筑波山・今年3度目の薬王院コース

台風19号の爪痕が至る所に残る中、高校3年生25人を連れて筑波山に登ってきた。
今回は文字のみ。

台風通過後、週明けにはつくば市、桜川市のコミュニティバスがきちんと運行していたので、計画通りにつくばエクスプレスからつくバス(北部シャトル)で筑波山口まで乗車し、桜川市コミュニティバス、ヤマザクラ号で登山口へ向かう。6月に来たときはヤマザクラ号の下車地は「つくし湖入口」だったが、9月からバスルートの変更があったため、「つくし湖入口」バス停が廃止されてしまった。したがって若干位置が変わった「紫尾団地」で下車し戻る感じで登山口へ向かう。

後は順調に山頂までひたすら登った。私自身は結構しんどかった。9月末から咽に来る風邪を長びかせてしまい、8月末の火打山以来体を動かしていない。要するに体力がかなり落ちた。中間地点の林道交差点でかなり汗をかき、上部の階段ではふくらはぎが攣りそうになった。実年齢が高校生の3倍以上なので無理もないが、運動部経験のある高校生と同等に歩くことは無理(ばててかなり遅れた高校生も自分の後方にいたが)。マイペースで歩いて12時少し前に御幸ヶ原に到着。

御幸ヶ原には幼稚園の子供が続々と女体山方面(ロープウェイからだろう)から降りてきていて、女体山山頂も平日なのに渋滞。さらに山頂部に小学生が遠足で大挙して登ってきていて山頂直下の岩場急斜面でのすれ違いはかなり気を遣った。

弁慶茶屋の小広場でホッとする。安全策をとってつつじヶ丘を経由してその後筑波山神社方面へトラバース。14時過ぎに筑波山神社で参拝して、15時10分にバスに乗車し16時前につくば駅に到着した。

この日、降水確率は週の中で最も低かったが、つくばエクスプレスで秋葉原に向かう途中で雨が降り出した。まったくもってラッキーな登山であった。
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火打山で返り討ち

どこも混みあうお盆は避けて、再び登山のチャンスを狙っていた。しかし8月末は天候が不安定になる。
いつものことだが、最初はビッグな計画を、次第に現実的に縮小していく。

今回は女房念願の雲の平行きが最初にあり(山小屋3泊)、白馬三山縦走(山小屋2泊)、御嶽山慰霊山小屋1泊登山となり、結局8月前半に考えていた妙高・火打に落ち着いた。しかも、小屋泊まりではなく、妙高高原に連泊して日帰りの計画。どちらにしても日帰りは肉体的にかなり負担が大きいことは覚悟の上。
結果は、火打山日帰り往復で脚が削られて妙高山は割愛。最終日は午前中天気が持ったので、いもり池の周りを散策して終了して、埼玉県の加須まで下道ドライブになってしまった。情けない限りだが、火打山の登山道往復約20kmを日帰りで往復するだけでもかなり厳しかった。

今回の登山の様子を描いた短編動画(約2分30秒)

8月25日、日曜日に移動。8月最後の日曜日ということで、スカイケーブルの動き出す時間が30分早いらしく、この日に妙高山往復を考えた。しかし早朝に起きて時間を気にしながら移動するのは女房連れでは難しく、結局ゆっくり出発。それでも時間を持て余してしまうので、戸隠で蕎麦を食べ、腹ごなしに散策する。戸隠神社奥社参道近くを避けて無料駐車場から散策路を歩いたが、木道が部分的に閉鎖されていて、随神門まで大回りして戻ってきた。やたらとクマに対する警戒の看板が出ていてビビる。妙高近辺はあまり晴れていなかったと聞いて登山せずによかったと思う。

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戸隠神社随神門

妙高高原の宿はいつも冬に厄介になっている宿。盛りだくさんの食事と温泉が嬉しい。翌朝の朝食をおにぎりにしてもらい、早朝出発で笹ケ峰に上がることにした。

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朝の妙高山

8月26日、30分のドライブで笹ケ峰に至り、登山口前の駐車場から6時50分に歩き出す。登りは順調で、十二曲りもクリアし、その後の急登もこなして、富士見平経由で高谷池ヒュッテに10時20分着。順調である。このコース、夏に歩くのは22年ぶり(小学1年生の長男を連れて高谷池ヒュッテ1泊登山)で、スキーで登ったのも10年以上前になる。すっかり登山道は整備されて、木道や階段が大半を占めるようになっていた。

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天狗の庭手前にて

高谷池ヒュッテの増築工事は知っていたが、今までの建物と同じ規模の建物が接続するとは知らなかった。この日、資材を運搬するために頻繁にヘリが笹ケ峰と往復していた。20往復以上はしていたのではないか?

