バイクツーリング
秋雨の合間にバイクメンテ
2022/09/25 Sun
9月になってしょっちゅう雨が降る。通勤も雨で電車通勤をすることが多い。雨の中を通勤で走るのは気が進まない。雨の中を走るとその後の作業(濡れた車体にカバーを掛けること、雨が上がった後の拭き上げなど)が増えるのでイヤだ。予報を見て雨が降っているか降りそうだったら朝電車で通勤するが、電車通勤の気分は良くない。そのうえ電車通勤しても予報が外れて夕方も雨が降らなかった、などということがあって今時分は予報が難しいんだなと思う。
そんな9月だが、月末までとても忙しいのでバイクツーリングにも出かけられない。
ただしメンテナンスはぼちぼちやっている。
W800については、夏のツーリング後にプロの洗車に出した後、9月初旬にリヤタイヤを交換した。リヤタイヤはとても高かったがセンター溝がもうない状態ではしかたない。ちなみに走行距離は約6,500km。交換したのは標準タイヤのダンロップK300GP。タイヤついでにドライブチェーンもグレードアップ(DID製VR46)し、フロントブレーキパッドも交換してもらった。ディーラーに出すと結構金がかかる。だがW800はシンプルな空冷エンジンながら、素人が手を出せる部分はほとんどないのでお任せする。金と時間がなかったので延期したが、10月か11月には12ヶ月点検に出すつもり。遠くへは出かけられず、もっぱら湾岸の埋め立て地へフラッと行って帰ってくるのみ。若洲経由でゲートブリッジを越えて中央防波堤を走って帰ってくるルートはちょっと気分がいい。他にもライダーが繰り出してくるルートである。
エストレヤは前回ブレーキパッドを交換したのがオドメーター8,200kmあたり。
現在14,000kmだが、ブレーキレバーを握り込まないと効きがよくなくなってきた上、鏡でキャリパー下から覗き込んだらパッド溝がわずかしかなく、パッド自体の厚みも1mmちょっとほどに見えた。前回交換時の走行距離を考えると15,000kmか16,000kmまでは持ちそうだが、通販でパッドとパッドグリス(ともにキタコ製)を購入しすでに届いている状態だ。ホームセンターで真鍮ブラシなども購入してきたので、晴れ間を見てパッド交換することにした。
残念ながら交換作業は両手がふさがり、しかもブレーキダストで手が汚れるので写真は撮らなかった。
今回は初めて自分でパッド交換することになる。キャリパーピストンプライヤーのような特殊工具は購入していないので、尖端の曲がったラジオペンチにシリコンゴムホースを被せて開き、ピストンを回せないか試みたが、ラジオペンチがキャリパーピストンの内径以上に開かなかったので、ピストンの裏側を出してブレーキダストを取ることは断念した。歯ブラシなどでは裏側までやったつもりではある。
作業自体は簡単。まず新品パッド(キタコ製)の面取りをやすりでやっておく。次にブレーキキャリパーをフォークに固定している12mmボルト2本を緩めて外し、パッドを留めているβ型のクリップを外してパッドを留めているピンを抜けば2枚のパッドが労せずして外れる。ブレーキ&パーツクリーナーを噴霧して乾かないうちに真鍮ブラシと歯ブラシで掃除。晴れると湿度が低くなるのですぐに揮発してしまう。キャリパーピストンも掃除する。ここで本来なら上記のピストンプライヤーを用いてピストンを回転させて見えにくい裏側を表に出したいところだが、それは断念した。かわりに歯ブラシをすき間に突っ込んで掃除。軽くブレーキレバーをニギニギしてピストンを少し出してブラシ掛け。2ポッドのピストンのうち、上側はやや出てきにくい状況だった。古いパッドも若干減り具合が違うので、これはオーバーホールしないといけないのかもしれない。
新品パッド裏側の金属部分(ピストンと接して押される部分)にパッドグリスを薄く塗る。これは鳴き防止のため。新パッドをうまいことはめ込んで、上記のピンとβ型のクリップを装着、すき間をラジオペンチでこじって開け、ブレーキローターを挟み込むように入れて12mmボルトでフォークに固定。本来トルクレンチの出番だが、規定値がわからないのと、もともと白いマーカーがついていたのでマーカーをあわせるように締め込んで終了。ブレーキレバーを軽く握ると、数回で厚くなった新品パッドの感触がわかる。
念のため駐車場内を走ってブレーキの効きを確かめようとしたが、なぜか最初セルモーターが回らず焦る。連日の雨による湿気のためなのか?カバーはかけていたが・・日の当たる場所に引っ張り出して数分放置し、その後ボタンを押したらエンジンがかかった。ありがたや。
ブレーキは握り込んでも鳴く気配はないので、なんとか大丈夫だろうか。実際通勤してみないとわからないけれど。
追記:その日の午後、エストレヤでW800の駐輪場へ行ってゲートブリッジから中央防波堤へ。オリンピックのボートコースをぐるっと回って再びゲートブリッジを逆から越えて戻ってきた。約1時間ほど。日曜日なのであちこちからライダーがあらわれてくるし、ゲートブリッジで警察に捉まって欲しいくらいのスピードですっ飛ばすバイクが多数。橋を越えた先で捉まるのはイヤなのでこちらは順法運転。その後エストレヤで近所の細かい道を走ってブレーキを確かめる。問題なし。
そんな9月だが、月末までとても忙しいのでバイクツーリングにも出かけられない。
ただしメンテナンスはぼちぼちやっている。
W800については、夏のツーリング後にプロの洗車に出した後、9月初旬にリヤタイヤを交換した。リヤタイヤはとても高かったがセンター溝がもうない状態ではしかたない。ちなみに走行距離は約6,500km。交換したのは標準タイヤのダンロップK300GP。タイヤついでにドライブチェーンもグレードアップ(DID製VR46)し、フロントブレーキパッドも交換してもらった。ディーラーに出すと結構金がかかる。だがW800はシンプルな空冷エンジンながら、素人が手を出せる部分はほとんどないのでお任せする。金と時間がなかったので延期したが、10月か11月には12ヶ月点検に出すつもり。遠くへは出かけられず、もっぱら湾岸の埋め立て地へフラッと行って帰ってくるのみ。若洲経由でゲートブリッジを越えて中央防波堤を走って帰ってくるルートはちょっと気分がいい。他にもライダーが繰り出してくるルートである。
エストレヤは前回ブレーキパッドを交換したのがオドメーター8,200kmあたり。
現在14,000kmだが、ブレーキレバーを握り込まないと効きがよくなくなってきた上、鏡でキャリパー下から覗き込んだらパッド溝がわずかしかなく、パッド自体の厚みも1mmちょっとほどに見えた。前回交換時の走行距離を考えると15,000kmか16,000kmまでは持ちそうだが、通販でパッドとパッドグリス(ともにキタコ製)を購入しすでに届いている状態だ。ホームセンターで真鍮ブラシなども購入してきたので、晴れ間を見てパッド交換することにした。
残念ながら交換作業は両手がふさがり、しかもブレーキダストで手が汚れるので写真は撮らなかった。
今回は初めて自分でパッド交換することになる。キャリパーピストンプライヤーのような特殊工具は購入していないので、尖端の曲がったラジオペンチにシリコンゴムホースを被せて開き、ピストンを回せないか試みたが、ラジオペンチがキャリパーピストンの内径以上に開かなかったので、ピストンの裏側を出してブレーキダストを取ることは断念した。歯ブラシなどでは裏側までやったつもりではある。
作業自体は簡単。まず新品パッド(キタコ製)の面取りをやすりでやっておく。次にブレーキキャリパーをフォークに固定している12mmボルト2本を緩めて外し、パッドを留めているβ型のクリップを外してパッドを留めているピンを抜けば2枚のパッドが労せずして外れる。ブレーキ&パーツクリーナーを噴霧して乾かないうちに真鍮ブラシと歯ブラシで掃除。晴れると湿度が低くなるのですぐに揮発してしまう。キャリパーピストンも掃除する。ここで本来なら上記のピストンプライヤーを用いてピストンを回転させて見えにくい裏側を表に出したいところだが、それは断念した。かわりに歯ブラシをすき間に突っ込んで掃除。軽くブレーキレバーをニギニギしてピストンを少し出してブラシ掛け。2ポッドのピストンのうち、上側はやや出てきにくい状況だった。古いパッドも若干減り具合が違うので、これはオーバーホールしないといけないのかもしれない。
新品パッド裏側の金属部分(ピストンと接して押される部分)にパッドグリスを薄く塗る。これは鳴き防止のため。新パッドをうまいことはめ込んで、上記のピンとβ型のクリップを装着、すき間をラジオペンチでこじって開け、ブレーキローターを挟み込むように入れて12mmボルトでフォークに固定。本来トルクレンチの出番だが、規定値がわからないのと、もともと白いマーカーがついていたのでマーカーをあわせるように締め込んで終了。ブレーキレバーを軽く握ると、数回で厚くなった新品パッドの感触がわかる。
念のため駐車場内を走ってブレーキの効きを確かめようとしたが、なぜか最初セルモーターが回らず焦る。連日の雨による湿気のためなのか?カバーはかけていたが・・日の当たる場所に引っ張り出して数分放置し、その後ボタンを押したらエンジンがかかった。ありがたや。
ブレーキは握り込んでも鳴く気配はないので、なんとか大丈夫だろうか。実際通勤してみないとわからないけれど。
追記:その日の午後、エストレヤでW800の駐輪場へ行ってゲートブリッジから中央防波堤へ。オリンピックのボートコースをぐるっと回って再びゲートブリッジを逆から越えて戻ってきた。約1時間ほど。日曜日なのであちこちからライダーがあらわれてくるし、ゲートブリッジで警察に捉まって欲しいくらいのスピードですっ飛ばすバイクが多数。橋を越えた先で捉まるのはイヤなのでこちらは順法運転。その後エストレヤで近所の細かい道を走ってブレーキを確かめる。問題なし。
夏の屈曲路ツーリング(栃木〜福島〜新潟〜長野〜群馬)
2022/08/24 Wed
今年の8月は安定した天候が続かず、梅雨への逆戻りのような天候が続いてしまった。
夏のツーリング計画は大きく青森まで北上しようかと大風呂敷を拡げたのだが、新潟県北から秋田にかけての集中豪雨(激甚災害指定になりそうだ)があって、そう気楽に出かけられる気配もなくなった。さらに新型コロナ蔓延による感染者の激増。今までのいくつかの波の中で最大になっている。
こんな中、ツーリングなんていう不要不急の遊びをするのはどうなんだろうと思いつつも、まとまった休みが取れるこの時期だからこそ行きたくもなる。天候を見計らって、いつものように規模を縮小して、東北南部の福島県会津地方と新潟県中越・上越地方までめぐる屈曲路祭り第2弾を敢行した。昨年夏も吐月工房氏にご同行頂けたが、今年も二人旅。
【概要】
8月20日に各自自宅を出て北関東で前泊、21日午前中に合流して日光市最北部から出発、福島県南会津町、昭和町、金山町、只見町を経て六十里越え(国道252号)で新潟県へ。入広瀬から山古志の狭隘屈曲路を抜けて小出にでて魚野川をさかのぼり六日町のビジネスホテルで宿泊。
8月22日は、六日町から国道253号(上沼道)で松代、国道403号、県道13号で上越市大島区、安塚区をめぐり、道の駅「ふるさとやすづか」へ。その後屈曲狭隘国道405号で松之山温泉スキー場・マウンテンパーク津南スキー場経由で長野県へ。栄村、野沢温泉町を経由する県道502号(旧奥志賀林道)を走破して志賀高原へ。志賀高原からは国道292号志賀草津道路で県境越え、群馬県草津町へ。さらに六合村で流れ解散、私は中之条町、渋川市、前橋市を経由して宿泊。
8月23日に前橋から自宅までの約140kmを、高速道は使わず、幹線国道の17号、50号、122号、4号も極力避けて利根川・江戸川沿いの群馬・埼玉県道を走り繋いで戻ってきた。
走行総距離は約870km。
【以下レポート】
8月20日
茂木町の七曲隧道
エストレヤからW800に乗り換えて午前9時出発。江戸川沿いの埼玉県側県道を北上、宝珠花橋で江戸川を千葉県側に渡り、関宿で利根川を渡る。茨城県境町から下妻市経由で大和駅。ここで定番の休憩。静かな駅でトイレもあり自販機もある。益子からグリーンコリドール(農免道路)で茂木町へ。走りたかった細道隧道がある。国道123号から左折、舗装林道にある七曲隧道をくぐって中川小学校へ。那珂川を渡り、私の定番道路「茂木細道県道サーキット」の中心を貫く山越え道を通り、小木須から県道12号線へ北上、県道12号で那須烏山。コンビニで遅く軽い昼食を食べていたらポツポツ雨。国道294号で北上するが、向かう方面が薄く雨でけぶっている。案の定雨が強くなる。別のコンビニ駐車場でレインウェアを着る。モンベルストームバイカー初おろし。なかなか優秀。レインウェアはツーリング中この場面でしか着ることはなかった。
また今回のツーリングでは、暑さもあってハイドレーションシステムの導入を図った。ヒップバッグとしてパタゴニアのステルス・ヒップ・パックを買い、バッグの下に水筒を収納できるネットがあるのでそこへ0.5Lのフレックスウォーターバッグ、あるいは0.35Lのモンベル製ナルゲン風ボトルを入れた。ホースはSOURCE社のコンバーチューブを用い、肩に斜め掛けするストラップを這わせてマグネット(これ優秀!)で固定。信号待ちが長い場合に給水ができた。ぬるい水だが仕方ない。
ステルス・ヒップ・パック11
コンバーチューブ(ペットボトル、ナルゲンボトル、シグボトルに対応)
以後は順調に別宅まで。別宅でエンジンが冷え、小降りになった頃に跳ね上げた水で真っ白になったマフラーを軽く水で洗う。その後も雨は降り続いたが、走っていなければ雨で車体が真っ白に汚れることはない。
この日の走行距離197km。別宅近くのGSで給油、7.0L。28.1km/L。
8月21日
宇都宮のビジネスで宿泊した吐月工房氏から連絡あり。待ち合わせの上三依塩原温泉口駅に到着するのは10時前後だろうと推定して別宅を9時に出発。尾頭トンネル内の濡れた路面で昨日の洗車が元の木阿弥に。無事10時に上三依塩原温泉口駅で合流。
国道121号(400号兼ねる)で会津田島、そのまま400号線で昭和村。道の駅でトイレ休憩。何台かバイクツーリングの人がいる。GB350の単独の人、単独女性ライダーはMT-03か。我々もその後国道400号で金山町へ。昭和温泉しらかば荘から先は未踏の道路だ。ひなびた玉梨温泉を横目に見つつ、国道252号で只見町方面へ。ここは前年秋に単独で走った道路。JR只見線とたびたびクロスしながら大塩の炭酸場で炭酸水を飲み小休憩。只見線が再開通したら訪れたいところだ。只見町で昼食にしようとするが、コンビニもわずか1軒のみで田子倉ダムの駐車場にある物産販売所でおにぎりとキノコ汁を食す。
六十里越(国道252号)。のんびりとダム湖脇の屈曲路を走り、早そうな車は先に行かせる。峠近くで片側交互通行、信号待ち6分。確か六十里越えは昔オフロードバイクで新潟県側から福島県側に走ったことがあるはず。
新潟県側に入り、入広瀬へ下っていく。かなり標高を下げたが、音声ナビがなんの指示もしてくれず、こちらも上条駅を見落としたため、国道290号に右折するポイントを通過して小出近くまで下ってしまう。吐月工房氏が給油して引き返す。入広瀬手前まで戻るのは馬鹿馬鹿しいので、気を取り直して国道352号線で山古志方面へ。山古志は今回のツーリングのハイライトエリア。二人とも未経験の場所に踏み込む。事前に計画していた山古志を走るルートの半分程度だが、県道24号、23号を走る。非常に山深く、谷も深い。中越地震で集落が孤立したり、川沿いの住宅が泥に半分埋まった光景を思い出した。あちこちに点在する集落をつなぎながら右往左往するが、県道23号沿いに下ってきたら立派な住宅の1階部分が埋まっている災害の遺産が2棟、橋の上から見えた。
ちょっと衝撃的な地区だった。その後魚野川沿いに国道17号の旧道や並行する道を使って六日町へ。六日町のビジネスホテルに17時到着。掛け流し温泉付きの新しいホテルで快適。
この日の走行距離250km。六日町17号沿いGSで給油、9.6L。26.0km/L。
山古志の高台から向こうに集落が見えるがその間に谷がある
震災復興館「郷見庵」から見る埋没家屋(川は芋川)
木籠メモリアルパーク石碑前にて
8月22日
走行距離が長いので朝8時出発。国道253号(自動車専用道路で無料提供されている上沼道)で十日町市へ。そのまま松代へ抜けるが、断続的に出てくるトンネルが長すぎ、トンネル内照明も暗いので、目が慣れない。
渋海川に沿って253号を離れ国道403号で星峠方面を目指し、一度谷に下ってから狭隘路の県道13号で403号をショートカット。2桁ナンバーの県道なのに道幅は軽トラ専用、しかも冬季通行止め。道の駅「雪のふるさと安塚」(月曜日休館日)の脇の日陰で休憩。次は国道405号で狭隘路を堪能する。十日町市の田麦立という集落で2軒の茅葺き家屋を観察。昨年は逆コースでここにたどり着いたが、写真をおさめることをしなかった。1軒はカヤの吹き替え作業中。もう1軒は洗濯物が干されていて生活感がある。この豪雪地帯で茅葺きを維持している家屋はここだけだ。405号は山間部の小さな集落を繋ぎ、集落間は小さな峠を越えて行く。集落近くは棚田になっているが、峠が近づくと棚田の名残を残す荒れ地になっている。限界集落の典型例であるが、その風景は心を打つ。
道の駅やすづか前で日陰休憩
田麦立の茅葺き家屋(葺替え中)
田麦立を後にする
松之山温泉スキー場を右手に見つつ津南方面へ右折、峠の短いトンネル手前で通ってきた十日町市と上越市の市境一帯を俯瞰する。山古志ほど深い谷はなく優しい地形だが、こういう風景は新潟の山奥でしか見られない。
松之山集落から上った山腹にある棚田
トンネルを越えて右折、マウンテンパーク津南方面を下る。そのまま国道117号へ。森宮野原の道の駅さかえで休憩、この先長野県道502号(旧奥志賀スーパー林道)に入ると県境を越えて草津まで行かないとガソリンスタンドはないので、吐月工房氏が燃料補給。その後千曲川の対岸から県道502号に突入。延々と上って野沢温泉スキー場の中腹へ。その間、すれ違うバイク、車はほとんどない。
野沢温泉スキー場の上部やまびこゲレンデから毛無山の裏側へ回り込んで、標高をあまり上げもせず下げもせず山腹をトラバースしていく道路になる。ブナ林の中、快調に走れるが、どこかで休みたい。なかなかいい場所がなく、県道502号の起点から奥志賀高原までの中間点を過ぎて路肩でようやく休憩。502号線トータルの距離が栄村平滝駅近くの起点から奥志賀まで60km弱もある。
木島平村方面への分岐近くのカヤの平キャンプ場へは寄らず、直接奥志賀高原を抜けてプリンスホテルが夏期休業中の焼額、一ノ瀬、高天原へと走る。風が急に強くなった上に、高天原で道路上の気温表示が19度と表示されていた。メッシュジャケットではとても寒い。3つの長いトンネル内も震え上がるほど寒い。志賀高原山の家のレストランで昼食休憩して、メッシュジャケットの内側にウィンドブレーカーを着込む。
13時再出発。今度は国道292号(志賀草津道路)で県境越え。最高標高は2200mほど。県境を越えてから群馬県側は濃いガスが流れていて視界が効かないので、ゆっくり走る。峠を降り切ったところで小休憩。
草津からはベルツ通りで温泉街を北から回避して国道292号で六合村へ。ハンセン病患者を隔離収容してきた重監房資料館はいつか立ち寄りたいところ。木陰の屈曲路を下って切明温泉から野反湖まで分断され未完成の国道405号と合流する。合流点手前に映画「男はつらいよ」のロケ地となった旧バス停がある。六合村から群馬県道55号に左折、吐月工房氏とはここで走りながら流れ解散。私は暮坂峠を越えて沢渡温泉、中之条町へ。国道353号で渋川、国道17号で群馬総社と新前橋の間にあるホテルへ。最後の1泊となる。
この日の走行距離280km。ホテル近くのGSで給油。10.41L。26.9km/L。
8月23日
前橋から東京まで南下するだけなので、高速道路は使わない。結局このツーリング全体で高速道路は一切使わなかった。上越線を越えて高崎へは行かずになんかしようと思っていたが、JRの事故があったらしく、踏切を渡れず、結局交通量が多い17号で高崎を経由して埼玉県へ。音声ナビの調子が悪く、そのままだらだらと17号を走っていたら本庄市まで来て県道45号線を発見。17号から左に逸れて東に向かう。羽生、栗橋、五霞方面へ向かってから利根川・江戸川沿いを南下したいのだ。
県道45号で熊谷市の妻沼聖天へ、そこから59号で羽生、60号で栗橋、国道4号から県道268号で五霞へ。
ここからは江戸川右岸をひたすら南下すればよい。13時過ぎに駐輪場着、W800の洗車はせず、自宅には14時前に着。
この日の走行距離142km、小岩で給油。4.5L。31.6km/L。東京を離れれば燃費は26〜30km/Lになる。
追記
ツーリング2日後にプロの洗車に委ねた。オドメーターは6500kmに達しようとしているが、どうもリヤタイヤのセンターが減って溝がない。タイヤ交換しなくてはならないが、ダンロップK300GPは高い・・
近々リヤタイヤ交換(ついでにチェーンのグレードアップとフロントブレーキパッドの点検)の予定。
夏のツーリング計画は大きく青森まで北上しようかと大風呂敷を拡げたのだが、新潟県北から秋田にかけての集中豪雨(激甚災害指定になりそうだ)があって、そう気楽に出かけられる気配もなくなった。さらに新型コロナ蔓延による感染者の激増。今までのいくつかの波の中で最大になっている。
こんな中、ツーリングなんていう不要不急の遊びをするのはどうなんだろうと思いつつも、まとまった休みが取れるこの時期だからこそ行きたくもなる。天候を見計らって、いつものように規模を縮小して、東北南部の福島県会津地方と新潟県中越・上越地方までめぐる屈曲路祭り第2弾を敢行した。昨年夏も吐月工房氏にご同行頂けたが、今年も二人旅。
【概要】
8月20日に各自自宅を出て北関東で前泊、21日午前中に合流して日光市最北部から出発、福島県南会津町、昭和町、金山町、只見町を経て六十里越え(国道252号)で新潟県へ。入広瀬から山古志の狭隘屈曲路を抜けて小出にでて魚野川をさかのぼり六日町のビジネスホテルで宿泊。
8月22日は、六日町から国道253号(上沼道)で松代、国道403号、県道13号で上越市大島区、安塚区をめぐり、道の駅「ふるさとやすづか」へ。その後屈曲狭隘国道405号で松之山温泉スキー場・マウンテンパーク津南スキー場経由で長野県へ。栄村、野沢温泉町を経由する県道502号(旧奥志賀林道)を走破して志賀高原へ。志賀高原からは国道292号志賀草津道路で県境越え、群馬県草津町へ。さらに六合村で流れ解散、私は中之条町、渋川市、前橋市を経由して宿泊。
8月23日に前橋から自宅までの約140kmを、高速道は使わず、幹線国道の17号、50号、122号、4号も極力避けて利根川・江戸川沿いの群馬・埼玉県道を走り繋いで戻ってきた。
走行総距離は約870km。
【以下レポート】
8月20日
茂木町の七曲隧道
エストレヤからW800に乗り換えて午前9時出発。江戸川沿いの埼玉県側県道を北上、宝珠花橋で江戸川を千葉県側に渡り、関宿で利根川を渡る。茨城県境町から下妻市経由で大和駅。ここで定番の休憩。静かな駅でトイレもあり自販機もある。益子からグリーンコリドール(農免道路)で茂木町へ。走りたかった細道隧道がある。国道123号から左折、舗装林道にある七曲隧道をくぐって中川小学校へ。那珂川を渡り、私の定番道路「茂木細道県道サーキット」の中心を貫く山越え道を通り、小木須から県道12号線へ北上、県道12号で那須烏山。コンビニで遅く軽い昼食を食べていたらポツポツ雨。国道294号で北上するが、向かう方面が薄く雨でけぶっている。案の定雨が強くなる。別のコンビニ駐車場でレインウェアを着る。モンベルストームバイカー初おろし。なかなか優秀。レインウェアはツーリング中この場面でしか着ることはなかった。
また今回のツーリングでは、暑さもあってハイドレーションシステムの導入を図った。ヒップバッグとしてパタゴニアのステルス・ヒップ・パックを買い、バッグの下に水筒を収納できるネットがあるのでそこへ0.5Lのフレックスウォーターバッグ、あるいは0.35Lのモンベル製ナルゲン風ボトルを入れた。ホースはSOURCE社のコンバーチューブを用い、肩に斜め掛けするストラップを這わせてマグネット(これ優秀!)で固定。信号待ちが長い場合に給水ができた。ぬるい水だが仕方ない。
ステルス・ヒップ・パック11
コンバーチューブ(ペットボトル、ナルゲンボトル、シグボトルに対応)
以後は順調に別宅まで。別宅でエンジンが冷え、小降りになった頃に跳ね上げた水で真っ白になったマフラーを軽く水で洗う。その後も雨は降り続いたが、走っていなければ雨で車体が真っ白に汚れることはない。
この日の走行距離197km。別宅近くのGSで給油、7.0L。28.1km/L。
8月21日
宇都宮のビジネスで宿泊した吐月工房氏から連絡あり。待ち合わせの上三依塩原温泉口駅に到着するのは10時前後だろうと推定して別宅を9時に出発。尾頭トンネル内の濡れた路面で昨日の洗車が元の木阿弥に。無事10時に上三依塩原温泉口駅で合流。
国道121号(400号兼ねる)で会津田島、そのまま400号線で昭和村。道の駅でトイレ休憩。何台かバイクツーリングの人がいる。GB350の単独の人、単独女性ライダーはMT-03か。我々もその後国道400号で金山町へ。昭和温泉しらかば荘から先は未踏の道路だ。ひなびた玉梨温泉を横目に見つつ、国道252号で只見町方面へ。ここは前年秋に単独で走った道路。JR只見線とたびたびクロスしながら大塩の炭酸場で炭酸水を飲み小休憩。只見線が再開通したら訪れたいところだ。只見町で昼食にしようとするが、コンビニもわずか1軒のみで田子倉ダムの駐車場にある物産販売所でおにぎりとキノコ汁を食す。
六十里越(国道252号)。のんびりとダム湖脇の屈曲路を走り、早そうな車は先に行かせる。峠近くで片側交互通行、信号待ち6分。確か六十里越えは昔オフロードバイクで新潟県側から福島県側に走ったことがあるはず。
新潟県側に入り、入広瀬へ下っていく。かなり標高を下げたが、音声ナビがなんの指示もしてくれず、こちらも上条駅を見落としたため、国道290号に右折するポイントを通過して小出近くまで下ってしまう。吐月工房氏が給油して引き返す。入広瀬手前まで戻るのは馬鹿馬鹿しいので、気を取り直して国道352号線で山古志方面へ。山古志は今回のツーリングのハイライトエリア。二人とも未経験の場所に踏み込む。事前に計画していた山古志を走るルートの半分程度だが、県道24号、23号を走る。非常に山深く、谷も深い。中越地震で集落が孤立したり、川沿いの住宅が泥に半分埋まった光景を思い出した。あちこちに点在する集落をつなぎながら右往左往するが、県道23号沿いに下ってきたら立派な住宅の1階部分が埋まっている災害の遺産が2棟、橋の上から見えた。
ちょっと衝撃的な地区だった。その後魚野川沿いに国道17号の旧道や並行する道を使って六日町へ。六日町のビジネスホテルに17時到着。掛け流し温泉付きの新しいホテルで快適。
この日の走行距離250km。六日町17号沿いGSで給油、9.6L。26.0km/L。
山古志の高台から向こうに集落が見えるがその間に谷がある
震災復興館「郷見庵」から見る埋没家屋(川は芋川)
木籠メモリアルパーク石碑前にて
8月22日
走行距離が長いので朝8時出発。国道253号(自動車専用道路で無料提供されている上沼道)で十日町市へ。そのまま松代へ抜けるが、断続的に出てくるトンネルが長すぎ、トンネル内照明も暗いので、目が慣れない。
渋海川に沿って253号を離れ国道403号で星峠方面を目指し、一度谷に下ってから狭隘路の県道13号で403号をショートカット。2桁ナンバーの県道なのに道幅は軽トラ専用、しかも冬季通行止め。道の駅「雪のふるさと安塚」(月曜日休館日)の脇の日陰で休憩。次は国道405号で狭隘路を堪能する。十日町市の田麦立という集落で2軒の茅葺き家屋を観察。昨年は逆コースでここにたどり着いたが、写真をおさめることをしなかった。1軒はカヤの吹き替え作業中。もう1軒は洗濯物が干されていて生活感がある。この豪雪地帯で茅葺きを維持している家屋はここだけだ。405号は山間部の小さな集落を繋ぎ、集落間は小さな峠を越えて行く。集落近くは棚田になっているが、峠が近づくと棚田の名残を残す荒れ地になっている。限界集落の典型例であるが、その風景は心を打つ。
道の駅やすづか前で日陰休憩
田麦立の茅葺き家屋(葺替え中)
田麦立を後にする
松之山温泉スキー場を右手に見つつ津南方面へ右折、峠の短いトンネル手前で通ってきた十日町市と上越市の市境一帯を俯瞰する。山古志ほど深い谷はなく優しい地形だが、こういう風景は新潟の山奥でしか見られない。
松之山集落から上った山腹にある棚田
トンネルを越えて右折、マウンテンパーク津南方面を下る。そのまま国道117号へ。森宮野原の道の駅さかえで休憩、この先長野県道502号(旧奥志賀スーパー林道)に入ると県境を越えて草津まで行かないとガソリンスタンドはないので、吐月工房氏が燃料補給。その後千曲川の対岸から県道502号に突入。延々と上って野沢温泉スキー場の中腹へ。その間、すれ違うバイク、車はほとんどない。
野沢温泉スキー場の上部やまびこゲレンデから毛無山の裏側へ回り込んで、標高をあまり上げもせず下げもせず山腹をトラバースしていく道路になる。ブナ林の中、快調に走れるが、どこかで休みたい。なかなかいい場所がなく、県道502号の起点から奥志賀高原までの中間点を過ぎて路肩でようやく休憩。502号線トータルの距離が栄村平滝駅近くの起点から奥志賀まで60km弱もある。
木島平村方面への分岐近くのカヤの平キャンプ場へは寄らず、直接奥志賀高原を抜けてプリンスホテルが夏期休業中の焼額、一ノ瀬、高天原へと走る。風が急に強くなった上に、高天原で道路上の気温表示が19度と表示されていた。メッシュジャケットではとても寒い。3つの長いトンネル内も震え上がるほど寒い。志賀高原山の家のレストランで昼食休憩して、メッシュジャケットの内側にウィンドブレーカーを着込む。
13時再出発。今度は国道292号(志賀草津道路)で県境越え。最高標高は2200mほど。県境を越えてから群馬県側は濃いガスが流れていて視界が効かないので、ゆっくり走る。峠を降り切ったところで小休憩。
草津からはベルツ通りで温泉街を北から回避して国道292号で六合村へ。ハンセン病患者を隔離収容してきた重監房資料館はいつか立ち寄りたいところ。木陰の屈曲路を下って切明温泉から野反湖まで分断され未完成の国道405号と合流する。合流点手前に映画「男はつらいよ」のロケ地となった旧バス停がある。六合村から群馬県道55号に左折、吐月工房氏とはここで走りながら流れ解散。私は暮坂峠を越えて沢渡温泉、中之条町へ。国道353号で渋川、国道17号で群馬総社と新前橋の間にあるホテルへ。最後の1泊となる。
この日の走行距離280km。ホテル近くのGSで給油。10.41L。26.9km/L。
8月23日
前橋から東京まで南下するだけなので、高速道路は使わない。結局このツーリング全体で高速道路は一切使わなかった。上越線を越えて高崎へは行かずになんかしようと思っていたが、JRの事故があったらしく、踏切を渡れず、結局交通量が多い17号で高崎を経由して埼玉県へ。音声ナビの調子が悪く、そのままだらだらと17号を走っていたら本庄市まで来て県道45号線を発見。17号から左に逸れて東に向かう。羽生、栗橋、五霞方面へ向かってから利根川・江戸川沿いを南下したいのだ。
県道45号で熊谷市の妻沼聖天へ、そこから59号で羽生、60号で栗橋、国道4号から県道268号で五霞へ。
ここからは江戸川右岸をひたすら南下すればよい。13時過ぎに駐輪場着、W800の洗車はせず、自宅には14時前に着。
この日の走行距離142km、小岩で給油。4.5L。31.6km/L。東京を離れれば燃費は26〜30km/Lになる。
追記
ツーリング2日後にプロの洗車に委ねた。オドメーターは6500kmに達しようとしているが、どうもリヤタイヤのセンターが減って溝がない。タイヤ交換しなくてはならないが、ダンロップK300GPは高い・・
近々リヤタイヤ交換(ついでにチェーンのグレードアップとフロントブレーキパッドの点検)の予定。
プロの洗車
2022/07/07 Thu
ここのところ続いていたメンテナンスの総仕上げとして、エストレヤをプロの洗車に任せてみた。
仕上がった直後。洗車前の画像は同じ条件下でのものがないので比較にはならないが・・
料金は8,800円。車の洗車でもこんなに大金をつぎ込んだことはない。というか、車の洗車はコイン洗車場で水洗いするのがほとんどで、それ以上の洗車をしたことがないし、屋外駐車だからしてもあまり意味はない。
前もってウェブ上から予約し、朝10時から12時直前までしっかりと手洗い洗車とガラスコーティング、チェーン注油を行ってもらった。一部始終作業の目の前でソファに座って見ていたが、これだけ手を入れてもらってこの金額は安いと思えた。
再度利用することがあるかと問われれば、「ある!」と答える。ガラスコーティングは4ヶ月程度が寿命とのことだが、定期的に洗車するだけの財力はない。次に洗車するとしてもまた2年後あたりになるだろうが・・W800も、夏のツーリングができたらその後にでも依頼したいところだ。
普段の駐輪場に戻ってから撮影。メッキされたリム、スポーク、チェーンの裏側を見るとシロウトによるモノではないことがわかるはず。
駐輪場にてタンク近影。あまり違いはわからないか・・でもシートサイドの白い部分に着いた汚れは見事に消えた
仕上がった直後。洗車前の画像は同じ条件下でのものがないので比較にはならないが・・
料金は8,800円。車の洗車でもこんなに大金をつぎ込んだことはない。というか、車の洗車はコイン洗車場で水洗いするのがほとんどで、それ以上の洗車をしたことがないし、屋外駐車だからしてもあまり意味はない。
前もってウェブ上から予約し、朝10時から12時直前までしっかりと手洗い洗車とガラスコーティング、チェーン注油を行ってもらった。一部始終作業の目の前でソファに座って見ていたが、これだけ手を入れてもらってこの金額は安いと思えた。
再度利用することがあるかと問われれば、「ある!」と答える。ガラスコーティングは4ヶ月程度が寿命とのことだが、定期的に洗車するだけの財力はない。次に洗車するとしてもまた2年後あたりになるだろうが・・W800も、夏のツーリングができたらその後にでも依頼したいところだ。
普段の駐輪場に戻ってから撮影。メッキされたリム、スポーク、チェーンの裏側を見るとシロウトによるモノではないことがわかるはず。
駐輪場にてタンク近影。あまり違いはわからないか・・でもシートサイドの白い部分に着いた汚れは見事に消えた
エストレヤのメンテナンス歴
2022/07/04 Mon
2020年6月からエストレヤに2年間乗り続けてきた。現在のオドメーターは13300kmちょっと。購入した時が160km程度だったので、ほとんど新古車として乗り続けてきたことになる。W800がもう一台のマシンとなってからは、エストレヤはほぼ通勤専用。雨が降らなければ毎日往復30kmに使用している。2年間での不具合は昨年末のバッテリー劣化(→ネット通販購入のバッテリーに交換、旧バッテリーはバイク用品店持ち込みで無料処分)以外にはほとんど感じない。タンクやメッキ部分はなるべく頻繁に磨いているのでまだまだ美しいはず。あちこちで「お客さんのエストレヤはとてもきれい」と言われ少々嬉しい。
さて、本日フロントタイヤを交換した。今までのメンテナンスをスマホのアプリ(Roadstock)にまとめてきているので、2年間(とはいえ最初の1年間はアプリと出会っておらず何も記録が残っていない)のメンテナンス記録を書いておこう。
2021年6月 6ヶ月点検・オイル交換(約8000km)
2021年6月 約8200kmでフロントブレーキパッド交換(カワサキプラザに依頼)
2021年10月 ネット通販で購入したエアフィルターとスパークプラグに交換(セルフメンテ)
2021年11月 リヤタイヤ交換(9600km。近所のバイクタイヤ専門店に依頼。BS アコレード)
2021年12月 6ヶ月点検(約10500km)、オイル交換とオイルフィルター交換(購入店に依頼)
2022年1月 ネット通販で購入したバッテリーに交換(セルフメンテ)
2022年6月 フロントフェンダー交換(キズがついていたためヤフオクで落としたフェンダーに交換)
2022年6月 6ヶ月点検(13200km)、オイル交換
2022年7月 フロントタイヤ交換(13300km。近所のバイクタイヤ専門店に依頼。IRC GS19)
その他、これ以外に思いついた時(1〜2ヶ月に1度)にチェーンオイル塗布、チェーン調整、ワイヤー調整などの簡単な作業は行っている。W800はプラグ交換にしてもガソリンタンクを外さないとできないし、いろんな場所がシロウトメンテを許さないようになっているので、こちらは新車購入のメリットを生かしてディーラー任せ。W800はタイヤ空気圧やチェーンオイルメンテくらいしかしない(できない)が、エストレヤはかなり自分でいじることが可能だ。
予報になかった雨に見舞われることがあり、リヤタイヤまわりが汚れることが度々ある。そのような時は手を突っ込んでリム周りも含めてウェスで拭く程度。メッキ部分にサビが浮いてきたらサビ取り剤を使って拭き取っている。しかしそろそろプロの手を借りて徹底的に掃除・コーティングしたくなってきた。
ちなみに、燃料はおそらく350km程度走らないとカラにはならないが、だいたい200kmごとに給油している。最近のレギュラーガソリンは高いが、都内走りでリッター27km程度をたたき出している。一日の往復で約1リットル消費している計算。W800のツーリング燃費が27km/Lだから、通勤には大排気量バイクよりも125〜250が最も適していると思う。
さて、本日フロントタイヤを交換した。今までのメンテナンスをスマホのアプリ(Roadstock)にまとめてきているので、2年間(とはいえ最初の1年間はアプリと出会っておらず何も記録が残っていない)のメンテナンス記録を書いておこう。
2021年6月 6ヶ月点検・オイル交換(約8000km)
2021年6月 約8200kmでフロントブレーキパッド交換(カワサキプラザに依頼)
2021年10月 ネット通販で購入したエアフィルターとスパークプラグに交換(セルフメンテ)
2021年11月 リヤタイヤ交換(9600km。近所のバイクタイヤ専門店に依頼。BS アコレード)
2021年12月 6ヶ月点検(約10500km)、オイル交換とオイルフィルター交換(購入店に依頼)
2022年1月 ネット通販で購入したバッテリーに交換(セルフメンテ)
2022年6月 フロントフェンダー交換(キズがついていたためヤフオクで落としたフェンダーに交換)
2022年6月 6ヶ月点検(13200km)、オイル交換
2022年7月 フロントタイヤ交換(13300km。近所のバイクタイヤ専門店に依頼。IRC GS19)
その他、これ以外に思いついた時(1〜2ヶ月に1度)にチェーンオイル塗布、チェーン調整、ワイヤー調整などの簡単な作業は行っている。W800はプラグ交換にしてもガソリンタンクを外さないとできないし、いろんな場所がシロウトメンテを許さないようになっているので、こちらは新車購入のメリットを生かしてディーラー任せ。W800はタイヤ空気圧やチェーンオイルメンテくらいしかしない(できない)が、エストレヤはかなり自分でいじることが可能だ。
予報になかった雨に見舞われることがあり、リヤタイヤまわりが汚れることが度々ある。そのような時は手を突っ込んでリム周りも含めてウェスで拭く程度。メッキ部分にサビが浮いてきたらサビ取り剤を使って拭き取っている。しかしそろそろプロの手を借りて徹底的に掃除・コーティングしたくなってきた。
ちなみに、燃料はおそらく350km程度走らないとカラにはならないが、だいたい200kmごとに給油している。最近のレギュラーガソリンは高いが、都内走りでリッター27km程度をたたき出している。一日の往復で約1リットル消費している計算。W800のツーリング燃費が27km/Lだから、通勤には大排気量バイクよりも125〜250が最も適していると思う。
秩父ツーリングと仕事山行
2022/05/16 Mon
今年の5月は好天が続かない。そんな中で、雨の合間を縫って吐月工房氏と秩父細道ツーリングと仕事山行を2週にわたって行ってきた。幸い、どちらも一時は晴れ間が見えるような曇天でラッキーだった。
5月8日(秩父ツーリング)
集合場所である「道の駅おがわまち」まで全て下道で2時間かかった。2時間で来れたのは早かった方ではないか?
