志賀高原3daysトレッキング

7月に東北へ行ったので、今年は東北登山行脚は行わず、信越方面へ出かけることにした。

スキーでよく行くようになった志賀高原でのトレッキングが軽めで女房連れには良いかと思い、2〜3日志賀高原で歩いて、その後余力があって天気がよさそうなら久しぶりに火打・妙高に登ってみるかと思ったのだが、3日間の志賀高原トレッキングで堪能した。志賀高原でのトレッキングなんて軽いと思い込んでいたが、岩菅山などは本格的な登山になるし、池めぐりをしても相当な歩数を稼ぐことになる。毎日ヘトヘトになって宿へ戻ってきた。ベースの標高が1,500m以上というのが志賀高原のメリットで、そこから2,000m以上のピークに向かうことができる。絶対的な標高は2,300m台で高くはないが、『百名山』にも入っていないので登山者が少なくてありがたい。

また、ルートはピストンにせず、ループにした。初日の硯川駐車場は下山した横手山スキー場ボトムと近い。
中日は一の瀬のホテル群手前の広大な駐車場にした。ここなら高天ヶ原に近く、下山後もあまり歩かない。3日目は宿にクルマを置いて最初から最後まで徒歩で。ガッツリ歩くのでその夜延泊し、翌日帰路についた。

志賀高原でのベースは、冬と同じ宿。非の打ち所のない宿で、夏(冬もか?)の志賀高原にありがちな団体客を受け入れていない。館内は清潔で食事も中年には適量で美味しいし、温泉もよい。何よりスタッフのサービス精神が素晴らしい。もうリピーターである。周辺のホテルや一の瀬のホテルは、Wアカデミーの中学受験組に占拠されていた。ホテルとしてもその方が儲かるんだろうね・・

今回は文章主体ではなく、動画と静止画で3日間のトレッキングを綴ってみたい。動画サイトは外部のgopro plusサイトである。リンクを辿ってみて欲しい。以下の距離と歩数はスマホのデータによる。

初日 8月4日 熊の湯スキー場近くの硯川駐車場〜渋池〜志賀山〜裏志賀山〜四十八池〜鉢山〜草津峠〜横手山スキー場ボトム 13.1km、19,500歩。

中日 8月5日 一の瀬駐車場〜高天ヶ原スキー場サマーリフト〜東館山〜寺子屋スキー場〜寺子屋峰〜金山沢の頭〜ノッキリ〜岩菅山〜ノッキリ〜アライタ沢出合〜上条堰に沿って一の瀬ファミリースキー場ボトム 16.7km、26,200歩。

3日目 8月6日 蓮池スキー場〜京大ヒュッテ〜信大自然教育園〜三角池〜田の原湿原〜木戸池〜(雨)〜ひょうたん池〜渋池〜四十八池〜大沼池〜(雷雨)〜林道〜清水名水公園〜車道で志賀高原山の駅 19.3km、28,300歩。

8月7日に帰路についたが、湯田中に降りるのがイヤで横手山から草津方面に向かった。噴火のおかげで292号線が通行止めで万座ハイウェイを使わないといけないかと思っていたが、駐停車禁止という条件で292号線で草津市街まで降りることができた。
Comments

仕事山行 秋田駒・八幡平・裏岩手縦走

夏の仕事山行は秋田駒、秋田焼山〜八幡平〜裏岩手縦走路〜岩手山となった。
「なった」というか、リーダーにかなりの示唆をしてこのルートに絞り込んだ、といった方が正しい。
最近は自分でルートを探し出す能力も低下しつつあるようだ。最初は岩手山に登り裏岩手縦走路を八幡平まで辿ってから盛岡・田沢湖経由で秋田駒に行く、などと言っていたが、盛岡〜田沢湖間のJR各駅停車が極めて少ないので計画に無理があるとつっ返したりしているうちに、私が考えていた、上記の順番で歩くルートに落ち着いた。
しかも今回、珍しく新幹線を使って田沢湖駅まで直行したが、団体割引券の手配を私がすることになり、旅行業者に10日ほど前に慌てて頼み込んだ。人数が欠けると面倒なので、かなり厳格に人数確定をやらざるを得なかったが、確定した後から別の便で合流したいなどという我がまま勝手な発想の若者がいて閉口した。当然、言い分を聞いて団体から外したりはしない。