ヒュッテから天狗の庭を経て火打山頂に向かう。天狗の庭はいつ来ても素晴らしい場所だ。このような湿原・池塘・草原と岩のコントラストを見ながら歩けるというのは、妙高山にはなく、火打山のアクセントになっている。ライチョウ平までは急で息が上がり、山頂までヒュッテから標高差300m強なのにやけに時間がかかる。12時15分に山頂着。最初は他に登山者が1名だけで、静かな山頂だった。雲が周囲にあって、日本海はおろか近くも臨めない。20分ほど休憩して、12時40分に下山開始。

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天狗の庭から

下山の木製階段がダメージとなって蓄積していった。ヒュッテまではまだ順調だったが、富士見平からの急下降で女房が遅れた。私も珍しくヒザ裏に痛みを感じるようになった。十二曲りの頭まで富士見平から45分くらいを要し、十二曲りの下りでも時間を食った。黒沢を渡ってからは斜度が緩くなって緩い木製階段になるので楽だと思い込んでいたが、脚に疲労がたまっている上にヒザ裏が痛いので、すべり止めの横板を拇指球で捉えると足首の曲り具合が鋭角的になり、それがよくないのかヒザ裏に一歩一歩痛みが走る。女房も同じような症状だったようだ。

久しぶりの登山というなら納得もいくが、人一倍とは行かないものの、6月に塔ノ岳日帰り(標高差1,200m)、7月に秋田駒・焼山・八幡平に登り、8月に志賀高原を歩いてきているわけで、ここに来てヒザ裏痛というのは何故なのか?考えられるのは木製階段のダメージくらいしかない。

17時過ぎに登山口へ戻ってきた。高谷池ヒュッテ泊まりの方がよほど楽だが、仕方なかろう。
登山地図での計測では往復16.3km(携帯の計測では20.3km)、歩数は35,000歩にも達していた。獲得標高差は1,300m以上である(単純には登山口と山頂の標高差は1,100m)。一日で35,000というのは近年稀な数値だ。翌日以降も左ふくらはぎに筋肉痛が残った。宿の階段を登るのも降りるのも最初は苦労した。

もうスカイケーブルを使ったとしても、獲得標高差1,200m、登り始めから山頂までずっと急登が続く妙高山日帰り往復を翌日やるのは無茶だ。早々に諦めた。
夏の登山はこれにて終了。秋は休日に登山者が集中するし、遠くへは行かず関東で登るか、自転車に乗ることにしよう。

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ボロボロになった登山翌日、いもり池から
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志賀高原3daysトレッキング

7月に東北へ行ったので、今年は東北登山行脚は行わず、信越方面へ出かけることにした。

スキーでよく行くようになった志賀高原でのトレッキングが軽めで女房連れには良いかと思い、2〜3日志賀高原で歩いて、その後余力があって天気がよさそうなら久しぶりに火打・妙高に登ってみるかと思ったのだが、3日間の志賀高原トレッキングで堪能した。志賀高原でのトレッキングなんて軽いと思い込んでいたが、岩菅山などは本格的な登山になるし、池めぐりをしても相当な歩数を稼ぐことになる。毎日ヘトヘトになって宿へ戻ってきた。ベースの標高が1,500m以上というのが志賀高原のメリットで、そこから2,000m以上のピークに向かうことができる。絶対的な標高は2,300m台で高くはないが、『百名山』にも入っていないので登山者が少なくてありがたい。

また、ルートはピストンにせず、ループにした。初日の硯川駐車場は下山した横手山スキー場ボトムと近い。
中日は一の瀬のホテル群手前の広大な駐車場にした。ここなら高天ヶ原に近く、下山後もあまり歩かない。3日目は宿にクルマを置いて最初から最後まで徒歩で。ガッツリ歩くのでその夜延泊し、翌日帰路についた。

