2021年7〜8月に読んだ本

読書量少なく、中断した本が多かった。それらは読了後に紹介する。

・飯田 洋介 著「グローバル・ヒストリーとしての独仏戦争」(NHKブックス)

book2021.18
タイトルの独仏戦争は、1870年の普仏戦争のこと。プロイセンは北ドイツ連邦を形成していたので独仏戦争で正しい。通常、陸軍の戦争としてとらえられる独仏戦争を、プロイセン海軍に焦点を当てて宰相ビスマルクがかなり危なげな外交に不安を覚えつつ戦争に突入した、という側面を描き出している。ビスマルクはそんなに強い政治家ではなかった。

・平山 亜佐子 著「戦前尖端語辞典」(左右社)
book2021.29
戦前の流行語、すぐに死語になってしまった言葉を集めた本。


・武田 砂鉄 著「マチズモを削り取れ」(集英社)
book2021.31
久しぶりに武田砂鉄のねちっこい評論。マチズモとはマッチョな男性中心の考え方を指し、これをさまざまな角度から批判する。

・姉崎 等・ 片山 龍峯 著「クマにあったらどうするか」(筑摩書房)
book2021.27
アイヌの姉崎へのロングインタビュー。クマの性質を知り抜いている姉崎に驚く。

・嵯峨 隆 著「アジア主義全史」(筑摩書房)

book2021.25
戦前右翼に関心があるので、こういう本はつい買ってしまう。

・ジョージ・オーウェル 著「動物農場」(角川文庫)
book2021.11
「1984年」に比べると入り込めない。

マンガ
・幸村 誠 著「ヴィンランド・サガ 25」(講談社 アフタヌーンコミックス)
・信濃川 日出雄 著「山と食欲と私 14」(新潮社 バンチコミックス)
・ヤマザキマリ・とりみき 著「プリニウス 11」(新潮社 バンチコミックス)
・魚豊 著「チ。地球の運動について 第4集」(小学館)


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