だいくら・シニアミドルデー

月曜日は南会津町のだいくらスキー場でシニアミドルデーと称して一日券2,000円となっている。年始の志賀高原スキー以来のゲレンデスキーに一人で出かけた。
例によって日曜日に全豪オープンテニスを堪能してから高速で別宅へ。珍しく全ルート高速で3,000円弱。コンビニで食糧だけ買って寒い部屋になだれ込む。
寂しいコンビニ冷凍飯を食べてこたつで包まって寝る。

翌朝7時過ぎに出発し、順調に8時30分頃だいくらスキー場に到着。
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朝のゲレンデ。駐車場はガラガラ。

8時50分から滑走開始。今回のスキー板はATスキーでカカト固定。まず短いリフトで2本準備体操、その後中央のトリプルリフトに何度も乗ってあちこちのコースを滑る。新雪は積もっていない。正月明けから積雪がなく若干解けて減っている模様。
正面のやや硬めの急斜面で内足を上げてクロスするターンをしていたらなぜか内足のビンディングが外れて転倒。どこかが引っかかったように思えた。その後もブーツを抉ったらトゥピースが簡単に外れてしまうトラブルが1回だけあり、ちょっと不安になる。ゲレンデでもトゥピースのピン部分(ブーツ尖端を両側から挟む構造)が外れると嵌めにくいのに、オフピステで同様の現象が起こるととても手間取るはずだ。斜度があると余計難しい。やっぱりスピードは出なくても山ではテレマークの方が便利かなと思う。

幸い、その後はビンディングトラブルはなく安全に滑れた。しかもテレマークよりもレベルの高いカービングターンが容易で、スピードも出せるのは魅力だ。ゲレンデではさまざまなトライをして遊びながら試してみることが多い。小さなゲレンデで実質リフト1本であちこち滑れるのであれば、試しながら遊びながら滑らないとすぐに飽きが来る。ゲレンデにあるコースは何本も取れるが、その1つ1つを滑って2セット滑ったところでモモに来た。
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駒止コース最上部から。コース下部で最高速が出る。

11時30分にいちばん視界のいい急斜面の駒止コースを2本滑って終了。滞在時間3時間弱、滑走距離20km、最高速度56.1km、リフト乗車回数16回。一日券2,000円ならもう十分元は取った。食堂で昼食を食べてそのまま道具を片づけて終了。
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昭和感濃い食堂から。
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曇天が晴天に・・

その後は下郷町の弥五島温泉(330円と破格に安い。ただし営業は13時からで少し待たされた)に浸かって、甲子トンネル経由で栃木県へ。別宅へは立ち寄らず、洗車だけしてから国道400号、294号、その他県道を使って常磐道谷和原インターまで。自宅到着は19時前だった。

年始恒例・志賀高原スキー場

1月4〜6日、ここのところ恒例となっている志賀高原へ出かけた。最近はもっぱら会津スキーヤーになっているが、まだまだ信越スキーヤーではありたい。

4日は朝から東京を出て、昼によませ温泉スキー場に着いて13時から滑る。午後券が2,600円と安いのが理由。吐月工房氏ご夫妻と現地で合流。高社山の麓は晴れているが中腹以上は雪雲がかかり、ときおり雪が降ってくる状態。16時までにリフト9回、滑走距離17.7km。15時過ぎに吐月工房氏と別れてから降雪が強くなってきた。
湯田中を経て志賀高原の例年の宿へ。2泊するのだが、志賀高原の各スキー場の降雪量は少なく、蓮池・丸池・サンバレーの各スキー場は30cm程度。
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よませ温泉スキー場で休憩

5日は朝からスキー場巡り。いつものように最下部のサンバレーから奥志賀高原まであらゆるリフト・ゴンドラに乗って滑れるコースを滑り、往復する。残念ながら寺子屋スキー場だけが従業員の体調不良で閉鎖中。アプリyukiyamaを使って距離と時間のログを取るのだが、なぜか小さなサンバレースキー場を抜けるとチェックアウトしてしまい、丸池スキー場で再びチェックイン、蓮池でまたチェックイン、ジャイアントでまたチェックインと煩わしい。距離も正確には計れない。朝エネルギーが残っているうちにジャイアントの急斜面を滑り、西館山スキー場のリフトに乗ってからブナ平スキー場のタマゴゴンドラを乗り継ぐ。下のゴンドラは以前クワッドリフトだったが古い4人乗りゴンドラを再利用している。発哺温泉からオリンピックコース最上部への4人乗りゴンドラは搬器が緑色の新しいものに変わった。
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ジャイアントスキー場下部
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発哺温泉ゴンドラ乗り場