志賀高原でのベースは、冬と同じ宿。非の打ち所のない宿で、夏(冬もか?)の志賀高原にありがちな団体客を受け入れていない。館内は清潔で食事も中年には適量で美味しいし、温泉もよい。何よりスタッフのサービス精神が素晴らしい。もうリピーターである。周辺のホテルや一の瀬のホテルは、Wアカデミーの中学受験組に占拠されていた。ホテルとしてもその方が儲かるんだろうね・・

今回は文章主体ではなく、動画と静止画で3日間のトレッキングを綴ってみたい。動画サイトは外部のgopro plusサイトである。リンクを辿ってみて欲しい。以下の距離と歩数はスマホのデータによる。

初日 8月4日 熊の湯スキー場近くの硯川駐車場〜渋池〜志賀山〜裏志賀山〜四十八池〜鉢山〜草津峠〜横手山スキー場ボトム 13.1km、19,500歩。

中日 8月5日 一の瀬駐車場〜高天ヶ原スキー場サマーリフト〜東館山〜寺子屋スキー場〜寺子屋峰〜金山沢の頭〜ノッキリ〜岩菅山〜ノッキリ〜アライタ沢出合〜上条堰に沿って一の瀬ファミリースキー場ボトム 16.7km、26,200歩。

3日目 8月6日 蓮池スキー場〜京大ヒュッテ〜信大自然教育園〜三角池〜田の原湿原〜木戸池〜(雨)〜ひょうたん池〜渋池〜四十八池〜大沼池〜(雷雨)〜林道〜清水名水公園〜車道で志賀高原山の駅 19.3km、28,300歩。

8月7日に帰路についたが、湯田中に降りるのがイヤで横手山から草津方面に向かった。噴火のおかげで292号線が通行止めで万座ハイウェイを使わないといけないかと思っていたが、駐停車禁止という条件で292号線で草津市街まで降りることができた。
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仕事山行 秋田駒・八幡平・裏岩手縦走

夏の仕事山行は秋田駒、秋田焼山〜八幡平〜裏岩手縦走路〜岩手山となった。
「なった」というか、リーダーにかなりの示唆をしてこのルートに絞り込んだ、といった方が正しい。
最近は自分でルートを探し出す能力も低下しつつあるようだ。最初は岩手山に登り裏岩手縦走路を八幡平まで辿ってから盛岡・田沢湖経由で秋田駒に行く、などと言っていたが、盛岡〜田沢湖間のJR各駅停車が極めて少ないので計画に無理があるとつっ返したりしているうちに、私が考えていた、上記の順番で歩くルートに落ち着いた。
しかも今回、珍しく新幹線を使って田沢湖駅まで直行したが、団体割引券の手配を私がすることになり、旅行業者に10日ほど前に慌てて頼み込んだ。人数が欠けると面倒なので、かなり厳格に人数確定をやらざるを得なかったが、確定した後から別の便で合流したいなどという我がまま勝手な発想の若者がいて閉口した。当然、言い分を聞いて団体から外したりはしない。

東京駅に早朝集合して新幹線に乗り込み田沢湖駅に着くまでは緊張感が抜けなかった。

7月21日、田沢湖駅から乳頭温泉休暇村のキャンプ場に向かい、2泊でテントを設営する。休暇村本館から2kmも離れている上に、管理者がほとんど来ず、オートキャンプサイトも日曜日にはほとんどカラの状態で、だだっ広いキャンプ場のはじっこで生活した。2日目に探索してみるとコインシャワーを発見し、利用した。温泉が豊富な山域だが、結局入湯したのは松川温泉だけであった。

7月22日、キャンプ場から徒歩で笹森山を経由して秋田駒に登った。笹森山までの登山道は半ヤブ漕ぎ状態で下草払いが行われていない。2時間以上格闘して笹森山と湯森山の縦走路に出た。あとは八合目小屋まで降り、一般的なハイキングルートで男女岳に登った。山頂では近くに岩手山・八幡平・焼山・森吉山が見え、遠くに岩木山や八甲田も見えるくらいだったが、男岳を諦めて横岳経由で下山している時にスコールにやられた。登りでエネルギーを消費したので帰りは八合目小屋からバスで下山。ちょっと軟弱な登山から始まった。翌日未明、かなり激しく雨が降り、濡れたままのテントを片づけるのが億劫であった。
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登山道途中から乳頭山と笊森山
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ニッコウキスゲ
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八合目小屋へ下る
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男女岳山頂から阿弥陀池を見下ろす
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ハクサンボウフウ
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コマクサ
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秋田駒をバックにコマクサ

