江戸川スポーツランド02.26

オリンピックの女子フィギュアフリーの放送を気にしながら、午前中朝イチで江戸川スポーツランドへ。

9時ちょい過ぎに入場。受付でスケートエッジの研磨について尋ねてみる。800円で30分ほどで作業が終わるらしい。じゃあ帰りにお願いしますと言い置いて、リンクへ。

フィギュアの上手いねえちゃんたちが数人くらいで、いつものスピードスケートじいさんが2名。滑っている10人ほどの中で最初は私が一番ヘタクソだ。気後れしながらもスケーティングで体を暖める。スケートはしばらく滑っていると汗だくになる。ダイエットにもいいらしい。そのうち毎週見かけるホッケー靴・同じレベルの中年男性も現れ、上手いホッケーおじさんも登場してきたので足技を見ながら参考にする。

今日はなるべくアウトエッジを使っての滑りを心がける。時折バックスケーティングを交えるが、直進だったらだいぶ慣れてきてある程度のスピードも出せるようになった。しかし、バックスケーティングしながら片脚に長く乗るのはまだ難しく、バックのクロスはまだまだ先だ。それでも片脚だけでバック滑り&もう片脚のアウトエッジに乗ってサークルを描いてみる。右足で推進力を出す反時計回りのサークルはそれなりに描けるが、逆はぎこちない。サークルを描きながら脚をクロスできるようになるとバッククロスに近づくのだが、今後一つ一つステップを踏んでできるようになっていこうと思う。

10時30分ころからヨチヨチの人たちや就学前の子供が入ってくる。気をつけて滑ることにする。11時を回るとだいぶ疲れてきて、フィギュアのテレビ中継が気になってくる。11時40分に終了。受付で研磨をしてもらおうと思ったが、担当の方がいないということで次回回しに。今にも雨が降りそうで風も強いが、暖かいので汗が冷える前に帰宅できた。

3月に4回行われる中級スケート教室当選のハガキが先日来た。がんばろう。

追記:その翌日の土曜日の夕方からも行ってみました。前日のフィギュアスケートの影響か、かなりの人が来場しており、かなり滑りにくい状況でした。こんな時はひたすら前向きに滑るのみです。8時近くになって滑走者がどっと出てくるひと足前に終了して帰路につきました。

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土曜夕方のスケート

しょっちゅうスケートに出かける私を見ていた次男坊がスケートに行きたいと言い始めたので、女房と3人で土曜夕方18時から閉館の20時まで江戸川スポーツランドに行った。

滑り始めはやや人が多く、親子連れがヨチヨチ滑っているが、さすがに上手い人たちも多い。リンク中央でのフィギュア女子軍団の他に、午後のリンクにいつも登場するホッケーおじさんや、ホッケーグローブをして地道にドリル練習を繰り返すチビッコに自然目が行く。

隙間ができるとバックスケーティングの練習。両足を着いたまま腰を振ってのスケーティングは少しずつスピードが出てきた。まだ片脚づつのバックは長く片脚に乗れない。

滑り始めから氷の状態がガサガサなので滑りにくく、フォアスケーティングでもバックスケーティングでも片脚に長く乗る練習をするとヒザまわりが痛くなってくる。

19時を回る頃には徐々に人が少なくなってきて、19時30分以降は上手い人ばかりが残る。「蛍の光」が流れるまで滑りきって終了。次男坊のスケート体験は小学校のスケート教室や家族で来て以来だが、最後にはカーブでクロスもどきの滑りをしていた。子供の上達は何でもそうだが、大人より早いのが悔しい。

日曜日はスキー日和の予報で山に入る予定も立てていたのだが、緊急に外せない用事が入ってスキーは中止。2月もあと1週間だが、オリンピック観戦も忙しく、来週末はオリンピックのクライマックスである女子フィギュアとアルペン回転、アイスホッケー決勝が控えている。うーむ、どうするか。カヤックも今年になって一度も漕いでいないではないか。

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バックスケーティング練習

金曜日はスケートデーになりつつある。
江戸川スポーツランドの開館9時から滑ろうと思っていたが、テレビでオリンピックのカーリング競技を観てしまったので10時過ぎに入館。12時の整氷作業まで滑り続ける。やけにアイスホッケーシューズの人が多いと思ったが、ほとんどが葛飾区からの高校生の団体っぽい。よちよちの人が多いが、運動部系の生徒たちなので果敢にバックにも挑んでいるのがほほ笑ましい。
その他リンクにはいつもの上手いスピード靴じいさんが2名、ホッケースケーティングの上手いおじさんが数名。早稲田大学のホッケー部員とおぼしき達人兄ちゃん一人が素晴らしい。

今日のテーマはバックスケーティング。最初は片足づつ押して後ろ歩きのようにノロノロ滑ってみる。ついでヒョウタン型を描くようにインエッジ・アウトエッジを使いながら。そのうちコツが何となくつかめてきて、腰を左右に振りながら若干スピードを出せるようになってきた。しかしまだ先は長そうだ。

フォワードスケーティングは片足のアウトエッジに乗ることを意識して滑り、ストッピングも前回よりもだいぶ楽になってきた。
一歩一歩ゆっくり進歩していくことにしようと思っているが、実は来月半ばにこの江戸川スポーツランドで「中級スケート教室」が4日間開催される。これに申し込んでいるのだ。返事はまだだが、区内在住者は優先ということで、もう行くつもり満々になっている。オリンピックが終わったらとことん滑り込んでみたい。

