W800チョイ乗り

涼しくなり晴れたので、昼近くから少し走りに出かけた。
メッシュジャケットは着なくても大丈夫そうだ。下も革パンでいけそう。

短時間のツーリングで夕方まで出かけるつもりはないが、とりあえず距離を走りたかったので江戸川沿いの道を北上、春日部市の龍Q館に立ち寄ってトイレ休憩し、県道320号と42号、埼葛農免道路で南下。いつも通っている野田橋西詰は右左折が可能なので信号手前から長い信号待ち渋滞が発生する。すでに往路でその状態を見てしまったので、埼葛農免道路で野田橋西詰を避けるルートを選択。日曜日の夕方なども使えるかも?
吉川市で再び江戸川沿いの道に出て南下。この道も小岩まで走ると最後で渋滞するので、帝釈天のところから右に入り、柴又街道で小岩の北へ。

昼飯も食わずに走ってきたが、ガソリンを入れて帰ろうと思ったら給油待ち渋滞が。もうやぶれかぶれでそのままゲートブリッジを往復して戻ってきて給油して終了。
ゲートブリッジはいつかビデオで撮影してみようと思って今回往復の様子を動画にしてみた(5分、710MB)。

エース号・バッテリー交換(ついでに松本のこと)

8月、ドラレコを装着した時にバッテリーを交換したいと書いた。
ちょっとした事情でAmazonプライムのお試し期間を利用して物を買って緊急に送る必要が出たため、9月末までプライム会員ということになった。よくAmazonで買い物はしてはいるが、プライム会員の料金を毎月支払うほどの必要はない。お試し期間だけで終わらせるつもり。ただ、送料無料のうちにバッテリー2個を購入しようと思って購入に踏み切った。

ついでに交換作業中に車のコンピュータのメモリが揮発するのを防ぐメモリキーパーも購入。単4乾電池式6本で稼働、30分以内にバッテリー交換すれば問題なしとのことだが、寒冷地仕様のエース号は2個のバッテリーを同時に交換せねばならぬ。

17日の日曜日午後、佐川急便によってバッテリーが自宅に届いた。自宅から少し離れた駐車場へ台車でバッテリーを運び、車の両脇に新バッテリーを置いて30度以上の炎天下で作業開始。

ハイエースは助手席下にエンジンとバッテリー格納スペースがある。寒冷地仕様は運転席後ろの段差の中にもう一つのバッテリー格納スペースがあるため、2箇所のヒンジで留まっている助手席とセンターコンソールを持ち上げてエンジンルームを開く。ついで運転席を思いっきり前に出してカーペットをめくり、バッテリー格納スペースのフタを開ける。

事前作業としてメモリキーパーに乾電池を装着してハンドル下のOBDIIコネクターに繋ぐ。LEDランプが2つ点灯している間にバッテリー交換すればメモリは飛ばない仕組み。
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カーメイトのメモリキーパー

使用する工具は基本的に短めの10ミリスパナ(1箇所10ミリスパナが入らず12ミリスパナで緩めた部分もある)。メガネレンチでもいいのだが、端子を外している時に工具が他の金属に触れるのがヤバい。念のためスパナにビニールテープを巻き、掌側がゴムになっている作業手袋をはめる。助手席側のマイナス端子をスパナで外し、運転席側のバッテリーのマイナス端子を外す。端子とつながるハーネスが太くて硬いので、2つのマイナス端子に手袋を被せておく。次はプラス端子。ここまで来れば通電していないので、運転席側→助手席側。同様にタオルなどで絶縁しておく。

