上信県境・初夏の高原ツーリング

吐月工房氏と示し合わせて18日・19日に埼玉西部〜群馬西部の高原ツーリングに出かけた。宿泊地は長野県の上田市駅前ビジネスホテル。オール下道で約580kmのツーリングとなった。

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四阿山麓の高原とキャベツ畑(嬬恋村)

17日の帰宅途中でW800の駐輪場に寄り、バイクを入れ替える。駐輪場はすでに蒸し暑く、バイクを入れ替えるだけで汗だくになる。エストレヤの屋外駐輪場に一晩W800を置くことにした。その方が朝の準備の一手間が無くなる。

翌18日朝、荷物を持ってW800に括り付けて走り始める。今回は貴重品の入ったウエストバッグ、GoPro撮影用機材の入ったタンクバッグに加え、小ぶりのシートバッグを持参した。1泊なので下着の着替えと宿に着いてから外出用に穿くハーフパンツのみ。通勤時の不意の雨降り用の嵩張る雨具をコンパクトなバイク専用雨具に入れ替えた。これらをシートバッグに入れて持っていく。大きなダッフルバッグは今回は使わない。

朝6時30分に出発し、蔵前橋通りから国道254号に乗って北西方面へ。都内は空いていて快適なのだが、埼玉県に入り新座市に入ると道が混み出した。国道463号、埼玉県道126号で狭山市へ。音声ナビの通りに走って飯能市で国道299号に乗り、一路秩父方面へ。ツーリングバイクが多くなってきた。多くはマスツーリングだが、車列を前にした私を先頭にしてソロライダーが5台ほど連なってしまった。それも秩父市に出たところで解消。ちょうど9時20分ころなのでコンビニに立ち寄ってゼリーを買い求めてすすり、集合場所の秩父鉄道和銅黒谷駅に9時37分到着。ほぼ予定通り。吐月工房氏も10分ほど後に到着し、一緒に走り始める。

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秩父鉄道・歴史ある木造駅舎の和銅黒谷駅

皆野町の県道44号から13号で神川町へ。国道462号で西に向かい神流湖を眺めつつ奥に向かう。昔、みかぼスーパー林道へ走りに来たことを思い出す。塩沢峠へ登り詰めて県道46号で群馬県の甘楽町へ。標高を下げると暑くなってくる。道の駅甘楽をやり過ごした先にある蕎麦屋で昼食。昼食後、うだるような暑さの中を出発。
上信電鉄上州福島駅を通過して、富岡市の丘陵地帯を北へ縦断して榛名山の麓にたどり着き、県道28号で榛名湖へ。また涼しくなった。榛名湖畔で休憩。観光客が多い。午後の一番暑い時だったので横になりたいくらい。頭もぼーっとしてきている。県道33号で倉渕へ下山して国道406号、県道54号で二度上峠へ。路面がいまひとつな上に、なんだか暑さにやられてしまってリズムが取れない。のんびり安全に走って頂上を越え、そのまま北軽井沢へ。県道235号で北軽井沢の森の中を走って嬬恋村へ。北軽井沢の喫茶店で休憩したくなったが、何処で止まるべきか考えているうちに通過してしまった。こういうのが多いのだ。
県道235号から「つまごいパノラマライン」という農免道路を走る。キャベツ畑の中を通る道で、一面のキャベツとゆったりした丘陵のような斜面が北海道のようだ。もちろん涼しくて快適。
一度道を間違って湯ノ丸方面へ走ってしまったが、Uターンして国道144号に乗り直して菅平方面、上田市へ下る。

夕方の上田はそこまで暑くなく、外の空気も乾いていて快適だった。

19日、月曜日の通勤ラッシュをかいくぐりながら東御市へ向かい、湯ノ丸スキー場経由で嬬恋村に戻る。湯ノ丸スキー場前で休憩、「つまごいパノラマライン」沿いの雄大な景色とキャベツ畑を堪能しつつパルコールスキー場まで行き、さらに奥に入って小休憩。県道112号で吾妻線沿いの国道144号に戻り、一時方向ミスをしつつも修正して県道235号から北軽井沢へ。涼しくて快適。
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ルピナス属の花がきれいだった

