山猫アウトドア備忘録

最近は一人寂しく外で遊ぶ男の備忘録です

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4月なのに新雪?

足のマメも癒えてきたので、週末にスキーを持って出かける予定を立てた。今回は女房が行く気になっている。シーズンも終盤に近づいて、そろそろテレマークスキー装備を更新したらどうかと話した結果、カラファテに偵察のつもりで出かけ、巧みなY氏の商談に乗り、帰りにはK2talkback82(160)とボレーのswitchbackをゲットしてきた。体調が優れなかった女房にやる気が出てきたのは嬉しい限り。

まず考えたのは日曜日夕方の渋滞が長くならない東北道方面。吾妻スカイラインが開通するので、短時間の歩きで滑れる浄土平から東吾妻山方面はどうかなと調べてみたら、開通は午前10時とのこと。それは遅過ぎる。猫魔から雄国沼方面も考えたが、天気予報も冬に逆戻りなので、おとなしく日曜日はグランデコでゲレンデ練習することにした。
女房の新板を土曜日に受け取ってその足で裏磐梯へ出かける、という無謀なもくろみだが、せっかく新板を手にしたのに滑らない手はなく、いきなりオフピステというのは無謀の上に無謀を塗り重ねる行為だ。まごまごしていてはゲレンデも終了してしまうので、福島県で営業しているグランデコか猫魔で、ということに相成る。

女房連れなので土曜日に前乗り。裏磐梯休暇村でリフト券付きの宿泊プランがあり、比較的安価だったので予約して乗り込んだ。北上しつつ沿道の桜や栃木の低山の新緑を味わったが、ずっと高速では面白みがないので、白河中央インターから国道294号を使って猪苗代湖畔を通り、裏磐梯へ。北風で猪苗代湖の波がものすごかった。途中から雪が舞ってきて、裏磐梯では冬に逆戻りだ。スタッドレスタイヤをまだ交換しなくてよかった。

明けて日曜日朝まで雪は断続的に降り、休暇村の駐車場で新雪10cmほど。4月なのに新雪滑降かっ!
グランデコに9時過ぎに乗り込む。センターハウス前に細板ステップテレマーカーが数名、塾長のKさんに率いられてリフトに乗っていった。ステップでゲレンデ外に出るのだろうか?
こちらはゴンドラに乗り、第2、第3リフトを中心に滑る。気温は氷点下で、かなり寒い。2月末くらいに逆戻りだ。

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ゲレンデ脇の霧氷がついた木

女房の滑りをチェックして、アドバイスをして午前中が過ぎていった。最初はtalkbackの柔らかさとターン始動に戸惑っていたが、しだいに慣れてきたようだ。年始に志賀高原で滑り込んだ時よりも疲れが軽減されているらしく、まあまあ様になってきた。
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新雪のすぐ下はアイスバーン
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自前のストックを次男に奪われたので長いストックを短く持つ

あんまり頑張っても帰りが大変になるので、13時ころまで滑り込んで、お昼を食べて帰路についた。
帰りは素直に磐越道〜東北道で帰る予定だったが、事故渋滞と自然渋滞のミックスで1時間程度ハマりそうだったので、北関東道を少し走って栃木市・小山市を抜けて4号線バイパスで南下、道の駅「五霞」で休憩して圏央道〜東北道に乗り、渋滞を迂回した。

もうゲレンデで滑ることはないと思っていたが、ピンポイントでいいコンディションに当たってしまった。しかし、おかげで吾妻スカイラインの開通はずれ込んでしまった。
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信越skier春の雪調査(計画とアプローチ)

3月になって急に気温が上昇し、すっかり春めいてきた。個人的にはもう少し長く冬であって欲しいのだが、春には春前期のマゾヒスティックな悪雪滑降という楽しみ?もある。

少し前から練っていた個人的計画に、信越トレイルのステップソールスキー縦走があった。まだ歩いたことのない最東部の野々海池や三方岳・天水山を経て森宮野原まで降りるルートだ。ワンウェイの行ったきり縦走なので、単独では難しいと思っていたが、上越市の菱ヶ岳山麓にあるキューピットバレイスキー場の送迎シャトルバスとゴンドラを有効に活用すれば、車2台は必要なく、飯山線とほくほく線を使って車を回収できそうなことがわかった。

