連休滑りまくり

11・12日と連休になったのだが、海の状況は悪く、スキーに行くのもゲレンデ練習では気力が湧かない。こういう時はスケートである。

11日は祝日なので首都圏の屋内リンクはどこも混雑するはず。女房と朝イチで滑ってくることにして、営業時間が9時からと早い「アクアリンクちば」へ。京葉道路経由で40分程度だ。海っぺりのリンクへ到着した9時20分ころにはすでに駐車場にかなりの車が。それでも何とか空きスペースを見つけられた。

アクアリンクちばの滑走料は1000円。江戸川スポーツランドの2倍である。上級者から初心者までが混走する混雑したリンクへ入り、それぞれフリー滑走。リンクの内側では例によってフィギュアスケーターの女の子たちと、小学生のホッケーチームのスキル練習が行われていて、チビッコホッケー選手の技に注目してしまう。華麗にバックでサークルを描いている。

実は、スケートは女房の方が上手い。ともに小学生の時は授業でスケートがあり、スピードスケート靴で校内のリンクで滑っていたクチだが、私の場合小学校入学前にあった近所のスケートセンター(中信スケートセンター)がなくなり、小学校3年生からはスキーのほうに関心が向いてしまった上にその年に右脚を骨折。高学年になってからは学校のリンクが潰されて、シーズンに2回程度木曽方面のリンク(木曽駒スケートリンク)に学校行事で滑りに行ったのみなのである。したがってスケートに入れ込む時機を失してしまった。

だんだん芋洗い状態になってきたが、中にはホッケーシューズの上手いお兄さんたちやハーフスピード靴の上級者が自在に間を縫って滑っている。ああいうふうに滑りたい。
11時過ぎに製氷作業が入ってブレイクした時に帰路につく。

翌12日、平日の空いた江戸川スケートリンクへ。9時過ぎから滑り始める。このスケートリンクは何時間滑っても500円と安くていい。さすがにリンク上の人数は10名程度で、スピードスケートの上手いじいさんが二人。ホッケーシューズは私の他一人、ほかは大人のフィギュアスケート教室のようだ。

スペースがあるのでスピードを出したり、ストッピングをしたり、片足に長く乗る練習やバックスケーティングの真似事をした。実は今までストッピングに自信がなかったのだが、何とか両足同時操作でストップできるようになった。できてみればスキーと同じだ。しかしその代償は3コケ。夕方になっても左の腰のあたりが痛い。
片足に乗るのもやや苦手。特に右足のアウトエッジに乗るのが上手くなく、アウトエッジに乗って右方向へ曲がっていくのを実感できるまで滑ってみる。人が来ないことを確かめてコーナーで右回転のクロッシングターンも試してみる。やはり左のクロッシングに比べるとスムーズには行かない。右足で外へ蹴り出す時の左足の動きがぎこちない。バックスケーティングは今日の段階では全然ダメ。今後の壮大な課題である。しかしそれなりに少しずつ進歩しているのが嬉しい。休みらしい休みも取らず、12時の製氷作業まで滑り続ける。スケート靴の中が汗でしっとりしている。