東京駅に早朝集合して新幹線に乗り込み田沢湖駅に着くまでは緊張感が抜けなかった。

7月21日、田沢湖駅から乳頭温泉休暇村のキャンプ場に向かい、2泊でテントを設営する。休暇村本館から2kmも離れている上に、管理者がほとんど来ず、オートキャンプサイトも日曜日にはほとんどカラの状態で、だだっ広いキャンプ場のはじっこで生活した。2日目に探索してみるとコインシャワーを発見し、利用した。温泉が豊富な山域だが、結局入湯したのは松川温泉だけであった。

7月22日、キャンプ場から徒歩で笹森山を経由して秋田駒に登った。笹森山までの登山道は半ヤブ漕ぎ状態で下草払いが行われていない。2時間以上格闘して笹森山と湯森山の縦走路に出た。あとは八合目小屋まで降り、一般的なハイキングルートで男女岳に登った。山頂では近くに岩手山・八幡平・焼山・森吉山が見え、遠くに岩木山や八甲田も見えるくらいだったが、男岳を諦めて横岳経由で下山している時にスコールにやられた。登りでエネルギーを消費したので帰りは八合目小屋からバスで下山。ちょっと軟弱な登山から始まった。翌日未明、かなり激しく雨が降り、濡れたままのテントを片づけるのが億劫であった。
20190721_222618438
登山道途中から乳頭山と笊森山
20190721_233539650
ニッコウキスゲ
20190721_234656430
八合目小屋へ下る
20190722_013932792
男女岳山頂から阿弥陀池を見下ろす
20190722_021321809
ハクサンボウフウ
20190722_022955487
コマクサ
20190722_023034012
秋田駒をバックにコマクサ

7月23日、朝4時30分起きで朝食を軽く摂ってテント撤収、アルパこまくさまで約3km歩いて移動。田沢湖往きの始発バスが7時13分アルパこまくさ発なのだ。何とかバスに乗って、田沢湖駅で15分待ちで玉川温泉行きバスに乗る。1,400円、2時間をかけて玉川温泉に移動し、10時に玉川温泉の噴気孔とあちこちで寝そべる湯治客を見ながら秋田焼山に登る。これも登山口からすぐに半ヤブ漕ぎになる。しかもコンクリート階段が結構続いている。昔は玉川温泉から登られていたのかもしれないが、現在は後生掛温泉の方からの登山道の方が明瞭だ。頂上直下で激しい雨に降られ、レインコートを上下とも着る。焼山の山頂部はかなり神秘的だった。避難小屋も新しくて快適そうだが、水場がなく小屋の規模も小さい。毛せん峠を経由して後生掛温泉に下山できたのは17時。コースタイムの倍近くかかったのは、いちばん弱いメンバーに歩調を合わせたり、しょっちゅうほどける靴ひもの結び直しなどに時間がかかったから。
いいかげん靴ひもくらい結び方を覚えて欲しい。全般的に小中学生が靴ひもを毎日結んで出かけるような生活をしていないからこういうことになるのだろう。球技の部活なんかやっていれば毎日靴ひもと付き合わなければならないはずだが。一日中歩いてもほどけない結び方できないものだろうか。最近では動画サイトでも靴ひもの画期的な縛り方は見られるのに、肝心な動画を見ずしてどうでもいい動画ばかり見ている。この日、スライドする登山者は皆無だった。
レインコートを着っ放しだったので蒸れて上半身はグッショリ、下半身も異臭を放っていた。
後生掛温泉を横目に裏からキャンプ場に行こうとしたら途中で橋が落ちていて迂回せざるを得なかった。ビジターセンターの女性職員やたまたまノルディックウォーキングをしていた女性に案内されて大沼キャンプ場へ。もう夕方でひっそりしていたが、ソロのおじさんキャンパーが一人、車中泊と思しき男性が一人いた。
客が少ないので、管理棟のすぐ下のオートキャンプサイト2区画が4,000円となり、14人で使用したので一人頭280円程度で済んでしまった。センターハウスの部屋も使えて便利。ただし熊対策として食糧管理などは厳重だった。濡れたテントは到着が遅かったために完全乾燥できず。
20190723_004904568
玉川温泉から
20190723_041408186
大きな矢印型の池は硫黄分濃度が濃く、シューシューと噴気孔の音がする