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未踏の地だし、やはり一人では心細いなあと思いつつ、インフィールドの中野さんにルートの現実性を打診してみたら、リクエストツアーとして取り上げてくれた。私の計画に加えて、前日長野県側の鍋倉高原からキューピットバレイまで抜けるルートも浮上し、二日間のステップソールスキーの旅(22日はキューピットバレイのコテージ泊の計画)に昇格した。他の参加者が2名見つかったものの、現実にはそう上手くは行かず、22日、23日ともに雨で中止となった。晴れていたとしても、キューピットバレイのゴンドラが動いていたかどうかは不明である。

上記の計画に加えて25日の日曜日にインフィールドの矢代山地・重倉山ツアーにも申し込んだため、23日と24日の宿泊先も確保した。24日が晴れならば、一人で当初の計画のルートを歩くつもりだ。

ステップソールツアーが中止になったのだが、23日夜の宿泊先は確保しているので、23日午後に東京を出て宿泊先に向かった。上信越道を使うとずっと高速に乗ることになるが、平日で料金も高いので関越で塩沢石打まで行き、国道353号線で清津峡を経由するルートを取った。もう路面に雪はない。

十日町と津南の間で国道117号線に合流してから、森宮野原駅までは10km強なので往復してみることにした。その後国道353号線、253号線でほくほく線の虫川大杉駅に向かい、翌日の駐車スペースを確認して直江津経由で宿泊先のビジネスホテルに向かった。翌日は行動を早くすれば虫川大杉駅8時発のシャトルバス第1便に乗れそうだ。
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森宮野原駅前で昭和20年、この天辺までの積雪があった

信越トレイル単独行の記事と重倉山ツアー参加の記事は別立てとする。
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近そうで遠い重倉山

3月25日(日)晴れ インフィールド・重倉山ツアー

宿泊先の目の前の道の駅で7:30集合。昨年の粟立山に参加した2名のメンバーが共に参加、全体で7名のゲスト参加となった。ガイドも含めてテレマーク3名、ATスキー5名、スプリットボード1名の混成部隊で、西野谷集落の外れの標高265m地点を8時出発。

林道に沿って重倉川を詰めていく。重倉川は支流も含めてスノーブリッジがなく、帰りは苦労させられそうだ。林道が重倉川から離れて高度を上げて行く折れ曲がりポイントまで来ても対岸に渡れないため、そのまま林道を登っていく。林道は距離がある割に高度が稼げない。昨日長距離を歩いた脚のダメージが徐々に出てくる。足のマメもダクトテープを貼ってワセリン状のジェルを塗り込んで対策はしてきたが、脱げないブーツの中で悪化していっていることは明らかである。
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林道から

550mで林道から離れて尾根に取りつき、922mピークと869mピークの中間に出る。922ピークでシールを外して北面を滑るが、雪面が硬くてターン時にずらしながら滑るしかない。標高800mの沢で再びシール装着、重倉山山頂まで標高差200m弱を登る。これが辛かった!
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奥に大毛無山、手前に粟立山とその北方の稜線
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今日はノーマルスキーで
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922mピークにて
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硬い北斜面を滑る

山頂で13:20。実に標高差800m弱を5時間かけて登った。疲労蓄積だけでなく、日差しの強さもダメージを大きくした。
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山頂でくつろぐ

13:35から滑降開始。雪庇は大きくないが、無雪期ならガケになっている斜面を滑る。南東面で雪が重く、テレマークターンは試みてもうまくいかず、2コケしたのでアルペンターンで滑る。NTNなのでアルペンターンは山でもお得意だ。594mの尾根突端までは20分で滑ってしまう。
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山頂直下のいい斜面
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いい感じで滑ってこれた
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昨年粟立山に登ったお二人。共にATスキーでとても上手

そこから重倉川の左岸に下降していくが、沢沿いに降りてから林道の屈曲点までのわずかな距離の中にさまざまなトラップが潜んでいた。狭くて急なクライムダウンポイント2箇所、飛び石づたいの沢横断2箇所、急斜面のトラバース、スキーを外してのツボ足登行など、合計で1時間以上格闘した。
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沢の出合で川を渡る。SLが岩を投げ込んで足場を作ってくれた
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こんな感じで場所を選ばないと川を渡れない