今日は2時間も滑れなかったが、自宅に戻って仕事しながら男子のフィギュアフリーを見る。高橋大輔の銅メダル!これは凄いことだ。また朝行われていたスピードスケート女子1000mでは小平奈緒が5位。これも素晴らしい。小平奈緒と吉井小百合は長野県のスケートどころ出身で、小平は信州大学卒、現在は松本の相澤病院に勤めている。私の父がお世話になった病院だ。長野県出身者としては、いま風前の灯のスケート文化も守っていかなければ。

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連休滑りまくり

11・12日と連休になったのだが、海の状況は悪く、スキーに行くのもゲレンデ練習では気力が湧かない。こういう時はスケートである。

11日は祝日なので首都圏の屋内リンクはどこも混雑するはず。女房と朝イチで滑ってくることにして、営業時間が9時からと早い「アクアリンクちば」へ。京葉道路経由で40分程度だ。海っぺりのリンクへ到着した9時20分ころにはすでに駐車場にかなりの車が。それでも何とか空きスペースを見つけられた。

アクアリンクちばの滑走料は1000円。江戸川スポーツランドの2倍である。上級者から初心者までが混走する混雑したリンクへ入り、それぞれフリー滑走。リンクの内側では例によってフィギュアスケーターの女の子たちと、小学生のホッケーチームのスキル練習が行われていて、チビッコホッケー選手の技に注目してしまう。華麗にバックでサークルを描いている。

実は、スケートは女房の方が上手い。ともに小学生の時は授業でスケートがあり、スピードスケート靴で校内のリンクで滑っていたクチだが、私の場合小学校入学前にあった近所のスケートセンター(中信スケートセンター)がなくなり、小学校3年生からはスキーのほうに関心が向いてしまった上にその年に右脚を骨折。高学年になってからは学校のリンクが潰されて、シーズンに2回程度木曽方面のリンク(木曽駒スケートリンク)に学校行事で滑りに行ったのみなのである。したがってスケートに入れ込む時機を失してしまった。

だんだん芋洗い状態になってきたが、中にはホッケーシューズの上手いお兄さんたちやハーフスピード靴の上級者が自在に間を縫って滑っている。ああいうふうに滑りたい。
11時過ぎに製氷作業が入ってブレイクした時に帰路につく。

翌12日、平日の空いた江戸川スケートリンクへ。9時過ぎから滑り始める。このスケートリンクは何時間滑っても500円と安くていい。さすがにリンク上の人数は10名程度で、スピードスケートの上手いじいさんが二人。ホッケーシューズは私の他一人、ほかは大人のフィギュアスケート教室のようだ。

スペースがあるのでスピードを出したり、ストッピングをしたり、片足に長く乗る練習やバックスケーティングの真似事をした。実は今までストッピングに自信がなかったのだが、何とか両足同時操作でストップできるようになった。できてみればスキーと同じだ。しかしその代償は3コケ。夕方になっても左の腰のあたりが痛い。
片足に乗るのもやや苦手。特に右足のアウトエッジに乗るのが上手くなく、アウトエッジに乗って右方向へ曲がっていくのを実感できるまで滑ってみる。人が来ないことを確かめてコーナーで右回転のクロッシングターンも試してみる。やはり左のクロッシングに比べるとスムーズには行かない。右足で外へ蹴り出す時の左足の動きがぎこちない。バックスケーティングは今日の段階では全然ダメ。今後の壮大な課題である。しかしそれなりに少しずつ進歩しているのが嬉しい。休みらしい休みも取らず、12時の製氷作業まで滑り続ける。スケート靴の中が汗でしっとりしている。

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朝青龍引退

朝青龍が引退した。結果には驚かない。いずれこういう時が来ると思っていたし、暴力事件が場所直後に明るみに出た時にいよいよ来たかと思った。解雇にならなかったのが不思議なくらいだ。朝青龍自身の運動能力は素晴らしく、人柄もそんなに悪くはないと思うが、虚勢を張り、相撲界の看板である横綱の社会的影響力を考慮できない人物に綱を張ってもらいたくはない。それはモンゴル人だろうと日本人だろうと関係ない。モンゴル出身力士にも謙虚で研究熱心で相撲に敬意を払っている力士はたくさんいる。鶴竜を見よ。内館牧子センセイのおっしゃることはごもっともだ。

朝青龍は、自分の判断で引退したので莫大な金が手に入るらしい。モンゴルに帰るなり、総合格闘技に入門するなり、勝手にやってくれという感じだ。アディオス、朝青龍。

さて、これで大相撲の幕内力士の地位は流動的になってくると思われる。大関の魁皇と琴光喜が今後化ける可能性はないし、琴欧州も横綱になることはなかろう。把瑠都が年内に大関になるか、モタモタしているうちに稀勢の里と琴奨菊を交えた三つ巴のイス取りゲームになるか?あまり日本人力士に光明は見えないが、一つだけ希望がある。

それは、大阪場所で新入幕の隠岐の海。私の期待の星である。彼の双肩に大相撲の将来がかかっていると思える。今後も応援しては行くが、残念なことに私が期待をかけていた豊真将は伸びしろに限界が見えてきてしまった。しかし三役に一度でいいからなって欲しい。

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またスケート

午前中自宅で仕事をやってからスポーツランドへ。今回は電車とバスで行ってみるが、スポーツランドへ行く3系統くらいのバスのうち、すぐ乗れたのは一番遠回りのバスだった。乗車時間40分くらいかかったか?これなら自宅から車で来たほうがよほど早い。

2時から滑走。まだ技術的なことは何もできず、ただグルグル回っているだけだが、さすが平日で、メチャクチャ上手なスケーターか、手すりにつかまりながらよちよち歩くド初心者の両極端が集まっている。ド初心者に毛が生えたような大人は私だけか。まだ学校が終わる時間ではないのでチビッコフィギュアスケーターは少ないが、華麗にスピンとジャンプを決める女の子がリンク中央で滑っている。

