カチカチ練習

休日出勤の代休に練習しに行った。今回は吐月工房氏も一緒。
週末にかなり緩んだのちに冷え込んだので、おそらくどのゲレンデも下が硬い状態だろう。
湯沢まで行けばパウダーにありつけるが、ここはフラットなバーンで練習したくて、メンズデーの設定がある湯の丸スキー場に向かった。

スキー修学旅行のバスの後ろについて地蔵峠まで登ると、駐車場がカチンカチンのアイスバーンになっている。ドピーカンで北アルプスまでバッチリ見えるが、おそらく気温はマイナス10度くらいだろう。イヤ〜な予感がするが、来てしまったので素直にメンズデー半額2,000円の一日券を買い求めて滑り始める。バーンは圧雪車によるコーデュロイ模様になっているが、もちろん硬い硬いアイスバーンである。アイスバーンの滑走は今シーズン初めてだ。のっけからバイブレーションがすごくて閉口する。

スキー修学旅行の中学生の団体を脅かさないように滑るが、彼らもこんな硬いバーンで初めてスキーを履くのは可哀想だ。アルペンボードに乗るボーダーだけがきれいなカービングターンを描いている。ボードは生理的に好きではないが、アルペンボードだけはカッコいいと思う。ハードブーツを不自然な角度で板に固定して滑るのは辛いとは思うが・・

午前中、第6ゲレンデでもっぱら滑り、練習に打ち込む。11時台に早く昼飯とし、12時から1時間半道路の反対側の第1ゲレンデで滑る。平日なので客は少なく回転率は上がるが、いかんせん下が硬過ぎてもう限界である。2人で「もう十分でしょう」と引き上げる。私たちだけが早上がりかと思いきや、アルペンスキーヤーたちも早上がりのようだ。そりゃそうだよね。

午後になって少しだけ駐車場の氷は緩んだようだが、車の回りを歩くだけでも滑って転びそうで恐ろしい。
帰りは佐久経由で内山峠を越え、下仁田から高速で帰路についた。往路も復路も、ゴトウビで混んでいたが、無事18時前に帰宅できた。