別宅まで往復350km日帰りツーリング

5月は忙しかった上に休みと好天が合わなかった。連休後半の天気が悪くなったので鳥海山スキーを諦め、翌週も天気が悪くなって乗鞍岳スキーを諦めた。もう今シーズンのスキーはおしまいだ。3月末にステップソールで志賀高原を歩いてちょっとだけ滑ったのが今シーズンの唯一のバックカントリースキーになってしまった。こんなことは25年以上のテレマーク経験で初めて。

気を取り直したいが、もう梅雨入りが迫っているようだ。ラストチャンスの5月末の日曜日、W800で日帰りソロツーリングに出た。行くエリアは例によって決めてなく、途中のどかな細道を走って田んぼや麦畑を見られればそれでいい。栃木県北部の別宅にもしばらく行かれず、郵便受けに投げ込みチラシが層をなしているに違いないので、短時間でも部屋に滞在しようと思ってとりあえず北を目指した。途中で引き返すことも想定内である。

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桜川市立谷貝小学校あたりでオドメーター9000km到達

今回は出発が早い。6時にはエストレヤに乗り、数キロ先のW800駐輪場へ行って6時30分には出発した。江戸川沿いの快走ルートから野田橋を渡り茨城県道を走り繋いで下妻市へ。県道131号で桜川市を経てJR水戸線と国道50号と北関東道を越えて栃木県益子町へ。ちょっと違ったルートを取ろうと思い、県道41号から297号、さらに257号へ。益子町の大きな窯元(つかもと)の東側の谷を通って県道1号から鮎田川沿いを走って国道123号に出た。そこからは先日も通った舗装林道で七曲隧道をくぐり大藤橋で那珂川を渡って、木須川沿いの県道274号へ。

この部分はgoproをモバイルバッテリーに繋ぎ、ウエストバッグの肩掛ストラップの肩当てに鰐口クリップで挟んで撮影してみた。もうひとつ、このようなアクションカメラやモバイルバッテリーを収納するためにタンクバッグを購入。ラグビーボールのような楕円形が丸っこいタンクに合っていてとても気に入った。

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W800に乗せたタンクバッグ

県道274号はまもなく極細幅員軽トラ専用道路になり、那須烏山市へ入る。県道171号に乗り換えて小木須川沿いを走るようになると快走ルートになり、県道12号で烏山大橋で那珂川を再び渡る。あとは国道294号、県道52号で大田原市の佐久山に出られる。もう何度も通っているルートなのでナビは不要。初めて通った益子町から茂木町へ抜ける県道257号の入口の直前だけスマホで現在地を確認した。

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茂木町小木須の馬頭観音前で

goproでバイク走行動画を撮影するのは初めてで、ヘルメット装着ドラレコ・MUFUのバッテリーが無くなった時に代替カメラに使おうと思いついたのだが、モバイルバッテリーに繋ぐならエンジン音もきれいに録りたいと思って安い外部クリップマイクを購入した。gopro本体とモバイルバッテリー、外部マイクを同時に繋ぐためのアダプターも購入(これはそれなりに高い)。せっかく買ったので試し撮りだ。外部マイクは右の尻のポケットに挟み込んだ。風切り音を入れないためである。カメラをウエストバッグの斜めストラップ肩当てに鰐口クリップで固定すると、クリップの角度とカメラ位置によって簡単にカメラが回ってしまう。登山の時に最初これを使っていてどうにも使い勝手が悪く、ショルダーストラップに巻き付けてベルクロで固定するタイプの物を買い求めたのだった。映像は最初縦方向になってしまい、その後調整して何とか横方向で撮影できるようになった。体につけるならもう少し工夫が必要で、ハンドル固定も視野に入れないと・・でももうアクセサリを買い足すのはあまりしたくないな・・

茂木町内の山から川へ、川から山への
走行動画はこちら(約9分で重い)。

那須烏山からはいつもの順調ルートを選択したため、12時前に別宅に着けそうだ。着いてから昼食を買いに外出したり外へ食べに行ったりするのは面倒なので、近くのパン屋でピザパンとレーズンパンと柏餅を購入して袋をハンドルにぶら下げて「帰宅」(危険だが、パン屋からの距離は300m程度)。こちらに来ていない時には電源を入れていない冷蔵庫に賞味期限切れの野菜ジュースと冷えてない缶コーヒーがあるのでそれを飲み物にして昼食。食後1時間ほど部屋で横になって背中と腰を伸ばし、13時前に別宅出発。もちろん、堆積していたチラシ類は片づけておいた。

帰路は別の道を通るべく、つまらないが国道4号を使って宝積寺まで南下。宝積寺から国道408号の旧道を使って鬼怒川左岸を南下し、途中から音声ナビを使ってなるべく国道4号に復帰しないように鬼怒川と国道4号の間の県道・市道を使って南下する。これが田んぼの中の直線的な道路で快適だ。結城市の市外も初めて通ってみた。しかし結局ナビに誘導されて小山市で新4号バイパスに乗ってしまった。設定した仮の目的地は千葉県野田市の関宿城博物館なのだが・・
新4号バイパスのつまらないことといったらこの上ない。片道3車線もある準高速道路は本当につまらん。県境越えればまもなく古河、境町になり利根川を渡れば関宿だと思っていたのだが、それなりに距離があったようだ。

関宿城博物館の駐車場に停めてトイレ休憩。その後江戸川沿いの道でドラレコMUFUのバッテリーが少なくなった(シロウトっぽい女性の音声で知らされる)ので、モバイルバッテリーを繋いで撮影続行させた。ヘルメット右横のMUFUとジャケットの右腰ポケットに入れたモバイルバッテリーをUSBケーブルで繋ぐのだが、肩の後ろを通したら走行中あまり気にならなかった。外から見たらみっともないかもしれないが・・

なんとか17時近くに帰宅できた。明日から雨予報、いよいよ梅雨入りかぁ・・

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帰着後、エストレヤにもタンクバッグを乗せてみた