その後は登りで使った林道をタラタラと滑り降りるだけ。15:45着。
コマーシャルツアーなのでトラックのある地形図は表示しない。データのみ掲載する。
かなりヘビーなツアーだったことがわかる。
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足のマメのダメージも大きく、もう十分滑ったので、日曜日の高速割引を使って帰ることにした。月曜日も時間的な余裕はあるが、足のケガをこれ以上ひどくしたくない。道の駅あらいで大相撲千秋楽を聞いて、ご褒美に回転寿司を食べ、関越道の渋滞はPAで寝てやり過ごすことにして帰路につき、甘楽PAで2時間ほど睡眠。22時30分頃起きたら渋滞は解消していた。練馬から外環には乗らず、新目白通り、靖国通りを経て帰宅。日付が変わっていた。
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信越トレイル・ステップソール縦走

3月24日(土)晴れ 信越トレイル・ステップソール縦走

朝7時45分、ほくほく線の虫川大杉駅に駐車し、あわてて最後の準備をして8時ジャストのシャトルバスに乗る。他に地元の小学生レーサーが二人。20分ほどでスキー場に着き、9時のゴンドラ稼働開始まで待機。登山届はパトロールに提出するつもりだったが、パトロールの人が不在で、チケット売り場でゴンドラ1回券(1,000円)を購入する際に事情を説明して受け取っていただく。

ゴンドラは予定通り9時過ぎに動き出し、さっそく山頂停留所駅(965m)へ。ロープの一角に警告の看板があり、そこがエリア外への出口になるようだ。シールをあらかじめ貼ったスキーを履いてロープ外に出ようとしたら、おじさん二人に声をかけられた。ルートを簡単に説明したら、シールというものを見るのが始めてのようで、説明した。しかし今回、シールは最初の登りでしか使わない予定だ。あとはアップダウンの回数が多過ぎていちいちシールなど脱着していられない。G3ファインダーのウロコの登坂力で機動的に歩くつもり。出発は9:20。
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ゲレンデからの出口右手に雪崩デブリ。真ん中の小尾根を登る

平坦な場所がロープ外にもあるが、菱ヶ岳の崖が迫っていて雪崩のデブリもあるので一般客が近づける場所ではないようだ。デブリを避けて小さな尾根の上から登ったつもりだったが、トラックデータを見ると尾根と尾根の間の小さな沢を登ったようだ。稜線に上がったのが9:50、標高1100m。シールのままで1150mのピークに登る。10:10、シールを剥がして滑降に移ろうとするが、思ったより急斜面だ。標高差80m程度だが、最初からコケていたのでは先が思いやられるし、自分一人しか頼れないので、コケないよう慎重にターンして1075mまで。雪質はいいようだ。黄砂もないし、昨日までの雨が霧氷になったりわずかな積雪になっていたようで、雪面はキレイ。
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美しい雪面と霧氷が着いた木々
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黒姫・天狗原&金山・妙高・火打。手前に伸びているのが関田山脈
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最初に滑った斜面

ここからはステップソールのウロコを効かせて歩く。県境の稜線ピークではなく、若干長野県よりのピーク直下をトラバース気味に歩いていく。1131mピークの直下で10:40。右手下方に無木立の湿原が見えた。湿原に向かって滑り、そのまま沢状地形を歩いて野々海池へ。池の上の一番長いところを一直線に歩く。時間は11時前後で、ここまでの距離は3.5kmほど。野々海池を渡りきったところにキャンプ場の施設があり、その近くの日陰で休憩。行動食を摂取。バウムクーヘンやらワッフルやらドライトマトやナッツなど、普段はあまり食べないものばかりで、水がないとノドを通りにくい。暑くなることを見越して水分はハイドレーション・チュウチュウ仕様にしてあるのと、別立てでスポーツドリンクのペットボトル500mlの合計1.5リットルを担いだ。日が高くなってきて池の真ん中では日差しを遮れないので、水分を欲する。暖かい飲み物はこの天候だと要らない。
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野々海池を横断

