハラ氏はSUP、美夏さんはウェイブスキーで、今日は美夏さんから手ほどきを受けることになった。

ウエットに着替えるが、寒そうなのでアンダーとしてsurf8のジョン、薄手ラッシュガードを着用。

広い砂浜でストレッチして、海に入る。何とかなりそうな水温ではあるが、波が不規則でなかなかゲティングアウトできない。美夏さん・カサハラ氏は何の苦労もなく出て行くのだが、たぶん5分から10分くらい出るのに悪戦苦闘していたと思う。ようやく出てみると、乗れそうで乗れない波。せめてスープに押されてみようかと思うが、スープがすぐになくなってしまい、まったく乗れないうちに沈すること数回。ロールで起き上がる。ひっくり返ったのは2時間30分くらいの間に全部で7〜8回だと思う。ベルトをまったく外さずにすべてロールで起き上がったのは収穫だが、波に乗れないのでは落ち込む一方。グチャグチャの波で腹筋・背筋を酷使した。

「沈ばっかりでぜんぜん波に乗れませ〜ん」というと、美夏さんは「サーファーもだれも乗れてないから」と言ってくれた。確かに、ちゃんと波に乗っている人はほとんどいない。カサハラ氏のSUPもいつになく転覆が多そうだ。それでも美夏さんは何度もしっかり波に乗っていた。さすが日本でも指折りの乗り手だ・・

お昼近くになって風がだいぶ出てきて寒さを感じるようになったので、上がることにする。最後の最後に波打ち際でスープに押されるのを体感できた。「乗れた」のはこれだけである。

ほとんどロール練習になってしまい、ちょっと無念さが残る練習だったが、お褒めの言葉も頂いたのでよしとしよう。

近くのそば屋で冷えた体を暖め、帰路についた。渋滞はほとんどなし。
来年は上達したい!バランス感覚をさらに鍛えないと。

白浜で波にもまれた…

セタスのBKPツーリングが台風で中止になり、代替プランとしてSUPかウェイブスキーの講習となった。希望して参加したのは先週と同じく私と、台風で四国遠征を断念せざるを得なかったオオタガキ氏の2名。

9時30分に保田に集合するも、内房はすでに波がない。往路のアクアラインでは北風8mだったのだが、打ち消されてしまったようだ。岩井も見たが、若干のサーファーがいるものの波はなく、つまらなそう。ということで先週に引き続き平砂浦へ。しかし平砂浦の道の駅駐車場はサーファー車でいっぱい。状況を見に行ったカサハラ氏によれば、あまりよろしくない状況のようだ。混んでいる中で初心者の私が乗れる波はない。

ということで白浜方面へ移動。ところどころで車を止めて波の状況を見るが、下のような写真で激しすぎて初心者にはムリ。上級者のサーファーもゲティングアウトに相当苦労しているよう。外房のポイントの多くが初中級者には難しい状況なので平砂浦に集まっていたのかもしれない。






肉眼で見ると凄い迫力なのだが・・

野島崎灯台を東に越えて、塩浦海水浴場へ行ったら初心者用の波が入ってきていた。11時過ぎである。他へ移動しても厳しいし、ここで練習することにする。軽く間食にパンを噛って、届いたマイウェットスーツを着込み、ウェイブスキーで海に出る。台風の後でかなりゴミが浮いているが、まあまあいい初心者向けのセットが入ってくる。テトラポッドの向こうは凄い波なのだが・・・

最初は先週よりもうまく乗れなかったが、何度かひっくり返ってロールしているうちにアドバイスをもらい、自分としてはかなり長く乗ることができた。午後には若干だが左右のレールを使って左右に振ってみることもできたのだが、まだまだボトムターンなどは一向にできない。波頭からインサイドへ滑り込むように入っていかないとボトムターンはできないのだそうだ。まだ自分は波に押されて乗っているに過ぎない。