以後、吐月工房氏が作成したツーリングルートで長瀞を経由して神流湖方面に向かい、土坂峠で南下して秩父市の手前から再び秩父山地の細道を通り抜けて下山した。お任せで林道や3ケタ県道を走り繋いだのでいまひとつルートが判然としない。総距離が320kmほどになったが、「屈曲路祭り」とも言えるほど細道県道、林道、未舗装路も若干含むもので、エストレヤの方が走りやすかったかも、と思いながらも、エストレヤのブレーキでは急下降の屈曲路では厳しかったかもしれない。W800の前後ディスクブレーキはこういう道を走るのに都合がいい。特にリヤブレーキを引きずりながら旋回するようなツーリングでは有効だ。しかしフロント19インチホイールはバイクがなかなかリーンしてくれなくて細かいターンは決して得意とは言えない。
最後はだんだんと雲が厚くなってきてパラッと降り始めたので、吐月工房氏に挨拶して圏央道方面へ向かい、圏央鶴ケ島インターから関越道・外環道・首都高を経て約1時間で戻った。高速は帰りに使うと何だかやたら疲れる。しかしいいツーリングだった。
5月15日(百蔵山〜扇山日帰り縦走)
仕事山行である。少年たちが集合する新宿駅に朝7時に集まり、7時20分の中央線快速で高尾まで。高尾から中央本線各駅停車で大月駅手前の猿橋駅まで。
猿橋駅からは歩いて百蔵山登山。国道20号を渡って市民グラウンド方面へ歩いていくとドンドン斜度が増して、最初の1時間をゆっくり歩くことができない少年たちのオーバーペースの最後尾であえぐ。
住宅地が尽きて浄水場あたりの舗装路の斜度がキツイ。浄水場上から登山道になるが、ペースがなかなか落ちないので最年少の少年が汗だくになりながらグロッキーに。言わんこっちゃない。
その後も急登高が続き、標高1003mの百蔵山には11時過ぎに到着。しばらく休んでから、縦走路を扇山方面へ。せっかく稼いだ高度を急下降で失いながら810mくらいまで下降し、そこから849mピークを右から巻いてアップダウンのある縦走路に入る。3つほどのピークを通過してから扇山への尾根に乗り、標高差300mを登る。ここもキツかった。13時30分ころ、扇山山頂に到着。開けた山頂部の芝生に寝ころぶ。
歩いている時から振動が時々伝わってきたが、高速のトラックかリニア新幹線かと考えたものの、富士演習場での砲弾発射音らしいということを他の登山者から聞いた。
その後の下山は結構時間がかかり、14時過ぎに出発して16時に鳥沢駅着。
最後に駅前で軽く反省会するが、一部の者の弛緩ぶりが目立ち、皆の反省の言葉の槍玉に上がっていた。登山中、マスクを無理にすることはないが、マスクを外して大声で前後と語り合っているのは最年長の少年から注意されていたにも関わらず、一向に止めようとしないばかりか反省もしていない。先行きが心配される。
16時20分発の東京行き快速列車に乗っていたら当然のごとく睡魔に襲われた。歩いた距離は21.6km、歩数が28000歩だった。
翌日、まだ筋肉痛が出ないうちに神保町のもうすぐ閉館する岩波ホールへ映画鑑賞に行き、そのついでに登山靴(キネシスプロGTX)のソール張り替えを依頼した。これでキネシスプロGTXのソール張り替えは2回目だ。もう長いもので、10年以上はソールを張り替えながら使っている。レザーブーツは手入れを怠らなければ長持ちする。そろそろ新しいトレッキングブーツを買ってもいいようなものだが、ニューブーツが4万円以上するのに対してソール張り替えは1.6万円程度だから、防水性の保証がなくなってもソール張り替えになってしまう。
5月8日(秩父ツーリング)
集合場所である「道の駅おがわまち」まで全て下道で2時間かかった。2時間で来れたのは早かった方ではないか?
以後、吐月工房氏が作成したツーリングルートで長瀞を経由して神流湖方面に向かい、土坂峠で南下して秩父市の手前から再び秩父山地の細道を通り抜けて下山した。お任せで林道や3ケタ県道を走り繋いだのでいまひとつルートが判然としない。総距離が320kmほどになったが、「屈曲路祭り」とも言えるほど細道県道、林道、未舗装路も若干含むもので、エストレヤの方が走りやすかったかも、と思いながらも、エストレヤのブレーキでは急下降の屈曲路では厳しかったかもしれない。W800の前後ディスクブレーキはこういう道を走るのに都合がいい。特にリヤブレーキを引きずりながら旋回するようなツーリングでは有効だ。しかしフロント19インチホイールはバイクがなかなかリーンしてくれなくて細かいターンは決して得意とは言えない。
最後はだんだんと雲が厚くなってきてパラッと降り始めたので、吐月工房氏に挨拶して圏央道方面へ向かい、圏央鶴ケ島インターから関越道・外環道・首都高を経て約1時間で戻った。高速は帰りに使うと何だかやたら疲れる。しかしいいツーリングだった。
5月15日(百蔵山〜扇山日帰り縦走)
仕事山行である。少年たちが集合する新宿駅に朝7時に集まり、7時20分の中央線快速で高尾まで。高尾から中央本線各駅停車で大月駅手前の猿橋駅まで。
猿橋駅からは歩いて百蔵山登山。国道20号を渡って市民グラウンド方面へ歩いていくとドンドン斜度が増して、最初の1時間をゆっくり歩くことができない少年たちのオーバーペースの最後尾であえぐ。
住宅地が尽きて浄水場あたりの舗装路の斜度がキツイ。浄水場上から登山道になるが、ペースがなかなか落ちないので最年少の少年が汗だくになりながらグロッキーに。言わんこっちゃない。
その後も急登高が続き、標高1003mの百蔵山には11時過ぎに到着。しばらく休んでから、縦走路を扇山方面へ。せっかく稼いだ高度を急下降で失いながら810mくらいまで下降し、そこから849mピークを右から巻いてアップダウンのある縦走路に入る。3つほどのピークを通過してから扇山への尾根に乗り、標高差300mを登る。ここもキツかった。13時30分ころ、扇山山頂に到着。開けた山頂部の芝生に寝ころぶ。
歩いている時から振動が時々伝わってきたが、高速のトラックかリニア新幹線かと考えたものの、富士演習場での砲弾発射音らしいということを他の登山者から聞いた。
その後の下山は結構時間がかかり、14時過ぎに出発して16時に鳥沢駅着。
最後に駅前で軽く反省会するが、一部の者の弛緩ぶりが目立ち、皆の反省の言葉の槍玉に上がっていた。登山中、マスクを無理にすることはないが、マスクを外して大声で前後と語り合っているのは最年長の少年から注意されていたにも関わらず、一向に止めようとしないばかりか反省もしていない。先行きが心配される。
16時20分発の東京行き快速列車に乗っていたら当然のごとく睡魔に襲われた。歩いた距離は21.6km、歩数が28000歩だった。
翌日、まだ筋肉痛が出ないうちに神保町のもうすぐ閉館する岩波ホールへ映画鑑賞に行き、そのついでに登山靴(キネシスプロGTX)のソール張り替えを依頼した。これでキネシスプロGTXのソール張り替えは2回目だ。もう長いもので、10年以上はソールを張り替えながら使っている。レザーブーツは手入れを怠らなければ長持ちする。そろそろ新しいトレッキングブーツを買ってもいいようなものだが、ニューブーツが4万円以上するのに対してソール張り替えは1.6万円程度だから、防水性の保証がなくなってもソール張り替えになってしまう。
まだ肌寒い半日ツーリング(茨城)
2022/04/17 Sun
雨の合間の週末日曜日午前中の半日ツーリング。夜にはまた雨が降るという。
7時、W800に乗り換えて出発。週後半長く雨が降ったので、江戸川沿いの土手道路では水が滲み出している可能性があり、高速でまずは遠くへ。
京葉道路、東関東道を乗り継いで終点の潮来まで。朝だからなのか、空気が冷たい。幕張PAにものすごい台数のバイクが駐車されていた。潮来から茨城県道50号線を北上するのは昨年以来日帰りループツーリングの定番。マナーが悪く窓から吸い殻を捨てる車(しかも法定速度を大きく超えるスピードでぶっ飛ばしていった)や、ハヤブサとVFR800の2台ツーリングだがこれまた法定速度を大きく超えて軽トラなどを強引に抜いていく大型バイクに辟易しながらのんびり走る。飛ばすと寒いのだ。
石岡市の山麓でオドメーター5000kmに達した
茨城空港入り口から西方面へ空港アクセス道路を走り、常磐道のインターを前にして右折、羽鳥駅前で左折。筑波山東麓の県道へ進む。山の斜面が新緑とヤマザクラで色とりどりなので駐輪して写真を撮っていたら10台くらいの車種もバラバラなマスツーリング集団が抜いていった。その後を車2台くらい間においてついて行く。対向する3台のバイクから「ヤエー」のサインをもらったので恥ずかしげに返礼したが、昔は「ピースサイン」だったなあ・・調子に乗った「ヤエー」は好きではない。軽い挨拶でいい。
シート越しの新緑
桜川市のため池から加波山方面
それにしても、どうしてこうもバイク乗りはつるむのか。2台や3台なら許容範囲だが、10台以上のグループやPAで駐車しているおびただしい台数を見ると、「一人で走れないのか」と思う。若いころからソロツーリングや二人でのツーリングしかしてこなかったので、生理的に合わない。
桜川市へ入り、岩瀬駅に立ち寄ってトイレ休憩。ここまでは定番ルートだったが、ここからは新しいルートで南下してみる。通常は岩瀬駅のもう一つ西の水戸線大和駅脇を通る県道148号を南西方向に南下していくが、今日は岩瀬駅から南に延びる県道41号線を南下する。2ケタ県道だからもう少し道路幅が広いと思ったが、狭かったり広かったり。筑波山の真西で県道132号へ右折し、しばらく走った後に県道133号で再び南下。やはり狭くなるとY字路で迷う。小貝川沿いにそびえる陽光子友乃会本部のグロテスクで巨大な鴟尾を見て右折、国道294号を横断して関東鉄道三妻駅そばで鬼怒川沿いの道路に出て美妻橋で鬼怒川を渡る。
ここからはいつもの下道ツーリングルート。給油も済ませて13時に駐輪場着。総距離は270km、最後の最後にフューエルランプが点滅したが、自宅近くのいつものスタンドで10.5L給油。燃費は25km〜27km/Lで落ち着いてきた。街乗りで使うと燃費はひどくなる。
7時、W800に乗り換えて出発。週後半長く雨が降ったので、江戸川沿いの土手道路では水が滲み出している可能性があり、高速でまずは遠くへ。
京葉道路、東関東道を乗り継いで終点の潮来まで。朝だからなのか、空気が冷たい。幕張PAにものすごい台数のバイクが駐車されていた。潮来から茨城県道50号線を北上するのは昨年以来日帰りループツーリングの定番。マナーが悪く窓から吸い殻を捨てる車(しかも法定速度を大きく超えるスピードでぶっ飛ばしていった)や、ハヤブサとVFR800の2台ツーリングだがこれまた法定速度を大きく超えて軽トラなどを強引に抜いていく大型バイクに辟易しながらのんびり走る。飛ばすと寒いのだ。
石岡市の山麓でオドメーター5000kmに達した
茨城空港入り口から西方面へ空港アクセス道路を走り、常磐道のインターを前にして右折、羽鳥駅前で左折。筑波山東麓の県道へ進む。山の斜面が新緑とヤマザクラで色とりどりなので駐輪して写真を撮っていたら10台くらいの車種もバラバラなマスツーリング集団が抜いていった。その後を車2台くらい間においてついて行く。対向する3台のバイクから「ヤエー」のサインをもらったので恥ずかしげに返礼したが、昔は「ピースサイン」だったなあ・・調子に乗った「ヤエー」は好きではない。軽い挨拶でいい。
シート越しの新緑
桜川市のため池から加波山方面
それにしても、どうしてこうもバイク乗りはつるむのか。2台や3台なら許容範囲だが、10台以上のグループやPAで駐車しているおびただしい台数を見ると、「一人で走れないのか」と思う。若いころからソロツーリングや二人でのツーリングしかしてこなかったので、生理的に合わない。
桜川市へ入り、岩瀬駅に立ち寄ってトイレ休憩。ここまでは定番ルートだったが、ここからは新しいルートで南下してみる。通常は岩瀬駅のもう一つ西の水戸線大和駅脇を通る県道148号を南西方向に南下していくが、今日は岩瀬駅から南に延びる県道41号線を南下する。2ケタ県道だからもう少し道路幅が広いと思ったが、狭かったり広かったり。筑波山の真西で県道132号へ右折し、しばらく走った後に県道133号で再び南下。やはり狭くなるとY字路で迷う。小貝川沿いにそびえる陽光子友乃会本部のグロテスクで巨大な鴟尾を見て右折、国道294号を横断して関東鉄道三妻駅そばで鬼怒川沿いの道路に出て美妻橋で鬼怒川を渡る。
ここからはいつもの下道ツーリングルート。給油も済ませて13時に駐輪場着。総距離は270km、最後の最後にフューエルランプが点滅したが、自宅近くのいつものスタンドで10.5L給油。燃費は25km〜27km/Lで落ち着いてきた。街乗りで使うと燃費はひどくなる。
別宅までツーリング
2022/03/26 Sat
3月は降雨確率が高い月だ。昨年は大型自動二輪免許を取るために教習所通いをしていたが、一度激しい雨が降って車で通い、止んだ直後に教習があったことを思い出す。今年もここへきて頻繁に雨が降るようになった。しかしポッカリと2日間晴れ予報が出たので、前週の地震で別宅がどうなったのか見に行くためにW800で別宅往復ツーリングに午前中遅い時間から出かけた。
エストレヤでW800の駐輪場へ行って乗り換えて出発するまでに装備を入れ替えたりETCカードをセットするなどで家を出てから出発まで40分程度かかってしまう。10時30分出発で最寄りの首都高ランプから常磐道方面へ。小菅・堀切JCTで自然渋滞があり、三郷料金所直前でゲートが空いている左レーンへ移ろうとしたら大型トラックに幅寄せされてヒヤッとした。常磐道谷和原インターで高速を降りようと思ったら出口渋滞。平日なのでトラックが多く、視界がほとんど効かない。そのまま我慢して渋滞の国道294を北上したが、だんだん交通量が減ってきていつものような快調2車線国道になる。下妻市横根のケーズデンキがある交差点で右折して県道131号から明野方面へ向かえばようやくツーリング気分になる。
昼食を食べようと思った宮山ふるさとふれあい公園の食堂が意外と混んでいたので、トイレを借りただけで先へ。桜川市の国道50号を越え北関東道をくぐった先にあるで前から気になっていた蕎麦屋で蕎麦を食べる。外見は田舎家で、蕎麦は美味しかったが、食べた席周辺があまり片づいてなくて雰囲気が良くなかった。ここでもトイレに寄る。
その後県道41号で益子町、農耕車優先の立派な「はが野グリーンコリドール」を使って茂木町へ。真岡鉄道の茂木駅前を通って県道27号を使って那珂川を渡り、小木須地区を通る細い県道274号へ入っていった。何度か通っている県道だが、軽トラ1台分しか道幅がない県道は何度通っても面白い。
茂木町の那珂川
相棒
県道171号、12号で那須烏山市街から国道294に戻り、那珂川町小川の「まほろばの湯」のある公園で3度目のトイレ。結構冷えるようだ。スーパーセブンで立ち寄った夫婦は冬装備の姿だった。ここからは県道52号を使って大田原市の佐久山経由で別宅へ。午後3時30分に到着。長いことバイクに乗っていたので体が冷えた。歩いて日帰り温泉(390円)へ行き、帰りにコンビニで夕飯のおかずを買って帰る。
幸い、別宅には地震で倒れる物はなく、空のペットボトルが2本ほど倒れていただけだった。
翌日、8時30分別宅発。スマホの音声ナビを使わず、記憶と勘を使ってオール下道走行で南下する。どこで曲がるかはその瞬間の気分次第。箒川に沿って馬頭方面へ行こうと思ったが、黄色車線で私を強引に抜いてその前を走るトラックにへばりついていたマナーの悪い車について行く気が失せたので、佐久山から那珂川町へ出るまでは昨日と逆コース。国道294には乗らず、大金方面への県道233号を走ってしばらくのちに国道294へ合流。興野大橋で那珂川を渡って県道27号境橋でまた那珂川を渡り、県道29号を東へ走ったら峠を越えて茨城県に入ってしまい、国道293号に合流してしまった。引き返して県道274で大木須・小木須へ。県境の小さな峠に「県境」というバス停があることに気づいた。バスが県境を跨いで走っているようだ。
早春の茂木町の集落で
一泊二日なのでデイパックを括り付けた
細い木須川を渡ってから前日と微妙に違う細道町道を使って丘を越えて再び那珂川沿いの道へ。前日渡った橋、県道27号の大藤橋で那珂川を渡り、左折して中川小学校前を通って国道293へ。後から地図を見直したら、中川小学校から南下する丘越え町道があったようだ。次に通ってみよう。
国道293号でツインリンクもてぎを西から巻くように県道291号に入って道なりに進むと県道286号で高峯の脇を抜けて直接桜川市に抜けられる。ミツマタの群生地が近くにあり、人気なのかシャトルバスが出ているようだ。茂木町側の緩い坂を直線的に登って行くと峠らしき頂点を越えて茨城県側は急坂の屈曲路を降った。茂木町を走っている間にフューエルランプの警告灯が付いていたが、点灯してからまだ5Lはタンクにあるはずで100kmくらいは走れる。だが何があるかわからないので国道50号沿いで11Lほど給油する。セルフではないが、レギュラーガソリンの給油器に被されている色付きのカバーが緑色だったので軽油ではないかとつい口に出してしまった。このスタンドではレギュラーガソリンが緑色の給油器だそうだ。紛らわしいなあ。
あとはいつも南下するルートで国道は通らず、茨城県道357号でひたすら南下、美妻橋で鬼怒川を渡って県道123号、134号、58号、252号、3号の芽吹大橋で利根川を渡る。利根川の河川敷には菜の花がびっしりと咲いていて、下が黄色。さらに菜の花の匂いも立ち上ってきていた。バイクや自転車でないとこういう感覚は体感できない。
トラックが増えてきたので野田市街へは入らずに農免道路で県道7号に出て、そのまま直進して国道16号を横断して県道326号で玉葉橋で江戸川を渡る。あとは江戸川土手沿いの道を走るか、埼玉県道21号と52号で江戸川沿いを走るか。後者を初めて走って最終的には江戸川区へ。給油しようかと思ったがまだトリップメーターは100km未満だし、スタンドが混んでいたのでスルーして帰る。到着14時。いいツーリングだった。
エストレヤでW800の駐輪場へ行って乗り換えて出発するまでに装備を入れ替えたりETCカードをセットするなどで家を出てから出発まで40分程度かかってしまう。10時30分出発で最寄りの首都高ランプから常磐道方面へ。小菅・堀切JCTで自然渋滞があり、三郷料金所直前でゲートが空いている左レーンへ移ろうとしたら大型トラックに幅寄せされてヒヤッとした。常磐道谷和原インターで高速を降りようと思ったら出口渋滞。平日なのでトラックが多く、視界がほとんど効かない。そのまま我慢して渋滞の国道294を北上したが、だんだん交通量が減ってきていつものような快調2車線国道になる。下妻市横根のケーズデンキがある交差点で右折して県道131号から明野方面へ向かえばようやくツーリング気分になる。
昼食を食べようと思った宮山ふるさとふれあい公園の食堂が意外と混んでいたので、トイレを借りただけで先へ。桜川市の国道50号を越え北関東道をくぐった先にあるで前から気になっていた蕎麦屋で蕎麦を食べる。外見は田舎家で、蕎麦は美味しかったが、食べた席周辺があまり片づいてなくて雰囲気が良くなかった。ここでもトイレに寄る。
その後県道41号で益子町、農耕車優先の立派な「はが野グリーンコリドール」を使って茂木町へ。真岡鉄道の茂木駅前を通って県道27号を使って那珂川を渡り、小木須地区を通る細い県道274号へ入っていった。何度か通っている県道だが、軽トラ1台分しか道幅がない県道は何度通っても面白い。
茂木町の那珂川
相棒
県道171号、12号で那須烏山市街から国道294に戻り、那珂川町小川の「まほろばの湯」のある公園で3度目のトイレ。結構冷えるようだ。スーパーセブンで立ち寄った夫婦は冬装備の姿だった。ここからは県道52号を使って大田原市の佐久山経由で別宅へ。午後3時30分に到着。長いことバイクに乗っていたので体が冷えた。歩いて日帰り温泉(390円)へ行き、帰りにコンビニで夕飯のおかずを買って帰る。
幸い、別宅には地震で倒れる物はなく、空のペットボトルが2本ほど倒れていただけだった。
翌日、8時30分別宅発。スマホの音声ナビを使わず、記憶と勘を使ってオール下道走行で南下する。どこで曲がるかはその瞬間の気分次第。箒川に沿って馬頭方面へ行こうと思ったが、黄色車線で私を強引に抜いてその前を走るトラックにへばりついていたマナーの悪い車について行く気が失せたので、佐久山から那珂川町へ出るまでは昨日と逆コース。国道294には乗らず、大金方面への県道233号を走ってしばらくのちに国道294へ合流。興野大橋で那珂川を渡って県道27号境橋でまた那珂川を渡り、県道29号を東へ走ったら峠を越えて茨城県に入ってしまい、国道293号に合流してしまった。引き返して県道274で大木須・小木須へ。県境の小さな峠に「県境」というバス停があることに気づいた。バスが県境を跨いで走っているようだ。
早春の茂木町の集落で
一泊二日なのでデイパックを括り付けた
細い木須川を渡ってから前日と微妙に違う細道町道を使って丘を越えて再び那珂川沿いの道へ。前日渡った橋、県道27号の大藤橋で那珂川を渡り、左折して中川小学校前を通って国道293へ。後から地図を見直したら、中川小学校から南下する丘越え町道があったようだ。次に通ってみよう。
国道293号でツインリンクもてぎを西から巻くように県道291号に入って道なりに進むと県道286号で高峯の脇を抜けて直接桜川市に抜けられる。ミツマタの群生地が近くにあり、人気なのかシャトルバスが出ているようだ。茂木町側の緩い坂を直線的に登って行くと峠らしき頂点を越えて茨城県側は急坂の屈曲路を降った。茂木町を走っている間にフューエルランプの警告灯が付いていたが、点灯してからまだ5Lはタンクにあるはずで100kmくらいは走れる。だが何があるかわからないので国道50号沿いで11Lほど給油する。セルフではないが、レギュラーガソリンの給油器に被されている色付きのカバーが緑色だったので軽油ではないかとつい口に出してしまった。このスタンドではレギュラーガソリンが緑色の給油器だそうだ。紛らわしいなあ。
あとはいつも南下するルートで国道は通らず、茨城県道357号でひたすら南下、美妻橋で鬼怒川を渡って県道123号、134号、58号、252号、3号の芽吹大橋で利根川を渡る。利根川の河川敷には菜の花がびっしりと咲いていて、下が黄色。さらに菜の花の匂いも立ち上ってきていた。バイクや自転車でないとこういう感覚は体感できない。
トラックが増えてきたので野田市街へは入らずに農免道路で県道7号に出て、そのまま直進して国道16号を横断して県道326号で玉葉橋で江戸川を渡る。あとは江戸川土手沿いの道を走るか、埼玉県道21号と52号で江戸川沿いを走るか。後者を初めて走って最終的には江戸川区へ。給油しようかと思ったがまだトリップメーターは100km未満だし、スタンドが混んでいたのでスルーして帰る。到着14時。いいツーリングだった。
エストレヤのバッテリー交換
2022/01/23 Sun
昨年はW800のオーナーになるとともに、通勤バイクとして使っているエストレヤのメンテナンスも自分でできることはやってきた。
ほとんどは軽作業で済むものなので、偉そうに書くこともないが、チェーンまわりの点検と潤滑油塗布、エアフィルターとプラグの交換、秋にテックメイト社の充電器オプティメートと繋ぐための端子装着、そして年末から調子が悪くなったバッテリーの交換を1月になってから済ませた。
ちなみにプロに依頼した作業としては、定期点検とオイル交換は年2回草加の店に行ったし、初夏にカワサキプラザ江戸川でフロントブレーキパッドの交換、秋にバイクタイヤ専門店でリヤタイヤの交換をした。
今回のバッテリー交換は、年末のある日通勤先で発進時にサイドスタンド出しっぱなしでエンストし、その後プラグが被ったような状態になりセルを回しているうちにバッテリー電力が低下してバイクで帰宅できなくなった、というところから始まった。その日は電車で帰宅してW800と常時繋いでいるオプティメートを外して職場に持参し、日中6時間ほど充電させてもらって帰宅ができた。
その後W800の駐輪場でオプティメートによる満充電したことはいうまでもないが、年末年始通勤がないことでバッテリーが上がるのが怖く、2回ほど短距離を乗って確認していた。
ところが、志賀高原スキーを終えて通勤初日にエンジンかからず。成人の日絡みの連休はもともとスキーに出かけないポリシーなので再びオプティメート充電をするはめに。第2週の通勤は3日ほど順調だったが、スタータースイッチを数秒長押ししてエンジンがかかる状態になってしまった。ついに金曜日、朝の出発時間は遅かったにも関わらずエンジンかからず。
何度もオプティメートで充電するのは面倒だし、明らかにバッテリーが弱っているのがわかっているのに弥縫策でやり過ごすのはリスクが高い。自宅を出て徒歩数分の駐車場に行き、バイクカバーとロックを外して、バイクの装備をして発進するまでに15分程度はかかってしまうので、発進直前にエンジンがかからない場合、そこから電車通勤に切り替えるとギリギリの行動になってしまう。
エストレヤはハイエースのすぐ隣に駐輪しているので、ハイエースからのジャンプスタートができるようにジャンプスターターまで購入した。基本的に車内に置いておくべきものなので、定期的充電が必要で寿命が短く車内に置くと危険なリチウムイオンバッテリーのジャンプスターターではなく、バッテリーから蓄電して一気に放電するキャパシタ(コンデンサの一種)タイプのものにした。ハイエースのバッテリーから蓄電してエストレヤのバッテリーに繋ぎ直し、セルを回そうという構想である。しかしハイエースのバッテリーは助手席をはね上げれば出てくるのだが、エストレヤのバッテリーが奥まっていて端子を出すのに一苦労する。このキャパシタタイプのジャンプスターター(Autowit Super Cap2)は10年ほど持つらしいし、車の緊急時に使うことも考えていたので損ではない。何より、リチウムイオンのように発火する危険性が低いので車内に置きっぱなしでも安心。
金曜日のバイク通勤ができなかったので、悔し紛れに通勤中の電車内からAmazonで台湾ユアサのバッテリーを注文した。数日前に2りんかんでバッテリーの価格を調査したら18,000円程度だった。Amazonは4,000円程度だ。この価格差はどこから来るものなのか全く不明だが、自分で作業すれば価格差14,000円プラス作業工賃は浮く。
通販バッテリーの電解液はあらかじめ入っているものなのか、自分で入れるものなのかも不明だったが、結果はあらかじめ入っていた。日曜日に届くはずの品物が土曜日朝イチで届いたので、ちょうどオミクロン株の蔓延で朝から職場に行かなくてよくなっていたことをいいことに午前中交換作業をした。
作業工程は、以下の通り。ゴム手袋はすべき。私は手の平の方がゴムコーティングされたグローブをした。
①シートを外し、はがき大のゴムシートをめくってバッテリー上にあるジャンクションボックスを後方にスライドして外す。車載工具が挟まっていると取り出しにくいのであらかじめ車載工具はとり出す。
②右のサイドカバーを留めているプラスネジ2本を外す。さらにサイドカバー上部がフレームに引っかかっている箇所を外す。するとバッテリーの片側(プラス端子側)が露出する。
③ジャンクションボックスを固定していた樹脂をプラスドライバーを用いてネジを緩め外す。ネジは1カ所、後方の狭い空間(車載工具入れのための空間?)の下方にある。ネジを外しても樹脂は外れにくい。後方にスライドしつつ外すイメージ。ハーネスが邪魔である。外せるとバッテリーの上方マイナス端子が顔を見せる。
④バッテリー上方からアクセスし、黒いマイナス側からプラスドライバーで端子を外す。ショートさせないためだ。マイナス側が外せたら赤いカバーがかかっているプラス側を同様にはずす。古いバッテリーは横から取り出す。
⑤新しいバッテリーの端子に四角い形の回り止めを入れてバッテリーボックスに収納し、古いバッテリーを外した時と逆手順で端子を取り付ける。プラスが先、マイナスが後。
⑥バッテリー上の樹脂、右側サイドカバーを戻す。
作業中の写真を撮影しておけばよかったと後悔しているが、一番苦労したのはバッテリーの上側を覆っている樹脂部品を外したり取り付ける作業だった。作業時間は1時間弱。スターターボタンを押すと、さすがに押した途端にかかる。交換してよかったと思う瞬間。心なしかエンジン音が力強く感じる。
で、古いバッテリーは一晩オプティメートに繋いだ後でグリーンランプが点いていた。これはバッテリーが健全でオプティメートの診断もクリアしたことを示すが、そのまま保管して再利用を考えても、再びバッテリー交換の面倒くさい上記作業を頻繁に繰り返すことはないだろうと考え、処分してもらうことにした。新しいバッテリーが入ってきた箱に古いバッテリーを入れて、そのまま2りんかんに直行。2りんかんはバイク用バッテリーなら無料で引き取ってくれる。
新しいバッテリーがどのくらい働いてくれるかわからないが、しばらくは大丈夫だろうと思われる。
ほとんどは軽作業で済むものなので、偉そうに書くこともないが、チェーンまわりの点検と潤滑油塗布、エアフィルターとプラグの交換、秋にテックメイト社の充電器オプティメートと繋ぐための端子装着、そして年末から調子が悪くなったバッテリーの交換を1月になってから済ませた。
ちなみにプロに依頼した作業としては、定期点検とオイル交換は年2回草加の店に行ったし、初夏にカワサキプラザ江戸川でフロントブレーキパッドの交換、秋にバイクタイヤ専門店でリヤタイヤの交換をした。
今回のバッテリー交換は、年末のある日通勤先で発進時にサイドスタンド出しっぱなしでエンストし、その後プラグが被ったような状態になりセルを回しているうちにバッテリー電力が低下してバイクで帰宅できなくなった、というところから始まった。その日は電車で帰宅してW800と常時繋いでいるオプティメートを外して職場に持参し、日中6時間ほど充電させてもらって帰宅ができた。
その後W800の駐輪場でオプティメートによる満充電したことはいうまでもないが、年末年始通勤がないことでバッテリーが上がるのが怖く、2回ほど短距離を乗って確認していた。
ところが、志賀高原スキーを終えて通勤初日にエンジンかからず。成人の日絡みの連休はもともとスキーに出かけないポリシーなので再びオプティメート充電をするはめに。第2週の通勤は3日ほど順調だったが、スタータースイッチを数秒長押ししてエンジンがかかる状態になってしまった。ついに金曜日、朝の出発時間は遅かったにも関わらずエンジンかからず。
何度もオプティメートで充電するのは面倒だし、明らかにバッテリーが弱っているのがわかっているのに弥縫策でやり過ごすのはリスクが高い。自宅を出て徒歩数分の駐車場に行き、バイクカバーとロックを外して、バイクの装備をして発進するまでに15分程度はかかってしまうので、発進直前にエンジンがかからない場合、そこから電車通勤に切り替えるとギリギリの行動になってしまう。
エストレヤはハイエースのすぐ隣に駐輪しているので、ハイエースからのジャンプスタートができるようにジャンプスターターまで購入した。基本的に車内に置いておくべきものなので、定期的充電が必要で寿命が短く車内に置くと危険なリチウムイオンバッテリーのジャンプスターターではなく、バッテリーから蓄電して一気に放電するキャパシタ(コンデンサの一種)タイプのものにした。ハイエースのバッテリーから蓄電してエストレヤのバッテリーに繋ぎ直し、セルを回そうという構想である。しかしハイエースのバッテリーは助手席をはね上げれば出てくるのだが、エストレヤのバッテリーが奥まっていて端子を出すのに一苦労する。このキャパシタタイプのジャンプスターター(Autowit Super Cap2)は10年ほど持つらしいし、車の緊急時に使うことも考えていたので損ではない。何より、リチウムイオンのように発火する危険性が低いので車内に置きっぱなしでも安心。