休憩後、三方岳に向かって緩やかな斜面を登る。三方岳手前の1140mピークのブナ美林を静かに歩いていたら、案の定甲高いエンジン音が聞こえてきた。関田山脈名物のスノーモービル(スノーバイクも数台見かけた)軍団だ。一台ずつバラバラにやってくるので三方岳山頂直下まで何台もすれ違った。彼らはすれ違いざまに会釈はするのだが、トレースを見ると相当な急斜面をフルスロットルで駆け上がるのでその爆音が轟いて興ざめになる。2ストロークだから余計うるさい。まあ、あちらも一人でスキーで歩いているヤツがいるとは思ってもいないだろうし、他人に迷惑をかけないようにこのエリアに入ってきたのだろうから、常識は踏まえた方なのかもしれない。それに、彼らの爆音で冬眠から目覚めた熊などは現れないだろう。
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三方岳を通過。稜線のギャップは大きい

三方岳はピークを踏まず、12時に通過。天水山までに小ピークが3つあるが、滑りやすいところはすべてモービルのトレースが刻まれていた。仕方ないが、迷うことはない。ピークはなるべく巻くが、鞍部までの斜面は予想以上に急で、鞍部の尾根の右手(長野県側)は沢で左手(新潟県側)はガケになっているところもあり、ルート取りに気を遣う。そんなこんなで天水山山頂に12:50分着。ここは新潟県側の斜面がなかなかよろしい上に県境の尾根は地形図からの想像以上に滑りにくそうなので、モービルのトレースを見ながら新潟県側にいったん滑り、トラバースして鞍部に出る。1043mピークの手前の鞍部で13:00、そろそろ疲れが出てきた。目の前の斜面を登る気力が薄れてくる。うまく下山できれば14:20森宮野原駅発の飯山線に乗れるかも、という淡い期待も出てくる。こういう皮算用がよくない。
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天水山から津南方面が見える
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尾根通しで滑ると間違ったピークに行ってしまう

1043mピークから尾根を滑って967mピークに向かわなければならないところ、その手前の枝尾根の末端に行ってしまう。GPSで確認して修正。尾根が広がり、下り基調になるのでルートファインディングを頻繁にしないと危険だ。広がった尾根をあまり右手に寄らないように滑る。左に寄り過ぎると無印良品のキャンプ場が見える。尾根が延びているが、駅は遠のいてしまう。幸い、杉や広葉樹は疎林で視界はいい。標高750mあたりで作業道と交錯しながら標高を下げる。杉林が密林になってきて、その下にあるはずのため池は上から見渡せない。慎重に高度を下げて、ため池脇の作業道に出た。これでもう安心。下の三角形のため池から道路幅が広がるが、そこまで除雪は進んでいた。14時だ。道路を歩いていたのでは遅くなるし、雪壁のある道路を横断することも難しい。降っていく道路の左側の雪を拾いながら下降してくのが賢明かと思い、県境を出入りしながら一箇所だけスキーを脱いだものの、滑り降りた限界が地図上トラックのゴール地点。頑張れば下の学校裏手まで滑れたかもしれないが、標高360mまで滑れたので十分だ。関田山脈の長野県側は標高が高い分、雪が比較的残っているのではないか?
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ため池で振り返る

すでに14:15。列車に乗るのは無理。舗装路面で荷物をすべて下ろして休憩。森宮野原駅で上下線の列車がすれ違う時に鳴らした警笛が聞こえた。のんびり舗装路を神社まで歩き、国道117号線に出て森宮野原駅にたどり着く。14:45だった。
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国道から駅(スキーの右の楕円形の無雪の土地にホーム)を見る
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駅についたが時間が中途半端

さて、虫川大杉駅までどうやって公共交通機関を使ってたどり着くか?14:20の後の飯山線は16:54で、実に2時間以上待ち時間がある。そんなに待てない。次善の策として、15:10発のバスで越後湯沢駅まで出て、そこからほくほく線に乗って行くという手がある。いかにも無駄な遠回りで料金も2,000円以上と、列車のみの乗り継ぎに比べ倍額になってしまうが、こちらの方が50分早く着く。
ということで、バスを待つ間、電子登山届け「コンパス」の下山届を出して女房に下山を知らせたり、キューピットバレイに電話で下山報告をしたり、予定変更で単独行で入山するとメールした吐月工房氏にメールしたりと各方面に連絡をしてバスに乗り込んだ。

