平日チョイ漕ぎ

日曜日の天気予報がここのところあまり良くないので、金曜日に漕ぎに行った。吐月工房氏も金曜日に漕ぐ予定とのことなので、三浦へ行って見ることにした。

とはいえ、出艇7時はかなりキツイ。土曜日が職場の健康診断で、金曜の朝どうしても検体の便を採取しておかないといけない。公衆便所で採るわけには行かず、採れたとしても冷蔵しておけない。また前日夜にテレビで卓球を観てしまったら睡眠時間が少なくなってしまった。結局朝6時20分に出発。現在最寄りの首都高入口が閉鎖なので、錦糸町経由で向かわなければならない。これも時間のロス。両国で自然渋滞、有明で事故渋滞に引っかかって宮川到着は8時20分になってしまった。

風が強めなうえ、組立時間が惜しいのでカフナを組む。組み立て途中にバウセクションのキールパイプの
ショックコードが千切れていることに気付く。さすがに経年劣化で弱いところに症状が出てきた。ま、ショックコードはなくても組み立てに差し支えないのでそのまま組むが、さらにいくつかショックコードが切れると部品がバラバラになりちょっと困るだろう。

組んでいるうちに吐月工房氏が戻ってきた。反対回りで城ケ島を漕げばどこかで会えるかなと思っていたのだが、ずいぶん早い帰還だ。結局一人で漕ぐことになるが、北東風がいやらしいので横瀬島往復にした。距離はわずかである。

出艇は9時20分。大潮の干潮なので岩場をかなり先まで行って漕ぎ始める。岩陰から出たら風速5m前後の向かい風になった。漕ぎ進めるにつれ飛沫がスプレースカートの上にかかってシーソックの中まで浸水してくる。シーソックもぼろぼろで買い替えたいのだが、スプレースカートもかなり撥水性が落ちているようだ。

房総半島の富山や鋸山がクッキリ近目に見える。三浦に向かう時も、横浜から半島全体が良く見え、海岸近くでは伊豆半島の熱海の町並みや大島がかなりクッキリ異常なくらい見えていた。横瀬島に一応上陸してみるが、やることもないのですぐにカヤックに乗り、ぐるっと一周して、今度は追い風追い波に乗って復路だ。追い波と遊びながら漕いでいたらあっという間に戻ってきてしまった。10時30分。たった1時間のツーリングだった。こんなだったら剣崎まで行くべきだったか?

艇を乾かして撤収し、まるよし食堂で早めのお昼を食べて、本日の第2部、スケートに向かう。今月いっぱいでシーズン終了する江戸川スポーツランドへ。

あ、今日はカメラ忘れて映像なし。

乗鞍岳で会心のターン

今シーズンようやく4回目のバックカントリー。今シーズンはすべて日帰りで、しかもちょっと少なかった・・
で、シーズンラストに選んだのは乗鞍岳。今回は土曜日に年休をとり、乗鞍行きでは初めてインフィールドのツアーに一日だけ申し込んだ。一人で広大な乗鞍を滑るには寂しすぎるから・・

金曜夜に自宅を出て鈴蘭の観光センター駐車場で車中泊。到着直前にキツネが車の前を横切り、もう少しではねるところだった。身支度して7時台に三本滝駐車場へ上がったら、すでに駐車場の舗装部分はほぼいっぱい。なんとか駐車場所を確保してインフィールドの中野君たちを待つ。

朝一番のバスは結局4台になった。快晴なのでスキーヤー・ボーダーが大挙して来ている。位が原山荘で管理人の六辻さんに挨拶して出発。バスから吐き出されたスキーヤー・ボーダーがほぼ全員、肩の小屋方面を目指すので、砂糖の山に群がるアリの行列が延々と続いているように見える。皆さんの狙いはまず剣が峰と蚕玉岳鞍部からの最長雪渓か、朝日岳の雪渓であろう。我々の狙いはそのメインルートを外してあまり人の来ないルートを滑ることにある。

