高原山のミツモチへ

普段の仕事では垂直移動が乏しい(それでも職場で1階〜4階まで何度も行き来しているがデータが取れないため不明)ので、人との接触を極力避けつつ単独ショート登山を敢行した。

高原山の今時分のツツジはきれいで、車で行かれる大間々・小間々あたりはそれなりに有名だが、多分混むので敬遠。南麓の県民の森キャンプ場近くから尾根のピークであるミツモチ(1248m)まで往復してみることにした。標高差は730mからなので約500m。先日の丹沢大山と比べれば半分だし、単独なので自分のペースで歩ける。

朝5時台に自宅を出て8時に県民の森キャンプ場上の植樹祭記念駐車場に到着。途中で1回コンビニに立ち寄った以外は車を降りる休憩なし。登ってくる途中で美味しい清水を汲んでくることは忘れなかった。駐車場はキャンプ場の駐車場に比べ巨大だが駐車している車は1台しかなく、戻ってきても5台くらいだった。これは穴場の駐車場だ。

8時15分、第2展望台経由で反時計回りに登り始める。緩やかな階段が続き、整備はされている。標高1000m近くになるとツツジがきれいに咲き始めた。第2展望台から矢板方面の平野と手前の赤いツツジを写真に収める。

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第二展望台から

ここから先は砂利道林道のつづら折れを串刺すように登山道が続いている。高度を稼いでミツモチ山頂直下の広場にでる。山頂にも展望台があったが、この標高ではガスが濃くて風が強くて長居はできない。山頂までにすれ違ったり山頂で休憩している人は全体で10〜15人程か。山頂直下の広場に戻り、いくつも設けられているベンチの一つでおにぎりを頬張る。まだ10時前だ。

風が強く寒い上、雨雲が西に近づいているので10時ちょうどに下山開始。帰りは尾根道をたどるルートで急下降になり、登山道は狭い。滑るほどではないが、西からの風が強く、尾根が狭く斜面が急なのでソロリソロリと降っていく。このルートを登りに使う人はかなり少なめで、途中で抜いた人が3人、登ってくる人は6人程度だった。特に間伐された杉林の上ですれ違った子連れの親子は山頂までたどり着くのはこの天候の中では相当大変に見えた。
下山はわずか45分で終わってしまった。雨もぱらついてきたので、車で別宅に向かう。

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