好天に恵まれ、雪質も良く、キューピットバレイの営業終了直前というタイミングをつかまえて行動開始を早くしたために、ほとんどピンチなくコンプリートできた。一方、全行程12km強で、対策はしていたもののやはり足の内側くるぶし下にマメができた。体力が続かないこともあるが、これができてしまうとそう何日も連続してスキーで山に登る気力が失せる。

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信越トレイルデータ。登りは少なく下りが多め、しかしスピードは遅い
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悩んだ揚げ句・・

3月になって急に暖かくなってしまった。2日に日本海側では新雪が降ったようだが、3日に全国的に暖かくなり、4日はさらに暖かくなって関東では20度近くになるという。

降った直後の温度急上昇はスキーカットで雪崩を誘発するので一人でそういう場所に入り込みたくはない。では降らないエリアで根子岳か四阿山と考えたのだが、あちらは雪が例年より少ないらしく、面白くない。日曜日午後の関越道の大渋滞も気力を失わせる。

土曜日夜まで悩んで、南会津に行き高畑スキー場で滑ることにした。まだ今シーズンは高畑スキー場で2回しか滑っていないのでシーズン券の元が取れていない。東北道の渋滞予想は他の高速道に比べて軽微だ、というのが理由だ。途中でバックカントリーに入りたくなる欲求を経つためにシールやザックは持っていかない。

朝5時前に自宅を出て、いつものコースで会津高畑スキー場へ向かう。路面はかなり雪が薄いが、栃木の高速上で気温は1ケタになり、南会津ではマイナス2度程度だ。きっとスキー場でもオープン直後はカリンカリンだろう。

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右から窓明山〜三岩岳〜大戸沢岳。見た感じだとかなり好条件に見えるが・・

リフトが動き出す直前に到着して、薄手の春用シェルを取り出して着る。スキー板も車に積みっぱなしだったwayback88を久しぶりに履いてみる。板には違和感はないが、ブーツがNTNのTXに比べてT2ecoの方がなんとなくタイトに感じる。バックルも締めにくいし、しばらく左足が締めつけられて痺れを感じる。緩めて履き直して締め直すことを繰り返す。

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久しぶりに履いたwayback88。Pinnacle95に比べやたら軽い。
パンツも黄色くなりました。

カリカリのアイスバーンで真面目に練習してみるが、辛いだけだ。おそらくシール登行していても朝のうちは辛いだろう。しかし10時ころになると少し緩んできて、12時までにはシャバ雪に変貌して重くなってしまった。しかもところどころにストップ雪があり、つんのめる。この状態なら山に登って午後滑るにはまあまあいいかもしれないが、疲れる登りと滑りになりそうだ。

もう十分。12時まで滑って確信した。残りの期間のゲレンデはモーグラーに譲る。来週からはステップソールでの散歩でもいいからゲレンデスキーはしない。最後にセンターハウスレストランで鳥唐揚げハーフとライスとみそ汁を堪能した。

5月かと思うような日差しと暖かい風の中、帰路につく。定番湯ノ花温泉は外さず、たまには弘法の湯ではなく天神の湯に入らせてもらおう。狭い湯船を独り占めした。
温泉で温まったせいなのか、昨夜あまり深く寝ていなかったのか、会津西街道を南下中に観光バスを先頭とする車列に入ってから激しい眠気に襲われた。峠道で眠くなることなどないのだが、塩原温泉に降るまでが苦しかった。思わず塩原温泉の無料駐車場に入ってそこで後部ベッドに移って人事不省に陥る。気付いたら16時を回っていた。

その後は眠くなることもなく、東北道の渋滞も予測通り館林でわずかなもので、順調に帰宅。しかしこんなにいい天気で、山に行かなかったのはもったいなかったなと今さら反省する現金さには我ながら呆れる。
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