エムウェーブ再び

鍋倉山スキーツアーの帰路、つい寄ってしまったエムウェーブ。無料公開日で公開時間は残り1時間。無料だから1時間でも滑りたい。

だが肝心のマイスケート靴はない。しかたなく600円で借りる。アイスホッケー靴にする。館内入場すると、さすがにこれから帰る家族連れが多く、空いてきている。早速靴を履こうとするが、靴ひもの通し方が自分のと違うので緩めるのに一苦労。時間に追われて十分緩まないまま足を突っ込んだのでツアーでこさえたマメの部分が痛い上、どうも靴の形状が自分のものと相当違って足の収まりが悪い。

時間を気にしつつ、リンクへ。すでに氷はガッサガサ。これは覚悟の上だ。どうもエッジが噛まない。エッジを触ってみたら、案の定スピードスケートと同じ平研ぎだ。普通、フィギュアやホッケーは溝研ぎなのだが、レンタル靴なのでそんな面倒くさいことはしないのだろう。どうもブレードが横滑りして不安定だ。左足のブレードの靴との接合が自分のものと違って少し外側(脚の中心線より小指側)に着いている感じがする。靴への左足の入れ方も少し関わりがありそうだ。そういう関係で左のアウトエッジに乗れない。2〜3周して、余計なことはせず、時間いっぱいまで前進滑走あるのみと心に決めた。余計なことをすると変な感触が身に付きそうだし、マメは痛いし、いいことはないのだ。バックスケーティングはもちろん、エッジが横滑りするのでクロススケーティングもしない。

マイスケート靴でかっ飛ばす子供(スピードとホッケー)に抜かれ、ちょっと悔しい思いをする。スピードのスラップスケート(こういう競技用の靴で滑っている上級者を見れるのはエムウェーブならでは)のオジサンの後ろにつくこともできない。

足首が痛くなってきた。マイスケート靴ならそんなことにはならないのに。言い訳ばっかりだが、10周くらいしたところでそろそろいつ止めてもいいやと思いながら時計を見つめつつ滑る。残り5分で終了。靴を返却してそそくさと館外へ。さーて、6時回った。帰りの高速は大渋滞中だ。

藤岡ジャンクションの事故渋滞が上信越道まであふれてきて、通過に1時間以上かかるようだ。こうなると北関東道を使うことも諦めざるを得ない。あっさり吉井インターで下へ降り、254号から17号深谷バイパス、125号を使って東北道の渋滞がなくなる羽生インターから再び高速に乗って22時30分自宅着。

スキーにスケートに、充実した一日であった。