奥志賀高原でラストゲレンデスキー

3月31日、今シーズンのゲレンデスキーの有終の美を飾るべく奥志賀高原へ行った。
月が変われば春スキー料金になるのだが、混みあう週末より空いた平日の方がゲレンデスキーは楽しいのでそこはケチらないことにした。今回のスキー旅はいろんなところで値段を考慮できない旅になって財布にはキビシイ。3日間有効な高速道路のウィンターパスは4日間の旅になったので適用できず、宿泊は一人なので割高、リフト券も通常シーズン料金・・まあそういうこともあるさ。

前日松代で宿泊したので、9時過ぎに奥志賀高原の駐車場着。かなり暖かいので朝から履いてきたタイツの上にスキーパンツ、上半身も薄着にしてその上からスキージャケット。胸元のファスナーは下げ気味。それでも途中からスキージャケットのピットジップを半開きして風を取り込んだ。しかし顔は日焼けしたくないのでバラクラバ。本当はバラクラバでは暑いのだが、家から薄手のネックチューブを持って来るのを忘れた。

他のゲレンデに比べてもお高い奥志賀エリア限定の一日券を購入。来シーズンからは志賀高原でもシニア券を買えるはずで、最後の一般大人料金になるのか??今までもシニア料金の年齢引き上げに何度となく泣かされてきたから不安要素は残る。全山リフト券はこの時期ゲレンデが繋がらなくなっているので購入はしない。飽きても一日奥志賀高原でがんばる。車も置いてあるし・・
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奥志賀高原ホテル前

さすが平日、リフトはガラガラである。第2高速リフトで標高1,900mまで上がって、第3リフト沿いの中斜面とエキスパートコースを繰り返し滑る。午前中の一本目はエキスパートコースもフラットで急斜面の途中で休むことなくテレマークターンで攻め続けることができたが、徐々に気温も上がり、自分も含め滑走者が柔らかい雪を蹴散らすので滑りにくくなっていった。
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朝のエキスパートコース。長い!向こうの山は苗場山や鳥甲山

ゴンドラ下のダウンヒルコースも何度か滑るが、コースが狭いので荒れるのが早い。11時30分にゴンドラ乗り場近くのサン・クリストフで昼食。ここもさすが奥志賀でお高め。パン昼食にしたら軽く1,000円になってしまった。このレストランにはスキーショップのNORDが併設されているので覗いてみたら格安ネックチューブを発見。昼食代は嵩んだが、1,100円のさらに1割引(つまり990円)でネックチューブ購入。これで暑いバラクラバとはおさらばだ。
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奥志賀ゴンドラと奥岩菅山

午後はいったん駐車場まで降りて、午前中使っていたK2ピナクル95とスカルパターミネーターXを片づけ、今シーズン最後のATスキーに交換。ブラストラックブレイザーとスカルパマエストラーレの組み合わせ。荒れてディープザラメになったコースを滑るにはテレマークより楽なはず。思った通り楽ではある。しかし午前中に試しに入ったコブコースではテレマークと同じ結果となり敗退。コブを滑るのは集中して何度もトライしないためか、いつまでたっても上手くならない。うまく滑れないからコブコースに入らないの悪循環。
エキスパートコースの急斜面は、午後になってところどころ下地のアイスバーンが露出し、その周りに削られたザラメ雪が積もっている状態で大変滑りにくい。午前中ノンストップで滑れた斜面で途中3回も休憩する有り様。リフトは16時過ぎまで動いていて宿も車でひとっ走りなのでできる限り長く最後のゲレンデを堪能しようと思っていたのだが、これでは滑っていても楽しくないし、体力が削られた。翌日はステップソールで山に入るつもりなのでそこそこにしておく。15時近くに終了し、ゆっくり片づけて宿に向かう。
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疲れたので第3高速リフト降り場にあった展望所のベンチでひっくり返って空を見た。

yukiyamaアプリによれば、この日のリフト乗車回数は18回(ゴンドラと長い第2高速リフトがある奥志賀で18回はかなり多い)、滑走距離30km(滞在時間6.1時間)、最高速度51.8km(午前中のテレマークスキーでたたき出した)。テレマークで瞬間速度50kmを上回ったのは初めてだ。
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宿へ向かう途中の清水公園。翌日のための飲料水を補給。昨年314日の焼額山スキーの帰りに寄った時とは雲泥の差