7月23日、朝4時30分起きで朝食を軽く摂ってテント撤収、アルパこまくさまで約3km歩いて移動。田沢湖往きの始発バスが7時13分アルパこまくさ発なのだ。何とかバスに乗って、田沢湖駅で15分待ちで玉川温泉行きバスに乗る。1,400円、2時間をかけて玉川温泉に移動し、10時に玉川温泉の噴気孔とあちこちで寝そべる湯治客を見ながら秋田焼山に登る。これも登山口からすぐに半ヤブ漕ぎになる。しかもコンクリート階段が結構続いている。昔は玉川温泉から登られていたのかもしれないが、現在は後生掛温泉の方からの登山道の方が明瞭だ。頂上直下で激しい雨に降られ、レインコートを上下とも着る。焼山の山頂部はかなり神秘的だった。避難小屋も新しくて快適そうだが、水場がなく小屋の規模も小さい。毛せん峠を経由して後生掛温泉に下山できたのは17時。コースタイムの倍近くかかったのは、いちばん弱いメンバーに歩調を合わせたり、しょっちゅうほどける靴ひもの結び直しなどに時間がかかったから。
いいかげん靴ひもくらい結び方を覚えて欲しい。全般的に小中学生が靴ひもを毎日結んで出かけるような生活をしていないからこういうことになるのだろう。球技の部活なんかやっていれば毎日靴ひもと付き合わなければならないはずだが。一日中歩いてもほどけない結び方できないものだろうか。最近では動画サイトでも靴ひもの画期的な縛り方は見られるのに、肝心な動画を見ずしてどうでもいい動画ばかり見ている。この日、スライドする登山者は皆無だった。
レインコートを着っ放しだったので蒸れて上半身はグッショリ、下半身も異臭を放っていた。
後生掛温泉を横目に裏からキャンプ場に行こうとしたら途中で橋が落ちていて迂回せざるを得なかった。ビジターセンターの女性職員やたまたまノルディックウォーキングをしていた女性に案内されて大沼キャンプ場へ。もう夕方でひっそりしていたが、ソロのおじさんキャンパーが一人、車中泊と思しき男性が一人いた。
客が少ないので、管理棟のすぐ下のオートキャンプサイト2区画が4,000円となり、14人で使用したので一人頭280円程度で済んでしまった。センターハウスの部屋も使えて便利。ただし熊対策として食糧管理などは厳重だった。濡れたテントは到着が遅かったために完全乾燥できず。
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玉川温泉から
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大きな矢印型の池は硫黄分濃度が濃く、シューシューと噴気孔の音がする

7月24日、後生掛温泉から八幡平への登山路を歩く。秋田県側のアスピーテラインはバスが週末しか通らず、平日なので交通量もまばら。後生掛温泉の噴気孔を横目に硫黄臭を嗅ぎつつ、大深温泉へのトレイルを歩く。焼山登山道に比べはるかに歩きやすい。大深温泉でいったんアスピーテラインに出て、まもなく登山道に入る。最初は急登だが、だんだん緩くなってくる。しかし火山特有の大岩が露出した登山道は、都会っ子にとってはかなりバランスを要求されるらしく、足取りが急に鈍くなった。彼ら若者の苦手は、急下降と岩場である。さらにスコールがあり、慌ててレインウェアを着る。
レインコート内が蒸れ蒸れになってズボンやシャツがグッショリ濡れるころ、八幡平山頂に到着。ガスっているし山頂のイメージとはかけ離れる場所なので感慨はない。しかし秋田駒の男女岳の山頂と20mほどしか標高は変わらない。
この日は計画を変更して大深山荘まで脚を伸ばさず(大深山荘の収容人数がネック)、八幡平山頂の陵雲荘で宿泊。ハイカーの方がトイレに立ち寄るのだが、幸いなことに宿泊者は現れず、ゆったり使えた。濡れたフライシート、グラウンドシートなども干すことができた。しかし14人で避難小屋に入るとさすがに暑い。夜は寝苦しかった。
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似たような光景だが後生掛温泉から
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八幡平の八幡沼と陵雲荘
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木道沿いにワタスゲがおびただしい

