結局いつものコースで

日曜日は天気も良さそうで風もなさそうだったので、輪行して「つくばりんりんロード」でも往復してみるか、と思って輪行準備をしていたら、情けないことに前日夜、自転車の解体と組み立てがとても覚束ないことを痛感した。

昨年手に入れたスポルティーフは「フォーク抜き輪行」ができる仕様になっていて、後輪はそのまま外し、前輪は単体では外さず、スレッドステムからハンドルごと外し、フォーク部分から抜き取ってコンパクト化して輪行袋に収めることができるハズ!なのだが・・

まず、ブレーキ調整などを自己流でやっているうちにキャリパーブレーキのシュー間隔を狭くしていたようで(つまり遊びを少なくガツンと効くようなブレーキにしていた)、後輪のブレーキを開放してもリムは抜けるがそれより太いタイヤ(25ミリ)部分がブレーキシューに引っかかって抜けない。やむなくタイヤの空気を抜いて外してみたのだが、これではいちいち空気を入れ直さなくてはいけない。

次に、「フォーク抜き」の作業は手順が多くて面倒くさいので、普通のロードバイクのようにホイールだけ抜いて横着解体しようと思ったら、後輪同様にタイヤが抜けない。なんとか抜いたところで輪行袋に収めようとしたら、案の定フェンダー部分が嵩張って邪魔になる。では「フォーク抜き」にするかとかつて練習したようにブレーキワイヤをレバー根本部分から外そうとしたら(手元変速ではないのでできるのである)、ワイヤの張力があり過ぎてワイヤを外せず、八方ふさがりになってしまった。解体練習を一通りするだけで腰が痛くなる。

ということで輪行は先延ばしにし、再び自転車を組んで自宅発のサイクリングとする。日曜日の荒川CR、江戸川CRは交通量が多いので御免だ。いつもの江戸川・中川絡みの周回コース60kmとする。このコースは何度同じコースを走っても飽きが来ないのでいい。

しかし、しばらく暑い時期にサイクリングから遠ざかっていたのと、一昨日に30kmほど乗っただけで股関節が痛くなっていたので不安である。乗り始めてからすぐに股関節の痛みを思い出す。自転車に頻繁に乗っていれば20kmづつ2回休憩くらいで済むのだが・・最初の休憩は浦安の江戸川べりで予定通りの休憩、2度目以降は数キロごとの休憩になってしまった。

矢切地区を走りながら、右手にこんもりした森の丘と鳥居を発見したので、休憩も兼ねて寄ってみる。松戸の神明神社というそうだ。
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急な石段を登って、参拝してみた。鬱蒼たる森で、少しジメジメした感じの森だ。ここまで顕著な地形は、ひょっとして古墳なのでは?と疑ってみた。

再度走り始めても空腹とケツ痛で耐えられないので、11時に葛飾橋を渡る手前のコンビニで補給。このコンビニ、大手チェーン店なのに店内の商品陳列がちょっと異質で個性的。なんだかドンキのようにごちゃついている感じがする。陳列の仕方って全国どこに行ってもチェーン店だと同じように思っていたけれど、こういう店もあるんだ。

エネルギー補給して埼玉の三郷市へ入り、またまた広場のベンチで休憩。その後中川沿いの公園でも休憩。ケツ痛と4ヶ月のサイクリングブランクで情けないことになってきた。せめて「つくばりんりんロード」往復の距離(80km)は走りたかったが、こりゃダメだ。素直に帰宅することにする。

10月半ばにしては暑くなってきたのも堪える。最後に荒川に出て終了。これではいけない。長距離に耐えられるトレーニングと、素直に輪行のできる自転車の状態と自分の作業能力を養わないと。
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東四つ木の人道橋からスカイツリー