そこから通常だと寺子屋スキー場へ滑り込むのだが、閉鎖中なので高天ヶ原スキー場へ滑り、高天ヶ原からタンネ、一ノ瀬ファミリーと滑り、道路上のスキー通路を通って一ノ瀬ダイヤモンド、山の神へ。焼額山へ滑り込んで、第1ゴンドラで標高2,000mの山頂へ到達し、ある程度滑ってから奥志賀高原のゴンドラ乗り場方面への連絡コースを滑る。奥志賀高原ゴンドラ下で昼食。ゴンドラで奥志賀高原のエキスパートコースを滑り、奥志賀高原ホテル前の緩斜面へ。ここでもう14時近いので、とどまることなく帰路になる。帰りは奥志賀の最上部からスケーティングで焼額山へ戻り、山の神、ダイヤモンド、一ノ瀬ファミリーの急斜面を滑ってタンネ方面へ流れ、高天ヶ原へ。小休憩後、高天ヶ原のリフトに乗って東館山の林間コースを滑ってブナ平に出て、広大な緩斜面(閑散としている)を滑って最後はジャイアントのペアリフトに乗るべく直滑降。リフトまで開脚登高してリフトに乗る頃には息も絶え絶え。志賀高原はリフト前で全くボード泣かせ、スキーでもスケーティングができないと辛い。
16時40分に宿前に戻る。
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奥志賀高原の高速ペアリフト
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奥志賀高原ホテルと岩菅山方面
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高天ヶ原でおやつ

6日、バスで奥志賀高原まで行ってからゆっくり戻ってこようかと思ったのだが、直前に気が変わって山の駅からジャイアントスキー場に下る新しいゴンドラに乗ることに。滑り出しはバスより早いが、バスの方がはるかに移動時間は短い。この日も寺子屋スキー場が閉鎖で滑れず、ブナ平のゴンドラから一ノ瀬に出てパノラマコース、天狗コースを滑り(上級者のパーフェクターコースは閉鎖中)、道路の反対側に渡って焼額山へ。昨日滑らなかったコースを少し滑って奥志賀高原へ。私はエキスパートコースを2回滑り、1度目はアルペンターンノンストップで、2度目はテレマークターンで1回休憩して下りた。今日の昼食も奥志賀高原のバス乗り場前でそば・うどんを食べる。
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ちょっと晴れ間も・・
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エキスパートコース下部から緩斜面
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焼額山中腹から一ノ瀬方面

午後は再び焼額山方面へ戻るが、省力化して最短距離で戻っていく。高天ヶ原のボトムでパトロールがモービルと担架を西館山方面へ移動させていたが、西館山の林間コースを滑っていたら現場に出くわしてしまった。ボードの若者が頭から血を出していて、救助されたようだ。ボーダーはヘルメットはおろか、ゴーグルも帽子の上から掛けていて単なるアクセサリーと化している人が多いが、ヘルメットやゴーグルは伊達ではない。スキーヤーはヘルメット着用率が高まっているのにどうしてなんだろう。転んだ時のアクシデントはボードの方が高いはずだが・・

西館山からジャイアント、国道をくぐって蓮池・丸池・サンバレーへ。こちら昨日のような子供の団体も見られず、プライベートゲレンデ状態だった。
yukiyamaアプリのデータ 移動距離49km、滑走距離27.1km、リフト19回、最高速度41.7km/h。

14時過ぎに宿に戻り、荷物を改修して温泉に浸からせてもらい、16時ころ慎重に車を運転して下山する。夕食も挟み、東京到着は21時。
今年も年始にありがたいことに志賀高原を存分に滑らせてもらった。脚がかなり逝ってしまった・・