6月のスカイツリー

梅雨に入ってしまったので撮影のタイミングが難しい。日本代表が始めて国外のワールドカップで勝利を収めた翌朝、予報に反して晴れ間が広がっていた。このチャンスを逃さないようにカメラを持ちだした。

5月はまだ展望台の建設に入ったばかりだったが、今月はずいぶん展望台の形がはっきりしてきた。日に日に巻き上がっていくように展望台部分が積み上げられている。
12日現在で高さは398m。ついに400mを越えるのか!

デスクサイドにラジオ

以前、携帯ラジオのことを書いた。パソコンに向かって仕事したり文章を書いたりしている時にはラジオを聴きながら作業したいのだが、今までは廊下の向うの部屋にしかラジオはなかったので、ドアを開け放して遠くのラジオを聴いていた。

最近、ついにデスクサイドやベッドサイド(うちはベッドではないので「布団の脇」になるが)に良さそうなラジオを見つけて通販で買った。

パナソニックのRFーU700Sというモデル。
寸法は、横×高さ×奥行=
276.5x165.5x132.5mm。ちょっと大きめだが邪魔にはならない。ラジオ愛好者に高齢者が多いせいか、表示の文字もすべて日本語で大きめの字である。


シンセサイザーチューニングで、AM、FM、TV3バンド。アナログTV音声は来年で終わりだが、地域設定するだけで東京圏では10局のFM局がダイヤルだけで選局できる。AMは家電製品のそばなのでノイズを拾いやすいが、ジャイロアンテナの向きを変えるだけでノイズは軽減される。今のところTVの音声も在京7局がすべて入る。外部アンテナ端子もあるので、いずれ机の上をもう少し整理して、部屋についているアンテナジャックから有線で取り回せば、ロッドアンテナを伸ばさなくても感度がよくなるだろう。

電源を投入して初めて聞いた番組は、もちろんJ−WAVEのグルーブラインZ。現在は同じくJ−WAVEの硬派番組、ジャムザワールドを聞いている。東京の区内で集合住宅の高層階にわが家はあるので、感度が悪くてどうしようもない、ということはありがたいことに皆無である。

アクアリンクちば06.04

しばらくスケートはしないつもりだったが、午前中仕事して午後ヒマになってしまったので1時30分に自宅を出た。京葉道路を使って約45分でアクアリンク着。外はかなり暑く、海沿いは南風が強かった。東京湾最奥の稲毛海岸では風波がかなり立っていた。

2時45分滑走開始。江戸スポでよく見かけるヘルメットの女性が滑っていた。滑走者は10人程度で快適。二人組のホッケー靴おじさんがいたが、ストップの練習をやるわけでもなく、フィギュアのようなステップで周回している。時にはスピンも交えている。これは同士と見た。大人はほとんどフィギュアスケーターで、スピードを出しながらバッククロスをひたすら繰り返している男性と、ゆっくりだがきれいに滑るおばさんが特に目立つ。

いつもの練習をしつつ、今日はバックのワンフットで滑る練習をしてみた。フィギュア少女が同じことをやっているが、あちらの方がかなりレベルが高い。スピードを押さえて、片脚だけでバック滑りをしつつ、片脚でスラロームしてみる。なかなか難しいが、だんだん慣れてきた。

3時過ぎには遊びにきたカップルが数組来たが、4時を回るとフィギュア少女専用リンクと化した。かなりレベルが高く、シットスピンがそこかしこで見られた。少女たちを手本にして5時まで滑る。リンク内部と外の温度差が体にキツイ。

帰りも京葉道路を使って6時帰宅。よく滑った。

5月に読んだ本

今月もメチャクチャな乱読。

・芹沢一也 ほか著「日本思想という病」(光文社 シノドス・リーディングズ)


これは大変面白かった。シノドス・リーディングズはこれで3冊すべて読んだが、いずれもはずれがなかった。中島岳志の講演と、高田理惠子の講演がなかなか良い。

・戸井十月 著「植木等伝 わかっちゃいるけどやめられない」(小学館文庫)

新聞書評につられて購入。クレージーキャッツやその他の和製ジャズバンドの創成期が生き生きと描かれている。

・立石博高・篠原琢編「国民国家と市民 包摂と排除の諸相」(山川出版社)


・マイク・モラスキー著「戦後日本のジャズ文化 映画・文学・アングラ」(青土社)

同じ著者の本を3冊立て続けに読んでみた。新聞書評に「ジャズ文化論」が掲載されていたのが刺激となった。マイク・モラスキーは日本の大学でも教鞭をとる日本文化論の研究者であるが、著作はすべて英語からの翻訳ではなく、日本語で書かれている。沖縄とジャズと映画と文学を縦横無尽にめぐるところが新鮮だった。実は私はジャズ喫茶なるものに入った記憶はないのだが、モラスキー氏がいうジャズ喫茶の位置づけは大変ユニークで面白い。お勧めである。


「その言葉、異議あり! 笑える日米文化批評集」(中公新書ラクレ)


「ジャズ喫茶論 戦後の日本文化を歩く」(筑摩書店)


・堀江則雄 著「ユーラシア胎動 ロシア・中国・中央アジア」(岩波新書)

ユーラシア大陸の大国、ロシアと中国と、そこにに接する中央アジア国家の連携について書かれている。日本はこの方面の外交でもずいぶん立ち後れていることがわかる。

・岡本哲志 著「港町のかたち その形成と変容」(法政大学出版局)

古代から形成されてきた港町について、地図入りで丁寧に説明されている。特に瀬戸内海沿岸の港町が取り上げられており、あまり馴染みがない港町は多い(しかし鞆の浦には行ったことがある)が、特に太古は海面が現在より数メートル上昇しており、いにしえの民が好んで港町にした地形には共通点がある。風が大敵だった港町では、港に前島が付属していることが条件だったのだ。

最後の江戸スポ05.31

江戸川区スポーツランドのスケートシーズンが5月いっぱいで終了する。
たまたま女房が休みになり、私も午前中で帰宅できたので、この半年のスキルアップを確認してもらいつつ二人で滑りに行った。

平日で空いているかと思いきや、小学生の学童クラブが団体で来ていて滑りにくかった。女房には今まで一人で練習してきた成果を見てもらった。正直、「お父さん相当上手くなったね」と言われて悪い気分はしない。

調子に乗って滑っていたら、整氷後の少し水が浮いたところでスピード出してクロスステップを踏んでいる時に前にコケてしまった。もともと痛かった右ヒザを打ってしまった。滑走時間は2時間弱で帰宅。ヒザが痛い。

しばらくスケートは休めということだろう・・・