群馬南西部ツーリング

ツーリングの連チャン。
吐月工房氏とスキーにするか、バイクツーリングにするか相談してバイクツーリングに決定。
3月31日に藤岡のビジネスホテルに前泊し、翌日群馬県内を走り、その日のうちに帰るという昨年秋と同じ準日帰りツーリング。私は全日W800で房総に行った翌日なので、連日走行ということになった。

31日は藤岡へ行くだけなので、午後出発。群馬県南部まで距離にしたら130kmほど、高速を使えば2時間以内で行かれるが、非力なエストレヤで高速に乗る地獄は味わいたくなく、17号線のような幹線国道も使いたくなく、交通量が少なく信号も少ない県道を選択して走ると3時間以上かかる。よって午後も早く13時30分に出発。いつも装着しているサイドバッグの他に、ホテルの部屋まで容易に持ち込めるシートバッグを載せていく。レンタルバイクではバイクを乗り換える関係でデイパックを背負っていったが、背中に長く背負って長い距離バイクに乗るのは疲れる。

ルートは、いつもの北上ルートで江戸川右岸スーパー堤防下の快走ルートで野田橋を経て、埼玉県道42号線で茨城県五霞町へ(途中、「道の駅庄和」で休憩)。工業団地旧国道4号に出て、栗橋から埼玉県道60号線で利根川右岸沿いを西に向かおうとしたが、途中で音声ナビがルートを変更して国道125号に誘導しようとしたので、抗って県道60号に乗り(乗ったと思ってもリルートによる復帰誘導をしばらく無視しないといけないので厄介)、信号が少なく交通量が少ない快適な県道を羽生→行田→熊谷→深谷→本庄とつないでいく。初めて走った県道だが、これはツーリング向き。畑や田んぼと広い空を眺めながら快走できる。上里町で国道17号に出て、県境を越えれば高崎市、すぐに藤岡市となる。17時過ぎに到着。約3時間半かかった。

17号線に乗ってあと10kmほどというところ(上里町)で給油したら、距離120kmで3.24リットル入った。37km/L。ツーリング燃費は都内通勤燃費よりもリッターあたり約10kmは上がる。
吐月工房氏も18時ころ到着。

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堤防沿いは菜の花と桜が満開で、右に黄色、左にピンク色の世界だった
これは利根川沿いの農道にて


翌朝、放射冷却で気温10度を割っている。寒いので標高を挙げて妙義・榛名・赤城方面へ向かうのはやめて、吐月工房氏の先導で西へ向かう。もちろん、幹線国道などは使わず、マニアックな県道を走りつないでいく。群馬県道173号、175号、71号、177号、46号。とりわけ甘楽町の秋畑から富岡に向かう県道192号(秋畑富岡線)がすごかった。全面通行止めの看板が出ているのだが、Uターンも辞さず登っていったら軽トラックが上から下りてきて、路肩が半分崩れ落ちている場所を普通に通過したらピーク(藤田峠というらしい)に出て、ピーク下の一軒家の前からは軽トラックしか走れない幅のコンクリ舗装となった。20%はあろうかという急下降で、落ち葉や小石が路面に堆積・散乱している状態。ものすごい県道である。県道192号線については、「険道」としてマニアが通行レポートをアップしている。

何とかトラブルなく下りて、国道に出て道の駅下仁田で休憩。
その後県道45号で南牧村を経て上野村へ。上野村に向かう県道のルートは新しく作られた道らしくループ状の弧を描き、長い湯ノ沢トンネルの中はとても寒かった。

上野村の道の駅で12時となり、昼食。そばを食べて、国道299号から国道462号をつなぎ、八高線児玉駅で終了。まだ午後浅いが、それぞれ帰路につく。

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児玉駅前にて。単コロツーリング一応終了

私はまた利根川・江戸川沿いの快走県道を走るべく、本庄市へ向かって往路と同じ道に乗り、17時ころ自宅到着。自宅近くのガソリンスタンドに立ち寄り、給油したら、朝出たホテルから東京のガソリンスタンドまで260kmほどで、消費ガソリンは6.9リットルだった。なんと38km/Lをたたき出した。これは今まででエストレヤ最高燃費。比較的平地が長く信号待ちが少なかったせいか?
この燃費は大排気量車、多気筒エンジンでは絶対に出ない。まして、ハイオク指定の輸入車では絶対できない芸当だ。

バイク・自転車ツーリングに最適なシーズンが来たが、すでに小さな虫も出てきて、ヘルメットシールドやジャケットにぶつかってシミを作る季節にもなってきた。