7月25日、大深山荘で待っている同僚とバトンタッチして松川温泉に下山する。朝5時30分に陵雲荘を出てレストハウスの水道で水補給して裏岩手縦走路に入る。何年か前に女房と二人で歩いた時は天気が最高だったので、あまり面白くはない。大深山荘に10時台にたどり着き、11時20分に同僚に託して下山。ニッコウキスゲがとてもきれいだった。
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ガスの八幡平を後にする
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これは?高山植物の名前が覚えられない・・

12時45分に松川温泉へ下山できた。松川荘で昼食を食べ、別の宿で風呂に入って体を清めた。硫黄臭がする湯温の高い風呂で、体に硫黄臭がまとわりついた。14時45分発の長大な路線バスで盛岡駅まで移動し、17時台の新幹線で帰宅。
肉体的にも疲れがあって、加齢を感じるが、精神的に若人の付添は疲れる。
しばらく縦走やりたくない気分。
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仕事山行 丹沢・塔ノ岳と筑波山・薬王院コース

6月恒例のテント泊での仕事山行で丹沢へ、10月の仕事山行の下見として筑波山の薬王院コースを歩いた。筑波山のこのルートは3月にも登っているが、今回は同行する同僚を連れての下見山行である。

6月22・23日 塔ノ岳
さて、まず丹沢。土曜日午後2時に仕事を終えて小田急線で渋沢駅まで行き、結構頻繁に出ている大倉行きバスに乗って滝沢園キャンプ場へ。管理棟から小川を簡素な板橋で渡ると、雨でしっとりした林間にキャンプサイトがある。サイト代700円。登山ベースになっているようで、高校生の山岳部、大学生の勘違いアウトドア合コンサークルが多数テントを張っていた。

下の段の高校山岳部は競技登山の部活のようで、顧問の先生がしっかり監督していた。私は競技登山は好きではないので特に好ましいとも思わない。隣の大学生合コンサークルは夜いつまでも静かにならず閉口した。何しに来てんだよ!

翌日、帯同する同僚1名を待って7時30分登山開始。すでに高校山岳部のテントの多くは撤収済みで、ボッカ山行に向かってしまった。出発は遅くなったが、水無沢沿いの林道を詰めて政次郎尾根に取りつく。最若年の少年が5人もいるので歩みは遅い。新大日に11時30分、塔ノ岳山頂で12時30分過ぎだった(コースタイムより50分増し)。全面ガスで真っ白な素晴らしい展望、稜線に出てからやや本格的な雨が降ってレインウェアを着用したりしたため、遅れが累積していく。
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塔ノ岳山頂にて

ヒルのこと
さて、丹沢の春〜夏はヒルの季節である。今回、登りの林道でズボンの裾に1匹くっついているのを見かけたが、政次郎尾根の始まりで首に何気なく手をやったらいた。つまんで捨てたつもりが、首に巻いたタオルが血染めになっているのに気づき、再び首に手をやったら血を吸ってまるまる太っていた。慌てて着ていた半袖シャツを2枚脱いだら、その拍子に取れたようだった。しかしまたしばらくして胸ポケットに入れたスマホを取り出したら防水パックの上にヒルがついていた。だから丹沢は嫌いだ。

標準下山コースタイムは短すぎない?
下りの予定ルートはヤビツ峠まで表尾根を下山する計画だったが、バスの本数が少ないので大倉尾根を素直に下る。13時15分に下山開始したが、尾根が長く、疲れが出てきた最若年少年の一人が重いザックに耐えかねてバランスをくずしたりしたので、あまり休憩は取っていないがコースタイムよりもだいぶ遅くなった。途中の暗い林間ではガスも手伝って夕暮れのようだった。しかし安全に下山できたのでよしとしなくては。「山と高原地図」のコースタイムはいくら何でも速すぎる。塔ノ岳山頂から大倉尾根で大倉バス停まで2時間30分弱だなんてトレランでもしない限り無理ではないか?テントなどフル装備、大型ザックの我々の到着は16時30分、下山に4時間以上かかった。
首都圏から多くの人が訪れる山域の地図なので、もっと遅めにコースタイムは設定して欲しい。