すごい人数

剣が峰

今回の板はシャクサン。もう何年も使い込んでいるが、バスへの板の積み込みや最後のツアーコースの汚れ腐れ雪を考えると新しいワールドピステはもったいない。

乗鞍岳に来るといつも悩まされるのが、標高2600m以上での息切れ。歩く距離は短いのだが、バスで一気に登って歩き始める上、標高が高くて酸素が薄いせいか、今までは息が上がっていた。しかし、なぜかこの日は息が切れない。非常に調子がいい。歩きながら思いついたのは、前夜着ということと毎週のスケート。スケートで確実に脚力はアップしているはずであり、心肺機能も少しは上がっているのかもしれない。

蚕玉岳のエビノシッポ

別のアングルから剣が峰

前日雪が降ったので、新雪とザラメが入り交じっている。新雪部分は標高が高くなると固く凍った状態。朝日岳直下で滑落するテレマーカーもおり(これはシール登行があまり上手くない人かもしれぬ)、なるべく柔らかい部分を選んで登った。雪面に小さなエビノシッポが無数に生えており、
まるでマイタケを踏みながら歩いているようだ。

マイタケ雪面

マイタケはこういう感じ

さて、その後のルートはシークレットである。あまり今後多くの人に来てもらいたくはないルートであるが、一本目は風裏のうっすら新雪、初めカリカリ、中から下はチョー快適できれいにテレマークターンが決まる。その後凍った雪面をキックステップで極めたピークからの滑降へ。これは誰も滑っていない、
パリパリ焼きギョーザ羽根のようなフィルムクラストのシャリシャリバーンで、その気になれば標高差400m近く最高のターンを繰り返すことができる。悔いなきよう、しっかり400m滑っておいた。その後シュートを詰め、ラストは2800mから位が原への大滑降。これまた数本のシュプールはあったが全然荒らされていない最高の急斜面。

その1

その2

昼下がりに雲が・・

シュートを登る

山頂にも雲が・・

北アルプス北部を遠望

穂高連峰と槍ケ岳(雲の向う)

最後の斜面

シュプールでギタギタになった位が原に到着したのが午後3時近く。午前中山頂近くに大挙していたスキーヤー・ボーダーたちは下山してしまったようだ。それが証拠に最長雪渓は夕方のゲレンデ状態となっている。ここで山荘に宿泊してもう一日シークレットコースを攻める中野君たちと別れ、一人ツアーコースへ。最後の大斜面を滑っていた頃、ツアーコースの最初の急斜面あたりに救助ヘリがきていた。誰かケガをしてヘリを呼んだに違いない。一人でケガなどしたら目も当てられないので、コブ斜面になった細いツアーコースをアルペンターンで滑っていく。何組ものパーティを抜き去ったが、その中にT.M.Nスキースクールの望月さん御一行がいた。思わず声をかけてしまった。

ツアーコースとゲレンデを繋ぐ最後の急斜面まで何とか滑れはするが、かもしかゲレンデの分岐で雪は途切れた。潔くスキーを脱いで、ゲレンデ下部まで歩いて降りる。最後に少しだけ残った雪をスキーで拾って3時45分終了。三本滝の車は半分以上が消えていた。みんな日帰りなんだな・・

最後に非常にいい雪を滑らせてもらった。バックカントリーの回数は少なかったけれど、今回の乗鞍でかなり挽回できたような気がする。何より、ケガなく無事過ごせたので十分だ。

その後実家に寄って年老いた両親の愚痴話を聞き、日曜午前中に東京に戻った。

連休明け・三浦南岸

連休の2日以来の三浦半島へ行った。最寄りの首都高入り口が閉鎖されているため、ちょっと違ったルートで向かう。連休明けで天気はいいのに交通量は少なめ。

宮川港の駐車場には鮟鱇庵さんが既に到着していた。私も早速カサラノを組む。テンションはチャインをやや緩めにしておいた。このほうが3番4番リブがはめやすい。


久しぶりにご一緒する鮟鱇庵さん

9時ころ吐月工房氏と3艇で出発。まず安房崎を目指すが、ちょうど予報では北風が強まる時間で、予報通り左斜め後方から風を受けるパドリング。うねりもある。最近ストラップオンスケッグをつけて漕いでいるが、今までで一番イヤな方向から強めの風が吹く状況なのに、直進性は良く、ウェザーコッキングもしない。追い波でもまったく怖い思いをせずに安房崎に到達。漕ぎながら、あの小さなスケッグ(長さ20cmほど、高さ10cmほど)でこれだけの効果があって邪魔にならないのは、絶妙な設計なのだなと思う。スケッグがズレることも幸い皆無。