国道146号で軽井沢町へ入り(平日なのに観光客があふれる中軽井沢で渋滞あり)、国道18号の旧碓氷峠を快適に下って横川で釜めしを昼食とした。標高が下がって暑くなってきた。
昼食後は松井田・富岡・吉井の丘陵地帯を県道を使って東西に横断し、上信電鉄西山名駅へ。バイクを停める場所がないので路肩に停めてここで解散。

私は利根川・江戸川沿いに帰るべく、藤岡から17号に乗って南下、1車線で流れが滞ってきたので適当に左折して県道45号、59号、60号を使って栗橋へ。国道4号から五霞へ行き、あとは江戸川沿いの埼玉県道を使って小岩まで。18時にバイクを入れ替えてエストレヤで帰着。東京はそこまで暑くなくて助かった。

今回のツーリング動画(5分30秒。今回はGoPro画像がタンクバッグばかりとらえてしまい、一部のみエンジン音付き動画になっている。その他はドラレコMUFU V30から取り出した動画で音はカットし、安っぽいBGMを付けている。画像があまりキレイではなく、揺れるので注意)

高原山・鶏頂山登山

3ヶ月ぶりに登山した。
久しぶりなのでライト登山だ。標高差は登山口から500mほど。
今回はYAMAPにもレポートを掲載した。
リンクはこちら
朝ゆっくりめに出発。車で東北道を目一杯使って西那須野塩原で降り、コンビニでお昼調達。9時20分に登山口(旧鶏頂山スキー場入口)に着き、駐車して9時30分に歩き出した。旧鶏頂山スキー場へのアクセス道路はほとんど崩壊していて、駐車場だけがやたら立派なまま。センターハウスは形は残っているが窓ガラスは割れ、ひしゃげた建物が散在。
そのまま旧ゲレンデを登り詰め、スキー場のコースだったと見られる切り開きを登る。エーデルワイススキー場に接近し、枯木沼という湿地を抜けてさらに登る。エーデルワイススキー場の最上部のゲレンデを左手に見ながら歩き、ようやく登山道らしくなってきた。
標高30mくらい下ると大沼への分岐がある。大沼まで歩いて一周してみた。下草が少ないのでヤブ漕ぎのようなことにはならずすんなり1周。なかなか静かできれいな水をたたえている。
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大沼のシロヤシオ
大沼の様子は
ショートムービーになっているのでご覧あれ。

再び登山道に戻り、ゆるゆる登っていくと1517mで小ぶりな弁天沼と御嶽山の鳥居や石碑に出くわす。ここで登山道は左右に分かれるのだが、なんとなく左に向かってしまい、鶏頂山と御嶽山の間に出た。
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稜線から鶏頂山山頂

上部の標高差200mあたりは急登になってなかなか苦しい。稜線に出てからも斜度はきつく岩場と根っこと頼りないトラロープをつかみながら登る。アルミの3段くらいのはしごがあるが、ぐらぐらして頼りなさげ。

最後の登りで3組くらいの男女とスライド。イヌ連れ登山者もいたが、イヌ連れは止めて欲しい。

何とか11時20分ころ山頂着。他にはカップラーメンを食べて缶ビールを飲み干した単独の男性、3人でかしましく喋る高齢女性、後から単独の女性が来た。釈迦ケ岳とシロヤシオを撮影したら、単独女性が写真を撮ってくれというので1枚撮影した。聞けば、大間々の駐車場から釈迦ケ岳を経由して鶏頂山まで足を伸ばしたという。なかなかの健脚さんだ。ほぼ同時に下山し始め、最初の分岐で別れた。
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釈迦ケ岳とシロヤシオ

その後はまた単独となり、黙々と下っていったら弁天沼に出た。道が不明瞭だが、ここで左右に分岐していることがわかった。

弁天沼からはハイキング気分で緩斜面を下っていく。調子に乗って歩いていたら、鶏頂山スキー場へ向かう分岐を過ぎてしまった。標識がなく、目印を見落として100mくらいまっすぐ下っていた。分岐に戻り正しい道を歩く。まっすぐ下ってももみじラインの道路には出られるので問題はないのだが・・
鶏頂山スキー場の廃屋と駐車場を過ぎて、13時少し前に車に戻った。

別宅の近くまで来ているので、別宅へ行って30分だけ横になる。窓も開けて空気を入れ替える。眠いのだが、下道で大田原市佐久山、喜連川温泉を経由して真岡で国道294号に合流し、そのまま常磐道谷和原インターへ。給油して高速に乗ったら短い渋滞にハマった。18時帰宅。