犬吠埼〜外房へ・灼熱ツーリング

初回点検前にもう一度日帰り半日ツーリングに出かけた。人との接触は途中休憩のコンビニのみ。

朝5時30分に家を出て、エストレヤでW800駐輪場へ。
なんだかんだで6時出発。出発時のオドメーターは730kmほど。
日の出の時間には家の窓から見る東の空が明らんでいたが、京葉道路に乗って上空を見ると雲が広がっている。まだまだ涼しくて快適である。

今回のウェアは、化繊Tシャツと化繊のアームカバーの上にベスト型のプロテクターを装着、その上から肩と肘に軽いプロテクターが入ったメッシュジャケットを着た。下半身はインナータイプの膝プロテクターの上からパンチングレザーのジーンズ。腰のサポーターは必須である。靴は昔使っていてリソールしたスカルパの登山靴、ヘルメットの中にはメッシュのキャップとバフ。その中に水に浸して首に巻くネッククーラー。走っていれば何とか耐えられる服装であるが、信号待ちでは空冷エンジンから上がってくる熱気がすごい。

京葉道路で船橋〜花輪渋滞と穴川渋滞をクリアして、東金道路〜圏央道と乗り継いで松尾横芝インターで下り、音声ナビに従って犬吠埼を目指す。
8時過ぎ、20数年ぶりに犬吠埼にたどり着いた。子供がまだ小さい頃に電車を乗り継いで銚子電鉄に乗ってここまで来たはずだ。様子はほとんど変わっていない。寂れ加減がよろしい。
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犬吠埼灯台前にて

灯台前で写真を撮って、ツーリング継続。九十九里の海岸に沿った千葉県道30号をひたすら南下する。海は見えないが、有料道路を通るのとこの県道30号を通るのは時間的にさほど変わりがないと思われる。

10時過ぎになって、白子町のコンビニで休憩。朝が早かったのでサンドイッチとゼリー状の飲み物、コーヒーを腹に入れる。だんだん暑くなってきた。

ゆったり休むことはなく、またそそくさとバイクに跨がり、一宮へ。ソロツーリングは休憩時間がどうしても短くなってしまう。国道128号に出てサーファーがあちこち歩いている界隈を通過。このあたりだけ、なんだか千葉とはかけ離れたような場所だ。先日のオリンピックのサーフィン会場になった釣ヶ崎海岸を左手にみるが、もう仮設の会場施設は取り壊し始めていた。1ヶ月前に車で北上した時にはようやく会場施設が整った感があったが、早いものである。他の競技施設も含めて、たった2週間強のためにどれだけの金を費消したことか・・

国道をさらに南下すると、太東あたりから渋滞が始まった。渋滞原因は不明。途中で岬町長者方面に右折すれば渋滞につき合わずにショートカットできたのだが、土地勘がない場所なので馬鹿正直に大原までノロノロ南下して国道465号で大多喜方面へ右折した。あとは何となくの勘で大多喜を通過して国道297号で小湊鉄道と絡みながら市原方面へ北上する。半島内陸の方が外房の海岸沿いよりも確実に暑い。
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田んぼとW800

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房総の稲の生育はとても早い。もう稲刈りが間近。

まだトリップメーターが200kmを越えたばかりなのにフューエルランプが点滅し始めた。あれ、前回、前々回よりも70kmほど早いぞ・・渋滞があったからなのか?大多喜の小さなGSで10.5L入れたが、燃費は20.6km/Lになってしまう。前回33km/Lだったのだが、不安定なのには何か理由があるはず。

大多喜から素直に国道を通ったつもりだったが、なぜか長南町へ入り込んでいた。12時を回って、灼熱のツーリングになってきた。シートと密着しているモモ裏からお尻にかけての部分は空気が触れないので不快である。エストレヤのシートに付けてあるメッシュシートを付けた方がいいかも?
暑さでヘロヘロになりつつ、市原インターから館山道に乗り、そのまま京葉道路を経てW800の駐輪場へ。エストレヤに乗り換えて自宅に着いたのが14時だった。
走行距離は290km、オドメーターが1000kmを越えた。走行時間(休憩時間を除く)は約7時間だった。
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ROADSTOCKというアプリでツーリングログを取ってみた。スマホのバッテリーを食うのが欠点か。
時計回りのツーリング。