今日の上手い人としては、若い兄ちゃんでアップ&ダウン(ストップ&ゴー)をリンクの端で繰り返している人。はたまた、見事な急制動やバックスケーティングをこなしている人。3時くらいから現れ、音楽を聴きながらものすごいスピードで周回しつつ、ときどき急制動などを見せるホッケー兄ちゃん。一昨日も滑っていたヒジ・ヒザパッドおじさん。
まだ見よう見まねすらできないので、ひたすらフォワードスケーティングとコーナーでのクロッシングもどきを繰り返して2時間。狭い空間でターンを繰り返す、あんな技がいつかできればいいなぁ・・・4時過ぎにヒジパッドおじさんが上がり、自分も疲れてきたので上がる。スケート靴を脱いだときの脚の違和感は、歩き始めによろけるくらいの違和感だ。リンクをでたら、家からスケート靴を履いて(ブレードのカバーしたまま)スケートママの車で送られてきた少女が車から降り立つところだった。やっぱりフィギュア熱はすごい。

帰りは江戸川沿いの土手道を通るバスで往路より早く駅に着いた。次回は来週の平日午後かな?

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マイ・スケート靴で初滑り

先日買ったスケート靴を下ろし、初滑りに行ってきた。週末は混んでしまうので平日を選ぶ。リンクは23区内で唯一の公営リンクであるわが区の「スポーツランド」。ことスポーツに関してはわが区は恵まれている。フィギュアスケートブームなのにスケートリンクがドンドン減っている昨今、立派なリンクを維持しているわが区はエライのである。

今回は平日で駐車場も空いているだろうし、帰りに給油と洗車もしてきたかったので車で向かう。

入場券は500円。ちなみに貸靴は300円。リンク脇でこれでもかというほど靴ひもを締め、多分4年ぶりくらいに氷上へ。やはり貸靴よりは格段に滑りやすい。でも最初の30分から1時間はなかなかスケートで滑る感覚が思い出せなくて苦労した。その上土踏まずは痛く、脚の疲労がたまってくるのがわかる。

平日午後なのに、フィギュア少女・少年とそのコーチ(親も)意外なほど多い。滑走者が少ないので、フィギュア少女がバックスケーティングとスピンを交えながら縦横無尽に滑っている。滑り慣れていない初心者の子供がリンクを右回りするのは勘弁して欲しいが、滑っている人の多くが上手い。白髪の初老男性とヒジパッドをした男性がアイスホッケーシューズを履いていて、狭い場所で超絶的な技巧の滑りをしている。思わず教えを請いたくなる。私が最終目標としているのは、これである。別にアイスホッケーのゲームをしたいわけではなく、一般滑走の中できちんと内外エッジに乗って小回りやストップ、バックスケーティングなど細かい技を使って滑りたいのである。初老男性たちはおそらく平日の常連さんだろうから、これから心の師匠と仰ぐことにしたい。

製氷作業後2時間強滑ったらかなり脚に来たので止めて帰る。スケート靴を脱いで普段の靴に履き替えたときの違和感は相当なもので、家に帰ってからも脚の疲労感が抜けなかった。

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1月に読んだ本

前のパソコンのHDDに今月読んだ本の表紙画像を入れておいたのだが、クラッシュのおかげでそれらがすべて吹っ飛び、記憶力の弱くなった私の頭には今月読んだ本の記憶すら残っていない。
思い出せるだけ拾い上げてみたが、今月は特別インパクトのある本が少なかったのか、どうしても思い出せないものがある。図書館で借りた本が多く、すでに何度も返しにいっては借りてくることを繰り返したことも理由の一つ。

・大澤真幸・姜尚中(編)「ナショナリズム論・入門」(有斐閣アルマ)


正月に家で読んでいたのだが、多くの人のナショナリズムをめぐる論考集。大澤や姜が編者なのでなかなか読みでがある上に、難解な文章もある。

・前田弘毅 著「多様性と可能性のコーカサス」(北海道大学図書刊行会)


コーカサス地方は少数民族が入り乱れていて、日本との関係も厚くはないので理解が難しい。しかし平易な文体で書かれていて分かりやすい。

・中島岳志 著「中島岳志的アジア対談」(毎日新聞社)


毎日新聞連載中はかかさず読んでいたのだが、一冊の本になったところで読み返してみると記憶から抜け落ちているような部分もあり、新鮮だった。

・落合淳思 著「古代中国の虚像と実像」(講談社現代新書)


中国の古代史は高校の漢文の授業や世界史の授業で逸話のオンパレードとなるものだが、有名な話の多くが「作り話」だという内容の本。冒頭で、この本では中国古代史に対するロマンや期待をことごとく破壊すると宣言しているので、ひじょうに念が入っている。内容は実証的で面白い。

・羽根田治 著「山の遭難」(平凡社新書)


いつのまにか平凡社新書のカバーが赤から青に変わっていた。この本は遭難ライターの羽根田さん自身の体験から始まっていて、さまざまな遭難事例が挙げられている。それにしても最近の遭難や救助要請の事例はひどい。

・椎名誠 著「活字たんけん隊」(岩波新書)


久しぶりに椎名誠の本を読んだ。面白い。だけどこれを読んでここに紹介されている本を読みたいとは思わなかった。

・湯浅誠 著「岩盤を穿つ」(文藝春秋)


「自立生活サポートセンター・もやい」事務局長で「年越し派遣村」村長をやった湯浅氏がいままで書いてきた著作集。
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HDD突然死の顛末

1月30日の午後、我が黒MacBookが全く反応しなくなった。
少し前からときどき異音がすることがあったので危惧はしていたのだが、ついにHDDが一瞬にして反応しなくなってしまった。OSのDVDから起動してディスクユーティリティを使って検証しようとするが、HDDを認識しない。ターゲットディスクモードで別のパソコンから認識しようとしてもダメ。完全にHDDは御陀仏になった模様。ああ、バックアップは取っていたとはいえ、データが・・(涙)特にダウンロード購入したソフトはどのように回復すべきか?

