やっぱ平日

激混みの日曜日の翌日、仕事が速く終わったので午後から1時間少々滑ってきた。

準備をしていたら師匠が休憩に入る所で出くわし、しばらく話をする。今日の師匠は5足のスケート靴を持参。2足がスピード、2足がホッケー、1足がフィギュアである。そのうち1足のホッケー靴を見せてもらったが、革製でもう何十年も前のCCMの靴だった。ブレードが今のホッケー靴についているものとはだいぶ違う。レア物の靴を見せていただき、光栄である。

リンク上にはフィギュア少女軍団がそれぞれコーチと音楽付きでマンツーマンで滑っているほか、初心者の親子連れが数組、ホッケーおじさんが数人、戯れている学生が数人。

学生以外はほとんど邪魔にならないレベル(超うまいか超ヘタ)なので、安心してスピードを出したりバックスケーティングができる。学生は男が女の子を突き飛ばしたりして大変危険。近寄らないようにする。

技術的に特に収穫のない日だったが、氷上練習を積み重ねていくことで少しづつ技術が習得されていく。

歯医者の予約を入れてあったので1時間と少しで上がろうとしたら、最後の周回でまた師匠に話しかけられ、ゆっくり滑りながらいろいろと世間話をした。師匠は高校生時代にアイスホッケー部の選手だったらしい。道理で年季が入っている滑りを見せてくれるはずだ。師匠は見た感じ確実に60過ぎだが、一度スピードに乗ると全く追いつけないのである。

急いではいたが丁寧に挨拶して別れた。帰り支度が済んで歩き始めたら、リンク上の師匠から挨拶された。大変光栄である。