バッテリーの固定金具を10ミリスパナで外して、バッテリーを格納スペースから取り出す。取り出すのは力技。バイクのバッテリーと違い重量感たっぷり。ただし、取っ手はついている。エンジンルームを開いてバッテリー格納スペースがどこにあるのかくらいは過去に確認したことがあるが、今回交換対象となった古いバッテリーのメーカーと機種がここで初めてわかった。2個ともパナソニックのカオス、125D26Rであった。令和元年と書かれていたので、4年前の車検時にディーラーで高い金を出して交換してもらったものだ。純正の85D26Rではなく、かなり高性能(左側の数字が大きいほど高性能)なバッテリーに交換されていたことを知った。うーん、このバッテリーだったらあと1年くらい大丈夫だったかも?と思いつつも後の祭りだ。実はパナソニックのこの機種も通販で購入すれば19,000円台だった。ただし9月になって納期が遅いことが判明、またそこまで高性能なバッテリーじゃなくても自分で交換するので安くてある程度性能のいいもの、と考えてボッシュの95D26Rを購入したのだった。ボッシュは1個12,600円で、パナソニックとの価格差は7,000円。2個買えば1個分以上の価格差になる。どうせバッテリーは消耗品で数年で交換を余儀なくされるもの。ボッシュにしてよかったとは今のところ思っているのだが・・

新しいバッテリーを載せて、端子を外した作業手順の逆にプラス端子からバッテリーと繋いでいく。ここで問題点が1つ生じる。運転席側はバッテリー固定器具でしっかりと固定できたのだが、助手席側で固定するためのJ型のロッドを引っかける部分が狭くてよくわからない。そもそも外す時によく見ておかねばならなかったのだが、すんなり外れてしまったので確認できなかった。さらにロッドが入りそうな大きさの穴が近くにある。しかしここへロッドを突っ込むと、固定金具が斜めになってしまう。試行錯誤をしているうちにロッドを固定するナットをバッテリースペース内で飛ばしてしまった。見つからない。

もう通電はしているので、メモリキーパーの役割は終わっている。メモリキーパーは外していったん家に帰り、10ミリのステンレスナットを持ってきて仮止めにして翌日明るい時間に再度しっかり固定することにする。固定金具のロッドは斜めになってしまう穴に突っ込んで仮止めする。焦っていたのか、家から持ってきたナットを車外前輪タイヤ近辺に落としてしまい、これもすぐに見つからない。もう一度家にナットを取りに戻るハメに。やらかした自分に立腹する。

古いバッテリーは近所のイエローハットに電話したら引き取ってもらえることがわかり(系列の2りんかんと同じだ)、夕方持参する。重たい面倒なバッテリー2個と台車を車に積んでおきたくない。戻ってきたら暗くなり始めていたが、2度目に車外で落としたナットは無事回収した。最初に中に落とした純正のナットは見つからない・・

ひとまず片づけ、翌18日朝にハンディライトを持って固定金具の修正に向かう。が、充電式のハンディライトが放電し尽くしていた・・・またも一度家に戻って乾電池式のハンディライトを持って車に戻る。ライトで照らし固定金具のロッドを突っ込んだら、おそらくここだろうというところを探り当てた。何ということはないところで、J型のフックはただ引っかかるだけ。ナットが緩んだらロッドが落ちそうな場所だ。ここなら固定金具が斜めになってしまうことはないと確認し、しっかり固定。ステンレスナットは2重に付けておいた。これでようやく終了。前日イエローハットへ古いバッテリーを持っていった際に、シガーソケットに入れる電圧計(USBポートAとCも付いている)を買ってきたので、正常電圧であることを確認した。
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助手席下バッテリー収納スペース(新バッテリー装着、固定完了後)
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運転席後方バッテリー収納スペース(新バッテリー装着、固定完了後)

これでやりたかったエース号のDIY作業は一応完了。次は来春タイヤ履き替え時に新しい夏タイヤにリプレイスすることかな?
エストレヤのリヤタイヤを初夏に替え、W800のフロントタイヤも購入時から替えずに11,000kmに至っているのでW800のタイヤ交換も考えないと・・複数台所有はメンテの連続だ・・

この話とは少し違うが、まことに久しぶり(10年以上はブランクがあるはず)に郷里松本の市街へ踏み込んだ。さるお役所(市役所ではない)に用事があったため。松本城はやはり美しく、近くの松本神社からは湧水がコンコンと出ていた。平日だったのに観光客はそれなりに多かった。松本は扇状地なので湧水が多い。せまっ苦しい町なので住みたいとは思わないが・・
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