シーズン初マイゲレンデへ

まだ年末からの滑走日数が少ないので、いつもは敬遠する正月明けの連休に単独スキーに出かけた。
今回は例年シーズン券を買っている会津高原高畑スキー場へ。天然雪に頼るスキー場の積雪量は乏しく、惨憺たる積雪量だ。それでもシーズン券を買い、Tシャツもゲットできる引換券を持っているのだから、一度は行かざるを得ない。別宅ベースで東京からの高速道路の時間をカットできる条件にあるので、それも試したかった。

連休初日の土曜日午後に仕事を終えて出発。いつものように常磐道を谷和原で降りて一般道をひたすら北上し、17時ころ別宅到着。東京の自宅から余ったカレーを持ってきたので、別宅では電子レンジでご飯を炊いてカレーを温めたら夕食完了だ。もちろん、野菜サラダくらいはコンビニで買った。
翌日朝も残ったカレーとご飯を食べて、6時30分過ぎ別宅出発。

連休中日なので塩原温泉の道路はハンタマ方面へ向かう車がやや多めだったが、日塩道路と別れてからはスムーズに県境を越えて会津に入る。しかし道路上に雪が全く見られず、それは中山トンネルを抜けても大きく変わりがない。とても1月とは思えない情景である。

高畑スキー場には8時30分ころ到着。2時間弱だった。広大な駐車場のアスファルト部分に停車することができたが、この日は千葉県の指導者講習会が催されるようで、滑走者は多めだ。センターハウスまでの道路も雪がないが、センターハウスをゲレンデ側に出ると、そこにはシーズン末期と見まごう雪原になっていた。ブッシュだらけでリフトまでスキーを履いて歩いていくことすら憚られる。
リフトは一応4本とも動いているが、ゲレンデの下半分の急斜面は雪不足で滑れない。しかし上半分はほぼ雪に覆われていて、ブッシュも若干出てはいたが滑走に支障があるほどではなかった。午前中はオレンジリフトとブルーリフトを中心に滑る。ブルーセンターやブルーインなど急斜面で非圧雪の斜面にも入ってみたが、あまり皆が滑りたがらないせいか、雪は削られず何とか滑れるレベルだった。12時ちょい前に昼食にする。結構レストランは混んだが、そこまでひどくはない。ここへ来たら私の定番はサバ味噌煮定食である。
午後、14時上がりを前提に13時30分まで滑る。一番危険なのはゲレンデボトムまでのセイフティーウェイ(迂回路)の滑走だ。従業員の方々が「雪出し」を懸命にされているのは痛いほどわかるが、雪が薄くて小石も露出しており、昼食時と終了時に2回滑っただけなのにスキー滑走面にキズが数本入った。一つは足元のエッジ近くに抉ったようなキズ。終了してため息をつく。

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高畑スキー場から三岩岳(左)・窓明山(右)

気を取り直して湯ノ花温泉共同湯に浸かり、帰路につく。塩原温泉の旧道での渋滞が懸念されたが、さほどではなく、塩原を抜けてからの関谷交差点で300mほどの信号渋滞。これは迂回ルートを知っているので事無きを得たが、迂回路がない塩原温泉街の旧道で渋滞したらひたすら耐えるしかない。

この日の夜は近くのスーパーなどで買った食材で夕食。ご飯は炊かず。
翌日の成人の日は高畑へは向かわず、近くの人工雪スキー場へ行くことにした。とはいえハンタマは多くの人が目指すし、リフト代は高い上に休日は駐車場代がかかる。比較検討した結果、ハンタマより少し奥のエーデルワイススキー場へ初めて行ってみることにした。ここなら別宅からの距離は短く、休日でも駐車場代は無料。リフト代は55歳以上でシニア価格になり、半日券で休日3,600円である。朝から昼までやれば必要十分、むしろ身体が悲鳴を上げる。昼に別宅に戻ってきて昼食とし、近くの温泉に寄って帰路につける。

予想に違わず、エーデルワイスにして正解だった。扇形のゲレンデの両脇にペアリフトが1本ずつあって、初心者や子供のほぼ専用ゲレンデとなっている。中心にある2本のクワッドリフトに沿ったコースを滑れば、人工雪なので量も多くてピステン整備もばっちりだ。さらに上部には天然雪の枯木ゲレンデもある。7時に別宅を出て8時に到着し、一番近い駐車場に入れることができた。8時30分のリフト運行開始から11時30分まで滑って十分満足して帰路についた。駐車場は結構一杯になっていた。12時30分には下界に降り、まず洗車して、別宅近くで1,000円以内で昼食を食べ(スキー場レストランだと1,000円を切るメニューはない)、近所の390円温泉で暖まって連休が終了した。あとはカーラジオで大相撲中継を聴きながらした道を走って帰るのみだ。幸い、東北道や常磐道の渋滞は軽微だった。
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エーデルワイススキー場から奥塩原の放牧場と会津方面の山々

雪面が流れていくだけの今回の動画 (約2分。335MB)