ともかく翌週からの仕事に差し支える、緊急事態。少し考えて、新しいMacBookを購入し、そちらで仕事に対処することとし、黒MacBookは故障原因を特定できていないが、HDDをとりあえず換装することにした。
土曜日の夕方、秋葉原へ。15分で秋葉原に行かれるというのは本当に便利だ。

結局、比較的安いMacBookProの13インチモデル(2.55GHz)でHDD(250GB)とメモリが大きめ(4GB)のモデルを購入。ついでにノート内蔵用250GBHDDを買う。こちらは1万円しない。何と安くなったことか。

MacBook Pro13

HDDの換装は後回しにして、新型MacBookに必要なものをインストールする。簡単なのはMicrosoftのOffice。次にもうソフト開発を終えたエルゴソフトのEGWord。こいつはもうアップデートができないが、一番手になじんだワープロソフトなので外せない。どうもMicrosoftのWordは使い勝手が悪い。

さて、Adobe製品は3つあるのだが、AdobeのIDは覚えていたのでAdobeストアにアクセスして登録済みのソフトを探し、再ダウンロード。IllustratorとGoLiveは楽勝だったが、Photoshopはダウンロード回数が規定を超えたとのこと。そんなに何度もダウンロードした記憶はないが、そういわれれば仕方ない。古いマシンから登録を外して再登録すれば使える、とあるが、古いマシンからその作業をするのはもはや無理だ。あと30日は使えるらしいが、その作業ができなければ新たにCS4なる現バージョンへアップグレードしないとならないらしい。Adobeさんのソフトは高いのでできればやりたくない。

明けて日曜日、本当は午前中カヤック漕ぎに行くつもりだったのだが断念、パソコンいじりの一日とする。Boot CampでWindowsXPをインストールする。相変わらずインストール時の画面が汚くて使うのを躊躇いたくなるWindowsである。無事インストール、ネットにつないでアップデート。これに時間がかかる。Windowsで使う地図ソフトを2つインストールし、Windowsでしか使えないソフトを入れて、ウイルス対策フリーソフトを入れたらいったんおしまい。少し時間ができたときに黒MacBookのHDDを換装する。あっけないほど簡単な作業で、こちらはLeopardことOS10.5をインストールして女房マシンに。ようやくMacOSへ復帰。

さて、肝心なこのブログを作成するソフトが再ダウンロードできない。確かユーザー登録して繰り返しダウンロードできるようにしたと思い込んでいたのだが、アクセスができず、結局新規登録して有償ダウンロード。

ホームページのデータやブログのデータはサーバーから持ってきたのだが、再構築が面倒くさい。ホームページの方はGoLiveでいじってドラッグ&ドロップで更新されるから楽だが、ブログの方は過去のエントリが上書きされてしまうので、忠実に手作業で再現するか、思い切って過去の記事はバッサリ捨てて新しくてあまり面倒くさくない構成のブログに変更するか、試行錯誤する。いずれにしても全面的に書き換えれば、いままでのコメントは全部オジャンになる。
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アイスホッケー靴

10年1月26日:記
年末に買おうと思っていたアイスホッケーシューズ、ついにポチッとして届いてしもうた。
1万円ちょっとの安物(本物のアイスホッケーシューズは数万円~10万円する!)だが、作りはしっかりしている。
マイシューズをゲットしたからには滑らずにおくわけには行かない。
スケートはスキーと違ってあまり得意ではないのだが、一応滑れはする。ぶざまだがクロッシングしながらのカーブも一応できる(はず)?
頑張ろう。


Nike-Bauer Supreme ONE05

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ハイチを想う

10年1月19日:記
阪神淡路大震災から15年、ハイチの大地震が起こった。
首都のポルトープランスは大変なことになっているようだ。がれきの下敷きになって命を落とし、最期の尊厳も守られずにがれきとともに処分されている遺体が無数にあるという。

さらに今、食糧危機から暴動が起こる寸前だという。地震をきっかけに刑務所から脱走した囚人もいるようで、殺人事件も起こっているそうだ。

地球の裏側にいる私には特別なことが今すぐにできるという訳ではないが、せめてできることは緊急支援の募金ぐらいか。WFP(国連世界食糧計画)にネット募金することにした。

このエントリを読んで同じ募金をしようと思う方は、下記のアドレスへ。
WFP(国連世界食糧計画)

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一風変わった正月過ごしてます

10年1月2日:記
あっという間に年が明けて2010年。子供たちの事情があって、田舎への帰省は私一人で年末に日帰り。都心の高速道路が年末空くので片道3時間で行かれる上、1000円割引ではないが昼間の3割引で3,300円(八王子以西)である。休日特別割引を使った場合のほぼ倍額(首都圏の割引適用外区間の料金がはみ出るので)だが、こんなチマチマした金額で交通量がグッと減ってしまうのはどういう意味を成すのか、みんな考えるべきだ。

ということで新年は東京で迎えた。夜中からお参りに行くのは寒くて混んでいてイヤだから元旦の午前中に済ませる。あとは基本的に自宅で過ごす。

自宅で何をやっているかというと、実は高校数学の問題を解いている。こんな風変わりな正月を過ごすのは初めてだが、数学の問題をパズルのように解いていると飽きない。問題も非常に基本的な問題で捻ったところがないから捗る。以下の本(大晦日に購入)に付いている演習問題を最初から解き始めて、2日午前中の時点で全体の4分の1、指数関数のところまで来た。昔の数学Ⅰの範囲だね。まだ昔の数学ⅡBの範囲までは到達していない。今の数学も30年前とほとんど内容は変わらないけれど、昔は文系理系問わずやっていた行列や確率が、「数学C」という科目に移行されているらしい。

こんな公式やったっけ?と思い返しながら問題に当っているのだが、結構憶えていることもあったりして、ちょっと嬉しくなったりする。だがこの本についている演習問題がもう少し難しかったらお手上げ状態だと思う。

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やはり防水カメラは信用置けん!