7月24日、後生掛温泉から八幡平への登山路を歩く。秋田県側のアスピーテラインはバスが週末しか通らず、平日なので交通量もまばら。後生掛温泉の噴気孔を横目に硫黄臭を嗅ぎつつ、大深温泉へのトレイルを歩く。焼山登山道に比べはるかに歩きやすい。大深温泉でいったんアスピーテラインに出て、まもなく登山道に入る。最初は急登だが、だんだん緩くなってくる。しかし火山特有の大岩が露出した登山道は、都会っ子にとってはかなりバランスを要求されるらしく、足取りが急に鈍くなった。彼ら若者の苦手は、急下降と岩場である。さらにスコールがあり、慌ててレインウェアを着る。
レインコート内が蒸れ蒸れになってズボンやシャツがグッショリ濡れるころ、八幡平山頂に到着。ガスっているし山頂のイメージとはかけ離れる場所なので感慨はない。しかし秋田駒の男女岳の山頂と20mほどしか標高は変わらない。
この日は計画を変更して大深山荘まで脚を伸ばさず(大深山荘の収容人数がネック)、八幡平山頂の陵雲荘で宿泊。ハイカーの方がトイレに立ち寄るのだが、幸いなことに宿泊者は現れず、ゆったり使えた。濡れたフライシート、グラウンドシートなども干すことができた。しかし14人で避難小屋に入るとさすがに暑い。夜は寝苦しかった。
20190723_221233968
似たような光景だが後生掛温泉から
20190724_061229116
八幡平の八幡沼と陵雲荘
20190724_063327766
木道沿いにワタスゲがおびただしい

7月25日、大深山荘で待っている同僚とバトンタッチして松川温泉に下山する。朝5時30分に陵雲荘を出てレストハウスの水道で水補給して裏岩手縦走路に入る。何年か前に女房と二人で歩いた時は天気が最高だったので、あまり面白くはない。大深山荘に10時台にたどり着き、11時20分に同僚に託して下山。ニッコウキスゲがとてもきれいだった。
20190724_212614020
ガスの八幡平を後にする
20190724_234149599
これは?高山植物の名前が覚えられない・・

12時45分に松川温泉へ下山できた。松川荘で昼食を食べ、別の宿で風呂に入って体を清めた。硫黄臭がする湯温の高い風呂で、体に硫黄臭がまとわりついた。14時45分発の長大な路線バスで盛岡駅まで移動し、17時台の新幹線で帰宅。
肉体的にも疲れがあって、加齢を感じるが、精神的に若人の付添は疲れる。
しばらく縦走やりたくない気分。
Comments

仕事山行 丹沢・塔ノ岳と筑波山・薬王院コース

6月恒例のテント泊での仕事山行で丹沢へ、10月の仕事山行の下見として筑波山の薬王院コースを歩いた。筑波山のこのルートは3月にも登っているが、今回は同行する同僚を連れての下見山行である。

6月22・23日 塔ノ岳
さて、まず丹沢。土曜日午後2時に仕事を終えて小田急線で渋沢駅まで行き、結構頻繁に出ている大倉行きバスに乗って滝沢園キャンプ場へ。管理棟から小川を簡素な板橋で渡ると、雨でしっとりした林間にキャンプサイトがある。サイト代700円。登山ベースになっているようで、高校生の山岳部、大学生の勘違いアウトドア合コンサークルが多数テントを張っていた。

下の段の高校山岳部は競技登山の部活のようで、顧問の先生がしっかり監督していた。私は競技登山は好きではないので特に好ましいとも思わない。隣の大学生合コンサークルは夜いつまでも静かにならず閉口した。何しに来てんだよ!