金曜日のバイク通勤ができなかったので、悔し紛れに通勤中の電車内からAmazonで台湾ユアサのバッテリーを注文した。数日前に2りんかんでバッテリーの価格を調査したら18,000円程度だった。Amazonは4,000円程度だ。この価格差はどこから来るものなのか全く不明だが、自分で作業すれば価格差14,000円プラス作業工賃は浮く。
通販バッテリーの電解液はあらかじめ入っているものなのか、自分で入れるものなのかも不明だったが、結果はあらかじめ入っていた。日曜日に届くはずの品物が土曜日朝イチで届いたので、ちょうどオミクロン株の蔓延で朝から職場に行かなくてよくなっていたことをいいことに午前中交換作業をした。
作業工程は、以下の通り。ゴム手袋はすべき。私は手の平の方がゴムコーティングされたグローブをした。
①シートを外し、はがき大のゴムシートをめくってバッテリー上にあるジャンクションボックスを後方にスライドして外す。車載工具が挟まっていると取り出しにくいのであらかじめ車載工具はとり出す。
②右のサイドカバーを留めているプラスネジ2本を外す。さらにサイドカバー上部がフレームに引っかかっている箇所を外す。するとバッテリーの片側(プラス端子側)が露出する。
③ジャンクションボックスを固定していた樹脂をプラスドライバーを用いてネジを緩め外す。ネジは1カ所、後方の狭い空間(車載工具入れのための空間?)の下方にある。ネジを外しても樹脂は外れにくい。後方にスライドしつつ外すイメージ。ハーネスが邪魔である。外せるとバッテリーの上方マイナス端子が顔を見せる。
④バッテリー上方からアクセスし、黒いマイナス側からプラスドライバーで端子を外す。ショートさせないためだ。マイナス側が外せたら赤いカバーがかかっているプラス側を同様にはずす。古いバッテリーは横から取り出す。
⑤新しいバッテリーの端子に四角い形の回り止めを入れてバッテリーボックスに収納し、古いバッテリーを外した時と逆手順で端子を取り付ける。プラスが先、マイナスが後。
⑥バッテリー上の樹脂、右側サイドカバーを戻す。
作業中の写真を撮影しておけばよかったと後悔しているが、一番苦労したのはバッテリーの上側を覆っている樹脂部品を外したり取り付ける作業だった。作業時間は1時間弱。スターターボタンを押すと、さすがに押した途端にかかる。交換してよかったと思う瞬間。心なしかエンジン音が力強く感じる。
で、古いバッテリーは一晩オプティメートに繋いだ後でグリーンランプが点いていた。これはバッテリーが健全でオプティメートの診断もクリアしたことを示すが、そのまま保管して再利用を考えても、再びバッテリー交換の面倒くさい上記作業を頻繁に繰り返すことはないだろうと考え、処分してもらうことにした。新しいバッテリーが入ってきた箱に古いバッテリーを入れて、そのまま2りんかんに直行。2りんかんはバイク用バッテリーなら無料で引き取ってくれる。
新しいバッテリーがどのくらい働いてくれるかわからないが、しばらくは大丈夫だろうと思われる。
江戸川・利根川沿いと外房ツーリング
2021/11/30 Tue
11月最後の日曜日と月曜日を利用して、川沿いと海沿いをツーリングしてきた。
28日の日曜日はいつもの江戸川沿いのルートを使っていったん関宿城博物館まで北上、その後利根川沿いに千葉県と茨城県を出たり入ったりしながら鹿嶋市のビジネスホテルまで。そこで吐月工房氏と合流。
利根川沿いのルートは、信号がほとんどなくて日曜夕方の割に快適に走れたが、千葉県側は農耕車優先道路の最初と最後に大きな鉄柱が両脇に立っていて、車幅の広いトラックなどは通れないようになっていた。バイクでは全く問題ないが、四輪車は片側交互にならざるを得ず、若干の渋滞が見られた。
そして、日が暮れ始めたころから気温が下がりとても寒く感じる中を不案内なルートを疾走することになり、四輪車は信号がないことをいいことに80kmくらいですっ飛ばしていくので右側から不意に抜かれて驚くことしばしだった。対向車のライトも眩しい。ツーリングとしては移動に徹していてとてもつまらない。
寒さに備えて、革ジャンの下にダウンウェアを着込み、腹巻きをした。下半身も暖かいタイツの上からスキーのハイシーズンにスキーパンツの下に穿く化繊中綿入り七分丈パンツを装着。もうパツパツ、調光グラスをかけてヘルメットを被るとターミネーターである。
翌日、朝の寒さを避けて朝9時前に出発。利根川を渡って千葉県に入り、匝瑳市を経由して九十九里の海岸へ。二人なので途中、意図的に休憩を頻繁に挟んでトイレに寄ったりしながら南下する。だんだん暖かくなってくるころに九十九里有料道路にたどり着く。二輪の料金は220円。初めて走ったが、この日は風も弱く、波もおとなしい。サーフスポットを次々に通りすぎていくが、平日なのでサーファーの数は少ない。
有料道路を降りて、東浪見、太東に近づくが、国道から見える針ヶ崎海岸(オリンピックサーフィン会場)の様子は、相変わらず工事中。何をしようとしているのかわからないが、一面に建築物の土台のようなものが拡がっていた。
大原で少し渋滞気味になるが、夏ほど動かないことはなく、ガソリンスタンドを見つけて給油。フューエルランプが点灯していた。10L給油。ガソリン価格は東京よりむしろ低い。
時間があれば海岸線の細い道を走り繋ぎたいところだったが、国道本線で勝浦・鴨川を抜け、江見近くの道の駅で休憩。野島崎灯台近くまで南下して、安房グリーンラインで北上することにした。金谷港でのフェリー出発時間が15時20分なので、うまくすれば間に合うかもしれない。
野島崎灯台手前のトイレ付き駐車場に入って最後の休憩。駐車場に野良猫の集団がいて、小猫が興味を感じて近づいてきたが、手を差し伸べると母猫の方へ逃げてしまう。もう少し懐いてくれて車だったら連れて帰ってしまったかもしれない。
野島崎灯台近くの駐車場にて
安房グリーンラインは快走ルートだが、内房線以南の路面はカーブごとに速度注意のガタガタブロックがあって不快である。内房線以北は以前走ったことがあるのでその快適さから少々飛ばしてしまった。途中で左折して岩井海岸に出て、国道127で北上。以前はなかった建物などが目に入る。金谷フェリーターミナルには15時10分に到着。ギリギリセーフ。逃すと17時20分まで便がなかった。
フェリーに乗る吐月工房氏を送り出して、バイクにETCカードを挿して、館山道富津竹岡インターから帰路につく。東金道路と合流する千葉東インターから穴川インターまでいつもの渋滞。やや暗くなりかけなので、明るいうちに渋滞を抜けるべく、努力した。あとは京葉道路で篠崎まで。いつものガソリンスタンドで給油して、駐輪場でW800からエストレヤに乗り換えて17時30分自宅着。
全走行距離は約460km。よく走った。
二日目は昼間暖かかったが、やはり朝と夕方冷え込んで走りづらい。ロングのツーリングはだんだん厳しくなってきたが、一泊ツーリングなら遅く出て早く帰ってくることが可能だということを経験した。
ついでながら、エストレヤの走行距離が1年半で1万キロに達した。
28日の日曜日はいつもの江戸川沿いのルートを使っていったん関宿城博物館まで北上、その後利根川沿いに千葉県と茨城県を出たり入ったりしながら鹿嶋市のビジネスホテルまで。そこで吐月工房氏と合流。
利根川沿いのルートは、信号がほとんどなくて日曜夕方の割に快適に走れたが、千葉県側は農耕車優先道路の最初と最後に大きな鉄柱が両脇に立っていて、車幅の広いトラックなどは通れないようになっていた。バイクでは全く問題ないが、四輪車は片側交互にならざるを得ず、若干の渋滞が見られた。
そして、日が暮れ始めたころから気温が下がりとても寒く感じる中を不案内なルートを疾走することになり、四輪車は信号がないことをいいことに80kmくらいですっ飛ばしていくので右側から不意に抜かれて驚くことしばしだった。対向車のライトも眩しい。ツーリングとしては移動に徹していてとてもつまらない。
寒さに備えて、革ジャンの下にダウンウェアを着込み、腹巻きをした。下半身も暖かいタイツの上からスキーのハイシーズンにスキーパンツの下に穿く化繊中綿入り七分丈パンツを装着。もうパツパツ、調光グラスをかけてヘルメットを被るとターミネーターである。
翌日、朝の寒さを避けて朝9時前に出発。利根川を渡って千葉県に入り、匝瑳市を経由して九十九里の海岸へ。二人なので途中、意図的に休憩を頻繁に挟んでトイレに寄ったりしながら南下する。だんだん暖かくなってくるころに九十九里有料道路にたどり着く。二輪の料金は220円。初めて走ったが、この日は風も弱く、波もおとなしい。サーフスポットを次々に通りすぎていくが、平日なのでサーファーの数は少ない。
有料道路を降りて、東浪見、太東に近づくが、国道から見える針ヶ崎海岸(オリンピックサーフィン会場)の様子は、相変わらず工事中。何をしようとしているのかわからないが、一面に建築物の土台のようなものが拡がっていた。
大原で少し渋滞気味になるが、夏ほど動かないことはなく、ガソリンスタンドを見つけて給油。フューエルランプが点灯していた。10L給油。ガソリン価格は東京よりむしろ低い。
時間があれば海岸線の細い道を走り繋ぎたいところだったが、国道本線で勝浦・鴨川を抜け、江見近くの道の駅で休憩。野島崎灯台近くまで南下して、安房グリーンラインで北上することにした。金谷港でのフェリー出発時間が15時20分なので、うまくすれば間に合うかもしれない。
野島崎灯台手前のトイレ付き駐車場に入って最後の休憩。駐車場に野良猫の集団がいて、小猫が興味を感じて近づいてきたが、手を差し伸べると母猫の方へ逃げてしまう。もう少し懐いてくれて車だったら連れて帰ってしまったかもしれない。
野島崎灯台近くの駐車場にて
安房グリーンラインは快走ルートだが、内房線以南の路面はカーブごとに速度注意のガタガタブロックがあって不快である。内房線以北は以前走ったことがあるのでその快適さから少々飛ばしてしまった。途中で左折して岩井海岸に出て、国道127で北上。以前はなかった建物などが目に入る。金谷フェリーターミナルには15時10分に到着。ギリギリセーフ。逃すと17時20分まで便がなかった。
フェリーに乗る吐月工房氏を送り出して、バイクにETCカードを挿して、館山道富津竹岡インターから帰路につく。東金道路と合流する千葉東インターから穴川インターまでいつもの渋滞。やや暗くなりかけなので、明るいうちに渋滞を抜けるべく、努力した。あとは京葉道路で篠崎まで。いつものガソリンスタンドで給油して、駐輪場でW800からエストレヤに乗り換えて17時30分自宅着。
全走行距離は約460km。よく走った。
二日目は昼間暖かかったが、やはり朝と夕方冷え込んで走りづらい。ロングのツーリングはだんだん厳しくなってきたが、一泊ツーリングなら遅く出て早く帰ってくることが可能だということを経験した。
ついでながら、エストレヤの走行距離が1年半で1万キロに達した。
日帰り奥会津・弾丸紅葉ツーリング
2021/11/04 Thu
文化の日の天気がいいらしい。代わりに次の週末から週明けにかけて広く雨が降る予報だ。
そろそろ栃木県北部や福島県会津地方の紅葉もいい感じになってきたらしいので、出かけるかどうか逡巡していた。祝日1日を使えるのだが、前日帰宅後に別宅までバイクで高速移動するのは気が進まないし、祝日の翌日はまた早出で勤務しなければならない。
結局前日の夕暮れ後に首都高の帰宅・帰社渋滞に突っ込むのはイヤで、祝日当日に出ることにした。
だがいろいろと準備に時間はかかる上に、エストレヤでW800の駐輪場に走り始めようと思ってからW800のキーと駐輪場のキーを自宅に忘れてきたことに気づく始末で、エストレヤに乗ってキーを取りに戻ったりしていたから、W800での出発は7時を回っていた。
首都高、東北道に乗っていくが、岩槻あたりで軽い渋滞が起こる。路肩に接触事故らしきことを起こした乗用車2台があって、警察の現場での事情聴取が行われていた。その見物渋滞である。見物による渋滞ってのはとても腹が立つ。こちらは事故など起こさぬように走るのみだ。速度は80km〜100kmだが、あまりスピードを出すと長く走れないので、90km程度で走行車線を走っていく。
前方に似たようなバイクが居るなと思ったらトライアンフ。圏央道から合流してきたバイクは明らかにW650。せっかくなのでWどうしで一緒に大谷PAまで走った。あちらもちょっとは意識していたみたい。他の車から見れば仲間同士のツーリングに見えるはず。
大谷PAでトイレ休憩、孤独なのでトイレを済ませたらすぐに出発、矢板インターで降りて県道を北上し、県道272号線で寺山ダム方面に向かっていく。矢板北PAのスマートインターから降りれば272号はすぐだった。アクセス道路も整備されていた。これは失敗。
県民の森にて
県民の森にたどり着き、キャンプ場まで屈曲路を走る。キャンプ場のカエデが赤くなっていて青い空に映えている。すぐにまたバイクにまたがり、県道56号で「山の駅たかはら」を目指す。目の前にハーレー3台、その前に車が数台。標高を上げると寒くなってくる。前方の車はほとんど「山の駅たかはら」で休憩するか、その先の「おしらじの滝」駐車場で停まるので、そこから先は一人旅になる。ヘアピンカーブをクリアすると、鹿股川の谷全体が紅葉に彩られていてハッと息を飲む。紅葉を愛でに来た人があちこちに車を止めている。
県民の森キャンプ場にて
そのまま下って、塩原温泉街方面と塩原元湯方面の分岐で塩原元湯方面を選択、しばらく走ると大沼公園への分岐が右にあるので大沼へ立ち寄る。トイレ休憩も兼ねる。以前ぐるっと池を散策したことがあるので、今回はパス。家を出る時は那須塩原から北へは行かないと告げてきたが、ここまででそれなりの紅葉が見られたのだから、奥会津へ行けばもっと奇麗に違いない。1時間ほど走ればたどり着けるので、行ってみることにする。大沼からは走ったことのない道で日塩もみじラインの塩原側に乗って、そのまま塩原まで下る。ここもあちこちのカエデ、モミジが真っ赤に染まっているので、いつもなら通過する所に駐車列ができていた。
大沼近くの紅葉は終わりに近づいていた
国道400号、121号で快走して会津田島でトリップメーター270km。給油を促す点滅が始まっていた。これは点滅してもまだ5Lは残っているので、あと100kmくらいは楽に走れるが、会津田島を離れると給油所も多くないので入れる。なんとレギュラーがリッター176円もした。これは車が必需品のこの地域にとって大きな影響を残す。暫定税率はもう見直した方がいい時期に来ている。でももう50年も暫定といいつつ無くならないんだよなぁ・・
舟鼻峠からの緩い下りワインディング
会津田島からは国道400号で昭和村へ。舟鼻峠の紅葉は見頃で、もうすぐ散ってしまいそう。ここに来るまでも、落葉のシャワーを浴びてきた。昭和村の大芦集落へ緩いワインディングで下って、昭和の森キャンプ場近くの紅葉を愛で、再び400号に戻る。喰丸小学校はおそらく観光客が来ているだろうからパス。矢の原湿原へ上り返す。そこの駐車場にあるバイオトイレに立ち寄る。もう12時を回ったが、これで朝からトイレ3回目だ。寒い証拠。
ワインディングを下り、もうすぐ大芦集落。山が紅葉で彩られている。
矢の原湿原でパラパラ雨が降ってきて、だんだん本格的になってきた。今日はカッパを持たずに走ってきて、防水性の高い革のジャケットとパンツとブーツなのでそのまま走る。天気は悪くなく、すぐに止むだろうと思い込んで国道401号、新鳥居峠の登りにさしかかったら、また雨足が強くなってきた。ヘルメットのシールドに水滴が増えていくが、森の中の狭い屈曲路なのでそこまで濡れない。どこかでヘルメットを取って休憩したいし、雨が降らなければ昭和村の中で昼食を摂りたかったのだが、これでは無理だ。
新鳥居峠の昭和村側はとても紅葉が美しかった。交通量が少なくて冬季閉鎖されるが、好きな峠の一つだ。ここも谷全体が紅葉している。
長い新鳥居峠の屈曲路をクリアしてピークを越え、下りの途中で高清水自然公園方面へ右折してみた。ここまでの間に複数人のライダーがカッパを着ていたのを見たが、こちらはそれどころじゃない。でも公園へのトラバース路は森林が途切れるので雨が直接当たる。せっかく初めて行く高清水自然公園なのに、森林内を散策することもできなかった。せめて管理棟裏の清水を飲みたかった。
雨が降る高清水自然公園にて。紅葉と愛車W800。本当に絵になるバイク。
南郷スキー場を経て、雲行きを見ながら会津田島まで国道289号で戻る。それが一番早い。駒止トンネル近辺まで小雨はあり、田島側に下る時もパラパラ降ってはいたが、革ジャンが濡れるほどではない。濡れた革ジャンは走りながら乾かしているので、重いし寒い。
田島から下郷を経て甲子トンネルを越えるか、来た道を戻って塩原温泉を抜けるか走りながら悩むが、どちらも雨は上がっていそうだ。塩原温泉の中が渋滞していなければ、確実に塩原まわりの方が早い。まだ時間も午後2時台だから大丈夫だろう。塩原温泉の旧道を走って公共のトイレに立ち寄る。寒いので4度目。
心配した渓谷沿いの国道も流れていて、ちょっとだけショートカットして別宅には寄らず、矢板方面へ。箒川を渡って国道4号に乗り、いつものように国道294号方面(東)へ流れずに、4号で南下することにした。さすがに3時を回ったので、何か腹に入れないとと思って大田原の野崎のコンビニでお菓子を買って胃に流し込む。単独ツーリングは停まらない、お昼食べない、無駄な距離走るの3拍子が揃ってしまうし、今日のようににわか雨に出会うとさらに急ぎの走りになってしまって大人としての余裕がなくなる。
コンビニで買って食べたお菓子は胃の中でぐるぐるした。
下道をひたすら南下
4号線でずっと走るのは芸がないので、宝積寺で408号に乗り換えて真岡を目指した。408号は途中で制限速度80km区間が出てくるが、その区間の手前(北)の清原工業団地前後が片側2車線あるのに信号待ちで流れないというボトルネックになっている。うち1カ所は立体交差の工事が進んでいて、将来的には宇都宮から来る新造路面電車とともに機能的な道路になりそうだが、清原工業団地を抜けたところの交差点は2車線のうち1車線しか直進できず、右折レーンから信号直前に直進レーンに割り込んでくる車が多いため、ボトルネックになっている。またハマりそうになったので、バイクの機動力を生かして直前で左折して回り込んでみた。
あとはもう暗くなってくるので素直に408号から294号でひたすら南下する。どこかで高速に乗ろうかと思ったが、あちこちで渋滞して東北道も常磐道もすごいことになっているようだ。したがって最後まで下道を選択。294号を南下しすぎてしまい、水海道から右折して鬼怒川を渡り、いつものツーリングコースで野田方面を目指すが、いつものように走ると絶対に野田市内で時間を喰うと思い、かねてからの迂回路で野田市街を南から迂回して玉葉橋で江戸川を渡ろうとした。しかし、暗さもあって道を間違い、柏・流山を経て流山橋で江戸川を渡れた。三郷駅近くから江戸川右岸道路で江戸川区小岩まで。自宅着は8時だった。
いい紅葉を見ることができた。満足満足。W800の走行距離は約560km。日帰りツーリングとしては最長になった。燃費は相変わらず26km/L。ガソリン価格の高騰はタンク容量の小さいバイクにも及びつつある。
今回は休憩もろくに取らず走ったので、体へのダメージが大きかった。まず、帰路内股が痛くなった。
翌日、体全体が怠かった。寒い中走ったので体もこわばった。いいことが一つもない。大人のツーリングをしないといけない。体はジジイなのに心はガキだ。
そろそろ栃木県北部や福島県会津地方の紅葉もいい感じになってきたらしいので、出かけるかどうか逡巡していた。祝日1日を使えるのだが、前日帰宅後に別宅までバイクで高速移動するのは気が進まないし、祝日の翌日はまた早出で勤務しなければならない。
結局前日の夕暮れ後に首都高の帰宅・帰社渋滞に突っ込むのはイヤで、祝日当日に出ることにした。
だがいろいろと準備に時間はかかる上に、エストレヤでW800の駐輪場に走り始めようと思ってからW800のキーと駐輪場のキーを自宅に忘れてきたことに気づく始末で、エストレヤに乗ってキーを取りに戻ったりしていたから、W800での出発は7時を回っていた。
首都高、東北道に乗っていくが、岩槻あたりで軽い渋滞が起こる。路肩に接触事故らしきことを起こした乗用車2台があって、警察の現場での事情聴取が行われていた。その見物渋滞である。見物による渋滞ってのはとても腹が立つ。こちらは事故など起こさぬように走るのみだ。速度は80km〜100kmだが、あまりスピードを出すと長く走れないので、90km程度で走行車線を走っていく。
前方に似たようなバイクが居るなと思ったらトライアンフ。圏央道から合流してきたバイクは明らかにW650。せっかくなのでWどうしで一緒に大谷PAまで走った。あちらもちょっとは意識していたみたい。他の車から見れば仲間同士のツーリングに見えるはず。
大谷PAでトイレ休憩、孤独なのでトイレを済ませたらすぐに出発、矢板インターで降りて県道を北上し、県道272号線で寺山ダム方面に向かっていく。矢板北PAのスマートインターから降りれば272号はすぐだった。アクセス道路も整備されていた。これは失敗。
県民の森にて
県民の森にたどり着き、キャンプ場まで屈曲路を走る。キャンプ場のカエデが赤くなっていて青い空に映えている。すぐにまたバイクにまたがり、県道56号で「山の駅たかはら」を目指す。目の前にハーレー3台、その前に車が数台。標高を上げると寒くなってくる。前方の車はほとんど「山の駅たかはら」で休憩するか、その先の「おしらじの滝」駐車場で停まるので、そこから先は一人旅になる。ヘアピンカーブをクリアすると、鹿股川の谷全体が紅葉に彩られていてハッと息を飲む。紅葉を愛でに来た人があちこちに車を止めている。
県民の森キャンプ場にて
そのまま下って、塩原温泉街方面と塩原元湯方面の分岐で塩原元湯方面を選択、しばらく走ると大沼公園への分岐が右にあるので大沼へ立ち寄る。トイレ休憩も兼ねる。以前ぐるっと池を散策したことがあるので、今回はパス。家を出る時は那須塩原から北へは行かないと告げてきたが、ここまででそれなりの紅葉が見られたのだから、奥会津へ行けばもっと奇麗に違いない。1時間ほど走ればたどり着けるので、行ってみることにする。大沼からは走ったことのない道で日塩もみじラインの塩原側に乗って、そのまま塩原まで下る。ここもあちこちのカエデ、モミジが真っ赤に染まっているので、いつもなら通過する所に駐車列ができていた。
大沼近くの紅葉は終わりに近づいていた
国道400号、121号で快走して会津田島でトリップメーター270km。給油を促す点滅が始まっていた。これは点滅してもまだ5Lは残っているので、あと100kmくらいは楽に走れるが、会津田島を離れると給油所も多くないので入れる。なんとレギュラーがリッター176円もした。これは車が必需品のこの地域にとって大きな影響を残す。暫定税率はもう見直した方がいい時期に来ている。でももう50年も暫定といいつつ無くならないんだよなぁ・・
舟鼻峠からの緩い下りワインディング
会津田島からは国道400号で昭和村へ。舟鼻峠の紅葉は見頃で、もうすぐ散ってしまいそう。ここに来るまでも、落葉のシャワーを浴びてきた。昭和村の大芦集落へ緩いワインディングで下って、昭和の森キャンプ場近くの紅葉を愛で、再び400号に戻る。喰丸小学校はおそらく観光客が来ているだろうからパス。矢の原湿原へ上り返す。そこの駐車場にあるバイオトイレに立ち寄る。もう12時を回ったが、これで朝からトイレ3回目だ。寒い証拠。
ワインディングを下り、もうすぐ大芦集落。山が紅葉で彩られている。
矢の原湿原でパラパラ雨が降ってきて、だんだん本格的になってきた。今日はカッパを持たずに走ってきて、防水性の高い革のジャケットとパンツとブーツなのでそのまま走る。天気は悪くなく、すぐに止むだろうと思い込んで国道401号、新鳥居峠の登りにさしかかったら、また雨足が強くなってきた。ヘルメットのシールドに水滴が増えていくが、森の中の狭い屈曲路なのでそこまで濡れない。どこかでヘルメットを取って休憩したいし、雨が降らなければ昭和村の中で昼食を摂りたかったのだが、これでは無理だ。
新鳥居峠の昭和村側はとても紅葉が美しかった。交通量が少なくて冬季閉鎖されるが、好きな峠の一つだ。ここも谷全体が紅葉している。
長い新鳥居峠の屈曲路をクリアしてピークを越え、下りの途中で高清水自然公園方面へ右折してみた。ここまでの間に複数人のライダーがカッパを着ていたのを見たが、こちらはそれどころじゃない。でも公園へのトラバース路は森林が途切れるので雨が直接当たる。せっかく初めて行く高清水自然公園なのに、森林内を散策することもできなかった。せめて管理棟裏の清水を飲みたかった。
雨が降る高清水自然公園にて。紅葉と愛車W800。本当に絵になるバイク。
南郷スキー場を経て、雲行きを見ながら会津田島まで国道289号で戻る。それが一番早い。駒止トンネル近辺まで小雨はあり、田島側に下る時もパラパラ降ってはいたが、革ジャンが濡れるほどではない。濡れた革ジャンは走りながら乾かしているので、重いし寒い。
田島から下郷を経て甲子トンネルを越えるか、来た道を戻って塩原温泉を抜けるか走りながら悩むが、どちらも雨は上がっていそうだ。塩原温泉の中が渋滞していなければ、確実に塩原まわりの方が早い。まだ時間も午後2時台だから大丈夫だろう。塩原温泉の旧道を走って公共のトイレに立ち寄る。寒いので4度目。
心配した渓谷沿いの国道も流れていて、ちょっとだけショートカットして別宅には寄らず、矢板方面へ。箒川を渡って国道4号に乗り、いつものように国道294号方面(東)へ流れずに、4号で南下することにした。さすがに3時を回ったので、何か腹に入れないとと思って大田原の野崎のコンビニでお菓子を買って胃に流し込む。単独ツーリングは停まらない、お昼食べない、無駄な距離走るの3拍子が揃ってしまうし、今日のようににわか雨に出会うとさらに急ぎの走りになってしまって大人としての余裕がなくなる。
コンビニで買って食べたお菓子は胃の中でぐるぐるした。
下道をひたすら南下
4号線でずっと走るのは芸がないので、宝積寺で408号に乗り換えて真岡を目指した。408号は途中で制限速度80km区間が出てくるが、その区間の手前(北)の清原工業団地前後が片側2車線あるのに信号待ちで流れないというボトルネックになっている。うち1カ所は立体交差の工事が進んでいて、将来的には宇都宮から来る新造路面電車とともに機能的な道路になりそうだが、清原工業団地を抜けたところの交差点は2車線のうち1車線しか直進できず、右折レーンから信号直前に直進レーンに割り込んでくる車が多いため、ボトルネックになっている。またハマりそうになったので、バイクの機動力を生かして直前で左折して回り込んでみた。
あとはもう暗くなってくるので素直に408号から294号でひたすら南下する。どこかで高速に乗ろうかと思ったが、あちこちで渋滞して東北道も常磐道もすごいことになっているようだ。したがって最後まで下道を選択。294号を南下しすぎてしまい、水海道から右折して鬼怒川を渡り、いつものツーリングコースで野田方面を目指すが、いつものように走ると絶対に野田市内で時間を喰うと思い、かねてからの迂回路で野田市街を南から迂回して玉葉橋で江戸川を渡ろうとした。しかし、暗さもあって道を間違い、柏・流山を経て流山橋で江戸川を渡れた。三郷駅近くから江戸川右岸道路で江戸川区小岩まで。自宅着は8時だった。
いい紅葉を見ることができた。満足満足。W800の走行距離は約560km。日帰りツーリングとしては最長になった。燃費は相変わらず26km/L。ガソリン価格の高騰はタンク容量の小さいバイクにも及びつつある。
今回は休憩もろくに取らず走ったので、体へのダメージが大きかった。まず、帰路内股が痛くなった。
翌日、体全体が怠かった。寒い中走ったので体もこわばった。いいことが一つもない。大人のツーリングをしないといけない。体はジジイなのに心はガキだ。
寒い日、茨城県日帰りツーリング
2021/10/18 Mon
週末からグッと気温が下がり、秋が深まってきた。
週末はあまり天気が良くなかったので、月曜日に半日茨城県のいつものコースを走ってきた。
走りはじめから思った以上に風が強く、東関道で難儀した。大栄PAで一度目の休憩、潮来インターで高速を降りて県道50号線で北上し、茨城空港からアクセス道で国道6号線をクロスし、小美玉スマートインターから羽鳥駅前で左折、桜川市を目指し、羽黒駅近辺から国道50号には乗らず大和駅まで走って2度目の休憩。
今回は気温が下がるので、下半身は自転車用のレギンスと革パンツ。上半身は半袖Tシャツの上に長袖化繊Tシャツ、blackdiamondの薄手のウィンドブレーカー、シンセティック(フェイク)レザーのライディングジャケット。首回りはbuff。ヘルメットは顔に風が当たるのを嫌ってラパイドネオ。
その後はやや近いが、筑西市の宮山ふるさと公園で蕎麦の昼食を食べて、今回は素直に国道294で南下、谷和原インターから常磐道で戻った。駐輪場到着が14時。
エストレヤのプラグソケットが届いていたのでプラグ交換をした。
今回のおおよそのルート
週末はあまり天気が良くなかったので、月曜日に半日茨城県のいつものコースを走ってきた。
走りはじめから思った以上に風が強く、東関道で難儀した。大栄PAで一度目の休憩、潮来インターで高速を降りて県道50号線で北上し、茨城空港からアクセス道で国道6号線をクロスし、小美玉スマートインターから羽鳥駅前で左折、桜川市を目指し、羽黒駅近辺から国道50号には乗らず大和駅まで走って2度目の休憩。
今回は気温が下がるので、下半身は自転車用のレギンスと革パンツ。上半身は半袖Tシャツの上に長袖化繊Tシャツ、blackdiamondの薄手のウィンドブレーカー、シンセティック(フェイク)レザーのライディングジャケット。首回りはbuff。ヘルメットは顔に風が当たるのを嫌ってラパイドネオ。
その後はやや近いが、筑西市の宮山ふるさと公園で蕎麦の昼食を食べて、今回は素直に国道294で南下、谷和原インターから常磐道で戻った。駐輪場到着が14時。
エストレヤのプラグソケットが届いていたのでプラグ交換をした。
今回のおおよそのルート
高原山・那須連山一周ツーリング
2021/10/04 Mon
台風一過、日曜日から安定した晴天が続きそうなので、単独でツーリングしてきた。
走ってきたのは栃木県の高原山の山麓にある県道63号と、旧日塩もみじラインである県道19号、国道400号、121号、289号、旧那須甲子道路である福島県道・栃木県道290号、那須高原を走る栃木県道17号、266号、30号と53号で那須塩原駅まで。日帰りはもともとするつもりなく、日曜日は別宅に転がり込んだ。
国道4号宇都宮バイパスの途中から北上して、音声ナビに従って県道63号線の尚仁沢湧水近くの県民の森駐車場に出てから左折。湧水公園を過ぎると交通量がほとんどなくなり、地図上で見た以上に高低差が大きくつづら折れの連続になる。路面もガタガタでブレーキングもやりづらく、あまり面白い道ではなかった。
それに対して旧日塩もみじラインは道幅も広く、路面もいいほうで、標高1000m以上の紅葉がはじまった屈曲路は快適で楽しい。