09年11月15日:記
今年、オリンパスの
μ-tough6000μ-tough6010というコンパクトデジカメを1台ずつ買ってしまった。夏、隠岐旅行に出掛けている最中に前者が壊れ、やむなく後者を買ったという顛末は以前旧ブログに書いた。

現在は修理後の6000と6010のうち、後者をもっぱら使っているのだが、海で使ったときは必ず真水で塩分を洗い流している。それも蛇口から直接水をかけるのではなく、手で汲み取って優しく洗い流している。もちろん、洗い流したあとは水分を拭きとって乾かしている。
もう二度と浸水による修理はご免である。

だが、6010の電池とマイクロSDカードを入れるフタの脇から白っぽい粉状の物が吹き出しているのに気づいた。6000でも起こった、浸水による錆である。6010は電池を取り出さなくても充電できるし、記憶メディアの容量は十分だからフタを開ける必要がない。だから私は買ってから滅多にこのフタを開けていない。なのに錆である。幸い、まだカメラは動いている。

一体メーカーはどういうつもりなのだろうか。こういう故障例は多いに違いなく、複数のモデルで同じ構造を使っているのでなおさらだろう。その都度有償修理にしているのだろうか。前回は保証期間なのだが対象外ということで1万3000円ほどかかってしまった。

もう次回オリンパスは買わない。クソ防水カメラを作って誇大宣伝するのは止めなさい。

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12月に読んだ本

09年12月31日:記
・芹沢一也、荻上チキ、飯田泰之、岡田靖、赤木智弘、湯浅誠「経済成長って何で必要なんだろう?」(シノドス・リーディングズ 光文社)



著者がやたらに多いが、この6人のうち、メインは経済学者の飯田泰之。彼の対談のゲストが赤木や湯浅で、シノドス・リーディングというシリーズ本(とはいってもこれで2冊目だが)の中心人物が芹沢と荻上である。
最初からなかなか読ませ、非常に面白かった。デフレ基調の経済だが、今こそインフレを起こし年2%の経済成長が出来さえすれば、日本は危機的状況から脱することができるというのが飯田たちの論調である。それはそれで非常に納得するところが多いのだが、どうやって経済成長に向かっていくのか?
エピローグの対談で飯田が、もっと人口の都市集中があった方が税の不公平はなくなる、と述べていたが、私はこれに納得が行かない。所詮都会のエリート校出身者が地方の現状も知らずに述べていることのように思えてならない。

・青砥恭「ドキュメント高校中退 いま、貧困がうまれる場所」(ちくま新書)



高校中退者が貧困層を形成せざるを得ない実情を追跡した本。現場密着のレポートだけに、取り上げられている例が凄まじい。正視できないような事例もある。

・榎本泰子「上海 多国籍都市の百年」(中公新書)



これはなかなか面白い本だ。上海の歴史的定点観測なのだが、「租界」というものの成り立ちを個々まで詳しく述べている本はないのではないか。また、上海に集結したさまざまな民族ごとに章立てがされていて、イギリス人やフランス人、日本人ばかりでなく、白系ロシア人コミュニティーやユダヤ人コミュニティーのことが書かれていて興味深かった。

・中島岳志「インドのことはインド人に聞け!」(講談社)



近くの書店で「上海」「文藝春秋にみる『坂の上の雲』とその時代」とともについ買ってしまった。インドの英字新聞の記事を取り上げてそれに中島が解説をしているという内容だが、インドの現状は日本人のインド像とは違って、かぎりなく先進国が抱える社会問題に近いものがある。周辺地域から隔離された団地、受験競争、自殺・・・ほとんど日本と変わらないことに驚く。
それにしても中島岳志の名前ででる本が多すぎる。新進の学者を使い捨てるようなことにならなければいいが。

・瀬戸口明久「害虫の誕生 虫からみた日本史」(ちくま新書)



弊社図書館から何の気なしに借りたのだが、面白かった。「害虫」という概念は近代以降のもので、ゴキブリなども害虫とは認識されていなかっただけでなく、「コガネムシ~は金持ちだ~のコガネムシとは実はゴキブリのことだという。農業に被害を与える虫を退散させるのに、宗教的儀式(例えば「虫送り」)からどうやって科学的な知識に裏付けられた駆除方法に変化していったのか?ここにはそれが述べられている。

・大豆生田稔「お米と食の近代史」(吉川弘文館)



「害虫の誕生」にあった参考文献リストから興味を持ち弊社図書館から借りた。内容は精密な学術論文に近く、時々意識が飛びそうになる部分もあったが、要点は、日本のコメ自給とは1970年代に達成されたもので、それまでは自給ができていなかったこと、特に明治後期は人口増加率が高く、コメ輸入に躍起になっていたこと、コメの輸入・移入に朝鮮半島や台湾といった植民地が重要な役割を果たしていたこと、であろうか。コメの自給が40年前までできていなかった、ということを今はほとんど意識することがない、ということが発見であった。

・文藝春秋編「文藝春秋にみる『坂の上の雲』とその時代」(文藝春秋)