新ザック投入
今回、余計な荷物は持たないようにして、先日買ったオスプレーの
バリアント52を背負っていった。1気室のシンプルなザックだが、スキースロットもあるし、スコップをギリギリ入れられるポケットも外部についている。雨蓋や腰ベルトを取り去れる仕様になっていて、クライミングにも適するようだが、現在は廃盤となってしまった。後継のミュータント52も店で背負い心地がよかったが、バリアントの方がショルダー・ウエストハーネスのパッドがさらに厚めとのこと。ミュータントにはスキースロットはあるが外のスコップやアイゼン用のポケットもないし、値段も変わらないので廃盤モデルをネットで購入した。一日背負ってみて、フレームを自分の背中にもう少し合わせる必要性を感じたが、とてもいいザックだ。今回は60Lのパックライナーを仕込んでいったので、雨が降ってもザックカバーは不要で、パッキングも少し楽だった。背面に派手な蛍光色のバンジーコードを施した。レインウェアやシェルを取り付けられる。
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オスプレー バリアント52表裏

テントポールのショックコード交換

久しぶりにテントはカミナドーム2を持っていって設営したが、2本のフレームポールの中に入っているショックコードが片方だけ伸び切っていた。神保町のアウトドアショップでメーター80円のショックコードを6m買ってきて早速修理。伸び切ったポールだけでなくもう一本もショックコードを交換した。ショックコードは2.5ミリ(白)と3ミリ(黒。リフレクター付き)があったが、3ミリだと張力が強すぎて交換しても使い勝手はよくなさそうだった。末端の石突きをねじって外し、伸びた古いコードを切って、反対側の石突きも外して古いコードを抜き去る。石突きと新しいコードを8の字結びで結んで順番にポールを通し、反対側は引っ張りながら最後のポールを通して石突きと結んで結び目をポールの中に収めて終了。15分くらいで終わる。
とある店ではバンジーコード9mが2,500円で売られていて驚いた。この品、−40度でも伸縮性を保つとあるが、そんな寒い時に好んで極地で幕営はしないので却下である。それよりも一般的なものを安く提供して欲しい。
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末端処理

26日、筑波山
10月に若人を20人ほど引き連れて筑波山に一日登る計画を立てた。つくばエクスプレスでつくばまで行き、つくバスで筑波山口(400円)、桜川市ヤマザクラ号(200円)でつくし湖から3月に女房と歩いた薬王院ルートで登り、女体山山頂から白雲橋ルートで下山する予定だ。その下見に梅雨の晴れ間を狙って行ってみた。たまたま職場が休みで、同行する予定の同僚ともう一人の同僚と3人での山行だ。
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階段を登る

つくし湖入口から歩き始めたのが9時35分。つくし湖脇の登山道からジクジクした道を薬王院へ上がり、登りにかかった。途中の林道との交差点で休憩、急勾配の階段を登る。女性の同僚が少し息が上がったが、休み休み歩いて12時前に御幸ヶ原に到着。暑いので木陰のベンチで行動食を摂り、女体山山頂で12時40分。絶景を見せられてよかった。13時に下山開始。私も初めて歩く白雲橋ルートだが、結構急勾配で樹林帯で幅が広がってどこを踏んでいいのか判断に迷うことがあった。岩も結構滑りやすい。塔ノ岳で痛くなったふくらはぎだが、持ちこたえてくれた。荷も軽かったので、この後の筋肉痛はなかろう。筑波山神社に参拝して、15時10分の路線バスでつくば駅まで。こちらの方がつくバスより乗っている時間は短いが、料金は高い(720円)。
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絶景
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胎内くぐり
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弁慶の七戻り

つくば駅前でサザコーヒーを飲んでつくばエクスプレスで帰宅。帰宅も早い。

今回、日帰りザックとしてエクスペドの
mountain pro 30を背負っていった。神田のアウトドアショップでほぼ半額で売っていたのを見つけ、翌日ゲットしてしまった。このザック、ユニークで、デイジーチェーンが5本背面から脇にかけて縦についている。カラビナや付属のベルトでスキーをはじめさまざまなアイテムを装着することができる。ロールアップの防水で、マップケースも付属、スコップやゾンデ棒も入りそうだ。夏も冬も使えそうなザックだが、ちょっと背中のパッドが雨蓋によって湾曲しやすい。硬いものを入れてシャンとさせればより使いやすくなるかも。日帰り山行のザックとしてはちょっと大きすぎたが、今回はシェイクダウンである。もう少し使いながらフィットさせていきたい。
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