エーデルワイススキー場の駐車場入り口から。若干色づき始めている。
今回、平野の気温が上がるので、先日買ったヘンリービギンズの長袖プロテクターを半袖化繊Tシャツの上に着て、その上から山スキーの上りで着ている前面防風メンブレンが入り、袖の内側と背面はジャージー素材というウィンドブレーカーを着た。標高が高くなると風が冷たくてちょっと寒い。こうなるだろうことを意識してライディングジャケットも持ってきたのだが、ガタガタ震えるような寒さではないので強行してしまった。那須甲子道路でも同様だったが着替えが面倒で替えなかった。
全体として1000m以上の高地では紅葉が徐々に進んでいて、黄色が強くなってきている。登山すればもっと鮮やかな紅葉が見られるだろう。登山口の駐車場はだいたいどこも満車に近かった。
塩原元湯へ
ハンターマウンテン塩原を過ぎても旧日塩もみじラインに乗っていると知った道になってしまうので、塩原新湯から元湯の方へ向かってみた。4軒ほどの温泉宿があり、そこを通過すると少々走りやすくなる。国道400号に出て、塩原温泉街の方へは行かず、上三依方面へ。尾頭トンネルをくぐって国道121号に合流して、会津田島方面へ北上。田島で燃料を入れ、そば屋で昼食にしようと思ったら駐車場がいっぱいだった。下郷方面へ走り、コンビニでやや遅いおにぎり昼食とする。下郷町からは甲子温泉への快走山岳国道の289号で福島県西郷村へ。無料化した旧那須甲子道路で再び標高1000m以上に上がっていく。この道、交通量が多く、特にセンターライン(黄色)をまたいで車を抜かしていく無法ライダーが多い。なるべくこういう輩は先に行かせ、前後に車やバイクを見ないで単独で走るようにした。旧白河高原スキー場の道路脇から赤面山方面への登山客の車が縦列駐車している。
茶臼岳や北温泉方面に上がる道はパスして、県道17号線で下っていくが、日曜日午後なので渋滞している可能性があり、県道266号にエスケープ。那須塩原市に入り、板室温泉を経由して那須塩原駅前を通って国道4号へ。別宅には15時過ぎに着いた。
なす高原自然の家前の那須高原駐車場にて
別宅に置いてある次男の電子レンジ(12kg)を近くの宅配便営業所へ持ち込んで発送するのが今回の別宅での最大のミッション。W800のタンデムシートに電子レンジの段ボール箱を括り付けるのは骨が折れたが、何とか送ることができた。
翌月曜日は朝から帰路につくが、快走路の県道52号、国道294号で南下した上で烏山大橋を越えて茂木町へ。また県道171号と超隘路の274号を走り、国道123号に出てはが野グリーンコリドール(広域農道)で益子。あとはいつもと同じく桜川市、下妻市を経てから南下して鬼怒川、飯沼川、利根川を越えて野田市へ。いつものように野田市街を通って野田橋を渡るのではなく、帰路渋滞しがちな野田市街を迂回する茨城県道7号で南側から迂回して玉葉橋で江戸川を渡ってみた。結果はなかなか流れるいいコースだが、平日日中は大型車が多すぎる。日曜日だともっと減るとは思うのだが。
筑波山とそば畑(ようやく白い花が満開を迎えた)
江戸川土手下の快走ルートは、あちこちで水が滲み出していてバイクの下回りがそれで汚れた。もう手が入らない一角に乾いた土がうっすら付いたままになっている。
走ってきたのは栃木県の高原山の山麓にある県道63号と、旧日塩もみじラインである県道19号、国道400号、121号、289号、旧那須甲子道路である福島県道・栃木県道290号、那須高原を走る栃木県道17号、266号、30号と53号で那須塩原駅まで。日帰りはもともとするつもりなく、日曜日は別宅に転がり込んだ。
国道4号宇都宮バイパスの途中から北上して、音声ナビに従って県道63号線の尚仁沢湧水近くの県民の森駐車場に出てから左折。湧水公園を過ぎると交通量がほとんどなくなり、地図上で見た以上に高低差が大きくつづら折れの連続になる。路面もガタガタでブレーキングもやりづらく、あまり面白い道ではなかった。
それに対して旧日塩もみじラインは道幅も広く、路面もいいほうで、標高1000m以上の紅葉がはじまった屈曲路は快適で楽しい。
エーデルワイススキー場の駐車場入り口から。若干色づき始めている。
今回、平野の気温が上がるので、先日買ったヘンリービギンズの長袖プロテクターを半袖化繊Tシャツの上に着て、その上から山スキーの上りで着ている前面防風メンブレンが入り、袖の内側と背面はジャージー素材というウィンドブレーカーを着た。標高が高くなると風が冷たくてちょっと寒い。こうなるだろうことを意識してライディングジャケットも持ってきたのだが、ガタガタ震えるような寒さではないので強行してしまった。那須甲子道路でも同様だったが着替えが面倒で替えなかった。
全体として1000m以上の高地では紅葉が徐々に進んでいて、黄色が強くなってきている。登山すればもっと鮮やかな紅葉が見られるだろう。登山口の駐車場はだいたいどこも満車に近かった。
塩原元湯へ
ハンターマウンテン塩原を過ぎても旧日塩もみじラインに乗っていると知った道になってしまうので、塩原新湯から元湯の方へ向かってみた。4軒ほどの温泉宿があり、そこを通過すると少々走りやすくなる。国道400号に出て、塩原温泉街の方へは行かず、上三依方面へ。尾頭トンネルをくぐって国道121号に合流して、会津田島方面へ北上。田島で燃料を入れ、そば屋で昼食にしようと思ったら駐車場がいっぱいだった。下郷方面へ走り、コンビニでやや遅いおにぎり昼食とする。下郷町からは甲子温泉への快走山岳国道の289号で福島県西郷村へ。無料化した旧那須甲子道路で再び標高1000m以上に上がっていく。この道、交通量が多く、特にセンターライン(黄色)をまたいで車を抜かしていく無法ライダーが多い。なるべくこういう輩は先に行かせ、前後に車やバイクを見ないで単独で走るようにした。旧白河高原スキー場の道路脇から赤面山方面への登山客の車が縦列駐車している。
茶臼岳や北温泉方面に上がる道はパスして、県道17号線で下っていくが、日曜日午後なので渋滞している可能性があり、県道266号にエスケープ。那須塩原市に入り、板室温泉を経由して那須塩原駅前を通って国道4号へ。別宅には15時過ぎに着いた。
なす高原自然の家前の那須高原駐車場にて
別宅に置いてある次男の電子レンジ(12kg)を近くの宅配便営業所へ持ち込んで発送するのが今回の別宅での最大のミッション。W800のタンデムシートに電子レンジの段ボール箱を括り付けるのは骨が折れたが、何とか送ることができた。
翌月曜日は朝から帰路につくが、快走路の県道52号、国道294号で南下した上で烏山大橋を越えて茂木町へ。また県道171号と超隘路の274号を走り、国道123号に出てはが野グリーンコリドール(広域農道)で益子。あとはいつもと同じく桜川市、下妻市を経てから南下して鬼怒川、飯沼川、利根川を越えて野田市へ。いつものように野田市街を通って野田橋を渡るのではなく、帰路渋滞しがちな野田市街を迂回する茨城県道7号で南側から迂回して玉葉橋で江戸川を渡ってみた。結果はなかなか流れるいいコースだが、平日日中は大型車が多すぎる。日曜日だともっと減るとは思うのだが。
筑波山とそば畑(ようやく白い花が満開を迎えた)
江戸川土手下の快走ルートは、あちこちで水が滲み出していてバイクの下回りがそれで汚れた。もう手が入らない一角に乾いた土がうっすら付いたままになっている。
栃木県東部・細道クエスト
2021/09/20 Mon
世間は土〜月3連休(私は日月休みなのでいつもの週と同じ)。台風一過で日月の天気がよさそうなので、吐月工房氏を誘って栃木県東部、特に茂木町の細道クエストツーリングに行った。今までも車やバイクで踏み込んだことはあるが、県道とは思えない道幅、軽トラ1台分しかなく、対向車との離合が非常に困難な県道も存在する。そしてその県道を繋ぐと、ぐるっと360度周回することができるコースを取ることができる。
茂木町は丘陵と谷地が入り組んでいて、棚田も多い。道路は県道のみならず町道も含めて非常に複雑に走っているので、リサーチをあらかじめしておく必要があるが、迷路のような山道に迷い込んでみるのも楽しい。
取ったコースは益子町から、広域農道(はがのコリドール)〜茨城県道1号〜茨城県道206号〜はがのコリドール〜国道123号〜栃木県道51号〜県道291号〜御前山ダム〜茨城県道39号〜国道123号〜栃木県道338号〜県道274号〜県道171号〜県道231号〜ループの中央を貫く町道〜県道171号〜小木須から国見峠展望台往復〜県道274号へ抜ける町道〜県道274号〜県道29号〜鷲子山上神社(混んでいたので通過)〜国道293号〜県道52号〜・・・
特に太字の県道は道幅が狭い。県道274号から県道231号はループになっており、その北、那須烏山市になるが小木須、大木須にも県道171号と県道274号のループがある。さらにその北に県道12号、県道29号が東西に走っていて、ループを描くことが可能だ。そのの中央を貫く町道もあるし、那珂川沿いには県道27号の屈曲路もある。帰路はこの道を南下した。
かように複雑な上、地形も同様に複雑なのである。私にとっての「ツインリンクもてぎ」はこの県道ループである。台風通過後の雨上がりのため、江戸川沿いの北上ルーとから始まってどのルートも路肩から滲み出た水が溢れていた。
9月半ば、彼岸の入りであり、あちこちで稲刈りが行われていて稲の黄色の間に真っ赤な彼岸花が咲いているのが色彩的に目を引いた。そのような写真を以下に掲載し、詳しいレポートは省略する。
往路。筑波山をバックに桜川市真壁町近くで。
茂木の県道ループにて。
あぜの彼岸花
国見峠展望台から。最北端のみかん畑がある。
帰路、県道52号線を南下中に白い彼岸花を見つけた。
那須烏山から那珂川を越える橋上にて。アユ釣りも見られた。
茂木町の谷地沿いの県道から。稲刈りと稲干しのための「はさ」
再び桜川市真壁町近くにて。W800と筑波山とそば畑。日差しが強く、そばの白い花が目立たない。
茂木町は丘陵と谷地が入り組んでいて、棚田も多い。道路は県道のみならず町道も含めて非常に複雑に走っているので、リサーチをあらかじめしておく必要があるが、迷路のような山道に迷い込んでみるのも楽しい。
取ったコースは益子町から、広域農道(はがのコリドール)〜茨城県道1号〜茨城県道206号〜はがのコリドール〜国道123号〜栃木県道51号〜県道291号〜御前山ダム〜茨城県道39号〜国道123号〜栃木県道338号〜県道274号〜県道171号〜県道231号〜ループの中央を貫く町道〜県道171号〜小木須から国見峠展望台往復〜県道274号へ抜ける町道〜県道274号〜県道29号〜鷲子山上神社(混んでいたので通過)〜国道293号〜県道52号〜・・・
特に太字の県道は道幅が狭い。県道274号から県道231号はループになっており、その北、那須烏山市になるが小木須、大木須にも県道171号と県道274号のループがある。さらにその北に県道12号、県道29号が東西に走っていて、ループを描くことが可能だ。そのの中央を貫く町道もあるし、那珂川沿いには県道27号の屈曲路もある。帰路はこの道を南下した。
かように複雑な上、地形も同様に複雑なのである。私にとっての「ツインリンクもてぎ」はこの県道ループである。台風通過後の雨上がりのため、江戸川沿いの北上ルーとから始まってどのルートも路肩から滲み出た水が溢れていた。
9月半ば、彼岸の入りであり、あちこちで稲刈りが行われていて稲の黄色の間に真っ赤な彼岸花が咲いているのが色彩的に目を引いた。そのような写真を以下に掲載し、詳しいレポートは省略する。
往路。筑波山をバックに桜川市真壁町近くで。
茂木の県道ループにて。
あぜの彼岸花
国見峠展望台から。最北端のみかん畑がある。
帰路、県道52号線を南下中に白い彼岸花を見つけた。
那須烏山から那珂川を越える橋上にて。アユ釣りも見られた。
茂木町の谷地沿いの県道から。稲刈りと稲干しのための「はさ」
再び桜川市真壁町近くにて。W800と筑波山とそば畑。日差しが強く、そばの白い花が目立たない。
上信越エリア屈曲路祭り
2021/08/29 Sun
「不要不急の外出」として、3日間のツーリングに行ってきた。
決行するにあたってはだいぶ逡巡した。普段、単独の日帰りツーリングではコンビニでしか人と向き合うことはなく、まず会話もない。ガソリンスタンドも極力セルフ式を選んでいるので人との会話はない。
今回は宿泊先の人と最小限の会話が必要になるが、濃厚接触には至らない。おそらく濃厚接触者は同行してくれる吐月工房氏のみだと思われる。ともに2回のワクチン接種を済ませて2週間以上経過している。
W800を手に入れてから、夏の間にどこかへ泊まりがけでツーリングに行こうというつもりには二人ともなっていた。雨天が多かった8月だが、ここへ来て平日3日間が晴れる予報になった!標高の高いところへ短時間でも涼しい思いをしに行きたい。
リスクを承知で行くなら今行かずしていつ行くのか?「不要不急」を判断できるのは本人だけだと五輪担当大臣は言っていたからな・・
宿泊先は1泊目が志賀高原のスキーの定宿、2泊目は渋川市のビジネスホテル。
メインは涼しさを求めて標高の高い草津から志賀高原のワインディングと荒涼とした毛無峠、志賀高原から秋山郷への細い屈曲路、津南町から頸城丘陵を縫うようにして走る強烈な屈曲路のみの3ケタ国道と雪深い農村地帯、そして魚沼スカイラインである。全走行距離は700km強。
26日、吐月工房氏と上信電鉄山名駅で落ち合う。10時集合の約束をして、首都高・東北道・圏央道・関越道とすべて高速で行けば早く到着できたものを、高速に飽きて東松山ICで下に降り、国道254に乗ってしまったのが失敗だった。この国道には頻繁に信号があり、ゴーストップの繰り返しで時間を浪費する。結局10分以上遅れて到着。小さな木造駅舎前をバイクツーリングの待ち合わせに使う人は多分いないが、道の駅のような人が集まるところで合流するよりは好きだ。自販機もあれば、トイレもあり、待合室もある。
上信鉄道山名駅
その後県道を走り繋ぎ、鼻高橋で碓氷川を渡って国道18号に乗り、すぐに県道137号に移って榛名山麓を走り、最終的には県道126号で榛名湖まで。ここまででも十分に屈曲路を走れる。平日の榛名湖(標高1100mほど)は涼しいが人は少なめで、西岸の無料駐車場で短い休憩。県道28号線で吾妻線郷原駅近くまで下って、国道145は走らず吾妻川対岸の県道を走る。途中で長い吾妻峡トンネルがあり、中はひんやり涼しいのだが路面が濡れていて滑りそう。しかも雨は降ってないのに路面からタイヤがすくい上げる飛沫でフェンダーなど下回りが真っ白になった。雨の中を一度も走っていないので、初めてツーリングで汚すことになり、多少ガッカリ。ツーリングの泥はねは勲章なのはわかるけど・・
長野原でドラッグストアに立ち寄り、コンビニで昼食を買い求めて屋外で食べ、道の反対側のGSでガソリン補給。ガソリンは162円/Lと高かった。少し先の草津町のT字路近くにあるGSが渋峠を越えて志賀高原に向かう国道の最終GSである。今回の計画ルートだと志賀高原から秋山郷を抜けて津南町までGSはないと思われる。津南から先に進むとおそらく松代(まつだい)までGSはないはず。GSは適切なタイミングで寄らないと山岳県境近辺では貴重だ。
今回の装備
午後、草津から国道299で草津白根山を登り始める。まもなく目の前にはダンプ1台のみとなったが、センターラインはイエローだし、ブラインドカーブが多くて危険だから抜けない。ダンプは中腹の工事現場までだろうと思ってペースを合わせてゆっくりと走り、涼しさと景観を楽しみながら上がっていったら、ダンプの行き先は万座温泉だった。国道から自分たちが行こうとする万座方面にダンプが曲がった時に絶望した。
曲がってすぐ路肩に寄せて、ダンプとの距離を置いてゆっくり追いつかないように屈曲路を下り始めた。しかし途中で追いついてしまう。仕方なく万座温泉までダンプの後ろに付いた。
それにしても、数年前に草津白根山が噴火して、3年ほど前に志賀高原から草津へ降りた時は通るには通れたが規制が強かった。今年は規制らしい規制が見られない。草津白根山の警戒レベルが下がったため、4月の開通時に通行の時間規制や車種規制も無くなったらしい。したがってバイクや自転車でも通行可能になった。ただし、白根山手前のレストハウスや駐車場は閉鎖中だった。
万座を通過して、毛無峠に向かう。長野県境に沿って須坂方面への県道466を走るが、もうカーブミラーは完備されていないし、路肩から草や枝が張り出している。道幅も細く、舗装林道と同レベルである。須坂市に入ってすぐ左折して県道112号を走り、舗装が途切れた少し先の県境まで。上昇気流の冷却によってガスが発生しやすい毛無峠は珍しく晴れていた。
毛無峠に始めて来たのは30年以上前。オフロードバイクで須坂から湯沢林道(現在でも未舗装)を登ってきてたどり着いた。その後も1〜2回ほど来ただろうか?群馬県側に小串硫黄鉱山がかつてあり、硫黄を運ぶための索道の錆びた鉄柱だけが須坂方面に点在している。小串鉱山跡には集落もあったようで、何かで読んだか見たりしたことがあるが、ゲートがあって容易には群馬県側には入れない(ウェブ上にもさまざまな記録がある)。峠に大きな木はなく、上昇気流を利用して、今はラジコングライダー愛好者の聖地になっているようだ。かつてだったら考えられないほどの車が峠に停車してあった。また、御飯岳、破風岳、土鍋山の登山者もいた。いつか車で来て歩いて登ろうと思っていた場所ではあるのだが、地形図を見ると御飯岳からトレイルが南に延びて、パルコール嬬恋のゲレンデトップにある裏倉山、四阿山、菅平の東の根子岳まで登山道があるらしい。
毛無峠
しばし休憩して、午後3時ころ万座方面へ戻る。志賀草津道路に戻って、平日で混んではいないので「国道日本最高所」の路側駐車場に立ち寄り、その後渋峠スキー場ボトムの渋峠ホテル前、横手山ドライブイン前を通過して下りにかかる。屈曲路の連続で陽坂まで下り、左手の熊の湯スキー場、右手の前山サマーリフトを見て平床の噴泉、猫の額のような木戸池キャンプ場、田の原湿原、三角池などを見ながら下っていく。蓮池で今日のツーリング終了。コロナの影響で空いてはいるが、個人客のみ受け入れているホテルのホスピタリティはいつものように満点だった。
草津白根山方面
芳ヶ平方面(春先は道路からスキーでドロップできる)
日本国道最高地点
27日、9時に宿を出発。奥志賀方面に向かうが、長袖のジャージを化繊Tシャツの上、メッシュジャケットの下に着てきたのに、ジャイアントスキー場をくぐるトンネルでもう寒い。清水名水公園で水を汲み、道中の飲み物とする。いつもながら美味しい水。
W800のタンクを上から撮影してみた
オフシーズンのため、高天ケ原も一ノ瀬もホテルが閑散としている。焼額はプリンスホテル自体が閉まっている。スキーシーズンにならないと採算が取れず、開けないのだろう。奥志賀高原から道幅が狭くなる。かつての「奥志賀スーパー林道」である。30年以上前のオフロードバイクツーリングでは、少し先から未舗装だったはず。カヤの平へも、秋山郷の切明温泉へも、未舗装の砂利道を走らないとたどり着けなかった。もうこの道は全舗装、県道502号、別名「北信州もみじわかばライン」である。ただ交通量は非常に少ない。
走っていると、ローラースキーでクロスカントリーのサマートレーニングをやっている集団に出くわす。かなり若く、10代とおぼしき少年少女が多いので、ひょっとしたら飯山あたりの高校でクロカンが強く、鍋倉山へ部員たちがホイホイと登って行く(かつてプライベートでスキー登山に行ったら出くわした)高校かも知れない。彼らとすれちがってから、カヤの平まで足を伸ばしてみた。以前来た時も思ったが、静かでいいキャンプ場だ。何日間かここでのんびりキャンプ生活してみたい。カヤの平でもローラースキーヤーが2名いて、帰路ものすごいスピードでバイクの前をスケーティング滑走してくれた。たぶん時速40kmは出ていたはずだ。彼らの肩から二の腕にかけての筋肉の美しさはすばらしい。ひょっとしたら日本でもトップのクロスカントリースキーヤーなのかもしれない。同じスキーヤーたるもの、ここまではいかなくても、夏でもスキーのことを考えてインラインスケートなどでトレーニングすべきだが、傾いて曲がるところしかバイクとスキーは共通点がないし、エンジンの力で前進しているていたらくだ。
カヤの平キャンプ場
雑魚川林道へ。かつてのハードな砂利道もきれいな舗装路に変身した。しかし高度感はかなりある。よく昔長い砂利道を通り抜けたものだ。屈曲路につぐ屈曲路を経て、秋山郷の最奥にある切明温泉に至る。途中、正面の大岩山と左手の鳥甲山の大岩壁が圧倒的。ここからは国道405号(中之条町〜上越市。切明温泉〜野反湖は未完成)だが、国道とは名ばかりで狭くて急カーブ、急坂が連続する道が津南町近くまで続く。前倉橋のあたりが特に凄い。秋山郷には集落はところどころにしかない。津南町に入って渓谷が広くなってようやく道路幅も広くなってくる。そのまま国道117を横断して津南駅で休憩。11時である。駅のトイレに立ち寄って、再び国道405号をキューピットバレイスキー場方面へ。津南駅裏の踏切を渡ってからの国道405号は車一台分の道幅しかなく、屈曲路の連続(七曲り)で頸城の丘陵地帯を越えていく。小さな集落が出てきて田んぼが道路脇にあるとホッとするが、田んぼが作れるほどの集落を過ぎるとすぐに上り基調となって集落から離れる。次の集落まではまた心細く狭い屈曲路となる。松之山天水島、松之山スキー場、松之山天水越あたりまではまだ集落が大きめだが、大厳寺高原から来る道を分けると三方峠の道になる。昔も今も、大厳寺高原と国道405の分岐には迷う。国道の標識もなければ道幅は共に狭い。
十日町市浦田地区の渋海川に沿った小さな集落の2棟は茅葺きで、生活している人がいる。周りには手入れされたきれいな田んぼと小さな神社があり、特に印象に残った。写真は撮らずじまいだった。その後すぐに渋海川を渡って方向転換し、峠道となる。そんなことの繰り返しで、国道405号を走っていると方向感覚がおかしくなり、どこにいるのかも把握できなくなる。ようやくキューピットバレイスキー場の方から下ってくる国道403号(新潟市〜松本市)と合流して「雪だるま物産館」に12時過ぎに着いた。ちょっとした道の駅のような施設。ちょうどその一角にある蕎麦屋が営業していたので、雪むろで蕎麦粉を貯蔵した雪むろ田舎そば(1,330円)を堪能した。
午後は少しこの国道を北に下り、高田方面に向かう405号を見送って、403号で松代(まつだい)方面に向かう。大合併した上越市の地籍だが、道路幅は405号よりも太くなったが、屈曲路は凄い。見どころは星峠の棚田。棚田はもちろん405号沿いにもたくさんあった。しかし星峠の棚田は谷が開けていて非常にスケールが大きく、見栄えがする。心無い見学者が絶えないようだが、真夏の平日午後では見学に来る人も少なく、暑いので写真を撮ったらすぐに離れてしまう。我々はじっくりと眺めて休憩を兼ねた。
星峠の棚田
ここからは比較的快走できるルートになる。松代を過ぎて延々と長いトンネルを何本も越えて十日町市街に至り、ここで給油。W800は10L補給して、草津から300kmほど。30km/Lを達成。信号がなければかなり燃費は伸びる。
十日町から魚沼丘陵を越えるが、魚沼スカイラインを走りたく、旧国道253号の八箇トンネルを抜けた八箇峠入口で魚沼スカイラインの部分的通行止めを確認。八箇峠入口から魚沼スカイラインを全線通過することはできない。ムイカリゾートスキー場のボトムを通過し、シャトー塩沢スキー場の近くをかすめ、栃窪峠で魚沼スカイラインに乗る。展望台で魚沼地域全景を眺めて、南に走り、十二峠から石打へ。渋川到着は19時ころになりそうだ。
ここからは国道17号で新潟・群馬県境を越える。一般道ではこの1本しかない。スキーで通り慣れたルートをバイクで走っていくと、かぐらあたりのトンネル内は大変涼しい。三国トンネルは新トンネルがほぼ完成したようだ。三国峠の屈曲路を下り、湯宿温泉近くの道の駅「たくみの里」で休憩。ここの道の駅は空いていてよろしい。その後は国道に戻らず、県道36号線でダイレクトに渋川に向かう。渋川市街の道で再び激混みの国道17号に戻って予約したビジネスホテルにたどり着く直前、黒い雨雲が垂れ込めてきた。到着時はかろうじて晴れていたが、チェックインしたのちに雨が降ったようだ。バイクは屋根の下に停めさせてもらうことができた。
この日は疲れて早々に寝た。
27日、ほぼ各自で南下して自宅を目指す。もう9時の関東平野はかなり暑い。
私は、利根川を越えるまでは国道17号上武バイパスを使い、埼玉県道45号、59号、60号を使って栗橋で国道4号に出て、久喜から再び県道で南東の五霞、幸手を通過して新4号バイパスに乗り換え、道の駅庄和から県道42号、野田橋西詰、江戸川沿いの信号の無いルートを南下した。三郷あたりでフューエルランプが点灯して、GSの無い江戸川沿いの道を南下した。実際は余裕で、10L近く消費すると残りが5L程だが、点滅はしてしまう仕様らしい。渋滞がなければ残り5Lで100km以上は走れる計算だ。
松戸と葛飾区の境で金町から環七方面に向かったが国道6号線の左側にはGSはなく、環七沿いのセルフで給油。275kmで10Lちょうど。無事午後1時に駐輪場に到着。バイクの洗車はとりあえず明日だ。まずは汗と排気ガスで汚れた衣類を洗濯する。
久しぶりに大きなツーリングになった。暑さは辛かったが、ほとんど屈曲路の連続で、全走行距離は700km以上となり、充実したものになった。何となく、冬はスキー場が点在するエリアで道路が冬季閉鎖されるところをたどった感がある。
秋にもできれば遠くへ行きたいものだ。
決行するにあたってはだいぶ逡巡した。普段、単独の日帰りツーリングではコンビニでしか人と向き合うことはなく、まず会話もない。ガソリンスタンドも極力セルフ式を選んでいるので人との会話はない。
今回は宿泊先の人と最小限の会話が必要になるが、濃厚接触には至らない。おそらく濃厚接触者は同行してくれる吐月工房氏のみだと思われる。ともに2回のワクチン接種を済ませて2週間以上経過している。
W800を手に入れてから、夏の間にどこかへ泊まりがけでツーリングに行こうというつもりには二人ともなっていた。雨天が多かった8月だが、ここへ来て平日3日間が晴れる予報になった!標高の高いところへ短時間でも涼しい思いをしに行きたい。
リスクを承知で行くなら今行かずしていつ行くのか?「不要不急」を判断できるのは本人だけだと五輪担当大臣は言っていたからな・・
宿泊先は1泊目が志賀高原のスキーの定宿、2泊目は渋川市のビジネスホテル。
メインは涼しさを求めて標高の高い草津から志賀高原のワインディングと荒涼とした毛無峠、志賀高原から秋山郷への細い屈曲路、津南町から頸城丘陵を縫うようにして走る強烈な屈曲路のみの3ケタ国道と雪深い農村地帯、そして魚沼スカイラインである。全走行距離は700km強。
26日、吐月工房氏と上信電鉄山名駅で落ち合う。10時集合の約束をして、首都高・東北道・圏央道・関越道とすべて高速で行けば早く到着できたものを、高速に飽きて東松山ICで下に降り、国道254に乗ってしまったのが失敗だった。この国道には頻繁に信号があり、ゴーストップの繰り返しで時間を浪費する。結局10分以上遅れて到着。小さな木造駅舎前をバイクツーリングの待ち合わせに使う人は多分いないが、道の駅のような人が集まるところで合流するよりは好きだ。自販機もあれば、トイレもあり、待合室もある。
上信鉄道山名駅
その後県道を走り繋ぎ、鼻高橋で碓氷川を渡って国道18号に乗り、すぐに県道137号に移って榛名山麓を走り、最終的には県道126号で榛名湖まで。ここまででも十分に屈曲路を走れる。平日の榛名湖(標高1100mほど)は涼しいが人は少なめで、西岸の無料駐車場で短い休憩。県道28号線で吾妻線郷原駅近くまで下って、国道145は走らず吾妻川対岸の県道を走る。途中で長い吾妻峡トンネルがあり、中はひんやり涼しいのだが路面が濡れていて滑りそう。しかも雨は降ってないのに路面からタイヤがすくい上げる飛沫でフェンダーなど下回りが真っ白になった。雨の中を一度も走っていないので、初めてツーリングで汚すことになり、多少ガッカリ。ツーリングの泥はねは勲章なのはわかるけど・・
長野原でドラッグストアに立ち寄り、コンビニで昼食を買い求めて屋外で食べ、道の反対側のGSでガソリン補給。ガソリンは162円/Lと高かった。少し先の草津町のT字路近くにあるGSが渋峠を越えて志賀高原に向かう国道の最終GSである。今回の計画ルートだと志賀高原から秋山郷を抜けて津南町までGSはないと思われる。津南から先に進むとおそらく松代(まつだい)までGSはないはず。GSは適切なタイミングで寄らないと山岳県境近辺では貴重だ。
今回の装備
午後、草津から国道299で草津白根山を登り始める。まもなく目の前にはダンプ1台のみとなったが、センターラインはイエローだし、ブラインドカーブが多くて危険だから抜けない。ダンプは中腹の工事現場までだろうと思ってペースを合わせてゆっくりと走り、涼しさと景観を楽しみながら上がっていったら、ダンプの行き先は万座温泉だった。国道から自分たちが行こうとする万座方面にダンプが曲がった時に絶望した。
曲がってすぐ路肩に寄せて、ダンプとの距離を置いてゆっくり追いつかないように屈曲路を下り始めた。しかし途中で追いついてしまう。仕方なく万座温泉までダンプの後ろに付いた。
それにしても、数年前に草津白根山が噴火して、3年ほど前に志賀高原から草津へ降りた時は通るには通れたが規制が強かった。今年は規制らしい規制が見られない。草津白根山の警戒レベルが下がったため、4月の開通時に通行の時間規制や車種規制も無くなったらしい。したがってバイクや自転車でも通行可能になった。ただし、白根山手前のレストハウスや駐車場は閉鎖中だった。
万座を通過して、毛無峠に向かう。長野県境に沿って須坂方面への県道466を走るが、もうカーブミラーは完備されていないし、路肩から草や枝が張り出している。道幅も細く、舗装林道と同レベルである。須坂市に入ってすぐ左折して県道112号を走り、舗装が途切れた少し先の県境まで。上昇気流の冷却によってガスが発生しやすい毛無峠は珍しく晴れていた。
毛無峠に始めて来たのは30年以上前。オフロードバイクで須坂から湯沢林道(現在でも未舗装)を登ってきてたどり着いた。その後も1〜2回ほど来ただろうか?群馬県側に小串硫黄鉱山がかつてあり、硫黄を運ぶための索道の錆びた鉄柱だけが須坂方面に点在している。小串鉱山跡には集落もあったようで、何かで読んだか見たりしたことがあるが、ゲートがあって容易には群馬県側には入れない(ウェブ上にもさまざまな記録がある)。峠に大きな木はなく、上昇気流を利用して、今はラジコングライダー愛好者の聖地になっているようだ。かつてだったら考えられないほどの車が峠に停車してあった。また、御飯岳、破風岳、土鍋山の登山者もいた。いつか車で来て歩いて登ろうと思っていた場所ではあるのだが、地形図を見ると御飯岳からトレイルが南に延びて、パルコール嬬恋のゲレンデトップにある裏倉山、四阿山、菅平の東の根子岳まで登山道があるらしい。
毛無峠
しばし休憩して、午後3時ころ万座方面へ戻る。志賀草津道路に戻って、平日で混んではいないので「国道日本最高所」の路側駐車場に立ち寄り、その後渋峠スキー場ボトムの渋峠ホテル前、横手山ドライブイン前を通過して下りにかかる。屈曲路の連続で陽坂まで下り、左手の熊の湯スキー場、右手の前山サマーリフトを見て平床の噴泉、猫の額のような木戸池キャンプ場、田の原湿原、三角池などを見ながら下っていく。蓮池で今日のツーリング終了。コロナの影響で空いてはいるが、個人客のみ受け入れているホテルのホスピタリティはいつものように満点だった。