過去の文藝春秋に掲載された日露戦争に関わる記事の集成。多くは司馬遼太郎「坂の上の雲」で紹介されているものが多いが、改めてさまざまな人の手になる文章を読むと、別の臨場感がある。
さて、今年のドラマ「坂の上の雲」は普段大河ドラマを見ない我が家でも毎回欠かさず見たが、毎回1時間30分と長く堪能できるところはいいが、途中便所にも立てないほどの濃縮版で、休むところがない。豪華キャストにも毎回唸ってしまう(ほんの一瞬しか出なかったが、特に大山巌を演じる米倉
斉加年がいい味を出しており、今後に期待したい)。果して来年はどう描かれるのか。

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11月に読んだ本

09年11月29日:記
・荒山徹「徳川家康 トクチョンカガン 上・下」(実業之日本社)



徳川家康を主人公とし、その名をタイトルとした小説は、山岡荘八「徳川家康」、隆慶一郎「影武者徳川家康」が他にある。残念ながら山岡荘八の長い小説は読んだことがないが、この荒山版徳川家康は隆慶一郎へのオマージュとして作られた第3の家康像といえる。だが、タイトルがすでにネタをバラしてしまっており、今までの荒山の小説が朝鮮の日本に対する「恨」を根幹としていることからすれば、おおかたの想像はついてしまう。本物の徳川家康は関ヶ原で戦死し、影武者としてあてがわれていた朝鮮半島出身の元信(ウォンシン)が家康を騙り、朝鮮からの忍術師を用いながら秀忠及びその補佐役の柳生宗矩と対立していく、というものだ。隆慶一郎の「影武者徳川家康」とは善玉悪玉の設定が逆なだけ。
読んでいて、朝鮮忍者の術があまりに超人的で、その技の種明かしもされない。子供向け特撮番組の類とほとんど同レベルで、そこかしこにそのようなしかけも見受けられる。同世代の作家がこういう時代小説を書いていることを歓迎する人も多いのだろうが、私の趣味ではない。単行本で2巻も買って損した。

・佐藤育子・栗田伸子「通商国家 カルタゴ」(興亡の世界史03 講談社)



フェニキア・カルタゴの通史で大部な1冊の本になるということがすごい。フェニキア人の植民活動と航海技術はもっと注目されるべきだ。この本には、フェニキア人がアフリカを東から南下して喜望峰を回ったと書かれている。1488年にポルトガルのディアスが喜望峰に到達した2000年以上前のことだ。本の後半は、地中海での通商覇権とローマとの対立進行、そしてポエニ戦争が克明に描かれている。ハンニバルはポエニ戦争でローマを苦しめたカルタゴの将軍だが、戦に敗れたあとも東地中海沿岸の都市国家で政治手腕を振るっている。塩野七生の「ローマ人の物語」で少しは知っていたが、あらためて勉強になった。

・岡敬三「港を回れば日本が見える ヨットきらきら丸航海記」(東京新聞出版局)



たまたま弊社図書館の新刊本にあったので読んでみた。なかなか面白くて一気に読んでしまった。筆者はアパレル業界(ヴァンヂャケット)で活躍(ペンションブームや女性旅ブームを巻き起こした人だそうだ)していたが、おそらく一線を退いた後にヨットで各地を回るようになったのだろう。沼津のヨットハーバーから数回に分けて沿岸を旅し、各地の様子を描いている。ヨットだと、カヤックと違って航海は遠距離になる。停泊するのはたいがい漁港で、その際にはどこに係留するのか、難しい場所選びがあるようだ。そして漁港でヨット見るやあからさまに係留してはいけないだの、わざと悪い場所を指定するだの、とにかくよそ者を排除しようとする嫌がらせによく遭うらしい。カヤック旅とはまた違った苦労があるようだ。だが、筆者はそういう意地悪い人をペンで罵倒したりはしない。漁師たちと仲良くなっていろいろな差し入れをもらったり、いい思いもしている。それにしてもヨットの中で自炊しながら航海し続けるのはそれなりに大変そうだ。

・中島岳志「朝日平吾の憂鬱」(筑摩書房 双書zero)



久々に中島岳志の著作を読んだ。相変わらず読ませる。朝日平吾とは、1921年に安田財閥の安田善次郎を大磯の自宅で刺殺し、自らもその直後自決した若きテロリストである。朝日平吾の一次資料は別の人間が持ち去ってしまったにも関わらず、中島は他の資料を用いて朝日の生い立ちから説き起こす。どうも朝日は若い頃から自己中心的で、せっかくついた職も放擲してしまい、どこに行っても嫌われるタイプの青年だったようだ。プライドだけは高いのでまともに就職も出来ず、家族からも厭われる。追いつめられた朝日は自分の夢を実現させるための資金寄付を渋沢栄一を始めとする財界人に迫り、それが撥ね付けられて成金や財閥への恨みをつのらせていったようだ。朝日が安田善次郎を刺殺したのち、世の風潮としては朝日を英雄視する論調が目立った。こういう状況が昭和初期にかけてのテロ事件を次々に生み出す素地となっていった。筆者は秋葉原での無差別殺人にショックを受け、この作品を書いたと述べている。
それにしても他人事ながら、北大の准教授でもある中島岳志は一般向けのこのような本を書いていていいのだろうか?