翌日、帯同する同僚1名を待って7時30分登山開始。すでに高校山岳部のテントの多くは撤収済みで、ボッカ山行に向かってしまった。出発は遅くなったが、水無沢沿いの林道を詰めて政次郎尾根に取りつく。最若年の少年が5人もいるので歩みは遅い。新大日に11時30分、塔ノ岳山頂で12時30分過ぎだった(コースタイムより50分増し)。全面ガスで真っ白な素晴らしい展望、稜線に出てからやや本格的な雨が降ってレインウェアを着用したりしたため、遅れが累積していく。
20190623_041011222
20190623_041020796
塔ノ岳山頂にて

ヒルのこと
さて、丹沢の春〜夏はヒルの季節である。今回、登りの林道でズボンの裾に1匹くっついているのを見かけたが、政次郎尾根の始まりで首に何気なく手をやったらいた。つまんで捨てたつもりが、首に巻いたタオルが血染めになっているのに気づき、再び首に手をやったら血を吸ってまるまる太っていた。慌てて着ていた半袖シャツを2枚脱いだら、その拍子に取れたようだった。しかしまたしばらくして胸ポケットに入れたスマホを取り出したら防水パックの上にヒルがついていた。だから丹沢は嫌いだ。

標準下山コースタイムは短すぎない?
下りの予定ルートはヤビツ峠まで表尾根を下山する計画だったが、バスの本数が少ないので大倉尾根を素直に下る。13時15分に下山開始したが、尾根が長く、疲れが出てきた最若年少年の一人が重いザックに耐えかねてバランスをくずしたりしたので、あまり休憩は取っていないがコースタイムよりもだいぶ遅くなった。途中の暗い林間ではガスも手伝って夕暮れのようだった。しかし安全に下山できたのでよしとしなくては。「山と高原地図」のコースタイムはいくら何でも速すぎる。塔ノ岳山頂から大倉尾根で大倉バス停まで2時間30分弱だなんてトレランでもしない限り無理ではないか?テントなどフル装備、大型ザックの我々の到着は16時30分、下山に4時間以上かかった。
首都圏から多くの人が訪れる山域の地図なので、もっと遅めにコースタイムは設定して欲しい。

新ザック投入
今回、余計な荷物は持たないようにして、先日買ったオスプレーの
バリアント52を背負っていった。1気室のシンプルなザックだが、スキースロットもあるし、スコップをギリギリ入れられるポケットも外部についている。雨蓋や腰ベルトを取り去れる仕様になっていて、クライミングにも適するようだが、現在は廃盤となってしまった。後継のミュータント52も店で背負い心地がよかったが、バリアントの方がショルダー・ウエストハーネスのパッドがさらに厚めとのこと。ミュータントにはスキースロットはあるが外のスコップやアイゼン用のポケットもないし、値段も変わらないので廃盤モデルをネットで購入した。一日背負ってみて、フレームを自分の背中にもう少し合わせる必要性を感じたが、とてもいいザックだ。今回は60Lのパックライナーを仕込んでいったので、雨が降ってもザックカバーは不要で、パッキングも少し楽だった。背面に派手な蛍光色のバンジーコードを施した。レインウェアやシェルを取り付けられる。
20190624_09270288420190624_092648487
オスプレー バリアント52表裏

テントポールのショックコード交換

久しぶりにテントはカミナドーム2を持っていって設営したが、2本のフレームポールの中に入っているショックコードが片方だけ伸び切っていた。神保町のアウトドアショップでメーター80円のショックコードを6m買ってきて早速修理。伸び切ったポールだけでなくもう一本もショックコードを交換した。ショックコードは2.5ミリ(白)と3ミリ(黒。リフレクター付き)があったが、3ミリだと張力が強すぎて交換しても使い勝手はよくなさそうだった。末端の石突きをねじって外し、伸びた古いコードを切って、反対側の石突きも外して古いコードを抜き去る。石突きと新しいコードを8の字結びで結んで順番にポールを通し、反対側は引っ張りながら最後のポールを通して石突きと結んで結び目をポールの中に収めて終了。15分くらいで終わる。
とある店ではバンジーコード9mが2,500円で売られていて驚いた。この品、−40度でも伸縮性を保つとあるが、そんな寒い時に好んで極地で幕営はしないので却下である。それよりも一般的なものを安く提供して欲しい。
20190624_054507402
末端処理