草津白根山方面
芳ヶ平方面(春先は道路からスキーでドロップできる)
日本国道最高地点
27日、9時に宿を出発。奥志賀方面に向かうが、長袖のジャージを化繊Tシャツの上、メッシュジャケットの下に着てきたのに、ジャイアントスキー場をくぐるトンネルでもう寒い。清水名水公園で水を汲み、道中の飲み物とする。いつもながら美味しい水。
W800のタンクを上から撮影してみた
オフシーズンのため、高天ケ原も一ノ瀬もホテルが閑散としている。焼額はプリンスホテル自体が閉まっている。スキーシーズンにならないと採算が取れず、開けないのだろう。奥志賀高原から道幅が狭くなる。かつての「奥志賀スーパー林道」である。30年以上前のオフロードバイクツーリングでは、少し先から未舗装だったはず。カヤの平へも、秋山郷の切明温泉へも、未舗装の砂利道を走らないとたどり着けなかった。もうこの道は全舗装、県道502号、別名「北信州もみじわかばライン」である。ただ交通量は非常に少ない。
走っていると、ローラースキーでクロスカントリーのサマートレーニングをやっている集団に出くわす。かなり若く、10代とおぼしき少年少女が多いので、ひょっとしたら飯山あたりの高校でクロカンが強く、鍋倉山へ部員たちがホイホイと登って行く(かつてプライベートでスキー登山に行ったら出くわした)高校かも知れない。彼らとすれちがってから、カヤの平まで足を伸ばしてみた。以前来た時も思ったが、静かでいいキャンプ場だ。何日間かここでのんびりキャンプ生活してみたい。カヤの平でもローラースキーヤーが2名いて、帰路ものすごいスピードでバイクの前をスケーティング滑走してくれた。たぶん時速40kmは出ていたはずだ。彼らの肩から二の腕にかけての筋肉の美しさはすばらしい。ひょっとしたら日本でもトップのクロスカントリースキーヤーなのかもしれない。同じスキーヤーたるもの、ここまではいかなくても、夏でもスキーのことを考えてインラインスケートなどでトレーニングすべきだが、傾いて曲がるところしかバイクとスキーは共通点がないし、エンジンの力で前進しているていたらくだ。
カヤの平キャンプ場
雑魚川林道へ。かつてのハードな砂利道もきれいな舗装路に変身した。しかし高度感はかなりある。よく昔長い砂利道を通り抜けたものだ。屈曲路につぐ屈曲路を経て、秋山郷の最奥にある切明温泉に至る。途中、正面の大岩山と左手の鳥甲山の大岩壁が圧倒的。ここからは国道405号(中之条町〜上越市。切明温泉〜野反湖は未完成)だが、国道とは名ばかりで狭くて急カーブ、急坂が連続する道が津南町近くまで続く。前倉橋のあたりが特に凄い。秋山郷には集落はところどころにしかない。津南町に入って渓谷が広くなってようやく道路幅も広くなってくる。そのまま国道117を横断して津南駅で休憩。11時である。駅のトイレに立ち寄って、再び国道405号をキューピットバレイスキー場方面へ。津南駅裏の踏切を渡ってからの国道405号は車一台分の道幅しかなく、屈曲路の連続(七曲り)で頸城の丘陵地帯を越えていく。小さな集落が出てきて田んぼが道路脇にあるとホッとするが、田んぼが作れるほどの集落を過ぎるとすぐに上り基調となって集落から離れる。次の集落まではまた心細く狭い屈曲路となる。松之山天水島、松之山スキー場、松之山天水越あたりまではまだ集落が大きめだが、大厳寺高原から来る道を分けると三方峠の道になる。昔も今も、大厳寺高原と国道405の分岐には迷う。国道の標識もなければ道幅は共に狭い。
十日町市浦田地区の渋海川に沿った小さな集落の2棟は茅葺きで、生活している人がいる。周りには手入れされたきれいな田んぼと小さな神社があり、特に印象に残った。写真は撮らずじまいだった。その後すぐに渋海川を渡って方向転換し、峠道となる。そんなことの繰り返しで、国道405号を走っていると方向感覚がおかしくなり、どこにいるのかも把握できなくなる。ようやくキューピットバレイスキー場の方から下ってくる国道403号(新潟市〜松本市)と合流して「雪だるま物産館」に12時過ぎに着いた。ちょっとした道の駅のような施設。ちょうどその一角にある蕎麦屋が営業していたので、雪むろで蕎麦粉を貯蔵した雪むろ田舎そば(1,330円)を堪能した。
午後は少しこの国道を北に下り、高田方面に向かう405号を見送って、403号で松代(まつだい)方面に向かう。大合併した上越市の地籍だが、道路幅は405号よりも太くなったが、屈曲路は凄い。見どころは星峠の棚田。棚田はもちろん405号沿いにもたくさんあった。しかし星峠の棚田は谷が開けていて非常にスケールが大きく、見栄えがする。心無い見学者が絶えないようだが、真夏の平日午後では見学に来る人も少なく、暑いので写真を撮ったらすぐに離れてしまう。我々はじっくりと眺めて休憩を兼ねた。
星峠の棚田
ここからは比較的快走できるルートになる。松代を過ぎて延々と長いトンネルを何本も越えて十日町市街に至り、ここで給油。W800は10L補給して、草津から300kmほど。30km/Lを達成。信号がなければかなり燃費は伸びる。
十日町から魚沼丘陵を越えるが、魚沼スカイラインを走りたく、旧国道253号の八箇トンネルを抜けた八箇峠入口で魚沼スカイラインの部分的通行止めを確認。八箇峠入口から魚沼スカイラインを全線通過することはできない。ムイカリゾートスキー場のボトムを通過し、シャトー塩沢スキー場の近くをかすめ、栃窪峠で魚沼スカイラインに乗る。展望台で魚沼地域全景を眺めて、南に走り、十二峠から石打へ。渋川到着は19時ころになりそうだ。
ここからは国道17号で新潟・群馬県境を越える。一般道ではこの1本しかない。スキーで通り慣れたルートをバイクで走っていくと、かぐらあたりのトンネル内は大変涼しい。三国トンネルは新トンネルがほぼ完成したようだ。三国峠の屈曲路を下り、湯宿温泉近くの道の駅「たくみの里」で休憩。ここの道の駅は空いていてよろしい。その後は国道に戻らず、県道36号線でダイレクトに渋川に向かう。渋川市街の道で再び激混みの国道17号に戻って予約したビジネスホテルにたどり着く直前、黒い雨雲が垂れ込めてきた。到着時はかろうじて晴れていたが、チェックインしたのちに雨が降ったようだ。バイクは屋根の下に停めさせてもらうことができた。
この日は疲れて早々に寝た。
27日、ほぼ各自で南下して自宅を目指す。もう9時の関東平野はかなり暑い。
私は、利根川を越えるまでは国道17号上武バイパスを使い、埼玉県道45号、59号、60号を使って栗橋で国道4号に出て、久喜から再び県道で南東の五霞、幸手を通過して新4号バイパスに乗り換え、道の駅庄和から県道42号、野田橋西詰、江戸川沿いの信号の無いルートを南下した。三郷あたりでフューエルランプが点灯して、GSの無い江戸川沿いの道を南下した。実際は余裕で、10L近く消費すると残りが5L程だが、点滅はしてしまう仕様らしい。渋滞がなければ残り5Lで100km以上は走れる計算だ。
松戸と葛飾区の境で金町から環七方面に向かったが国道6号線の左側にはGSはなく、環七沿いのセルフで給油。275kmで10Lちょうど。無事午後1時に駐輪場に到着。バイクの洗車はとりあえず明日だ。まずは汗と排気ガスで汚れた衣類を洗濯する。
久しぶりに大きなツーリングになった。暑さは辛かったが、ほとんど屈曲路の連続で、全走行距離は700km以上となり、充実したものになった。何となく、冬はスキー場が点在するエリアで道路が冬季閉鎖されるところをたどった感がある。
秋にもできれば遠くへ行きたいものだ。
4時間160km
2021/08/21 Sat
天候下り坂だが南関東は土日ともに午前中は雨は降らないようだ。
日帰り登山に行くか、自転車に乗るか、バイクの乗るか悩んで風を受けて汗が乾くバイクを選択。
江戸川沿いの快走ルートを北上して、野田橋で千葉県側に渡らず、埼玉県道42号線で茨城県五霞まで。国道4号線を少しだけ北上して、栗橋から県道60号線で西へ。少々暗い雲が現れ始め、11時近くになってきたので羽生で帰路についた。
国道122号で南下。しばらくは快走できたが、いずれ岩槻近くになると渋滞するので蓮田SAから東北道に乗ろうと思ったが、見過ごして岩槻の渋滞にはまってしまった。エンジンの放熱が厳しく、半クラ運転が辛くなってきた。
たまらず岩槻インター方面に右折。と思ったらエンスト。やはり暑くなるとエンストの可能性が出てくるのか、それとも私のクラッチ操作ミスなのか・・歩道に近づけて一呼吸おいてからセルスイッチを押したら素直にエンジンがスタート。ホッとする。岩槻インターから東北道を南下してそのまま首都高へ。今の期間はロードプライシング1000円増しがないので川口線から中央環状線へ。24日からはまた天下の愚策、首都高1000円増しが始まってしまう。
約160km走ってガソリンは5.61L入った。燃費は28km/L。ようやく納得のいく燃費に落ち着いた。
13時少し前に帰着。
日帰り登山に行くか、自転車に乗るか、バイクの乗るか悩んで風を受けて汗が乾くバイクを選択。
江戸川沿いの快走ルートを北上して、野田橋で千葉県側に渡らず、埼玉県道42号線で茨城県五霞まで。国道4号線を少しだけ北上して、栗橋から県道60号線で西へ。少々暗い雲が現れ始め、11時近くになってきたので羽生で帰路についた。
国道122号で南下。しばらくは快走できたが、いずれ岩槻近くになると渋滞するので蓮田SAから東北道に乗ろうと思ったが、見過ごして岩槻の渋滞にはまってしまった。エンジンの放熱が厳しく、半クラ運転が辛くなってきた。
たまらず岩槻インター方面に右折。と思ったらエンスト。やはり暑くなるとエンストの可能性が出てくるのか、それとも私のクラッチ操作ミスなのか・・歩道に近づけて一呼吸おいてからセルスイッチを押したら素直にエンジンがスタート。ホッとする。岩槻インターから東北道を南下してそのまま首都高へ。今の期間はロードプライシング1000円増しがないので川口線から中央環状線へ。24日からはまた天下の愚策、首都高1000円増しが始まってしまう。
約160km走ってガソリンは5.61L入った。燃費は28km/L。ようやく納得のいく燃費に落ち着いた。
13時少し前に帰着。
二輪通行止区間
2021/08/19 Thu
ふとしたことから気付いたのだが、過去の茨城県のツーリングで二輪通行禁止の区間をうっかり知らずに通行していたことがわかった。
5月のCB650Rでのツーリングと、7月末のW800の午前中ツーリングで通行。場所は県道42号線道祖神峠(笠間市本戸)。おそらくその区間の前後に二輪通行禁止の標識があったのだろうが、二度とも全く気づかなかった。今朝、ふとしたことから同じような通行禁止区間が設定されている筑波山麓の県道の存在に気づき、他にも調べてみたら茨城県内には複数個所が設定されていた。そのひとつが道祖神峠だった。
実際に通行してしまったことは事実なので、今からレポートの改竄などはしない。ルール違反をしてしまったことは反省し、以後通行することはしない。ツーリング計画を立てる時に事前に二輪通行区間を調べておくことを徹底したい。もちろん、現地で標識を見落とさないよう心がける。
一方で、道祖神峠前後の区間では、しつこいほど標識を目立たせることや、うんざりするほどの警告によって二輪車を締め出す行為を貫徹しようという姿勢が見られなかったことも事実である。複数回走って気づかなかったのだから。
想像するに、どうしても二輪車の通行を禁じようという構えはすでにないのではないか?こういった二輪通行禁止の手だては、だいぶ昔(暴走族対策が叫ばれた40〜50年前)に定められてそれが形骸化しているケースが多いと思う。茨城県内の二輪通行禁止区間をざっと調べてみたが、筑波山西麓、桜川市のつくし湖周回道路が終日二輪通行禁止である意味がよくわからない。筑波山登山のために行ったことが複数回あるが、周辺に人家もほとんどないし、バイクで走って面白いルートとも思えない。禁止の距離も短すぎる。
概して茨城県には、排気量や時間帯による条件付き制限でなく、すべての原付・自動二輪が終日通行禁止、という区間が他県に比べ際立って多いことに気づいた。
東京都でも二輪通行禁止区間は昔からあって、現在は原付を除いてだいぶ制限が緩和されてきているけれど、昔は紛らわしいからアンダーパスの多い昭和通りは絶対バイクでは走らないことにしていた(現在、昭和通りのアンダーパスは原付のみ通行禁止)。23区内であれば、新橋駅の東側の地下自動車道のわずかな区間はすべての二輪が今でも終日通行止めであり、これらは明らかに道路設計上のミスが分かりにくいルールを作っているといわざるを得ない。
こうしてあらためて二輪通行区間のリストを見ると、あまりに条件が複雑で分かりにくい、というイメージを抱く。
何だか自分でルールを過去に破っているのに逆ギレしているように読めてしまう場合もあるのでもう展開しないが、「日本二輪車普及安全協会」のHPを見ると、理不尽さがわかると思う。
5月のCB650Rでのツーリングと、7月末のW800の午前中ツーリングで通行。場所は県道42号線道祖神峠(笠間市本戸)。おそらくその区間の前後に二輪通行禁止の標識があったのだろうが、二度とも全く気づかなかった。今朝、ふとしたことから同じような通行禁止区間が設定されている筑波山麓の県道の存在に気づき、他にも調べてみたら茨城県内には複数個所が設定されていた。そのひとつが道祖神峠だった。
実際に通行してしまったことは事実なので、今からレポートの改竄などはしない。ルール違反をしてしまったことは反省し、以後通行することはしない。ツーリング計画を立てる時に事前に二輪通行区間を調べておくことを徹底したい。もちろん、現地で標識を見落とさないよう心がける。
一方で、道祖神峠前後の区間では、しつこいほど標識を目立たせることや、うんざりするほどの警告によって二輪車を締め出す行為を貫徹しようという姿勢が見られなかったことも事実である。複数回走って気づかなかったのだから。
想像するに、どうしても二輪車の通行を禁じようという構えはすでにないのではないか?こういった二輪通行禁止の手だては、だいぶ昔(暴走族対策が叫ばれた40〜50年前)に定められてそれが形骸化しているケースが多いと思う。茨城県内の二輪通行禁止区間をざっと調べてみたが、筑波山西麓、桜川市のつくし湖周回道路が終日二輪通行禁止である意味がよくわからない。筑波山登山のために行ったことが複数回あるが、周辺に人家もほとんどないし、バイクで走って面白いルートとも思えない。禁止の距離も短すぎる。
概して茨城県には、排気量や時間帯による条件付き制限でなく、すべての原付・自動二輪が終日通行禁止、という区間が他県に比べ際立って多いことに気づいた。
東京都でも二輪通行禁止区間は昔からあって、現在は原付を除いてだいぶ制限が緩和されてきているけれど、昔は紛らわしいからアンダーパスの多い昭和通りは絶対バイクでは走らないことにしていた(現在、昭和通りのアンダーパスは原付のみ通行禁止)。23区内であれば、新橋駅の東側の地下自動車道のわずかな区間はすべての二輪が今でも終日通行止めであり、これらは明らかに道路設計上のミスが分かりにくいルールを作っているといわざるを得ない。
こうしてあらためて二輪通行区間のリストを見ると、あまりに条件が複雑で分かりにくい、というイメージを抱く。
何だか自分でルールを過去に破っているのに逆ギレしているように読めてしまう場合もあるのでもう展開しないが、「日本二輪車普及安全協会」のHPを見ると、理不尽さがわかると思う。
W800初回点検
2021/08/16 Mon
雨続きのお盆。災害に発展した地域のことを思うと気が重い。数年前にも同様の被害が生じた地域すらある。自分の郷里も珍しく大雨によって危険な状況が訪れた。
カワサキプラザのお盆休み明けに、初回点検を予約しておいた。前日までの雨は上がったが、どんよりした曇りで午後からまた雨が降る予報。かろうじて雨が上がっていて実にラッキーであった。
約1000kmの走行で気になった点は、オイルフィルターキャップ部分にオイル状のものが付着していたこと、アシストスリッパークラッチの「軽い」というイメージと異なり、長距離走ると左手首が痛くなること、一度だけ、エンジンを停めてから再スタートする際に「被る」ような症状が出たことの3点を伝えて点検してもらった。
オイルフィルターの汚れは、納車時に付着していたグリスが溶けて付着したのではないかという返答。確かに、納車時からオドメーター500kmあたりまでは何やら焦げ臭い匂いがしていた。オイル状のものがにじみ出ているように見えるのは事実なので、おそらくグリスだとは思うがしばらく様子を見て欲しいと説明されて腑に落ちた。説明が丁寧でとてもありがたい。
アシストスリッパークラッチの重さについては、これが標準だそうだ。アシストスリッパークラッチではないエストレヤと単純比較してしまうが、エストレヤの方が軽く感じるのは、パワーの違いからくるバネの反力の強さがあるからとの返答。確かにその通りだ。クラッチを握る時は軽く感じるが、戻す時のバネの力は全く異なる。対処としては、クラッチレバーを握りこまず、指3本がけにしてシフトアップ・ダウンすれば少しは長持ちするだろう。梃子の原理でレバーの先の方を握った方が軽い力で引くことができるが、小指と薬指だけでは手の筋が吊るような感じがするので、中指も入れて3本がけにする。人さし指はグリップを握ったままなのでレバーはグリップまで引かなくて済む。
最近、加齢によると思われるが指の関節が痛い(ブシャール結節?)ので、クラッチ操作の継続がツーリング距離に直結してくる。少しでも長く走りたければ、レバー操作の省力化が必要だ。
一度だけ起った「被り」に似た現象は、コンピュータを繋いでチェックしてもらったが、気温が高く暑い状況だと起る可能性があると言われた。セルスターターボタンを押す際に若干スロットルを開けてみるとエンジンがかかる可能性があるとのこと。この現象が起った時は確かに正午前後で一番暑い時間帯で、セルスターターボタンを長押ししてもエンジンがかからなかった。「被り」に似ていたので(インジェクションなので被る可能性は極めて低い)、トイレに立ち寄って時間を置いたら素直にエンジンがかかった。慌てなければ何とかなりそうだ。
約1時間で初回点検は終了、オイルとフィルター交換を行ってもらった。次回は約4000kmで点検になる。
駐輪場でエストレヤと車両交換する際に、先日届いたW800のサイドバッグを取り付けた。今度のサイドバッグはベルギー製のワックスコットンとレザーのもの。撥水性はかなりありそうで、オイルを塗り込んでいくことで撥水性が保たれるもの。奮発して2つ購入し、両サイドに振り分けるようにした。容量は片方9.5L。18Lのものもあったが、そこまで大きいバッグだとアンバランスかと思って小容量のものにした。両サイドあれば20Lは入る。防水性をさらに高めるには、汎用の防水スタップバッグを中に仕込めばいいだろう。2つのバッグを個別に装着することもできるが、旅先で簡単に付け外しができた方がいい。繋ぐ革ベルトは付属していて、繋げてからシート下に無事噛み込ませることができた。さらに革ベルトの間に黒いナイロンベルトとバックルがあり、これでバッグサポーターに固定した。旅先でナイロンバックルをワンタッチで外し、シートを外して両サイドのバッグを革ベルトごと持ち上げれば両サイドバッグをそのまま持ち出すことができる。
サイドバッグだけで容量が足りない場合は、リアシートにシートバッグやダッフルバッグを載せてロックストラップで固定すればよかろう。
片サイドのみのバッグ(Longride社輸入代理店のサクコーポレーションHPより)
追記:サイドバッグを取り付けるにあたっては、金属製のサイドバッグサポートが必要になるが、バッグを取り付ける以前に、シムズクラフトのサイドバッグサポートを取り付けた。以下のような形状のものである。
他社よりもスタイリッシュなサイドバッグサポート(シムズクラフトHPより)
カワサキプラザのお盆休み明けに、初回点検を予約しておいた。前日までの雨は上がったが、どんよりした曇りで午後からまた雨が降る予報。かろうじて雨が上がっていて実にラッキーであった。
約1000kmの走行で気になった点は、オイルフィルターキャップ部分にオイル状のものが付着していたこと、アシストスリッパークラッチの「軽い」というイメージと異なり、長距離走ると左手首が痛くなること、一度だけ、エンジンを停めてから再スタートする際に「被る」ような症状が出たことの3点を伝えて点検してもらった。
オイルフィルターの汚れは、納車時に付着していたグリスが溶けて付着したのではないかという返答。確かに、納車時からオドメーター500kmあたりまでは何やら焦げ臭い匂いがしていた。オイル状のものがにじみ出ているように見えるのは事実なので、おそらくグリスだとは思うがしばらく様子を見て欲しいと説明されて腑に落ちた。説明が丁寧でとてもありがたい。
アシストスリッパークラッチの重さについては、これが標準だそうだ。アシストスリッパークラッチではないエストレヤと単純比較してしまうが、エストレヤの方が軽く感じるのは、パワーの違いからくるバネの反力の強さがあるからとの返答。確かにその通りだ。クラッチを握る時は軽く感じるが、戻す時のバネの力は全く異なる。対処としては、クラッチレバーを握りこまず、指3本がけにしてシフトアップ・ダウンすれば少しは長持ちするだろう。梃子の原理でレバーの先の方を握った方が軽い力で引くことができるが、小指と薬指だけでは手の筋が吊るような感じがするので、中指も入れて3本がけにする。人さし指はグリップを握ったままなのでレバーはグリップまで引かなくて済む。
最近、加齢によると思われるが指の関節が痛い(ブシャール結節?)ので、クラッチ操作の継続がツーリング距離に直結してくる。少しでも長く走りたければ、レバー操作の省力化が必要だ。
一度だけ起った「被り」に似た現象は、コンピュータを繋いでチェックしてもらったが、気温が高く暑い状況だと起る可能性があると言われた。セルスターターボタンを押す際に若干スロットルを開けてみるとエンジンがかかる可能性があるとのこと。この現象が起った時は確かに正午前後で一番暑い時間帯で、セルスターターボタンを長押ししてもエンジンがかからなかった。「被り」に似ていたので(インジェクションなので被る可能性は極めて低い)、トイレに立ち寄って時間を置いたら素直にエンジンがかかった。慌てなければ何とかなりそうだ。
約1時間で初回点検は終了、オイルとフィルター交換を行ってもらった。次回は約4000kmで点検になる。
駐輪場でエストレヤと車両交換する際に、先日届いたW800のサイドバッグを取り付けた。今度のサイドバッグはベルギー製のワックスコットンとレザーのもの。撥水性はかなりありそうで、オイルを塗り込んでいくことで撥水性が保たれるもの。奮発して2つ購入し、両サイドに振り分けるようにした。容量は片方9.5L。18Lのものもあったが、そこまで大きいバッグだとアンバランスかと思って小容量のものにした。両サイドあれば20Lは入る。防水性をさらに高めるには、汎用の防水スタップバッグを中に仕込めばいいだろう。2つのバッグを個別に装着することもできるが、旅先で簡単に付け外しができた方がいい。繋ぐ革ベルトは付属していて、繋げてからシート下に無事噛み込ませることができた。さらに革ベルトの間に黒いナイロンベルトとバックルがあり、これでバッグサポーターに固定した。旅先でナイロンバックルをワンタッチで外し、シートを外して両サイドのバッグを革ベルトごと持ち上げれば両サイドバッグをそのまま持ち出すことができる。
サイドバッグだけで容量が足りない場合は、リアシートにシートバッグやダッフルバッグを載せてロックストラップで固定すればよかろう。
片サイドのみのバッグ(Longride社輸入代理店のサクコーポレーションHPより)
追記:サイドバッグを取り付けるにあたっては、金属製のサイドバッグサポートが必要になるが、バッグを取り付ける以前に、シムズクラフトのサイドバッグサポートを取り付けた。以下のような形状のものである。
他社よりもスタイリッシュなサイドバッグサポート(シムズクラフトHPより)
犬吠埼〜外房へ・灼熱ツーリング
2021/08/11 Wed
初回点検前にもう一度日帰り半日ツーリングに出かけた。人との接触は途中休憩のコンビニのみ。
朝5時30分に家を出て、エストレヤでW800駐輪場へ。
なんだかんだで6時出発。出発時のオドメーターは730kmほど。
日の出の時間には家の窓から見る東の空が明らんでいたが、京葉道路に乗って上空を見ると雲が広がっている。まだまだ涼しくて快適である。
今回のウェアは、化繊Tシャツと化繊のアームカバーの上にベスト型のプロテクターを装着、その上から肩と肘に軽いプロテクターが入ったメッシュジャケットを着た。下半身はインナータイプの膝プロテクターの上からパンチングレザーのジーンズ。腰のサポーターは必須である。靴は昔使っていてリソールしたスカルパの登山靴、ヘルメットの中にはメッシュのキャップとバフ。その中に水に浸して首に巻くネッククーラー。走っていれば何とか耐えられる服装であるが、信号待ちでは空冷エンジンから上がってくる熱気がすごい。
京葉道路で船橋〜花輪渋滞と穴川渋滞をクリアして、東金道路〜圏央道と乗り継いで松尾横芝インターで下り、音声ナビに従って犬吠埼を目指す。
8時過ぎ、20数年ぶりに犬吠埼にたどり着いた。子供がまだ小さい頃に電車を乗り継いで銚子電鉄に乗ってここまで来たはずだ。様子はほとんど変わっていない。寂れ加減がよろしい。
犬吠埼灯台前にて
灯台前で写真を撮って、ツーリング継続。九十九里の海岸に沿った千葉県道30号をひたすら南下する。海は見えないが、有料道路を通るのとこの県道30号を通るのは時間的にさほど変わりがないと思われる。
10時過ぎになって、白子町のコンビニで休憩。朝が早かったのでサンドイッチとゼリー状の飲み物、コーヒーを腹に入れる。だんだん暑くなってきた。
ゆったり休むことはなく、またそそくさとバイクに跨がり、一宮へ。ソロツーリングは休憩時間がどうしても短くなってしまう。国道128号に出てサーファーがあちこち歩いている界隈を通過。このあたりだけ、なんだか千葉とはかけ離れたような場所だ。先日のオリンピックのサーフィン会場になった釣ヶ崎海岸を左手にみるが、もう仮設の会場施設は取り壊し始めていた。1ヶ月前に車で北上した時にはようやく会場施設が整った感があったが、早いものである。他の競技施設も含めて、たった2週間強のためにどれだけの金を費消したことか・・
国道をさらに南下すると、太東あたりから渋滞が始まった。渋滞原因は不明。途中で岬町長者方面に右折すれば渋滞につき合わずにショートカットできたのだが、土地勘がない場所なので馬鹿正直に大原までノロノロ南下して国道465号で大多喜方面へ右折した。あとは何となくの勘で大多喜を通過して国道297号で小湊鉄道と絡みながら市原方面へ北上する。半島内陸の方が外房の海岸沿いよりも確実に暑い。
田んぼとW800
房総の稲の生育はとても早い。もう稲刈りが間近。
まだトリップメーターが200kmを越えたばかりなのにフューエルランプが点滅し始めた。あれ、前回、前々回よりも70kmほど早いぞ・・渋滞があったからなのか?大多喜の小さなGSで10.5L入れたが、燃費は20.6km/Lになってしまう。前回33km/Lだったのだが、不安定なのには何か理由があるはず。
大多喜から素直に国道を通ったつもりだったが、なぜか長南町へ入り込んでいた。12時を回って、灼熱のツーリングになってきた。シートと密着しているモモ裏からお尻にかけての部分は空気が触れないので不快である。エストレヤのシートに付けてあるメッシュシートを付けた方がいいかも?
暑さでヘロヘロになりつつ、市原インターから館山道に乗り、そのまま京葉道路を経てW800の駐輪場へ。エストレヤに乗り換えて自宅に着いたのが14時だった。
走行距離は290km、オドメーターが1000kmを越えた。走行時間(休憩時間を除く)は約7時間だった。
ROADSTOCKというアプリでツーリングログを取ってみた。スマホのバッテリーを食うのが欠点か。
時計回りのツーリング。
朝5時30分に家を出て、エストレヤでW800駐輪場へ。
なんだかんだで6時出発。出発時のオドメーターは730kmほど。
日の出の時間には家の窓から見る東の空が明らんでいたが、京葉道路に乗って上空を見ると雲が広がっている。まだまだ涼しくて快適である。
今回のウェアは、化繊Tシャツと化繊のアームカバーの上にベスト型のプロテクターを装着、その上から肩と肘に軽いプロテクターが入ったメッシュジャケットを着た。下半身はインナータイプの膝プロテクターの上からパンチングレザーのジーンズ。腰のサポーターは必須である。靴は昔使っていてリソールしたスカルパの登山靴、ヘルメットの中にはメッシュのキャップとバフ。その中に水に浸して首に巻くネッククーラー。走っていれば何とか耐えられる服装であるが、信号待ちでは空冷エンジンから上がってくる熱気がすごい。
京葉道路で船橋〜花輪渋滞と穴川渋滞をクリアして、東金道路〜圏央道と乗り継いで松尾横芝インターで下り、音声ナビに従って犬吠埼を目指す。
8時過ぎ、20数年ぶりに犬吠埼にたどり着いた。子供がまだ小さい頃に電車を乗り継いで銚子電鉄に乗ってここまで来たはずだ。様子はほとんど変わっていない。寂れ加減がよろしい。
犬吠埼灯台前にて
灯台前で写真を撮って、ツーリング継続。九十九里の海岸に沿った千葉県道30号をひたすら南下する。海は見えないが、有料道路を通るのとこの県道30号を通るのは時間的にさほど変わりがないと思われる。
10時過ぎになって、白子町のコンビニで休憩。朝が早かったのでサンドイッチとゼリー状の飲み物、コーヒーを腹に入れる。だんだん暑くなってきた。
ゆったり休むことはなく、またそそくさとバイクに跨がり、一宮へ。ソロツーリングは休憩時間がどうしても短くなってしまう。国道128号に出てサーファーがあちこち歩いている界隈を通過。このあたりだけ、なんだか千葉とはかけ離れたような場所だ。先日のオリンピックのサーフィン会場になった釣ヶ崎海岸を左手にみるが、もう仮設の会場施設は取り壊し始めていた。1ヶ月前に車で北上した時にはようやく会場施設が整った感があったが、早いものである。他の競技施設も含めて、たった2週間強のためにどれだけの金を費消したことか・・
国道をさらに南下すると、太東あたりから渋滞が始まった。渋滞原因は不明。途中で岬町長者方面に右折すれば渋滞につき合わずにショートカットできたのだが、土地勘がない場所なので馬鹿正直に大原までノロノロ南下して国道465号で大多喜方面へ右折した。あとは何となくの勘で大多喜を通過して国道297号で小湊鉄道と絡みながら市原方面へ北上する。半島内陸の方が外房の海岸沿いよりも確実に暑い。
田んぼとW800
房総の稲の生育はとても早い。もう稲刈りが間近。
まだトリップメーターが200kmを越えたばかりなのにフューエルランプが点滅し始めた。あれ、前回、前々回よりも70kmほど早いぞ・・渋滞があったからなのか?大多喜の小さなGSで10.5L入れたが、燃費は20.6km/Lになってしまう。前回33km/Lだったのだが、不安定なのには何か理由があるはず。
大多喜から素直に国道を通ったつもりだったが、なぜか長南町へ入り込んでいた。12時を回って、灼熱のツーリングになってきた。シートと密着しているモモ裏からお尻にかけての部分は空気が触れないので不快である。エストレヤのシートに付けてあるメッシュシートを付けた方がいいかも?