安房崎越えるとおとなしくなり・・


崖に接近することもできた

すましと海岸でゴミ拾い。その後海上で大きな肥料袋を拾ったので、試しに両手で掲げてみた。わずかながらも艇が進む。予備パドルを袋に突っ込んで掲げてみても同じだ。スプリットセイルのようなV字型の骨組みにこういう丈夫なビニール袋をかぶせるだけでも帆の代わりになるのではないだろうか?(肥料袋を掲げた写真は
こちら

天気も良くカラッとしているので、長津呂崎から諸磯方面へ行ってみる。諸磯ではレーシングカヤックの一団が休憩中。三浦もちょっと西海岸へ来るとカヤッカー遭遇率が高い。諸磯までの長大なコンクリート防波堤近くではカフナ2艇で漕いでいる方と遭遇したが(帰りも三崎港出口で遭遇)、木製の平パドルをお使いの方で、今までお会いしたことのない方だ。

ATパドルを予備に持ってきていたので、諸磯からパドルを変えてみる。フェザーリングはツーリング途中なのでしない。軽い!しかし、ベントシャフトがなぜかしっくり来ず、すぐにクラトワに戻した。手の感触がクラトワの方が馴染んでしまったようだ。だからといってクラトワでスピードが出せるわけではないが・・

小網代湾入り口で3人とも空腹電池切れとなり、湾奥へは入らず引き返す。帰りは三崎港内を通って、いつものルートで宮川へ戻る。もう端午の節句も過ぎたが、こいのぼりがはためいていた。今年は大きなこいのぼり、見なかったなぁ。



宮川着がほぼ12時。仕上げに今年初ロールしてみる。吐月工房氏のお手本を一度見てイメージを作り、クラトワで右スタンダードロールしたら一度目は上がった。水が冷やっこい。左は上がる気がしなかったのでトライせず、右持ち替えロングロールをしたのだが、上がらない。ATパドルに替えてCtoCをやってみるも、不発に終わった。吐月工房氏のバウを借りる。久しぶりで体が思い出してないな〜。ま、スタンダードロールで一回で上がったからよしとしよう。冷やっこい水も何度かロールトライしていれば慣れる程度に上がってきた。冬の、ロール一発で平衡感覚がおかしくなるような水温ではない。

撤収も空気が乾燥しているのでよく乾き、非常に楽だった。沈脱しなかったことも大きいか?。まるよし食堂でカマの漬け丼を食べて、睡魔と戦いながら帰路についた。

あと1回スキーに行きたい気持ちはまだあるんだけど、こうして頻度高く漕ぎ始めるとその気持ちもしぼんで消えてなくなりそうだなぁ。

ステップソールでかぐら雁ヶ峰・霧ノ塔へ

今シーズンはどうにもバックカントリーへ出るチャンスが少なかった。これでやっと3回目、すべて日帰りである。出られなかった理由はいろいろあるのだが、今回に関しては天気が下り坂、というのが山中一泊のツアーを断念した理由。結局日帰りでかぐらスキー場から雁ヶ峰・霧ノ塔を周遊する例年のコースをステップソールで歩くことにした。ステップの機動力を使って登っては降り、登っては降るコース取りである。

GW最終日とあって、ゲレンデが混む可能性があり、朝7時に現地集合。今月2日の三浦カヤックと同じメンバー、吐月工房氏(フィッシャー・GTSクラウン&ビンソン)と葛飾のU氏(フィッシャー・アウタバウンズクラウン&T4)と私(カルフ・10thマウンテン&T4)の3人。

