三浦・忘れ物てんこ盛り

久しぶりに三浦へ行った。朝5時30分に出発して、早めに(7時過ぎ)ついて先に少し漕いでおこうかとも思ったのだが、結局カサラノ組み立て中に吐月工房氏ご夫妻が到着された。

家を出た瞬間に、飲み物のスクイーズボトルを忘れたことに気づき、駐車場近くでカメラを忘れたことに気づき、カサラノ組み立て中に帽子を忘れたことに気づく。帽子を忘れたことはうっかりにしては大きい。仕方ないので化繊手ぬぐいを被って漕ぐことにする。忘れ物多すぎるぞ・・

いつものように城ヶ島一周へ。岸からは全く感じなかったうねりを受ける。潮が引いているので隠れ岩も頭を出し、若干緊張する状況。やっぱり実際に出てみないと海の様子は実感できないなと思う。三崎港に出入りする船も多く、船がつくる波もやって来るので思った以上に翻弄される。しかも1ヶ月乗っていなかったカサラノで、スポンソンの空気は半分くらい。グラグラ感が新鮮でスリルを感じるが、なんとか安房崎のブーマーを縫って漕ぐことができた。城ヶ島の南岸も高めのセットが入ってきて、うまくやり過ごさないとやっつけられそうだった。


ヨットをやり過ごす(撮影は全て吐月工房氏)

撮影者目線より若干高いくらいのうねり

すましと海岸でゴミ拾いをしてからスケッグを装着した。心理的に安心するのか、スケッグの効果が絶大なのか、その後は灘ヶ崎の岩場も無難にやり過ごした。


今日のゴミは少なめ(頭が丸く見えるのは手ぬぐいを巻いているからです)

三崎港内で水路の中央を漕ぐカヤッカーあり。正解は釣り人の邪魔にならない程度に右側通行である。

夏も終わったからなのか、水は透明度が高く、何かの稚魚が群をなしているのをあちこちで見かけた。また空気が澄んできたのか、房総の山々が立体的に、近く見えた。

宮川の入り江でロール練習。水もきれいなので、普段よりよく回った。もう少しストームロール(右だけ)をきちっとしたくてその練習を中心に回った。出艇地の岩場に戻ったら、ウィスパー2艇と不知火2に乗った3名のカヤッカーが昼食休憩に来ていた。初めてお見かけする方々だが、お一人が私のブログを読んでくれているらしく、「先日の加計呂麻は良かったみたいですね」と言われた。おそらく、
この方々だろうか?拙ブログを読んでいただいて大変嬉しく光栄だけど、初めてお会いする方から唐突に言われるとドキッとするんだよね。

カヤックは比較的速く乾き(とはいえロール後なのでフレームを抜いた後にも水は出てくる)、撤収後昼食は食べずに帰路につく。午後からは大相撲9月場所観戦である。国技館は15分もあればたどり着けるのでありがたい。
初場所以来の東京での本場所(5月は技量審査場所で本場所ではない)。期待するところは大きい。しかしチケットは日曜日にも関わらず3割近く売れ残ったらしい。今場所の注目は大関取りの鶴竜・琴奨菊。新入幕の隆の山は敗れたが、若手の一押し高安は豪栄道に見事勝利。ひいきのくそまじめ男・豊真将がついに把瑠都に勝った!初日の取組は考えられたいい取組が多かった。
13日目にも観戦に行く予定。



それにしても、久しぶりにちょっとカサラノに乗って波に翻弄されただけで腰回りがだるいのはまずいな・・