暑さでヘロヘロになりつつ、市原インターから館山道に乗り、そのまま京葉道路を経てW800の駐輪場へ。エストレヤに乗り換えて自宅に着いたのが14時だった。
走行距離は290km、オドメーターが1000kmを越えた。走行時間(休憩時間を除く)は約7時間だった。
ROADSTOCKというアプリでツーリングログを取ってみた。スマホのバッテリーを食うのが欠点か。
時計回りのツーリング。
350km走って・・
2021/08/01 Sun
W800納車後3回目の日帰りツーリング。一筆書きで350km走行。
朝7時にW800に乗り換えて駐輪場を出発。京葉道路(船橋料金所〜花輪)の渋滞が既にできていたので、首都高中央環状線〜湾岸線〜東関東道へ。
最初は千葉東金道路を通って犬吠埼までの往復にしようかと思ったのだが、東関東道に乗ってしまい、かつ京葉道路から千葉東金道路(宮野木JCT〜千葉東)の渋滞が発生していたので、風圧に耐えられる速度で東関東道をそのまま東に走り、まずは大栄PAで軽い休憩。大栄ICで高速から下りて、国道51号、国道355号を走りつなぐ。霞ヶ浦沿岸の国道355は快適なのだが、後ろのダンプが車間を詰めてくるので気分は良くない。
石岡で国道6号、あとは先日と同じ県道を通って桜川市へ。加波山を東側から見上げるところでバイクを停め、跨がったままで写真を撮る。
近くから見上げる加波山はけっこう立派な山塊である。
バックミラーの中に夏を感じる。
前回通った道祖神峠は今回はパス。約170km走って燃料の警告灯が点灯したので国道50号沿いのスタンドで給油。前回からトータルで270km走行、約10L給油した。このまま帰ることも考えてはいたが・・
まだ10時台前半なので、幹線道路を外れてループ状に3ケタ県道を走りつないでみる。人家もまばらな八溝山地の丘陵を縫っていく県道は軽トラ1台分しか道幅がないほど細くなったり、立派な2車線道路になったり。小川に沿った部分はいくぶん涼しい(さすがに大排気量の新車で荒れた舗装林道には入っていない)。
県道クエストの結果、たどり着いたのが美しい谷あいの棚田。
最終目的地にしたわけではないが、偶然出会った棚田。
美麗なマシンにもう少し寄ってみる。空冷バーチカルツイン、773cc。ボディカラーの青は落ち着いていていい。
最近、関東北部では大雨警報がしょっちゅう出ていて、雨とともに路面に流れてきた泥の乾いた塊があったり、斜面から滲み出た水が路面を流れていたりして、道が狭くてカーブの連続なだけに走行には気を遣う。通行止めもみられたので、12時ころ切り上げて帰路につく。帰りも御前山ダムのダム湖を経由してみる。やはり水際は涼しい。
帰りのルートはいつもの水戸線大和駅の脇を通る県道で、先日立ち寄ったセイコーマートで買った弁当を店先で食べ、かいた汗を補給すべく600mlの茶を飲み干す。腹がダブダブになりながら、午後の一番暑い時間帯に筑波山西麓から下妻市、常総市、坂東市、野田市を経て埼玉県側の江戸川沿いルートを南下。帰路は左手でクラッチを握ったり離したりする度に手首が痛むのに悩まされた。
最終的に自宅近くのセルフスタンドで5L給油して、オドメーターは720kmになった。桜川市で給油してから走行距離は170km、それで5Lということは燃費が33km/Lもあったということで驚き。
今日の全走行距離はだいたい350km。暑い中なのでしんどかった。そろそろ初回点検の相談をしよう。
朝7時にW800に乗り換えて駐輪場を出発。京葉道路(船橋料金所〜花輪)の渋滞が既にできていたので、首都高中央環状線〜湾岸線〜東関東道へ。
最初は千葉東金道路を通って犬吠埼までの往復にしようかと思ったのだが、東関東道に乗ってしまい、かつ京葉道路から千葉東金道路(宮野木JCT〜千葉東)の渋滞が発生していたので、風圧に耐えられる速度で東関東道をそのまま東に走り、まずは大栄PAで軽い休憩。大栄ICで高速から下りて、国道51号、国道355号を走りつなぐ。霞ヶ浦沿岸の国道355は快適なのだが、後ろのダンプが車間を詰めてくるので気分は良くない。
石岡で国道6号、あとは先日と同じ県道を通って桜川市へ。加波山を東側から見上げるところでバイクを停め、跨がったままで写真を撮る。
近くから見上げる加波山はけっこう立派な山塊である。
バックミラーの中に夏を感じる。
前回通った道祖神峠は今回はパス。約170km走って燃料の警告灯が点灯したので国道50号沿いのスタンドで給油。前回からトータルで270km走行、約10L給油した。このまま帰ることも考えてはいたが・・
まだ10時台前半なので、幹線道路を外れてループ状に3ケタ県道を走りつないでみる。人家もまばらな八溝山地の丘陵を縫っていく県道は軽トラ1台分しか道幅がないほど細くなったり、立派な2車線道路になったり。小川に沿った部分はいくぶん涼しい(さすがに大排気量の新車で荒れた舗装林道には入っていない)。
県道クエストの結果、たどり着いたのが美しい谷あいの棚田。
最終目的地にしたわけではないが、偶然出会った棚田。
美麗なマシンにもう少し寄ってみる。空冷バーチカルツイン、773cc。ボディカラーの青は落ち着いていていい。
最近、関東北部では大雨警報がしょっちゅう出ていて、雨とともに路面に流れてきた泥の乾いた塊があったり、斜面から滲み出た水が路面を流れていたりして、道が狭くてカーブの連続なだけに走行には気を遣う。通行止めもみられたので、12時ころ切り上げて帰路につく。帰りも御前山ダムのダム湖を経由してみる。やはり水際は涼しい。
帰りのルートはいつもの水戸線大和駅の脇を通る県道で、先日立ち寄ったセイコーマートで買った弁当を店先で食べ、かいた汗を補給すべく600mlの茶を飲み干す。腹がダブダブになりながら、午後の一番暑い時間帯に筑波山西麓から下妻市、常総市、坂東市、野田市を経て埼玉県側の江戸川沿いルートを南下。帰路は左手でクラッチを握ったり離したりする度に手首が痛むのに悩まされた。
最終的に自宅近くのセルフスタンドで5L給油して、オドメーターは720kmになった。桜川市で給油してから走行距離は170km、それで5Lということは燃費が33km/Lもあったということで驚き。
今日の全走行距離はだいたい350km。暑い中なのでしんどかった。そろそろ初回点検の相談をしよう。
午前中の茨城ツーリング
2021/07/23 Fri
4連休中。愚かな者どもによって汚されたスポーツイベントの開幕の日。
暑いし、渋滞が起こることは織り込み済みで、極力どこにも寄らない午前中ツーリングを敢行した。
午後は雷雨に見舞われる可能性がある。
今回は、5月末にレンタルCB650Rで走ったコースとほぼ一致するルート。一度走っているのでスマホナビは使わず、記憶と感によって走る。路上で停車してポケットからスマホを出してナビ画面を見たり、音声ナビを使う行為がなくなるのでその分距離を稼げる。
5月のツーリングルート
朝5時30分、エストレヤでW800の駐輪場に向かう。長袖ジャージの上からインナーベストタイプのプロテクター(脊髄・胸・脇腹にハードプロテクター)を装着してエストレヤに乗っていく。駐輪場でジャージを脱ぎ、W800の傍らに置いてあるメッシュジャケット(背中のメッシュ状パッドは抜く)を羽織ってバイクを乗換え、幹線道路までバイクを引っ張っていく。暖機運転をしてから6時10分出発。持ち物は大きめのウエストバッグのみ。中には財布の他、汗拭きタオルや帽子のたぐいが入っているだけ。猛暑なので、水に濡らして首に巻く涼感グッズを付けてきたが、途中で水に濡らさなかったので乾いてきてしまった。
京葉道路に乗ると、掲示板で船橋料金所から花輪まで渋滞とのこと。車線が2車線になるのでいつも渋滞するところだ。そこを過ぎるとゆっくり流れ始め、宮野木JCTで東関東道に乗り換えると車の数がぐっと減った。さらに成田を過ぎると2車線になり、大栄PAでトイレ休憩するが、以後はガラガラ。早起きは三文の徳である。
高速を降りてから茨城県道50号で北上、茨城空港を南から回り込み、空港アクセス道路で西へ。5月は道路が未完成で、末端がT字路になっていたが、2ヶ月経ったら国道6号までダイレクトにつながっていた。国道6号を横断してさらに道なりに進むと、常磐線に沿った国道355と交差し、目の前が常磐道石岡小美玉インターである。国道355で北上し、羽鳥駅入口で左折、県道278から県道140へ、140と県道42が合流し、恋瀬小学校先で再び分岐するので、42号で道祖神峠へ。登りは快適だったが、下りは四輪車を前においてエンジンブレーキを使って下りる。前輪19インチのカーブにまだ慣れていない。
稲田駅に向かわず、「フルーツライン」で国道50号へ。道祖神峠の途中から「FUEL」が点滅し始めたので、国道50号沿いのセルフスタンドで給油。9時20分。納車からオドメーターは280km、ちょうど10L入った。ツーリングでも燃費はエストレヤの都心通勤燃費並である。まあそれは仕方ないことで、W800はレギュラーガソリン仕様なだけ幸いである。昼に近づいて、筑波山の山頂部や右手の栃木県方面の雲が厚くなってきた。そろそろ帰ろう。大和駅近くのコンビニ、セイコーマートでおやつと飲み物を買って休憩。
国道50号からいつもの大和駅近くの県道148号、131号で南西方面に走り、小貝川を渡って国道294を横切る。最近はバイクだと国道294を使わずに、下妻市役所前を通る県道357で三妻まで南下する。美妻橋で鬼怒川を渡り、県道134で南下、国道354に右折したらすぐに県道58に左折するのがいつものコースだが、うっかりそのまま国道を走ってしまった。県道20に左折して茨城県自然博物館脇を通ってそのまま県道3号に乗った。野田市街に入ると信号も増え、お昼近くになってだんだん暑くなってきた。早く江戸川を渡って川沿いのルートに乗りたい。
夕方ほど混むことはなく、割りとスムーズに江戸川を渡って川沿いルートを南下し、12時30分ころ駐輪場着。走行距離は250kmほどか。
すぐにエストレヤに乗り換えて帰ろうと思ったのだが、W800からETCカードを抜きわすれて戻り、今度はシート開放の鍵穴にW800のキーを挿しっぱなしだったことに気付き慌てて戻る。2度も戻ったことによって時間をロスしてしまった。この間にブルーインパルスが飛んだらしい。
今回は乗りっぱなしのツーリングで写真は撮らなかった。やはり大排気量バイクでのツーリングは250ccでのツーリングよりも疲れないし、休憩が少なくて済む。
暑いし、渋滞が起こることは織り込み済みで、極力どこにも寄らない午前中ツーリングを敢行した。
午後は雷雨に見舞われる可能性がある。
今回は、5月末にレンタルCB650Rで走ったコースとほぼ一致するルート。一度走っているのでスマホナビは使わず、記憶と感によって走る。路上で停車してポケットからスマホを出してナビ画面を見たり、音声ナビを使う行為がなくなるのでその分距離を稼げる。
5月のツーリングルート
朝5時30分、エストレヤでW800の駐輪場に向かう。長袖ジャージの上からインナーベストタイプのプロテクター(脊髄・胸・脇腹にハードプロテクター)を装着してエストレヤに乗っていく。駐輪場でジャージを脱ぎ、W800の傍らに置いてあるメッシュジャケット(背中のメッシュ状パッドは抜く)を羽織ってバイクを乗換え、幹線道路までバイクを引っ張っていく。暖機運転をしてから6時10分出発。持ち物は大きめのウエストバッグのみ。中には財布の他、汗拭きタオルや帽子のたぐいが入っているだけ。猛暑なので、水に濡らして首に巻く涼感グッズを付けてきたが、途中で水に濡らさなかったので乾いてきてしまった。
京葉道路に乗ると、掲示板で船橋料金所から花輪まで渋滞とのこと。車線が2車線になるのでいつも渋滞するところだ。そこを過ぎるとゆっくり流れ始め、宮野木JCTで東関東道に乗り換えると車の数がぐっと減った。さらに成田を過ぎると2車線になり、大栄PAでトイレ休憩するが、以後はガラガラ。早起きは三文の徳である。
高速を降りてから茨城県道50号で北上、茨城空港を南から回り込み、空港アクセス道路で西へ。5月は道路が未完成で、末端がT字路になっていたが、2ヶ月経ったら国道6号までダイレクトにつながっていた。国道6号を横断してさらに道なりに進むと、常磐線に沿った国道355と交差し、目の前が常磐道石岡小美玉インターである。国道355で北上し、羽鳥駅入口で左折、県道278から県道140へ、140と県道42が合流し、恋瀬小学校先で再び分岐するので、42号で道祖神峠へ。登りは快適だったが、下りは四輪車を前においてエンジンブレーキを使って下りる。前輪19インチのカーブにまだ慣れていない。
稲田駅に向かわず、「フルーツライン」で国道50号へ。道祖神峠の途中から「FUEL」が点滅し始めたので、国道50号沿いのセルフスタンドで給油。9時20分。納車からオドメーターは280km、ちょうど10L入った。ツーリングでも燃費はエストレヤの都心通勤燃費並である。まあそれは仕方ないことで、W800はレギュラーガソリン仕様なだけ幸いである。昼に近づいて、筑波山の山頂部や右手の栃木県方面の雲が厚くなってきた。そろそろ帰ろう。大和駅近くのコンビニ、セイコーマートでおやつと飲み物を買って休憩。
国道50号からいつもの大和駅近くの県道148号、131号で南西方面に走り、小貝川を渡って国道294を横切る。最近はバイクだと国道294を使わずに、下妻市役所前を通る県道357で三妻まで南下する。美妻橋で鬼怒川を渡り、県道134で南下、国道354に右折したらすぐに県道58に左折するのがいつものコースだが、うっかりそのまま国道を走ってしまった。県道20に左折して茨城県自然博物館脇を通ってそのまま県道3号に乗った。野田市街に入ると信号も増え、お昼近くになってだんだん暑くなってきた。早く江戸川を渡って川沿いのルートに乗りたい。
夕方ほど混むことはなく、割りとスムーズに江戸川を渡って川沿いルートを南下し、12時30分ころ駐輪場着。走行距離は250kmほどか。
すぐにエストレヤに乗り換えて帰ろうと思ったのだが、W800からETCカードを抜きわすれて戻り、今度はシート開放の鍵穴にW800のキーを挿しっぱなしだったことに気付き慌てて戻る。2度も戻ったことによって時間をロスしてしまった。この間にブルーインパルスが飛んだらしい。
今回は乗りっぱなしのツーリングで写真は撮らなかった。やはり大排気量バイクでのツーリングは250ccでのツーリングよりも疲れないし、休憩が少なくて済む。
W800納車と直後のツーリング
2021/07/18 Sun
ついにW800(standard=streetでもcaféでもなく、無印)のオーナーとなった。
カワサキモータースジャパンより
納車までの時間は結構長かった。4月下旬にカワサキプラザで相談、契約を交わして、6月中に納車と言われていたが、半導体不足の影響で7月中旬にずれ込んだ。
カラーは2021年カラーのメタリックオーシャンブルー。2020年のグリーンがとてもいい色だったが、結果的にはこの現行色にした。決して悪い色ではないし、落ち着いた好みの色である。エストレヤも青系統なのでできれば同じ系統の色は避けたかっただけ。
次年度のカラーは7月になってどうやら明るいレッドらしいことが判明してきたが(インドネシアでのカラーが最近になって判明した。22年型のレッドは予想通りで、やや期待していた)、もしタンクのグラフィック(グレーライン)がインドネシアと同じものであれば、少々物足りない。ということで自分を納得させた。ウェブ上で見た2020年のアメリカ輸出専用カラー(キャンディカーディナルレッド)の方が暗い赤色で落ち着いていていいと思う。
100万円を超える新車購入なので、駐輪場はセキュリティが高い屋内駐輪場を選択。任意保険も含めていろいろとお金がかかってしまうが、勤め人である間くらいしかこういう贅沢はできそうもないので、奮発した。おそらくエストレヤで駐輪場に乗りつけてバイクを入れ替えることになろうと思う。今回は買い替えではなくて、増車である。
通勤は今まで通りエストレヤで、W800はツーリングに特化させる予定。
都内の通勤は取り回しのいい軽二輪か原付二種にアドバンテージがある。燃費もいいし、車の流れに乗れるパワーもある。駐停車も楽。自宅からの下道オンリーツーリングでは、250ccが勝手がいい。舗装林道に躊躇無く入っていかれるし、多少道が荒れていてもゆっくり走ればトラブルはない。高速道路には乗らなくても、関東平野とその縁の丘陵・山岳地帯で十分楽しめる。下道で走りたくないのは1ケタ、2ケタ番号の幹線国道(特に立体交差が多く片側2車線のバイパス部分)のみ。
W800のツーリングに合うのは、おそらくエストレヤが苦手な高速・幹線国道・地方国道・県道のレベルだろう。まだ新車のうちは舗装林道の屈曲路には入りたくないし、荒れた路面で不意のリカバーが効かない。高速走行はネイキッドバイクでは疲れるけれど、日帰りで南東北、甲信越あたりまでなら何とかなりそうだし、別宅ベースなら東北ツーリングが可能になる。
7月19日、11時に納車。一通りの説明と書類記入の後、わざわざバイクに掛けた黒い布を取り去ってくれた。さらに店舗前で写真も。環七通りの交通が途絶えたところで発進。すぐに信号でUターンして、環七通りを北上。蔵前橋通りで10L給油する。W800はレギュラーガソリンなのでとても助かる。外国車や国産リッターバイクはハイオク仕様が多い。操作性は非常にいい。3月末にレンタルバイクで初めてW800に乗った時よりも、気持ちに余裕がある。だからといってコケることはご免だ。
お昼から午後にかけてのショートツーリングで交通量が少なく信号も少なくどんどん流れる道としては、いつもツーリングに使っている江戸川沿いの道路が一番である。ということで、新車シェイクダウンのライトツーリングは江戸川と利根川の分岐点にある関宿城往復とした。
案の定、とても流れがよい。野田橋を右手に見ながらさらに北上してコンビニおにぎりの昼食を食べ、350mlの茶を飲み干した。暑くて参ってしまいそうだ。
その後生活道路を使ったり江戸川の土手道を走ったりして、春日部の「首都圏外郭放水路」の上に建つ「龍Q館」で軽く休憩。月曜日で龍Q館は休館日だ。
さらに北上し、宝珠花橋を右手に見て通過、関宿橋で江戸川を千葉県側に渡ってすぐに関宿城に到着。13時過ぎ。W800の写真を何枚か撮って、シート下のETC車載器にカードを入れてみる。が、シートオープンするキーホールにキーを入れてもシートが開放されない。シートを上から押しながらキーを回すと楽に解除されるということに気付くのにしばらく時間がかかってしまった。コツを掴んでから、帰路につく。
関宿城前にて
ひたすら南下するが、帰りは宝珠花橋で埼玉県側に渡り返して同じ道を南下する。新車の匂いというか、エンジンの熱で何かが焦げている匂いがしている。これが取れるようになる頃に慣らし運転が終わるのだろうか・・オドメーター300kmまでは4000回転以下に抑えろと説明書に書いてあるが、普通にギアチェンジしてトップギア60kmで2000回転しか発生しないので、4000回転まで回すには相当下のギアで引っ張らないとならないようだ。
帰路も信号待ちはあまりない方だったが、停まるとエンジンの熱がまとわりついてくる。やはり夏のツーリングは厳しい。15時過ぎに契約した駐輪場から家路についた。今回だけは熱い日差しの中を徒歩で帰らなければならない。ゆでダコ状態になって帰宅した。
納車日に100km走行してしまった。2回目のワクチンを打った後、迷惑なオリンピックを尻目に北関東・福島方面へのツーリングに明け暮れることができるだろうか・・ここ数日、都心部の交通量が増えていて渋滞箇所が多くなってきているのが気になる。
カワサキモータースジャパンより
納車までの時間は結構長かった。4月下旬にカワサキプラザで相談、契約を交わして、6月中に納車と言われていたが、半導体不足の影響で7月中旬にずれ込んだ。
カラーは2021年カラーのメタリックオーシャンブルー。2020年のグリーンがとてもいい色だったが、結果的にはこの現行色にした。決して悪い色ではないし、落ち着いた好みの色である。エストレヤも青系統なのでできれば同じ系統の色は避けたかっただけ。
次年度のカラーは7月になってどうやら明るいレッドらしいことが判明してきたが(インドネシアでのカラーが最近になって判明した。22年型のレッドは予想通りで、やや期待していた)、もしタンクのグラフィック(グレーライン)がインドネシアと同じものであれば、少々物足りない。ということで自分を納得させた。ウェブ上で見た2020年のアメリカ輸出専用カラー(キャンディカーディナルレッド)の方が暗い赤色で落ち着いていていいと思う。
100万円を超える新車購入なので、駐輪場はセキュリティが高い屋内駐輪場を選択。任意保険も含めていろいろとお金がかかってしまうが、勤め人である間くらいしかこういう贅沢はできそうもないので、奮発した。おそらくエストレヤで駐輪場に乗りつけてバイクを入れ替えることになろうと思う。今回は買い替えではなくて、増車である。
通勤は今まで通りエストレヤで、W800はツーリングに特化させる予定。
都内の通勤は取り回しのいい軽二輪か原付二種にアドバンテージがある。燃費もいいし、車の流れに乗れるパワーもある。駐停車も楽。自宅からの下道オンリーツーリングでは、250ccが勝手がいい。舗装林道に躊躇無く入っていかれるし、多少道が荒れていてもゆっくり走ればトラブルはない。高速道路には乗らなくても、関東平野とその縁の丘陵・山岳地帯で十分楽しめる。下道で走りたくないのは1ケタ、2ケタ番号の幹線国道(特に立体交差が多く片側2車線のバイパス部分)のみ。
W800のツーリングに合うのは、おそらくエストレヤが苦手な高速・幹線国道・地方国道・県道のレベルだろう。まだ新車のうちは舗装林道の屈曲路には入りたくないし、荒れた路面で不意のリカバーが効かない。高速走行はネイキッドバイクでは疲れるけれど、日帰りで南東北、甲信越あたりまでなら何とかなりそうだし、別宅ベースなら東北ツーリングが可能になる。
7月19日、11時に納車。一通りの説明と書類記入の後、わざわざバイクに掛けた黒い布を取り去ってくれた。さらに店舗前で写真も。環七通りの交通が途絶えたところで発進。すぐに信号でUターンして、環七通りを北上。蔵前橋通りで10L給油する。W800はレギュラーガソリンなのでとても助かる。外国車や国産リッターバイクはハイオク仕様が多い。操作性は非常にいい。3月末にレンタルバイクで初めてW800に乗った時よりも、気持ちに余裕がある。だからといってコケることはご免だ。
お昼から午後にかけてのショートツーリングで交通量が少なく信号も少なくどんどん流れる道としては、いつもツーリングに使っている江戸川沿いの道路が一番である。ということで、新車シェイクダウンのライトツーリングは江戸川と利根川の分岐点にある関宿城往復とした。
案の定、とても流れがよい。野田橋を右手に見ながらさらに北上してコンビニおにぎりの昼食を食べ、350mlの茶を飲み干した。暑くて参ってしまいそうだ。
その後生活道路を使ったり江戸川の土手道を走ったりして、春日部の「首都圏外郭放水路」の上に建つ「龍Q館」で軽く休憩。月曜日で龍Q館は休館日だ。
さらに北上し、宝珠花橋を右手に見て通過、関宿橋で江戸川を千葉県側に渡ってすぐに関宿城に到着。13時過ぎ。W800の写真を何枚か撮って、シート下のETC車載器にカードを入れてみる。が、シートオープンするキーホールにキーを入れてもシートが開放されない。シートを上から押しながらキーを回すと楽に解除されるということに気付くのにしばらく時間がかかってしまった。コツを掴んでから、帰路につく。
関宿城前にて
ひたすら南下するが、帰りは宝珠花橋で埼玉県側に渡り返して同じ道を南下する。新車の匂いというか、エンジンの熱で何かが焦げている匂いがしている。これが取れるようになる頃に慣らし運転が終わるのだろうか・・オドメーター300kmまでは4000回転以下に抑えろと説明書に書いてあるが、普通にギアチェンジしてトップギア60kmで2000回転しか発生しないので、4000回転まで回すには相当下のギアで引っ張らないとならないようだ。
帰路も信号待ちはあまりない方だったが、停まるとエンジンの熱がまとわりついてくる。やはり夏のツーリングは厳しい。15時過ぎに契約した駐輪場から家路についた。今回だけは熱い日差しの中を徒歩で帰らなければならない。ゆでダコ状態になって帰宅した。
納車日に100km走行してしまった。2回目のワクチンを打った後、迷惑なオリンピックを尻目に北関東・福島方面へのツーリングに明け暮れることができるだろうか・・ここ数日、都心部の交通量が増えていて渋滞箇所が多くなってきているのが気になる。
CB650Rをレンタル・茨城県快走ツーリング
2021/05/23 Sun
八溝山地のすばらしい田園風景
金曜日の夜、ホンダのレンタルバイクページ、HondaGOのHPをさまよっているうちに、CB650Rのレンタルを軽い気持ちで予約してしまった。
2日後の日曜日は久しぶりに気持ちよく晴れそうだし、5月いっぱいまでにレンタルすれば3000円引きというクーポンがあったのも背中を押した。
前から650ccクラスのバイクは気になっていて、スズキSV650、ヤマハXSR700もレンタルして乗ってみたい候補だったが、よりによって唯一の4気筒エンジンのホンダを一番最初に選んでしまった。とはいえCB650Rはホンダ専門のレンタル(Honda-GO)でないと借りられず、以前W800をレンタルした「レンタル819」には外車も含め各社のバイクがあるのに、CB650Rのレンタル車はない。
予約してしまってから、前日13時までに(これを過ぎるとキャンセル料100%!)キャンセルしてもいいかな?と逃げ道を作っていた。4気筒バイクは過去に所有したことはあるが、実はあまり好きではない。甲高いエンジン音がどうにも苦手だ。だから電動バイクのあのヒューンという悲鳴のような音も馴染めない。ドコドコいってある程度振動があるバイクの方が好きなので、スズキのV型2気筒やヤマハの直列2気筒に惹かれていた(だがあくまでも、本命は空冷2気筒エンジンのカワサキW800スタンダードである)。
でも乗ってみなければ本当のところはわからない。ということでキャンセルはせずに当日を迎えた。
自宅からバスで30分、ホンダドリーム葛西店まで行き、予約開始の10時30分少し前から乗り始める。シートは前方を絞ってあるものの、高さが810ミリあって結構不安。完全フラットな場所なら問題ないが、信号待ちで轍の凹んだ所に足を置くとつま先立ちになる。車重はほぼ200kg。エンジン幅はとても狭く、タンク下を覗き込まないとエンジンを見ることができない。エンジンの下部も横に張り出さない。4気筒なのにまるで2気筒のようなエンジン幅だ。スタート直後、マシンのパワーに圧倒される。低速がスカスカという訳ではないようで、実用域でのパワーは有り余っている。甲高い音を上げてエンジンの回転数が上がる。思わずこちらも甲高い叫声(パウダースキーと同じ高揚感)がでてしまう。慣れないうちに暴れさせると大変だし、あちこちでパトカーが取り締まっているので、ソロリソロリと環七を南下。湾岸道路との交差点で左折してすぐに右レーンから首都高湾岸線に乗る。そのまま東関東道で終点の潮来まで、まずは高速走行である。
本日のいでたちは、晴れで気温が高くなる可能性があったので、今年初めてのメッシュジャケット(メーカーはアーバニズム)。背中のフヤフヤパッドを取り除き、下にコミネのプロテクターベストを着用。胸・脇腹・脊髄のハードプロテクターが装着できる。ジャケットには肩と肘のプロテクターを残しておく。ベストの下には化繊の厚手長袖と下着として化繊の薄手Tシャツ。午前中の高速走行ではやや寒かった。
下半身はパワーエイジのポロン材質膝プロテクターを装着してその上から先日ネットで買ったコミネのメッシュレザーパンツ。このパンツ、サイズは32インチLサイズだが、最近ウエストが成長しつつある私にはかなりきつかった。返却やむなしかと思ったが、革靴の皮革を伸ばすムース(コロニルストレッチ)を腰回りに吹きつけてなすりつけ、しばらく我慢しつつ履いていたらだいぶ革が伸びた。まだ前ボタンを掛けるときはキツさを感じるが、だいぶ馴染んできたみたい。膝パッドも付属していたけれど、タイトなズボンにはまだ厳しくてサポーター型のインナーパッドを装着した。
靴下はトレッキング用ウール靴下(スマートウール)、ライディングブーツはライトグリーン色の軽登山靴(モンチュラ。ゴアテックスを謳っているが左足のみずぶ濡れになる)。
さて高速走行。最初はおそるおそる80kmで巡航、慣れてきたらそれ以上出してみる。ネイキッドなので風圧は大きいが、安定性は非常に高い。最高出力は97馬力という怪物バイクだが、そんな出力を出す余裕はないし自分には不必要。したがってエンジンの回転数はあまり上げず、4000回転ほどで80〜100km巡航する。メーターに目を落とすとデジタル表示の数字が目まぐるしく変わる。昔乗っていたXR250BAJAのメーターは先駆的な液晶デジタル表示だったが、デジタル表示の目まぐるしさは好きになれない(四輪でもハイエースはアナログメーター)。しかし優秀なのは路面の縦溝をモノともしないところと、6速80kmからシフトダウンしなくても、6速のまま追い越し車線に移ってしっかり加速していくところだ。成田空港を過ぎると車線も2車線となり、虫の高速アタックを受けてゴーグルに虫がへばりつく。甲虫だと結構ショックがある。もうそういう季節か・・大栄PAではヘルメットを被ったまま小休止して、腰用のバンテリンサポーターを巻く。これがあると長距離でも腰の疲れが出にくい。利根川を渡り潮来インターで下道へ下りる。
空いている県道を快走するために茨城県道50号線で北上。周辺に何もない県道だが、どんどん北上できる。
茨城空港近くまで北上して、県道8号線で南側から回り込む。12時30分。県道360号線との交差点にコンビニがあり、そこであんパン・クリームパンとカフェラテで軽い昼食。13時から県道360号線を北上して、空港前の交差点で左折、空港アクセス道路の県道359号で東へ。国道6号を突っ切り、常磐線の羽鳥駅で小休憩。県道140号線と42号線で石岡市の恋瀬小学校前を経由してすぐ左折、県道42号線の道祖神峠に登る。今日唯一の峠らしい峠だ(昼を食べたコンビニから道祖神峠麓の恋瀬までは音声ナビを使用)。遠く前方に1台車が先行しているので車間をかなり開けて走っていたが、もう1台その前を走っていて、頂上近くで追いついてしまった。下りは2台の車を先行させ、軽自動車を後ろに従えて3速〜4速エンジンブレーキフル稼働でゆっくり降る。もう少し攻めたかったけど、路面も滑りやすそうな要素があったし、何しろレンタルバイクだから慎重を期す。こういうバイクはライダーをイケイケ・攻撃的にするからよろしくない?
最大限抑えて走ったつもりだが、それでも右左折直後の立ち上がりでスロットルを開くと、加速が素晴らしく、病みつきになる。
常磐線羽鳥駅近くにて。スパルタンなフォルムである。
北関東道をくぐって県道109号線に左折し、水戸線の稲田駅まで行ってトイレ休憩。この道はずいぶん前に自転車で道祖神峠から下ったことがあるはずだ。初秋で、栗を拾って持ち帰った記憶がある。
水戸線稲田駅横の駐車場で。集合管が印象的
排気量はシュラウドカバーに控えめに表示
稲田駅からは国道50号を突っ切り、県道289号を使って北西方向へ。石切場があちこちにあって、道路幅も狭くなるし、ダンプがよく通る道なのか、路面が悪い上に降雨の跡があって走りにくい県道だ。だんだん馴染んだ風景になってきて、先日の舗装林道走破のツーリングの入り口になった桜川市総合運動公園まで下りてきて右折。国道50号の一つ北の道を西へ向かい、桜川筑西インターのすぐ西側にある道路で北関東道をくぐれば、あとはいつも使っている水戸線大和駅からのルートに乗ったことになる。
県道289号線にて。田植え後の田んぼと筑波山方面の低山ををバックに。
南下開始は14時30分ごろだったか?大和駅には寄らず、県道148号、131号で筑西市明野を通過して国道294号も横断、下妻市役所から県道357号をひたすら南下。関東鉄道に平行する道だが、電車は見えない。美妻橋で鬼怒川を渡って、県道123号、134号、水海道ゴルフクラブの脇を通って県道3号に乗り、あとは利根川を渡って野田市を通過して野田橋を渡れば江戸川右岸ルートに乗れる。ところが野田市内が結構渋滞。時間の余裕はあるので多少は構わないのだが、渋滞の中で次第にエンジン熱が気になりだす。
平均燃費計も表示できるので時々注視していたら、一時24km/L近くまで行ったのに渋滞で23.5km/Lまで落ち込んだ。やはり4気筒は燃費が悪い。この排気量なら、ツーリングでは30km/Lくらいはたたき出して欲しい。それにしてもメーター表示の操作が複雑すぎていまひとつである。
マフラーが短くて穴が上を向いているのでエンジンサウンドが大きく聞こえる分、無駄にエンジン回転を使っているような気になってしまう。そしてもう4時間以上、220kmほど走りづめなので、お尻が痛くなってきた。
CB650Rのシートはお尻の位置の自由度が狭い。そしてサスペンションが硬めなので路面の衝撃をよく拾う。さらにバックステップなので立ち上がって姿勢を直すこともやりにくい。こういうバイクはヒザと下肢が深く曲がる分、長く乗ると脚の血行が悪くなりそう。教習所でちょっとだけ乗ったCB400SFも同じポジションだ。
ようやく操作に慣れてきたのに(それでも最後までトラクションコントロールの味付けがよく解らず、クラッチミートも時々失敗した。1速から2速へのシフトアップ時にすっぽ抜けてニュートラルで空回しということも数回あった)、疲労がたまるのはよろしくない。レスポンスがよくてスロットルを少しひねるとエンジン回転がぐーんと暴力的に上がるのも疲労を蓄積する原因だ。マイルドなエンジンで余裕の走りができるのが大排気量車の魅力だと思うのだが・・
野田橋西詰までの渋滞をようやく左折で回避して、あとは江戸川に沿って埼玉県側の信号のない県道をひたすら走るだけ。ホンダドリーム店に着いたのは17時20分ころ。全走行距離は274km。直前に入れたガソリンは9.76Lで燃費はメーターの表示で24kmに届かなかった(満タン法だと27.6kmだが、何故こんなに差がでるのだろう?)。面白いけどW800より確実に疲労感が残るバイクだった。
それにしてもこの日は日曜日ということもあって多くのバイクとすれ違い、同走した。印象に残ったのはCB650Rと瓜二つなCB125R(後ろからついてきた)、大和駅からの南下県道で同走したCB1100(乗り手の服装がスニーカー&ジャージで、リッターバイクに乗るには相応しくなかった・・空冷大排気量エンジンなのに残念)、そして江戸川右岸を南下するときに同走したエストレヤ(淡い青色、大きな風防を付けていた(旭風防よりも大きく見えた)。同じ足立ナンバーで、ライダーのウェアは完璧だった)。やはりエストレヤはかわいくていいバイクだな、と後ろから見ていて思った次第だ。
極力接触回避のソロツーリング(茂木町の山間林道)
2021/05/04 Tue
朝6時30分に出発、蔵前橋通りから江戸川右岸沿いの快走ルートで北上。
出発後約1時間で野田橋を渡る。橋の手前の右折渋滞がなくて快適。
県道3号線で野田市を横断したら、東武野田線愛宕駅近くが高架化され、昨年まで地面を走っていた線路の手前で一旦停止する必要がなくなった。そのまま利根川を渡って茨城県に入り、県道58、134、123で国道294までたどり着き、精米センターの所で左折する。常総市は陽光子友乃会の兜のような本部建物と、石下の豊田城天守閣(江戸時代に城があったわけではない)が遠くからでも目立ち、キッチュで一種異様な雰囲気がある。国道294号はいつもより交通量が少なめで、車の流れに乗るため無理して速度を出すことなく北上できた。下妻市で右折して県道131に乗り、筑西市明野を経由して県道148で水戸線大和駅まで行って休憩。ここまで100キロ弱、出発から約2時間40分程度。
大和駅は私が筑波山の近くを通って下道を北上するとき必ず立ち寄ってしまう休憩スポット。駅としては何もない無人駅だ。
トイレ休憩して、交通量が多い国道50号にはすぐに乗らず、岩瀬駅方面へ向かってから国道に出て水戸方面に右折、まもなく桜川市総合運動公園近くで左折。筑波山や加波山はすでに後方だが、より低い里山がここから北に広がっている。そこにある舗装林道を縫いながら茂木町と城里町の県境近くを北東方向に縦断して、常陸大宮市の御前山ダムまで向かうのがツーリング前半の目的。
さらに那珂川の北には、栃木県茂木町・那須烏山市の境界近くに細い県道・市町道が縦横に走っていて、小さな山越えの舗装林道も数多くある。まる一日走れ、非常に興味深いエリアだが、なぜか注目はされない。ツーリングマップルにも特にコメントが見つからない。要するに「穴場」である。
茨城・栃木県境に高峯という山があり、この山中を抜ける平沢林道をまず抜ける。最近の雨と風のせいで路面に小枝が散乱していたり、雨水が路面を流れていくときに堆積した落ち葉が多く、路肩に堆積している状態なので、タイヤをトレースさせるスペースが不十分で、ふいに太めの枝が転がっているようなこともあり、慎重に走らざるを得ない。上っていく道すがら展望台が2個所ほどあるが、葉が茂り始めて展望はあまり効かないので、そのまま山越えして県道286に乗る。少し北に下って、最初に現れる深沢集落ですぐに右折して林道小貫深沢線へ。後方にバイクが1台いたが、彼は直進していった。
深沢集落から南を望む
一山越えた小貫集落(やや谷が広くなった)
深沢集落から一旦南下してから東に向かいつつ屈曲路が始まる。さきほどの林道と同じように落葉などが多く、日差しがなくて暗い道。小貫集落で左折して逆川(さかがわ)沿いに北上し、県道1号線(宇都宮笠間線)に合流して2kmほど走り、「いい里さかがわ館」手前で右折。このときもツーリングバイク2台が後方についていたが、彼らは直進。林道に入るオンロードバイクは無いようだ。ここから長い林道が始まる。まず右折したのは林道辰沢線の入り口。「上飯(いい)」という知名だ。だから「いい里」なんだろう。林道を抜けたところにある集落は「並柳」。
山が全体的に低いので、屈曲路もそんなに長くは続かない。山越えした「並柳」で分岐を見落としてしまったが、Uターンして「ミツマタ群生地」の方に向かい、分岐で山側に上って行く。これが林道高田新田並柳線。本日一番長い林道になり、途中に派生林道もあるが、基本的に轍がしっかりした方を選択しつつ、分岐で右方向に向かう。落ち葉と小枝が多くてどちらが本線か悩む所もあったし、路面の凹部に泥が堆積していて、うっかりオンロードタイヤで踏むと滑る。一度はコケそうになって脚で支えた。エンジン前部と前輪フェンダーが巻き上げた泥で汚れ始めた。
10時30分ころ屈曲林道が終わり、高田新田集落。Y字の交差点を右方向へ2度ほど曲がると道は2車線となり、県道51号線になる。川に沿って北東方向に進むと、ツインリンクもてぎ東ゲートの看板が見えて、県道291号が左方から合流してくる(青梅集落)。直進すると県道番号は291になって桧山川沿いを御前山ダム方面に向かうが、道路幅が狭かったり太くなったりを繰り返す。以前ハイエースで逆方向に走ったことがあるが、こんなに道幅の変化が激しかっただろうか?
御前山ダム脇には駐車場もあるが、ある程度埋まっていたのでスルーして県道39号で那珂川を渡り、国道123号を左折。茂木方面に戻りつつ、那珂川を渡り返す手前で右折して山内パーキングで休憩。ルート確認。すぐ県道171号で北上せず、県道338号から231号、北上する番号の無い道路を北上して県道171と274の合流ポイントまで出ることにする。相変わらず風は強く、路面に緑色の葉っぱが堆積している。この季節に緑のまま落葉する木は何だろうか?