かぐらメインゲレンデトップで最上部のリフトが動きだす9時を待つ。30分ほど待って、かぐら第5ロマンスリフトが動きだす。いつもはボーダーやスキーヤーがどっと連絡コースに殺到し、バカボーダーに板やストックを踏んづけられ口論になることがある(昨年あった)のだが、今日はこのロマンスリフトが動く最終日だというのに少なめ。しかも皆スキーヤーで、ゲレンデ全体にボーダーが少ない。

ステップで出発

9時20分、ゲレンデトップの1830mからおもむろに歩き始める。シール装着の時間が省け、非常に快適なスタートであるが、最初はステップで登れる限界斜度が体にしみ込んでいないので時々前のめりになる。神楽ヶ峰へつづく緩い尾根の右側から鞍部へトラバース、1984mピークへ斜登行で巻きながら登る頃にはもう強烈な日差しと暑さで汗だくである。先行者は中尾根を滑るという男性と、この日コースの所々で出会うことになるリピーターの山スキーヤーのおじさん。

巨大キッカーが・・

よく喋るおじさんで、聞きもしないのに昨日の状況や連休前半に何も知らないで上がってきたヒトを連れて歩いたことを話してくれた。このあたり、春になると何の装備も持たず、どこを滑ればいいかも知らずに板を担いで登ってくる輩が結構いるので、危うさを感じることが多い。そういう輩には冷たく接したほうがいいと私などは思っているが、このリピーターおじさんはまるでボランティアでガイドをしているかのようなのだ。この日も午後になってコース上で再会した時、明らかに同行者ではないゲレンデスキーの男性を引き連れ、解説をしていた。



ステップソールの我々は小休憩後そのまま稜線を滑り始める。デコボコの多い稜線を降り、小ピークを一つ登りながら巻くと、急な稜線にぶち当たる。しばらく休憩していたらリピーターおじさんが板を担いでツボ足で来たので、先行してもらい、こちらもこの急な稜線をステップで刻むのはやめ、板をザックにくくりつけておじさんが切ったツボ足ステップを拝借して登る。
このピークには『雁ヶ峰』と標識があるのだが、地形図にはそのような記載はなく、雁ヶ峰は黒岩ノ平を挟んだ北東方向の1667mピークに書かれている。初めてここへ来た時からどちらが本物の雁ヶ峰なのか悩んでいたのだが、リピーターおじさんは標識があるところが雁ヶ峰で地形図が間違いだという。これを書きながら考えてみると、『雁ヶ峰』の黄色い標識が付いている木の方向に地形図に書かれた雁ヶ峰がある、ということではないのか、とふと思った。いずれにしても、夏道も稜線に付いている場所なので、湯沢町の名前を冠した標識についてははっきりさせて欲しいものだ。

スキーを担いだ唯一の稜線
実際肉眼で見るともっとキツイです



霧ノ塔までチョッカル。ところどころブレーキがかかる雪なので前転する可能性もあったが、難を切り抜けて霧ノ塔のピークを踏む。リフト降り場からここまで約2時間弱である。リピーターおじさんはここで休憩としているが、我々はやや北東に外れたピークでザックを下ろし、軽く行動食をとる。まだ11時。ここにザックを置いて、黒岩ノ平方向の沢に向かって2回ほど空荷で滑る。登りもシールを貼り返さなくていい上、シール装着時の鈍重さがなくて快適。やはりザラメの季節はステップが最高である。

空荷&軽装で滑る
縦溝があって油断ならない

大汗をかいたところでザックまで戻り大休止とする。周辺を見渡しても、休日でいい天気にも関わらずスキーヤーがほとんどいない。スキー場からの音楽もここまでは聞こえないので、雪山を独占している感が強い。

12時20分くらいに下降に入る。いつもは黒岩ノ平と千倉ノ引上げの間にある明瞭な尾根に乗って途中から沢へ滑り込むのだが、今回はステップの機動力を使って千倉ノ引上げ最上部の1886mピークへ移動し、沢を2本横切る感じで滑って登ることにした。樹間の距離が空いていて気持ちよく滑ることができた。黒岩ノ平の北の沢への滑降で初転倒。雪が重くなり、雪上に落ちている枝が気になり、積雪量が減ってきているので薮も出かかっている。慎重に滑らないと、足元不安定なステップ板では登りよりも滑りの方に気を遣う。リピーターおじさんが若いゲレンデスキーの男性を連れて黒岩ノ平の方から降りてきて、先行する。