・三谷博・並木頼寿・月脚達彦「大人のための近現代史 19世紀編」(東京大学出版会)



東大出版会という大学出版局がこういう本を出したことが面白いが、内容はいかにも東大出版会的な硬い内容だ。19世紀編ではアヘン戦争以後の東アジアの各国史を詳細かつ有機的に組み合わせていく。そこには琉球史も台湾史も、ロシア極東史も組み込まれる。特に幕末から明治にかけての日本史の部分で、いままで常識とされてきたこと、高校の教科書には記載されてこなかった新しい視点が描かれており、目を見開かれた感じがした。
但し、その内容は相当東アジア史に精通していないと理解しにくい。「大人のための」と銘打ってはいるが、大人にとってかなり難しい本だ。むしろ大学受験生や歴史学専攻の学生にふさわしいかも知れない。20世紀編が近々刊行されるらしいので、揃ったら個人的にも買っておこうかと思う。

・佐藤優編「現代プレミア ノンフィクションと教養」(講談社)



ムック本ではあるが、これもまた弊社図書館から借りた。著名人が選ぶノンフィクション作品も興味深く読んで見たいと思う本がいくつもあったが、後半にある対談やコラムが面白かった。なぜ新聞は創価学会のことを取り上げて批判しないのか?→新聞の印刷局が正教新聞の印刷を請け負っており、創価学会は新聞社のスポンサーだから。朝日新聞が自衛隊海外派遣について政府の御用新聞と化した背景。中川昭一の死の背景にあるものは?興味は尽きないが、こういうのばかり読んでいると陰謀史観に取り込まれてしまいそうだ。

・佐々木敦「ニッポンの思想」(講談社現代新書)



80年代の「ニューアカ」ブームのころ、ちょうど大学生だった。だが、浅田彰も中沢新一も、併せてここで紹介されている蓮實重彦も柄谷行人もまるで読んでいない。今読もうとも思わない。柄谷の「世界共和国へ」を読み始めて「何言ってんだコイツ」と思い、放り投げた。「ニューアカ」の著名人は文体が難解で何をいっているのかわかりゃしない。ハッキリ言って悪文家たちだと思っている。彼らが紹介するフランス思想も積極的には理解しようとは思わない。この本はそういう食わず嫌いの私を少しはほぐしてくれるかと思いきや、全くそのようなことはなかった。筆者は1964年生まれというが、ご自身は理解できたという「ニューアカ」の思想展開を一般読者レベルまで咀嚼して紹介していないと私には思える。いくら引用しても読者は引用文についていけないのだから。
読んでいるうちにどうでもよくなり、読書放棄。東浩紀の紹介までたどり着けなかった。だが挫折感はない。

・竹内正浩「地図だけが知っている日本100年の変貌」(小学館101新書)



小学館まで新書を出し始めたか!とにかく気楽に電車の中で読めるもの、と思って借りたのだが、案の定気楽にすぐ読めてしまった。地形図の歴史的変遷の中で失われたり新たに現れたものを中心に全国各地の例を挙げている。一つ一つの紹介が短い。地形図も一つのトピックにつき3枚くらい載せてあるのだが、いかんせん新書判なので詳細がわかりにくい。読んでいて一番興味を持ったのは横須賀の海岸地形。これを読んで先日のカヤックの帰りに戦艦三笠の見学に行った。

・野中広務・辛淑玉「差別と日本人」(角川ワンテーマ21)



角川の新書である。野中広務という政治家の出自についてはこの本で初めて知った。現役の議員時代には、小渕首相の密室指名をした「五人組」の一員で、「毒まんじゅう」発言などあまりいいイメージの無かった自民党の重鎮、という印象しかなかったが、この本を読んでたたき上げ政治家のしたたかさと暖かさを感じ、野中広務という人に対する印象がずいぶん変わった。こういうスタンスで汚れ役を常に買って出るのは、2世議員たちにはできない芸当だ。小泉、阿倍、福田、麻生、さらに与党がかわっても鳩山と、およそ庶民感覚とはほど遠い政治家が日本のリーダーとなっている。都知事の石原にしてもそうだ。どうしてこうも人間味も思いやりも欠けた人物が人の上に立つのか。麻生や石原の暴言には怒る前に呆れてしまうのが普通の感覚だ。
もちろん、海千山千のたたき上げ政治家の野中だから、ここで述べていること全てが正しいとは思わないが、少なくとも野中は知らなかったことは知らなかったと述べ、政治家として恥ずかしいとあとがきで述べている。辛淑玉が在日としての怒りや苦しみを率直に述べながら野中と対峙していく中で、野中も胸襟を開いて対話している様子がよくわかる。なかなかいい本であった。

・「怪力 魁皇博之自伝」(ベースボールマガジン社)



特に目新しいことはないけれど、タイトルの通り大関魁皇の「自伝」。インタビューに基づいて書かれたもので本人が書いたものとは思えないが、ゴーストライターの名前はない。九州場所も今日で千秋楽。早々と白鵬の優勝と年間最多勝記録更新が決まり、おそらく今日も朝青龍に勝って全勝優勝となるだろう。今場所幕内通算勝ち星が北の湖を抜いて単独2位となった魁皇が、何度もあった引退の危機を乗り越えて現在に至るまでどのような心境で土俵を務めてきたのか、それがよくわかる。
初場所前半に魁皇は幕内通算勝ち星で現在1位の千代の富士を抜くことだろう。また春場所まで務めれば幕内通算100場所を達成する。だがそういった数字には魁皇はほとんど興味がないらしい。いつまで現役でいられるのか、同じく長く地位を守ってきた千代大海が大関から陥落することが明らかな現在、その去就はますます注目される。

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10月に読んだ本

09年10月31日:記
今月はあまり何冊も読まなかった。しかも読んだのは江戸時代を扱った小説のみ。こういう月があってもまぁいいだろう。

・飯嶋和一 著「雷電本紀」(小学館文庫)



