17東北巡業登山旅行(その4・月山と蔵王熊野岳)

8月4日(金) 晴れときどき曇り

月山リフトの運行開始は8時らしい。それを待って登ったのでは午前中いっぱいを使ってしまうので、登りはリフトに頼らず、牛首分岐まで1時間30分ほどハイクアップすることにした。
ガスっていた姥沢駐車場を6時30分に出発、自然保護協力金とやら200円を支払い、リフト駅を左手に見ながら山腹を巻くように登って行く。ガスはしだいに晴れ、1500mあたりから森林が薄くなり、月山の大きな山体が迫ってくる。登山路は木道になり歩きやすい。やはり朝から自分の足で登ってくる人は少ないが、それでも数組が頑張って登っている。
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月山とニッコウキスゲ

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1700mの牛首分岐で8時。この先は急登になるが、整備されていて歩きやすい。観光客でも足下さえしっかりしていれば十分に歩けるくらいの登山道整備が行われている。山頂の月山神社に8時45分着。お払い料金500円を払わないと山頂は踏めず、神社内部の順路も決められていて帰りにお守りなど買う羽目になってしまう。結局金のかかる山だった。
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月山神社とその奥に鳥海山山頂部
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南方に朝日連峰
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スキー部の練習

9時に下山開始し、リフト乗り場まで1時間。駐車場はガスっていたが10時30分に月山登山が終了した。

ここからは蔵王へ移動する。間違って旧道を鶴岡方面に進んでしまうミスをやらかしたが、無事月山インターから高速に乗り、途中のSAで食事を済ませて蔵王ロープウェイ乗り場に13時少し前に到着。
JAF会員優待割引でチケットを買い、ロープウェイを乗り継いで13時20分地蔵山頂駅着。機械力を使って登るのはとても楽だ。午前中は機械に頼らず登ったのだからいいだろう。
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熊野岳に向かって木道を歩く
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ワサ小屋のヤマンバ
まずは地蔵岳の巻き道を使って熊野岳への鞍部に出る。ワサ小屋跡などと言われていて、ヤマンバの像がある。ここは鞍部なのでひときわ風が強い。そこから熊野岳山頂に向かって岩場の近道をとり、14時少し前に熊野岳山頂に到着。他に誰一人いない。
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御釜の絶景

山頂の避難小屋を経て御釜が見える馬の背へ行き、そこからちゃんとした避難小屋を経て地蔵岳山頂に戻った。山頂部でも携帯の電波がつながり、余計な情報を得ながら歩いていたので、全く舐めたライトトレッキングをしてしまった。


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夕方、米沢駅で女房と合流。市内のビジネスホテルに泊まったが、料金が高い割にいまひとつのホテルだった。