地形図上の雁ヶ峰までわずかな登りとなるが、そのままステップ板で登ってきたら、リピーターおじさんの連れの男性が「そのスキーはなぜ登れるんですか?」と問うてきたのでソールのうろこを見せてあげた。普通のゲレンデスキーヤーにとってはスキーのソールに雪面と干渉するものが存在するという発想はまずありえない話だし、山スキーヤーもビンディングの特性(つま先が支点)から決して使えないのがステップソール板である。テレマークスキーヤーの特権なのである。

セッケイカワゲラ発見
なぜかアメンボがいた

ただし、ここから先のやや急斜面・腐れ雪ではかかと固定のフラットソールスキーにかなうはずもない。先行した二人に追いつくはずもなく、ヨタヨタとステップ3人組で降りていく。最後の急斜面は薮が濃くなってきていて、もう次の週には滑れないだろう。ゴンドラ線に平行する連絡コースに降り立ったのが14時過ぎ。最後の最後に板をつけたままで半薮漕ぎとなった。アクセスしやすいコースで、決して達成感のある新規のコースではないが、ステップソールでシールを一切使わずアップダウンを繰り返したために、非常に充実した周回となった。

薮をかき分けフィニッシュ

硫安を蒔いたゲレンデは意外なほど滑り、ヒザが痛くなった。帰りは田代エリアの立ち寄り湯で休憩し、三国峠を越えた。関越渋滞が予測以上に長く、北関東道と国道122号、館林からの東北道で19時30分自宅着。あと一回、乗鞍あたりへ滑りに行きたい気持ちもあるが、もうあがくことはせずカヤックをしたほうがいいのか、ものすごく悩んでいる。

GWの三浦南岸

どこに行くにもすごい渋滞だ。房総方面は渋滞が最悪である。首都圏で唯一、三浦半島方面で午前中勝負ならば渋滞が軽く済みそう。吐月工房氏もそのように考えていたようだ。前日夜に連絡を入れて合流することにした。さらにこちらは久しぶりに女房を連れて行くことにした。去年の夏以来か?

朝、首都高に乗ろうとしたら工事で入り口閉鎖になっており、下道で別のランプまで移動したので到着が8時20分になってしまった。吐月工房氏と葛飾のU氏が到着済み。いつもの駐車場はすでにいっぱいで、ちょっと離れた駐車場に回らざるを得なかった。皆さんをお待たせしているので急いで組み立てる。

慌てるといろんなことを忘れがちだ。今日は組立は先週に続きすんなり30分ほどで終わったが、スポンソンにエアを入れ忘れ、漕ぎ始めようとしてどうもグラグラするなぁと思った時にエアを入れてないことを思い出した。さらに皆さんを待たせることになってしまい、恐縮する。女房は何にもアドバイスせずにカフナを組み立て(しかも私より早く)、一人で海岸まで担いで持っていって一人で乗り始めていた。だいぶ慣れてきたということか。

城ケ島大橋の下で

三崎港の方から城ケ島を反時計回りに一周。若干のうねりは残っているが風はまだ緩く、快適なツーリングだ。すましと海岸で一度上陸したが、人出が多くてゴミ拾いはしなかった。完全に初夏の日差しで汗もかくくらいなので最後にロールしようかとも思ったが、やっぱりまだ水は冷たいのでやらなかった。

三崎港内

長津呂崎近く

ナマコ?がいました

12時過ぎに上陸して解体、日差しがあり乾いた風が吹いていたのでスムーズに撤収できた。今日もスケッグを使用したが、風が緩かったので特に効果を感じることはなかったが、今までのラダーよりは格段に使い勝手がよいと思われる。組立・解体時にラダーワイヤーが邪魔でしょうがないのだが、取り去ってしまうほどの決意はまだない。