飯嶋和一の小説は初めて読んだ。雷電といえば、過去においても現在においてもほとんど幕内力士を出したことのない「相撲不毛の地」と呼んでもいい信州が生んだ、史上最高・最強の大関(この時代は横綱という地位は確立していない)である。信州出身者として是非読んでおかなければと思って月の上旬に携帯して少しづつ読んでいた。
この小説では浅間山噴火と連動して飢饉に見舞われ、江戸の都市部へなだれ込んできた信州・上州出身のあぶれ者を「シナノモノ」「ジョウシュウモノ」と呼んでいたというが、私はまずこの語感に魅かれた。自分もれっきとした「シナノモノ」である。

読んでいて、場面転換と時間の遡及が多くて戸惑うことが多かった。歴史考証はとてもしっかりしていてリアリズムがあるが、この小説に登場する人物はあまりに善人が多すぎる。善人たちの美談を積み重ねたような内容になっているところも読んでいて少し首をかしげたくなる。だが、それもフィクションだからと割り切れば非常に感動的な小説で、涙も誘う。

この著者の他の作品も読んで見たいとは思うが、同じような善人美談のリフレインだったら飽きそうだ。

・五味康祐 著「柳生武藝帳(上)(下)」(文春文庫)



再読である。面白い剣豪小説は何度読んでも読むに耐える。夏に隆慶一郎の「影武者徳川家康」を再読したが、それ以上に精読することにして月の後半は毎日電車の中で少しづつ読んでいた。

「柳生武藝帳」と呼ばれる3巻の巻物があった(もちろん著者のフィクション)。それぞれの巻物には特別の秘密が書かれているわけではないが、読み解ける人が読むと、そこに皇室と柳生家および幕府の秘匿すべき関係が明らかになるらしい。秘匿すべき事柄とは、紫衣事件を契機に皇子を柳生一党の誰かが殺害し、その下手人が「武藝帳」に書かれた柳生新陰流の免許皆伝者の中にあるらしいのだ。「らしい」と推測が入るのも、「柳生武藝帳」が持つ秘密についてはこの小説の最後まで明らかにされない上、この小説自体が中途半端なところで終わっている未完の小説なのである。

未完の小説ほどはぐらかされるものはないが、この小説は違う。「武藝帳」の秘密をめぐる江戸初期の実在・架空の剣豪・忍者たちが目まぐるしく暗闘を繰り返していく。その対立関係を読者が整理するのも大変だ。主人公格の霞の忍者・双生児の多三郎と千四郎とその主人たる山田浮月斎(疋田陰流)、「武藝帳」の何たるかを知り巻物の流失と秘密の拡散を防ごうとする柳生宗矩と十兵衛・友矩・又十郎父子、宗矩とは距離を置きながらも抜群の剣さばきを見せる柳生兵庫介(新陰流)、兵庫介へのライバル心から「武藝帳」に一時近づく新免(宮本)武蔵(二天一流)、公卿の息子だが朝鮮由来の直刀を取らせたら十兵衛や霞兄弟と比肩しうる剣技を持つ神矢悠之丞、さらに鍋島家や伊達家など有力大名、大久保彦左衛門をはじめとする幕閣たち・・・
男達ばかりではなく、登場する女達も非常に魅力的だ。端役にも魅力的な人物やつい笑ってしまう名前の人物が登場する(吉行淳之介や安岡章太郎そのまんまの浪人が登場)

こうした登場人物の多くが、江戸から京都までの東海道を行きつ戻りつしながら暗闘を繰り返していくのだ。「大菩薩峠」ほどのスケール感はないが、漂泊小説としても魅力がある。

この小説がなかなか厳しいのは、次々に挿話が挟まれ、脱線が非常に多いことだろう。本来はシンプルなストーリーのはずなのだが、挿話を読んでいるうちに本筋を見失いかけることしばしばだ。また、候文が多いのも特に若い人の読破を困難にしている。

再読してみて、初めて読んだ時には気づかなかったストーリーに気づかされることが多かったし、再読だからといって飛ばし読みすることもなく、初回と同じようにワクワクしながら読めた。この小説は私にとって時代小説・剣豪小説の最高峰である。今後も折りに触れて読んでいきたい。

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1月のスカイツリー

10年1月26日:記
いつも月半ばに撮るのだが、タイミングが良くなくて今月は下旬のスカイツリー。
高さは22日現在で281mだそうで、もうすぐ300mを越える。やっと完成時の高さの半分だ。

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大相撲初場所二日目

10年1月11日:記
観戦に行ってきた。2時すぎに国技館へ。チケットのもぎりは白鵬の親方である熊ヶ谷親方。
館内の売店を一通りめぐり、新しいグッズを探すが、欲しかった「ハッキヨイ!せきとりくん」のタオルは五月発売だと。

十両土俵入りあたりから観戦。ベテランと若手がしのぎを削る十両での一押しは隠岐の海。今日も勝った。

幕内前半戦では、豊真将負け。嘉風に垣添という大分対決なんていう渋ーい対戦や、旭天鵬と豪風なんていうのっぽ対チビッコ対決なんてのもあり、それなりに楽しんだ上で関脇陥落の千代大海。同門の北勝力にあっさり負けてしまい、明日の魁皇戦を花道に引退かと予想する。

魁皇は千代の富士に並ぶ807勝を達成。明日千代大海に勝てば単独新記録である。
その後は琴光喜以外番狂わせはなく、優勝は両横綱に絞られていくだろう。
寒かった東京だが、国技館の中は暑いくらいだった。

今日はせり上がりを忘れなかった白鵬

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12月のスカイツリー

09年12月16日:記
11日現在、235mだそうだ。
15日のスカイツリーの向こうには多摩方面の山が見えた。


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11月のスカイツリー

09年11月15日:記
先ごろ、ついに200mを越えたらしい。
先月と比べても一層威圧感が増している。

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