26日、筑波山
10月に若人を20人ほど引き連れて筑波山に一日登る計画を立てた。つくばエクスプレスでつくばまで行き、つくバスで筑波山口(400円)、桜川市ヤマザクラ号(200円)でつくし湖から3月に女房と歩いた薬王院ルートで登り、女体山山頂から白雲橋ルートで下山する予定だ。その下見に梅雨の晴れ間を狙って行ってみた。たまたま職場が休みで、同行する予定の同僚ともう一人の同僚と3人での山行だ。
20190626_021224550
階段を登る

つくし湖入口から歩き始めたのが9時35分。つくし湖脇の登山道からジクジクした道を薬王院へ上がり、登りにかかった。途中の林道との交差点で休憩、急勾配の階段を登る。女性の同僚が少し息が上がったが、休み休み歩いて12時前に御幸ヶ原に到着。暑いので木陰のベンチで行動食を摂り、女体山山頂で12時40分。絶景を見せられてよかった。13時に下山開始。私も初めて歩く白雲橋ルートだが、結構急勾配で樹林帯で幅が広がってどこを踏んでいいのか判断に迷うことがあった。岩も結構滑りやすい。塔ノ岳で痛くなったふくらはぎだが、持ちこたえてくれた。荷も軽かったので、この後の筋肉痛はなかろう。筑波山神社に参拝して、15時10分の路線バスでつくば駅まで。こちらの方がつくバスより乗っている時間は短いが、料金は高い(720円)。
20190626_035350983
絶景
20190626_042712630
胎内くぐり
20190626_043015049
弁慶の七戻り

つくば駅前でサザコーヒーを飲んでつくばエクスプレスで帰宅。帰宅も早い。

今回、日帰りザックとしてエクスペドの
mountain pro 30を背負っていった。神田のアウトドアショップでほぼ半額で売っていたのを見つけ、翌日ゲットしてしまった。このザック、ユニークで、デイジーチェーンが5本背面から脇にかけて縦についている。カラビナや付属のベルトでスキーをはじめさまざまなアイテムを装着することができる。ロールアップの防水で、マップケースも付属、スコップやゾンデ棒も入りそうだ。夏も冬も使えそうなザックだが、ちょっと背中のパッドが雨蓋によって湾曲しやすい。硬いものを入れてシャンとさせればより使いやすくなるかも。日帰り山行のザックとしてはちょっと大きすぎたが、今回はシェイクダウンである。もう少し使いながらフィットさせていきたい。
0520122658_5b00eb0220be5
Comments

赤城・黒檜山(花見ヶ原から)

前の週の登山候補地にしていた、赤城山の東麓を登るルートに行ってみた。花見ヶ原森林公園から黒檜山へ登って行くルートである。

2019-06-02_map
今回の登山エリア

花見ヶ原の下を通る県道62号沼田大間々線は、かたしなスキー場からの帰りによく使う道路だが、大間々方面から沼田方面へ行くのに使うのは初めて。地図を見ると県道の最高地点〔みどり市と沼田市の境界に近いところ)から花見ヶ原森林公園への道が分かれている。

先週よりも距離は短いので朝6時ころ自宅を出て、東北道を佐野藤岡まで。北関東道をケチって国道50号で足利・桐生を走り、122号に乗り換えて大間々へ。日曜日なのでバイクが多く、マスツーリングが多いが、東北道の追い越し車線で時速100km超でウィリーしたり、傍若無人な車線変更したりするのは性質が悪い。昔自分もバイクツーリングしていたけれど、ソロツーリングのライダーをあまり見かけなくなった。ソロのライダーの方がよほど親近感が湧く。

自転車も多い。県道62号で黒保根からずっと登り一辺倒の道を登って行くヒルクライマーが目立つ。いい季節になってきたということか。黒保根の道の駅に隣接したコンビニで行動食を買って、ようやく覚醒した女房とドライブする。花見ヶ原キャンプ場の駐車場には8時40分くらいに到着。9時ちょい前からキャンプ場を縦断するように登り始める。ここのキャンプ場、週末にも関わらず空いていてとてもいい感じ。調べてみると持ち込みテントで1,200円程度らしい。10張り程度のテントが張られていた。キャンプして登山したら一日ゆったり過ごせそうだ。キャンプ場の中や登山道になってからもツツジが咲き誇っている。ヤマツツジ、アカヤシオ、ごく稀にシロヤシオ。標高を挙げて行くとシャクナゲの花も見られたが、群落にはなっていず、たった1本だけ。