順調に番号無し道路に入ったが、右のルート入口に何故か大量の雪があった。ここにこんなに雪があるはずはないのだが・・そこで左ルートで上っていく。「あじ彩」という店のところで右ルートと合流。そのまま河又という集落でクロスする県道171と274を横断、木須川を渡る。
河又集落近くの棚田
小さな木須川が茂木町と那須烏山市の市町境。県道171で小木須郵便局方面に向かい、すぐ先で右折・左折して小木須川沿いに北上。県道12号を横断してさらに北上し、軽トラ1台分くらいの道幅の道路を進むが、田んぼを挟んで左右に道路が分かれた。右方向には路上に田植えのための軽トラが何台も止まっていた上に、左方向が直進的だったので左を選択したら、まもなく左の斜面に沿った砂利道になってしまった。エストレヤは砂利道でもそこそこ走れるのだが、水たまりがあちこちにあって、その縁を速度を落として走っても泥をはね飛ばしてバイクの下回りが真っ白になってしまう。右ルートはずっと舗装されているようだがしだいに距離と高低差も出てきて、どこかでUターンすることを考え始めたが、最終的には合流して舗装路になった(ただし軽トラ1台分の道幅であることは変わりなし)。同時に田んぼがなくなって林道になり、小山を越えて最終的には県道29号に合流した。
那須烏山市横枕(こいのぼりが泳いでいた)
下回りが泥だらけになる前のエストレヤ(これでもそれまでの林道で落ち葉がフレーム前部に付着)
ここからは幹線県道や国道を走りつないで北上する。県道29号を西に向かい那珂川のほとりに出て、国道294に出て車の流れに乗って北上。なかがわ水遊園近くで国道400号に乗り換えて大田原市へ。北西から吹いてくる風が強烈で、しかも山おろしの風なので冷たい。
西那須野の別宅に着いたのが12時過ぎ。近くのコンビニで買ったお昼を食べる。人との接触はこのコンビニと帰りに立ち寄った有人ガソリンスタンドのみ。
西那須野の別宅に泊まってもよかったのだが、夕食や朝食の心配をしなければならず、外に出れば人と接近する。せっかく天気はいいので14時に東京に帰ることにした。帰路は狭隘路には入らず、ライスラインから佐久山、県道52号で那珂川町、那珂川を渡って馬頭から那珂川左岸を南下、県道27号線で最後は屈曲路を楽しみ、県道338号線で茂木町市街へ入り、はが野グリーンコリドール(広域農道)で益子へ。益子からは県道41号、148号で再び水戸線大和駅へ。しばし休憩の後、下妻、県道357、136、20、3号で野田まで。野田橋で6時少々前。あとは江戸川右岸の快走ルートをひたすら南下。
19時前に到着した。全走行距離は往路200km、復路185kmで385km。
一日中バイクに乗っていたのでクラッチを握る左手が辛くなり痛くなった。
出発後約1時間で野田橋を渡る。橋の手前の右折渋滞がなくて快適。
県道3号線で野田市を横断したら、東武野田線愛宕駅近くが高架化され、昨年まで地面を走っていた線路の手前で一旦停止する必要がなくなった。そのまま利根川を渡って茨城県に入り、県道58、134、123で国道294までたどり着き、精米センターの所で左折する。常総市は陽光子友乃会の兜のような本部建物と、石下の豊田城天守閣(江戸時代に城があったわけではない)が遠くからでも目立ち、キッチュで一種異様な雰囲気がある。国道294号はいつもより交通量が少なめで、車の流れに乗るため無理して速度を出すことなく北上できた。下妻市で右折して県道131に乗り、筑西市明野を経由して県道148で水戸線大和駅まで行って休憩。ここまで100キロ弱、出発から約2時間40分程度。
大和駅は私が筑波山の近くを通って下道を北上するとき必ず立ち寄ってしまう休憩スポット。駅としては何もない無人駅だ。
トイレ休憩して、交通量が多い国道50号にはすぐに乗らず、岩瀬駅方面へ向かってから国道に出て水戸方面に右折、まもなく桜川市総合運動公園近くで左折。筑波山や加波山はすでに後方だが、より低い里山がここから北に広がっている。そこにある舗装林道を縫いながら茂木町と城里町の県境近くを北東方向に縦断して、常陸大宮市の御前山ダムまで向かうのがツーリング前半の目的。
さらに那珂川の北には、栃木県茂木町・那須烏山市の境界近くに細い県道・市町道が縦横に走っていて、小さな山越えの舗装林道も数多くある。まる一日走れ、非常に興味深いエリアだが、なぜか注目はされない。ツーリングマップルにも特にコメントが見つからない。要するに「穴場」である。
茨城・栃木県境に高峯という山があり、この山中を抜ける平沢林道をまず抜ける。最近の雨と風のせいで路面に小枝が散乱していたり、雨水が路面を流れていくときに堆積した落ち葉が多く、路肩に堆積している状態なので、タイヤをトレースさせるスペースが不十分で、ふいに太めの枝が転がっているようなこともあり、慎重に走らざるを得ない。上っていく道すがら展望台が2個所ほどあるが、葉が茂り始めて展望はあまり効かないので、そのまま山越えして県道286に乗る。少し北に下って、最初に現れる深沢集落ですぐに右折して林道小貫深沢線へ。後方にバイクが1台いたが、彼は直進していった。
深沢集落から南を望む
一山越えた小貫集落(やや谷が広くなった)
深沢集落から一旦南下してから東に向かいつつ屈曲路が始まる。さきほどの林道と同じように落葉などが多く、日差しがなくて暗い道。小貫集落で左折して逆川(さかがわ)沿いに北上し、県道1号線(宇都宮笠間線)に合流して2kmほど走り、「いい里さかがわ館」手前で右折。このときもツーリングバイク2台が後方についていたが、彼らは直進。林道に入るオンロードバイクは無いようだ。ここから長い林道が始まる。まず右折したのは林道辰沢線の入り口。「上飯(いい)」という知名だ。だから「いい里」なんだろう。林道を抜けたところにある集落は「並柳」。
山が全体的に低いので、屈曲路もそんなに長くは続かない。山越えした「並柳」で分岐を見落としてしまったが、Uターンして「ミツマタ群生地」の方に向かい、分岐で山側に上って行く。これが林道高田新田並柳線。本日一番長い林道になり、途中に派生林道もあるが、基本的に轍がしっかりした方を選択しつつ、分岐で右方向に向かう。落ち葉と小枝が多くてどちらが本線か悩む所もあったし、路面の凹部に泥が堆積していて、うっかりオンロードタイヤで踏むと滑る。一度はコケそうになって脚で支えた。エンジン前部と前輪フェンダーが巻き上げた泥で汚れ始めた。
10時30分ころ屈曲林道が終わり、高田新田集落。Y字の交差点を右方向へ2度ほど曲がると道は2車線となり、県道51号線になる。川に沿って北東方向に進むと、ツインリンクもてぎ東ゲートの看板が見えて、県道291号が左方から合流してくる(青梅集落)。直進すると県道番号は291になって桧山川沿いを御前山ダム方面に向かうが、道路幅が狭かったり太くなったりを繰り返す。以前ハイエースで逆方向に走ったことがあるが、こんなに道幅の変化が激しかっただろうか?
御前山ダム脇には駐車場もあるが、ある程度埋まっていたのでスルーして県道39号で那珂川を渡り、国道123号を左折。茂木方面に戻りつつ、那珂川を渡り返す手前で右折して山内パーキングで休憩。ルート確認。すぐ県道171号で北上せず、県道338号から231号、北上する番号の無い道路を北上して県道171と274の合流ポイントまで出ることにする。相変わらず風は強く、路面に緑色の葉っぱが堆積している。この季節に緑のまま落葉する木は何だろうか?
順調に番号無し道路に入ったが、右のルート入口に何故か大量の雪があった。ここにこんなに雪があるはずはないのだが・・そこで左ルートで上っていく。「あじ彩」という店のところで右ルートと合流。そのまま河又という集落でクロスする県道171と274を横断、木須川を渡る。
河又集落近くの棚田
小さな木須川が茂木町と那須烏山市の市町境。県道171で小木須郵便局方面に向かい、すぐ先で右折・左折して小木須川沿いに北上。県道12号を横断してさらに北上し、軽トラ1台分くらいの道幅の道路を進むが、田んぼを挟んで左右に道路が分かれた。右方向には路上に田植えのための軽トラが何台も止まっていた上に、左方向が直進的だったので左を選択したら、まもなく左の斜面に沿った砂利道になってしまった。エストレヤは砂利道でもそこそこ走れるのだが、水たまりがあちこちにあって、その縁を速度を落として走っても泥をはね飛ばしてバイクの下回りが真っ白になってしまう。右ルートはずっと舗装されているようだがしだいに距離と高低差も出てきて、どこかでUターンすることを考え始めたが、最終的には合流して舗装路になった(ただし軽トラ1台分の道幅であることは変わりなし)。同時に田んぼがなくなって林道になり、小山を越えて最終的には県道29号に合流した。
那須烏山市横枕(こいのぼりが泳いでいた)
下回りが泥だらけになる前のエストレヤ(これでもそれまでの林道で落ち葉がフレーム前部に付着)
ここからは幹線県道や国道を走りつないで北上する。県道29号を西に向かい那珂川のほとりに出て、国道294に出て車の流れに乗って北上。なかがわ水遊園近くで国道400号に乗り換えて大田原市へ。北西から吹いてくる風が強烈で、しかも山おろしの風なので冷たい。
西那須野の別宅に着いたのが12時過ぎ。近くのコンビニで買ったお昼を食べる。人との接触はこのコンビニと帰りに立ち寄った有人ガソリンスタンドのみ。
西那須野の別宅に泊まってもよかったのだが、夕食や朝食の心配をしなければならず、外に出れば人と接近する。せっかく天気はいいので14時に東京に帰ることにした。帰路は狭隘路には入らず、ライスラインから佐久山、県道52号で那珂川町、那珂川を渡って馬頭から那珂川左岸を南下、県道27号線で最後は屈曲路を楽しみ、県道338号線で茂木町市街へ入り、はが野グリーンコリドール(広域農道)で益子へ。益子からは県道41号、148号で再び水戸線大和駅へ。しばし休憩の後、下妻、県道357、136、20、3号で野田まで。野田橋で6時少々前。あとは江戸川右岸の快走ルートをひたすら南下。
19時前に到着した。全走行距離は往路200km、復路185kmで385km。
一日中バイクに乗っていたのでクラッチを握る左手が辛くなり痛くなった。
群馬南西部ツーリング
2021/04/02 Fri
ツーリングの連チャン。
吐月工房氏とスキーにするか、バイクツーリングにするか相談してバイクツーリングに決定。
3月31日に藤岡のビジネスホテルに前泊し、翌日群馬県内を走り、その日のうちに帰るという昨年秋と同じ準日帰りツーリング。私は全日W800で房総に行った翌日なので、連日走行ということになった。
31日は藤岡へ行くだけなので、午後出発。群馬県南部まで距離にしたら130kmほど、高速を使えば2時間以内で行かれるが、非力なエストレヤで高速に乗る地獄は味わいたくなく、17号線のような幹線国道も使いたくなく、交通量が少なく信号も少ない県道を選択して走ると3時間以上かかる。よって午後も早く13時30分に出発。いつも装着しているサイドバッグの他に、ホテルの部屋まで容易に持ち込めるシートバッグを載せていく。レンタルバイクではバイクを乗り換える関係でデイパックを背負っていったが、背中に長く背負って長い距離バイクに乗るのは疲れる。
ルートは、いつもの北上ルートで江戸川右岸スーパー堤防下の快走ルートで野田橋を経て、埼玉県道42号線で茨城県五霞町へ(途中、「道の駅庄和」で休憩)。工業団地旧国道4号に出て、栗橋から埼玉県道60号線で利根川右岸沿いを西に向かおうとしたが、途中で音声ナビがルートを変更して国道125号に誘導しようとしたので、抗って県道60号に乗り(乗ったと思ってもリルートによる復帰誘導をしばらく無視しないといけないので厄介)、信号が少なく交通量が少ない快適な県道を羽生→行田→熊谷→深谷→本庄とつないでいく。初めて走った県道だが、これはツーリング向き。畑や田んぼと広い空を眺めながら快走できる。上里町で国道17号に出て、県境を越えれば高崎市、すぐに藤岡市となる。17時過ぎに到着。約3時間半かかった。
17号線に乗ってあと10kmほどというところ(上里町)で給油したら、距離120kmで3.24リットル入った。37km/L。ツーリング燃費は都内通勤燃費よりもリッターあたり約10kmは上がる。
吐月工房氏も18時ころ到着。
堤防沿いは菜の花と桜が満開で、右に黄色、左にピンク色の世界だった
これは利根川沿いの農道にて
翌朝、放射冷却で気温10度を割っている。寒いので標高を挙げて妙義・榛名・赤城方面へ向かうのはやめて、吐月工房氏の先導で西へ向かう。もちろん、幹線国道などは使わず、マニアックな県道を走りつないでいく。群馬県道173号、175号、71号、177号、46号。とりわけ甘楽町の秋畑から富岡に向かう県道192号(秋畑富岡線)がすごかった。全面通行止めの看板が出ているのだが、Uターンも辞さず登っていったら軽トラックが上から下りてきて、路肩が半分崩れ落ちている場所を普通に通過したらピーク(藤田峠というらしい)に出て、ピーク下の一軒家の前からは軽トラックしか走れない幅のコンクリ舗装となった。20%はあろうかという急下降で、落ち葉や小石が路面に堆積・散乱している状態。ものすごい県道である。県道192号線については、「険道」としてマニアが通行レポートをアップしている。
何とかトラブルなく下りて、国道に出て道の駅下仁田で休憩。
その後県道45号で南牧村を経て上野村へ。上野村に向かう県道のルートは新しく作られた道らしくループ状の弧を描き、長い湯ノ沢トンネルの中はとても寒かった。
上野村の道の駅で12時となり、昼食。そばを食べて、国道299号から国道462号をつなぎ、八高線児玉駅で終了。まだ午後浅いが、それぞれ帰路につく。
児玉駅前にて。単コロツーリング一応終了
私はまた利根川・江戸川沿いの快走県道を走るべく、本庄市へ向かって往路と同じ道に乗り、17時ころ自宅到着。自宅近くのガソリンスタンドに立ち寄り、給油したら、朝出たホテルから東京のガソリンスタンドまで260kmほどで、消費ガソリンは6.9リットルだった。なんと38km/Lをたたき出した。これは今まででエストレヤ最高燃費。比較的平地が長く信号待ちが少なかったせいか?
この燃費は大排気量車、多気筒エンジンでは絶対に出ない。まして、ハイオク指定の輸入車では絶対できない芸当だ。
バイク・自転車ツーリングに最適なシーズンが来たが、すでに小さな虫も出てきて、ヘルメットシールドやジャケットにぶつかってシミを作る季節にもなってきた。
吐月工房氏とスキーにするか、バイクツーリングにするか相談してバイクツーリングに決定。
3月31日に藤岡のビジネスホテルに前泊し、翌日群馬県内を走り、その日のうちに帰るという昨年秋と同じ準日帰りツーリング。私は全日W800で房総に行った翌日なので、連日走行ということになった。
31日は藤岡へ行くだけなので、午後出発。群馬県南部まで距離にしたら130kmほど、高速を使えば2時間以内で行かれるが、非力なエストレヤで高速に乗る地獄は味わいたくなく、17号線のような幹線国道も使いたくなく、交通量が少なく信号も少ない県道を選択して走ると3時間以上かかる。よって午後も早く13時30分に出発。いつも装着しているサイドバッグの他に、ホテルの部屋まで容易に持ち込めるシートバッグを載せていく。レンタルバイクではバイクを乗り換える関係でデイパックを背負っていったが、背中に長く背負って長い距離バイクに乗るのは疲れる。
ルートは、いつもの北上ルートで江戸川右岸スーパー堤防下の快走ルートで野田橋を経て、埼玉県道42号線で茨城県五霞町へ(途中、「道の駅庄和」で休憩)。工業団地旧国道4号に出て、栗橋から埼玉県道60号線で利根川右岸沿いを西に向かおうとしたが、途中で音声ナビがルートを変更して国道125号に誘導しようとしたので、抗って県道60号に乗り(乗ったと思ってもリルートによる復帰誘導をしばらく無視しないといけないので厄介)、信号が少なく交通量が少ない快適な県道を羽生→行田→熊谷→深谷→本庄とつないでいく。初めて走った県道だが、これはツーリング向き。畑や田んぼと広い空を眺めながら快走できる。上里町で国道17号に出て、県境を越えれば高崎市、すぐに藤岡市となる。17時過ぎに到着。約3時間半かかった。
17号線に乗ってあと10kmほどというところ(上里町)で給油したら、距離120kmで3.24リットル入った。37km/L。ツーリング燃費は都内通勤燃費よりもリッターあたり約10kmは上がる。
吐月工房氏も18時ころ到着。
堤防沿いは菜の花と桜が満開で、右に黄色、左にピンク色の世界だった
これは利根川沿いの農道にて
翌朝、放射冷却で気温10度を割っている。寒いので標高を挙げて妙義・榛名・赤城方面へ向かうのはやめて、吐月工房氏の先導で西へ向かう。もちろん、幹線国道などは使わず、マニアックな県道を走りつないでいく。群馬県道173号、175号、71号、177号、46号。とりわけ甘楽町の秋畑から富岡に向かう県道192号(秋畑富岡線)がすごかった。全面通行止めの看板が出ているのだが、Uターンも辞さず登っていったら軽トラックが上から下りてきて、路肩が半分崩れ落ちている場所を普通に通過したらピーク(藤田峠というらしい)に出て、ピーク下の一軒家の前からは軽トラックしか走れない幅のコンクリ舗装となった。20%はあろうかという急下降で、落ち葉や小石が路面に堆積・散乱している状態。ものすごい県道である。県道192号線については、「険道」としてマニアが通行レポートをアップしている。
何とかトラブルなく下りて、国道に出て道の駅下仁田で休憩。
その後県道45号で南牧村を経て上野村へ。上野村に向かう県道のルートは新しく作られた道らしくループ状の弧を描き、長い湯ノ沢トンネルの中はとても寒かった。
上野村の道の駅で12時となり、昼食。そばを食べて、国道299号から国道462号をつなぎ、八高線児玉駅で終了。まだ午後浅いが、それぞれ帰路につく。
児玉駅前にて。単コロツーリング一応終了
私はまた利根川・江戸川沿いの快走県道を走るべく、本庄市へ向かって往路と同じ道に乗り、17時ころ自宅到着。自宅近くのガソリンスタンドに立ち寄り、給油したら、朝出たホテルから東京のガソリンスタンドまで260kmほどで、消費ガソリンは6.9リットルだった。なんと38km/Lをたたき出した。これは今まででエストレヤ最高燃費。比較的平地が長く信号待ちが少なかったせいか?
この燃費は大排気量車、多気筒エンジンでは絶対に出ない。まして、ハイオク指定の輸入車では絶対できない芸当だ。
バイク・自転車ツーリングに最適なシーズンが来たが、すでに小さな虫も出てきて、ヘルメットシールドやジャケットにぶつかってシミを作る季節にもなってきた。
カワサキW800の試乗・レンタル
2021/03/29 Mon
大型自動二輪免許が手に入ったので、まずはお金をかけずバイクに乗る。一番はディーラーでの「試乗」だ。
カワサキW800シリーズ(ほとんどこれ以外に関心がない)にターゲットを絞りこみ、都内と千葉県の各店舗で2日間にわたって試乗を手配した。今どきはwebで申し込み手続し、折り返しディーラーからメールや電話が来て日時を確定させる方式だ。結局、W800streetを足立区のディーラーで、caféを同日に松戸と練馬のディーラーで試乗できた。caféの試乗日(3月最終土曜)は国道6号で激しい渋滞があったために2軒のハシゴで丸一日費やしてしまった。
道路が混んでいて、存分に走れるわけではなかったが、共通する空冷バーチカルツイン773ccのエンジンフィールを味わうことはできた。排気音も含め非常にいいエンジンだ。単気筒エンジンのバイクを所有して乗る機会が今まで多かった(4気筒エンジンは今まで一台だけ)が、ツインエンジンの独特さは味わいがある。
W800シリーズは4種あり、無印スタンダード、アップハンドルのstreet、前傾姿勢になるスワローハンドルのcafé、そして最後発のメグロK3となる。
W800スタンダード
W800street
W800café(いずれもカワサキモーターサイクルHPより)
メグロは全く関心がないし試乗車は全くないので除外。無印スタンダードが最も興味あるバイクだがこれも試乗車は都内になく、よってstreetとcaféの試乗となった。結論は、どちらも狙いのツーリング用途には少し合わない。早く無印スタンダードに乗りたい(試乗に松戸へ行ったついでに流山にW800スタンダードの中古があると知ってわざわざそこまでおもむいて跨がったのは収穫だった)。
そうなるともう一択である。乗車時間が短い試乗を遠いディーラーに行ってすることは断念し、料金は高いが一日乗りまくれるレンタル(丸一日で1万7000円ほど)に切り替えて無印スタンダードに乗ることにする。
善は急げ、でレンタル819お台場店にW800スタンダードの8時間レンタルを申し込む。3月30日の予約がとれた。惜しむらくは店舗開店が11時と遅いことだ。もっと朝早くから借りられたらいいのに・・
レンタル当日、11時開店直前にレンタル819お台場店に到着し、手続きをして11時15分ころW800スタンダードに乗り始める。お台場から国道357で東京港をくぐり(昔は湾岸道路は13号地で行き止まりだったなあ。画期的トンネルで、首都高よりもスムーズに抜けられた)大井南ICから首都高湾岸線に乗る。バイクで高速を走ること自体が久しぶりだが、ETCで料金所を通過するのは初めてだ。昔のように小銭を料金所で出さずに済むのはありがたい。川崎浮島からこれまた久しぶりにアクアラインに進入。高速道路での風圧は結構なものなので、最初は時速80kmでそろそろと、慣れてきたら90〜100kmまで出してみるが、それ以上は無理。風圧に耐えられない。せめてメーターバイザーくらいあるといいのにな。
館山道で富津竹岡まで。二輪だと軽自動車と同料金で、近々半額になるらしいから財布に優しい。アクアライン、連絡道、館山道いずれも3ケタ料金だった。竹岡で内房の国道を南下して磯料理を食べようと思っていたが、目当ての店は休みで、そのまま金谷に行って食事どころを物色したところ、結構沢山の観光客が来ていて、大きな食堂は待たされそう。駐車場の反対側の小さな金谷食堂に入ったら、アジフライ定食が比較的早く出てきた。アジフライ2枚半がメインの定食で1,300円。結構いい値段だが、美味しかった。
竹岡にて(ボディカラーは黒く見えるがダークグリーン)
昼食後も国道127号を南下して、富浦から海沿いの県道に入って北条海岸沿いの道路を南下、そのまま洲崎方面へ。お台場でトイレに寄ってきたのになぜか頻尿気味。波左間あたりの公衆トイレに立ち寄る。洲崎灯台を右手に見て、そのまま通過して平砂浦方面へ。交通量がぐっと減って非常に走りやすくなった。快走して国道410号と合流、野島崎灯台方面へ。再び尿意をもよおしてRVパーク南房総白浜のトイレに立ち寄る。
ここからは安房グリーンラインで北上したかったのだが、分岐を見つけられずそのまま千倉まで国道410号を走り、線路沿いの県道で九重まで。九重から安房グリーンラインに乗り、道なりに北上して長挟街道へ。いったん鴨川方面に右折して、すぐに金束から県道88号線で峠越え。道路幅はかなり細くなって、ふた昔前の房総半島の標準的な道路が残っていた。国道456号に乗り換えて、狩野山の東側から県道92号線で北上、16時になったので時間に余裕を持ってバイクを返却すべく、君津インターから館山道に乗った。アクアラインには乗らず、館山道、東関東道、首都高を乗り継いで戻る。途中市原SAでトイレ休憩とナビでの到着時間計測。すでに16時30分で、いつもの穴川渋滞があるのでお台場まで2時間かかるらしい。
蘇我あたりから渋滞が始まり、少しすり抜けてみるが、覆面パトカーが赤灯を点滅させて走っていたのでその目の前からおとなしく走ることにした。ゆっくり流れているし、2速半クラで足はつかずに走れる。
内陸北上中
W800スタンダードはハンドルの高さがちょうどよく、エストレヤよりも若干低くてハンドル幅が広い感じ。一番体にしっくり来るポジションだ。高速での時速100kmまでの加速は申し分なく、一般道ではもちろん時速60kmに達する時間は早くてトルク感のある加速が楽しめる。シフトチェンジをサボっても気持ちよく走れるのがツーリング向き。エストレヤよりは確実に重く210kgはあるが、取り回しは重くないしUターンも楽だ。ただし、借り物なので立ちゴケしないようにおっかなびっくり扱ってしまったところはある。飛ばし屋さんには物足りないかもしれないが、私としては申し分のないマシンだということがわかった。欲しい!
お台場でレインボーブリッジを渡ってしまう間違いをしたが、無事18時30分に返却完了。お店のお兄さんに「ご購入検討されていますか?」と聞かれ、首肯したら、「お金出してでも所有する価値のあるバイクですよ」と言われてしまった。
カワサキW800シリーズ(ほとんどこれ以外に関心がない)にターゲットを絞りこみ、都内と千葉県の各店舗で2日間にわたって試乗を手配した。今どきはwebで申し込み手続し、折り返しディーラーからメールや電話が来て日時を確定させる方式だ。結局、W800streetを足立区のディーラーで、caféを同日に松戸と練馬のディーラーで試乗できた。caféの試乗日(3月最終土曜)は国道6号で激しい渋滞があったために2軒のハシゴで丸一日費やしてしまった。
道路が混んでいて、存分に走れるわけではなかったが、共通する空冷バーチカルツイン773ccのエンジンフィールを味わうことはできた。排気音も含め非常にいいエンジンだ。単気筒エンジンのバイクを所有して乗る機会が今まで多かった(4気筒エンジンは今まで一台だけ)が、ツインエンジンの独特さは味わいがある。
W800シリーズは4種あり、無印スタンダード、アップハンドルのstreet、前傾姿勢になるスワローハンドルのcafé、そして最後発のメグロK3となる。
W800スタンダード
W800street
W800café(いずれもカワサキモーターサイクルHPより)
メグロは全く関心がないし試乗車は全くないので除外。無印スタンダードが最も興味あるバイクだがこれも試乗車は都内になく、よってstreetとcaféの試乗となった。結論は、どちらも狙いのツーリング用途には少し合わない。早く無印スタンダードに乗りたい(試乗に松戸へ行ったついでに流山にW800スタンダードの中古があると知ってわざわざそこまでおもむいて跨がったのは収穫だった)。
そうなるともう一択である。乗車時間が短い試乗を遠いディーラーに行ってすることは断念し、料金は高いが一日乗りまくれるレンタル(丸一日で1万7000円ほど)に切り替えて無印スタンダードに乗ることにする。
善は急げ、でレンタル819お台場店にW800スタンダードの8時間レンタルを申し込む。3月30日の予約がとれた。惜しむらくは店舗開店が11時と遅いことだ。もっと朝早くから借りられたらいいのに・・
レンタル当日、11時開店直前にレンタル819お台場店に到着し、手続きをして11時15分ころW800スタンダードに乗り始める。お台場から国道357で東京港をくぐり(昔は湾岸道路は13号地で行き止まりだったなあ。画期的トンネルで、首都高よりもスムーズに抜けられた)大井南ICから首都高湾岸線に乗る。バイクで高速を走ること自体が久しぶりだが、ETCで料金所を通過するのは初めてだ。昔のように小銭を料金所で出さずに済むのはありがたい。川崎浮島からこれまた久しぶりにアクアラインに進入。高速道路での風圧は結構なものなので、最初は時速80kmでそろそろと、慣れてきたら90〜100kmまで出してみるが、それ以上は無理。風圧に耐えられない。せめてメーターバイザーくらいあるといいのにな。
館山道で富津竹岡まで。二輪だと軽自動車と同料金で、近々半額になるらしいから財布に優しい。アクアライン、連絡道、館山道いずれも3ケタ料金だった。竹岡で内房の国道を南下して磯料理を食べようと思っていたが、目当ての店は休みで、そのまま金谷に行って食事どころを物色したところ、結構沢山の観光客が来ていて、大きな食堂は待たされそう。駐車場の反対側の小さな金谷食堂に入ったら、アジフライ定食が比較的早く出てきた。アジフライ2枚半がメインの定食で1,300円。結構いい値段だが、美味しかった。
竹岡にて(ボディカラーは黒く見えるがダークグリーン)
昼食後も国道127号を南下して、富浦から海沿いの県道に入って北条海岸沿いの道路を南下、そのまま洲崎方面へ。お台場でトイレに寄ってきたのになぜか頻尿気味。波左間あたりの公衆トイレに立ち寄る。洲崎灯台を右手に見て、そのまま通過して平砂浦方面へ。交通量がぐっと減って非常に走りやすくなった。快走して国道410号と合流、野島崎灯台方面へ。再び尿意をもよおしてRVパーク南房総白浜のトイレに立ち寄る。
ここからは安房グリーンラインで北上したかったのだが、分岐を見つけられずそのまま千倉まで国道410号を走り、線路沿いの県道で九重まで。九重から安房グリーンラインに乗り、道なりに北上して長挟街道へ。いったん鴨川方面に右折して、すぐに金束から県道88号線で峠越え。道路幅はかなり細くなって、ふた昔前の房総半島の標準的な道路が残っていた。国道456号に乗り換えて、狩野山の東側から県道92号線で北上、16時になったので時間に余裕を持ってバイクを返却すべく、君津インターから館山道に乗った。アクアラインには乗らず、館山道、東関東道、首都高を乗り継いで戻る。途中市原SAでトイレ休憩とナビでの到着時間計測。すでに16時30分で、いつもの穴川渋滞があるのでお台場まで2時間かかるらしい。
蘇我あたりから渋滞が始まり、少しすり抜けてみるが、覆面パトカーが赤灯を点滅させて走っていたのでその目の前からおとなしく走ることにした。ゆっくり流れているし、2速半クラで足はつかずに走れる。
内陸北上中
W800スタンダードはハンドルの高さがちょうどよく、エストレヤよりも若干低くてハンドル幅が広い感じ。一番体にしっくり来るポジションだ。高速での時速100kmまでの加速は申し分なく、一般道ではもちろん時速60kmに達する時間は早くてトルク感のある加速が楽しめる。シフトチェンジをサボっても気持ちよく走れるのがツーリング向き。エストレヤよりは確実に重く210kgはあるが、取り回しは重くないしUターンも楽だ。ただし、借り物なので立ちゴケしないようにおっかなびっくり扱ってしまったところはある。飛ばし屋さんには物足りないかもしれないが、私としては申し分のないマシンだということがわかった。欲しい!
お台場でレインボーブリッジを渡ってしまう間違いをしたが、無事18時30分に返却完了。お店のお兄さんに「ご購入検討されていますか?」と聞かれ、首肯したら、「お金出してでも所有する価値のあるバイクですよ」と言われてしまった。
バイク免許の幅を拡大
2021/03/29 Mon
年始からの緊急事態宣言をある程度真面目に受け入れていたので、遠出が憚られた。本来は感染リスクが最も低い活動であるバックカントリースキーもずっと自粛していた。そうこうしているうちに月日は過ぎていく。
なんだかもったいないので、1月末に近くの自動車教習所の門をたたいた。大型自動二輪免許を取得したいと思ったのだ。
今からちょうど30年前、試験場で一発試験による「限定解除」しか400ccオーバーのバイクに乗れなかった頃、鮫洲試験場で3回か4回ほどチャレンジしたことがある。練馬にあった「都民自動車教習所」に入所してひと夏大型二輪の練習をみっちりやった上でのトライだった。しかし試験場では完走させてもらえず、走り出してまもなく「検定中止」となることが重なった。「検定中止」の理由もちゃんと教えてくれなかったような気がする。頻繁に試験を受けることは許されておらず、ある程度間隔を置いて受検予約をしなくてはならず、その間の時間がもったいなくなった。すでに就職して3年ほど経っていたし家族も増えて、平日をこのために空けることが難しくなったこともあきらめた理由だった。
「限定解除」の制度が生みだされたこと、「落とすための検定」として「限定解除」を導入し、大きな意味もなく受検者を不合格にしてきたこと、受検機会が限られていたことなどを当時は恨んでいた(この試験の合格率は非常に低かった)。当時の「限定解除」について面白おかしく書かれたこちらのページを参照あれ。
仮に「限定解除」ができたとしても、当時の日本国内の販売ルートでは750ccが上限だったし、オフロードバイクに好んで乗っていた自分にとっては、オンロードバイクの750ccのラインナップ(この時代の名車が揃っている)の中にどうしても乗りたいあこがれのバイクがあったわけではなく、逆輸入のホンダXR600(要するに大陸の砂漠地帯でラリーに用いられるバイク)に乗ってみたかっただけだった。もちろん、当時は今流行の「アドベンチャータイプ」なんぞはないし、輸入車もハーレーやBMW以外は販売チャネルがかなり限定されていた。
その後5年ほどして、自動二輪の免許制度は大型自動二輪免許が教習所で取得できるようになった(ハーレーなどからの外圧による「規制緩和」の一つ)のだが、最初は教習所も少なめ。さらに3年ほどしてからやむを得ない理由でバイクから降りたので、大型自動二輪免許は不要のものになった。
コロナの影響で、昨年初夏から18年ぶりにリターンして250ccのカワサキ・エストレヤに毎日乗っている。都内の道路で通勤に使うにはこれ以上ふさわしいバイクはないと思う。アンダーパワーだが、美しく磨き甲斐があり、燃費も都内でリッター28km。
だが郊外をツーリングするにはもう少しパワーが欲しくなってくるし、遠距離ツーリングではパワーに余裕を持って高速道路も使ってみたい。大型バイクの多くは趣味性の高いモデルが多く、ほとんど興味が湧かないが、エストレヤの親分のようなW800と、各社の650ccノンカウルバイク(CB650、XSR700、SV650)には興味を持った。実用域でのバランスがとれていそうで、下道(県道・市町村道・舗装林道レベルまで)を安全に楽しく走り、高速道路での移動でも余裕がありそうだ。だんだん乗ってみたい気持ちが強くなってきて、ついに教習所の門をたたいてしまった。
1月末から3月にかけては教習所が最も混む時期ではあるが、早い申し込みの方が早く終わる可能性が高い。相談すると、2月は実技教習ができないが、3月初旬から半ばにかけて集中的に教習を受け、検定を受けるプログラムをあらかじめ組んでくれた(あらかじめ全教習予定を組むには若干の金額上乗せが必要)。普通自動二輪免許所持者の大型自動二輪免許取得の最短教習時間は12時間(学科はなし)。2時間連続の教習日も3日ほどある。3月はそれなりに忙しいが自由裁量の時間も増えるので、このスケジュールなら何とかこなせる。こればっかりは仕事の予定よりも教習の予定を優先し、仕事による直前キャンセルをしないようにして、3月を迎えた。
始めてみるとバイクの教習は実に楽しい。普段乗れない大型バイク(例に漏れず最近の教習車はホンダNC750)のパワーと強力なトルクを味わえるし、今どきの教習車は車重が軽く昔の400cc並に扱いやすい。初めの方では緊張して肩と腕に力が入ってしまって操作がぎこちなく、自分でもスラロームや一本橋、クランク走行などがうまくいかなかったが、最後の方ではある教官からそれを指摘されてずいぶん楽になった。絶対に失敗しない、という確信が持てるほどまで追い込んだわけではなくて検定も不安だらけだったが、12時間で見極めをもらい、検定日には何とか合格できた。あっけなく、教習をもう受けられないことが寂しくもあった。
コツは、自分の練習を信じ、上半身の力を抜いて「普段通りの走りに近づける」ことと、「課題の持ちタイムは気にしない」「失敗しても何とかなる」の3つだ。これらは教官から複数回言われることだ。私は「限定解除」のひどい印象が強すぎたので、「検定は落ちるもの」という原初イメージがなかなかぬぐえなかった。しかし実際の教習所での卒業検定は昔の「限定解除」に比べるとかなりまともで、ちゃんと実力を確認してもらえるものだ。
検定合格して肩の荷が下りた。トラウマも払拭できた。
4月に誕生日が来るので誕生日後に試験場に行って免許を書き換えようと最初は思っていたが、有効期限の長期化は二の次になり、検定翌日に試験場に行ってしまった。バイクの運転ではヘルメット&眼鏡がどうにも面倒で、「眼鏡等」の運転条件を外したかったこともある。試験場での手続きはあっけなく、そこまで混んでいなかったので1時間程度で終わった。
ただ、「更新」ではなく「併記」なので「更新」のように旧免許証に穴を空けて返還されず、新免許証の引換え券にそのまま貼られた旧免許証が召し上げられて返却されなかったのが腑に落ちない。旧免許証の期限がまだ3年ほど残っていることが最大の理由だとは思うが、個人情報てんこ盛りの免許証を本人の意向なしに穴も空けず試験場が引き取るのはおかしいのではないか?