いろいろ試して、波に乗る前にひっくり返ってしまうことも多かったが、トータルとしてはいい練習になった。ますます面白さに嵌まっていくようだ。4時間くらい海の中に入りっぱなしで波を求めていた。

夕方、千倉で軽くラーメンを食べて解散。高速の渋滞もなく、渋滞がないなら料金の安い京葉道路で、と思って走ったら千葉東にも穴川にも幕張にもまったく渋滞なく7時着。快適な帰路であった。

平砂浦で波にもまれた・・

ウェイブスキーをやってみることにした。3年くらい前にカサハラ氏のご好意で乗せていただいたことがあるが、転覆と再乗艇のオンパレードだけで疲れ果ててしまっていた。

今年はカヤックでロールが確実になったので、ボード長がシーカヤックよりはるかに短いウェイブスキーなら沈脱せずにロールで起こせそうだと思ったことと、カヤック仲間(FC Drifters)のオオタガキ氏がインフレータブルSUPを購入され、毎週のようにエクササイズも兼ねて練習されているのに刺激を受けたのが原因である。

まずはカサハラ氏に講習を申し込む。そしたら絶妙なタイミングで価格3割引のウェットスーツを紹介された。もー買っちゃうしかないでしょ!とフルスーツに飛びつく。が、講習当日は届いていなかった・・・オオタガキ氏も同じフルスーツを買われたとのことなので、講習当日に飛び入りで鴨川から転戦されてきたオオタガキ氏から見せてもらうことができた。長身のオオタガキ氏が着ている姿はカッコいい。私はかわりにsurf8のお着替えポンチョ(グレー。7,000円弱)購入。ウェットを着替えるとなるとクルマの外でないと難しく(カヤックの時はたいてい車内で着替える)、お着替えポンチョがあるとないとでは大違い。ポンチョはカヤックに積んでいけば重宝するので是非とも欲しかった。

で、肝心のウェイブスキーは午後1時すぎからはじめた。初手から以前よりも確実に乗れるようになっていた(もちろん、波は初心者向けの小さいところで)。最初はなんでもないところでひっくり返っていたが、片脚もしくは両足を出して重心を下げれば何とかなる。波を見極めて捕まえるのがなかなか難しいが、ウェイブスキー2度目の超初心者にしては上出来のテイクオフが何度かできた。もちろん、波にもみくちゃにされることも数えきれず・・ロールは最初戸惑ったが、スイープしないロングロールで起こし、上半身はテールに添うように仰向けになり、さらに左脚を外せば何とか起き上がる(パドルリーシュが邪魔)。調子に乗って何度もロールしてしまった。浅瀬でのロールが多かったので半分くらいは地球ロールになってしまったが。ロールの最中にボードのテールに何度も後頭部を打ち付けた。初心者はヘルメットを被るべきだろうか?最近のロール練習のおかげか、何度ロールしても気持ち悪くはならない。それとも三半規管と平衡感覚がマヒしてしまったのかも?

波と遊ぶのが初めて楽しいと思えた。ウェイブスキーはサーフィンのようにボードに立つまでが最大の関門、ということはないし、重心が低いので安定している上、動きが左右対称なのでやりやすい。雪の上でもスキー派の私にとっては、何より正面を向いて進めるのがありがたい。

時計を外して夢中になっていたら、雨がかなり降っているのにも気づかず、午後5時近くになっていた。転戦してきたオオタガキ氏も午前中に加えて午後もSUPを操って満足そうだった。

もう一度くらい今年中に講習を受けてみたいと思いつつ、平砂浦を後にした。
帰りは各高速道すごい渋滞(京葉道路20km以上、アクアラインも袖ケ浦から10km以上渋滞、富津館山道は夕方乗らないほうが賢明)なので、ひたすら下道国道を走る。国道410号、127号、16号とドンドン流れるので、約2時間で千葉市内へ。そこでいくらか渋滞になったが、357号から東関東道を一区間乗って市川塩浜から今井街道で8時40分帰宅。

残念ながら今回写真はありません。