20190601_234816419
盛りです

林相も1,100m近辺の花見ヶ原はカラマツなどが多く、キャンプ場のすぐ上はカラマツ林、しだいにシラカバ林、ブナ林になっていった。おそらく積雪量も少なめなので曲がった木は少なく、素直な森だ。斜度もそれほどきつくなく、ところどころに火山特有のゴロタがあるが、全体的に乾いた尾根上の歩きやすい道だった。前の年?にトレイル脇のササを刈り払ったとみられる。前週の船明神山が標高800m弱から1,670mまで標高差800強、この花見ヶ原(1,180m)から黒檜山(1,827m〕が標高差750mなので、大きな差はないが、船明神よりも歩きやすいのは、あまりダラダラと長くなく、ほど良い長さで標高を詰めていくのと、慣れが大きいだろう。

ということで、途中の休憩も1回ほどで11時前に黒檜山神社に到着。2時間かからずに登ってきた。一応、三角点のあるところまで行ってみるが、山頂部はガスっていたし、別コースで大沼方面から登ってきた人がかなり溜まっていたのですぐに引き返し、黒檜山神社前で早めの昼食。すぐに身体が冷えるので雨具やウィンドブレーカーを着て20分くらい休憩した。

下山。間違えようもないルートではないかと思うが、大沼・駒ヶ岳方面から北上してきた登山者が道を間違って花見ヶ原方面へ入り込んできていた。我々は順調に下山して13時には下山。キャンプ場の中にあるという黄色いツツジをキャンプ場管理人に教わって見つけに行き、写真に収めて終了。
20190602_040150208
黄色のツツジ

その後わたらせ鉄道水沢駅に付設された温泉に入浴(600円〕、ゲル化して帰路についた。またも高速代をケチって122号、50号、足利から県道で館林、また122号で南下したが、眠気も勝ってきて羽生の道の駅で休憩。高速が混んでないとのことなので、加須から高速に乗って帰宅。

そろそろ南会津へ久しぶりに行きたい。山頂湿原のある田代山の山開き前に行くのはどうかな?
今回はgoproを持っていくのを忘れた。そのかわり簡単な
スライドショーをつくった。
Comments

安達太良山系・石筵〜船明神山


20190526_024612914
和尚山と桜

2月半ばに母成峠から船明神山に向かってスキーで歩いたが、無雪期はどんな感じなのか知りたくて再訪した。しかし今回は母成峠よりも下の石筵牧場の少し上、ヘアピーンカーブの先の銚子ヶ滝遊歩道入口からアプローチ。

日曜日に仕事の事を考えなくてよいのは久しぶりなので、ストレス発散に登山に行くことにした。下界は暑過ぎる。まだ5月なのに猛暑日とは!

20190526_021052435
木陰

すでに大連休も過ぎ、連休明けに乗鞍岳へ滑り納めに行くことも考えたが、空いた平日の天気予報は芳しくなく、仕事疲れもたまっていたので2週間出かけずじまい。4月のかぐらでスキーは終了と考えるようになった。自転車か登山だが、どっちも暑いけど、まだ登山の方が非日常的で気分転換にはなる。輪行を再開するいいツーリングプランはない。

女房も行くというので、福島県安達太良山系を西から登るか、赤城山を東から登るか、どっちもマイナールートで静かだとは思うが、時間的な余裕と上記のような個人的関心もあるので安達太良方面へ。朝5時45分発、8時40分着。