少なくとも、本人の目の前で穴を空けるくらいのことはして欲しい。
新しい免許証はサイズがクレジットカードサイズに小さくなり、期限も西暦で書かれるようになった。前回の免許は、平成が30年で終了することが確定していたのに「平成35年まで有効」と書かれていて実に不愉快だった。
免許ゲット!これからしばらく試乗やレンタルで体験の幅を広げるつもり。
なんだかもったいないので、1月末に近くの自動車教習所の門をたたいた。大型自動二輪免許を取得したいと思ったのだ。
今からちょうど30年前、試験場で一発試験による「限定解除」しか400ccオーバーのバイクに乗れなかった頃、鮫洲試験場で3回か4回ほどチャレンジしたことがある。練馬にあった「都民自動車教習所」に入所してひと夏大型二輪の練習をみっちりやった上でのトライだった。しかし試験場では完走させてもらえず、走り出してまもなく「検定中止」となることが重なった。「検定中止」の理由もちゃんと教えてくれなかったような気がする。頻繁に試験を受けることは許されておらず、ある程度間隔を置いて受検予約をしなくてはならず、その間の時間がもったいなくなった。すでに就職して3年ほど経っていたし家族も増えて、平日をこのために空けることが難しくなったこともあきらめた理由だった。
「限定解除」の制度が生みだされたこと、「落とすための検定」として「限定解除」を導入し、大きな意味もなく受検者を不合格にしてきたこと、受検機会が限られていたことなどを当時は恨んでいた(この試験の合格率は非常に低かった)。当時の「限定解除」について面白おかしく書かれたこちらのページを参照あれ。
仮に「限定解除」ができたとしても、当時の日本国内の販売ルートでは750ccが上限だったし、オフロードバイクに好んで乗っていた自分にとっては、オンロードバイクの750ccのラインナップ(この時代の名車が揃っている)の中にどうしても乗りたいあこがれのバイクがあったわけではなく、逆輸入のホンダXR600(要するに大陸の砂漠地帯でラリーに用いられるバイク)に乗ってみたかっただけだった。もちろん、当時は今流行の「アドベンチャータイプ」なんぞはないし、輸入車もハーレーやBMW以外は販売チャネルがかなり限定されていた。
その後5年ほどして、自動二輪の免許制度は大型自動二輪免許が教習所で取得できるようになった(ハーレーなどからの外圧による「規制緩和」の一つ)のだが、最初は教習所も少なめ。さらに3年ほどしてからやむを得ない理由でバイクから降りたので、大型自動二輪免許は不要のものになった。
コロナの影響で、昨年初夏から18年ぶりにリターンして250ccのカワサキ・エストレヤに毎日乗っている。都内の道路で通勤に使うにはこれ以上ふさわしいバイクはないと思う。アンダーパワーだが、美しく磨き甲斐があり、燃費も都内でリッター28km。
だが郊外をツーリングするにはもう少しパワーが欲しくなってくるし、遠距離ツーリングではパワーに余裕を持って高速道路も使ってみたい。大型バイクの多くは趣味性の高いモデルが多く、ほとんど興味が湧かないが、エストレヤの親分のようなW800と、各社の650ccノンカウルバイク(CB650、XSR700、SV650)には興味を持った。実用域でのバランスがとれていそうで、下道(県道・市町村道・舗装林道レベルまで)を安全に楽しく走り、高速道路での移動でも余裕がありそうだ。だんだん乗ってみたい気持ちが強くなってきて、ついに教習所の門をたたいてしまった。
1月末から3月にかけては教習所が最も混む時期ではあるが、早い申し込みの方が早く終わる可能性が高い。相談すると、2月は実技教習ができないが、3月初旬から半ばにかけて集中的に教習を受け、検定を受けるプログラムをあらかじめ組んでくれた(あらかじめ全教習予定を組むには若干の金額上乗せが必要)。普通自動二輪免許所持者の大型自動二輪免許取得の最短教習時間は12時間(学科はなし)。2時間連続の教習日も3日ほどある。3月はそれなりに忙しいが自由裁量の時間も増えるので、このスケジュールなら何とかこなせる。こればっかりは仕事の予定よりも教習の予定を優先し、仕事による直前キャンセルをしないようにして、3月を迎えた。
始めてみるとバイクの教習は実に楽しい。普段乗れない大型バイク(例に漏れず最近の教習車はホンダNC750)のパワーと強力なトルクを味わえるし、今どきの教習車は車重が軽く昔の400cc並に扱いやすい。初めの方では緊張して肩と腕に力が入ってしまって操作がぎこちなく、自分でもスラロームや一本橋、クランク走行などがうまくいかなかったが、最後の方ではある教官からそれを指摘されてずいぶん楽になった。絶対に失敗しない、という確信が持てるほどまで追い込んだわけではなくて検定も不安だらけだったが、12時間で見極めをもらい、検定日には何とか合格できた。あっけなく、教習をもう受けられないことが寂しくもあった。
コツは、自分の練習を信じ、上半身の力を抜いて「普段通りの走りに近づける」ことと、「課題の持ちタイムは気にしない」「失敗しても何とかなる」の3つだ。これらは教官から複数回言われることだ。私は「限定解除」のひどい印象が強すぎたので、「検定は落ちるもの」という原初イメージがなかなかぬぐえなかった。しかし実際の教習所での卒業検定は昔の「限定解除」に比べるとかなりまともで、ちゃんと実力を確認してもらえるものだ。
検定合格して肩の荷が下りた。トラウマも払拭できた。
4月に誕生日が来るので誕生日後に試験場に行って免許を書き換えようと最初は思っていたが、有効期限の長期化は二の次になり、検定翌日に試験場に行ってしまった。バイクの運転ではヘルメット&眼鏡がどうにも面倒で、「眼鏡等」の運転条件を外したかったこともある。試験場での手続きはあっけなく、そこまで混んでいなかったので1時間程度で終わった。
ただ、「更新」ではなく「併記」なので「更新」のように旧免許証に穴を空けて返還されず、新免許証の引換え券にそのまま貼られた旧免許証が召し上げられて返却されなかったのが腑に落ちない。旧免許証の期限がまだ3年ほど残っていることが最大の理由だとは思うが、個人情報てんこ盛りの免許証を本人の意向なしに穴も空けず試験場が引き取るのはおかしいのではないか?
少なくとも、本人の目の前で穴を空けるくらいのことはして欲しい。
新しい免許証はサイズがクレジットカードサイズに小さくなり、期限も西暦で書かれるようになった。前回の免許は、平成が30年で終了することが確定していたのに「平成35年まで有効」と書かれていて実に不愉快だった。
免許ゲット!これからしばらく試乗やレンタルで体験の幅を広げるつもり。
前日光山地の林道群
2020/11/16 Mon
また吐月工房氏とバイクツーリングをした。かなり冷え込んできたのだが、幸いに週末の気温が高め。それぞれの自宅から同じくらいの距離の場所として、足利から日光までの間にある前日光山地の林道をつないで北上するツーリングを計画してみた。
前日光山地は南北に山が連なり、河川は東西に流れているので、稜線が東に張り出していて、川も東流している。県道は川に沿って奥深くまで入り込んでいて、バイクで足尾側の国道122号に至る道路は県道15号の粕尾峠しかない。この地域の林道はほぼ舗装され、道幅は狭いが一般車が通れるようになっている。足利から松田湖近くまで上がり、長石林道・近沢林道・牛の原出原林道・大荷場木浦沢林道・前日光林道・河原小屋三の宿林道を走りつないで滝が原峠を下れば日光清滝に至る。帰りは国道122号で大間々方面へ南下するが、細尾峠の旧道や草木湖の東側の屈曲路を通れば楽しい。私は大昔にオフロードバイク、さらに数年前に自転車で実踏済みだが、何度走っても楽しい。2020年11月現在、大荷場木浦沢林道と河原小屋三の宿林道が昨年台風の影響で通行止めと栃木県から公表されており、これを迂回すれば時間をロスするため、日の短い11月半ばということもあり、一部のみ走ることにして足利のビジネスホテルに前泊した(吐月工房氏も同ホテルに投宿)。
日曜日の朝、寒いのでゆっくり出発。足利市内からまず馬打峠を越える。初っ鼻の峠から道幅が狭く、以前自転車で逆から越えた時よりも狭く急に見えた。その後長石林道突入。上からアドベンチャーツアラータイプのバイクが降りてきてすれ違う。上部では自転車のヒルクライマー2名を抜く。道が狭いのでもし車が上がってきたらと慎重に通過。キノコ採りなのか、数台の軽自動車が途中に駐車していた。最後は猟犬とおぼしき犬を路上で追いかける羽目になった。
県道に出て飛駒集落に下るが、この県道も屈曲路の連続で林道と大して変わりがない。飛駒集落の紅葉は一帯で一番きれいに見えた。飛駒からの県道201号線に向かう近沢林道は峠部分がトンネルで、すんなり通れた。県道201号線を山に向かってしばらく走ると牛の原出原林道が右から出ているはずだが、入り口で通行止めになっていた。早くも予定が崩れる。県道201号はさらに奥に延びているようだし、たくさんのバイクがそちら方面に向かうので一応行ってみるが、すぐ先で紅葉カメラマンたちと滝見物の人たちが車やバイクを停めていて、肝心の奥山に延びる道路は閉鎖されていた。そそくさと後にする。
結局下に下って県道202号線で出流の石灰採掘場を経て、県道32号線で大越路トンネルを抜けて県道15号線へ。出流に向かってくるたくさんの車は蕎麦目当ての車だろう。11時台だ。
県道15号線の途中で11時30分をまわり、日光方面への北上を諦め粕尾峠を越えることにした。峠への上りでスポーツカーを露払い役にするが、車間は空けていたのに道を譲られ、スピードアップせざるを得なくなった。峠からの下りでまた露払い役の車を見つけて適度な間隔を保って下った。峠をギンギンに攻めるつもりはないし、十分快適なスピードなのでこれでいい。それでも一般的なドライバーの車よりバイクの方が峠では速い。狭い道路の峠では、露払いの車がいると前方への注意が軽くなるので楽だ。
足尾駅前が団体さんで混んでいたので、通洞駅まで行って軽く休憩、しかし昼食は軽く草木湖あたりで摂ることにしてさらに南下。草木湖ドライブインの駐車場はかなり密な状態だった。ここでコンビニ軽食。その後122号を下っても面白くないし時間も若干あるので、小平座間林道という東京と神奈川の地名を合わせたような道に入ってみる。Googleマップでは県道334号と記されていたのだが、どうやら林道と県道334号がシームレスにつながっているようだ。草木湖側の入り口は大変わかりにくい。しかも林道に入ると交通量がほとんどなく、地元猟友会の人たちの軽自動車を見かけただけ。山深い感じがして、路上には落石と落葉が入り交じっていて区別がつきにくいし、路面に青ゴケも見られてスリップが怖い。かなり慎重に走った。おかげで上半身がやや固まり気味になって疲れた。上半身は脱力していないときついカーブがを抜けるごとに疲労が蓄積していく。
みどり市に下っていくとやたら県道334号の標識が出てきて人家も現れるが、大間々の国道に合流するまで寂れた道が続いた。
走行途中に撮影をしなかった。紅葉もそれほどではなかったし。解散場所の大間々駅
年季の入った吐月工房氏のSR。ここまで乗ってくれるオーナーのバイクは幸せだ。
大間々駅前のコンビニ駐車場で2時30分解散。それぞれ帰路につく。私は122号から50号、県道使って国道354号、茨城県五霞町で利根川を渡って江戸川右岸を南下。しかし5時40分頃に野田橋の交差点で事故渋滞があって長い車列に捕まってしまった。今から思えばUターンして事故現場を迂回すればよかったが、直進はできるものと思い込んでいたら事故現場は交差点の先で、南下する車は警官に右左折を強制されていた。暗いので誘導の動きがわからない。その上事故現場の先から北上する車も流しているので信号近くなっても一向に車が進まないのにイライラした。結局6時過ぎに野田橋交差点から千葉県側に橋を渡り、流山方面に南下して県道326(今上橋とでもいうのかな?)で埼玉側に戻って江戸川右岸の南下を続けた。給油もあり、自宅着が7時20分。日が暮れると体感温度が下がるのだが、走行している間にやって来る寒さに備えるのは走行中のバイクの場合非常に難しい。
前日光山地は南北に山が連なり、河川は東西に流れているので、稜線が東に張り出していて、川も東流している。県道は川に沿って奥深くまで入り込んでいて、バイクで足尾側の国道122号に至る道路は県道15号の粕尾峠しかない。この地域の林道はほぼ舗装され、道幅は狭いが一般車が通れるようになっている。足利から松田湖近くまで上がり、長石林道・近沢林道・牛の原出原林道・大荷場木浦沢林道・前日光林道・河原小屋三の宿林道を走りつないで滝が原峠を下れば日光清滝に至る。帰りは国道122号で大間々方面へ南下するが、細尾峠の旧道や草木湖の東側の屈曲路を通れば楽しい。私は大昔にオフロードバイク、さらに数年前に自転車で実踏済みだが、何度走っても楽しい。2020年11月現在、大荷場木浦沢林道と河原小屋三の宿林道が昨年台風の影響で通行止めと栃木県から公表されており、これを迂回すれば時間をロスするため、日の短い11月半ばということもあり、一部のみ走ることにして足利のビジネスホテルに前泊した(吐月工房氏も同ホテルに投宿)。
日曜日の朝、寒いのでゆっくり出発。足利市内からまず馬打峠を越える。初っ鼻の峠から道幅が狭く、以前自転車で逆から越えた時よりも狭く急に見えた。その後長石林道突入。上からアドベンチャーツアラータイプのバイクが降りてきてすれ違う。上部では自転車のヒルクライマー2名を抜く。道が狭いのでもし車が上がってきたらと慎重に通過。キノコ採りなのか、数台の軽自動車が途中に駐車していた。最後は猟犬とおぼしき犬を路上で追いかける羽目になった。
県道に出て飛駒集落に下るが、この県道も屈曲路の連続で林道と大して変わりがない。飛駒集落の紅葉は一帯で一番きれいに見えた。飛駒からの県道201号線に向かう近沢林道は峠部分がトンネルで、すんなり通れた。県道201号線を山に向かってしばらく走ると牛の原出原林道が右から出ているはずだが、入り口で通行止めになっていた。早くも予定が崩れる。県道201号はさらに奥に延びているようだし、たくさんのバイクがそちら方面に向かうので一応行ってみるが、すぐ先で紅葉カメラマンたちと滝見物の人たちが車やバイクを停めていて、肝心の奥山に延びる道路は閉鎖されていた。そそくさと後にする。
結局下に下って県道202号線で出流の石灰採掘場を経て、県道32号線で大越路トンネルを抜けて県道15号線へ。出流に向かってくるたくさんの車は蕎麦目当ての車だろう。11時台だ。
県道15号線の途中で11時30分をまわり、日光方面への北上を諦め粕尾峠を越えることにした。峠への上りでスポーツカーを露払い役にするが、車間は空けていたのに道を譲られ、スピードアップせざるを得なくなった。峠からの下りでまた露払い役の車を見つけて適度な間隔を保って下った。峠をギンギンに攻めるつもりはないし、十分快適なスピードなのでこれでいい。それでも一般的なドライバーの車よりバイクの方が峠では速い。狭い道路の峠では、露払いの車がいると前方への注意が軽くなるので楽だ。
足尾駅前が団体さんで混んでいたので、通洞駅まで行って軽く休憩、しかし昼食は軽く草木湖あたりで摂ることにしてさらに南下。草木湖ドライブインの駐車場はかなり密な状態だった。ここでコンビニ軽食。その後122号を下っても面白くないし時間も若干あるので、小平座間林道という東京と神奈川の地名を合わせたような道に入ってみる。Googleマップでは県道334号と記されていたのだが、どうやら林道と県道334号がシームレスにつながっているようだ。草木湖側の入り口は大変わかりにくい。しかも林道に入ると交通量がほとんどなく、地元猟友会の人たちの軽自動車を見かけただけ。山深い感じがして、路上には落石と落葉が入り交じっていて区別がつきにくいし、路面に青ゴケも見られてスリップが怖い。かなり慎重に走った。おかげで上半身がやや固まり気味になって疲れた。上半身は脱力していないときついカーブがを抜けるごとに疲労が蓄積していく。
みどり市に下っていくとやたら県道334号の標識が出てきて人家も現れるが、大間々の国道に合流するまで寂れた道が続いた。
走行途中に撮影をしなかった。紅葉もそれほどではなかったし。解散場所の大間々駅
年季の入った吐月工房氏のSR。ここまで乗ってくれるオーナーのバイクは幸せだ。
大間々駅前のコンビニ駐車場で2時30分解散。それぞれ帰路につく。私は122号から50号、県道使って国道354号、茨城県五霞町で利根川を渡って江戸川右岸を南下。しかし5時40分頃に野田橋の交差点で事故渋滞があって長い車列に捕まってしまった。今から思えばUターンして事故現場を迂回すればよかったが、直進はできるものと思い込んでいたら事故現場は交差点の先で、南下する車は警官に右左折を強制されていた。暗いので誘導の動きがわからない。その上事故現場の先から北上する車も流しているので信号近くなっても一向に車が進まないのにイライラした。結局6時過ぎに野田橋交差点から千葉県側に橋を渡り、流山方面に南下して県道326(今上橋とでもいうのかな?)で埼玉側に戻って江戸川右岸の南下を続けた。給油もあり、自宅着が7時20分。日が暮れると体感温度が下がるのだが、走行している間にやって来る寒さに備えるのは走行中のバイクの場合非常に難しい。
会津・昭和村紅葉ツーリング
2020/11/02 Mon
11月1日、吐月工房氏と会津で紅葉を愛でるツーリングに行った。東北の紅葉を見に行きたいとのことで、別宅アジトが福島県に近い私にお誘いがかかった次第。
前日の10月31日午後、仕事を終えてから出発。寒暖差が激しいので、オーバーパンツまでは履かないが安物のライディングジーンズの下に薄いタイツと膝上丈のウールソックスに同じ高さのウィンドシールド素材のオーバーソックスを仕込み、ブーツはエンジニアブーツを考えたけれど、脱ぎ履きの面倒さを考え、くるぶしまでの軽登山靴(通勤時は雨用)にした。上半身も人工皮革のライディングジャケットの下にウィンドシールド素材の入ったジャケット(スキー登山の時に登りでアウターにしている中間着)を着た。グローブも寒暖1双ずつ。
予報は晴れなのでレインウェアとなるものは上半身は持たず、下半身にはパドリングパンツのくるぶしガスケットを切り落としたものを。15Lのシートバッグを括りつけて、通勤に使っているデイパックを背負って出発。昼過ぎの東京だと汗をかくくらい。
筑波山北部へ行った時と同様、江戸川右岸の土手下道を快走して野田橋を千葉県側に渡った。ここだけ唯一軽い信号渋滞が発生していた。今回は野田橋で江戸川左岸を北上して、Googleナビの音声に従って国道294に乗り、前回と同じところで茨城県道131号、148号を使って水戸線の大和駅まで。前回はここまで来た。大和駅でトイレを借りて、さらに北上。国道50号を越えて、県道41号で栃木県に入り、益子駅手前まで。その後は栃木県道255号、338号、61号などを使ってJR烏山線の鴻野山駅まで。途中、離合が難しい道幅もあった。鴻野山駅手前で線路を越えて、さくら市、大田原市方面へ。13時に自宅を出て別宅アジト到着が17時。道幅2mの道路なども通るので、渋滞は発生しないし走っていてとても快適だが、時間はかかる。16時を回ると日が傾いてきて寒さが沁みるようになる。南下ならともかく、北上しているので東京で薄汗をかいたウェアリングだが厳しくなってくる。もう少し防寒対策をした方がよかったのか?
翌日、放射冷却で冷え込んだ。集合は8時30分に塩原温泉への屈曲路手前にある道の駅なので日が昇って少しずつ気温も上がってくると淡い期待を持つが、朝バイクのシートの結露がすごかった。
道の駅で集合
吐月工房氏と合流して、塩原温泉経由で会津をめざす。塩原温泉街の見通しのいい場所で、対向車の軽ワンボックスがすーっと右折してきたのであやうくぶつけられるところだった。左によけて回避できたが心臓が高鳴った。軽ワンボックスがようやく停った時にはこちら車線の左側余地は普通車の車幅より狭かった。こちらは直進で普通に40kmくらいで走っているのに、運転者はバイクとの距離を正確に測れなかったのか?全く悪びれた表情も見せていない高齢者だったが、かなり危険だ。
尾頭トンネル辺りの気温は5度。寒いが、紅葉は1週間前よりも色づいてきれいになっていた。国道121号を北上すると、やや交通量もあり、道の駅たじまの駐車場が満車だった。寒いけどスルー。荒海あたりで国道から阿賀川の左岸に渡り、交通量が全くない道路を気持ちよく北上。そのまま直進すると南会津病院の横を通って国道400号で昭和村まで一直線。
舟鼻トンネルまでの谷あいの道路の紅葉を眺めつつ、トンネルを越えたところで1回目の休憩。峠を風が吹き抜けていて長く休憩する場所ではない。峠近辺ではすでに落葉しているようだ。オフロードバイクの集団が舟鼻峠旧道に強引に侵入していた。旧道は車両通行止めでゲートがあるのだが、隙間を縫って侵入していた。
舟鼻峠の下り中腹から大芦集落への道路に入って緩い下りの緩いワインディングを楽しむ。この道は最初に自転車で来た時から気に入っている。紅葉の季節は特に美しい。大芦集落で右折して昭和の森キャンプ場(このあたりの紅葉がとてもきれいだった)の脇を抜けて喰丸集落へ。喰丸から博士峠方面へ。冬季ゲートまでしか入れなかったが、周辺の色づきはとてもよく、日の光に当たって輝いていた。峠まで上れても舟鼻峠と同じく寒くて落葉していることだろう。
博士峠上り口にて
喰丸小学校旧校舎と大いちょう
戻って喰丸小学校の木造校舎と色づいた大いちょうを撮影して、矢の原湿原に行ってみる。駐車場があって、カメラと三脚を持ったオジサンたちが多数。ちょっと興ざめしたのでそこそこにして離れ、再び大芦集落へ降りる。ここから国道401号で新鳥居峠を上り下る。道が狭くスピードは出せないし、前方のラリーカーのような車がいるのでゆっくり距離を置いて走ればいいだろうと思っていたが、道を譲られてしまった。下の方では紅葉を愛でに来たり、玉川渓谷を見に来たり、藤八の滝を見に来た人がいたようだが、峠上部では対向車に遭わなかった。屈曲路を楽しんで、南郷スキー場に降りる。その後は国道289号で駒止トンネルを越えて田島に戻る。荒海で12時を回っていたので蕎麦を食べ、帰路につく。
すでに塩原温泉街の国道は渋滞中なので、国道121号を日光方面に南下。ワールドスクエア近辺は渋滞していたので、路側帯で停車して休憩して相談の結果、解散とした。吐月工房氏は日光方面から清滝を経て足尾・大間々を経て下道で帰路についた。私は鬼怒川に沿って南下することにし、上河内スマートインター方面に向かって氏家あたりでいったん4号線に乗って南下、宝積寺の交差点で408号線方面に行こうと思ったが交差点が混んでいたのでそのまま4号線で鬼怒川を渡ってから左折して上三川、下野方面へ。だんだん暗くなる。新4号にいったん乗って走るが、とうてい車の速いスピードに乗って走り続けるのはストレスが溜まるので、境町で利根川を渡って江戸川も渡り、右岸を南下した。野田橋を過ぎると往路で使った土手下の信号のない道路になるが、すでに真っ暗、ところどころスピードを抑えなくてはならない場所があるので飛ばさず騒がず南下を続けた。19時30分に自宅着。トータルで550km程度のツーリングだった。
これからは寒くて遠くへのツーリングは難しいなあ・・自転車と同じく、いいシーズンは限られてしまう。
前日の10月31日午後、仕事を終えてから出発。寒暖差が激しいので、オーバーパンツまでは履かないが安物のライディングジーンズの下に薄いタイツと膝上丈のウールソックスに同じ高さのウィンドシールド素材のオーバーソックスを仕込み、ブーツはエンジニアブーツを考えたけれど、脱ぎ履きの面倒さを考え、くるぶしまでの軽登山靴(通勤時は雨用)にした。上半身も人工皮革のライディングジャケットの下にウィンドシールド素材の入ったジャケット(スキー登山の時に登りでアウターにしている中間着)を着た。グローブも寒暖1双ずつ。
予報は晴れなのでレインウェアとなるものは上半身は持たず、下半身にはパドリングパンツのくるぶしガスケットを切り落としたものを。15Lのシートバッグを括りつけて、通勤に使っているデイパックを背負って出発。昼過ぎの東京だと汗をかくくらい。
筑波山北部へ行った時と同様、江戸川右岸の土手下道を快走して野田橋を千葉県側に渡った。ここだけ唯一軽い信号渋滞が発生していた。今回は野田橋で江戸川左岸を北上して、Googleナビの音声に従って国道294に乗り、前回と同じところで茨城県道131号、148号を使って水戸線の大和駅まで。前回はここまで来た。大和駅でトイレを借りて、さらに北上。国道50号を越えて、県道41号で栃木県に入り、益子駅手前まで。その後は栃木県道255号、338号、61号などを使ってJR烏山線の鴻野山駅まで。途中、離合が難しい道幅もあった。鴻野山駅手前で線路を越えて、さくら市、大田原市方面へ。13時に自宅を出て別宅アジト到着が17時。道幅2mの道路なども通るので、渋滞は発生しないし走っていてとても快適だが、時間はかかる。16時を回ると日が傾いてきて寒さが沁みるようになる。南下ならともかく、北上しているので東京で薄汗をかいたウェアリングだが厳しくなってくる。もう少し防寒対策をした方がよかったのか?
翌日、放射冷却で冷え込んだ。集合は8時30分に塩原温泉への屈曲路手前にある道の駅なので日が昇って少しずつ気温も上がってくると淡い期待を持つが、朝バイクのシートの結露がすごかった。
道の駅で集合
吐月工房氏と合流して、塩原温泉経由で会津をめざす。塩原温泉街の見通しのいい場所で、対向車の軽ワンボックスがすーっと右折してきたのであやうくぶつけられるところだった。左によけて回避できたが心臓が高鳴った。軽ワンボックスがようやく停った時にはこちら車線の左側余地は普通車の車幅より狭かった。こちらは直進で普通に40kmくらいで走っているのに、運転者はバイクとの距離を正確に測れなかったのか?全く悪びれた表情も見せていない高齢者だったが、かなり危険だ。
尾頭トンネル辺りの気温は5度。寒いが、紅葉は1週間前よりも色づいてきれいになっていた。国道121号を北上すると、やや交通量もあり、道の駅たじまの駐車場が満車だった。寒いけどスルー。荒海あたりで国道から阿賀川の左岸に渡り、交通量が全くない道路を気持ちよく北上。そのまま直進すると南会津病院の横を通って国道400号で昭和村まで一直線。
舟鼻トンネルまでの谷あいの道路の紅葉を眺めつつ、トンネルを越えたところで1回目の休憩。峠を風が吹き抜けていて長く休憩する場所ではない。峠近辺ではすでに落葉しているようだ。オフロードバイクの集団が舟鼻峠旧道に強引に侵入していた。旧道は車両通行止めでゲートがあるのだが、隙間を縫って侵入していた。
舟鼻峠の下り中腹から大芦集落への道路に入って緩い下りの緩いワインディングを楽しむ。この道は最初に自転車で来た時から気に入っている。紅葉の季節は特に美しい。大芦集落で右折して昭和の森キャンプ場(このあたりの紅葉がとてもきれいだった)の脇を抜けて喰丸集落へ。喰丸から博士峠方面へ。冬季ゲートまでしか入れなかったが、周辺の色づきはとてもよく、日の光に当たって輝いていた。峠まで上れても舟鼻峠と同じく寒くて落葉していることだろう。
博士峠上り口にて
喰丸小学校旧校舎と大いちょう
戻って喰丸小学校の木造校舎と色づいた大いちょうを撮影して、矢の原湿原に行ってみる。駐車場があって、カメラと三脚を持ったオジサンたちが多数。ちょっと興ざめしたのでそこそこにして離れ、再び大芦集落へ降りる。ここから国道401号で新鳥居峠を上り下る。道が狭くスピードは出せないし、前方のラリーカーのような車がいるのでゆっくり距離を置いて走ればいいだろうと思っていたが、道を譲られてしまった。下の方では紅葉を愛でに来たり、玉川渓谷を見に来たり、藤八の滝を見に来た人がいたようだが、峠上部では対向車に遭わなかった。屈曲路を楽しんで、南郷スキー場に降りる。その後は国道289号で駒止トンネルを越えて田島に戻る。荒海で12時を回っていたので蕎麦を食べ、帰路につく。
すでに塩原温泉街の国道は渋滞中なので、国道121号を日光方面に南下。ワールドスクエア近辺は渋滞していたので、路側帯で停車して休憩して相談の結果、解散とした。吐月工房氏は日光方面から清滝を経て足尾・大間々を経て下道で帰路についた。私は鬼怒川に沿って南下することにし、上河内スマートインター方面に向かって氏家あたりでいったん4号線に乗って南下、宝積寺の交差点で408号線方面に行こうと思ったが交差点が混んでいたのでそのまま4号線で鬼怒川を渡ってから左折して上三川、下野方面へ。だんだん暗くなる。新4号にいったん乗って走るが、とうてい車の速いスピードに乗って走り続けるのはストレスが溜まるので、境町で利根川を渡って江戸川も渡り、右岸を南下した。野田橋を過ぎると往路で使った土手下の信号のない道路になるが、すでに真っ暗、ところどころスピードを抑えなくてはならない場所があるので飛ばさず騒がず南下を続けた。19時30分に自宅着。トータルで550km程度のツーリングだった。
これからは寒くて遠くへのツーリングは難しいなあ・・自転車と同じく、いいシーズンは限られてしまう。
筑波山麓蕎麦畑まで
2020/09/27 Sun
もっぱら通勤に使ってきた250ccのバイクで、ちょっとした午前中ショートツーリングに行ってきた。高速を使わず、筑波山麓までの往復。先日、別宅から帰ってくる時に使った県道脇の蕎麦の花がとてもキレイだったので、桜川市の蕎麦畑まで再訪した。往復200km弱。
今のところ、雨でも往復30kmほどの通勤に毎日使っているが、ようやく涼しくなってきたので遠乗りにも使ってみようと思い始めた次第。
ルートは、高速を使わないので江戸川の堤防下の道路を野田まで北上して、江戸川・利根川・鬼怒川を渡って国道294号に乗り、石下の天守閣を横目に見ながら北上、常総市から筑西市へ入って国道を東にそれて筑波山を右手から後方にしつつ、JR水戸線の大和駅まで行った。さらに北上すれば国道50号を越えて栃木県の益子町方面へ行くこともできるのだが、午前中の天気はいまひとつで気温も低く寒かった。途中、コンビニで短い休憩をしたのみ。
江戸川沿いの道路はガード下で離合ができない狭い部分もあるが、信号が少なくて快調に北上できる。野田市の愛宕駅までだいたい40分で着いてしまった。帰路も同じ江戸川沿いのルートを使ったが、飲んだコーヒーの利尿作用でトイレに寄りたくなり、燃料も底を尽き始め、我慢の走行となった。バイクは快調だったが、途中のコンビニで休んだ後にイグニッションスイッチをひねってONにするとセルモーターが回ってエンジンがかかるという不思議な変調が起こった。車みたいだ。その後時々信号待ちでキーをOFFにして試してみたが、走行しつつ何度か信号待ちで試していたら直った。何なのだ?
筑西市から桜川市にかけて点在する蕎麦畑の花はまだ白く盛りだった。
バイクも乗り出しオドメーターが160kmだったが、ようやく1600kmを越えた。慣らし運転の距離はこなしたので、これから徐々にエンジン回転数を上げて使っていくつもり。
一面の蕎麦畑
前方、山頂部が雲に覆われた筑波山
今のところ、雨でも往復30kmほどの通勤に毎日使っているが、ようやく涼しくなってきたので遠乗りにも使ってみようと思い始めた次第。
ルートは、高速を使わないので江戸川の堤防下の道路を野田まで北上して、江戸川・利根川・鬼怒川を渡って国道294号に乗り、石下の天守閣を横目に見ながら北上、常総市から筑西市へ入って国道を東にそれて筑波山を右手から後方にしつつ、JR水戸線の大和駅まで行った。さらに北上すれば国道50号を越えて栃木県の益子町方面へ行くこともできるのだが、午前中の天気はいまひとつで気温も低く寒かった。途中、コンビニで短い休憩をしたのみ。
江戸川沿いの道路はガード下で離合ができない狭い部分もあるが、信号が少なくて快調に北上できる。野田市の愛宕駅までだいたい40分で着いてしまった。帰路も同じ江戸川沿いのルートを使ったが、飲んだコーヒーの利尿作用でトイレに寄りたくなり、燃料も底を尽き始め、我慢の走行となった。バイクは快調だったが、途中のコンビニで休んだ後にイグニッションスイッチをひねってONにするとセルモーターが回ってエンジンがかかるという不思議な変調が起こった。車みたいだ。その後時々信号待ちでキーをOFFにして試してみたが、走行しつつ何度か信号待ちで試していたら直った。何なのだ?
筑西市から桜川市にかけて点在する蕎麦畑の花はまだ白く盛りだった。
バイクも乗り出しオドメーターが160kmだったが、ようやく1600kmを越えた。慣らし運転の距離はこなしたので、これから徐々にエンジン回転数を上げて使っていくつもり。
一面の蕎麦畑
前方、山頂部が雲に覆われた筑波山