母成グリーンラインを横断して一段登ると石筵ふれあい牧場内の舗装路となり、しばらく舗装路を歩いていく。あずまやの所で銚子ヶ滝遊歩道とわかれ、ヘアピンカーブを上がっていくと舗装が途切れ、牧草地脇の砂利道になる。それを詰めていくと再びあずまや、登山届のポストがあった。そこからは登山道になり、最初はアカマツとツツジがうっそうと茂る新緑豊かな登山道になる。銚子ヶ滝は帰りに立ち寄ることにして、小沢を渡って北上すると、標高1000mあたりからやや急になり、トラロープも設置してあった。1150mあたりからまた緩くなり、1200mで母成峠方面から来る道と合流。母成峠方面は薮道で歩けないと書かれているけれど、見た感じ赤布が頻繁にあり、2月にスキーで滑った感触からも、赤布が途切れることはないので、歩けそうな感じがする。文字がかすれた標識があり、地面からの高さは1.3m程度なので、2月の積雪量は80cm〜1m程度だったことがわかる。

20190526_043432276
最近の雨でできた小枝とブナの枯れ葉の塊。雨が登山道を流れて堆積させた。これも自然の造形美。

母成峠〜船明神山の主稜線に乗ったが、幅20m程度の防火帯にツツジなど低木が密生して薮になっているのはよくわかる。また防火帯の谷側が土手のような盛土になっているのもわかる。緩く登って行くと、登山道沿いにツインブナがあり、2月にもいい目印になっていたことを思い出す。
1350m〜1400mまでいちばん等高線が混んだ急斜面になるが、距離は短いのでバテずにクリア。ここで初めて単独の女性下山者とスライド。1500mあたりで奇声を発しながら下山してくる単独の外国人男性とスライド。彼は我々が野生動物だと思ったのか、接近しながら警戒音を発していた。こちらからは猿の警戒音かと思え、次に発したのは熊かと思うようなうなり声だったので、我々の動きが止まってしまった。すれ違う時に大変恐縮していた。気持ちはわかるけど、こちらの肝も冷えるので止めて欲しい。

20190526_030654733
鉄山方面
20190526_030649866
安達太良山頂の乳首

結局すれ違ったのはこの二人だけ。最後に標高1600mあたりで尾根の反対側を登るようになり、なぜか岩の崖のすぐ上ある登山道を歩くことになる。崖を挟んで対岸に船の形に見える大岩があり、これが船明神の由来だなとわかるが、登山道は尾根の南東側についていたほうが安全だ。

20190526_034344080
沼の平を覗き見る

安達太良山の乳首が見え、沼の平・障子ヶ岩方面への道との分岐点あたりの岩に腰掛けて登山完了。12時03分。登り3時間。
なんと素晴らしい天気!西に磐梯山、秋元湖・檜原湖が見えて檜原湖の向こうには真っ白な飯豊連峰。沼の平を挟んでたおやかな左から西大巓、西吾妻など吾妻連峰。火山の警戒レベルが上がって吾妻スカイラインが通行できないのは残念だ。真北に箕輪山、鉄山、矢筈森、東に安達太良山。おそらく安達太良山山頂には人が群れているだろう。

単独で朝早く出られれば和尚山方面にも足を伸ばしたいが、12時40分に下山開始。
銚子ヶ滝への遊歩道を地形図にしたがって上の分岐から下っていくと、全くといっていいほど歩かれておらず、銚子ヶ滝へ下っていく階段は落石でかなり歩きにくいものになっていた。船明神山への登山路よりも急だ。しかし銚子ヶ滝は迫力満点。ここへ暑いからと肌の露出が多い女性観光客やサンダル履き・パンプス履きの観光客が来るのはいかがなものか?

20190526_055430928
銚子ヶ滝

スキーに比べてアクション不足は否めないが、
動画つくってみた。よろしかったらどうぞ。

15時に下山し、2月にも立ち寄った磐梯熱海温泉の元湯に立ち寄る。一人250円。シャンプー・石鹸はないが、二人とも軽い熱中症気味なので、加温していない冷泉に浸かるだけで安堵する。かえって熱い湯に入るとしんどかっただろう。

帰路、上河内SAあたりで事故渋滞があったそうだが、那須高原SAで早い夕飯を食べてのんびり走ったら渋滞は解消し、その後の自然渋滞もほとんど解消していた。要人来日でみんな出控えたのかな?私はあんな醜悪な「国賓」に大相撲をメチャメチャにされたので不愉快。「国賓」のケツ舐め野郎たちも大嫌いだ。こんなときは東京から逃げるに限る。
Comments